8/4(土) 第1回インターハイ 優勝は日ノ本学園






記念すべき第1回インターハイ開催にあたり、長野県高体連サッカー専門部の木下先生、丸山先生をはじめ、多くの方々にご尽力いただきましたこと、この場をお借りして、御礼申し上げます。

優勝した日ノ本学園の上嶋監督が、優勝インタビューで、我々運営サイドに労いの言葉をかけてくださった瞬間、「終ったんだな」と、胸が熱くなりました。

代表者会議の時、「ホンマ 世話になりました。」と、第1回インターハイ開催に対してお礼を言いに来てくださったのも、上嶋先生でした。それだけの配慮ができる余裕があったということが、優勝の勝因だったのかな・・・と、あらためて思いました。

「感謝の気持ちを持って・・・」と、よく言葉にする人が多いですが、本当にそう思っているのかは、その人の目を見ればわかる・・・

日野先生も、表彰式の後、自分に合掌してくださいました。その目には、「本当にありがとう。」という言葉が伝わり、感慨無量でした。

インターハイ成功のために、力を貸してくれた 技術部会の先生方・・・翠先生(神奈川)、八鍬先生(山梨)、堀先生(埼玉)、森先生(千葉)、本木先生(群馬)、大久保先生・大沼先生(茨城)、審判も技術もなんでもこなす・・・能力があるがゆえにインターハイに借り出された成立学園の中野進治先生・・・途中から顔を出し、みんなの癒しになった小尾先生(東京) 

どうなるかわからなかった1日目に、マッチインスペクターを引き受けてくださった、松本先生(福島)、奥村先生(広島)、吉岡先生(静岡)、白井先生(山梨)

来年の佐賀インターハイに向けて、毎日動き回り、視察のレポートを遅くまで作成し、22時くらいから、ホテルの隣のナポリで食事をとるという忙しい生活を送られていた野田先生(佐賀)

今までは、男子の先生方の中に、ひとり女子部の代表として入り、心細いことが多々ありましたが、今回のインターハイで、仲間がたくさんできました。

帰り道、レンタカーのカローラに、小尾先生、中野先生、そして、常盤木学園の阿部先生とトランク4個を載せて・・・日暮里まで・・・

阿部先生は、ロンドンに行き、オリンピックの観戦だそうです。

敗れても特に落ち込むことなく、「上嶋は優勝したらタバコやめるっていうから、上嶋の健康のためには、良かっただろ!」

と、豪快なギャグを飛ばし、車内の我々を笑わし続けてくれました。

「東京のサッカーは、今のままではダメだぞ!」と、いろいろ教えてくださいました。

第1回を乗り越え、本当にほっとしています。

皆様、ありがとうございました!!

詳細は後日・・・今日から静岡のエスパルスカップに行ってまいります!

7/29(日) 全日本選手権都予選決勝 十文字に1−2で逆転負け・・・

12:00 下宿第三グランド   文京学院 1(1,0)−2(0,2) 十文字

先発 GK 野田  DF 進藤・佐藤・宮田・大塚  MF 黒川・秦・横山・三浦  FW 池田・中川

交代 新井→大塚   和田→黒川


今回は、かなり自信がありました。私も、選手も・・・

しかし、石川遠征の練習試合で左SB滝口選手がシュート体勢に入っているところにスライディングを受け、足首の靭帯を損傷・・・
インターハイ予選では、青柳選手が1週間前に前十字・・・今回は滝口選手・・・
高校選手権前には、御払いに行くことを決意しました。

サイドバックからの攻撃が文京の脅威になってきた今日この頃・・・滝口の欠場は、あまりにも痛い!!

滝口のポジションに誰を埋めるか・・・試合を見ることなく、私は松本に旅立つことになりました。
3年生たちとは、旅立つ前に私のプランを話しました。しかし、翌日の試合を実践しながら3年生が出した提案は、
「ボランチ、FWは、リズムを変えたくないです。だから、配置をいじらず・・・サイドバックに、大塚で!」というものでした。

いきなり左サイドバックを任された大塚は、果たして、機能するだろうか・・・宮田選手の隣、三浦選手の後ろ・・・これで伸び伸びプレーできるだろうか???と、松本に行く道のりで考えましたが、ここは、自分のための試合じゃない、選手たちのための試合だ・・・ということで、選手たちの選択を信頼することにしました。

キックオフ・・・大塚選手は、見事に期待に応えてくれました。守備という点では、十分な仕事をしてくれました。そして、待望の先制点が生まれました。三浦選手が、相手DFの一瞬のミスを逃さず、落ち着いて決めました。黒川選手の抜け出しから1対1の決定機もつくれ、前半は、十文字の攻撃をしっかり受け止め、速攻から決定機を演出するという、十文字キラーの文京らしい戦いが出来ていました。

「あと、40分・・・20分×2本だと思って頑張ろう!」と、ベンチで声をかける池田・・・しかし、選手たちはバテていました。
そして後半スタート・・・コーナーキックのチャンス・・・ここで、2点目をとりに行けば良かったのかも知れません。
1点を守ろうとしてしまったことが、ダメだったのかもしれません。
宮田・佐藤の両センターバックが、CKに参加せず、守備に入り、カウンター対策をとるという消極策により、十文字は守備に主力選手を配置する必要がなくなり、逆にカウンターを仕掛けやすくしてしまう結果に・・・今更ですが、失敗でした。

あの時、「おい!弱気になるな!宮田が行け!2点目を狙え!」と、声をかければ良かった・・・と、そこだけ後悔が残りました。

そして、CKのクリアを拾われ、カウンターから、失点・・・勢いに乗る十文字に、すぐに追加点を許してしまいました。
ここで、DFを固めるために、秦をサイドバックに配置。今日で引退を決意した、長野のラッキーガール、新井ひかるを投入。

最後まで、我武者羅に走る池田・・・何か起こるかもしれないという期待を持たせてくれましたが・・・全体的には運動量が落ち、ボールを動かしながら人が連動してゴールを狙うというようなことは、全く出来ませんでした。


最後は、体力差が出てしまい・・・今回は、「菊池トレーナーに負けた!」という気分です!!
石川では、菊池さんがチームを指揮していましたからね・・・やられました!!友達だと思ったのに・・・なんちゃって・・・

鈴木トレーナーからは、「来月まで、追い込みをかけます!」と、寂しげなメールが届いておりました。
でも、鈴木トレーナーのおかげで、玉際は勝負できてますから!!これからもよろしくお願いします!!


今日で、新井ひかる、岩井梨紗、新山綾乃の三人が引退を決意。普通の女子高生には戻れないと思いますが、進学に向けて、勉強に専念します。池田選手が母に頼み、「引退の祝宴を」と、新座駅前のお食事処で、3年生9人と、その保護者の皆様で、会を開きました。私も学校にバスを置いて、再び新座に戻り、会に参加しました。


「決勝で負けたことは、もう切り替えた!高校選手権では、絶対に負けない!でも、3人とお別れすることの悲しさは、まだ切り替えられない・・・」と、池田選手は、座敷を犬のように、転げまわっていました。

昨年の決勝(十文字)は、3点とられて、相手がメンバーを変えて、ようやく1点取り返して 1−3
今年のインターハイ予選(飛鳥)も、3点とられて、相手がメンバーを変えて、ようやく1点返して 1−3

しかし、今回は、1点先制した!!ここにチームの成長を感じる!!

と、集合の時は選手たちを褒めました。

しかし、しかし、しかし、もっともっと、できたはずです。好調なときは、あんなにパスミスしないはずです!!

つまり、このままでは、高校選手権でも、同じ涙を流すかもしれない!!

プレッシャーに負けず、いつも通り、いやいつも以上にできるように、2年生が成長すれば、必ず9月は、優勝できる!

そう信じて、またゼロから再スタート!!

今日は、3位決定戦で原志帆選手(慶応大)がピッチに立っていました。なんと、センターバック!!


先日、石川遠征に私の変わりに参加してくれた、横内先輩からは、こんなメッセージが届いていました。

二日間、石川遠征に帯同させていただきありがとうございました。
3年生が本当にしっかりしていたので私は特にすることもなく。といった感じでした。
池田のキャプテン、すばらしいですね。二日間という短い時間でしかたが、久しぶりに文京サッカー部と一緒の時間を過ごさせていただいて、いろんなことに必死に頑張るみんなの姿を見て、大切なことをたくさん思い出しました。

正直、辛いことのほうが多いのかもしれません。体力的にも、気持ち的にも。両方、ギリギリの中で頑張れるのは、一緒に真っ直ぐに頑張れる仲間がいるからこそで、そして先生や保護者のサポートがあるからだと。卒業して、客観的に見れるようになって本当に思います。
辛いこともたくさんあったけど、あの日々が宝物です。戻りたくても、戻れないですが。
でもつらい時に思い出すだけで、グッとこらえて頑張るパワーになっています。部員のみんなには、今を大切にして、全力で頑張ってほしいです。

今日で一区切りにする子もいるようですね。これからは同じ時間を過ごすことは少なくなってしまうかもしれないけど、
一生繋がっていられる、大切な仲間だと思います。寂しいけど、それぞれ頑張ってもらいたいなあと思います。

本当にいろんなことを感じた二日間でした。部員のみんなと先生に、とっても感謝しています。

お手当てのお金ですが、昨日青柳に預けました。こんなにいろんな刺激や感動をもらったのにお金までいただけないです。
今日も暑いので、みんなの氷などに当ててください!勝ったらアイスでも。(笑)

先生もハードスケジュール、本当にお疲れ様です。お体に気をつけて、無理しすぎず頑張ってくださいね!

では、今日の大一番、素敵な結果を期待しています。


と・・・素敵な結果にはならなかったと思いますが、高校選手権では、絶対に素敵になれるよう、教師生命をかけて頑張ります!

ちなみに 素敵 とは できすぎ の 倒語 すぎでき が 変化して すてき になった という説と
すばらしい(=とんでもない・ひどい) という 意味の す に 接尾語の てき が ついた という説があるそうです。

今日の試合は、後者の意味で・・・ とんでもない 悲しい 結果 ということで 素敵な結果
9月には、前者の意味で・・・ 出来すぎ!ということで 素敵な結果を 期待していてください!

私は7月31日〜8月4日まで インターハイの運営で 松本に滞在します。
その間は、山田コーチにガッチリ鍛えてもらいます!!

7/28(土) 代表気分の調整合宿@石川県和倉温泉

石川遠征アルバム

第2回のインターハイの開催地が未決の頃・・・石川県和倉温泉のグランドで・・・という声があがりました。その時に視察に行った日野先生は、その環境に一目惚れでした。しかし、関東からは7時間・・・ネックになるのは、「距離」でした。

その後、北信越Ligaの会議で、私も和倉温泉に出向き、グランドを見させていただきました。そして、私も、同じく、一目惚れ・・・でした。「石川県にも女子サッカーを普及させたい。」という、星陵高校の川崎先生の声を日野先生が受けて、そして、スポマネ脇田社長が協力・・・今回のフェスティバルが実現されることになりました。

7月29日に全日本都予選の決勝が行なわれる東京のチームにとっては、26日〜29日という大会日程は、厳しいものとなりましたが、28日に帰京することをOKにしていただき、さらに、前泊の1泊を、飛行機パックの宿に泊まることもOKにしていただき、早々と大会にエントリーしました。しかし、7月27日15時と28日10時に、松本で全国高体連サッカー専門部の常任委員会、委員長会議が行なわれるため、私にとっては、石川→松本、往復700kmを移動するハードな遠征になる・・・それでも、記念すべき第1回、しかも、インターハイ開催地域の北信越でということなので、覚悟を決めて参加しました。

往復の交通手段は、当初から「飛行機」を選択しました。宿泊パックで押さえれば、最安値で30500円。プラス現地での宿泊費、レンタカー代、空港から和倉温泉までのタクシー代、弁当代・・・を入れても、1名当たり48000円の集金でおさまるという試算を立てました。「セレブ文京!」と、言われるかもしれませんが、意外と安い飛行機宿泊パック!!

しかし、私は・・・28日、松本での会議終了が12時だったため、能登空港(16時5分発)には間に合わず・・・小松空港になんとか16時20分に到着し、レンタカーを返却し、無事チェックイン。私だけは、帰りの飛行機代だけで、24000円かかりました!!日本の飛行機運賃というのは、こんなに格差があってよいのでしょうか!!と、疑問に思いつつ、自分へのご褒美ということで、4000円アップさせて、プレミアムクラスに初めて乗りました。往復750km・・・プリウスでも給油しなければならない移動を終えて、ほっと一息・・・選手たちは、追っかけママさん5名と、横内コーチが、無事に引率してくださいました。

今回、部員たちを公共の交通機関で引率しましたが・・・おそらく、私にとっては、初めてのことでした。いつもは、バスの中に閉じ込めて、世間に迷惑がかからないようにしているのですが・・・しかし、今回、空港での態度、機内での様子を見ていて、親バカかもしれませんが、本当に素晴らしかったと感動しました。空気を読みながら、騒がず、迅速に行動できる・・・3年生たちが、キビキビと行動し、それに下級生がしっかりついていっている様子を見て、おそらく、他のお客様も、感心していたと思います。「どこの高校だろう・・・しっかりしているなあ・・・」と。

道の駅「のとじま」のレストランに、25人の団体でいきなり押しかけたとき、最初は、嫌な顔をしていた食堂のオバちゃんが、最後は、

オバちゃん 「本当にみんな素敵な子達だね〜テニス部かい??」
池田 「サッカーです。」
オバちゃん 「え〜!!カッコいい!!今話題のなでしこ!!未来のなでしこだね!」と、大興奮・・・

こうして、ピッチ以外のところでも、愛される・・・そんなチームの指導者でいることを誇りに思える遠征となりました。

一方、高校1年生を中心とした、フレッシュチームは、草津温泉サッカー大会に参加しました。合宿中、走りきれず、具合が悪くなる選手が多発と・・・清水の合宿までに、体力をつけておかないと、本当にマズイです!!

おそらく、7強の中では、一番走りこみをしていないチームですから・・・それに甘えていると、試合に出ていない選手は、走れないままで終ってしまいます!!各自の意識向上を!!

さて・・・いよいよ、十文字との決戦です。

準備は万端!!と言いたいところですが、今大会大活躍だったある選手が怪我で欠場となりました。しかし、きっと、それを埋めてくれるだけの力はあるはず!!
それがいい訳にはなりません!

石山監督も、絶対に負けられないと、気合十分です。
私も、絶対に負けたくないです!!

お互い、この真剣勝負を楽しみましょう!!

7/24(火) 週末の大一番に向けて

全日本女子サッカー選手権大会東京都予選 決勝

7月29日(日) 12時〜  下宿第三グランド

十文字高校 VS 文京学院大学女子高校

昨年と同カードの対決。

校長先生は、慶応との対戦となることを予想し、出張先のシンガポールから、「慶応をKO!」と、選手たちにメッセージを送る計画を立てていたそうで・・・
「三文字だけど十文字 十文字だけど文京学院大学女子高校 勝つのはどっち?」は、もう使えないし・・・と、頭を悩ませておりました。

昨年の決勝戦では、DFの要、宮田選手が警告累積のため欠場。それでも必死に頑張りましたが、フリーキックからの失点を契機に3失点。相手がメンバー交代をした後に、何とか1点を取り返すのが精一杯・・・1−3の完敗でした。

今年は、お互い、ベストメンバーでの戦いができそうです。

十文字は、インターハイ予選に続いての決勝戦・・・関東へ向けて、2度目のチャレンジ。
そして、今大会では、連覇がかかります。

文京学院は・・・全日本選手権都予選、3回目の決勝進出。
1回目は、SFIDA世田谷に1−2で破れ、2回目は、十文字に1−3で破れ・・・
三度目の正直を狙います。

7月27日〜28日と 十文字高校石山先生とは、松本で行動を共にします。
(全国高体連サッカー専門部 常任委員会義・委員長会議)

7月31日からも、行動を共にします。
(女子インターハイ)

試合の前後に、どんな会話になるでしょうか・・・
今日の朝も、電話で3分ほど話しました。
お互い、自信もあるけど、不安もある・・・
そして、探り合い・・・

スリリングな一週間になりそうです。

左の写真は、高橋事務センター長が撮影してくださったものです。(SFIDA戦)
決勝戦でも、たくさん写真をとってくださるとのこと・・・

サポーターの皆さんにとっても、エキサイティングな一週間になりそうです。

明日から遠征に出るため、28日まで更新できません!お許しください!

7/23(月) Honesty is the best policy 

もともと、スポマネの脇田社長(男性)の紹介で、トレーナー界の重鎮、根本さん(女性)が来校したのが3年ほど前・・・
彼女から紹介していただいた、西村トレーナ(女性)が事情により来れなくなり、そして、また、根本さんの紹介で、
鈴木トレーナー(男性)が新小岩に登場したのが、2010年12月でした。

独身で、ピチピチの男性トレーナーを女子校で採用するには、いくつかの壁がありました。
まず、メールアドレスは、絶対に交換しない。情報伝達は、すべて監督を通して行なう。密室での治療はしない。などなど・・・

鈴木トレーナーは、従順に指示に従い、いつの日か、結婚し、そして、文京学院サッカー部も、強くなりました。

今回の快進撃の裏には、鈴木トレーナーのフィジカルトレーニングの効果があると、確信しています。

そして、困ったときに、アドバイスをくれる山田コーチの存在も大きいです。
「私だったらこうするけど・・・でも、自分で考えることだよ。最終的には、自分だから。」という、先輩女子サッカー選手としてのアドバイスを聞けるということは、選手たちにとって、何より心強いことと思います。

そして・・・鈴木トレーナーと山田コーチのアドバイスを受け入れる 素直さ が 選手たちにあったから・・・

Honesty is the best policy  

たとえば、ミスや失敗をしてしまった時 ヘタな言い訳はしない(見苦しいから)
潔く謝る(そのほうがカッコイイ)
誠実な対応をする(逆に、その人の評価を高める)

わかってはいても、いざとなると、つい、ウソをついてしまったり、言い訳ばかりしてしまったり、見栄をはってしまったり、開き直ってしまったり、逆ギレしてしまったり、逃げてしまったり、・・・。

自分の心にウソをつかない、自分に言い訳をしない。


今、ピッチに立っている選手たちは、そんな選手たちだなあ・・・と、つくづく思いました!!

そして、試合後の今日も・・・鈴木トレーナーのフィジカルトレーニングは、容赦なく行なわれました!!


7/22(日) 全日本選手権都予選 準決勝 VS 日体大サテライト 4−1勝利

GK 野田 DF 進藤・佐藤・宮田・滝口 MF 黒川・横山・秦・三浦 FW 池田・中川

交代 大塚→黒川   和田→大塚   新井→秦   稲葉→中川  小島→稲葉


得点  三浦(2)・滝口・中川




(写真提供 池田フォト)



今日も、伸び伸びと、文京らしく戦うことができました。
前半、フリーキックのチャンス・・・「そこは宮田の方が良いだろう・・・」と、思いましたが、選手たちの考えを尊重し、佐藤諒子のキックを見守りました。すると、そのこぼれを滝口が押し込み、先制点!!やはり、選手たちの方が、よくわかっているんだと感心、安心。

その直後に、ルーズなプレーからCKを与えてしまう・・・すると、そこから失点・・・1−1に追いつかれました。

しかし、慌てることなく、三浦選手が、サイドから個人技で相手DFを抜き去り、ゴール・・・2−1で前半終了。

ハーフタイム・・・
サイドバックから精度の高いボールを放り込まれ、何度かピンチになっている!ボールを蹴らせないようにしっかりプレッシャーをかけること!とだけ指示すると、選手たちは後半、しっかりプレスに行きました。

そして、CKから3点目、再度、三浦の個人突破で4点目・・・4−1の勝利となりました。

決勝戦の相手は、慶応大を1−0で破った十文字です。2年連続、同カード・・・負けるわけにはいかないでしょう。
と、気負っても仕方ないですが、インターハイ予選の決勝をイメージして、お互い頑張りましょう!!

帰り道・・・横浜翠陵から日体大に進学した、レイさんのお母様、通称レイママさんに遭遇・・・
「今日は、負けたから、ハーゲンダッツはお預けだよ!」と、娘に愛の鞭・・・レイママ健在でした!!


勝負の後でも、笑顔で挨拶してくれる・・・素敵な親子に、心癒されました!!

学校に戻り、巣鴨駅に向かって歩いていると、ギター部が、巣鴨駅前盆踊り大会の前座に出演していました。


顧問の先生に呼び止められ・・・演奏と歌を聴いていきました。会場にいたお爺さん、お婆さんは、「うまいのお・・・」と、
喜んでいました。こうして、色々なところで、活躍している生徒がいるんだなあ・・・と、感慨深く思い、帰路につきました。

7/21(土) 東久留米総合高校にて

明日の駒沢補助での全日本選手権都予選準決勝に向けて、最高の調整場所となる人工芝・・・東久留米総合高校に出向きました。

明日のスタメン組は、1時間程度、練習させていただきました。


選手たちで考え、グループごとに調整しました。
明日、練習の成果が出るシーンがきっと来ると信じて・・・



その後、高校1部リーグ、芦花高校との対戦・・・

GK 横須賀 DF 大塚・秦・渡部・鈴木 MF 近藤・小島・新井・柏木 FW 岩井・稲葉

交代 佐藤諒→秦   黒川→鈴木   和田→岩井   新山→新井

スタートから中盤でプレッシャーをかけ、相手にリズムを持たせないまま、常に主導権をとって試合を運ぶことができていました。相手のセットプレーのリスタートで、一瞬気を抜いたところで、先制点を許しました。しかしながら、選手たちは、慌てることなく、落ち着いてゴールを目指し、失点のすぐ後に、コーナーキックから同点ゴールをゲット。さらに、追加点をあげ、2−1で前半を折り返しました。

「試合慣れしていない選手も多く、判断に迷うところがある・・・そこをシンプルにすることで、もう少し楽に試合ができる・・・全得点がコーナーキックからだっていいから、チャンスをしっかりモノにしよう!」と、ハーフタイムで話すと・・・

後半もコーナーキックからの2得点・・・最後は、4−1での勝利でした。

「相手はBチームでも勝てると思って、トップチームを出してこないんだぞ!」と、ハーフタイムに相手のコーチが叫んでいるのが聞こえてきました。

正確に言うと、「Bチームでも、勝たなければいけないと思って・・・」ですかね。

Bチームが強くなければ、Aチームは育たない・・・
Bチームを強化するには、高校1部リーグは、非常に良い機会だと考えています。

そして・・・うれしかったことは、先発予測をしたにも関らず、試合に出ないとわかっているAチームの選手の保護者の方が、たくさん応援に来てくださったことです!!
そして、奥様を連れて、ベテラン夫婦に刺激を与えに来てくださった鈴木トレーナー夫妻・・・「Aの試合だったら、見に来ないですよ!!」と・・・

多くの人に応援され、BUNKYO のBチームも、成長を遂げています!!

そして、Cチームは・・・中学生と一緒に、山田先生の指導を受けました。

中学生から、「そこ、ちゃんとやってください!」と、言われ、「ハイ!」と、明るく返事をするO選手・・・実力社会の世の中に出れば、後輩から注意されることも多々ある・・・泣き虫だった入学当初から比べると、かなり強くなった・・・こちらも成長を感じました!

そして・・・明日の対戦は、日体大のサテライト・・・

立場は逆になる・・・シナリオがうまくいくことを祈ります。

7/20(金) 週末試合情報

7/21(土) 高校1部リーグ 第4節
    VS 芦花高校  13:00  東久留米総合高校

●先発予定
GK 横須賀 DF 大塚・秦・渡部・鈴木 MF 近藤・小島・新井・柏木 FW 岩井・稲葉 


7/22(日) 全日本選手権都予選 準決勝
    VS 日体大サテライト  11:30 駒沢補助競技場

●先発予定
GK 野田 DF 進藤・佐藤・宮田・滝口 MF 黒川・横山・秦・三浦 FW 池田・中川

7/16(月) 人任せにするのではなく 任せる人を育てたい

まず、中学1部リーグ さくらガールズ戦 結果は 1−0勝利!!
※得点は、大輪選手のFKが相手DFラインの裏に入り、松村選手がそのボールを受け、冷静に決め先制。その1点を守りきり、辛勝!!




久しぶりに中学の試合を見に行きました。前半は、ややバタバタしましたが・・・後半は、しっかりと考えてサッカーをするように心がける選手が増えたように思えます。ハーフタイムの指示を聞いて、何も変わらなかった選手、変わろうと意識していた選手、変わった選手・・・この3タイプを、山田監督なりに分析していました。「ベレーザやメニーナの選手には、ハーフタイムの指示が効果的かもしれません。でも、文京で、ハーフタイムに指示したことを忠実に実践できるのは、◎◎と◎◎だけですから・・・練習で育てないと・・・それでも、変わろうと意識している選手は、育てたくなりますよね・・・」土曜日、INAC多摩川に敗れた後、オリンピック代表サポートメンバーに入っている某選手の自宅に泊まり、「どうすればサイドバックが前を向いてボールを受けられるようになるか」を、テーマに語り合ってきたそうです。夏休みのトレーニングイメージは、固まりつつある・・・8月末から始まるU15大会で、旋風を吹き起こせるかもしれません!

北運動場から、車で10分・・・飛鳥高校に移動し、高校1部リーグ 村田女子戦  3−1 勝利!!

GK 横須賀  DF 大塚・渡部・後藤・鈴木  MF 柏木・小島・新井・岩井  FW 近藤・稲葉

交代 黒川→大塚  和田→近藤  新山→後藤  福田→岩井  佐藤暖→福田

メンバーは、新井選手を中心に、3年生が決めました。試合開始から、稲葉・岩井・新井の3名の3年生が核となり、ゲームを運ぶことができていたので、安心して見ていることができました。Aチームと同じ練習をしてきたので、サッカーのスタイルも同じ・・・Aよりも丁寧にボールをつなぎならが、伸び伸びとゴールを目指す姿が印象的でした。そして、それぞれに成長を感じることができた試合でした。





昨日フル出場したAチームの選手は、私が到着すると、飛鳥高校の周りを走っていました。これも、やらされたわけではなく、自発的な走りということで、きっと身になるでしょう。宮田選手は応援団を仕切り、池田選手は、応援に来た中1の相手をする・・・いつもと違う役割でしたが、普段の恩返しをきっちりやっていました。

当初の予定では、山田先生に任せて、自分は別の用事を入れようとしていたのですが・・・神様が、きっと、「人任せにしてはダメ!任せるなら、しっかりと引継ぎしてから任せなさい!」と、お告げを出したのでしょう。Bチームの試合を見ることができて、本当に良かった・・・たくさん感動も味わいました!暑かったですが、やりがいを感じさせてくれた選手たちに感謝したいと思います。

7/15(日) 全日本選手権都予選 VS SFIDAユース 3−0 勝利

13日(金)・・・@ポゼッションチームに対してプレスをかけて、組織的にボールを奪い、正確なパスでゴールを目指す Aカウンター時の攻守の切り替え の2点を中心にトレーニングを行ないましたが・・・「10分間で良いのでシュート練習をやっていいですか?」と、2時間の練習メニューに、どうしてもシュート練習を入れてくれとアピールする池田選手・・・やらされる練習ではなく、自ら進んでやりたいと思う練習は、何倍も身になるのでしょう。プレーのアドバイスは、宮田選手がバッチリ!!彼女が実質的監督です!!




そして・・・An accident happened!!


14日(土)・・・Liga Student 予選リーグで 武蔵丘短大と対戦・・・花咲徳栄高校に出向きました。 

GK 野田 DF 黒川・佐藤諒・宮田・滝口  MF 池田・横山・秦・三浦  FW 中川・和田

交代 岩井→中川  大塚→和田  小島→秦  稲葉→岩井   新井→小島

前半、開始早々から、右ハーフで先発した池田選手が快進撃・・・ハットトリックの大活躍で、あっという間に3−0・・・圧巻でした!!


しかし、前半2点取り返され、3−2で後半へ・・・3−3・・・3−4・・・4−4・・・と、シーソーゲーム・・・結局同点でした。

終了間際に池田選手にチャンスが・・・しかし、あと50cm・・・これが決まっていたら、「神話」だったでしょう。

試合終了後、「明日は絶対に勝ちますから!」と、大きな声で応援団に挨拶する池田選手。そして、Woman of Matchは もちろん、池田選手でした。

15日(日)・・・全日本選手権都予選 VS SFIDAユース 大井第二球技場 11:30 キックオフ

GK 野田  DF 進藤・佐藤諒・宮田・滝口  MF 黒川・横山・秦・三浦  FW 池田・中川

交代 和田→黒川  大塚→和田

この夏一番の暑さ!?と言えるような ピッチ状況でした。

「上手いSFIDAユース」 VS 「勢いの文京」・・・
昨日の武蔵丘短大戦で、「勢いだけだから・・・」と、相手選手に言われ、「そう、私は、勢いだけなんだよ!でも、このクソ暑いときに、勢いがある方が、優位になる!シンプルにゴールを目指すぞ!」と、3得点をあげ、神がかり的な存在感を示した池田選手・・・
今日もその「勢い」は健在でした!そして、その勢いが、チームに迫力をもたらし、威圧感を与えました。
しかし、何度かSFIDAが文京ゴールを脅かすようになり、すると徐々に「ビビらず、落ち着いてやれば大丈夫!」という余裕が相手にも出て来ました。一進一退の攻防が続き、前半は0−0のまま終了。ハーフタイムでリセットしたSFIDAは、狙いのポイントを明確にして、後半開始から、シンプルに文京ゴールを襲いはじめました。 そして・・・見事なミドルシュートを打たれ、万事休すか・・・と思いましたが・・・校長もビックリ・・・GK野田選手が、得意の蛙飛びスーパーセーブ!?あと数センチ上か、下かにずれていたら、豪快な先制点を献上していたことになりました。スタンドからは、ノダ選手の派手な跳躍に悲鳴が上がりました。鈴木トレーナーも絶叫しました。そしておそらく、SFIDAの選手は、「すごいGKだ!!」と、ビビッたかもしれません。しかし、普段の練習で野田選手の特徴を熟知している仲間や私は、「あそこは、野田が一番好きな高さなノダ!」と、冷静に見ることができました。

「ピンチの後に、チャンスあり!!」相手が落胆している間に、怒涛の攻撃をしかけろ!!と、心の中でつぶやいていました。
すると・・・CKのからの混戦で、和田選手が押し込み、先制点を奪いました。この暑さで、この状況で・・・値千金のゴール!!

そしてその後、中川選手が、クロスボールを押し込み追加点を上げると、暑さと失望感からか、SFIDAの選手の足が止まりました。おそらく逆の立場でも、残り15分で2点のビハインド・・・体力も限界・・・リーグではなくトーナメント・・・という状況では、同じように足が止まったと思います。その結果、ラストは文京が主導権を握るカタチになりました。そして三浦選手が、暑さを吹き飛ばすような豪快なボレーを決めて、3−0で勝利し、準決勝に進出しました。何が言いたいかというと・・・3−0と聞くと、差があるように思われがちですが、実際は、1点勝負のゲームだったということです!!しかし、暑さを吹き飛ばしてくれる快勝をプレゼントしてくれた選手たちに 拍手!!


後半の半ば・・・CKから和田が押し込み先制点をあげ、喜ぶ場面・・・【撮影:池田フォト】



校長と事務長が応援してくれるなんて、心強く、そしてありがたいことです・・・

しかし、ここまで来るには、先輩たちの努力があったことを忘れずに・・・
「学校に応援される部であり続ける」・・・しつこいですが、「情けは人の為ならず!」1年生は、もう一度この言葉を胸に!

試合後、ある選手が乗る自家用車に遭遇・・・運転手(父上)・助手席(母上)・3列目シートに社長のように座る娘・・・
家族の支えがあってこそ、今日の勝利があったことを忘れずに!!
そして、勝利が多くの人に幸せをもたらせることも忘れずに!!

明日は、村田女子高校との高校1部リーグです。お互い、Bチームでの対戦となりますが・・・チームを、どうマネジメントして、勝利に導くか・・・それは、AもBもCも、同じことです。プロセスを大切にしつつ、明日も試合後に笑顔になれるように!!

7月16日(月) 高校1部リーグ  VS 村田女子高校  14:45キックオフ  都立飛鳥高校

中学生ですが・・・14日(土)、中学1部リーグ 第2節 VS INAC多摩川に0−1で敗れました。
「今練習で取り組み始めたことが結果に出るには、もう少し時間がかかります。ここは辛抱願います!」と、山田監督・・・
敗戦しましたが、なにやら手ごたえも感じたようでした。




15日、数名の選手が、高校生の試合を応援に来てくれました。良いイメージを持ってもらえれば・・・

7月16日(月) 中学1部リーグ  VS 北区さくらガールズ 12:30  北運動場

7/12(木) あ〜いそがしや・・・いそがしや・・・

前期期末試験が7月4日(水)〜7日(土)まで、行なわれていました。

一般の教員は、作問→採点→成績処理・・・そして、11日に答案返却 と、それなりに忙しい日々を送るのですが・・・

私の場合は、
6日(金) 高校選手権都予選抽選会+金澤先生壮行会
7日(土) 学年教員反省会+バレー部吉田先生とインターハイ行けなかったね残念ね会
8日(日) 学校説明会(部活体験)
9日(月) 熱中症対策講座(午前・午後)
10日(火)一貫高2対象 英語勉強会(午前)
11日(水) 練習
と、採点する時間がなかなかとれず、苦しい1週間でした。

インターハイが近づくにつれ、1日に送信されるメールの量も、膨大になってきました。
都県の大会結果だけでも、46通(高知県以外は、全県加盟!)届くわけですから・・・大事なメールを見逃してしまい・・・そんなことがストレスになる今日この頃・・・

ということで、なんだかネガティブな日記になりそうなので、写真でも掲載して終了します!!
あっ!!明るい話題としては、部活体験、中学受験(小学生)は11名、高校受験(高校生)は、7名来てくれました!!
いろいろな方が、勧めてくださっているようで・・・ありがたいことです!!



熱中症対策・・・および試合のパフォーマンスを向上させる食事について。7/9(月) BALスタジオにて。


中学生も週末のリーグ戦に向けて、練習開始!!@六義園運動場


高校生はフィジカルトレーニング by 鈴木トレーナー


高3 青柳選手が 3ヶ月ぶりに復帰!!切れ味のあるプレーを見せていました!!



7/2(月) Happy Monday following the victory on Sunday!

期末試験が近いので、タイトルは英語にしてみました。2年藤組に在籍していた留学生のべスさんが帰国してしまい、"Is it natural?"と、 確認できなくなってしまいましたが・・・まあ、「日曜日に勝利した後の、幸せな月曜日」・・・ということで・・・

全教員、事務員宛に、勝利の報告メールを流しました。ここで、おもしろおかしくメールを書くことで、「ねえ、サッカー部の報告読んだ?」と、話題が広がり、ほとんどの先生方、事務職員が、大会の様子を掌握することになります。すると、教室で、「昨日、勝ったんだって!?」と、担任とも会話が弾み、生徒もHAPPYになる・・・さらに、その様子を報告してくれる先生もいます。

(担任)「あなた、頭脳プレーで頑張ったんだって?」

(サッカー部員S)「いや・・・試合は完全に修徳の方が優位でした。でも、勝てて良かったです。」

(担任)「でも、この大会は、優勝しないと関東へ行けないんでしょ?」

(サッカー部員S)「去年は、準優勝だったので、ダメでした。今年は頑張ります!」


「サッカーの話をするときは、本当に目を輝かせて、うれしそうに話すんですよ!」と、担任も、生徒がうれしそうな顔をすることがうれしいようです。

ということで みんなで HAPPY MONDAY を 味わえるわけです。久しぶりの感覚でした!!

校長先生は、「生徒は本当に頑張っているね。優勝旗を持って帰ってきてください!」と、返信メールを送ってくださいましたが・・・優勝旗はありません。

事務センター長は、「バレー部のコートに入っていくときの瞬間、そしてサッカー部のユニフォームを着て並んだ瞬間、特別な雰囲気を感じます。サッカー部は、私にも挨拶をしてくれる生徒が多いです。試合を見に行くと、そうゆう生徒がピッチに立っています。やはり、アスリートと言える選手は、普段の生活からしっかりしているんですね。これからも応援したいと思います。下宿第三グランドは、自宅から近いので、是非、決勝まで行ってください!」と、暖かいメッセージをいただきました!

共立第二のS先生も、ご自信のブログで、宮田選手が挨拶したことを、褒めてくださっています。挨拶は、本当に人の心をしっかりつかむ。応援してもらえるためには、どんな人に対しても、挨拶ができる人間にならなければ・・・と、あらためて思いました。

試合に負けた次の月曜日は Blue Monday となるわけで・・・ ALWAYS HAPPY MONDAYS となるように 精進したいです。

それにしても、飛鳥、修徳の選手のレベルは、かなり高いことに驚かされます。戦術がはまったときは、本当に無敵艦隊になるような実力を持っています。今回は、いろいろな要因がたまたまうまく重なって、勝利の女神が微笑んだだけ・・・過信せず、ひたむきにがんばらないと・・・と、サッカー部員Sの言葉を聞いて、「喜ぶのは1日だけ!」と、心に誓いました!

7/1(日) 全日本選手権都予選 VS 修徳 2−0 勝利

会場 自治大学 キックオフ 11:30



GK 野田(3年 文京学院中学)
DF 進藤(2年 FCベルタ)・佐藤(2年 ラガッツァ)・宮田(3年 SFIDA世田谷)・滝口(2年 JEF千葉ユース)
MF 黒川(2年 JEF千葉ユース)・横山(2年 亀戸第三中)・秦(2年 文京学院中学)・三浦(3年 文京学院中学)
FW 中川(2年 フィオーレ武蔵野)・池田(3年 欅サッカークラブ)

交代 大塚(2年 浦和レッズJR)→黒川  和田(2年 FCベルタ)→大塚

得点 中川(アシスト宮田)・滝口(アシスト黒川)


バスの運転手さんが、山手トンネルを東名高速方面に向かってしまったため、到着が予定より30分遅れました。このことが、良かったのかもしれません。時間が無い分、緊張する暇もなく、キビキビとアップが行われ、試合がスタート・・・そして、キックオフ直後、宮田選手の「なんじゃこりゃ!」というようなスピンのかかった絶妙なロングパスを受けた中川選手が、落ち着いてGKのタイミングをはずし、サイドネットにゴール!!見事な先制ゴールでした。そして、その数分後、右サイドハーフの黒川選手があげたクロスに、逆サイドバックからかけ上がった滝口選手がファーサイドから走り込み、ゴールイン!!これまたダイナミックなゴールだったので、思わず立ち上がって喜んでしまいました。

前半、ボールをしっかりつなぎながら、リズミカルに攻撃を仕掛ける修徳・・・しかし、グランド状態があまり良くなく、人工芝のようにはうまくいかなかったのかもしれません。文京がシンプルにゴールを目指し続けると、修徳のDFラインが徐々に徐々に低くなり、やや文京ペールで試合が進みました。しかし、後半になると、中盤を起点にロングボールも交えながら、ユーロの試合を見ているかのような、お洒落な攻撃を仕掛けられ、防戦にまわる時間が増えました。しかし、宮田選手を中心にした、鉄壁のDFで、最後の仕事はさせず、踏ん張りました。「今日は、安全第一で!」と、プライドを捨て、Simple is Best を徹底した宮田選手の強いDFは、高1の頃を思い出させる「圧巻」でした。ゴールキックの時に、思わず、気合いの声を出してしまった宮田選手・・・今日から、「シャラポアズサ」というあだ名がつきました。テニスのトレーナーでもある鈴木トレーナーは、「大切なことですよ!思わず声が出るほど、気持ちが入ってるんですよ!」と、言いながら、ベンチでは、ほぼ全員が爆笑・・・涙を流して笑いました。これでリラックスできたのでしょうか・・・

関東、全国へとつながる試合で、新チームになってからの7強に対しての戦績は・・・

20118月 U18大会都予選  VS 修徳 0-2

       10月 関東高校女子サッカー大会都予選 VS 十文字 1-1 PK9-8

       11月 関東高校女子サッカー大会都予選 VS 飛鳥 0-3

       1月 新人戦大会 VS 村田 0-1

       4月 インターハイ予選都予選 VS 飛鳥 1-3

つまり、リーグ戦以外は、1回も、7強に対して勝ち切ったことがありませんでした。

そして、迎えた今日の試合・・・ようやく、選手たちは、「自信」というものをつかみ取りました。試合後の池田選手の円陣でのコメントは・・・

「今日は、試験前だから「メンバー以外は、来なくてもよい。」と、先生は自宅待機を許可していたのに、3年は、全員来てくれた。そして、昨日の夜、副審や記録をやるために、試合に行っても良いですかというメールを2年生からもらった。試合に出ないとわかっている人も、全力でサポートにまわってくれた。それは、一年間文京サッカー部で過ごすことで、自然と育まれたサッカー部への愛情だと思う。本当にありがたいことだ。そうゆうことを、当たり前だと思わないで、試合に出ていた人たちは、感謝の気持ちを持ちましょう。そして・・・本当にチームがまとまったと思った一日だった。」

試合後、池田選手から、「技術はダメダメでしたが、声はピカイチだったと、自分で自分を励ましています。この夏は、サッカーに全力を注ぎます!ご指導よろしくお願いいたします。」と、メールが入りました。本当に、嬉しかったのでしょう。

私も、本当にうれしい一日になりました。昨日、一昨日と、インターハイの準備をしながら、何度もむなしい気持ちになっていましたが、やはり、「誰かがやらねばならぬこと。きっといつか、いいことある!情けは人の為ならず・・・」と、独り言を言い続けて・・・よかった!!まだまだ大会は始まったばかりですが・・・



会場では、フィオーレ武蔵野の清水あやめ先輩、原武先輩、慶応大学の原志帆先輩が、カメラに映りかがりました。

6/30(土) インターハイ組合せ抽選会

6/29(金) 平成26年度南関東インターハイ 東京開催の競技打ち合わせに参加しました。女子サッカー競技は、駒沢を拠点に行なわれることになっております・・・体操、バレーボール、硬式テニス、相撲、なぎなた、弓道、そして女子サッカーが東京開催・・・平成26年8月1日が総合開会式(味の素スタジアム)、2日から女子サッカー競技となります。

6/30(土) 第1回インターハイの抽選会に立ち会いました。女子は16チームなのですが、関東が4枠あるので、この4枠を4山に振り分けるという原則を作っていなかったので、やや滞りましたが、無事に抽選が終りました。山組みを決めるにあったては、関東高体連サッカー専門部事務局長の岩田先生に、多大なるご尽力を賜りました。ありがとうございました!!

各都県1校しか出場できないということになり、強豪の名門が出場していないという地域もあります。ある地域の決勝戦では、Bチームで挑んでも10点差以上がついてしまった・・・などということろもありました。しかしながら、あくまでも、普及の段階にある高校女子サッカー・・・長野代表の大町北高校は、いきなり1回戦で日ノ本学園と対戦となりますが、かえって、注目度は高いでしょう。24名が立会い(女子部からは、委員長の日野先生、技術委員長の翠先生、そして私が参加しました。)女子部から先に行なわれ、その後、男子部の55校の抽選・・・まだまだ男子の領域に達するには時間がかかると思いますが、いつの日か、55校で・・・と思いました。抽選会は3時過ぎに終了・・・長野からは6名のスタッフが、パソコン・プリンターを持って参加、来年度の北九州のスタッフも参加しての大人数でした。JFAでは、6時に情報を公開・・・これもまた迅速でした。JFAハウスから機山館に徒歩で移動し、5時から食事をかねた慰労会・・・その席で、平成25年度開催の佐賀県の野田先生と、たくさん情報交換をすることができました。「佐賀では、女子サッカー競技が一番最後に入ってきたのですが、新聞では一番最初にとりあげられましたよ。注目度は、ナンバーワンです!」と、ありがたいお言葉をかけていただきました。しかし、一方で、審判の研修など、佐賀まで行ってくださる先生方が、どのくらい存在するか・・・組織としては、まだまだ脆弱であるということも、課題としてあがりました。皆様、お疲れ様でした!!→ インターハイトーナメント

いよいよ1ヶ月後に迫ってきた第1回インターハイ・・・きっと終ってみれば、あっという間なのでしょうが・・・何とか成功できるように、全国の先生方、ご協力よろしくお願い致します!!

そして、本日、全日本選手権東京都予選で、修徳との対戦となります。修徳は、男子がインターハイに出場となります。よろしくお願い致します!!

6/28(木) 初心忘るべからず

初めて、何かをやろうと思ったときの、まじめな心を、忘れてはいけない、ということ。

何かを、長くやっていると、慣れてきて、初めのまじめさが薄れ、なまけ心が起きたり、自分が優れていると思い込み、やっていることに満足するように、なりやすいですが、そういう気持ちを、いましめる意味があるようです。初心のまじめさを、長く続けるのは、少し難しいですが、物事の完成度を高める為には、大切な心構えではないかと思います。この句は、室町時代の世阿弥(ぜあみ)が、能楽を習う時の心構えとして、言った言葉のようで、「花鏡」という作品の中に、この句が書かれているようです。
(ことわざ学習室より 引用)

1対1の練習・・・

独特のリズムのドリブルで、緩急をつけてDFを抜き去り、シュートまで持っていける三浦選手・・・

幼い頃から培われた技術で、相手にフェイントをかけ抜くことができる宮田選手、中川選手・・・

そんな中、焦るキャプテン池田選手・・・

「あず〜!!フェイント教えて!!」と、宮田選手に駆け寄る・・・

集合させ、池田選手と三浦選手の違いを検証させる・・・

普通の選手なら、「なんだよ、こんなところで恥をかかせて・・・」と、いじけるかもしれない。しかし、池田選手は、こうゆう場面で「やる気スイッチ」が入る・・・

1年生の時と比べ、自分の欠点を周りから指摘される回数が減ったり、チームのことばかりが気になって、なかなか自分の欠点と向き合えていませんでした。というより、欠点から逃げていました。しかし、久しぶりに自分の技術レベルに対して、「悔しい!」って、思えました。しかも、「超」がつくほど悔しいと・・・1年生の時のような向上心が出てきました。短期間では、どうにもならないと思うので、週末の修徳戦は、自分らしくやります。そして、夏休みに、課題を克服したいと思います。ありがとうございました。

と、池田選手の声明文を読み、私も初心を思い出しました。

左の写真は・・・
池田選手、新井選手、高1の4月25日・斎藤先輩(現、大東文化大サイドバック)
宮田選手、稲葉選手、入学前の晴海総合での練習試合
三浦選手、野田選手、岩井選手、中1の8月 富士川グランドを走らされる 隣には、やはり斎藤先輩
野田選手、岩井選手、中1の10月、U18関東大会 宇都宮グランドホテルにて
右奥のスーパーサイア人は、高橋紗樹(関東学園大MF)先輩。

初心を思い出して・・・真面目に、ひたむきに、自分の実力をごまかさず、やれることを、しっかりやろう!!

修徳戦まで、あと2日・・・

6/26(火) All work and no play makes Jack a dull boy

直訳すれば「仕事ばかりで遊ばないと、ジャックは愚か者になる」という言葉だが、英語の諺では「よく学び、よく遊べ」というようなもの。

試験前だからといって、勉強ばかりしていたら、DULL(鈍い)選手になってしまいます!!



昼休み・・・こうして練習をしている選手たちを見ると、比較的勉強のできる選手が多い・・・つまり、余裕があるということです。
試験前だからといって、あわてている選手は、文武両道からは縁遠い・・・歯を磨くのと同じように、学習もサッカーも習慣となることが大切です。「やらないと気持ち悪い・・・」全員がそうなってくれることを祈っています。

「テストがあるから勉強する」「試合があるから練習する」というのでは、実力は定着しません。
誰のために勉強しているのか???その答えがわかっている者は、自分のペースで学力を向上することができます。
何のためにサッカーをしているのか???人と比べるのではなく、昨日の自分より、確実に上達する・・・コツコツと・・・

部活も勉強も委員会活動も、常に全力投球の宮田選手のサッカーノートには、後輩たちに対しての苦言が記されていました。

「「試合に出れるようになりたい。どうすれば良いですか?」と、後輩から聞かれることがある。しかし、そのような選手が、テストが近くて、勉強が忙しい・・・とか、学校行事が忙しい・・・と、Aチームの選手より練習量が少なくなってしまっていたら、話にならない。勉強は、普段からしっかりやっていれば、試験前に慌てる必要なんて無い。Aチームでサッカーがやりたいと、本気で思っているなら、サッカーができる時間を見出せるように、考えるべきだ。それができないなら、サッカー部にいる意味が無い!」

日曜日、修徳高校との対戦・・・相手も試験直前・・・試験も成功し、サッカーも勝利できるように・・・
計画・・・準備・・・実行!!

今日、富士の大会で毎年お世話になっておる本光寺さんの住職さんと連絡をとり、今年も清水エスパルスカップで泊まらせてくださると、ありがたいお話をいただきました。毎年、こうして8月にお寺に帰る・・・文京学院の夏のふるさとに、感謝!!

6/24(日) Liga Student VS 花咲徳栄

埼玉県加須にある、花咲徳栄高校に出向き、Liga Student Aグループ予選リーグを行ないました。


監督の末先生は、国士舘大学サッカー部出身・・・しかしながら、本当に腰が低く・・・心優しい先生です。
今年度から埼玉県高体連サッカー専門部女子委員長に就任し、埼玉県の女子サッカーの普及発展に取り組んでいらっしゃる・・・
もちろんサッカーには厳しい先生です・・・そんな末先生に、お世話になりました!!

Liga Student VS 花咲徳栄  8(前半5,後半3) -1(前半1,後半0) 勝利  Woman of Match  中川さらさ

GK 野田  DF 進藤・佐藤・宮田・滝口  MF 中川・秦・横山・三浦  FW 池田・和田

交代 黒川→和田   大塚→黒川   小島→秦  稲葉→中川  近藤→池田

Liga Student 2012 試合結果





天然芝のグランドでは、小手先のテクニックは通用しません。
なんとなく、感覚的にサッカーをやっている選手は、人工芝ではごまかせるプレーも、天然芝では通用しない。
「強くて丁寧なプレー」が、求められます。三浦選手の絶妙なスルーパスに稲葉選手がタイミングよく抜け出し、
フィニッシュも丁寧に決めたシーン、宮田選手の丁寧なグラウンダーのボールを中川選手が決めたシーン、大塚選手の正確なクロスボールを小島選手がボレーで決めたシーン・・・それぞれのシーンでは、選手の「丁寧さ」が結果を生み出しました。

一方で、雑なプレー、感覚的なプレーが多い選手は、得点にからむことができませんでした。
また、いつも通りのプレーができないと、一瞬考え込んでしまうような選手も、ミスが多かった・・・切り替えの早い選手にならないと・・・
7月1日の全日本選手権都予選も、天然芝(立川自治大)です!!
「強くて丁寧で早い切り替え」・・・試験前で練習はほとんどできませんが、頑張りましょう!!

中学生は、西船橋の村田グランドで、村田のBチーム、VIDAのBチームと、15分×10本のゲームを行いました。
母校のチームを相手に、自分が率いるチームで挑む山田監督・・・その姿を見て、恩師の矢代先生、福井監督も感慨無量・・・
こうして、メニーナや村田に呼んでいただき、強化していただけるのは、山田監督が恩師に信頼されているから・・・だと確信しています。
「中学生、とても良かったです!」と、連絡がありました。矢代先生、福井監督、ありがとうございました!!
月曜日の練習を最後に、中学生は、前期中間試験のためのオフに入ります。
活動再開は、7月8日(日)の部活体験になる予定です!!