8/28(日) U15ガールズ大会 駒沢SCに2−4 敗退 十文字大学で行われたU15ガールズ大会2回戦ですが、残念ながら2−4で駒沢SCに敗れたと、山田監督から連絡を受けました。 敗因は・・・ 「実力の差です。パワープレーにDFが対応できませんでした。そういった練習はしてませんからね・・・でも、2得点は、良いシュートでした。」 紅白戦や、中高生同士で戦うことのデメリットは、同じようなサッカースタイル同士の対戦となるので、自分たちと違うスタイルのチームとの対応能力が育たない・・・「ロングボールをしっかり跳ね返し、セカンドを拾う。ラインを下げすぎず、GKがスイーパー的なポジショニングをとる。」・・・そういった練習が、ほとんどできていないのが文京学院中高の現状です。空中戦に弱い・・・ 「勝利を導かないパス回しのサッカーって、ただの自己満足ですよね。この前、選手に、「何でパスをつなぐかわかる?ゴールを決めるために、パスをつなぐんだよ。」って、言ったら、ほとんどの子が、驚いていました。選手たちは、いつの間にか、パスをつなぐことだけに必死になっていて、ゴールを意識しなくなっちゃうんですよね。」 体験練習会のために学校に戻ってきた山田監督は、しみじみと語っていました。 本日の体験練習会は、史上最小の数でした。(小学生2名 中学生2名) 参加してくれた選手たちは、最初は数の少なさに驚き、緊張気味でしたが・・・最後は笑顔で帰ってくれたので、良かった! 8/27(土) U15ガールズ大会開幕〜高校生は晴海総合・日大櫻丘と対戦 U15ガールズ大会が行なわれている西調布サッカー場に、学校を8時過ぎに出て、向かいました。「武蔵野の森公園の駐車場をご利用ください。」と、ホームページに書いてあったので、武蔵野の森公園の住所をナビに入れました。しかし、私が駐車したのは、まったく逆側の駐車場だったようで、30分探しても、グランドが見つかりませんでした。山田監督の、「アジスタがすぐ近くです。飛行場があります。団地もあります。」という情報をたよりに、探したのですが・・・そこで、ベルタの宮澤監督に電話をして、場所を聞いてみました。すると、アミノバイタル側であることが判明・・・宮澤監督からの情報は、「西調布の駅を背中にして進んでいくと、公園があって、その先のどこかで曲がると、駐車場に出る」という、これまた曖昧なものでした。いろいろ探してみるののの、見つからず、狭い道に入ってしまったり・・・心が折れて、「もう帰ろうかな・・・」って、思った時に、目の前にサッカー場が見えてきました。そして、ココスを左折し、大沢グランド通り 沿いにある 武蔵野の森公園駐車場を発見・・・そこに駐車し、急いで試合会場に向かいました。到着したのは、後半開始7分後でした。 1回戦の相手は、足立LSC・・・大輪かりん選手(中2)がお世話になったチーム・・・ 後半は、大輪選手がフリーキックを直接決めるなど、随所で活躍していました。 夏休みを通して、合宿や遠征で磨いた力を、100%出し切った・・・とまではいきませんが、成長した姿を見ることができました。 前半3点、後半3点、合計6点をあげ、1回戦を勝利しました。明日は、強豪、駒沢SCと対戦です。 11:40 十文字大学(新座) 西調布のグランドを11時20分に出て、学校に急行しました。学校集合は12時・・・ギリギリかと思いきや・・・山手トンネルで事故渋滞・・・10分遅れで、到着となりました。自家用車を置き、バスで晴海総合に向かい、12時45分到着・・・13時30分より、晴海総合高校と、U18予選を想定した35分前後半の試合を行いました。 公式戦かと思うような、集中したゲームができました。終了後に、思わず両ベンチに挨拶に行き、自分たちのベンチの前にも整列してしまい・・・「練習試合だよ」と、ベンチメンバーから声をかけられ、「あっ・・・そうか・・・」と、我に帰る池田主将・・・ 結果は0−0でした。2011 KANTO CHANPION と、胸に刻まれた赤のゲームシャツ・・・スーパー都立に、貫禄を感じました。文京はチャレンジャー・・・今日のDF陣は、必死に頑張り、それが、引き締まった試合の原動力となりました。 GK 野田 DF 進藤・佐藤・宮田・青柳 MF 池田・横山・新井・中川 FW 松井・三浦 15時から、高校リーグ最終節、日大櫻丘と、対戦しました。晴海とのテストマッチにフル出場した選手を除いた選手で、チャレンジしました。内容的には、一進一退の戦いでしたが、決定機を決めた文京が3−0で勝利しました。 GK 横須賀 DF 黒川・新井・秦・鈴木 MF 大塚・渡部・横山・稲葉 FW 和田・新山 交代 柏木→横山 岩井→稲葉 旭→岩井 8/26(金) FC ベルタ と練習ゲーム 現在の東京が関東で上位にいられるのは、東京の女子U15年代の技術向上がここ数年で飛躍的だったからであることは間違いありません。先日、LIGAで優勝した幕張総合が、急成長を遂げたのも、JEFレディース・千葉エンジェルス・VIDAという、千葉県のU15年代のチームが切磋琢磨したことが、要因であると思われます。栃木には、手塚さんが率いるブランカがあり、茨城には、つくばFC・鹿嶋LSCがあり、神奈川にはシーガルス・YSCCがあり、群馬には図南・ホワイトスターがあり、山梨には武田消毒があり、そして埼玉には、全国4連覇の浦和レッズを筆頭に、戸木南ボンバーズ、FC熊谷女子、白岡SCLなど、着実に選手の「心・技・体」を育てるチームがあり、古豪埼玉県の復活に大きく寄与しそうな可能性を秘めている・・・と、先日の、Ligaの懇親会でも、話題になりました。草津カップU15大会の時にも、たくさんのU15年代の指導者の方と、お話することができ、その情熱がひしひしと、伝わってきました。 そして、今日は・・・東京のU15年代の技術を長年に渡り担当してくださっている、宮澤光一氏率いるFC ベルタと、練習ゲームを行いました。試合開始早々から、巧みなパスワークで攻め込まれ・・・見事なクロスから先制されました。レッズの選手が試合を見つめるという緊張感のある中、レッズ出身の大塚選手が、点をとりかえし、何とか1−1に・・・本当に、技術が高く、全員が共通理解をしているという、意志が伝わるサッカーをする良いチームでした。さすが・・・宮澤監督・・・ 記念写真をとるのかと思いきや・・・ベンチと一緒に・・・という意味の円陣でした。オシャレですね!! (写真左)DFからFWにコンバート・・・新山選手の新たな挑戦です。新山→稲葉の得点は、なかなか良いコンビネーションでした! (写真右)清水あやめ選手(大学1年)が、中3の後輩を連れて、練習に参加してくれました。「家を買って、車を勝って、ホームパーティーするから、みんな来てね!」と、バスの中で、あねごぶりを発揮していました。 ベルタの選手たち、今日練習に参加してくれた選手、どの選手も、非常にレベルが高くて、驚きました。文京に来てくれれば、他のチームにとって、脅威となり、他のチームに行けば、文京にとって脅威になる・・・いずれにしても、競技人口が多く、切磋琢磨することができる東京という環境がしばらく続きそうだ・・・と、U15年代の指導者の方々に、敬意を抱きました。 と、同時に、中学年代でしっかり育てておかないと、「授業料は無料、グランドがある、トレーニングマシーンもある、監督はイケメン、学校のレベルも高い、関東で優勝、全国ベスト8」という、某スーパー都立に、太刀打ちできなくなるなあ・・・と、思いました。 明日は、今年の一番人気、スーパー都立、晴海総合高校にお邪魔し、お相手していただくという予定でしたが、雨ですね・・・ 8/24(水)〜25(木) Liga Student 2011 ファイナル Liga Student 2011ファイナル・・・鹿島ハイツに、出向きました。 しかし、千葉方面は、激しい雷雨・・・本部では、スポマネ脇田社長がパソコンで、日野先生がスマホで、気象状況を常にチェック・・・ なかなか雷雲が抜けず・・・約1時間30分ほど、バスの中で待機となりました。 スケジュールを変更し、14時30分からスタート・・・文京学院の相手は、筑波大学でした。 幸運にも、筑波大は、関カレの調整ということもあり、現状のベストメンバー(怪我人を除く)での試合を文京学院に当ててくれました。 春に卒業し、筑波大学に進学した伊藤瑞希選手も、スタメンフル出場していました。チームでは、相変わらずの天然ぶりを発揮しているようですが、豊富な運動量で、動き回っていました。松井選手のラストパスをダイレクトで「ここしかない!」というコースに三浦選手が決め、1−0と先制しましたが、前半終了間際、見事なミドルシュートを決められ、1−1に・・・後半は、U18予選で怪我人が出たことを想定し、数名の選手を交代して、試合に挑みました。すると、やはり、試合慣れしていない選手は、判断ミスを重ねてしまい、そこを埋めようとするスタメン組が、必要以上に動いてしまい、バランスが崩れ・・・ファールで止めなくてはいけないような状況をつくり、そして、そのセットプレーでやられる・・・という、最悪のシナリオとなり、1−2で敗退。しかし、経験を積まないことには、いつまでも試合に慣れないので、ぜひこの試合を無駄にしないように・・・ 翌日、太田商業、高崎健康福祉大という、群馬勢と対戦させていただきました。この2試合で、8得点(太田商業戦6点、高崎健康福祉大戦2点)をゲットした三浦選手が、Liga Student 2011の 得点王になりました。そして、今回の優勝は、幕張総合高校・・・高校チームがLiga の頂点に立ちました!おめでとうございます! 日野先生(本庄第一高校)の仕掛けと、筑井さん(毎日新聞)の協力で、ますます発展するLiga Student・・・ 2012年には、関東・関西・北信越・東海で実施されることになる・・・恐るべし行動力・・・ 「今のままでは、なでしこのブームは、一過性のもので終ってしまいます!大切なのは・・・」と、語られた筑井会長・・・ いろいろな面で、選手が、そして我々指導者がやらなくてはならない大切なことが、見えてくる大会でもありました。 8/26 スポニチ全国版記事より 関東は幕張総合高、関西は愛媛女子短大が優勝優勝校はそれぞれ幕張総合高校(関東)、愛媛女子短大(関西)で、関東リーグに設けられている大会MVPには堀口佳織(幕張総合高)、得点王は18得点を挙げた三浦梢(文京学院大女子高)が受賞した。 ▽関東リーグ最終順位 (1)幕張総合高(2)武蔵丘短大(3)十文字高(4)湘南学院高(5)JAPANサッカーカレッジ(6)山梨大(7)尚美学園大(8)神奈川大(9)関東学園大(10)本庄一高(11)筑波大(12)日本航空高(13)文京学院大女子高(14)高崎健康福祉大高崎高(15)成立学園高(16)太田商高(17)村田女子高(18)横浜翠陵高(19)埼玉栄高 ▽関西リーグ最終順位 (1)愛媛女子短大(2)日ノ本学園高(3)姫路日ノ本短大(4)大阪体育大(5)大阪桐蔭高(6)吉備国際大(7)武庫川女子大(8)岡山作陽高(9)姫路独協大(10)大商学園高(11)京都精華女子高(12)神戸親和女子大 学校に戻り、中学生の六義園での練習に顔を出しました。「成長しているなあ・・・」と、思える選手が何人もいました。 将来、この中から、代表選手が生まれ・・・そんなとき、この六義園を思い出すのだろうか・・・この仲間を思い出すのだろうか・・・ 山田監督を思い出すのだろうか・・・きっと思い出して、「あのころがあったから・・・今の自分がいる」と、思ってくれるだろう・・・ と、いろいろとまた妄想しながら、練習を眺めていました。 鹿嶋に参加しなかった特進クラス+補習召還生徒 9名も、練習に参加しました。 「学校に戻って、また練習してよいですか?」という、キャプテン池田・・・ 最初は「NO」と、言いましたが、情熱に負けて、学校に戻り、許可申請を書こうと思ったら・・・ 私の中で雷が落ち、練習中止・・・鹿嶋では、筑井会長に、「文京の選手たちは、人間的に優れた選手が多いよ。最近では、チームに一人か二人くらいしかいなくなってしまって、それが、まわりにかき消され、見えにくくなっている・・・そんなチームがほとんどなんだけどね。文京は5人〜6人くらい、しっかりした子がいるから、全体的に良い雰囲気をつくっているんだよ・・・とっても。」と、褒めていただき、ちょっと調子に乗っていたのですが、まだまだ自分のことしか考えていない、回りのことに配慮できない・・・そんな選手が少なくない・・・ということがわかり、練習どころではない!と、戒めました。 明日は、ベルタとの練習試合です。鹿嶋の二日目と同じ18人で挑みますが、よろしくお願いします! 8/23(火) レッズランドにて練習 特進クラスの生徒と、補習に呼び出された生徒以外の18名で、トレーニングを行ないました。 最後の紅白戦も、9対9・・・体力的にはきついですが、なかなか良い経験になったと思います。 ゴールの奥のフットサルコートでは、レッズユースがトレーニング・・・U18大会で、戦うことになるか・・・ と、いろいろ妄想することができました。埼玉は、本庄第一高校とレッズユースの2チームがU18大会出場を決めています。 8/22(月) オフ明けのフィジカルトレーニング オフ明けという事で、以前から行いたかったストレッチの指導を、1時間かけて行いました。その後、股関節周囲の筋肉のトレーニングを行いました。 ももの裏側の筋肉を伸ばすにしても、その伸ばし方は1つや2つではありません。選手個人によって伸ばしたいポイントも変わるので、そのバリエーションは数え切れないほどになります。 普段行っているペアストレッチからセルフストレッチの方法まで、下半身をメインに腰や膝や足首に負担がかからない体勢を含め、細かく指導しました。 これから股関節周囲の筋肉を鍛えていく事もあり、股関節の柔軟性獲得は必須ですし、股関節の障害を予防するという観点からも重要なことです。 ストレッチが体質化し、なおかつ自分の伸ばしたい筋肉を伸ばせるようになるまでは時間がかかりますが、コツを掴んで、自分の体の貴重さがわかるまで挑戦し続けてほしいと思います! 後半のトレーニングは地味であり、きつくもある種目にしました。基本的には、どのトレーニングも地味ですが、オシャレに多感な年代だからこそ、あえて地味なトレーニングをやらせる・・・選手たちが純粋でよかったです。。。「泥臭く!汗臭く!!」これからのテーマにしたいと思います! 今回驚いた事は、オフ中も全員が何かしら体を動かしていた事です。何人かは体がだるだるになって来るかと思ったのですが(僕が1番だるだるでした・・・)改めて意識の高さを感じました。意識の高い選手がこれだけいれば、意識の高い新入生も集まるのではないかと思います! 久しぶりの榊さんも中々の動きでした!(鈴木照将) |