12/21(日) SSHマッチ②、中学生は中学校大会(修徳戦)

文京学院は、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に認定されており、独自の理数カリキュラムの設定、高大接続、世界各国の研究者、企業、学会のサポート、そして多額の補助金を国から受けています。現在、文京学院のSSHで活躍している理科の岩川先生の母校、都立戸山高校は、SSH校の大先輩。その戸山高校女子サッカー部の監督をしている、スーパー先生樋口(SSH)様と相談し、SSH校同士の対決を定期的行いましょうということになり、その第2弾を行いました。


また、第3弾も、よろしくお願いいたします!

中学生は、昨日に引き続き、修徳中学と対戦。今日は中学校大会、3位決定戦でした。昨年は決勝戦で闘い、劇的なPK勝利をおさめましたが・・・今日は、千葉選手のフリーキックで先制。その後、1-1に追いつかれるも、想定通りのPK戦か・・・と、思ったロスタイム、悲劇が起こりました。1-2で敗戦。今年は、4位に終わりました。昨日は勝ち、今日は負ける・・・これが勝負ですね。修徳中学さんとは、大阪でも一緒になります。お互い切磋琢磨して、中学校の部活サッカーを盛り上げていきましょう!!

明日から大阪遠遠征になります。遠征の様子は、学校のホームページ(クラブ)にアップしていきます。
このページは、しばらく更新されませんので、あしからずお許しください。

12/20(土) 耐寒トレーニング

昨年の大阪遠征・・・神戸レディースフットボールセンターでの氷雨を思い出す・・・冷たい雨

しかし、このくらいの寒さでヘコタレていたら、J-GREENの風には耐えられない。神戸の三木防災も、かなり寒い。冬の海風恐るべし。グランド代は3時間分支払ったのですが、2時間20分経過したところで、低体温症になる選手が出てしまい、終了!!そそくさとバスでクラブハウスに移動して、着替え・・・準備の良い選手は、着替えをしっかり持ってきています。あまり準備していなかったような選手もいました。きっと風邪をひいてから後悔するのでしょう。1年生のときに、インフルエンザにかかった経験のある選手は、予防接種や、ヨーグルト摂取など、神経を使っています。あまり風邪をひかないという OH!WA!選手は、まったく対策をたたていないとのことです。大丈夫でしょうか????

と、寒さと闘っていると、山田先生から電話がありました。先週の鹿島合同合宿では、ボコボコに点をとられていた相手・・・修徳中学とのリーグ戦。「何点とられた?」と、聞くと、「それがですねえ・・・1-0で勝っちゃいました!」と、山田監督。武末監督を、焼肉で買収できた・・・わけではないと思います。千葉選手のフリーキックで決まったそうです。おめでとうございます。明日も、修徳さんと、中学校大会3位決定戦です。(大妻多摩中9:30)

中学1部リーグが、全節終了しました。失点は少なかったのですが、得点も少なかった・・・SFIDAとの激闘で、千葉選手が負傷。その後のベルタ、フィオーレの試合に、欠場となったことが痛かった・・・しかし、その千葉選手が最後の試合で勝ち越しゴールを決めて、最後は笑顔で終われたとのこと。結果は8位。入れ替え戦になりますが、必ず1部残留を死守してくれることでしょう。入れ替え戦は、3月7日(土)の予定。神様がくれた、中3の卒部記念試合。思い出に残る試合になるように・・・

①6/1  17多摩 0-0 引き分け

②7/13 SFIDA世田谷 0-0 引き分け

③7/19 FC Belta  0-2 負け

④7/20  フィオーレ武蔵野 0-1 負け

⑤9/14  青梅ストロベリー 0-2 負け

⑥9/15 INAC多摩川 0-0 引き分け

⑦9/23 十文字中学  1-3  負け

⑧10/26 北区さくらガールズ 1-0 勝ち

⑨修徳中学  1-0 勝ち

12/19(金) 元INAC監督石原氏来校~スポマネサッカークリニック~

スポマネの脇田社長の人材派遣プロジェクト?・・・として、昨年、INACで四冠を達成した石原氏(現在は米国スカイブルーコーチ)によるサッカークリニックを実施しました。
山田先生と相談して決めたテーマは、「バイタルエリアに侵入するまでの 崩しのアイデア」でした。

中高全員でアップの指導から・・・すると、サッカーヲタクの山田先生が、「このアップ、You-Tubeで見たことあります。アメリカ式ですね。モーガンもやってるのかな・・・・」と。その後は、疲れた澤や川澄でも、これをやるとサッカーモードになるという4対2のトレーニングを実践してくださいました。ここで中1~中2は終了。中3~高2までの選手で、「崩し」のトレーニングをしていただきました。選手たちは、とても集中してトレーニングしていました。「とても教えやすかったです。集中力が高いですね。」と、社交辞令かもしれませんが、褒められて、その気になりました。今回は、成田国際、飛鳥、本庄第一、翠陵で、クリニックを実施。さて、どの学校が、最も効果が上がるでしょうか。それはニューイヤーカップでのお楽しみ・・・ということで、企画立案された脇田社長、ありがとうございました!!

実は、石原氏と初めて出会ったのは、2000年のU18選抜大会、Jビレッジの会議室。当時、筑波大学の大学院生だった彼は、日本女子代表コーチだった渡辺氏(現在は藤枝順心)のアシスタントとして、ビデオ解析をしていました。渡辺氏のテクニカルレポートを上映する際、PCとプロジェクターをつなぐコードが無い・・・と、困っていたところに、私が声をかけた・・・そんなことは、すっかり忘れていたようでしたが、あれから15年。今でも変わらない私と、大きく変わった石原氏のギャップに、「人生イロイロ♪」と、歌いながら帰りました。

それにしても、寒い・・・鼻水も凍るグランド。昨日のレッズランドは、自販機で買ったコーンポタージュと、緑茶が、5分もしないうちに冷えてしまいました。大阪は、もっと寒いのでしょうねええええ。

12/16(火) 末先生と翠先生を間違えた訳

翠 という漢字を 「ミス」と読むのは難しいです。
先日も、日本サッカー協会の方に、神戸に同行するメンバーを伝えたら、「技術委員長の スイ先生ですね」と。
何度言っても、「ミス」とは読めないようです。
みなさんは、携帯電話に登録するときに、どうやって漢字を導いているでしょうか?
おそらく、「スイ」と入れるか、「ミドリ」と入れるか、どちらかではないでしょうか。
よみ仮名を、しっかり入れる方は問題ないですが、そのままにしておくと、検索するときに、サ行になるわけで、
末(すえ)先生の前に、スイ先生があります。

前置きが長くなりましたが、今日、末先生に用事があって、電話しようとしたら、翠先生にかけてしまい、着歴を残してしまいました。折り返し電話をいただいてしまい、「12月28日のブログのタイトル決まりましたね。「天然芝から土へ・・・原点に戻る!(三保の森カップ)」ですね」と、相変わらずのテンションでしたので、思わず、「すみません。末先生と間違えて電話しちゃいました。」と言うと、大笑いしながら、「光栄です!!」と、電話をお切りになられました。さすがです。このような対応だから、年齢層に関係なく、多くの人を愛し、愛されるのでしょう。

さて・・・年末年始のスケジュールが決まりましたので、掲載します!!

◆高校生


21日(日) SSHカップ 戸山高校  11:30(30×3)
22日(月) 移動日
23日(祝・火) なでしこU18交流大会@堺 会場 J-GREEN  ※26日のみ セレッソ大阪津守グランド

Aチーム 9:20  追手門学院(40×2)  15:20  松商学園(40×2)   天然芝S3

Bチーム  9:20  大阪桐蔭B(30×2)  10:40  大阪桐蔭B(30×2)  15:00 京都文教(40×2)  人工芝S14

24日(水)

Aチーム 9:20 鳴門渦潮  13:50  聖和学園  人工芝S9 15:20    大商学園  人工芝S12   

Bチーム 10:50 京都橘    12:20  聖和学園       15:20  向陽  人工芝S9ピッチ  全試合35×2

25日(木)
Aチーム  13:20  星翔(40×2) 天然芝S2 15:20  東北(40×2)  天然芝S3

Bチーム  9:20  大商学園(35×2) 13:50  大阪学芸(35×2)  人工芝S12

26日(金)
A/Bチーム  9:00  大阪学芸(35×3)  セレッソ大阪津守グランド  

27日(土) 休養日
28日(日) 三保の森フェスティバル 横浜翠陵
10:00 仙台明成 (25×2)  11:00  海老名(25×2) 13:00 YSCC   14:00 横浜翠陵 (25分×2)
4日(日) ニューイヤーカップ(本庄第一高校主催) 熊谷市さくら公園
①10:30 花崎徳栄  ②12:00 南陵  ③13:00 熊谷女子  ④14:30 本庄第一
5日(月)①9:00 山村  ②11:00 横浜翠陵  ③12:30 仙台明成   ④14:30 成立学園  ⑤15:00 飛鳥
6日(火)①9:00 太田商業 ②11:00 成田国際  ③12:30 横浜翠陵  ④14:30 埼玉栄 

◆中学生

20日(土) 中学リーグ VS 修徳中学 アミノバイタルフィールド 15:25
21日(日) 中学校大会 VS  修徳中学 大妻多摩中学 9:30
23日(火) 十文字中学と練習試合
25日(木) 三保の森フェスティバル 横浜翠陵  @若葉台西
10:30 YSCC (25×2)   11:30 大和高校  14:30 大和シルフィード15 (25×2)

26日(金) ※ なでしこU18交流大会@堺   会場 J-GREEN 堺
13:20  作陽高校B     15:20  村田女子高校B     天然芝B3
27日(土)  9:20   作陽高校B      11:20   日ノ本学園高校B    15:40   東海大翔洋高校  人工芝S6

28日(日) ※大阪桐蔭高校主催のU15招待大会  会場 J-GREEN 堺
10:20  シロキFC   13:40  フラミンゴ    人工芝S7
29日(月) 9:00   セレッソ大阪   午後、順位決定戦    人工芝 S7
30日(水) 順位決定戦  人工芝S6またはS7


受験生の方に、よく聞かれます。遠征費は、おいくらですか??と。
高校生は、大阪4泊5日で、35,000円です。往復、文京バスとレンタカーで移動します。宿泊は、J-GREEN内のドリームキャンプに宿泊します。
中学生は、大阪4泊5日で、50,000円です。往復、新幹線で移動します。新大阪から現地のホテルが送迎してくれます。宿泊は、堺市内のビジネスホテルです。

私は遠征を企画する時に、必ず、「投資の価値」を考えます。そして、バスを保有しているというメリットを生かし、交通費をかけずに、往復14時間かけてバスで移動するか、15000円高くなっても、安全面やコンディションを考え、新幹線で移動するかを考えます。今回は、高校生はバスで、中学生は新幹線で、という結論に至りました。宿泊するホテルのグレードを、もっと下げることもできます。1泊4500円程度で、労働者と同じ宿に泊まる学校もあります。夏の遠征では、お寺に泊めさせていただいたり、学校の施設に泊めさせていただき、宿泊費をかけない遠征も企画しますが、冬場は体調管理が難しいので、できるだけ7500円前後のホテルを選択します。

遠征というのは、お金をかければ、簡単にできます。しかし、20年かけて培った遠征ノウハウは、簡単にはまねできないと思います。そこは自信がありますので。遠征には、失敗しませんので!ご安心ください!

12/15(月) 想いは様々

Aチームの選手のサッカーノート
●Bの選手は、頑張っていないとは思わないが、大輪の気迫になんとなくついていっているだけで、Aは自分に無縁だと思ってしまっているのではないか。AがBに、気持ちや経験を伝え、BがAに刺激や危機感を与える関係ができていない。大阪遠征では、1年生と2年生の関係、AとBの関係、Aの自覚、Bの意識という面でも成長していきたい。全国に出場するチームは、大阪で最終調整し、チームを完成させる・・・自分たちは、その先のインターハイを見据えて、中3から高2までが高い意識で進んでいかなければならない。

●昨年の今頃、自分はBチームで、Aの試合には出れず、大阪では、先生に、「お前はサッカーをやっていて、楽しいか?」と、聞かれた。あの時は、本当に自分が嫌だった。その後、チャンスをいただき、一年経った今では、Aとして試合に出ている。今、Bのメンバーが、どんなに必死にAを狙ってこうようが、自分も絶対に負けないし、譲らない。そして、お互い切磋琢磨して、チーム全体のレベルアップを達成したい。

Bチームの選手のサッカーノート
◆先生は、Aの試合を楽しそうに見ています。しかし、Bの試合は、あまり面白くなさそうに見ていました。つまらないゲームをしてしまっていることが、本当に悔しかった。AとBは、本当に全然違うのは、わかります。スピード、気迫、明るさ・・・大阪では、「Bが変わった」と、思われるように、本当に頑張ります。Aがどんどん上手くなり、BはAの足をひっぱるだけになってしまわないようにならなければ、文京は強くならないと思います。

◆今の状況で、大阪に行って、B戦をやらせてもらっても、意味があるのかわからない。自分は、「また怪我したらどうしよう」とか、いろいろ考えてしまう。今回の鹿島遠征では、Bのダメな部分がたくさん見れて、悔しいけれど、Bのためにはなったと思う。Aチームからは、何とも思われてないのは、情けないというか、申し訳ない。もっとAが危機感を持つようなチームにならなければ、Aは安心しきってしまう。Aの中には、怪我を抱えてプレーしている選手もいる。もしも、その選手が抜けた時には、チームにフィットしなければならない。諦めなければ、きっと叶う時が来ると、自分は信じている。だから、あきらめずに、腐らずに、前向きに頑張りたい。

年末の大阪遠征。Aチームは、1日80分のゲームを2本。Bチームは、1日60分のゲームを3本。全国に出場するチームであれば、Aは1日1本で良い。しかし、我々は、全国出場チームや、関西の強豪チームの胸を借りて、通用すること、通用しないことを見つけ出さなければなりません。チーム作りというよりも、個の強化を重視したい大阪遠征。高い意識でチャレンジして欲しいです。

12/14(日) 修徳・村田と合同キャンプ@鹿島ハイツ

【経緯】
1)平成17年度。トレセンの改革に挑む。福井和哉氏(FC VIDA)を技術部会長に推薦し、U12から国体まで、連動できるトレセンを実現させようと考えたイベント・・・東京都の高校生を150名近く集め、トレーニングキャンプを行う。第1回は、波崎。その収益金で、一日25万円のアミノバイタルフィールドを借り、大須賀さんや、寺谷さんにも協力を要請。クラブチームも巻き込み、ビックイベントを実施。SFIDAも協力してくれました。スポンサーも無い中で、よくやったなあ・・・と。1泊3食+ゲームシャツ代+往復バス代+グランド代+指導費トータルで2万円。これには、ある学校の保護者から、「ぼったくりでは!?」と、非難されたこともありました。でも、気にせずに、初志貫徹。おかげで、東京は、強化が進んだと、今では思っています。
平成17年の冬のトレセンイベント

翌年、鹿島ハイツ完成をきっかけに、鹿島にてトレーニングキャンプを開催。しばらく継続しました。


2)神奈川や埼玉の選抜チームも参加するようになる。関東選抜U18を編成し、JEF、関東学園、浦和レッズU18などを招待し、エキシビションマッチを開催する。東京都は、選抜と育成で100名程度に縮小。


3)関東8県のトレセン交流会+東京都のトレーニングキャンプ 育成60名程度。東京都独自のクリニックを実施。大野俊三氏にDFを、向笠先生に攻撃の指導をしていただいたこともありました。

4)U15ナショナルトレセンの開催場所として、シャアしてほしいと言う要望がJFAからありました。関東のトレセン交流会を2月に移動させ、U15ナショナルトレセンに3面提供。(本来なら、JFAの事業が優先させるべきのは当たり前ですが、そのあたり、鹿島ハイツさんや、スポマネ脇田社長は、現場サイドを重視してくださり、丁寧に交渉してくださいました。)そして、昨年から、U15ナショナルトレセンが鹿島で開催。東京の分は、2面+野球場。ここで何ができるかを考え、昨年は、向笠先生のクリニック+トレーニングマッチを実施。修徳、文京学院、十文字が参加。

5)そして、今年。東京都全チームに投げかけるも、参加希望は、修徳と文京だけ。このままでは、鹿島ハイツに迷惑がかかってしまう・・・と、他県のチームにも呼びかけましたが、やはり、ゼロ。中学も巻き込み、修徳中と、文京学院中学も参加。しかし、目標の数には程遠い。すると、矢代先生が協力してくださり、村田が参加。全国大会出場の、村田・修徳に参加していただき、イベントとしての面目を保つことができました。修徳の有賀先生は、「怪我が心配なこの時期に、東京の仲間同士で強化試合ができるのは、とてもありがたいです!」と、喜んでくださいました。村田の矢代先生は、「いよいよ山田が育てた選手たちが、高校に上がってきて、文京学院も復活だね。来年は、また狙えるねえ!」と、教え子の山田の話題が中心でしたが、喜んでくださいました。

新チームで村田、修徳のトップチームと、何本も試合ができて、全国レベルになるための課題もたくさん見つかり、自信も少しつけられ、やっぱり一番おいしい思いをしているのは、文京だ・・・と、私もよろこんで終わりました。

U15ナショナルトレセンのスタッフの中に、十文字高校出身の野口選手がいて、朝食の時に挨拶に来てくれました。筑波大を出て、アメリカに渡り、今は一時帰国・・・当時ボランチを組んでいた大脇選手は、今はJFAでゲーム分析の仕事をしているとか。同じ歳で、村田出身の山田先生は、文京学院中学の監督をしている・・・そう、この3人も、以前は東京のトレーニングキャンプに参加していたメンバーでした!!それだけ年をとったのだなあと思いながらも、時代がしっかり刻まれている充実感を感じました。いろいろやってきて良かったなと。もう、賛同してくれる先生も、少なくなってきましたが、有賀先生から、「来年も必ずやりましょうね!」と、ありがたいお言葉をいただいたので、来年も、ナショトレと同時開催で、実施したいと思います。ナショナルトレセンも、技術部会が中心になったことで、選出される選手のレベルも高くなってきました。関東からは、メニーナ、メニーナセリアス、浦和レッズ、JEF、エルフェン、ノジマステラの選手が参加していました。メニューの内容も、フィジカル面にスポットが当てられ、なんと12ページにもわたり、栄養とフィジカルの記載が・・・こちらも変化を感じました。スポーツサイエンスに風が吹くぞと・・・文京の中学生たちは、全国のエリートに、少しでも刺激を受けたでしょうか・・・そこは謎です。




12/9(火) インカレ観客動員のお願い

1月18日に、西が丘サッカー場にて全日本大学選手権(インカレ)の決勝、3決が行われます。文京学院の卒業生としては、関東第三代表の関東学園大学1年、滝口選手、関東第六代表の筑波大学4年、伊藤瑞希選手が出場します。ぜひ、決勝まで勝ち上がってほしいと思います!東京は、新人戦準々決勝と重複するため、キックオフの時間によっては見に行けるチームと、そうではないチームが出てしまいますが・・・女子サッカー普及のために、スポンサー確保のために、みんなで西が丘に行きましょう!

インカレ組み合せ

以下、昨日のフィジカルトレーニングの報告です。(By ジェネラル鈴木)
【全体】
・始めに横山コーチからご指摘がありました、動きの緩急についてのトレーニングをしました。対人で短い距離をどれだけ素早くプレスをかけられるようになれるか、今後も研究しつつ指導していきたいと思います。
・筋トレは種目を変更し、自主トレ内容にも反映させました。マンネリ防止と負荷を上げるためです。
・最後のダッシュもショートダッシュにさせ、低く入って低く出る、最初の3歩で勝負が決まる、加速は意味なしと言ったところを伝えつつトレーニングしました。指導直後は動きが良くなるので、これをどれだけ実践に落とし込めるか、認識を変えることが出来るかどうかが勝負のカギになりそうです。
・試験明けでしたが、動きの悪さは感じませんでした。自主トレも真面目にやっているようです。

【個人】
・××
東久留米との試合で左足母趾の内側を痛めました。その後、治療していたので回復していますが、切り返しの際に痛みが出るとのことだったので、テーピング方法を指導しました。サッカーをするには影響はないです。
左側の股関節に痛みがあります。中3から時々痛みが出ています。元々関節のはまりが浅いのだと思います。臀部筋力の向上とストレッチを指導しました。今のところ問題ないと思います。
・●●
左股関節の痛みが引きません。筋肉の付着部の炎症が引いていないものと思われます。下肢、腹筋のトレーニングは禁止とし、ストレッチを入念にするように指導しました。このまま痛みが引かないと疲労骨折を起こしかねないので、痛みが変わらないようならサッカーの中止も検討しなければなりません。
・▼▼
日曜日のゲームでつったふくらはぎの痛みが引いていなかったので、テーピングをしました。問題はありません。
・◆◆
日曜日に全体がつったとのことでしたが、練習前に踊っていたので問題はないと判断しました。トレーニングも全て実施していました。
・◎◎
まだまだ本調子には程遠いですが、今月しっかりやれば戻ってくると思います。練習後に患部に熱感と痛みが出るので、十分なケアをするように指示しました。
・▽▽
サポーター(ザムスト社ハードサポート)を購入し痛みはなくなりましたが、装着中に膝裏に痛みが出るとのことだったので、パットを作成して挟ませました。宮田がやっていたような感じです。それで痛みはなくなったので問題ないと思います。
・□□
右膝のサポーターにより痛みはなくなりました。
・■■
日曜日のゲームで右ももの裏側を痛めました。見た感じでは筋肉の軽い炎症という感じでした。局所的なストレッチを指導したので、明日には回復すると思います。

怪我をしていたY、S、Tが痛みを気にしないで動けるようになれば、もっとパフォーマンスは上がるはずです。
I、Oの怪我がひどくならなければいいのですが、休めと言っても休まないタイプなので、今後の指導は先生方と相談しながら進めていきたいと思っています

12/8(月) 新生、山田文京ジュニア

国体でお世話になった山下先生(都立駒場)の推薦で、B級トライアルにチャレンジした山田監督。男子の中学生を相手に指導実践をやったそうですが、フリーズした途端に、「はあ?」という顔をされて、その瞬間、フリーズした理由を忘れ・・・「ファーストコントロールだ!」と、思い出して、ゴールへ向かうコントロールを意識させると、DFが本気になりスライディングタックル・・・改善の現象が起きない・・・「DFは、80%でやって!」と、指示をして、なんとか切り抜ける・・・現場では、女子の指導者は2名だけ。その一人は、山田先生が日体大1年の時の4年生。神様のような存在だった人。その先輩は、普段、男子の高校生を指導しているそうで、「やっぱり中学生の男子は遅いねえ」と、余裕だったそうです。久しぶりに緊張感のある日曜日を経験したという山田監督。今日から、新チームのスタート・・・ということで、最初にミーティングを行いました。本来であれば、中3は今日からフィジカルトレーニングに合流予定だったのですが、鈴木トレーナーの記憶違いで、今日は高校生のメニューには入らず、中1・中2のミーティングにオブザーバーとして参加しました。

先日、十文字の中1チームに敗れた後、「自殺したいくらいです!」と、電話で笑いながら悔しがっていた山田監督。「今日は、さっそく山下先生に教えてもらったメニューを試したいです!」と、前向きな気持ちで、新チームの強化をスタートさせていました。

高校生は・・・フィジカルトレーニングでしたが、なんと3名が欠席・・・こんなことで大丈夫なのか???と、先行き不安な月曜日。たった一日の部活で、風邪をひくなんて・・・と、思っていたら、自分もだんだん喉が痛くなってきました。油断していると、すぐに病魔に襲われる時期です。菌をもらったら、無理せずしばらく休んでください!あっという間に集団感染しますので・・・

昼に、とげぬき地蔵の近くに車を止め、銀行に行き、昼ごはんを買って車に戻ると、「あっ!こんにちは!」と、私を見て挨拶をする女子高生の集団に遭遇しました。十文字高校サッカー部の2年生でした。街中で、偶然、他校の先生を目撃したら・・・文京生は、しっかり挨拶できるだろうか・・・できる生徒もいるし、できない生徒もいるだろうなあ・・・と、思いました。手に持っていた稲荷寿司に目線が行っていたような、いなかったような。でも、他校の生徒から思わぬ挨拶をされると、うれしいものです。文京生のみなさんも、石山先生を目撃したとき、無視せず挨拶しましょう。ただし、電車の中で爆睡していた場合や、サーフボードを持っている時や、ジーパンをはいている時は、声をかけてはいけません。

12/7(日) 中高練習再開@鹿島ハイツ

試験明けの練習初日は、中高で鹿島ハイツでした。
山田監督が、B級トライアルに参加したため、今日は私一人で51人の面倒を見ました。
中学生を文京バスに、高校生をレンタカーのマイクロで運びました!
チーム分けを考えるだけで大変でした。午前中は、中1から高2までをシャッフルさせて、ポジションバランスが良くなるようなチーム編成にチャレンジしました。姉妹をセットするなど、ちょっとした遊びもいれつつ、バランスの良いチームを作ったつもりでした。「得点は気にするな。やっていて、楽しいと思えるようなチームをつくれ!」と、それぞれの高2には伝えました。実力的にはほぼ同じはずですが、しっかりと順位が決まる・・・これがサッカー。どんなに守っても、点を決められなければ勝てない。決定機でしっかり決められたチームが上位にいく。そして、安定して自分たちの意図を分かり合えるようなチームが、勝ち上がる。エースがイライラすれば、チームは崩れる。オフ明けに、忘れかけていたことを思い出すきっかけになれば・・・優勝は、キャプテン小平のチームだったことに、可能性を感じました!! ⇒試合の写真は、学校ホームページに

A B C D E
塩野 日向 中1 星川 真里奈 中1 小宮 櫻子 中1 藤井 柚沙 中2 大輪 かれん 中2
中島 優花 中2 千葉 鈴美 中3 東 桃子 中3 石井 こはる 中3 權田 都音 高1
岡積 加奈 高1 中村 明日香 高1 額賀 雪名 高2 齊藤 彩香 高2 小平 真帆 高2
辻内 麻希 中1 粕谷 茅花 中1 齋藤 友佑菜 中1 蓼沼 瑞希 中1 飛田 柚寿 中1
松本 留佳 中3 清家 桜子 中2 西ヶ谷 紗衣 中2 鈴木 りん 中2 野田 秋樺 中3
杉浦 帆乃佳 中2 滝口 怜音奈 高1 内田 茉衣 高2 稲田 有里 高2 大澤 もも花 中1
辻内 栄理 高1 西辻 菜々葉 中2 宇田川 奈那 中2 小嶋 美結 中1 清水 菜緒 高1
小林 千華 高2 有澤 真生 高1 相原 萌子 高1 渡邉 仁湖 中3 大輪 かりん 高2
松村 穂垂 高1 松山 夢 高2 鳥海 玲奈  高2 山本 美月 高2 村松 凪紗 中1
勝ち点 得点 失点 得失差
1位 E 2 0 1 7 6 1 5
2位 A 1 1 2 5 5 4 1
3位 B 1 1 2 5 2 3 -1
4位 C 0 1 3 3 2 4 -2
5位 D 0 1 3 3 1 3 -2
GK 竹木(高2)・伊藤(高1)・松井(中3)・藤澤(中1)  最小失点は藤澤選手(1失点)でした。

午後は、隣接するピッチが空いていたので、2面同時展開でフルピッチの11対11のゲーム。
最初は、中学3年生を主役に、
一貫中3(7人)+小平・権田・中村・松村   VS 高2・・・これは、中3チームが2-1で勝利!
一貫中3(7人)+村松・藤井・中島・宇田川 VS 高2・・・これは、高校チームが勝利!

次に、今日のベストメンバー VS 高校生サブ・・・高校生サブも、小林・滝口がそれぞれ得意のカタチで点を決め、頑張りました。松山夢選手が、頑張りすぎて?筋肉がつってしまい、途中でアウト。最終的にはベストメンバーが勝利をおさめましたが、なかなか迫力のあるゲームでした。来週末は、修徳・村田の胸を借ります。どのくらい戦えるでしょうか・・・


もう一面では、U14大会に向けて、中1・中2のチーム強化のゲームを行いました。SFIDA、杉並、東京ベイ・・・山田先生が大好きな、死のグループを突破できるように、今日からスタートです。

先日、バレー部の吉田監督と天野コーチ、西山トレーナーと、その他何人かの先生方と、とある静岡県の温泉に行ってきました。昨年、出場できなかった春高に、今年は出場することができた・・・去年は、「お前らならできる!」と、最後に自信をつけさせて試合に挑み、敗退。今年は、「お前らには無理だ!」と、最後まで追い込んで試合に挑み、勝利。どちらの手法が良いかわからないけれど、本当に、その時の選手たちのメンタルをコンロトロールできるかどうかに、勝負の分かれ目があるというのが、よくわかりました。また、「もし去年、西山先生がトレーナーをやってくれていたら、去年も勝てたと思う」という、吉田監督の絶大なる信頼を得ている西山イッキ先生とも、たくさん話ができて、勉強になりました。春高は、初戦で古豪、古川商業(宮城)と当たる可能性が大。「勝てるわけがないから、応援は、初戦(1月6日)に来て!」と、あいかわらず謙虚な吉田監督ですが、きっと秘策を練っているのでしょう。「自分は、30代前半で、日本一をとって、正直、調子コイテました。でも、40代になって、勝つことの難しさを実感しています。そして、選手を応援してくれているのは、親だけではなく、親戚のおじいちゃんやおばあちゃんだったりするわけで、その人たちのためにも、雑誌の取材に応えたりとか、めんどくさがらずに、メディアに出ることは大切なんだと思うんです。今では、メディアの人たちから、メディア好きの変わり者監督だと思われていますよ。それでも良いと思うんです。」と、私には話していますが、彼がバレーのスタッフと話すときの口調は、全然違いました。騙されないように、応援したいと思います。そして、1月6日は、サッカー部は応援に行けませんので、ぜひ、7日に試合があるように、古川商業を倒して欲しいと思います!帰り道、江の島、鎌倉と、吉田先生の車に西山先生の運転で乗るというVIP気分を楽しんでいると、電話が・・・「先生、合宿費の振込先の口座番号が間違っています!全然違う人に振り込んでしまいました!!」と、保護者の方からでした。振り込まれた人も、ビックリしたことでしょう。何というミス・・・いつもと同じだけど、口座番号を書いておかないと・・・と、わざわざ書いたことが失敗でした。老眼による認識ミスでしょうか。申し訳ありませんでした。すぐに連絡網をまわしていただきました。(実は、もっと前に、別の保護者の方から同じ指摘をメールで受けていましたが、一日100件以上メールが来るこの時期に、完全に見落としていました。ダメダメでした。)


土曜日に行われた関東高体連サッカー専門部(男子部)の委員長会議に、石山先生と一緒に出席しました。来年のインターハイ関東予選は、東京で行われます。その会場で、いろいろと苦労しています。帰り道、石山先生と一緒に京浜東北線に乗り、いろいろな話をしました。いろいろな噂が飛び交っていましたが、すべてデマだったようです。どのチームも、いろいろ大変なんだなあ・・・と、思いました。「これからどこいくの?」と、聞かれ、「学校説明会だよ。自分が説明者だから・・・」と、言うと、文京学院までついてきたので、スポーツ科学のパンフレットを贈呈しました。「まさに、これだよ。こうゆうことをやりたかったんだよ!」と、大学の准教授である石山先生にも共感してもらえました。彼はまさに、十文字大学健康栄養学科で、スポーツ科学に取り組もうとしています!!

大学や高校というのは、世間にたくさんあります。激しい競争の中、どうやって生き残っていくか。私はよく、結婚式場を例に出します。どうすれば、選ばれるか・・・ただ安いだけでは選ばれない、料理がおいしいからとか、施設がきれいだからとか、交通の便が良いからとか、それだけではダメ・・・お金を払っても、良いものを求める・・・大切なのは、想い出となる「心の動き」。心を動かすためには、そこに関わる人の心が重要。そして、どれだけの人を関わらせるかが重要。競争の激しいブライダル産業は、私学の生き残りのヒントを与えてくれます。


11/30(日) 結婚式(お台場)⇒忘年会(水上)⇒学校説明会(駒込)

サッカー部の卒業生、二十歳で母になった横内晴香さんの結婚式および、披露宴に出席しました。
授かった命を大切にして、出産を決意した二人。それを支えた家族。なんともロマンチックなPartyでした。
すっかり女性らしくなったサッカー部の卒業生たちにも会うことができ、素敵な時間を過ごせました。


OG S:(デザートとりまくり、ワインをガンガン飲みながら)「いいな~ 結婚したいな~」
OG K:(獣医学部に進学)「紹介してあげるよ。今、養豚してるんだよ。」

二人の結婚を記念して、配布されたリーフレットに、父のコメントが書いてありました。感動したので、無断で掲載させていただきます。

彼女のサッカーとの出会いは、小学校3年生。当時の長野県には、女子サッカーチームはまだ少なく、特に中学生年代以上のカテゴリーになると、女子選手の人数が少なく、穴埋め選手として関わる機会が多々あり、必然的に自分より年上のお姉さんたちと一緒にいることが多くなった。この、思春期と同時に訪れた人間関係の突然の変化で、予想を超えた成長(混乱)に、私と家族は本当に戸惑った。女の子は父親に似るというが、顔はともかく、性格が私に似てしまい、お互い自分の主張を曲げないから、この頃はよく衝突し、私も若かったので、ムキになって喧嘩になった。父親として、イエローカードが出そうな対応をしてしまう事もあった。そして自然と会話が減っていった。辛うじて会話が発生したのは、共通の話題であるサッカーの事だけだった。中学生の彼女は、様々な場面で安易な道を選び、サッカーでも気持ちを欠いたプレーが目立つようになった。一生懸命が恥ずかしいと思うような、特別な時期だったのだろうか?逆に、この頃から目立ってきたのは、「人を引きよせる力」。良い意味での、「人たらし」だった。晴香のまわりには、人が集まるようになり、感動的な場面が重ねられていくようになる。

中学で燻ったサッカーへの情熱は、県外の高校へサッカー進学という姿で満たされていく。サッカーセンスの無さを、人たらしの得意技で乗り切ったのか、2年次に、東京総体(兼全日本高校女子サッカー選手権都予選)で優勝を勝ちとる。人たらしが際立ったのは、3年生での引退試合。全日本選手権(のちの皇后杯)東京都予選の決勝戦、VS十文字。全国大会3位の十文字を相手に、苦戦を覚悟で迎えた決勝戦は、晴香の引退試合でもあった。小学校3年生からはじめたサッカーで、小学6年生の時は、長野、北信越を勝ち抜き、全国大会へ。中学でも、男子とぶつかりながら技を磨き、高校では東京の女子サッカー7強の高校へ入学。初めての一人暮らし+高いレベルでのサッカー。わが娘なりに本当に頑張っていると思っていた・・・。そして迎えた引退試合・・・

試合は立ち上がりから攻め込まれるも、何とか踏ん張る状況。前半終了間際に、セットプレーのこぼれ球を押し込まれて失点。しかし、後半開始の円陣では、選手は何故か笑顔・・・?遠く離れた応援席まで笑い声も聞こえてくる・・・?しかし、やはり力の差は歴然か。後半は2失点。それでも終了5分前に1点取り返し、盛り上がる。その後も何度か反撃のチャンスが訪れたが、左SH(三浦梢)のシュートがクロスバーギリギリをかすめたところでタイムアップ。大きな拍手に包まれる選手たち。気のせいか、敗戦チームへの声援の方が大きかった気がする。この試合の後半開始前、1点ビハインドの円陣の中から漏れる笑顔と笑い声で決定づけられた気がした。何処の世界に、決勝(負けたら関東には進めない)で1点ビハインドのチームから笑顔が出るのだろうか?

記念に写真を・・・と、借りたキャプテンマークには、「笑顔を絶やさずに」の言葉が。このキャプテンマークに書き入れられた文字ひとつひとつ、異なる選手が書いたのだろう。晴香の文字は「笑」だと。素晴らしい試合と、素敵な仲間と、3年間の辛い練習。君と、君の仲間たちは、最高だった!ある日突然、サッカー一色になり、ある日突然、母になったあなたを、あのころよりも心身ともに丸くなった父として、こんなんでやっていけるのかと思いつつも、歯を食いしばって送り出すしかないのだな。これからも君の得意技、人たらしを駆使し、笑いの絶えないだろう今後の人生、君がどう成長してくのか、楽しみにしているよ。
・・・アディショナルタイムに突入した父より

感動の余韻を感じながら、お台場から水上温泉へ。大学、高校の女子サッカーに携わる多くの方が参集して、筑井さん、日野先生、松島先生、高橋先生、河合先生という、女子サッカー発展の功労者の方々を囲み、楽しく盛り上がりました。今回、ビンゴ大会の司会、途中盛り上げ用の替え歌リクエスト、最後の締めとなる替え歌リクエスト、と、いつもよりも出番が多く、「必要とされている」という自尊心を高めることができました。

翌日、学校説明会のため、4時30分に起き、爆睡している能天気なシンゴ先生、イビキ高らかなマカ先生、激ヤセしたシンノスケ先生、私が出かけるとこに、さっと飛び起きて、「私も出ます!」と、言って、すぐまた布団にくるまって寝たカンバ先生を後に、水上温泉ホテル聚楽を出発。7時前に駒込に到着しました。

今日の説明会は、「入試チャレンジ」。中学受験の生徒が、実際の入試を受けてみようというイベントです。生徒が受験している間、待っている保護者の方を飽きさせないためにと、イベントを実施しました。今回は、在校生の保護者のトーク。理数、英語、スポーツで頑張っている生徒のお母様に登壇していただきました。スポーツの分野の保護者代表として、サッカー部の近藤さんにお願いしました。話を聞いている途中で、いろいろなことを思い出し、目頭を熱くしてしまいました。受験生の保護者の方は、「あの、司会の先生、体調悪いのかしら?」と、思ったかもしれません。6年間、娘、そして母が、葛藤し、成長していく様子を語っていただきました。

忙しかったですが、充実した土日でした!!

中学生ですが、U14大会の抽選会が行われました!
その結果、文京学院はFグループ。SFIDA世田谷A、杉並FC、東京ベイと同じリーグです。
強豪チームを相手に、どこまで頑張れるか。12月13日~14日の鹿島キャンプでは、修徳中、十文字中とともに切磋琢磨して、年末の大阪桐蔭カップでは、西の強豪クラブに揉まれ、強化できるように頑張りましょう。

11/27(木) 公開抽選会~メディア介入の功罪~

今年からスタートした公開抽選会。これまでは、密室で行われてきた抽選を公開することで、ルールをよりシンプルにしました。ベスト4以外は、東西に分けてフリー抽選。これにより、強豪が1回戦で当たるということも発生します。地域で優勝しようが、最下位で出場しようが、あまり関係がなくなります。しかし、強い者を有利に・・・という考え方が、必ずしも全国大会において「公平である」とは言い難いというのも事実。メディアリリースされることで、より多くの人の目に触れることになるため、このようなやり方に変更しました。

その結果、1回戦のカードは・・・

【1】日ノ本(兵庫) × 前橋育英(群馬)
【2】鎮西学院(長崎) × 富岡(福島)
【3】広島文教(広島) × 修徳(東京)
【4】宮崎日大(宮崎) × 湘南学院(神奈川)
【5】常葉橘(静岡) × 大谷室蘭(北海道)
【6】大商学園(大阪) × 日本航空(山梨)
【7】鳴門渦潮(徳島) × 松商学園(長野)
【8】村田女子(東京) × 神村学園(鹿児島)
【9】常盤木(宮城) × 岡山作陽(岡山)
【10】松山東雲(愛媛) × 星槎湘南(神奈川)
【11】柳ヶ浦(大分) × 工大福井(福井)
【12】京都精華(京都) × 聖和学園(宮城)
【13】神戸第一(兵庫) × 三重(三重)
【14】大阪桐蔭(大阪) × 開志JSC(新潟)
【15】津田(香川) × 北海道明清(北海道)
【16】高梁日新(岡山) × 藤枝順心(静岡)


抽選後、インタビューを受ける神村と村田のキャプテン。お互い対戦を予想していたという両キャプテンのコメントは、とてもメディア映えしたでしょう。

抽選のために、全国各地から顧問と二人旅。賛否あると思いますが、「これで毎年お墓詣りができる!」とか、「床ちゃんが行くっていうから、俺が来たよ。」」とか、「ブログ読んでますよ!!」と、お声をかけてくださる先生がいて、うれしかった・・・疲れも吹き飛びました。本当に、「声かけ」は、重要だと思いました。抽選会の後に、出場校の取材やフォトセッションがあり、キャプテンはとても大変だったと思いますが、ご協力ありがとうございました!!

なぜ、ここまでメディアに出すのかというと、それは、スポンサーをつけるためです!!
男子のように、大きなスポンサーがつけば、出場チームの宿泊費が補助されたり、優勝チームが海外遠征に行けたり、全国の委員長を集めた会議ができたり・・と、今ではできないことが実現されるのです!
そして、テレビを見て、「サッカーをやりたい!」と、思う少女が増えていくことで、普及が進むことになるのです。今は、まだ、450校ですから。バレーボールの10分の1程度の加盟数では、あっという間に、ブームは去ってしまいます。

「サッカーの試合ではなく、女子高生という面を取り上げたり、面白監督という面を取り上げたりする姿勢に、納得できない。試合に出れなくても、ルックスが良ければ追いかけられる・・・というのでは、サッカーそのものの発展につながらない。」という、メディア介入を否定する意見も出始めていますが・・・

先日、春高バレー出場を決めた吉田監督が、フジテレビのアンケート用紙に、必死に答えていたしました。メディアの功罪について聞くと・・・

「35歳くらいまでは、何しろマスコミが嫌いでした。勝っても負けてもしつこいし。バレー界でも、ほとんどの大御所監督は、マスコミ嫌いですよ。でも、バレーボールも、メジャー企業がスポンサーから次々と撤退して、公開抽選の交通費も支給されなくなり、今は代表抽選になったんですよ。そして、入場料を取るようになったんですよ!!応援に行くのに、一人300円、大人は1000円ですよ!!だから、僕は、選手たちにわからせたいんです。スポーツが発展していくためには、スポンサーが必要だということを。そうゆうことを高校生のうちから、しっかりわかっていなければ、感謝の気持ちなんて、口だけですよ。支えてくれる人を増やすために、メディア露出は、必要不可欠なんだって、今では確信しているので、僕は、全面的に協力しています。」

ほっとしました。女子高校生の青春ドラマ・・・という、確かに、純粋なスポーツ番組ではないですが、編集をしながら泣いてしまうスタッフがいる・・・というくらいに、感動を伝えるようです。だから、大きなスポンサーがいまだにつかず、赤字であっても、まだメディアが撤退せず、可能性にかけてくれているのだと思っています。

抽選会では、髪の毛を結ばず伸ばしたままだったり、スカート丈が短かかったりと、とても気になる選手が数名いましたが、やはり全国レベルになると、ほとんどの選手は、清楚 で さわやか。このあたりも、メディアに映るということを意識して協力してくれたのでしょう。制服での抽選会、無事終了しました。皆様、ありがとうございました!

11/24(火) 2ヶ月ぶりの東久留米総合戦

高校1部リーグ VS 東久留米総合  @レッズランド人工芝 

GK 竹木(1年・文京学院中)

DF  額賀(2年・AC等々力)

  権田(1年・文京学院中)

  小平(2年・YSCC

  中村(1年・戸木南ボンバーズ)

MF 松村(1年・文京学院中)

  清水(1年・文京学院中)

  山本(2年・杉並FC

  鳥海(2年・SFIDA世田谷)

FW 稲田(2年・フィオーレ武蔵野)

  松山(2年・文京学院中)

 交代 40分 有澤(1年・フィオーレ武蔵野)→山本  40分 大輪(2年・文京学院中)→額賀

    52分 小林(2年・江東FC)→有澤   58分 相原(1年・フィオーレ武蔵野)→大輪      

2(1,1)-2(0,2) 引き分け

得点 28分 松村(稲田) 56分 小林(小平)

失点 66分・75分

 9月に選手権予選で敗戦してから2ケ月。新チームになり、初めての真剣勝負とも言える高校リーグの最終節、東久留米総合高校との対戦となりました。東久留米総合は、高3の引退試合となったようで、多くの応援団がレッズランドに来ていました。今日、写真が無いのは・・・両ベンチの中央で写真をとっている方がいて、それを注意しようかどうしようか、考えているうちに試合が終わってしまったからです。張り紙をしていないし、MCMをやっているわけではないので、どこが撮影エリアかは、各自の判断になるのですが・・・そこに立たれると、ベンチから試合が見えない・・・というところに立たれていたので、疲れ気味の私としては、80分間立ちっぱなしは、正直つかった・・・という言い訳。

今日の試合のコンセプトは・・・今日は、前半40分に、Aチームを投入。前半でリードできれば、後半からは、土曜日から試してみた「鳥海選手をセンターバックに起用し、さらに新しい文京を試す。」と、選手たちに話していました。

前半、良い感じの立ち上がりで、新チームらしいサッカーができていました。これまでの得点不足を解消するために、松山・稲田をFWに。そしてパスのセンスが高い山本美月をトップ下に配置。つい先日までは、松山、稲田の二人で攻撃している感じでしたが、今日は攻撃陣のパスもよくつながっていました。短期間でここまでできたのは、素晴らしい。素直に選手たちをほめてあげたいと思わせる前半でした。そして、稲田がキープして、松村へ。松村の見事なシュートで先制点を奪いました。1-0で前半終了。ハーフタイム。「後半は、鳥海のセンターバックで行くぞ。4点くらいとられるかもしれないけど、いろいろなことをチャレンジしていこう。」と、少し変化をつけて、選手たちを送りだしました。すると、予想外?に、小林選手が追加点をあげてくれました。ここで、悪い虫・・・勝ちたい虫が、出てきてしまいました。いろいろなことが気になって、「負けたくない」と、思ってしまう自分がいました。「何点とられても良いから、鳥海のセンターバックを試す。」と、宣言していたにもかかわらず、前半のセンターバック、権田選手に戻し、右サイドバックの経験はほとんどない相原選手を投入。しかし、それにより、DFのバランスが逆に崩れてしまい、終盤に2失点。もっととられてもおかしくないくらい、決定機をつくられてしまいました。試合中にDFを変えられる(特にセンターバック)ことは、本当につらいこと・・・と、過去の経験からわかっていたはずなのに、点をとられたくないと思ってしまったセコイ自分がいました。最後は、必死の守備で守りきり、2-2の引き分けで終了。非常に悔しそうにしている選手たちを見て、申し訳ない気持ちになりました。しかし、久しぶりに公式戦を見た横山コーチや、保護者の方々が、チームの成長ぶりを高く評価してくださいました。私も、とても未来を感じる試合をしてくれた新チームに、うれしくなりました。明日からしばらくオフですが、しっかりと自主トレして、新人戦までにさらに進化を遂げていきましょう。

キャプテン小平からも、前向きなコメントが届き、ほっと安心。 

2点を先制しながら、ディフェンスが最後守りきることができず申し訳ありません。
勝ってオフの期間に入るのが1番良かったのだと思いますが、今日勝ってオフを迎えると気持ちが一回切れてしまうと思うので、勝てなかった悔しさを持ってオフに入ることで、気持ちを切らさず自主練習などもできると思い、今は前向きな気持ちです。相手の応援に流され冷静になれず焦ってしまったり、松山がイライラしてきた時に何もできなかったという反省があります。しかしチームとしては、選手権で負けたときは絶望感のような気持ちが強かったですが、今日は、最近調子が上がらなかったチームの攻撃陣も良い形で攻撃でき、2点先制することができたので次につなげられる試合にできました。この時期にこのような緊張感のある試合ができて良かったです。
テスト期間もテスト明けからも新人戦に向けて頑張ります。

中学生ですが、中学校大会準決勝、十文字中学Cと対戦しました。

前半開始11分に失点。そのまま0-1で敗戦となりました。

中学校大会2連覇は、できませんでした。

3位決定戦は、修徳中学との対戦です。

なんと、12月20日はリーグ戦で、21日は中学校大会で、VS 修徳中!

武末監督と山田監督は、南葛FCウイングスのチームメイトでもあります。

お互い良いゲームができるように、頑張りましょう!!

今日は、日本サッカー協会で高校選手権の公開抽選会が行われます。私も主催者として立ち会います。来年は出場者として参加したいという気持ちが持てるような抽選会になればと思っております。抽選会の様子は、TBSの情報番組系で取り上げられます。お楽しみ?に。

FC ベルタの宮沢監督から電話があり、和田と進藤がベルタの社会人チームで頑張っていて、後輩たちに文京学院を勧めてくれているという話を聞きました!ありがたい限りです。現高1、高2に、フィオーレ武蔵野の選手が3名いるのも、清水あやめ先輩の営業活動のおかげ・・・今後ともよろしくお願いいたします!

11/23(日) 戸山⇒芦花⇒大井⇒新宿

戸山高校の樋口監督からお誘いを受け、練習ゲームに出向きました。リーグ戦に出場する選手たちは、学校からバスで芦花高校へ。それ以外の選手10名(現状のトップチーム)を、レンタカー(コミューター)に乗せ、戸山高校に向かいました。10名にした理由は、「明日の東久留米戦に向けて、1枠あり」というメッセージを伝えるためです。

名門のアメフト部が、練習をしていました。「五体不満足」の著者、乙武さんも、戸山高校アメフト部。いろいろな武勇伝を、元アメフト部の顧問の先生から伺ったことがあります。
何はともあれ、知的な雰囲気が漂う空間・・・いるだけで、賢くなりそうな気がしました。(私は高校受験で戸山に入れず、高田馬場まで達せず、新大久保の私立に行きました。憧れの高校でした!)

戸山高校の選手の皆さん、そして樋口先生、ありがとうございました!

戸山高校を12時40分に出て、芦花高校に向かいました。日曜日で渋滞もほとんどなく、13時15分に芦花高校に到着。キックオフに間に合いました。引率をお願いしていた鈴木トレーナーに様子を聞くと、「なんだか、静かですねえ。穏やかというか・・・Aチームが見てたら、緊張しちゃうんじゃないですかねえ。」と。

都立芦花との対戦。開始早々、失点。その直後に追いつきましたが、1-1で前半終了。
コーナーキックのキッカーの決め方を聞いて、爆笑。「なるべく移動距離が少ない選手が良いかと思いまして・・・」ハーフタイムに修正。さらに、「自分たちでやりやすいように変えてみては?」という提案に対しても、「シーン・・・」という感じで、微笑。Let it go ♪という感じで、後半スタート。途中、我慢できずに、ポジションチェンジを示唆。本当は、自分たちで気付いて欲しかったのですが。まだまだ我慢が足りませんかねえ。最終的には4-1で勝利。選手たちもほっと一息。芦花高校から巣鴨まで、空車のレンタカーを運び、自家用車に乗り換え、大井の臨海斎場へ。お世話になっている小尾先生のご尊父のお通夜に参列しました。神前式は、はじめての体験でした。小尾先生は、お父様の看病をしながらも、インターハイにご尽力をいただき、本当に胸が痛くなりました。ご冥福をお祈りいたします。その後、自宅に車を置いて、新宿に向かいました。サッカー部保護者の会の、懇親会です。かなり遅れてしまい、さらに、朝から何も食べていなかったので、ムシャムシャと食べてしまいました。素敵な会を開いてくださり、ありがとうございました!翌日の説明会(入試解説)の準備があったので、3次会にはお付き合いできませんでした。また、次回。

11/22(土) 中高合同練習

中高合同で、レッズランドへ。


フットサルコート、天然芝、人工芝・・・空いている時間で移動しながら、4時間たっぷりトレーニング。昼間は汗ばむ陽気・・・夜になると冷えました。風邪をひかなければ良いですが・・・

11/21(金) 中高ともに週末は勝負

高校生 23日(日) VS 都立芦花高校     13:30 @都立芦花
      24日(月) VS 東久留米総合高校  15:05 @レッズランド人工芝

昨日までの苦悩は捨てて、迷わず、信じる!これでいくことにしました。学校が投資をしている強豪校の監督は、結果を出さないと解任されるということがよくあります。私が解任される時は、生徒を人間として成長させることができなかったとき。そう思ってやってきましたが、結果が出なければ、生徒も自信を持てないので・・・少しでも、変わろうと意識している選手は、信じて使っていこうと思いました。


中学生 24日(月) VS 十文字中C   10:00 @共立第二中学

中3にとっては、最後の大会となる、中学校大会。今年は、決勝が12月21日です。現在、ベスト4の文京学院中学。次の対戦は、十文字Cです。十文字中学のA、B、Cの分け方は、毎年それぞれ。決して強弱ではありません。「Cはイネスさんのチームですから。怖いですよ!」と、山田監督も警戒宣言。中3も、気合で怪我を直し、万全な体制で挑みます。

11/20(木) 予想外の雨

天気予報では、埼玉は くもり でしたが、レッズランドもかなりの雨でした。冬の雨は、つらいですね。
風邪をひかなければ良いですが・・・こんな雨の中、サッカーをやって、結果が出なかったらむなしいだろうなあ・・・と、切ない気持ちにもなりました。


レッズランドに向かうバスの中で、「東久留米戦を前に、現在苦悩中」というプリントを配布しました。攻撃重視で行くか、中央をしっかり固めるか、この1ヶ月やってきたことを試すか、1ヶ月やってきても変わらなかったことはやらないでおくか・・・あと2日。もう少し悩みたいと思います。

高1 VS 高2 という分け方をしたせいで、高1と高2に、何とも言えない 距離感 が出てしまったような気がします。そして、先日の高校リーグ(高2のみでスタート)の後に提出された高2のサッカーノートには、「高1に申し訳なかった」ということを書くものが多かった・・・学年を分けてみたものの、サブの選手の引き上げにはならなかったと。中心となる高2の数名が、ゲームメイクをするだけで、全体が関われていない・・・選択肢が少なすぎる・・・と、コーチ陣からも辛口のコメント。もう一度、調子が良かった11月3日の状態に戻れるように、頑張りたいと思います。

11/18(火) 東京トレセンU17

JFAが定義しているトレセンとは・・・

日本のユース育成の中心的役割を果たしているのが「トレセン制度:ナショナルトレーニングセンター制度」です。
「日本サッカーの強化、発展のため、将来日本代表選手となる優秀な素材を発掘し、良い環境、良い指導を与えること」を目的に始まったこの制度は、男子ではすでに25年を経て(女子は2005年度より本格的整備が開始)、さまざまな変革を行いながら、組織的にも活動内容においても充実したものとなり、トレセンを経験した選手から各年代の日本代表選手の多くが選出されるようになりました。

トレセンでは、チーム強化ではなく、あくまでも「個」を高めることが目標です。世界で闘うためには、やはり「個」をもっともっと高めていかなくてはなりません。レベルの高い「個」が自分のチームで楽にプレーができてしまって、ぬるま湯のような環境の中で刺激なく悪い習慣をつけてしまうことを避けるために、レベルの高い「個」同士を集めて、良い環境、良い指導を与えること、レベルの高い者同士が互いに刺激となる状況をつくることがトレセンの目的です。テクニックやフィジカルの面から、その「個」のレベルに合ったトレーニング環境を提供することは、育成年代において非常に重要な考え方です。(JFAサイトより)

このような活動をU18年代、つまり高校年代で実施するには、チームの監督同士の信頼関係が必要です。選手の育成をライバルに委ねるわけですから。私が知る限りでは、この信頼関係が構築されているのは、神奈川県だけ・・・もし、完全なる第三者が指導する(たとえば、モーガンとかワンバックとか)のであれば、選手も行きたがるし、指導者も送り出したいと思うでしょう。また、選出された先に、国体のような大きな大会があり、そこでの実績が大学進学時に評価されたり、日本代表候補へとつながっていくということが明確であれば、基本的には選手が「行きたい」と思うので、指導者はそれを拒むことができないでしょう。

現状ではトップレベルの選手を集めるのは難しい・・・そう考えたU18トレセンチーフの中野先生(成立学園)は、「希望する選手を送り出してください!レベルは問いません!」と、呼びかけました。そこで、私も、選手たちに問いかけました。「希望者は18日、火曜日にバスで駒沢に運ぶぞ!」と。すると、高1、6人、高2、11人、合計17名もの希望者が出てしまいました。中野先生は、「まったく問題ないです!」と、快諾してくださいましたが、他校はちゃんと選抜されていました。合計70名を超える参加者になってしまった原因は、文京にあります・・・しかし、良い経験をさせていただきました。私はトレセンは、コミュニュケーション能力と表現力育成の場だと思っています。シャイナ選手が多い文京生を、ぜひ鍛えていただきたく・・・そして、指導を担当してくださる20代の若手スタッフ4名が、将来の東京を支えるわけですから・・・そういった先生方の研究材料にもなって欲しいと、様々なタイプを派遣しました。東久留米の台頭も、梅原先生のトレセン経験の成果であると、私は勝手に思っていますので。若くて情熱ある指導者を育てて行こうとしている中野先生には、協力したいと思い、たくさん送り出してしまいました。(かなりの言い訳)

指導に協力してくださっている、大城先生率いる都立五商、後藤先生率いる都立若葉総合、清水先生率いる中村学園は、確実に成長していくでしょう。また、送り出した選手を見に来た樋口先生率いる都立戸山も。指導者の情熱というか、愛情というか・・・それが女子サッカーの普及発展には、絶対に不可欠ですから。

U15東京トレセンチームとのゲームでは、ボコボコにやられてしまいましたが、それがまた刺激になって、明日からのトレーニングにつながっていくことでしょう。トップの学校不在で行われたトレセンですが、今後のトレセンのあり方を考えさせられる良い機会になりました。皆様、お疲れ様でした。選手の育成を担う、ダブル ナカノ に 感謝!


久しぶりにマダムキラーの坂本コーチに会いました。「今日、昼間、職員室でずっと文京のバレーボールを見てたんですよ。感動しちゃいました。あの田原っていう生徒、本当にすごいですね。」と。やっぱり、バレーかあ・・・でも、バレーがあるから文京の知名度が上がると思ったら、感謝。
修徳中学の武末監督も、寒い中一生懸命U15トレセンを指導していました。唯一の女性指導者・・・やはり、まだまだ女性が少ないと感じました。これが日本の問題点ですね。だからこそ、女子校でスポーツサイエンスが重要!と、最後は宣伝して終わります!

11/17(月) 関東大学女子サッカーリーグ

順天堂大学主将、中村紘子(4年・文京学院卒)より、メールが届きました。

先生、ご報告です!
昨日の大東との入れ替え戦で2ー0で勝利し、1部昇格を決めることができました。
自分達は2部優勝を目標に掲げていましたが、リーグ戦での優勝は果たすことができませんでした。
ですが、来年のチームが1部で通用するようなチームであってほしいという想いでこの1年間活動してきたので、1部で闘ってきた大東と直接試合ができることで、これに勝てなかったらまだまだ力が足りなかったということだと思いました。
それでも勝利することができたので本当に良かったと思います。
でも部員達はこれが通過点に過ぎないと思っているように感じました。まだまだ先をみているなと感じました。
4年で最後のリーグだった自分にとっては、来年一緒にピッチに立てないのはさびしいですが、●●●(本日、順天堂大学に合格が決まった高3)が私の変わりに闘ってくれると信じています。

試合が終わってから斎藤(大東文化3年)が挨拶に来てくれていろいろ話しました。来年は大東が1部に上がってくれることを願います。
1部昇格も嬉しいですが、サッカーをやっていて良かったなと思うのは多くの方が応援してくださったり、卒業しても、文京の後輩ともつながりがあるったりと多くの方と繋がれることだと思います。リーグ戦は終わりましたが、まだ後期県リーグがあり、入れ替え戦の可能性もありますので、お時間がありましたらぜひいらしてください!

卒論が落ち着いたら、文京にも練習いきますので(当分はいけなさそうです…)そのときにまたよろしくお願いいたします!
それでは体調管理にはお気をつけておすごしください…。


関東大学女子サッカーリーグの結果

来年から東京の上位8校でスタートする 新しいリーグ戦。(名称は未定 東京プリンセスリーグ ちょっとホテルみたいな感じ 東京JKリーグ JTリーグ ちょっと企業みたな感じ やっぱりまだ決められず) 関東大学女子サッカーリーグを教本にしながら、魅力的なものにしていきたいと思います。

修徳高校の有賀監督から、関東大会を振り返り・・・という、電話をいただきました。日本航空の試合の後、いろいろな方から、いろいろ言われたようです。湘南に勝って全国を決めて、有賀先生も、選手も、ふと気を抜いてしまったのでしょうか。それに比べ、日本航空の、絶対に負けないという魂は、凄まじかった・・・その敗戦で、目を覚まされ、「このままでは終われない」と、最後の3決では、全力で戦ったようです。「東京代表として決勝に進めなかったのは大変申し訳ありませんでしたが、最終日に勝てて、良かったです!」と、ほっとした様子でした。

11/16(日) 村田、関東優勝、そして文京学院はリーグ戦

関東大会の結果は・・・
決勝 村田  2-1 日本航空
3決  修徳  7-0 前橋育英
5決 湘南学院 1-0 星槎国際

村田の皆様、優勝おめでとうございます!有賀先生も、お疲れ様です!

今日は、関東大会の仕切りは、大沼先生に任せて、高校リーグ(VS 東京成徳)を晴海総合高校にてやらせていただきました。朝早くから会場を準備してくださった晴海総合の皆さんには、本当に感謝しております。絶対勝つベ先生は、今日も朝からお元気でした!「いつかレッズグランドに呼んでくれると思っているのですが・・・」と、ベー先生。「レッズグランドじゃなくて、レッズランドですよ!」と応えると、「ディズニーランドみたいな感じですね。」と、クイックレスポンス。少しお疲れのようでしたが、本人いわく、「謙虚になったんです!」と。これからもお互い切磋琢磨できるように、よろしくお願いいたします。


前半は、約束通り、高2オンリーの布陣で挑みました。

GK 竹木(文京学院)  DF 大輪(文京学院)・額賀(等々力AC)・小平(YSCC)・斉藤(青梅SFC)
MF 内田(セリアス)・小林(江東中)・山本美(杉並FC)・鳥海(SFIDA世田谷)
FW 松山(文京学院)・稲田(フィオーレ武蔵野)

後半からは、体調管理がしっかりできていて、学校や部活を休まない高1の選手を選抜し、投入しました。松村・滝口・辻内・岡積・有澤の5名を出場させました!相原選手も、健康優良児童、皆勤の選手なのですが、交代枠は5名ということで、出場させてあげられませんでした。

クレーのグランドは、ボールコントロールが非常に難しい。少しさわるだけでころがるので、ドリブルも難しい。そんな当たり前のことを忘れてしまっている選手が多く、状況判断が悪い・・・そのうち、ボールコントロールに気を取られてしまい、周りを見てプレーする余裕が無くなる・・・「私はなんでこんなに下手なの?」と、自信を失い、どんどんダメになっていく・・・そんな選手がチラホラ。コーナーキックも、意図が感じられない・・・「戦術」を組み立てることができていませんでした。全員が同じ学年だから、安心感はありますが、逆に甘えもある。1年VS2年の時は、「意地」が感じられましたが、今日は、「なれあい」を感じました。声を出さなくても、必死にならなくても、許しあえる仲間になってしまっている・・・チーム編成って、難しいですね。前半は4点、後半は3点でしたが、後半の方がチームとしての意図を感じました。


11時10分に試合を終えて、「まだ練習したい!」というサッカーオタク16名と12時に学校に戻り、グランドが空く15時まで、3時間の勉強タイム。と、思いきや、幕張総合とのソフトテニスの練習試合を見ている高1。幕張総合のソフトテニス部の先生は、神庭先生の隣の席だそうで・・・「今日は、午後から幕総に行こうと思ったんですが、グランドが空いてなくて、断られてしまったんですよ~でも、もし幕総に行っていたら、お会いできなかったですね。神庭先生は、去年まで会議でよくここに来てたんですよ。峰岡先生は、都立駒場時代、本校の横山コーチ(修徳)と対戦しているんですよ。峰岡先生は鼻血を出すくらい、気合が入ったGKだったそうです。」と、ご挨拶。部活をやっていると、いろいろな学校の先生と知り合いになれる・・・これも大きな財産です。


15時から16時まで、「いかに声が重要か」というトレーニングを行いましたが、あまりうまくいかず。その後、中学生とミニゲームを行いました。中1が上手くなっている、というか、強くなっている・・・そして、しばらくの間2人でチームを仕切ってきた中2の宇田川選手、西ヶ谷選手も、たくましくなっている・・・正直、ぶったまげました。山田監督も、「うまい!」「いいね!」と、ポジティブな声掛けが今日は多かったようです。最初は高1チーム、高2チームに分けていましたが、それでは中学のAチームの方が強くなってしまうので、高校もAチームを編成して、中学に挑みました。見ごたえのあるゲームでした!


18時まで活動し、いつもはここから仕事・・・となるのですが、なんだか疲れたので、さっさと帰宅・・・と思いきや、忘れ物をしたことに気づき、学校にUターン。自宅まであと5分ということろで戻るなんて・・・本当に間抜けでした。帰宅してまず取り組んだことは、学校ホームページの更新。春高バレー出場の報告です。深夜の3時から放映させたテレビを早送りで見ました。すると・・・吉田監督が泣いているではありませんか。

今回は、相当なプレッシャーだったということは、同僚として、友人として、十二分にわかっているつもりでしたが、ここまでとは。選手を集めて勝つのではなく、選手を育てて勝つという信念で、高校バレー部監督就任以来、ずっと春高に導いてきた吉田監督。しかし、昨年、世界ユースに出場した柳田、田原という、スーパーエースを擁しての、まさかの敗戦で、連続出場記録が途絶えてしまいました。「今年、春高に行けなかったら、もう辞めますよ」と、冗談半分で語りながらも、「何とか行きたいなあ・・・」と、トンカツを食べながら、本音を見せる名将。昨年の12月に大けがをしたエースの田原選手を、使うか、使わないか、最後まで悩んでいました。彼のとった選択は、彼女の将来を考えて、「使わない」でした。そして、今回は、勝負が決まりそうな時に、サーバーとして起用。26-24の接戦で2セット連取できたのは、この作戦の成果かと。

私が文京学院に赴任した頃は、「関東出場」が目標だったバレー部。そのころは、中学と高校の指導者が連携しておらず、一貫していませんでした。しかし、清水直樹先生(現教頭)が、吉田先生を招き、中学の監督に就任させ、中高6年間で育てるようになってから、徐々に徐々に力を発揮し、今では春高出場が当然のことのようになりました。メチャクチャ厳しいですが、常に自分のことよりも選手のことを考えている吉田監督。日本史の先生だからこそ、戦国時代を勝ち上がるノウハウを知っている・・・かのようです。バレーボールの監督は、試合中に倒れる人がいるというくらい、心臓に負担がかかるそうです。サッカーで言えば、ずっとPK戦を見ているようなものでしょうか・・・本当に疲れると思います。何はともあれ、お疲れ様でした!そして、来年は、こうして泣いてみたい。

11/15(土) 湘南、星槎、そして文京学院バレー部が全国決定!

ひたちなか市で行われた本日の試合は・・・
準決勝① 村田女子 3-2 前橋育英 <延長>
準決勝② 日本航空 1-0 修徳

今年は、関東はシードが無く、しかも昨年ベスト4以外はフリー抽選というレギュレーションになったためか、激しい試合というよりも、あまり無理をしない試合という感じが否めませんでした。やはり将来的には、都県の代表がそのまま全国へ行くようにした方が、大会が盛り上がると思いました。(しばらくは、加盟が少ない県だけでプレーオフ大会を行うとか・・・)

代表決定戦① 星槎国際 3-0 久喜
代表決定戦② 湘南学院 5-1 高崎健康福祉

テレビ中継(BS-TBS 22日16時~放送)が入る試合に立ち会うため、ひたちなか市陸上競技場に出向きました。今回は、上記の中継だけではなく、関東大会全般のダイジェスト番組を地上波でオンエアする予定です。(深夜)負けた後に、撮影されるのはしんどいと思いますが、協力してくださった学校には、本当に感謝いたします!これも女子サッカーの普及のため。ご容赦ください!


なんとかスタンドを300名入れたい・・・JFAのマーケティング部と数の勘定。湘南学院は、野球部が応援に来てくれることになり、総勢100名OK。困ったときの村田女子・・・と、矢代先生に頼むと、40名を派遣してくれることに。そして、前橋育英も、同じ群馬の応援にと、25名。さらに、太田商業が19名来てくれました。全国を決めた星槎国際も、同じ神奈川の湘南学院の応援をしてくれました!そして、茨城の女子チームと、勝田高校の男子(二種の先生に協力していただきました)で、70名。あともう一息・・・と思った時に、ぞろぞろとスタンドに入ってくるジャージ姿の男子選手・・・「根本!根本!」と、叫びならが、スタンドに入ってきました。高崎健康福祉大高校監督の根本氏が所属する図南サッカークラブのメンバーの方々でした。これには、感動しました!そして、観客数は370名に達しました!


TBSのスタッフも、JFAのマーケティング部も、ほっとひと安心!
来週の放送では、盛り上がるスタンドの様子もバッチリ放送され、女子サッカーのPRにつながることでしょう!
ご協力いただき、本当にありがとうございました!!!!

実は、今日は春高バレーの東京代表決定戦!!こちらはフジテレビで深夜放送されます。
文京学院は、下北沢成徳には敗れましたが、3位決定戦で八王子実践を破り、東京第三代表として、全国出場を決めました!!おめでとうございます!!
文京学院 1-2 (25-23,21-25,18-25)下北沢成徳
八王子実践 0-2(25-27,25-27)文京学院

11/13(木) 高1 VS 高2

A・Bチームに分けてしまうと、なかなかBのモチベーションが上がらない。どのチームも、悩ましいところだと思います。今年は、たまたま、高1、高2にGKがいて、それぞれ怪我人を除くと11人と10人。ポジション的にもバランス良く配置されているため、「学年間の隔たりを助長させてしまうリスク」を、覚悟しつつ、それぞれの学年で責任を持ってBの選手を引き上げるという手法を選択しました。高1に、中3生の助っ人を入れて、高1 VS 高2 で闘わせ、勝った方に16日のリーグスタメンを委ねるという、ちょっとしたイベントマッチを企画しました。すると、ある2年生のBの選手からサッカーノートが提出されました。「自分は、どこかでAに上がることをあきらめていました。しかし、今回の高2VS高1の対戦で、高2全員がチームになることで、Aでプレーしたいという意欲が湧いてきました!何としても勝ちたいです!」というような内容でした。

そして、レッズランドで試合を行うと・・・高2が先制。その後、高1が追い付き、1-1。しかし、最後に高2が逆転。下剋上は起きず、内心、ほっとしています。やっぱり、高2が勝たなければ、ダメですよね。良かった、良かった。それにしても、白熱した試合で、見ていて面白かったです。でも、あまりやりすぎると、チームが壊れるだろうなという危険性も感じたので、やり過ぎは危険!この試合の結果、16日日曜日の東京成徳大との高校リーグ(9:30 晴海総合)は、オール高2をスタメンで起用し、後半から高1を交代枠内で投入します。


前日の水曜日は、中3が企業訪問で不在、中2も諸事情により2名しか練習に参加できなかったため、中高合同でトレーニングを行いました。横山コーチ、山田コーチのコラボトレーニングでした!最後のゲームでは、いつも先輩に怒られている中1が、高2と一緒にプレーし、「ナイス!ナイス!●●ちゃん良いよ~!」と、褒められながらサッカーをしていました。すると、表情がとても明るかったように見えました。たまにはこうゆう企画も大切だな・・・と、思いました。実際の社会に出たら、上司からやたら褒められるなんてことは、新入社員のうちですからね。でも褒めてくれないと、育たないのも事実。そして、怒られても頑張れるストレス耐性を身につけなくてはならないのも事実。社会に出てから通用する人間を育てていけるように、あの手、この手で、頑張ります!

11/9(日) 村田・修徳・前育・日航が全国決定!

週末に開催された、全日本高校女子サッカー選手権大会関東予選。1回戦、10-1(VS 宇都宮中央)、2回戦、5-2(星槎国際)に勝利した村田女子、1回戦、2-1(VS 幕張総合)、2回戦、1-0(VS 湘南学院)に勝利した修徳高校が、ベスト4に進出。東京勢は、2校とも全国出場を決めました。さらに、大応援団を擁し、久喜高校を3-0で破った前橋育英高校、高崎健康福祉大を4-0で破った日本航空高校も、ベスト4に進出し、全国出場を決めました!残り2枠をかけた戦いは、来週土曜日です! ⇒各地区の結果は こちら

第1試合11:30  星槎国際 vs 久喜  ひたちなか運動公園陸上競技場

第2試合14:00   高崎健康福祉大 vs 湘南学院  ひたちなか運動公園陸上競技場

※準決勝は、隣接のスポーツ広場で行われます。

この第2試合が、BS-TBSで中継(録画 22日16時~17時)されます。ここで、お願いです。テレビ中継の際の観客動員にご協力をお願いします。女子サッカーは、来年のワールドカップの結果によっては、メディアが離れていくと言われています。現在、女子の高校スポーツで、メディアに出ているのはバレーボールと女子サッカーのみ。まだ、全国で450校しかないマイナー競技が、なぜ取り上げられるかと言ったら、世界一になったから・・・だけではなく、実はこちら(JFAマーケティング部)からお願いしているからなのです。それまで先人たちが、必死に普及発展のためのPR活動をしてきたのですが、やはり競技人口が少ない女子サッカーは、相手にされないことが多くありました。今後、女子サッカーが注目される競技になるには、全国2000校、各都道府県10校以上を目指さなければなりません。そのためにも、メディア露出は重要な課題になります。そして、観客席に人が入っていれば、スポンサーとして協力してくれる企業が名乗り出てくれる可能性が大です。ぜひ、時間の都合がつく方は、土曜日、ひたちなか市総合運動公園陸上競技場へ足を運んでください。あなたのその一歩が、将来の女子サッカーの発展に寄与されます!もし、チームで観戦を企画したいという場合は、ご相談ください。茨城県の担当者が、3000円~5000円程度で宿泊できる宿を探し、日曜日に練習ゲームができる環境も用意できるようにいたします。⇒ ご希望のチームはこのアドレスへメールを送信してください !
koutairenjoshisoccer@gmail.com

  • JR常磐線「勝田」駅よりタクシーで約15分
  • JR常磐線「勝田」駅よりバス「国営ひたち海浜公園」行で「市民球場前」下車徒歩10分

今回、全国大会の抽選会を公開(TBSの地上波の情報番組系で、何度か放映されます)するのも、大会の認知度を上げていくためです。ぜひ、ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。今回の関東大会の1回戦から決勝戦まで、ダイジェストの放送も予定されています。

3日間の運営を終え、その後、中3一貫生7名の保護者と、山田先生を交え、懇親会を行いました。選手たちの様々な葛藤を、保護者の方々から直接聞けて、有意義な時間を過ごすことができました。そして、来年は、必ず全国へ導かなければならないという使命感、さらに、スポーツサイエンスを成功させることが、今後の文京サッカー部の成功の鍵にもなるということも、痛感しました。特待制度があるわけではない、しかも、女子校。しかし、全国で、唯一無二のコースがある。SSH校だからこそできる、グローバル教育がさかんな学校だからこそできる、そんなスポーツサイエンスを成功させ、全国へ出場する可能性のある学校だと評価されれば、高い授業料を払っても、選んでもらえるはず。高い買い物するだけの価値がある・・・私学は、私学の良さがある!全身全霊を傾けて頑張ります。山田先生も、保護者の方々の暖かいサポートを感じ、一層のやる気を感じていました。このような会を企画してくださった千葉さんには、本当に感謝いたします!

選手たちは、高校生になると、自分たちに投資されているという自覚をだんだんと感じるようになってきます。そして、底知れぬ感謝の気持ちを抱くようになります。「私のために、こんなに親は苦労しているんだ・・・頑張らなきゃ」。そして、高3になると、母よりもたくましくなる・・・そんな生徒をこれからも育てて行きたいと思っています!!

会の途中で、慶応大学サッカー部の宮田梓(2年)からメールが届きました。南葛FCと練習ゲームをした報告です。

お久しぶりです。遅くにすみません。遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます。
日曜日に南葛FCと試合をして皆んなに会えました。今日はいつにも増して文京がホームでとっても楽しかったです!山田コーチのスーパープレーにも見惚れました!また志帆さんから報告があったかと思いますが一部昇格が決まりました。志帆さんとのラスト一年、目標を達成することが出来て少しホッとしていますが、次の目標に向けて切り替えて頑張りたいと思います!また文京にも遊びに行きます!
文京も慶應も目標に向かってお互い頑張りましょう!!

写真を送りたかったので勝手にメールしました、お忙しいところすみません。
お忙しいと思うので本当に本当にお身体には気をつけて下さい、お疲れ様です!



さて、ここからは、文京学院サッカー部の報告です。
土曜日の運営役員の模様は、学校のホームページで紹介しました。

今回宿泊させていただいたのは、笠松運動公園内にある体育協会が管理する宿泊所です。県外の選手であっても、1泊2食で3000円以下という破格の値段。震災の影響で、しばらくクローズしているうちに、固定客が離れてしまったそうです。ここの自慢は、管理人のおじさんが作る食事。選手たちは大満足でした。私も12名定員の部屋に一人で寝ましたが・・・外には競技場が見えて、壁にはおじさんへのメッセージが貼ってあり、なかなか味のある合宿所でした。ここなら3泊しても9000円なので、またいつか利用したいと思いました!


2日目は、茨城県のチームが結集したため、運営はほとんど茨城県でやっていただけました。文京学院は2試合目の2会場を担当でしたが、村田の選手たちが1会場を担当してくれました!昨日も会場づくりを手伝ってくれて、本当に助かりました。アップ場として確保していた球技場で、午後から練習試合を行いました。村田さんと、30分6本、お腹一杯、天然芝でゲームを行い、充実した一日を過ごすことができました。「大会を運営するのは、AチームでもBチームでも、どちらでも良い」と、小平に指示を出すと、Aチームが運営を担当することに決めていました。私の意図を、しっかり汲み取ってくれたようです。しっかり、見て、研究して、そして悔しさを忘れず日々の練習につなげていくことができれば、必ず成長すると思います。そして、Bチームは長い時間、ボールをさわり、技術、体力を上げていくことができる・・・それを指示しなくても自分たちで考えられるようになったことは、素晴らしい!


3日間、茨城の先生方には、大変お世話になりました。笠松から鹿島まで送ってくださった高倉先生、文京と村田の試合が終わるまで、ずっと待っていてくださった大沼先生。「先生、AD(Accreditation)はどうする?」と、聞くと、「AEDはここにあります!」と、返事が返ってきたときは、どうしようかと思いましたが、何とか2日間、無事に終了しましたね。来週も頑張りましょう。


中学生ですが、東京都中学校大会の初戦を迎えました。今回は19チームが参加しています!
昨年の優勝校である文京学院中学は、第1シードとなり、予選リーグを勝ち上がってきた梅丘中学校との戦いが初戦となりました。結果は6-0の勝利。次は、十文字中学Cと、11月24日、共立第二中学で対戦します。(時間未定)
この試合に勝つと、決勝戦が十文字A(2-0修徳)と、負けると、3位決定戦、修徳中学との対戦になります。いずれも12月21日(日)大妻多摩中学で行われます!2連覇目指して、頑張りましょう!
1 第1位 文京学院大学女子中学校 第1シード
2 第2位 修徳中学校 第2シード
3 第3位 十文字中学校A 第3シード
4 第4位 吉祥女子中学校A 第4シード
5 第5位 成城学園中学校
6 第6位 十文字中学校B
7 第7位 日本大学第三中学校
8 第8位 大妻多摩中学校
9 第9位 渋谷区立広尾中学校
10 第10位 共立女子第二中学校
11 第11位 吉祥女子中学校B
12 第12位 十文字中学校C
13 第14位 江東区立中学校
14 第15位 中村中学校
15 第16位 吉祥女子中学校C
16 第17位 江戸川女子中学校
17 新規加入 北区立王子桜中学校
18 新規加入 世田谷区立梅丘中学校
19 新規加入 渋谷中学校

11/6(木) 大会運営でスポーツマネジメントを学ぶ

私は、7日金曜日から、選手たちは8日土曜日から、茨城県笠松運動公園に出向きます。全日本高校女子サッカー選手権大会関東予選をサポートするためです。昨年は、東京主管で、鹿島ハイツで実施。今年は、茨城県主管ですが、茨城県の女子チームが、4チーム関東大会に出場するため(秋季関東高校女子サッカー大会<普及大会>が鹿島ハイツにて同時開催)、補助役員が足りません。男子の高体連も、選手権予選の真っ最中ということで、当初の予定は、「負けたチームが、補助役員に入る」というものでした。これでは、大会のオフィシャル感もなくなる・・・ということで、我々が手助けすることになりました。来年から新設されるスポーツサイエンス(スポーツ科学)コースでは、スポーツマネジメントも学びます。また、スポーツが、どのようなビジネスにつながるかということも、キャリア教育の一環として行います。ということで、学校も快く認めてくださり、大会運営に公欠をいただいて出向くことになりました。

すると、スポーツマネジメントの脇田社長から、激励のメールをいただきました。

先生も今週末がんばってくださいませ!脇田は、日野先生、床爪先生が作り上げた関東高校女子サッカー秋季大会が、「消化試合の大会」と言われないように、そして出場した選手とスタッフが来年以降も目標とするの大会のひとつとなるように全力で運営してまいります!この大会があることはあたり前ではなく、多くの方々の努力があって立ち上げられ、多くの方々の協力があって継続されていることを伝え続けることが私の使命と感じております。

私の好きな言葉に、稲盛和夫さんの以下の言葉があります!
人生・仕事の結果=能力×熱意×考え方
能力=生まれ持った先天的なもの(頭脳・健康・運動神経など)
熱意=自分の意思で決めるもの
考え方=人間としての生きる姿勢
能力と熱意は0〜100ですが、考え方は−100〜+100まであります。
つまり、1番大切なのは考え方です。
能力と熱意が高くても、考え方がマイナスであれば、能力や熱意があればあるほどマイナスな結果になり、
能力と熱意が低くても、考え方がプラスであれば能力や熱意がある人よりも成功する、ということです!

今年は記念すべき第10回大会、ひとつの節目ですので第2ステージへ発展させるためにも何が必要か?
ということ感じることを目的として明日より鹿島ハイツへ行ってまいります!

日野先生は、本大会(全国予選)の監督会議に出席し、開会式を視察したあと、鹿島ハイツに向かい、秋季関東大会の監督会議に出席されます。もともと、この秋季関東大会は、インターハイ実現に向けて、まずは関東から・・・ということで、高校の教員だけの組織(関東高校女子サッカー専門部)を作って、大会を実施したことが始まりです。今から11年前のことです。プレ大会から実施し、今年で第10回となります。今年から、47全都道府県で女子サッカー高体連加盟が実現され、全国の加盟数は、450校。ちなみに、この3年間の推移は、370(平成25年)⇒420(平成26年)⇒450(平成27年) 関東の加盟数が増える要因は、やはりこうした普及大会を大切にしているというところだと思います。

北海道 11⇒11⇒11
東北   48⇒48⇒47
関東  139⇒149⇒158
北信越  17⇒23⇒24
東海   40⇒43⇒44
近畿   40⇒49⇒53
中国   20⇒24⇒25
四国   15⇒16⇒17
九州   40⇒58⇒71

そして、今回の高校選手権では、公開抽選会を実施することになりました。夏前から、9地域の委員長には相談させていただきましたが、特に反対がなかったので、実施する方向で進めてきました。また、今年から兵庫県開催となり、皇后杯が1月1日になった影響を受け、1回戦のスタートが1月3日になりました。したがって、代表者会議や開会式を行うとなると、1月2日ということになり、いろいろと支障が出ることが予想されたので、代表者会議を抽選会の前に実施することになりました。チームによっては、反対もあると思いますが、まず、1回、やってみたいと思います。チームのキャプテンと監督1名分の交通費をJFAが負担し、11月25日(火)に実施します。出場校の協力が必要になりますので、なにとぞよろしくお願いいたします。脇田社長のメールにあるように、考え方次第で・・・

【代表者会議】
11/25(火)12:00~13:00 @JFAハウス
【抽選会】
11/25(火)13:30~15:00 @JFAハウス 1階ヴァーチャルスタジアム
※大会関係者、チーム各校2名、メディアのみで行います。一般の方は入場出来ません。

さて、関東大会で運営を担当する文京の選手たちは、練習会場からの帰り道、バスの中で勉強していました。「公欠をとる」ということは、その分だけ、しっかり勉強しなければなりません。何事も、習慣にしていくことが大切です。サッカーだけでもダメ、勉強だけでもダメ。時間をしっかり管理し、両方こなせる人間になってほしいです。「あなたは、勉強ができないんだから、部活を休んで勉強しなさい」という大人がよくいますが、そのような方には、

All work and no play makes Jack a dull boy.

という、ことわざを、ぜひ理解していただきたいと思います。大切なことは、良く遊び、良く学ぶことです!

11/5(水) A Fifty-Fifty Chance

50歳は、人生の63%くらいでしょうか。教師生活としては、残り33%くらいでしょうか。そんな私が、来年選手たちに全国に連れて行ってもらえる可能性は、50%だと勝手に予測。そんな意味の今日のタイトルです。50歳の誕生日を一番最初に祝ってくれたのは、全国の審判委員長の坂田先生でした。

高1、高2からは、メッセージ性の強いプレゼントをいただきました。高3からは、マッサージ性の高いプレゼントを、いただきました。ありがとうございます。バレー部の吉田先生は、「もう、プレゼントなんていらないから。」と、言った次の年から一切もらえなくなったと言っていましたが・・・「あげなくてはいけない」という義務的なプレゼントではなく、「いろいろ考えてくれたんだな」という、高校生らしいアイデアギフトをもらうと、うれしいものです。有言実行は難しいと思いますが、必ず言ったことは実現して欲しいと思います。よろしくお願いします!!

今日は、高校は横山コーチ、中学は山田コーチがミッチリ指導しました。職員会議と教科会を終え、グランドに出ると、中学1・2年のAチームが、高校生(AB混合)相手に点をたくさんとっていました。「ポジショニングが、すごくいいですね。」と、横山コーチがつぶやくと、「なんでだかわかりますか???」と、得意げに質問する山田コーチ。「映像解析の効果が出てるって、言われたいんでしょ!?」と、突っ込むと、「その通り!」と、うれしそうに言っていました。やはり、教えたことがしっかりできるようになると、指導者はうれしいものです。そして、ある選手のプレーに関して、「あの子は、中1・中2だけになって、自分の好きなようにサッカーをやれるようになったんですが、その悪いところは、何でも自分だけでやろうとしてしまうところなんですよ。必ず自分の得意な方向にしかトラップしなくなる・・・そこを直してあげないと。」と、自分の経験を思い出しながら、母のように語っていました。石川遠征から帰ってきた中学新チームも、着実に成長しています!


11/4(火) 各種報告

山田監督から届いた、石川遠征の報告を学校ホームページにアップしました。⇒こちら

原志帆から届いた、慶応大学2部優勝報告と、池田紗弓から届いた、英語奮闘記も、学校ホームページにアップしました。⇒こちら

私の方は、アップアップしました。オヤジギャグにも、キレがありません。

11/3(月) 中1~中2は石川 中3~高2はシンポ、波崎、本庄第一

中学生 昨年に引き続き、和倉温泉のU15フェスティバルに参加することに決めていました。全国大会をイメージして、ちょっと遠いところで、全国の強豪に揉まれる・・・今年は、2つ、問題点がありました。全員を連れて行くと、バス1台では乗り切れず、交通費がかかってしまう。そこで、今回は、中1~中2だけのチームで挑みました。もうひとつの問題は、山田先生は今年は土曜日にも授業があり、非常勤講師のうちは、「出張」という考えが適用されず、欠勤扱いになってしまうこと。欠勤になれば、非常勤講師は、減法処分になってしまう・・・国体でも欠勤しているので、心苦しい選択でしたが、山田先生は引率を快諾してくれました。

現地は、雨で寒く・・・かなり大変だったようです。今年は昨年とは違い、出場チームが少なかったようですが、U15全国大会に出場した楠クラブ(東海第一代表・三重県)や、星稜高校、星稜PALなど、初めて対戦するチームばかりで、多くのことを学べたようです。今回は、試合を撮影し、分析するということを、時間をかけてやったようです。和倉温泉でリラックスしながらも、サッカーを学ぶことができた3日間だったと思います。石川は、バスで片道7時間~8時間という、かなり遠いですが、宿やグランド、空気、温泉・・・つまり、環境は最高です。きっと、近くなったら人気が出てしまい、そう簡単には利用できなくなるのでしょう。今年は中高ともにお世話になりました!(高校は7月末)

長時間のバスの旅を終え、バスから下りて来た中学生たちは、予想以上に元気でした。若さですかね。その分、山田先生は、お疲れのようでした。中1・中2、22人の母を4日間やる・・・往復14時間をバスの中でともにする・・・想像しただけで、大変だと思います。しかし、いつか必ず、この苦労が報われるはずです。来年は、関東から10チーム、全国(全日本女子ユースU15)へ行けるわけですから。頑張りましょう!

高校生 土曜日に、スポーツサイエンスのシンポジウムに参加しました。サッカー部の保護者の方々も、たくさん出席していただきました。パネルディスカッションでは、筑波大サッカー部4年の伊藤瑞希さんをお招きするはずでしたが、翌日の大学リーグが、非常に重要な試合になったため、参加することができませんでした。しかし、後輩たちにメッセージを書いてくれた伊藤さん・・・ありがとうございました!基調講演は、早稲田大学スポーツ科学の内田直先生。そして、パネルディスカッションに参加した卒業生も、早稲田が2名、青学が1名だったため、ここに筑波を入れたかった・・・という狙いでした。いずれにしても、高校と大学が、しっかり接続できるように、大学が求める人材を育てられるように、頑張っていきたいと思います!シンポジウムの後、選手たちは校庭で90分ほど練習を行い、私は中学サッカー部の保護者会を開催しました。高校生になれば、親からはある程度自立し、わからないことがあったら自分で解決する能力が身に着くのですが、中学生のうち(特に、中1~中2)は、いろいろ不安なことが多い・・・また、人数が少ない時は、連絡も行きわたり、お互いが助け合って、なんとかやっていけましたが、人数が多くなると、いろいろな点で「見落とし」や「誤解」が発生していまいます。大切なのはコミュニュケーション。保護者にとっての常識と、我々が昔から継承してきた部活の常識は、必ずしも一致しない・・・これからも、保護者の方々の協力を得られるように、頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

そして、日曜日、7時30分に学校を出て、波崎の鈴屋旅館のグランドに向かいました。「攻撃力と決定力UP」をテーマに、午前3時間、午後3時間のトレーニングを行いました。心配していた天気も回復し、天然芝の良いコンディションでサッカーを満喫できました!一貫生の中3も合流し、緊張しながらも元気にプレーしていました!



月曜日、「仮想関東大会」ということで、本庄第一高校さんに、遠征に出向きました。すると、山村女子さんも来ていました。山村さんは、秋の関東普及大会で、1回戦東久留米と対戦し、勝てば十文字・・・ということで、昨日は飛鳥に遠征に出向いたとのこと。東京勢から情報を集めているという、長崎先輩。私も大学の先輩ということで、いろいろと教えてくれと言われましたが、「文京と戦って、ボコボコにできれば、チャンスは大ですよ!」と、言って、試合をしていただきました。すると・・・山村の攻撃陣が、炸裂し、ボコボコにやられました!!

その後、本庄第一高校と、新人戦対決をさせていただきました。「試合中に話しかけてくる本庄の選手が素敵・・・」と、バスの中で話題になっていた3年生のSさんは、山村戦で審判をやってくれましたが、途中で●意を感じ、「交代!」と、叫びながら走り去っていきました。さすがです。そして、新人戦対決のラスト10分だけ、3年生にも登場していただき、念願のSさんとの対戦ができました。自分たちのチームだけで、こっそりみっちり練習をして、そして翌日、他県の強豪校の胸を借りる・・・なかなか刺激的な2日間でした。「朝の表情から、大切にして行こう!」と、選手たちに話しているキャプテン小平、目的地到着の1時間前に、バスの中で寝ている選手たちを起こしながら、闘う雰囲気を作ろうとする松山、大輪・・・2年生も、たのもしくなってきました。一貫の中3が合流することで、高1の顔つきも変わってきました。どうしても、中3、高1、高2で、分かれてしまいがちな「自主トレタイム」に、敢えて混ざろうとするKMコンビ。こうした地道な活動の積み重ねで、チームの結束は固められていくのでしょう。


10/30(木) CM依頼、大会部会、練習報告

大手広告代理店のD社の方から、来春1月からインターネット上で流すCMを作成したいという話がありました。普通の女子校生が、実は、メチャクチャサッカーが上手かった・・・みたいなCMだそうで・・・最初は、横浜のスミス先生のところに話が行き、「そうゆう話は、文京のトコさんへ。」と、私のところに来ました。すぐに、稲田を思い浮かべましたが、ここは、女子校よりも共学校の方が良いだろうということで、埼玉のボスの学校を紹介しました。さて、どうなることでしょうか・・・サッカー部の監督が、実は、ショッカーだった・・・みたいなCMがあったら、是非出演したいと思います。

14時から、JFAで、女子大会部会が開催され、高体連担当として出席しました。今年から、東海の女子委員長に就任した吉岡太平先生、関東の女子委員長に就任した、「ジンバ先生」と、読まれていた神庭先生など、高体連の先生がメンバーに加わり、心強い・・・という半面、こちらをチラッチラッと見ながら、発言されるので、気になります。隣には、大学担当の川本先生がいらっしゃいました。大会部会の内容は、ここには書けませんので、それぞれの地域のヘッドにお伺いください。

会議が、思った以上に長引いてしまったため、レッズランドの練習には顔を出せませんでした。なんとなく、長引きそうな予感がしていたので、オフのはずだった山田先生にお願いして、レッズランドに行っていただきました。助かりました!以下、小平選手からの報告です。

Aチームは、攻撃するサイドが右に片寄ってしまったことと攻撃から守備の切り替えの部分を山田先生に指摘していただきました。Bチームは、トップに入ったあとのフォローとサイドハーフのポジショニングを指摘していただきました。

やっていて感じたことは、サイドハーフが中に入り過ぎてサイドチェンジなどの攻撃のバリエーションができなかったり、パスが少し噛み合わない部分があったりして、完全なゲーム感覚というのはまだまだ戻っていませんでした。
テスト前にAに勝利し、良くなってきたBチームですが、今日もAが得点を重ね、Bは一点もとれないという結果で、テスト明けからまだ2回しか本格的なゲームはやっていないとはいえ、Aを苦しめていた、Aに勝ったあの時のBチームの勢いがなくなっている気がしました。
Bの意識が下がってきてしまっているのかAが立て直したのかははっきりとはわかりませんがリーグ戦も近いので全体が良い状態に持って行けるようにしたいです。

練習では、一人一人が課題を意識し、それをチームで共有してチームとしての課題を改善していけるような練習をしたいと思います。

10/29(水) 体験、集金、教育実習

秋の部活体験シリーズ第1弾。小学生4組、中学生2組が来てくれました。だんだんと、寒い夜になってきましたので、見学されている保護者の方も、寒そうでした。「体験の生徒が来てくれる」=「自分たちのチームに魅力がある」ということになるので、選手たちもうれしくなります。そして、「体験した生徒が入学してくれる」=「自分たちが魅力ある先輩である」ということになるので、必死です!

すると、私の背後に人の気配・・・体験入部生の保護者の方にしては、少し若い???と、思っていたら、(株)サンウエルの営業の方(33歳)でした。モルテンやアシックス、ミズノ、ナイキ、アディダス、大塚製薬の代理店として、お世話になっていて、学校の近くにお店があるサンウエルさん・・・なぜ、わざわざ学校に???

サンウエル営業マン「いろいろ魅力のある商品がありまして・・・」
私「どこにあるの?」
サンウエル営業マン「たくさんありすぎて、持って来れませんでした」
私「まさか?集金?払っていないお金が何かあった???」
サンウエル営業マン「実は・・・先生が個人的に買われたスエットの代金3800円が、そろそろ一周年を迎えようとしておりまして・・・」

ということで、実は集金(正確には督促)だったということが判明しました。延納、申し訳ございません。寛大なご対応に感謝いたします!振り込む時間が無いので、現金でしっかり払いました!領収証を用意していないということなので、証拠写真をとりました!


集金マンと入れ替わりに、現在大学3年生の斉藤先輩と佐藤先輩が、教育実習の挨拶?(そうは思えない恰好ですが・・・)に来校しました。

佐藤さんを見た時、別所先生と間違えてしまいました。

10/28(火) フィジカルトレーニングの報告

鈴木トレーナーから、フィジカルトレーニングの報告がありました。

【トレーニング内容】

・筋トレ
・切り替えし練習
・インターバル走

 走れていたのは○○、○○、○○、○○、○○、○○、○○でした。○○と○○は走れないので、本数を減らして走らせました。そうするとそれなりのスピードで走れるので、今後も様子を見ながら本数を調整したいと思います。
 ○○、○○、○○、○○○、○○、○○、○○はこれから走れるようになってもらえたらと思います。
 ●●…くつずれ ●●…膝の炎症 ●●…吐き気 により途中で抜けました。

キャプテン小平からの報告は、以下の通りでした。(もっと具体的でしたが・・・)

今日のフィジカルは、自主練習をしっかりやったという前提で、いつも通りの筋トレと走りをしました。
筋トレでは、きつそうな選手も見受けられましたが、あまり差はなく全員ができていたと思います。

しかし、走ってみると、自主練習をあまりしていなかったのかなと思う選手もいました。いつも「これでラストだ」という気持ちで走ったらもっとできるのではないかと思います。

テストが明けてまだ間もないですが、ここで休んでいる暇はないので、部活ができる喜びを爆発させて頑張ります。

走れている選手は、まだ7人・・・昼休みも、走っている選手は、あまり見られません。
全員が走れるようにならなければ、「全国」なんて、口が裂けても言わないようにしましょう。ね。

今回の中間試験に、初見問題として出題した津田塾大学の入試問題の英文和訳・・・

人生とは、同じことが繰り返されない、よって、時間を無駄にするべきではない と、西洋人たちは教えられてきた。生産的なことに時間を使わないことは、罪深いことなのである。

後悔しないように・・・頑張りましょう。

10/26(日) 活動再開 中学は1部リーグ初勝利!

25日に定期試験が終わり、中学生は土曜日から活動を再開しました。
そして26日、U15リーグで、さくらガールズと対戦しました。

「今日は、勝たなければいけない試合だったので、ゴールをシンプルに目指すサッカーで闘いました!相手のエースには、マンマークで対応しました。決して、意図のあるカッコ良いサッカーではありませんでしたが、松本(中3)が、コーナーから点をとってくれて、1-0で勝利することができました!」 ⇒出場メンバーは学校HPに掲載

現在、勝ち点6です!!最終節、修徳さんに勝てば、ギリギリ入れ替え戦かな・・・引き分け以下で、2部降格かな・・・勝負の世界は甘くない・・・でも、最後まで期待を持たせてくれた、値千金の松本選手のゴールに感謝!

①6/1  17多摩 0-0 引き分け

②7/13 SFIDA世田谷 0-0 引き分け

③7/19 FC Belta  0-2 負け

④7/20  フィオーレ武蔵野 0-1 負け

⑤9/14  青梅ストロベリー 0-2 負け

⑥9/15 INAC多摩川 0-0 引き分け

⑦9/23 十文字中学  1-3  負け

⑧10/26 北区さくらガールズ 1-0 勝ち

⑨修徳中学  日程未定


高校生は、26日(日)から練習を再開させました。「点を取らねば、勝てない!」ということをテーマに、ゴールを決められる選手をFWに起用することを考えました。そのためには、新戦力の台頭が必要。今までのスタメンから3人くらい入れ替えて、点を取れるチームにしていきたい・・・そんなメッセージをこめた練習再開でした。試験明けでも、しっかり切れ味のあるプレーをしていた選手もいましたが、重そうにしている選手もいました。さて、新人戦までに、どんなチームになるでしょうか。楽しみでもあり、不安でもあります。

これからの週末の予定は、以下の通りです!新人戦に向けて、頑張ります!

11月1日(土) スポーツサイエンスシンポジウム 17:30~19:00 学校練習

11月2日(日) 波崎にて終日トレーニング

11月3日(祝・月) 本庄第一高校とトレーニングマッチ

11月8日(土) 笠松運動公園にて関東大会役員 その後 練習試合

11月9日(日) 笠松運動公園にて関東大会役員 その後 練習試合

11月15日(土) 南葛ウイングスとトレーニングマッチ

11月16日(日) 高校リーグ VS 東京成徳 9:30 晴海総合高校

11月22日(土) トレーニング (レッズランド 15:00~17:00)

11月23日(日) 高校リーグ VS 都立芦花 14:00  都立芦花高校

11月24日(祝・月) 高校リーグ VS 東久留米総合 15:00 レッズランド

11月25日(火)~12月6日(土) 試験期間中につき 活動休止

12月7日(日)  トレーニング(場所未定)

12月13日(土)~14日(日) 鹿島ハイツにて 東京都高体連強化キャンプ

12月19日(土) 練習試合(相手未定)
12月20日(日) 練習試合(相手未定)

12月22日(月)~26日(金) U18なでしこハイスクールカップ J-GREEN堺

12月27日・28日・29日 横浜翠陵 三保の森カップ

1月4日~6日   本庄第一 ニューイヤーカップ

平日は、
月 16:00~18:30 学校練習(鈴木トレーナーのフィジカルトレーニング) 
水 16:00~19:00 学校練習(横山コーチのテクニカルトレーニング)
木 16:30~18:00 レッズランド練習(ゲームフィーリング)
金 16:00~18:30 学校練習(コンビネーショントレーニング)

そして・・・

1月12日(月・祝) 新人戦  VS 吉祥女子・日体桜華・若葉総合の勝者  会場未定
1月18日(土)   新人戦準々決勝   VS 成城学園・大泉・板橋有徳・修徳の勝者  私学総合
2月8日(日)    新人戦準決勝  私学総合
2月14日(土)    新人戦決勝  駒沢第二



今回、新人戦の抽選会には、山田先生に行ってもらいました。東京都女子サッカー活性化プロジェクトの会議があったため、私はそちらに出席いたしました。U12が、4種登録になり、女子連盟の登録から外れることになるので、高体連も男子と同じように、高体連の登録にしていきたい・・・そうすることで、U18のクラブの組織が女子連盟の組織となり、活性化ができるのではないか・・・という提案をしています。

そもそも、関東サッカー協会女子委員会には、「高校部」というのは存在せず、その代表者も出席していません。日本サッカー協会の女子大会部会には、「高体連」というカテゴリーが、9地域女子委員長とは別のカテゴリーとして出席を要請されます。つまり、全国、関東では、独立した組織になっているのに、東京だけは、女子連盟の傘下にある・・・U18大会があったころは、女子連盟のもと、クラブと高校が戦うという、お互い刺激になる場面がありました。しかし、今は、この大会に高校チームは出場できません。皇后杯は・・・予選が夏。どうしても高校生に有利になってしまう傾向があります。皇后杯予選は、高校とそれ以外で予選を行って、決勝だけ、ナイターで行うというようにすれば、もっともっと試合の面白さが増すのではないでしょうか。高校チームは、練習時間や、練習環境にも恵まれています。一方、大学チームやクラブチームは、プレーの質を追究し、「大人のサッカー」を目指していると思います。この異質のカテゴリーが、炎天下でぶつかり合うということが、本当に女子サッカーの発展につながるのか、私は疑問に思います。せっかく、45校の登録がある東京ですから。まずは、高体連サッカー専門部女子部という組織をしっかり作って、その中で、各種大会を運営していくことが良いのではないでしょうか。

ただ、今まで女子連盟にお世話になってきた面も多々あります。そのことは忘れてはいけない事実です。東京都女子連盟の高校部会長として会議に出続け、そして、関東女子員会の事務局長を長年やってきた私は、誰よりも先人たちにお世話になっております。だからこそ、このままでは、お互いがダメになっていくと感じるのであります。

高校チームの発展と、クラブチームの発展が 同時に起こるような組織を、うまく考えていきましょう。

10/19(日) いろいろと忙しい一週間

部活はオフでしたが、いろいろと忙しい一週間でした。
水曜日に、塾の先生方を集めた説明会があり、パワポ作り、資料作りで大忙し。
金曜日は、関東大会の抽選会。

1回戦の対戦は
①村田×宇都宮中央女子  ②星槎国際×常盤大  ③前橋育英×甲府商業  ④千葉明徳×久喜
⑤日本航空×鹿島学園    ⑥健大高崎×宇都宮文星  ⑦幕張総合×修徳  ⑧入間向陽×湘南

となりました!!つまり、村田は、初戦に勝つと、神奈川第二代表の星槎学園×茨城第一代表の常盤大の勝者と。修徳は、初戦に勝つと、埼玉第二代表の入間向陽と神奈川第一代表の湘南学院の勝者と、対戦します。

1回戦(11月8日)、2回戦(11月9日)の会場は、笠松運動公園です。
①・②・③ 10:00   ④・⑤・⑥ 12:00   ⑦・⑧ 14:00

抽選会場となったのは、十文字高校会議室。タカユキ君に久しぶりに会いましたが、元気そうでした。十文字大学のグランドの完成図を見せていただきましたが、すごーい施設です!!来年からスタートする、東京都上位8校のスーパーリーグ。すべてここでやろう!と、盛り上がりました!

土曜日、体育館に、全日本中学選抜のチームが来ると言う情報を入手したので、ちょっと見に行きました。愛知県の岡崎高校、駿台学園も来て、4チームで練習試合をしていました。10月26日に春高東京予選のベスト4決めがあるので(VS 実践学園)、試験前でも、練習試合で調整とのことでした。

「全日本選抜の中学生と、試合をやりたがらない高校も結構あるんですよ。もし負けたりすると、その高校に来てくれなくなるから・・・かもしれませんね。でも、うちは、そんなの関係ないです。負けたら負けたで、それで良いのです。」と、吉田監督。試合まで一週間。そろそろ佳境に入ってきた感じです。名将の独特の世界を間近で見ることができ、勉強になりました。左下の写真は、本校事務センターに今年から赴任された鈴木マネージャー。もと、某実業団の選手だった方です。あの、鬼の横田忠義(メキシコオリンピック銅メダル)監督の下で、選手やコーチをやられてきたバリバリのバレーマン。文京のバレー部には、一切口を出さない鈴木さんですが、その鈴木さんの前でも、堂々たる指揮をとる吉田先生。さすがです・・・


そして、日曜日。サンシャイン文化会館で、私立中高合同説明会があり、そこに出席しました。こんなにたくさんの私立中高がある・・・その中で生き残っていくには、本当に頑張らないといけない・・・あらためて痛感しました。

明日も某塾の先生方との名刺交換会・・・部活がオフの時の方が、忙しい・・・

長崎国体、東京は1回戦、熊本を0-0PK9-8で破り、2回戦は長崎に1-0で勝利し、ベスト4に進んだと山田先生から連絡がありました。村田時代の先輩、岡山県のコーチ、作陽の池田先生(ゴピ)と、いろいろ話ができたようです。明日は、宮城との対戦です!

昔、矢代先生が、メンバーを発表するときに、ガキ、ゴピ、と、言わなければならないところを、ガキ、ゴキと、言ってしまったようで、でも怖くて誰も笑えなかった・・・というのが村田伝説にあるようです。そのくらい、昔は怖かった矢代先生・・・その教え子、ゴピ(池田)とヤマ(山田)が、指導者として頑張っています!

10/13(月) 中高合同トレーニングキャンプ@ワイナリーヒル

昔、昔、鹿島ハイツが誕生する前、人工芝のグランドを保有する宿泊施設は、意外と少なく・・・
そんな時、あるスポーツ合宿を斡旋している会社の、営業ウーマン、Sさんが、学校に営業に来られました。もともと野球部のマネージャーをされていたという迫力満点のSさんから紹介を受けて、一度だけ利用しました。営業のSさんが会社を去ってからは使用せず、長男の小学校(広尾小)のサッカーチームの合宿地として推薦する…程度の関わりでした。(その当時のホテルの担当者が、東京国際大の持田さんだったのですが・・・)しかし、数年前、スポマネさんも、このホテルの斡旋に関わるようになり、ならば・・・と、また、利用してみました。

サッカーの合宿と言えば、鹿島ハイツか波崎。「え?修善寺にサッカーの合宿?ヘンだよ・・・」と、疑われてもおかしくありません。

鹿島ハイツに比べると、到着までに1時間多くかかり(今は道路が整備され、沼津ICからすごく近くなりました!)、宿泊代も1500円~2000円高い。しかし、温泉があり、何と言っても修善寺の山の上という、癒しの立地。戦闘モード、というより、気分転換モードの合宿には、ちょうど良いと判断して、いくつかの候補地からワイナリーを選択し、脇田社長にお願いしました!

雨に打たれる・・・という今回の状況から言えば、屋内練習場が隣接、練習後も温泉が貸切状態にできた今回の選択は、正解だったと言えるでしょう!
中高54人が、チーム文京として、一体感を持てる合宿をどこかでやりたい!そして、中学生は、5年後のイメージを持つ、高校生は、初心に帰る・・・という中高一貫ならではの相互作用をもたらせたい!と、考えていましたが、ようやく実現できました!学校のバスとレンタカーのマイクロの2台で行き、運転手の高橋さんに、レンタカーを往復してもらえば、交通費もほとんどかかりません。今、55人乗りのバスを頼んだら、やたらと高い時代ですから・・・そんなわけで、文京の中高合同合宿には、ちょうど良い施設でした。台風さえこなければ、もっともっと充実できたのですが、台風だからこそのメリットもありました!

合宿の様子は、学校のホームページに掲載しました。あの姉妹のツーショットも、貴重です!!
⇒ 学校のHP サッカー部


高2の何人かに、「私のサッカー人生」というテーマで、中1~高1までを相手にプレゼンしてもらいました。

●●選手
「私がサッカーをはじめたのは、幼稚園の時。最初の頃は、練習に行って、花摘みして、秘密基地を作って遊んで帰るだけでした。しかし、小学校2年の時に、父に、「もっと真面目にやれ!」と怒られて、それから真面目にやるようになりました。中学で文京を選んだのは、「そんなに強くない学校」だったからです。テキトウに、楽しくやれれば良かった・・・中1の頃は、グレていました。でも、中2で山田先生が登場して、私のサッカー人生は変わりました!そして、高校に入り、また少しグレてしまいました。しかし、先輩たちと一緒に全国に行きたい・・・と、だんだんと思うようになり、いつの間にか、全国を目指していました。これからもがんばりますので、よろしく!」

●●選手
私は小学校時代、男子のチームに入っていましたが、途中でたった一人の女の子の友達が辞めてしまって、女は私一人だけになりました。ボールタッチとか、みんな私とやるのを嫌がりました。中学に上がり、YSCCコスモスに入りました。私のひとつ上の代の先輩たちが、すごく上手くて、そんな中、私はいつも怒られていました。先輩にも監督にも。サッカーに対する意識が変わったのは、中2の時でした。U15選手権の全国大会に出場した時、セレッソ大阪と対戦しました。その時、私はセンターバックだったのですが、私のマークの選手に2点決められてしまいました。そして予選リーグ、得失点差1で、勝ち上がれませんでした。私があの失点を許さなければ・・・と思った瞬間に、意識が変わりました。

私も初めて聞く話がたくさんあり、とても参考になりました!

10/9(木) チームKARINの勝利!

東久留米総合戦で、途中出場。同点ゴールを決めたラッキーガール、大輪かりん選手。文京学院中学出身で、文京一の「いじられキャラ」。飛鳥のKコーチからも、「おい、トモダチ!」と、声をかけられるほどのグローバルキャラです。そんな彼女を、Bチームのキャプテンに抜擢し、下剋上チームを結成。「必ずAを倒す!」と、11人のチームを作りました。そして、結成から3週間と少し・・・私の予想よりもかなり早く、その目標を達成してくれました。

レッズランドへ向かうバスの中で、Aチームの選手たちの様子が、「チーム」という感じではなくなっていることに気づきました。「目標は?」と、聞かれれば、「新人戦優勝」とかいう言葉が出てくるのでしょうが、新人戦は1月。さらに、リーグ最終節の東久留米との対戦も、まだ1ヶ月以上先。選手権前のような、自分のことよりもチームのことを優先するというような雰囲気は、いつの間にか消え去っていました。まあ、仕方ないと言えば、仕方ないことですが、だからこそ、関東、そして全国に出場することは大切なことなんだなあ・・・と、つくづく思いました。

試合前、大輪かりんチームを集め、「今日は、チャンスだ。Aチームの選手たちのモチベーションは、かなり低い。今、奴らを目覚めさせることができるのは、お前たちしかいない!絶対に倒してこい!今日は、練習後の走り込みは無し!それはAには教えない。きっと、Aの選手は、どこかで走り込みを計算して、手を抜くはず。お前たちは、この60分間で、全力を使い果たせ!」と、言って、ピッチに送り出しました。

しかし・・・あっという間に先制点を許してしまいました。が、この先制点が、Aチームの油断に拍車をかけたようです。相手に読まれてしまうようなパス・・・パスミスが連発しました。また、簡単にサイドを割ってしまうような、とられてもとりかえさないというような、粘りの無さ、確実にシュートを決めようとする集中力・・・欠如していました。そして、大輪選手が自らゴールを決めるなど、チームKARINは、3得点。3-1となりました。最後は、鳥海選手の抜け出しから得点をあげました(この飛び出しのタイミングは、レッズの神戸監督も、「いいですねえ」と、評価していました)が、3-2で試合終了。見事にチームKARINが、下剋上を果たしてくれました。

試合後の集合で、号泣するキャプテン小平。AとBの関係、2年と1年の関係・・・大会という目標が無い時期に、この関係をうまく作り上げることは簡単ではありません。3年生がいなくなり、2年を注意できるのは、2年でしかない。そんな責任を感じれば感じるほど、自分がダメだ・・・ダメだ・・・ダメだ・・・と思ってしまうのでしょう。

先日、テレビで、エレキテル連合のネタが外国人に通用するか・・・という番組をやっていましたが、そこで、ナイジェリアで使用されているヨルバ語バージョンの「ダメよ~、ダメダメ」は、「Kodara Kodara Kodara(コダラ コダラ コダラ)」と、言っているのを聞き、小平選手は、ナイジェリアには行かない方がよいと思いました。

そろそろ出勤いたします。

10/6 (月) スポーツサイエンスシンポジウム(11/1)

文京学院では、来年度より3つのコースが始動します。その中で、もっともサッカー部が関係が深くなる、スポーツサイエンスのシンポジウムが11月1日に行われます。サッカー部の保護者の方、受験生の皆様、卒業生諸君、その他関心のある方はどなたでも・・・ぜひご参加ください!内容は、以下の通りです!

申し込みはこちらから ⇒ シンポジウム予約(スポーツサイエンスを選択してください)

基調講演 14:10~15:10 

テーマ 『スポーツ科学 未来への跳躍」

講演者  内田 直(うちだ すなお)氏

     早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授 副学術院長 医学博士 

 

講演内容 

これまで、中学高校で高いレベルでスポーツをしている人たちは、あまり勉強をしないという偏見をもって見られていたことが多かったかもしれません。しかし、これは大きな間違いです。高いレベルでスポーツを行うための体の得時はすべて『脳』が担っています。私はこれまで多くのトップアスリートと交流してきましたが、彼らは真面目で、迅速に判断を行い、物事を最後までやり遂げる能力を有していました。実際に私が仕事をしている早稲田大学スポーツ科学学術院でも、トップアスリートの存在で科学研究のレベルが上がっていると言っても過言ではありません。彼らは、様々な場面でどのように行動すべきかをすでに知っており、研究者はそれを教えてもらいながら研究を進めるということで、高い研究レベルを維持することができるのです。

今回、文京学院大学女子中学校高等学校に新設されるスポーツサイエンス・スポーツ科学コースは、まさにこのような新しいスポーツ科学分野の教育を担う分野であり、他の中学高校には類を見ない新しい、そして未来を見つめた発展性の約束されたコースであると思います。スポーツ科学は先に述べたトップアスリート育成だけに関わるわけではありません。これらの研究から得られた知識は、一般の人たちの健康な生活の推進にも応用されていきます。高いレベルのスポーツがあって、幅広い裾野に健康科学の知識が行き届くということも有ります。

今回の講演では、具体的な例を示しながら、未来へ跳躍するスポーツ科学の魅力について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

   

 

略歴 1983年に滋賀医科大学卒業後、東京医科歯科大学附属病院神経精神医学教室、市中病院精神科等で、外来診療や精神療法を学ぶとともに、ヒトの睡眠に関する研究等の精神生理学の研究に取り組む。1990年から1992年には、カリフォルニア大学ディビス校に留学。帰国後、東京都精神医学研究所にて研究活動を行い、2003年まで睡眠障害研究部門長を務める。その間、東京都多摩老人医療センター、東京都老人医療センターにて外来診療も続け、高齢者の精神医学の研究にも取り組む。

   20034月に早稲田大学スポーツ科学学術院に異動し、現在に至る。20149月から副学術院長(国際担当)を務め、スポーツ科学学術院におけるスーパーグローバル大学推進の役割を担う。研究面では、これまでの睡眠研究の経験を生かして、スポーツと生体リズムにかかわる研究に取り組み、「脳と心とスポーツ」等の科目を担当している。東京日暮里のあべクリニック等で外来診療も行っており、臨床的視点から、オーバートレーニング症候群等のアスリートの精神医学的問題の相談にも当たっている。著書に『好きになる睡眠医学(講談社)』、『スポーツカウンセリング入門(講談社)』等がある。

 

 

パネルディスカッション 15:20~16:30

   テーマ 『スポーツが与えてくれたもの』

10/5(日) 嵐の前の練習

朝から雨・・・東京成徳とのリーグ戦は中止となりました。
午後からのレッズランドでの練習は・・・と、判断に迷っていると、レッズランドから電話があり、使用中止かと思いきや、「今日はフットサルコートも全面空いてます!」という、営業の電話でした!
13時~15時 フットサルコート3面 14時~16時 人工芝 で 中高で活動しました!雨でボールが転がらず、寒さで身体も動かず・・・しかし、こんな状況でも関東大会は実施されるのですから・・・体験しておかないと。

中3の受験生が体験で来てくれました。すると、中1の選手のお父様の従妹のお嬢様だったということが判明。そのお父様も来て下さり、「従妹同士でそれぞれの娘のサッカー姿を見る」という、微笑ましい光景を見ることができました。サッカーという共通点で、親族が出会う・・・せっかくなら、もっと天気の良い中で、対戦できれば良かったですね。何かの折に、親族で集まることがあったら、きっと盛り上がることでしょう。

「先生のホームページに、高校からは5人しかとらないって書いてあったんですけど・・・」と聞かれたので、「そうではなくて、高校からは5人くらいしか入らないでしょうと書いたんですよ。」と、応えました。参考までに、高1・高2の選手の出身チームを書いておきます。

高2 文京学院中 3名  高校から10名 YSCCコスモス・AC等々力・フィオーレ武蔵野・日テレメニーナセリアス・杉並FC・さくらガールズ・青梅ストロベリー・SFIDA世田谷・市川第二中・江東FC 

高1 文京学院中 5名  高校から6名 戸木南ボンバーズ・フィオーレ武蔵野(2名)・フレンドリー・川口リリーズ・フットサル


まだ全国大会に出場していない文京学院ですが、一緒に全国を目指そうという あなた の入学を心からお待ちしております!!

10/4 (土) 南葛ウイングスとトレーニングマッチ

中高でレッズランドに出向き、
14:00~15:00 シュートトレーニング
15:00~15:28 文京カリンチーム VS 高校A+中学6名
15:30~16:00 南葛ウイングス VS 高校A+中学1名
16:00~16:10 文京カリンチーム VS 中学
16:10~16:25 南葛ウイングス VS 高校A+中学2名
16:25~16:40 南葛ウイングス VS 文京カリンチーム
16:40~17:00 中学紅白戦

というスケジュールでトレーニングを行いました。
今日は、レンタカーで、トヨタコースターの新車を借りれたので、ビデオがしっかり再生できました!
ということで、日ノ本VS京都精華with大野先生解説 ビデオを見ながら レッズランドへ向かいました。
すると、両チームのプレーを参考にしたというような場面がいくつか見れました!
新車に感謝!!

南葛FCは、レッズ出身の松田典子選手をはじめ、インテリジェントな雰囲気の漂う、大人のチームという感じ・・・
そこに、黒川選手と横山選手・・・が、異彩を放っていました!!アメリカ帰りの山田選手は、今日は試合には出場しませんでした。1年目から順調な滑り出しをしている南葛ウイングス。来年以降、ますますの発展が期待されます。

中学生たちは、隣の野芝で自主トレ・・・「自主トレの質を上げる!」をテーマに、取り組んでいました。バスで見た試合のビデオで、「京都精華は週4日が中庭でのトレーニング、グランドでの練習は2日だけ!」というアナウンサーのコメントが何回かありました。 中庭に比べたら、この野芝は全然良い環境。そして、最後にその自主練の成果を試す試合がピッチでできるのですから、幸せ!!そう思って頑張りましょう!

10/1(水) 山田監督帰国~中高合同練習~

山田監督が無事アメリカから帰国しました。
ニューヨークでは、怖い思いをたくさんしたという山田監督。「英語は大事ですね!」と、痛感したようです。そして、いろんなことで悩んでいた自分が小さく思えたと、出国前のネガティブ感は一掃されていました!

「一週間ぶりですが、●●が上手くなっていてビックリでした!」と、山田監督を驚かせていた中学生もいました。
横山コーチも、「この校庭でインターハイ予選をやったら、優勝できるかもしれませんね!」と、ホームグランドで生き生きとプレーする選手たちに、可能性を感じていました。

シュート練習を見ながら、選手ひとりひとりのデータをまとめていると、共栄学園との練習試合を終えたバレー部吉田監督がやってきて、「バレーの世界でも、データをとったり、映像を解析したりするチームがありますが、僕はそうゆうことやらないんですよ。なんか、そうゆうのって、それだけで満足しちゃうんですよね。で、試合では使えなかったりするんですよ。データを意識する前に、「決まる感覚」を身体にしみこませる方が、良いと思うんですよね。」と。確かに・・・そうかもしれない・・・と、すぐに方針転換。データ集約は辞めました!

体験練習会には、直前の告知にも関わらず、3名の受験生が参加してくださいました。
来週水曜日の10月8日ですが、中学生が校外学習のため不在です。
中学受験の方は、10月11日(土)17:00~19:00 または10月29日(水)16:00~18:30 のいずれかにご参加ください。(11月は、別途ご案内します)