8/16(金) 練習再開

レッズランドにて 中高同時に練習を再開。暑くて暑くて・・・
練習最初に12分間走・・・現状のスタメンでは、脱落者は2名!!きっと、オフ中は・・・満喫したのでしょう。
高校選手権まであと2週間・・・しっかり調整していきましょう!


中学生は、12日から14日にJ−GREEN堺で行われた中学校女子サッカーフェスティバルに参加しました。

「選手12名まで、指導者2名までの参加にかかる経費(移動費・宿泊費・食費等)は、JFAが負担する。」という大会で・・・選手12名は、一切の費用負担なしで、大阪J−GREENを堪能。佐々木則夫監督他、JFAのコーチングスタッフが直接指導するという、ゴージャスな企画でした。

山田監督は、「全国大会よりも意味がある企画でした。いろいろな指導スタッフと情報交換ができるというのは、最高です!また来年も行きたいです!」と、非常に満足していました。選手たちも大満足で、0円合宿を楽しんで来たようです!!

さて・・・話は変わりますが・・・

このオフ中、キャプテンの佐藤選手と少し話をしました。

受験勉強とキャプテンの両立は、本当に大変だと思います。しかし・・・
「引退して受験勉強に専念していた方が良かったのか、今のように、部活も続けながら勉強に取り組んだ方が良いのか、明確にはわかりません。しかし、私は、現状にとても感謝しています。」という、心強いメッセージが届きました。

その直後に、昨年のキャプテン、池田から、8月に集結する件・・・

そしてまたその直後に、4年前のキャプテン中村より、近況報告のメールがありました。

それぞれのキャプテンは、まったく異なるタイプです・・・それぞれが、自分の持ち味を使ってチームをまとめました!

8/12(月) 第二回インターハイを終え

第2回・第3回の開催地がなかなか決まらず、第1回の長野で終わってしまうのか???という心配もあったインターハイ女子サッカー競技。
そんな時、なでしこジャパンのワールドカップ優勝で 女子サッカーが話題になり、平成26年度の東京開催が決まる・・・
そしてその直後、佐賀県が手を上げてくださいました。

佐賀県には女子サッカー部がある学校は、3校しかありません。大会運営を担当するには、男子部の協力が必須。
ということで、佐賀の野田先生が、その職務に就きました。男子のインターハイは、運営経験がある野田先生・・・しかし、女子は初めて・・・
すべてがわからない状態からスタートし、1年間で完璧な準備を果たしてくださいました。

大会終了後、野田先生からお礼のメールが届きました。

長野大会が終わる前から、準備に入り、抽選方法から始まり、大会視察や要項説明などを行っていく中で、同じサッカーであるけれども男女の違いをつけなければならないところも出てきて、いろいろとご相談をさせていただきました。その都度丁寧にご回答いただいたおかげで、納得のいく準備ができていたものの、今度は大会当日になって稀にみる悪天候(豪雨と雷)により大会をやむなく順延せざるを得なかったこと、その後の日程やレギュレーションについてご意見いただいたことなど見守るにとどまらずご意見いただいたことが大会をそれなりの形で終了させることに導いていただきました。大変感謝しております。ありがとうございました。来年度は東京都での開催となります。われわれのやってきたことで参考になるのであればいつでも手助けする所存です。ご連絡ください。最後になりましたが、まだまだ暑さが続くようですのでお体に十分に留意され、ますますご活躍されますことを祈念いたしております。

運営は、担当してみなければその苦労がわからない・・・インターハイの良いところは、自分の都道府県にも運営がまわってくるというところかもしれません。
来年は東京です!!果たして長野や佐賀のように、完璧な準備ができるのでしょうか???運営スタッフのチームワークが、そのカギを握っています。
出場するチームに、「良い大会だった。また東京でやってほしい!」と、思っていただけるような大会にできるように、東京の加盟校全員で頑張っていきましょう!

今回、監督会議で、「この暑い時期に12時のキックオフは厳しい!」という意見がありました。
確かに、運動禁止の時間帯だと思います。しかし、午後になると、夕立があります。20分ハーフにして、9時と 10時のキックオフ??くらいであれば、可能でしょうが、それではほぼPK戦になると思います。ナイターは、経費的問題と、補助役員の帰宅時間から考えて無理。ならば、この時期の全国大会をやめるか、毎年北海道でやるか、すべて体育館で行うか・・・そのような選択になると思います。どれも現実的ではないので、インターハイの女子サッカー競技を実施する限り、暑さとの戦いは避けられません。

また、「配宿センターを通さなければいけないのか?ネットで見る値段と、あまりにかけ離れている」という質問もありました。
これに関しては、私なりに関係機関に問い合わせしてみました。

すると、配宿センターを通すようになったきっかけは、インターハイに出場して、宿をとれないチームが出てきてしまったことだそうです。
様々な競技が行われるので、それぞれが均等になるように配宿する必要がある・・・
しかし、地方に行けばいくほど、宿の格差があるのも事実・・・同じ値段で、これだけ差があるのか???ということも頻繁に起こるそうです。

値段が高い理由は、2年前からおさえるので、どうしても修学旅行並みの値段になるということと、負けたチームは当日キャンセルとなるので、そのキャンセル料を、出場チームで均等負担するようなイメージがあるということです。強いチームにとってみれば、納得がいなかいシステムでしょうが・・・
今では、配宿センターを必ず通すことが、インターハイ出場の条件になっています。
ちなみに、インターネットで紹介されるホテルの値段は、部屋を埋めるためのバーゲン価格なので、定価とは大幅に異なるそうです。
その値段で、団体でとることは、よほど空いている時期でないと難しいとのこと。

まだまだ知らないことがたくさんある・・・と、思いました。

8/11(日) 村田女子全国制覇!!雷様がもたらした24時間のハーフタイム!

8月4日・・・午前10時 キックオフ・・・村田女子VS神村学園(鹿児島)



サイド攻撃からのクロスを中心に、スピード・フィジカルで勝る神村学園が 村田ゴールを襲う
一方、バランスの良い組立からスピードとテクニックを兼ね備えた#9・#10に配球し、神村陣内に侵入する村田女子

セカンドボールは、どちらかというと、神村が拾い、神村のペースで進んだ前半。終了間際に、クロスを入れるかと思わせるような位置からズドーンとミドル。これが決まり1−0神村リード。しかし、ここで、雷が発生。試合中断。佐賀の雷は、2時間くらいではおさまらない・・・選手を待たせること3時間30分。最終判断のリミットは、14時とされました。


いつ再開するのかがわからず、何も食べられない選手・・・
ナイターでの実施も検討しましたが、補助役員は、地元の高校生・・・ここが、プロの試合とは違う・・・補助役員の帰宅時間にも教育的配慮が必要。
そして、全国高体連サッカー専門部女子としての判断を求められる・・・

「試合は、1日延期。2日目から、1回戦を行い、準決勝まで消化。2校同時優勝とする。」という判断を下しました。
さらに、試合のやり直しか、途中から再開か・・・という判断は、4−0というスコアがあったため、「後半のみ実施」と、なりました。

その結果、23時間25分のハーフタイムとなりました。神村学園VS村田女子 1−0 前半終了。

この状況では、1点リードしているチームは、どう守るかを考え、1点ビハインドのチームは、どう点をとるかを考えるのでしょうか・・・
そう考えると、やり直しの方が良いと思うか・・・しかし、1点差は死守したいという気持ちにもなり・・・
当日の試合開始マニュアルはありましたが、翌日まで持ち越した場合のマニュアルはありませんでした。

そして、翌日、試合再開・・・村田女子は、U19代表GKの山下がアメリカ遠征に出発・・・守護神がいない、0−1で負けている・・・この状況が、開き直りになったのでしょうか・・・まったく違うチームのように、今度はセカンドボールを拾い、村田がナイスゲームを展開。そして、ロスタイム、10番エース田中が、サイドネットに振り向きざまにズドーン!!同点に追いつきました。そして、PKへ・・・PK戦では、村田が圧倒。大金星を上げました。
夜、ホテルの1階の「赤ちょうちん」という居酒屋で夕食を食べていると、村田女子の保護者と思われる集団が、祝杯をあげていました。
本当に幸せそうでした!!親をこんなに幸せにさせた選手の皆さん!!アッパレです!!

同日、村田女子出身の池田監督率いる作陽高校も、藤枝順心をPK戦で破り、大金星!!

来年のインターハイの視察として佐賀に入っていたIT先生は、女子会風にインタビュー。

村田女子は、その後徳島代表の鳴門渦潮を4−0で破り、翌日、大商学園にPK勝ち。金メダルを獲得しました。
下山はでは、2回戦で常盤木学園をPKで破った日ノ本学園が、翌日、作陽を3−0で破り、金メダルを獲得しました。

動画サイトはこちら

丸山カリナの時代に全国3位になってから13年・・・村田女子は、全国優勝という偉業を成し遂げました。
東京からバスで移動して佐賀に入った情熱のサッカー男・・・矢代浩平。常に監督を立てて、いつも一歩下がったところから、的確なアドバイスを与え、中学年代にVIDAで育てた選手を村田に送りこみ、6年間の指導を行う福井コーチ、有田コーチ。「勝った時は、すべて選手のおかげ!負けたときは、すべて自分の責任!」と、徹底して選手をリスペクトする福井さんには、私もたくさんのことを教えていただきました。その熱意にこたえ、見事に優勝した村田の選手たち・・・本当に、おめでとうございます!!感動しました!!賞状を読み上げるとき、スタンドから跳ね返ってきた自分の声に戸惑い、カミカミになってしまい、申し訳ありませんでした!!

矢代先生!!優勝祝賀会を企画しますので、覚悟しておいてください!!

この大会の戦評を書き、優秀選手の選考に力を注いだ技術委員の先生方・・・ありがとうございました。特に、松原先生には、お世話になりました!!
九州では、まだまだ女子サッカーの技術スタッフは少ない・・・ということで、男子のトレセンコーチの先生方にも協力していただきました。
「初めて女子の試合を真剣に見ました!」という方もいらっしゃり・・・これがインターハイの効果だな・・・と、思いました!!


そして、佐賀県の先生方・・・補助役員の生徒の皆さん(サッカー部員だけではなく、陸上部などの生徒の多く手伝ってくれました!)本当に、本当に、本当に、ありがとうございました!!心より御礼申し上げます!!来年は、東京で!!お待ちしております!!

7日・・・閉会式を終え、新幹線で博多から新富士まで、5時間30分の旅・・・清水エスパルスカップに合流しました。
初日、あまりにも暗い試合だったようで、何人かの先生方が、心配して連絡してくださいました。
心配になり、佐藤・近藤にメールを打ちましたが・・・余計な心配だったようです。
翌日、チームは明るく元気にプレーしていたと、山田コーチから報告がありました。そして、総得点で1位になり、1位トーナメントに進めたと横山コーチからも連絡がありました。怪我で出場できずに、悔しい思いをこらえながら、明るく元気にふるまう滝口選手からも、「みんな走れるようになっています!介さん走りの効果が出てきています!!」と、喜びの報告がありました!
そして、8日、湘南学院との勝負。なかなか良いゲームを見せてくれました。久しぶりに胸が熱くなりました。胸やけではありません。横山選手が得点を決めた瞬間、父にはなれませんでしたが、祖父にはなれたような気がしました。ピンクのシャツを着た応援団のお母様たちを見て、「猿山」と言ってしまったせいで、神の天罰が・・・サドンデスPKで負けてしまいましたが、選手も自信を持てる内容となりました。
広島ユースの試合では、内田・近藤が得点をあげ、2−0で勝利しました。この試合では、応援のお母様たちを、徹底的にリスペクトしました!!

9日、最終日は大阪桐蔭との試合でしたが、決定的なチャンスを外し、セットプレーとミドルシュートを決められ、0−3で敗れました。
この時期に、格上の相手と試合ができ、課題がハッキリ見えました!!当初は、私のインターハイの役員と重複したため、出場を断念せざるを得ないかと思いましたが、山田コーチと横山コーチと、高橋賢一先生をはじめとする静岡の先生方のサポートと、何より本光寺の住職さんの計らいで、参加することができました!!ありがとうございました!



今回の決勝トーナメントの会場である時の栖(裾野グランド)に到着すると、いろいろな先生に、「インターハイお疲れ様!」と、声をかけてもらいました。やはり、こうした声掛けが、うれしいですね。私も心がけたいと思います。

中学生は、9日に エルフェンの大須賀監督に誘っていただき、PUMAカップに参加させていただきました。大変勉強になったようです!!

10日・11日には、 本庄第一サマーカップに招待していただきました。11日は、東京国体の練習会があり、山田監督が不在・・・ということで、私が監督代行を行いました。何とか、2試合とも1−0で勝利し、面目は果たせました!!選手の頑張りに、助けられました!!

明日からは、2泊3日で大阪J−GREENで行われる中学校普及大会に参加します。日本サッカー協会が、中学校の普及のために行う大会で、12名までの交通費と宿泊費が支給されるという画期的な大会です。(昨年は、十文字・江東FCが参加)こちらは、ベレーザの寺谷監督が、山田監督に勧めてくださいました。
中学時代の恩師に助けられ、山田監督は、夏休み1日だけ・・・というハードスケジュールで頑張っています。


8/2(金) 東京で活動しました

1日・2日と、中高合同で活動しました。


1日は・・・新しくできた 東京理科大に隣接する 新宿みらいグランド・・・立派な施設でした!


暑さで、くたばりそうでしたが、かなり強くなってきました!!

12時〜13時  中高半面ずつでトレーニング 
13時〜14時  高校Aチーム VS 中学 で トレーニングマッチ
14時30分〜16時  野津田高校とリーグ戦 ★高校Bチーム 

というスケジュールでした。Bチームは、内田選手が活躍し、3−1で勝利。高校リーグで、ようやく白星をあげました!!

2日は・・・天王洲サッカー場・・・INAC多摩川に招待していただき、中学2時間、高校2時間、トレーニングマッチを行いました。
東京には、多くのU15クラブがあり、U18年代への架け橋になっています。
テクニックのある選手が多く、GKもしっかりしており、チームコンセプトがはっきりしているチームでした。
ありがとうございました!!

明日から私は佐賀のインターハイに出向きます。
チームは、横山コーチと山田先生と、高3のお姉さんたちに任せます。
8月7日に静岡に入り、エスパルスカップに合流します。
#10中川選手から「先生が富士に戻ったときに、今より成長したチームを見せられるように頑張ってきます!」と、アネゴ宣言のメールがありました。

8月8日(八月八日)末広がりの日に、末にひろごる富士が峰(文京学院校歌3番より)を見ながら、チームの発展を楽しめることを待ち望み・・・
インターハイの運営に行ってまいります。

今日、学校に戻ると、バレー部が福岡から凱旋したところでした。
みんな、生き生きとした笑顔でした。

準々決勝では、東九州龍谷(九州)に敗れ 最終成績は3位。
<優勝 東九州龍谷(大分) 準優勝 熊本信愛(熊本) 3位 金蘭会(大阪)・文京学院(東京)>

ちなみに、東九州龍谷と、熊本信愛は、全日本ユースの選手派遣を辞退して、インターハイに勝負をかけたそうです。
3位の金蘭会と文京学院は、それぞれエース不在の中での3位・・・春高が楽しみです!と、あまりプレッシャーをかけると良くないですので。

3位、おめでとうございます!!

7/31(水) インターハイ 男子サッカー&バレーボール@福岡

30日 福岡で行われた 全国高体連サッカー専門部常任委員会 31日 同 全国委員長会議 に 女子部の代表として出向きました。今回で3回目の出席です。
3年前は本当に緊張した会議でした。47都道府県の委員長は、当然全員男子、常任委員も全員男子・・・私も男子ですが、「女子」と書かれた張り紙の席に座り・・・昨年の長野総体で女子サッカーが正式種目になってから、急速に「女子」の存在が意識されるようになりました。今回は私ひとりだけでしたが、それでもいろいろな先生方に気を使っていただき、情報交換もでき、有意義な2日間を過ごすことができました。佐賀では、技術のメンバーが加わり、そして東京の視察メンバーも加わるので、にぎやかになりそうです。それにしても、暑い・・・夜も暑い!!東京が涼しく感じます!!

31日の会議終了後、インターハイに出場中の、高校バレー部が、ベスト8に進出し、13時30分から準々決勝ということだったので、久留米市までレンタカーで向かいました。約45分のドライブでした。

準々決勝の対戦相手は、石川県代表、金沢商業・・・文京学院は、セッターとアタッカーのエースが、日本代表ユースに選出され、世界ユースに出場中。ということで、厳しい試合になると予想しましたが、1セット目は、接戦の末、落としてしまいました。しかし、開き直ったのか、2セット目は圧勝。勝負は最終セットに持ち越されました。バレーボールは、3回のパスしか許されないので、パスミスは致命的です。ひとつのミスが、流れを大きく変えてしまいます。そこがサッカーよりも厳しく、スキルスポーツと言われる所以でしょう。第3セットの途中、それまで冷静だった天野コーチがジャンプして飛び上がりました。この瞬間、勝利を確信しました。通常は何も言わず・・・ここぞというときに、グイっと、引っ張るような指示を出す吉田采配・・・勉強になりました!!明日は、準決勝(VS 東九州龍谷<大分>)と決勝です!ぜひ文京学院に明るいニュースを!!期待しています!

エースがいないからこそ、肩の力を抜いて、頑張れるのかもしれません!!感動的な試合でした!!

28日(日) 体験入部が行われました。中学受験14名 高校受験8名 が参加しました。中学生が草津から戻ってきたのが18時過ぎ・・・ということで、小学生の面倒は、もちろん・・・一番面倒見の良い、M山選手を中心とする、高1一貫生にお願いしました。すると、小学生は、「楽しかった!」と、満足していました。中学生の方は、キャプテン佐藤を中心に、企画を考えさせましたが・・・最後は、横山コーチもゲームに入り、盛り上がって終わることができたでしょうか???

中学受験生は、ほぼ志望が決まっている時期です。高校受験生は、まだ学校探しをはじめたばかり・・・という生徒も少なくないと思います。体験練習では、本当の姿は見えません。選手たちの向上心がどのくらいあるか、指導者の情熱はどのくらいあるか、保護者のサポートがどのくらいあるか・・・それが、トータルとして、どのくらい有機的に結びついているか・・・このあたりをしっかり見て、学校を選んでいただければ、後悔しないと思います。

29日(月) 月曜日はレッズランドが休館・・・その他の施設も空きがなく、学校の校庭もテニスでいっぱい・・・ダメもとで、鹿島ハイツに連絡してみると・・・ちょうど、合宿の切れ目で空いている時間があることが発覚!中高合同51名で、日帰り練習をすることを決めました。しかし・・・私が11時に取材を受ける約束をしていたため、そこからレンタカーを借りて、鹿島まで行くと、スタートが2時・・・4時間練習したとして、レンタカーを8時までに返却できる可能性は50%。これは危険だと判断しました。そこで、またまたダメもとで、取引のある旅行会社に連絡。大型バスをチャーターできるか???すると、3日前でしたが、58人乗りのバスをおさえることができました。ひとり1000円では、大赤字ですが・・・実現するには、この形しかないと思い、即決。鹿島に着くと、雨が・・・「まさか、これで雷でもきて、中止になったら、泣くよな・・・」と、誰もが思いましたが、大丈夫でした。最後のゲームでは、ゴールを決めたもの、またはアシストを決めた者に、日帰り入浴券(1枚600円)をプレゼントすると宣言!!すると、すぐに、和田がアシストし、中川がゴール!!物がかかると、こんなにゴールを目指すのか!!と、驚きました。帰りのバスの中、「どう?この企画?午前中は勉強して、昼からバスで鹿島へ・・・4時間たっぷり練習して、夕食の弁当とお風呂がついて、3000円だったら・・・」と話すと、「ありかもしれません!」と、高3は言っていました。往復のバスもゴージャスなので、勉強もできる!!私も仕事ができる!!でも、こんな贅沢に慣れたら、アカン!!と、思いながらも代表気分で大型バスを満喫しました。


選手もコーチ陣も、オフが無く、疲れ気味・・・そんなときには大型バスが安全快適かもしれません!


↑これは小型ワゴン!!格安コース!!インドネシアの少女のようです!!

7/26(金) 灼熱のレッズランド

草津が天国のようでした・・・しかし、東京予選は、東京で行われるわけですから・・・

この暑さに慣れないと!!

中川選手、初めての審判!!華麗なステップワークで、審判をアピール!?             ゴールキックか汗拭きか・・・???

横山選手も久しぶりに審判!!空き時間も積極的に動く3年生・・・エネルギーが切れ、ただの●●になったキャプテン佐藤。

先日、氷が無くなったとき、ある選手が試合を見に来ていた母に、「氷が無くなってしまったんだけど、買ってきてくれない?」と、頼んだそうです。その時、ほかのお母様が、「自分たちのミスで氷が足りなかったんでしょ!そんなの親に頼らずに、自分たちで何とかしなさい!」と、一喝したとのこと。最近、こうやって、ビシッと言って下さる保護者の方が、少なくなってきました。子供のために、なんでもしてあげたいと思ってしまう親の方が多い中、正しい道へ導いてくれたこのお母様に、本当に感謝したいと思います。先日、ある小学生のチームの監督さんが言っていましたが、「今年の合宿から、母親の参加を禁止にしました。その代わり、サッカーの指導を一緒にやってくれる父親はOKにしました。その理由は、母親が来ると、なんでもかんでも手を差し伸べようとするからなんです!」と。サッカー部の選手たちが、いずれ母になったとき、どのように子供を育てたらよいか、このような経験が生かされてくると思います。

草津で起こった、今まであり得なかった事件簿
1)酒本先生への手土産が配られてしまった事件
  草津カップでお世話になる酒本先生に、巣鴨の千成もなか で 最中、羊羹、煎餅を買って、草津に持参しました。
  すると、2日目の朝・・・「これ、差し入れです!」と、配られた物の中に、私が買った、羊羹と煎餅がありました。
  モナカはすでに、何者かの胃の中でした!!唖然・・・誰の差し入れ化も確認せずに、しかも、私がその差し入れを買ってきたのを目撃している者もいるのに・・・
  ショックでした!!

2)交代メンバーが間違って伝えられた事件
3)お弁当の数を確認され、「はい」とテキトウに応え、中学生の弁当が持ち帰られた事件
4)中学生のスパイクを高校生が持ち帰ってきてしまった事件

いずれも、コミュニュケーション能力の低下が原因だと分析しています。
部活に入っている子は、このような失敗経験を積むことで成長できますが、そうでない子たちは、どうなってしまうのだろうか???と、考えさせられる遠征でした。

このままでは、日本がおかしくなる!!!!!ような気がします。頑張りましょう、部活で!!

7/25(木) 草津を満喫!!中高51名がサッカー&温泉ザンマイ!?

女子サッカーの3大フェスティバル大会・・・妻沼(3月by 日野先生)・草津(7月by 酒本先生)・清水<旧富士 by 高橋先生>(8月)

高校女子サッカーの普及と発展を支えてきたこの3大会・・・草津は、日本有数の温泉地とピッチ環境良いということで、選手のみならず、保護者にも人気がある大会です。十数年前、弱小だった文京学院に声をかけてくださり、何十点とられても、毎年呼んでくださった酒本先生。当初は私の車(プラド)に7人乗せて、ほかは草津行のバスに乗せて参加していました。9人で大阪選抜と対戦し、20分で16失点したこともありましたが、それでも解散の時、選手たちに、「監督が一生懸命やってるんだから、その気持ちに応えなさい」と、励ましてくださいました。弱小でしたが、ピッチを必死に走る姿が評価され、宿の人も一生懸命応援してくださいました。

あれから15年・・・今年は、中高でマイクロバス2台とレンタカー1台・・・51名の参加となりました。
中学生は、最初の4泊、高校生の大会と同時並行して、クレーのグランドで強化トレーニング。文京学院の高校チームだけではなく、草津に参加している高校チームとも練習試合をしたり、サッカー三昧の4日間を送ります。そして、後半の2泊で、U15の大会に参加するというスペシャル企画も、今年で3年目になりました。
「草津で変わる中学生!」というのが、ここ数年の合言葉!?

今回草津に向けて作成した練習着に刻まれた言葉は


この文字をみて、水道のところでボトルの準備をしていた中学生に横浜翠稜のスミス先生が声をかけたそうです・・・
「ねえ、君に・・・何に挑戦するんだい??」

すると、中1のF&Uは・・・
「このボトルを上まで運ぶことに挑戦します!」と、答えたそうです。

しかし、スミス先生の反応が今一つだったので、
「全国大会で1位になることに挑戦します!」と、再度、返答。

これに対し、スミス先生は、「ところで、予選は、どこに負けたんだい?」と、質問。

「青梅です。」と、答える中1。

「青梅???」と、戸惑うスミス氏。スミス先生は、高校生だと思って話をしていたとのことでした。

と、いろいろなところで、かわいがられた中学生でした!!



中学生は、全員がキーパーを体験するということを山田監督の指示で実践していました。

いつもキーパーに厳しい言葉をかけていたある選手は、「今までごめんね・・・キーパーって、こんなに大変なんだね。」と、声をかけたそうです。
中学生は、高校に上がったら、絶対にAチームに入りたい・・・そう思っているので高校生のBチームには絶対負けられない!と、気迫を見せます。
中学生の気迫を高校生のBチームも受けてたち、白熱したゲームが展開されていました。
最終日、高校生のAチームに対しても、果敢にチャレンジし、必死に戦う中学生・・・「中学生があれだけ必死にやってくれたので、高校生を追い込むことができました。中学生に感謝します。」と、横山コーチも、中学生にお礼を告げました。

私も、中学生への感謝の気持ちをこめて、高校生が帰った後、2時間だけ人工芝を使用することができた中学生の写真をたくさん撮りました。
ピッチに入って、寝ながら写真を撮っていると、「異様な光景だ!!陸に打ち上げられたマグロ!?」と、ケタケタ笑う中学生。紅白戦中に、いきなりこちらに走ってきて、「あの・・・高校生から審判着を借りたいのですが??」と、聞いてくる中学生。「もう帰っちゃったよ。でも大丈夫、ちゃんと審判着置いて帰ったから」と、言うと、紅白戦中の仲間に、「審判着置いて帰ってくれたって!」と、報告する中学生。明るく楽しそうにサッカーをやっている姿に、心洗われました。

そして、今の高1が、なぜ、遠慮がちなプレーになるかのヒントを、中学生チームが与えてくれました。
繰り返しますが・・・中学生のみなさん!本当に、ありがとう!!かなり走って、疲れたと思いますが、今日からの大会、きっと優勝できると信じています!!

さて、高校生ですが・・・
この草津遠征のテーマは、「走る!」ということでした。「走りらせ屋介さん」という名称を横山恵介コーチに与え、初日から走りこみました。それを見た、M張総合のK庭先生が、「なんだか暗いですね。みんな・・・文京らしくないですね・・・」と。それを聞いた介さんは、「今は暗い方がいい。試合の時に、明るくできる走力を今つけるんだ!」と、虎視眈々と走らせ続けました。

介さん自ら、走りに参加・・・抜き去られた者に、ユニフォームは無い!?

そして、もうひとつのテーマは、チーム力の向上。それぞれが何を考えているのか、しっかりと意思疎通を図る・・・

サッカーノートも、全員に提出させ、マネージャーがコンビニで数部コピーし、回覧するということも実践しました。
やはり、言葉がしっかり書けない者が多い・・・他人に読まれるサッカーノートは、国語力向上にも、大きな効果があると思いました。
ただ、コピーされると思うと、本音を書けないと思う者もいて・・・ヨソイキの文章になる傾向もありました。
そこを山田コーチが指摘・・・「なんかさあ・・・すべて角だよね。」・・・

私なりの解釈からすると、「角」というのは、「なめらかではない」ということを表すのかと思います。
こんなノートでは、他人との付き合いが滑らかにいかないよ!! ということなのでしょうか。
チームがひとつになるには、どんなノートが良いのか??
心を動かす、やる気にさせる、そんなノートが書けるようになったら、きっと、もっとチームが明るくなるでしょう。

試合の方は、結果には出ていませんが、チームがやろうとしていること、できるようになってきたこと、今後やらなければならないこと、が明確になるような試合をたくさんすることができました。

十文字が優勝、成立学園は3位 という、東京勢が活躍する中、2位リーグの3位という、パッとしない成績でしたが、いろいろな選手に試合経験を積ませることができ、また、人工芝のピッチで雨でも良い環境でサッカーができ、その後、すぐ上のクレーピッチで、難しいコンディションで追い込むこともでき、大変良い経験を積むことができました。本当にありがとうございました!!



7/20(土) 高校リーグ 村田・飛鳥 あと1ヶ月で追いつけるか!?文京学院2013〜挑戦〜

19(金)・・・完全に追いていかれました。村田にも、バスにも。
9時30分から会議、10時57分に終了させ、「着替えるから少し待って」と、バスに連絡に行こうとすると、「ピーピーピー」と、バスがバックする音が遠くから聞こえる・・・
「まさか!!」と、48歳メタボの全力ダッシュ・・・しかし、バスは無情にも去っていきました。

「11時まで待って、来なかったら出発してOK」と、佐藤・大園・山田先生にメールしていたのですが・・・なんと、バスの時計が2分進んでいた・・・
ああ無情!!レミゼラブル!!私が買ったバスなのに、なんで私が乗れないんだ!!と、めずらしく子供のようにダダをこねました。
すぐに、自家用車で追いかけ、バスの背後にくっつくように、プレッシャーをかけて、レッズランドまで行きました。実に大人げない・・・

最後列に座っていた高2K選手は、チラリとこちらを見ただけで、その後は絶対にふりかえらない・・・このあたりに、遊び心がない・・・
きっと、歴代の選手たちだったら、5回は振り返り、ネタを期待したでしょう。今の高2は、真面目すぎる・・・せっかくネタを用意していたのに・・・と、別の意味で不満。

レッズランドに着くと、新聞社の取材を受けました。村田女子のインターハイ出場の記事に花を添える、ライバル校監督コメント・・・ではなく、全国高体連サッカー専門部女子委員長として、インターハイ実現までの経緯と、その効果と、今後の展望という内容でした。

「加盟校数の変遷がすぐにわかる表はありますか?」と、聞かれ・・・
2009年に277校だった加盟校が、2013年には420校になりました。4年間で1.5倍。といっても、まだ420校しかないわけですが・・・
インターハイは、420校中、16校の大会・・・出場可能性3.8% 26校に1校。(男子は1.5% 70校に1校)  32校の大会にするは、800校の加盟が必要。果たして何年かかるでしょうか・・・競技レベルが高くなることで、高校からはじめる選手は少なくなり、競技人口は、高校年代以降、ほとんど増えていない。しかしながら、受け皿となる大学が増えていることで、女子サッカーへの投資は、全体的に上がってきている・・・
Howevetr・・・アメリカの比ではない。アメリカでは、大学が女子サッカーに注ぐ予算が膨大。男女平等という考えが浸透し、男子のアメフトにかける予算と同じ予算を女子サッカーに投資する・・・スカラシップ制度(奨学金制度)が充実していて、海外の選手も積極的に受け入れる・・・日本はまだまだ・・・だからグローバル社会から取り残される・・・と、話しながら話がヘンな方向に行ってしまいました。

きっと、村田の記事の最後に、3.8%くらい掲載してもらえるでしょう。

肝心の試合ですが・・・村田戦は0−5、飛鳥戦は0−4の完敗でした。
スタートは、なかなか良い感じなのですが、失点してからの崩れ方が、良くない・・・ここを改善するのが「チーム力」。
1失点に抑えれば、必ずチャンスはある。
村田戦が終わり、選手だけのミーティング・・・開口一番、「氷が足りない!」と・・・そこかあ・・・今は、そんなことじゃないだろ・・・と、チームの結束力不足に危機感を持ちました。学校に戻ると、先輩に怒られないようにと、意味不明な行動をする1年生・・・この、主体性の無さが、サッカーにも出てきているのではないか・・・と、思いました。「怒られないように 怒られないように 言われたことだけをやる」 こんなチームになってしまっては、雑草軍団は勝てません。

有能なコーチやトレーナーが、雑草たちを美しく咲かせようとするために、必死になっても、自分たちが変わろうとしない限りは、悲壮感だけが漂う。
コーチやトレーナーが求めるレベルと、選手たちの目標が一致していなければ、両者の信頼関係は成り立たない。

「文京らしさって何だ!教えてほしい!」と、横山コーチが気合を入れている言葉は、私に一番突き刺さったかもしれません。この選手たちに、今まで自分は何を教えてきたのか・・・「文京らしさ」とは、特にこだわるスタイルが無いこと、テキトウなこと、その時その時の選手がやりたいようにやらせること・・・だったのかもしれないと、思いました。しかし、それでは全国には行けない。サッカーのレベルを上げていかないと、あのレベルの高い選手たちを擁する強豪校には、絶対に勝てない!!However、勝つことだけを考えると、今までの文京らしい、選手たちの底抜けの明るさが、失われてしまう気もする・・・草津・清水の遠征を通し、選手たちだけは無く、スタッフもたくさん話し合い、サッカーのレベルも、チーム力も、走力も、明るさも、周囲を驚かすくらいに変わっていけるように・・・こんなチャンスは無いのだから!!



帰りぎわ、中川選手、和田選手が、門のところでバスを見送ってくれました。いつになく、「やる気」を感じさせてくれる目だったように思えました。3年生は、今が一番伸びるときかもしれません。後悔しないように、ぜひ、チームをけん引して欲しいです。横山選手が中盤で混乱する佐藤選手に声をかけられるようになったり、中川選手がセットプレーの時にアイデアを出して選手を動かしてくれるようになったり、和田選手が裏のスペースを積極的に狙うようになったり・・・滝口選手は、昨日は、「DF陣と話をしたいので、先生の車に乗っても良いですか?」と、言い、バスに置いて行かれたことで、自分の車で行ったことが、少しは役に立つという状況をつくってくれました。今日は、「ピッチ上で◎◎先輩とか言わないで、◎◎と言うようにしたんですけど・・・いいですか?」と、試合前にやってきました。彼女なりに、必死にチームワークを良くしようとしています。今日の提案に対しては、「ピッチの外で、◎◎先輩と呼んでいる選手が、ピッチの中で、いきなり◎◎と、呼び捨てにはできないよ。二人が付き合っていれば別だよ。先輩後輩でつきあったりしていると、思わず、試合中や、仕事中に、ため口になってしまったりして、「ヤバい!」って、なることがあるでしょ。上下関係が、無意識になくなってしまった・・・ということはあっても、意識して切り替えることなんて、日本人にはできないんだよ。酔っぱらって、「聡!」って、日野先生に言えるのは、サッカー界では、スミス先生だけだから。」と、説明し、却下。大切なことは、普段から、お互いの意見を主張できるようになること。試合でいきなり・・・なんてできるはずがない!!

こうして、3年生が成長していく姿を見れることが、何よりうれしいのかもしれません。それに勝利がついてくれば、最高ですが・・・

22日からは、草津です!!本当は、23日に、日本サッカー協会の大会部会があるのですが、今回は小尾先生に代理を頼みました。インターハイでも、7日間(福岡に2日間、佐賀に5日間)、チームを離れなければならないので・・・小尾先生に感謝です!!

それにしても、夏場の氷・・・いつから1年生が準備して、購入するようになったのでしょうか。学校では2年前に大きな冷凍庫を購入し、製氷機で作った氷をビニールに入れて保管できるようにしました。これで、氷代はかからなくなった・・・と、思っていたのですが・・・
「今日の試合は、どのくらい氷が必要だろうか・・・今製氷機から氷をとったら、何時間後に氷ができるか。その時間に校庭を使用する部活はどこか?」とか、そのような情報をしっかりつかみ、誰がいくら氷代を支払ったかを記録し、不公平感が無いようにするとか、そうゆうことができる者が、いたときと、いないときでは、トラブルの発生頻度が違うのかもしれません。人間関係に亀裂が入るのは、だいたい、金銭問題。たかが氷代と、言う人もいるかもしれませんが、親が出している家庭と、自分の小遣いで出している家庭では、選手の感覚も異なります。もっと言えば、試合に出ている選手と、出ていない選手でも、違うはず。「なんで私が、あの人のアイシングの氷を買わなくちゃいけないの?」と、思い始めたら、どんどんどんどん崩れていきます。

昨日も、大量の氷が余りました。その氷は、おそらく、購入したものでしょうが・・・本当に無駄な気がします。
そこで、新たな氷ルールを作りました。冷凍庫に、共有製氷機で作った氷をサッカー部用として常にストックしておく。(在庫を欠かさないようにする)当日の朝、製氷機からも氷を足り出す。(他の部活の活動時間を考えて、取り出せる分だけ取り出す。わからなかったら、床爪または山田先生に質問する)この状態で足りない分を、途中、コンビニ等に立ち寄り、部費で購入する。全員が現地集合の時は、氷代を立て替え、のちに請求する。これでしばらくやっていきたいと思います。1日でどのくらい氷が必要か、しっかりと記録し、予想できるようにしていくことが大事です。

7/18(木) またまた暑い夏・・・文京学院2013〜挑戦〜

暑い・・・暑い・・・レッズランド・・・
しかし、この暑さの中でも、他の7強は、着々と力をつけているはず。
強豪を倒すためには、現状の力ではダメ。昨年の夏の練習着の背中には「向上心」という言葉を入れた・・・キャプテン池田が即決で決めた。
今年は、この言葉を決めるにも、なかなかまとまらない。
「低燃費」「現状打破」「平常心」・・・など、いろいろ聞こえてきましたが、最後に決まったのは、「挑戦」でした。

先日のU18東京選抜を見ていても、修徳・飛鳥・村田の選手は、群を抜いて 上手い。そして、よく動く・・・
暑さなんか、関係ない・・・成立・晴海の選手も、組織的に動きながら、バランスよく攻守の切り替えができる。
(十文字は、フットサル大会に出場したため、東京選抜を辞退しているので、わかりませんが、選手層は厚いこと間違いなし!)

この強豪たちに、立ち向かうだけの 「走力」と、「チームワーク」を身につけなければ、完全に取り残される・・・
おそらく、そのことがわかっているからこそ、「挑戦」という言葉が出てきたのでしょう。

横山コーチから、「本当に全国に行きたいと思っているのか?動かなすぎ!何度言ったらわかるんだ!パスのコースが違う!」と、喝が入る。
鈴木トレーナーとの話では、「今の選手たちは、本気で走らせたら、ついて来れるのは、横山・和田・中川・滝口・額賀・小平だけですよ。たぶん、他の選手は壊れちゃうと思います。走っているのかもしれませんが、自分自身で追い込んでまで走っていないですね。肉体改造もできていないし・・・自分たちの意識の問題だけなんですけどね。」と。
山田コーチから、「やっぱり、チーム全体で走らなければいけないという意識を持たせるようなトレーニングを入れた方がいいんじゃないですか?」と、提案。

動かない→パスが受けられない→相手にとられても取り返さない  いろいろ言われると混乱して判断が悪くなり、さらに落ち込み、暗くなる

この長いトンネルから、早く抜け出せるように・・・まさに、「挑戦」。弱いからこそ、ロマンがある!!

まずは、明日、19日・・・インターハイ出場の村田女子高校とのリーグ戦。どれだけ戦えるか・・・
そして、20日。飛鳥高校とのリーグ戦。キレキレの田島選手を、止めることはできるのか・・・

挑戦です。




19日(金) VS 村田女子 (高校リーグ 兼 壮行試合) 13:00  レッズランド
20日(土) VS 飛鳥    (高校リーグ)  14:00  飛鳥高校

22日(月)〜25(木) 草津サッカーフェスティバル 
22日 予選@14:30 京都橘 A16:30 旭が丘  審判15:30 19:00 よりレセプション チームPRあり(2分)
23日 予選B10:00 埼玉栄  C12:00 幕張総合   順位別リーグ @14:40
24日  A9:40 B13:10 C15:30
25日  D9:00 14:00 閉会式

8月6日(火)〜9日(金) 清水エスパルスカップ
6日 @15:00 富士川グランドA 東北高校  A16:40 聖カピタニオ
7日 @富士川グランドA 11:10 京都橘  A13:10 磐田東  聖カピと練習ゲーム
8日 1位抜けすれば 決勝トーナメントはすべて時ノ栖です!!
9日 時ノ栖

そして・・・ 8/30(金) VS 修徳  下宿第三 12:00   9/7(土) VS 飛鳥  味スタ西競技場 16:00  9/8(日) VS 成立学園 16:00 新小岩

9/15(日) 決勝戦14:00 ・3位決定戦12:00

厳しい戦いですが、頑張るしかない・・・ですね。

ネタとしては・・・立命館APUに行った池田選手からのメール・・・心に響くかな??

私は漸くAPUでもサッカーと関わりはじめました。はじめはサッカー友達は0で、正直とてもつらかったです。しかし、いろいろな人にサッカーが大好き!!と伝えていたら 、沢山の人が手を差し伸べてくれました。5月から火曜日にAPUの海外の先生たちに混ざってフットサルをやったり、小学生にサッカーを教えたりしています。また今はベトナムサッカー部にも入部するつもりです。

メンバーのほとんどがベトナム出身の男性です。ベトナム人は優しいので是非ともここで彼氏をみつけたいと思っています(笑)この部活は、よく中国チームと試合をやっているそうです。これまでとは違う感じでサッカーと関われていてとても楽しいです。しかし、ひとつ問題があります。それはみんな英語で指示してくるので細かいことは何て言っているのかわかりません。

でもとりあえず、「I got it 」と笑顔で言ってあとはその場の雰囲気で彼らが私にどんなプレーを求めているか考えます。代表選手が海外移籍したときってこんな感じかーと日本代表になった気分で日々過ごしています。笑今の私の英語学習の活力は間違いなく、彼らとコミュニケーションをとりたい!という思いだけです。

 と、まあ、これが私の近況なんですけど、ここまでくるのに本当に時間がかかりました。1からサッカーをする環境を探すってこんなにも大変なことなのかと。そう思えば思うほど、校長先生や床爪先生をはじめとする学校、またはサッカー関係者のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。頭があがりませんね。指導者がいて、サッカーする仲間や相手がいて 、練習や試合ができて、、、などなど、当たり前ではなく本当にすごいことなんだと常に思っています。これはAPUに来なかったら学べなかったことだと思います。


7/16(火) 苦しい夏・・・勝てない夏・・・厳しい夏・・・トコ夏に幸あれ!

更新できなかった理由は、皇后杯の初戦で敗れて落ち込んでいたから・・・ではありません。
7月13日に、学校説明祭という、説明会と学園祭を合体させた新企画を実施するということで、なんだかんだと忙しく、自宅PCのスイッチさえ入れられませんでした。
おかげさまで説明祭の方は、先生方と生徒の協力を得て、第1回目としては「成功」に終わることができました。
やはり、学校は生き物であり、生徒や教師がその細胞であることに間違いはない・・・ロボットになってしまってはいけない!と、確信しました。
英語教育・理数教育・スポーツ・・・日本が世界に遅れをとっているこの3部門を、ガッチリ伸ばす学校になれば、必ず人気が出る!!そして、国が援助をする・・・その信念のもとに、文京学院は突き進んで行きます!!ご期待ください!!!!ませ。

さて・・・出来事を追っていきます。
7/6(土) 試験最終日に 湘南学院に出向き、胸を借りました。80分のゲームで、8失点・・・前半は2失点だったのですが、後半はゾンビのように足がとまり、やられたい放題でした・・・夏は苦しい・・・


そして、7/7(日)・・・皇后杯初戦、東京女子体育大学との試合・・・
前半、ハンドリングのファールからフリーキックを与え、それを決められ0−1・・・その後、和田選手の見事なシュートで1−1に。
負けないな・・・と、思った矢先・・・バウンドボールの判断ミスで失点・・・ここで、チームを立て直す力がありませんでした。その後追加点を許し、終わってみれば1-4の完敗。今日で引退という高3を投入して戦いましたが、気合だけでは流れを変えることができませんでした。サッカーは、そんなに甘くない。

試験明けの翌日、いきなり良いコンディションを作れるはずがありません。各自がどのくらいトレーニングをしていたか、暑さに慣れるような準備をしていたか・・・やはり、まだまだ意識が足りませんでした。この敗戦により、黒川選手、柏木選手が引退しました。

7/9(火)小石川運動場 10(水)学校 11日(木)小石川運動場 12(金)学校
気持ちを新たに、高校選手権に向けてのトレーニングを開始。中学生も、リーグ戦に向けて、本格的に練習再開です。それにしても暑いですね。


7/12(金) 高校選手権都予選の抽選会が行われました。十文字高校会議室です。

決勝リーグは A 村田・十文字・晴海総合・(予選勝ち上がり)   B 修徳・飛鳥・成立学園・文京学院 となりました。
厳しい厳しい戦いですが、挑戦するぞという気持ちが湧いてくる相手です。お互い、頑張りましょう。
各ブロックで1位になれば、関東大会へ進めます。2位になると、相手ブロックの2位と対戦し、関東出場決定戦となります。

7/13(土) 学校説明祭で、サッカー部のブースに、滝口選手・和田選手が座ってくれました。中学受験生が多く相談に来ました。高校受験生も、ボチボチです。
午後、校庭で練習を行いました。金曜日、土曜日と、私のインチキメニューで、単純な練習を繰り返しました。

7/14(日)〜15(月) 鹿島ハイツでU18関東トレセン大会・・・なのですが、宿泊人数が、例年に比べて極端に少ないので、これでは鹿島ハイツに申し訳ない・・・と、文京学院中高(中1〜高2)43名を宿泊させ、トレーニングを行いました。
14日は、午前中、成立学園と試合をさせていただき、その後、フットサルコートでトレーニング、トレセンの試合が終わった後、さらに成立学園と試合をさせていただきました。高3は、成立学園と一緒に大型バスで帰宅させ、中1〜高2で、宿泊しました。そして、21時から私の独演会・・・気が付けば80分間しゃべり続けていました。「3人関係が苦手な若者。」「ピッチの外と中で、上下関係を変えられない日本人の気質。」「ピッチでの夫婦喧嘩は論点がずれる。」「一貫校では、中学生と、外部から入学した高1の関係作りが大切」などなど・・・とりとめもないしゃべりを続けました。そして、近藤選手に、過去にあった数々の出来事をふりかえらせ・・・気が付けば23時・・・ここで、終了。15日は、日本航空のAチーム、Bチームと30分を1本ずつ、高崎健康福祉大のBチームと、30分を5本、やらせていただきました。高1・高2だけでの初めての試合・・・今まで、どれだけ3年生に頼っていたか、また、気を使っていたか、がわかったと思います。この経験を生かし、3年生が入ったときに、今までとは違う1・2年生になって欲しいと思いました!



U18東京選抜に、佐藤諒子選手(ラガッツァ)、滝口美帆選手(JEF千葉U18)が選ばれ、関東U18トレセンマッチに参加しました。

写真が小さすぎて・・・わかりませんね。

この時期は、どの都県も皇后杯と重なってしまい・・・来年から時期を変更しなければならないでしょう。
インターハイの翌週あたりでも良いのかな・・・と。でも、そうなると、トレセン活動の目標にはならないですよね・・・
インターハイ予選の優秀選手を集めてもおもしろいのかなと思ったりしますが・・・このあたりは、翠先生のテリトリーなのでこのへんで。

以下、中学生のリーグ戦の山田監督レポートです。

VS 駒沢SC  1−1 引き分け

●スタメン

松井

渡辺 千葉 権田 石井

松村 辻内 清水 西辻

松本 宇田川

 ●得点者

松村22

 今週のトレーニングテーマは11にこだわるということでしたが、自分のマッチアップを見すぎて、相手にスペースを与えてしまい3人目として入ってくる相手をまったくといっていいほど、見切れませんでした。先日の小石川グランドでのゲームに比べて、自分たちのサッカーを表現できていないように感じました。高校生といいゲームをしても結局、同年代で勝てなくてはその紅白戦も無駄になってしまうと思いました。昨日の練習で、清水が、「中2の意識が低すぎる。それを1年生が見たら納得しない」と言っていました。まさしくその通りで、自分が出来ないのに人に押し付けようとしている態度や、学年が上がっただけで偉くなったような言動や発言などを見かけると、今後が心配になります。

1は、部荷物のことに関しては、まだまた出来ていないところはありますが、サッカーに関しては徐々に個の能力が上がってきたように感じます。今日、後半から出場した清家は、自分の出来ることを100%出しきりポジション関係なく無我夢中にピッチを走りまくっていました。それが、戦術的にいいかと言われるとダメかもしれません。だけど、その無我夢中さがチームに元気を与えてくれました。また、一番最初、私が文京中を見たときに感じた色々な思いを思い出させてくれました。

サッカーを始めた頃、ガムシャラにゴールを目指していたことを思い出した選手も少なからずいたと思います。今日のゲームは、技術的にはまだまだ課題が残りますが、選手も私も、初心を思い出すことが出来たので、次に繋がると思いました。

VS 欅SC 3−1 勝利

●スタメン

松井

石井 権田 中島 東

渡辺 清水 宇田川 辻内

松村 千葉

●得点者

千葉2点(21分、30分)

松村(40分)

今日の欅戦は、いつもと違ったポジションで、立ち上がり3分に失点をし、ボールの収まり所もなく、ただただ時間だけが過ぎていきました。

なぜ得点が取れなかったかというのは明確で、合宿初日の試合から、ロングボール禁止にしました。漠然としていますが、それくらいが今のこのチームには調度良いかと思います。その意図は、受ける前の体の向きを意識させることと、苦し紛れのキックをさせない為です。これは、ロングを使った攻撃しかできない今の中学生チームをこの夏、改革しよう思いやり始めました。ヒントは、ロングも使えるけど使わない今の高校チームにあると思ってます。

毎回のレポートでは、反省ばかりであまり良いところがないように感じるかもしれませんが、そんなことはなく、公式戦という緊張感の中では、まだまだ出来るレベルに達してないということです。次のリーグは9月になると思います。一回りも二回りも大きくなった文京中を見せられるように選手たちは頑張ります。今後も応援よろしくお願いします!

6/30(日) 皇后杯で7強3残

文京学院の試合は7月7日スタートですが、皇后杯の大勝負が行われました。

7強の勝敗は・・・
@十文字 VS 村田の直接対決 2−0で村田が勝利しました。国体チームとの練習試合を見た山田先生が、「村田は、ものすごく成長している!」と、驚いていましたが、十文字を苦手としてきた村田が快勝したということが、その何よりの証なのかもしれません。インターハイの1回戦は、高校選手権と同じ、神村学園ですが、大いに期待したいと思います!!
A飛鳥 VS SOCIOS FC 3−2で ソシオスが勝利しました。
B成立学園 VS フィオーレ武蔵野  1−0 でフィオーレが勝利しました。
C晴海総合 VS 日体大サテライト  1−1 PK4−3 で 日体大が勝利しました。

どの試合も、おそらくハクネツしたナイスゲームだったと思われます。7強のうち、4チームが姿を消し、残り3・・・
文京学院も、すぐに消えないように、試験中もしっかり自主トレしてください!!

中学生ですが、昨日、U15 1部リーグで SFIDA U14 と対戦し、0−0引き分け 勝ち点「1」をゲットしました。
バスの運転手さんが、来なかったというアクシデントがあり、急遽電車で行ったそうですが・・・そのような状況下で、よく頑張りました!!

「勝てる試合を勝ちきれなかった・・・そんな感じです」と、声をからしながら報告してきた山田監督。体調不良のようです。
以下、レポートです!

バスの運転手さんが来ないというアクシデントがあったとは思えないほど落ち着いたキャプテンの清水を見て、今日は勝てる気がすると思いました。
ただ、不安だったのは、体力面です。
テスト前で部活は出来ない。出来るのはお昼休みに走るか、家で自主練をするしかない・・・もともと試合前のコンディション(どうやったらいいパフォーマンスができるか)は、私が管理するのではなく、選手の自己管理なので、それが出来ているのか確認できるいい機会だと思い、あえて私からは何も言わずにOFFに入りました。
技術は2、3日やらないだけではそんなに落ちないけど、体力は、すぐ落ちてしまいます。
まして、テスト前に夜更かしをして炎天下の試合に出場なんてしたら、熱中症にもなりかねません。よって、2日間、しっかりと自主練をやっていただろうという予測のもと、スタートは2、3年生でいきました。1年生は初めての期末テスト前で無理をさせたくないという思いもありましたが・・・
試合の入りとしては悪くないという印象でした。ただ・・・良くもない。特にボールの収まりどころがなく、外からは、ただ蹴っている様に見えました。私が試合前に伝えたのは、細かく丁寧に繋ぐこともOK!だけど、シンプルにロングボールでゴールを目指すということです。ポイントはただ蹴るのではなく長い距離のパスの精度を上げていくということです。具体的には、インターセプトはFWまでワンタッチで繋ぐことだったり、中盤のクリアのヘディングの精度を上げるようにしたり・・・
結果は引き分けでしたが、次に繋がる良いゲームができました。次の試合は13日です。
まずは、テスト明け、ミーティングからスタートします。



先日、スタッフでミーティングをし、今の文京学院サッカー部の問題点を検証しました。

「ひとりひとりのサッカーの知識が、乏しすぎる。もっとたくさんのことを学ばなければならない。」
「知識の前に、意識改革が必要では?今の文京学院に足りないのは、このチームで絶対に勝ちたいという気持ちでは?」
「自分のためにしかサッカーをやっていないような感じがする。もっと、チームのためにという気持ちを育てたい!」
「あえて教えずに、本人たちに考えさせることを推奨すべきではないか?」
「考えるにも材料が無ければ、考えられないのではないか?」
「その材料を与えるところに、どこまでという目安があるなら良いが、目安がなければ、いつまでも与え続けてしまうのではないか?」

と、本音をぶつけ合いました。大切なことは、コミュニュケーション。これは選手たちだけではなく、スタッフも同じです。
横山コーチは、プロのコーチ。勝たせるためのノウハウを常に研究し、選手たちのために時間を割いてくれています。
山田コーチは、高校女子サッカー、大学女子サッカーの草分け的存在。そして、寺谷氏、大須賀氏の教えを今でも崇拝する。
二人に共通することは、決してエリート選手ではなかったということ。
常に「どうすれば、あのエリートを倒せるか・・・」と、いつも考えていた・・・雑草は、踏まれても枯れない・・・そんな魂が二人には流れています。

そして、私の想いを感じ取ってくれた横山コーチは、選手たちに、意識改革を求めるお話をしてくれました。

修徳高校時代の話、高知大学からセレッソ大阪入団、そして解雇に至るまでの話、そしてフットサル日本代表選考の秘話・・・
「クーパー走で3000しか走れなかった。しかし、セレッソ入団の条件は3200・・・かなりきつかったが、頑張った!あきらめてしまったら、チャンスはつかめない!」と、選手たちに訴えてくれました。翌日、昼休みに走る選手が多くなりました!!意識改革につながった!!

今日の学校説明会・・・予想をはるかに上回る来校者で、うれしい悲鳴・・・
まず最初に、校長先生のあいさつ。「先日、立命館APUを視察してきましたが、半分が英語を母国語としない外国人の生徒です。しかし、その生徒たちは、英語の授業を普通に受けられるのです。日本人の場合は、すぐに受けられず、英語力を向上させることからスタートしなければなりません。この差は、絶対に埋めなければ、日本はグローバル社会から遅れをとります。立命館APUの就職も、まず外国人から先に決まっていきます。日本のトップ企業は、まず外国人から採用しているのです。」と、通じる英語を学ぶことの必要性を語ると、多くの保護者の方がうなずいていました。「中学から大学まで10年間英語をやって、こんなにしゃべれない、聞けない、書けないなんて、おかしい!!偏差値の高さではなく、コミュニュケーション能力の高さに、価値がる!!」と、考える大人が増えれば、日本の英語教育も変わるかもしれません。

6/29(土) インターハイ抽選会

11時から日本サッカー協会で 全国高体連サッカー専門部女子常任員会(9地域代表者会議)が行われました。
平成26年度以降の高校選手権について、平成26年度のインターハイ出場枠について、技術、審判について、2時間の話し合いがなされました。
部長 日野先生(本庄第一)  北海道 渡辺先生(大谷室蘭)・東北 松本先生(富岡)・関東 石山先生(十文字)・北信越 中井先生(高岡商業)・東海 吉岡先生(桐陽) ・近畿 田内先生/松田先生(男子委員長と兼任) 中国 奥村先生(祇園北)・四国 石崎先生(松山東雲)・九州 前田先生(柳ヶ浦)・技術 翠先生(横浜翠陵)・審判 坂田先生(共立第二)・JFA事業部 高橋

詳しくは 出席された先生から お聞きください!!今年から委員長をやらせていただいておりますが、まだまだ準備不足で・・・ご迷惑をおかけしました。

そして、インターハイの抽選会・・・結果は、JFAのホームページで公開されています。男子に2時間かかり、女子は15分でした。
55チームの出場と、16チームでは、全然違いますが・・・しかし、男子・女子とも、30名以上の関係者の前で、厳選な抽選が行われました。

今年の女子の抽選は、

@前年度ベスト4の地域代表をシードする。
ア.前年度優勝校が所属する地域の代表校(近畿1位)を1番、前年度準優勝が所属する地域の代表校(東北1位)を16番にシードする。
イ.前年度第3位校が所属する地域代表校(東海1位、九州1位)を8番、9番にシードする。同地域が3位の場合は9番を上位のシード校とする。

A開催都道府県の代表校を4番、5番、11番または12番にシードする。(抽選にて決定する。)

B開催地代表を除いて地域から複数の代表校がある場合、抽選により山型の左(1〜8)と右(9〜16)の枠を均等に振り分ける。なお、地域の第3位が出場する場合は開催地代表と反対のブロックに振り分ける。

C単独の地域代表を左右の枠に振り分ける。これで左右の枠数が均等になるようにする。

Dまだトーナメント枠が決定していないチームについて、各地域の1位から抽選を行うこととする。(地域の2位以下については一巡後に抽選を行う。)

という流れで行われました。

この結果が、以下の通りです。

→ インターハイ女子トーナメント

抽選会の後、佐賀の先生方、福岡の先生方との懇親会に出席。
翠先生(技術)、坂田先生(審判)、赤間先生(26総体実行委員)が、最後まで出席してくださいました。徐々に徐々に、女子サッカーの関係者も、男子の先生方に覚えていただけるようになってきました。


28日(金) 日大櫻丘高校をこの3月にご退職された、女子サッカー界の重鎮、三津田裕先生を労う会が 大塚ホテルベルクラシックにて行われました。


三津田先生は、長年男子サッカー部の顧問をやられていて、その時のマネージャーの子に、「仲間をつれてきたら、女子チームも作ってあげるよ」と、声をかけたのがきっかけだったそうです。最初の頃は、キックオフの時間が、夜の7時30分・・・さすがに女子の選手に、これはまずいだろう・・・と、高校女子サッカーの環境を向上させるために、組織をつくり、その委員長を務められました。そんな功労者であることなど全く知らなかった私は、ずいぶん生意気なことを言ってしまったこともありました。そんな私に、司会を務めさせていただき、ありがたく思いました。心豊かな 裕先生・・・司会だったため、写真はあまり撮影できませんでしたが・・・これからも好きなことをトコトン楽しみながら、毎日をエンジョイすることと思われます。長い間、ありがとうございました!!

会の後に、脇田社長、翠技術委員長、中野国体監督と、大塚の町を散策・・・最後は中野監督が予備校生時代に毎日通ったというホープ軒でした!!

6/24(月) オシムの言葉を文京学院に当てはめ・・・高校選手権都予選まであと2ヶ月

日本代表のコンフェデレーションカップの3敗について、オシム氏が語ったコメントを、文京学院風にアレンジして、選手たちに伝えました。
替え歌の次は、替えコメント・・・オシム様、すみません!

チームの経験不足、フットボール的賢さの不足、走力不足 の改善!!

 十文字戦が内容も結果も良くない試合になったのは、残念だった。原因は「戦い方」を知らない経験不足と全国レベルのチームと対等に渡り合うための「フットボール的賢さ」の不足、そして走れなかったことだ。

 バルセロナのようにパスを回すことは短い時間ならできるようになったが、ペナルティーエリアに進入できない。できても単発で孤立し、サポートがないためシュートができない。サッカーはゴールを多く挙げた方が勝つ競技なのだから、シュートから逆算してパスを回すべき。そのイメージを選手が共有しているようには見えなかった。

 例えば松山、近藤・・・非常にいい選手だが、中学時代の役割と高校チームでの役割は違う。だが、できないことを無理してやることは逆効果。2人とも力み過ぎず、集団的コンビネーションを磨き、シュートの決定的場面で冷静さを保てるようにレベルアップしてほしい。

 文京学院は、どんな相手にも堂々と対等に渡り合えるところまではきた。半年でここまでできるようになったのは大きな前進だ。ただ、自分たちだけが努力し、前進しようとしているのではない。7強の選手たちは、文京学院以上に努力し前進している。そこに追いつき追い越すことは簡単ではない。ただ、ガッカリばかりしている暇もない。まず、現在地を客観的に見ること。あまり多くのことを望むのも禁物だ。

 東京優勝を公言する選手もいるそうだが、夢を見る自由はある。しかし実現可能な目標、指標がなければ、いたずらに失望したり、日々の練習での課題を見失うことになりかねない。

 私は、あくまでも未来志向でやってほしいと思う。具体的には(1)文京学院の長所を伸ばす(2)日本の女子サッカーがどの方向に進むかを見極める、ということだ。(1)は現在のレギュラー陣は、技術や戦術理解などは進歩している。しかし、野口(十文字)のようなスーパープレーヤーはいない。個人の能力のレベルアップも必要で、とくにセンターバック、GK、守備的MFなど守備の要は、強化が急がれる。

 (2)は2〜3年前までは、技術とパスワークのスタイルがトレンドだった。しかし、現在は「フィジカルの時代」が来ている。参考にすべきは神村学園だ。インターハイベスト4、高校選手権準優勝となった神村学園。今年も九州第一代表として、インターハイに出場する。よく走り、しかも大型な選手たちが体を張ってファイトする。文京学院の選手に、すぐに大型化しろと言っても無理だが、彼女たち以上に走ることを重視したい。