1/31(日) ようこそ文京学院へ!新戦力参入で明るさ倍増!

晴海総合高校にて、25分×8本の練習ゲームをやらせていただきました。単願受験で合格した5名のうち、長野県の選手を除く4名と、文京中学出身の3名のうち、怪我をしていない2名の合計6名が参加してくれました。

新入生の期待以上の活躍と、予想以上の明るさで、思わず笑顔になるスタメン組・・・口を開けて呆然と見ているサブ組・・・「素晴らしい!」を連発する松井選手・・・そして、「ウチは怪我を直して戻ってきても、ポジションなさそうだな・・・でも、負けないぞ!ウチ頑張るから!」と、隣人に話しかけているのが聞こえてきました。

ライバルがいるから、頑張れる・・・それにしても、新しいライバルは、強くて、速くて、明るくて・・・なかなか手ごわい・・・でも、やるっきゃない!あきらめたら終わってしまう!

そんな気持ちになった選手も、少なくなかったでしょう。

今日、練習に参加したある中3から、メールが届きました。

「今日はありがとうございました。あまり、目立つプレーができなくて、すみませんでした。うまく見せようと思って、空回りしてしまいました。でも、今日一日、とても楽しかったです。文京学院を選んで本当によかったと、改めて思えた日でもありました。今度の紅白戦では、自分を出せるように精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。」

これから先、何があるかわかりませんよ!!「文京学院を選んで、後悔した日」という日もあると思います。大切なのは、卒業の時、「このチームを選んでよかった!」と、思えるかどうかです。3年間の間には、うれしいことばかりじゃないと思います。しかし、ひとつひとつの思い出を大切にしていくこと、そして、他人と比べるのではなく、昨日の自分、今日の自分、明日の自分・・・と、しっかり成長できるように、自分に負けないことを心がけていきましょう。

私は、自分に負け続け、体重も増え続けています。こんなふうにならないように・・・

8試合の後に、PK戦を行いました。前回の反省を生かし・・・みな、本番を意識した集中力と、盛り上がりで、勝利を勝ちとりました!大滝監督も、思わず斜めになりました!





1/30(土) あ〜忙しい・・・忙しい・・・と言っても いろいろな忙しさがありますが・・・

忙しさの中にも、いろいろ種類がありますが、
A 時間に追われて忙しい  (例:会議のハシゴ移動など)
B 締め切りが迫っていて忙しい  (例:試験問題の提出など)
C やることが多すぎて何から手をつけるか考えるだけで忙しい  

今回の忙しさは、Bタイプでした。30日の保護者会に向けて「学年通信」という締め切りモノがありまして・・・これが、結構、国語科・管理職などの厳しいチェックを受けるので、気を使うわけで・・・さらに、各担任が手にしたときに、「これをベースに話をしよう!」と思えるようなネタ、保護者の方が手にしたときに、「読んでみよう!」と思えるようなレイアウト・・・と、プレッシャーがかかります。

昨日、校了した通信を教員に配布すると・・・「結構面白いね!持ってかえって息子に読ませよう!」と、高1の息子さんがいらっしゃる先生がボソッと言っているのが聞こえ、「ヨッシャ!」と、勝利宣言!サッカー部のある保護者の方からも、「文章が生きていて、読みやすいです!」と、お褒めいただき、安心いたしました。

本当なら、保護者会終了後から部活をやりたかったのですが・・・夕方から関東サッカー協会女子委員会があり、会議資料の作成、会場準備などを考えると、部活は無理と判断して、オフにしました。こちらは、「新たに考える」という資料の作成があったわけではないので、Aタイプの忙しさ・・・

会議の主な議題は、2010年の各カテゴリーの関東大会事業計画の確認でした。日程、会場、そして出場枠・・・
各都県の委員長にとっては、出場枠の話が最も気になるところ・・・今回は、高校選手権のプレーオフ提案もあったので、
緊張感が漂っておりました。

関東女子委員長の芦原先生は、奥寺選手を育てたという大先生・・・日体大監督時代にも、数々の実績を築かれた先生・・・しかし、威張ることなく、常に冷静に物事を判断し、時に厳しく、時にやさしく、ご指導をしてくださる・・・まさに、我々40代の指導者にとってのカリスマ指導者・・・会議も紛糾することなく、無事終了・・・ようやく忙しさから解放されました。

会議で私の隣に座っていた群馬のハードボイルドS先生・・・「群馬、栃木には、公立の女子校があるんですよ。高崎女子、桐生女子、太田女子(群馬)、宇都宮女子、宇都宮中央女子(栃木)・・・でも、茨城、山梨には無い・・・群馬、栃木は加盟が増え、茨城、山梨は、増えないという理由は、そこじゃないですかね?」と、言っていたのが印象に残りました。

2010年度関東大会

◆U15選手権 〜栃木〜 6/26・27・7/3・4  東京3 埼玉3 神奈川2 茨城2 群馬2 千葉2 栃木1 山梨1

◆高校選手権 〜埼玉〜 6/12・13・18・19・20  東京4 埼玉4 神奈川4 茨城1 群馬3 千葉2 栃木2 山梨1 プレーオフ 3
                    【プレーオフ(5/15・16) 山梨第2・茨城第2・千葉第3・栃木第3・埼玉第5・東京第5】
                 
◆全日本選手権 〜東京〜  10/2・3・9・10  各都県1 関東リーグ8

◆U18選手権 〜群馬〜 10/17・18・24・25 東京3 埼玉2 神奈川2 茨城2 群馬2 千葉2 栃木2 山梨1

1/29(金) 号外!!しょ・・・しょ・・・しょ・・・消去

30日の保護者に発行する、学年通信も完成したので、号外更新いたします。
更新しないと、病気で入院か?それとも、修学旅行か?という噂が流れるので・・・

ここに以前記載していた内容は しばらく消去いたします。

西船橋で村田と9対9のガチンコ勝負・・・15分×3本の試合を行った結果・・・なんと、1−5の大敗!!DF崩壊!!ちょっとのパスミス、ちょっとのモタツキを見逃さない、村田の気迫・・・豪快にやられました。次の対戦までに、今度は文京が修正したいと思います。よろしくお願いいたします!

29日(金)
増田(高2)・榊(高1)のペアーが、今日のMVPでした。2対2の練習を長い時間やったのですが、この二人は、ほとんどペアを変えずに、二人でしゃべりながら、1回1回反省し、修正していきました。(私の設定も、ペア変更は無しだったのですが・・・)うまくいかないときに、ペアを変えて、レギュラー選手に、頼りながら、教えてもらうことも大切ですが、一番大切なのは、仲間同士でしゃべること・・・一人では勝てなくても、二人になれば・・・という意識を持てるかどうかが重要です。「Bチームが勝つためには、どうすべきか」というテーマをしっかり持って、声を出して頑張っていた二人に、拍手!!

中学校大会の予定が配信されました!
カルガモ隊長のパソコンの調子が悪いようなので、こちらに掲載します!
中学校大会 予定

U14大会では、日曜日にSFIDA世田谷さんと対戦します。当たって砕けてしまっては困りますが、胸を借りながらも、隊長の秘策、カルガモ走法で、奇跡を狙うのでしょう・・・

1/27(水) 31日まで更新できません!それまで他力本願!

30日の保護者会に向けた準備等、怒涛の週末となります。更新は31日になりますので・・・すみません。

Liga Student の 紹介が スポマネホームページで 更新されました。→Liga Student

また、脇田社長も、ブログをはじめましたので、どうぞそちらでお楽しみください。→ワッキー社長のブログ

飛鳥高校金澤監督のブログも、毎日更新されるので、ぜひお楽しみください。ちなみに、金澤先生のお母様は、
「シンゴ!文京の先生の日記を見れるようにしちょくれ・・・」と、お頼みになられたとか・・・

そんなお母様にも、楽しんでいただけるように、頑張りたいと思いますが、しばらくお休みご容赦ください!

他力本願の私でした。


1/26(火) 負け癖払拭!?ようやく得点できました!

たとえ、練習試合(VS 村田ガチンコ対決シリーズ第1弾@新小岩)であったとしても、真剣勝負で点が入ると、うれしいもの・・・

今日は久しぶりに、得点が決まる喜びを感じました。

@サイドバック清水選手のクロス・・・逆サイドフリーだったサイドバック岩崎選手にわたり、落ち着いて決める・・・

Aボランチ向山選手のスルーパス・・・ほんのわずかの隙間を縫って、伊藤選手に通る・・・GKと1対1を落ち着いて決める・・・

このところ、ネガティブなコメントが多く、徐々に負け癖が・・・「文京は、7強の中で7番目だ!」・・・と、ウジウジしそうになっていたときに、自信を取り戻させてくれる2発でした。

大学が試験中だという石川先輩が、練習に顔を出してくれました。「ちょっと、シャキッとしなきゃいけないと思って・・・」と、若者のエキスを吸いに来た石川先輩・・・虫の知らせかどうかわかりませんが、「2年前、このメンバーでも勝てなかった!東京を勝ちあがることは、本当に難しい!」という、07年高校選手権の直前紅白戦のメンバーを掲載したプリントを作成していました。

「なつ〜(なつかしい〜の略語)」と、言いながら、当時を振り返っていました。

石川・江口・宮下・高橋・小林・時田・坂本・原武・岡田・・・この9人だけで、新人戦ベスト4になり、そこに、今の2年生16人が加わった・・・「絶対に勝てる」と、確信していた・・・しかし・・・坂本の負傷から、チームのリズムは狂い始め・・・無念の東京予選敗退・・・

何か、負の要素が起こったとき、それを吹き飛ばすパワーの源は、チームに対する愛情であり、仲間に対する信頼である・・・ピッチに立った11人が、気持ちを一つにして、大きな組織を動かし、「勝利」という共通の目標に向けて、連動する・・・そんなチームを作って欲しい・・・という、願いをこめたプリント・・・少し効果があったかも・・・と、思わせてくれる勝利でした。

「今日はやられたよ〜!次は修正してくるから・・・また、よろしく!」と、気合十分の矢代監督・・・文京VS村田、ガチンコ対決シリーズは、あと3試合・・・

ガチンコ対決終了後、村田に入学予定の中3選手を中心にしたチームと、文京のサブメンバー+石川選手+サポート2名で25分1本勝負を行いました。こちらは・・・ニューイヤーカップのときから、同じことを言い続けています・・・「もし、このメンバーしかいなかったら、どう戦うか・・・責任感を持ってやって欲しい」・・・しかし、やっていることがチグハグで、選手たちがお互いを信頼していないようなプレーが目立ち・・・そして、0−3の完敗・・・

「せっかく来たんだから、1本やってきなよ!」みたいな、サービスゲームは、意味をなさない・・・それが、ボーリングやテニスやスカッシュのように、個人競技なら、やりがいがあるでしょうが、サッカーは11人の集団競技・・・11人の気持ちが揃わないと、本当に意味がない時間を過ごすことになります。

わざわざ新小岩まで来てるんだから、できるだけ、全員に試合をさせてあげたい・・・決してサボっているわけじゃないんだから・・・という気持ちと サブの選手がゲーム感覚を身につけられるような場にしたい・・・競争に勝つには、実力が必要・・・という気持ちで自分自身も葛藤してしまい・・・いつもより解散時の話が長くなってしまいました。

1/25(月) 渋谷109 は とうきゅう(東急)・・・105は???

バスのナンバーは 105  高体連のメールアドレスにも 105 が入っています。

つまり 105=トウコ→トコ という無理やりの設定です。

それを知ってか、知らずか、背番号1番・10番・5番の選手が、お好み焼きの画像を送ってきてくれました。部活がオフだったので、一度家に帰り、地元のお好み焼き店に集合して、3人で食べまくったようです。(新入生のみなさん!誤解のないように・・・・帰り道の立ち寄り飲食は、固く禁止されています。)

写真の順番だと、1105→イトコになってしまいます・・・1051なら、トコ一番だったのに・・・残念・・・

5番の選手が、初めて文京に出会ったのは、平成19年の山梨での関東大会を見に来たときのこと・・・その時は、文京の対戦相手に興味があったようで・・・すると、小学校時代のチームメイトだったE選手のお母様が、すかさず声をかけ・・・「文京良いとこ〜一度はおいで〜」と、草津温泉の歌のように、勧誘したとか・・・いくつも学校を回ったと思われる5番・・・私の携帯に連絡してきて、

「もしもし、日本航空さんですか?」・・・「違いますよ」
「あれ?成田北さんですか?」・・・「それも違いますよ」

という会話をしたのを覚えています。そして、5番に連れられて新小岩の練習にやってきた10番・・・一度しか顔を出さなかったので、文京には来てくれないと思っていたのですが、一度の練習で決めてくれたようで、12月の入試相談の日に、所属中学の先生が「単願で出願します」と、来校され・・・これには驚きました。単願受験の合格日に、「合格しました!」と、喜んで電話をしてきてくれた・・・あれから2年・・・

1番が文京に決めたきっかけは、ある学校の練習に行ったとき、その学校の監督さん(東京ではありません)に、「他にどこか考えているの?」と、聞かれ、「文京です」と、言ったら、「あんな校庭のせまいところに行ってもダメだよ」と、言われたこと・・・

もし、私がスタンドでEママに出会わなかったら、今、文京にいないだろう。
もし、私がタドシから文京の練習に誘われなかったら、今、文京にはいないだろう。
もし、私が文京の悪口を言われなかったら・・・今、文京にはいないだろう。

という仮定法過去完了と仮定法過去のミックス型の英作文を1番・5番・10番が書けることを祈りつつ・・・「出会いは偶然」と、しみじみ思いながら、3人の食い意地をイメージしていました。

松井選手が退院して、今日から登校しました。「前十字靭帯が、モヤモヤしているらしいです」という、本人の説明がよくわかりませんでしたが、表情も明るく、安心しました。手術から復帰までは、半年〜8ヶ月くらいかと思いますが、ポジティブに考えれば、これが高3の選手権予選の途中とかでなくて良かった・・・何事も前向きに考えていきましょう!
 


1/24(日) 3時間の自主練習・・・集中してできたかな?

今日も学校では高校入試が行われました。本校では、単願推薦が1月22日、東京都内生以外対象の、併願推薦が1月23日・24日、東京都内生対象の併願優遇試験、一般入試、内進生学力診断試験、単願推薦者学力診断試験が2月10日・11日に行われます。今年のように、1月23日・24日が土日となると・・・部活の顧問にはつらい・・・昨日は、私は担当から外れていたので、部活引率ができましたが、今日は朝からお仕事モード・・・部活はオフ・・・という予定でしたが、15時以降、学校に入ってもOKという許可をいただき、15時30分〜18時30分の3時間、練習を行いました。私は入試関連の会議で出れなかったので、テツ&ワカメに丸投げ・・・「自主練習なので、用事を入れた者は、来なくても良いですよ」と、伝えたにもかかわらず、全員参加・・・会議の休憩時間にグランドを見ると・・・声を出して一生懸命頑張る選手が増えてきたように見えました。まだまだ全員ではありませんが、その数は確実に増えてきました・・・4月までには、全員で声を出せるチームになるでしょう。

「4対4のゲームをやる際に、レベル別に分けても良いし、混ぜても良いよ!まかせる!」と、話をしていたのですが、「混合」を選んでいました。「チーム全体の底上げ」ということを選択したのでしょう。

ゲーム中に、大きな声を出し、ブレイク中には、ゴール裏でハイペースで走りこむ・・・真剣にやれば、かなりの疲労となるはず・・・どの程度真剣に取り組むか・・・そのさじ加減は、各自にまかされる自主練・・・集中して取り組める選手が多ければ多いほど、「ここぞ!」という瞬間に、集中力と発想力を発揮するチームになるでしょう。

きっと、どのチームも、冬は相当な走り込みをしているでしょう。この時期の「集中力の差」が、5月に出ると信じて、いつでも自主的にトレーニングに取り組めるように・・・

群馬県の高崎健康福祉大高校、後藤ダルマ大使から、着信があり・・・「決まったかな?」と、思いましたが、新人戦の結果報告でした。

1/23(土) 「文京の調整」ではなく「文京で調整」・・・「控え選手」ではなく「控え目選手」

新人戦ベスト4に残ったことを想定して、レッズランドの人工芝のグランドを確保しておりましたが・・・落ち武者文京は、晴海総合さんを招待して、練習ゲームを行いました。

サブチームの助っ人に、この方々(3番が似合わないE先輩 5番が似合わないH先輩)も参加してくれました。



今日の晴海も・・・強かった・・・ベストメンバーでの60分の戦いは0−2で完敗でした。攻撃のリズムがとてもよく、見習うべき点が多くありました。文京は、単体での攻撃が多いのに対し、晴海は数的優位を生かして攻めてくる・・・その差がはっきり得点に出ました。DFのキックの精度の差もありました。頑張らないと・・・

文京の攻撃の要になっていた松井選手の負傷(葛飾の魔物に襲われ、坂本選手とまったく同じ場所で前十字靭帯を・・・・)は、現時点では、非常に大きい・・・しかし、一週間前に比べ、前線がボールを受ける意識は良くなってきたと思います。新人戦は終わってしまいましたが、ポスト松井を争う戦いは、しばらく続きそうです。

レッズランドから、幡ヶ谷にある、渋谷区西原スポーツセンターに移動・・・道路はガラガラ・・・45分で到着しました。私は渋谷区立鉢山中学出身ですが、姉と息子は広尾中学出身・・・ということで、広尾中学校を基点に、女子サッカーの普及を・・・と、意欲的に活動している渋谷アルテスタさんから、「ぜひ、高校生と試合がしたい!」と、招待を受け、「マイクロバスが駐車できるなら、レッズランドの帰りに寄りますよ!」と、快諾しました。

渋谷アルテスタには、身体能力の高い選手が多く存在しました。「個人能力を高めるトレーニングしかしてません。パス練習なんかは、しませんよ・・・でも、あいつら、勝手にパスつなぐようになっていくんです。」と、コーチの方が話していましたが、リズムに乗ったときは、とてもテンポの良いパス交換で、攻撃を組み立ててくる躍動感のあるチームでした。レギュラーチームは、何とか、高校生の意地を見せることができましたが、サブチームは、完敗・・・3失点・・・

今日のサブチームも、元気が無い・・・目立ったのは、レッズランドで晴海のBチームから1点を奪った中3野田選手、アルテスタ戦で、1点奪い返した、フィールド出場のテツ・・・この二人に共通することは、「デカイ声」と、常に全力を出す「気迫」・・・他の選手は、「控え選手」ではなく、「控え目選手」になってしまっている・・・レギュラー選手の存在の陰に隠れ、「文京の選手である」ということだけで満足してしまうなら、練習試合など設定する必要もない・・・もし、サッカーの大会が、「各チーム A・B 2チームが出場し、その2チームの合計勝ち点で、順位を争う!」という大会になったら、きっと、Bチームも責任を背負い、何とか得点をとろうと、考え、チームが一丸となるでしょう。そして、Aチームの選手も、Bチームの選手を必死にサポートするでしょう。

何とかサブの選手たちのモチベーションもあげていかないと・・・と、考えてみると、今の大会形式の問題と、同じことなのかなあ・・・と、思いました。上位チームと下位の差が開くと、上位は、上位だけで、切磋琢磨したくなる・・・しかし、それでは、下位はますます引き離され、あきらめていってしまう・・・下位のモチベーションを上げていかなければ、全体のレベルアップにならない・・・

レギュラーの中に入り、自分の無力さを感じても、あきらめないで、努力できる選手
=決勝リーグに入り、コテンパンにやられても、あきらめないで成長できるチーム

自分のレベルにふさわしい環境で、力を発揮し、サッカーができる喜びを感じる選手
=予選リーグで試合を重ね、試合ができる喜びを感じるチーム

しかし、誰かがお膳立てをしてあげることも大切ですが、サブの選手、下位のチームの内発的な努力が無ければ、ただの消化試合・・・「思い出」はできるかもしれませんが、「成長」を期待できるものにはなりません。そこが我々教師の永遠の苦悩・・・なのかもしれませんね・・・

大会形式に関して、メールを流しましたが、ありがたいメールをいただき・・・ほっと一息つけました!!

●大会ごとに全チームのことを考え、様々な案を検討していただき、ありがとうございます。意見がないように聞こえるかもしれませんが、床爪先生はじめ、大会を中心となって考えてくださっている方々がベストと思われる方式に賛同いたします。上位に入るためには、我々のようなチームはそれなりの試練が必要だと私は思っているので、問題点にあった「敗者復活チームの連戦」、「モチベーションの問題」などは本気で上を目指そうと思うならクリアーしていかなければ仕方のないことだと思っています(まだまだ弱小なので偉そうなことはいえませんが)。したがって、強化のために上位校がある程度優遇されて戦っていくことは当然とも思っています(いつかそちら側に入るつもりではありますが)。

●以前は関東出場枠が2しかなく村田や日桜、成徳にどうしても力及びませんでした。しかし、決勝の4校リーグに入り決勝リーグを闘ったのがとても良い効果を生んだのは間違いありません。ただ当時のことを思い起こしてみると、現在の8校目のことを考えると少しギャップを感じるのも事実です。実際、7強と言われる学校と8番目の学校にも、超えて欲しい壁を感じます。平等が悪平等になってしまっては、発展のスピードが弱まる気もしますし、予選リーグでの試合数確保、執行部だけでなく皆からの幅広く意見を聞くなど充分プロセスを踏み、配慮した上での提案だと思います。
 
 私は、今後の東京の高校女子サッカーの発展を考えると、この選手権予選は決勝リーグ総当りがよいと思っています。ただ、日程と会場問題の現実を考えると今年は難しいかもしれません。先ずは人工芝問題。近年、決勝リーグは人工芝という制約を床爪先生や協会、高体連、クラブの方々のご尽力と協力で条件整備をしてきました。条件を統一するために、また延期をしないために、そして選手のコンディションも考えるとこのことは重要です。関東大会、全国大会は周知の通り芝です。

 上記を考えると平日ナイター開催、スタッフ問題も抱えながら2会場開催、7チームの場合はチームの試合の無い日の調整など。。。条件上かなり厳しいのことが予想されます。よって提示のあった最終提案(3)に賛成します。


最終提案・・・第3案

◆予選リーグ

4チーム×6ブロック(8ブロックまで拡大可能)

→試合数の確保・・・上位のためだけの大会ではないことをアピール

決勝リーグ進出トーナメント

@ 各リーグ1位同士(6ブロックの場合、2位の上位2校も参入)→4チーム勝ち上がり

A @の勝者 VS 新人戦5位〜8位

  ※ただし、対戦は以下の通りとする。

★A 新人戦5位〜8位のチームに関して、前年度選手権・U18・関東高校予選・全国大会出場有無による成績をポイント化し、合計ポイント順に順位をつける。(同順位の場合は抽選)

★B @の勝者4チームに関して、@の試合の得失点差で順位をつける。(同順位の場合は抽選)

★Aにより決定した 1位  VS ★Bにより決定した 4位
★Aにより決定した 2位  VS ★Bにより決定した 3位
★Aにより決定した 3位  VS ★Bにより決定した 2位
★Aにより決定した 4位  VS ★Bにより決定した 1位

→抽選の結果ではなく、試合の結果により、対戦相手が決まる方式を採用

◆決勝リーグ

4チーム×A・B 2ブロック

◆最終順位決定戦   

@A1位 VS B2位  BA3位 VS B4位

AB1位 VS A2位  CB3位 VS A4位

決勝 @の勝者 VS Aの勝者  3決 @の敗者 VS Aの敗者

5位決定戦 Bの勝者 VS Cの勝者

→決勝リーグで5試合確保 7強のうち、3〜5のチームと対戦できる

 8番手不在の現状では、「ブロック間格差が影響を与える」という意見と、「8番手は非常に重要」という意見で、役員間でも一致されませんでしたが、日程を考えると、この案で・・・という結論が、役員6人の中でまとまりました。

1/22(金) 推薦入試無事終了・・・少なすぎず 多すぎず・・・部員確保作戦 大成功!

サッカー部の入部体験等に参加し、試合も見て、「文京でサッカーをやりたい!」と、覚悟を決めた単願推薦受験者5名の入試が終わりました。もちろん、全員合格!!文京学院中学からの内進生3名を加えると、8名の選手の確保に成功しました。どの選手も「明るく、積極的」という好印象で、サッカー部の評価も、またまた上がりました!本日合格した新入生の皆さんには、「歓迎練習会」と、「めぬまカップの案内」を送らせていただきました。この後、併願推薦、併願優遇入試、一般入試などで、サッカー部を希望する選手(体験練習会に参加した選手)は8名・・・この選手たちは、ほぼ全員が、それぞれの第1希望の公立に合格すると予想されますので、2010年の新入部員は、8名〜10名程度になる見込みです。この不景気の中、私学を選んでいただき、投資していただくわけですから・・・後悔させないように、頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします!

数年前までは、毎年、4名〜5名程度の新入生しか確保できず、人数不足に苦しんでいた文京学院サッカー部・・・しかし、一昨年は16名の選手が集まり、満員御礼・・・バスの乗車人数を意識して、昨年、今年と、あまり積極的な募集活動を行ってきませんでしたが、今年も非常に期待できる新入生を、ちょうど良い人数で、確保することができました。多すぎてもダメ、少なすぎてもダメ・・・サッカー部募集作戦は大成功!!さらに・・・7強のひとつ・・・某高校の監督さんのご長女を、お預かりすることになりました。是非、サッカー部に入っていただき、その先生に後援会長を!!という、面白プランを検討中・・・しかし、本人は、違う部活に興味があるようで、「相手監督は後援会長!師弟関係・・・血縁関係・・・どちらが勝つか?」という、超話題の対決は、実現できそうにありません。残念・・・

某都立A高校サッカー部監督K先生から電話があり・・・
「先生!先生が考える通りに大会をやった方が良いですよ。10年間やってきた先生が、一番良く分かってるんだから・・・」と、励ましていただきながらも、「総当りになると、選手層の厚いチームが有利になりますよね。総当りをやるなら、日程に余裕がある新人戦でやればいいんじゃないですか???」「もし、6チームに絞るようなことになるんだったら、新人戦は、絶対に勝ちに行くサッカーをしましたよ。だから、今から6になると言われると、ちょっと・・・と、ご指摘をいただきました。

また、8番目の重要性と、全国出場までのプロセスを振り返る晴海・成立学園・・・

4年前・5年前まではずっと8番目(当時は4番目)を狙い続けていました。上位チームがたくさん公式戦をしているのがとてもうらやましかったです。何とか強くなりたいと、自チームの試合がなくても公式戦ごとに会場提供をし続け、全部終わった後に会場を片付け、村田・十文字のBチームと練習試合をお願いし続けました。そんなこんなで何とか今の位置まで来させていただきました。今でも特別な理由がない限り、床爪先生からの会場提供要請は受け入れさせてもらっています。東京都女子サッカーの普及に少しでも力になれれば、ということと、女子サッカーのためにとてもご尽力されている床爪先生からのお願いだから、ということからです。そのような意識の学校が増えてくれば、8番手争いも、白熱すると言えるでしょう。(晴海総合・O監督)

2年前までは成立学園も8番目に入れるようにトレーニングをしてきました。強豪校相手にどこまで戦えるか挑戦しようと頑張ってきたことを思い出します。今では7強と言われる一つに数えられていますが、こういった結果が出せたのも各先生方が試合をする環境を与えてくれたからだと思います。もし、23年前にこのような環境を与えてくれなければ、現在の成立学園は無いと確信しています。ですから、7校と言わず8校で決勝リーグ実施を強く希望します。(成立学園・N監督)

そろそろ結論を出したいと思います。

これから全チームにメールします!!

1/21(木) モチベーションUPのための有効手段とは・・・

試験前の生徒は、よく勉強する・・・試験前の教師は、熱心に補習する・・・

試合前の選手は、よく練習する・・・試合前の顧問は、熱心に練習に臨む・・・

今の文京は・・・試験まで、あと3週間(高2)・・・公式戦まで、あと3ヶ月・・・

口では、「頑張る!」と、言っていても、なんとなく、集中力も切れてしまうのも無理も無いかもしれません。公式戦前は、自然と意識して、出そうとする「声」も、だんだんとなくなっていく・・・「声を出せ!」と、言われるまでは声を出さず・・・直近の目標を失った生徒たちを、どうやってやる気にさせていけば良いのか・・・

直近の目標を失った教師は、どうやって自分を盛り上げれば良いのか・・・

こんなとき、計画→実行→評価 いわゆる PLAN DO SEE がしっかりできる人間になりたい・・・みなさん、頑張りましょう!

現在検討中の選手権予選・・・今日もいろいろな意見が出ました。

「7強のための大会」と、言われないように、決勝リーグを「6」にすべきではないか・・・という意見もいただきました。私は、「7強だけでやる」・・・という考えではなく、「7強のうちの、どこかを破ることを目標にして、クジ運ではなく、実力で決勝リーグに進めるチームの台頭を願う」という、考えでやっているのですが、「上位校の人たちが、勝手に決めて、自分たちの都合の良い大会をつくっている」と、思われてしまうのかもしれません。これは、良いことではありません。そこで、「6校リーグにするには」ということも考えました。新人戦の3位までをシード(決勝リーグから)とし、新人戦4位〜7位を4山に振り分けたトーナメントを組み、1校を振り落とす・・・そうすれば、フェアに6校を選び抜けます。しかし、もしそのような方式を採用するのであれば、新人戦前には告知しておかないと、まずいと思います。「新人戦は、ベスト4になれば、決勝リーグから・・・ベスト4になれなくても、予選トーナメントから、勝ちあがれば良いだけのこと・・・」という考えで、新人戦では試行錯誤の試合運びをしていたチームもあったかと思います。文京は、そんな余裕はありませんでしたので、もしそうなっても異論はありませんが・・・

また、予選リーグを、7ブロックにして、7強を振り分けて、予選リーグを行い、その1位で、決勝リーグを行えば良いのでは・・・そうすれば、どの学校も、7強と1回は当たるので、「打倒7強!」で、モチベーションも上がる・・・という意見もいただきました。これも、新人戦前に決めていれば、OKだったと思いますが・・・新人戦でせっかくベスト4になれたチームに、メリットがなくなってしまうので、難しいでしょうね・・・面白い案だとは思いますが・・・

プレーオフ制度の導入が正式に決まれば、5月9日までに、第5代表を決定しなければならない平成22年度の選手権予選には、日程的な制約があります。予備日の無い大会は、無理が生じ、コンディションの悪い中でも試合を強行させるようなことも起こるかもしれません。上位校の先生方からは、いまだに根強い人気の「総当りリーグ」を実現させるのは、予選開始を4月10日からにしなければ無理であり・・・それこそ、「上位校の勝手だ!」と、怒られそうなので、今年は無理そうですね・・・

平成24年度から、この大会が都予選(8月〜10月)、関東予選(11月)、全国(12月)と、計画通りに実施されれば、都予選において、上位校の総当りリーグが実現可能となる・・・その準備段階として、高体連強化リーグ、兼、秋の高校関東予選を、今年の夏から実施したいと考えています。

そして、平成24年からは、4月〜5月は、インターハイ予選になる予定です。東京の出場枠が、1になるか、2になるか、それとも・・・ということで、予選方式は再検討しなくてはなりません。いずれにしても、女子サッカーの選手たちが、「よし!頑張るぞ!」と、思えるような大会を作っていきたいと思います。ご協力よろしくお願いいたします。

今日は・・・西船橋の村田様グランドで、17時から18時45分まで練習させていただき、その後、VIDAユースと練習ゲームをやらせていただきました。なんだか、自分のグランドのように、思う存分使わせていただき、本当に申し訳ないです。ありがとうございま〜す!!今日は、向山選手の調子が良く、福井技術部会長の目に止まりました!新人戦から、エースナンバー10を背負うようになった向山・・・今日のパスの質、シュートの迫力、運動量は、お見事でした。いつでも、見ている人がいる・・・それも、大切なモチベーションかもしれません!

気を抜かず、アイデアあふれるプレーを、明るく元気にやり続けましょう!

1/20(水) 苦悩の日々・・・どうしたらフェアーな大会を実施できるか・・・

更新するのはやめようと思いましたが・・・文京ファンの方も、アンチ文京の方も、更新されていないと、ムカつくのではないかと思い・・・

2010年、選手権東京予選の大会方式で、意見が分かれ、悩んでいます。

決勝リーグは、8校、2ブロックに分けて・・・というスタイルは、ほぼ全員一致しつつあるのですが、そこに至るまでのプロセスを、

@昨年と同じ、敗者復活ありの、トーナメント
A予選リーグ→決勝リーグ進出決定戦(1・2回戦)

のいずれにするかで、意見が分かれています。個人的には、@が、最もフェアーに4チームを選出できると思うのですが、日程が厳しい・・・特に敗者復活で勝ちあがったチームは、5連戦になる・・・という大きなデメリットがあります。

Aの予選リーグは、「普及のため」という視点での要望が強いのですが、抽選の結果で、どの山に入るかで、かなり差が出てしまいます。現在の案では・・・3チームを8ブロックに分け、その1位同士で対戦し、4チームに絞り、新人戦の5位〜8位と対戦させるという方式です。新人戦で、ベスト8になれなかったチームで、決勝リーグに進もうと思っているチームにとって、対戦相手が抽選で、成立か飛鳥か文京学院か八王子かに決まってしまうのは、あまりにも・・・という考えがあります。また、3チームのリーグというのは、勝ち点、得失点差で並んだり、棄権が出ると、2チームの対戦結果だけで順位を出すことになる・・・、しかし、2部・3部のチームにとっては、試合数の確保というのが、重要であるとのこと・・・

そこで、ふと思いついた方式は・・・予選リーグを4チーム6ブロックに分け、1位と、2位の上位2校で対戦させ、4チームに絞り、新人戦の5位〜8位のチームと対戦させる・・・その際、2009年度の公式戦記録の結果で、新人戦5位〜8位のチームにランクをつける。

優先順位1位 成立学園  高校選手権予選3位・U18選手権5位・関東高校予選3位
優先順位2位 飛鳥     高校選手権予選5位・U18選手権1位・関東高校予選5位
優先順位3位 文京学院  高校選手権予選7位・U18選手権2位・関東高校予選4位
優先順位4位 八王子   

そして、決勝リーグ進出決定戦の1回戦、得失点差が最も大きく勝利したチームと、八王子が戦い、2番目に得失点差が大きいチームが文京学院と対戦し・・・という、またまた妙な大会方式を考えました。

しかし、あまり複雑にすると、わからなくなってしまうので、「運も実力のうち」方式で、抽選にまかせるのも、仕方ないのかもしれません。何か良いアイデアが浮かんだ方は、ぜひ、お知らせください!

よろしくお願いします!近いうちに、加盟校にアンケートを配信し、回収したいと思います。

1/19(火) 練習再開・・・やはり村田は強かった!

土曜日の敗戦後、2日間のオフを挟み、今日から練習を再開しました。インフル明けの寺本選手を加え、先日のリベンジに・・・と、村田西船グランドに出向きましたが、またまたやられました!しかし、今日は、攻めることもできたので、見ていて迫力のある、楽しい試合でした。

昨日の日記を見て、たくさんのリアクションをいただきました。

「8チーム総当りなんて 無謀だよ!選手壊れちゃうよ!」と、ボスに怒られました。

新たに中野案が登場しました・・・予選リーグの勝ちあがり4チームと、新人戦5位〜8位がまず戦い、その勝者が新人戦1位〜4位までと戦い、勝ったら、ベスト4、そのまま準決勝、決勝に・・・負けた4チームでリーグ戦を行い、1位のチームが、プレーオフ出場権獲得・・・という 方式です。私は、これには反対しました。理由はいろいろありますが、ここには書きません・・・

やはりここは、決勝リーグ4チーム2ブロックで、各ブロック2位以上が、関東出場決定、3位・4位がたすきで戦い、5位を決定し、プレーオフ進出・・・という従来案に落ち着くしかないでしょうかね・・・結論までには、もう少し時間がかかりそうです。

さて・・・今日も、選手のサッカーノートを引用します・・・

村田に対して、油断していたわけではない。しかし・・・サッカーになっていなかった。文京のボール保持率は、かなり低かったように思う。村田も本調子ではなかったはずなのに・・・前へ、前へ、焦ってしまい、落ち着いてパスをまわせなかった。前半は、前にボールがおさまらず、後半は、DFにボールが入ると、簡単に外に切ってしまっていた。そして、相手のコーナーキックの数も増えていった。松井が怪我をし、文京は、本当に攻め手が無かった。原しにパスが2本くらい通ったが、シュートチャンスは、そのくらいしかなかった。村田には、スタートから、何度もサイドを突破された。文京のDFラインは、徐々に下がっていき・・・押し上げも遅く、攻守の切り替えができていなかった。新人戦はベスト8で終わってしまった・・・努力が足りなかった。選手権予選までは、3ヶ月近くある・・・この3ヶ月を、どう過ごすかが重要である。切りかえて!!ヨッシ!!日々の練習や、ひとつひとつの試合を大切にやっていきたい。もっともっと、みんなで、盛り上げていこう!

1/18(月) 2010選手権都予選方式は・・・ 中野案がトレビアン!

新人戦もベスト4が決まり・・・早朝から、2010年の東京都予選の方式検討メールを役員に配信しました。今回の新人戦の結果を見ると、やはり、「7強」の突出は歴然であり、決勝リーグを「8」の2ブロックにすると、不公平感が生じるため、「7の総当り」で、実施・・・という「強化重視」の考えと、「ベスト8となるチームも大切にしなければいけない」という、普及重視の考えに、意見が分かれましたが、中野先生が「8校総当りっていうのはどうですか?」と、大胆な提案をしたことで、流れが変わりました。役員の全員が、「予選リーグがあって、決勝リーグもある・・・しかも、8番手も決勝リーグに進める・・・となれば、賛同を得られるでしょう!」ということで、全員賛成!!トレビアン!!

しかし、私が懸念することは・・・はたして、8番手の学校は、GWをすべてつぶして、試合に取り組む覚悟があるかどうか・・・ということです。試合は、5月1日・2日・3日・4日・5日・8日・9日の7日間・・・5日連続の試合となることに、果たして耐えられるのかどうか・・・モチベーションは持続するのだろうか・・・消化試合になってしまったら、得失点差の勝負になったときに、7強に大きな影響を与えてしまう・・・

なので、決勝リーグに進めたチームは、「棄権することもできる」というシステムにしようと思っています。つまり、予選大会を勝ち抜いた4チームは、決勝リーグに出場する権利を獲得する・・・そこで、新たに、参加申込をさせ、申し込まないこともOKとする・・・そうすれば、「覚悟」のあるチームは、当然出場するでしょうし、「覚悟」のないチームは、棄権し、7校リーグになる・・・

そんなことを考えて、一日が終わりました。

今日は 高2の3名と、高1の1名、合計4名が、サッカーノートを提出しました。

◆本当に悔しかったですが、自分自身、こうゆう経験ができて、今は良かったと思っています。ほんの少しかもしれませんが、精神的に強くなれました。選手権に向けて、悔いが残らないように、何もかも、やり直していきたいと思っています。心技体全てをしっかり鍛えていきます。どんな時も笑顔で、チームのみんなが、自信を持って、安心してプレーできるように、後ろから声をかけ続けます。いっちょ、やったりましょう!このチームで、全国行くんだ!インフルエンザにかかってしまい、あらためて、BUNKYOの「あたたかさ」を感じました。ありがとうございました!(仮名 大きいのにちいせー子)

◆悔しかった!情けなかった!いつもの何倍も集中して、声かけながらやったけど、全然ボールに触れなく、受けることもできなかった。失点の場面・・・コーナーキックになり、マークを確認した・・・しかし、クリアボールをフリーで打たせてしまった・・・あの時、もし・・・と、考えると、悔しすぎる。試合に出るのと、出ないのとでは、終わった後の悔しさが、全然違いました。だから、もっとうまくなって、たくさん試合に出れるように頑張りたい。やらなきゃならないことは、たくさんある・・・口だけで終わらせないように、やれることからやっていかなくては・・・

◆こんなに不甲斐ない試合をしたのは、文京に入ってから初めてです。今日は、試合になっていなかった。来たボールを打つだけ・・・前半は、まったくパスがつなげず、奪っても、前にボールがおさまらず、とられてしまって、また守る・・・それの繰り返し・・・後半は、すぐに外に出してしまうことが多く、攻撃にならなかった・・・何もできない自分・・・何もできないチーム・・・この一週間、村田は死ぬ気で練習してきたのだろう。文京は・・・前日の練習でも、声はあまり出ていなかった・・・それを注意できなかった自分も悪い。その結果がこれ・・・本当に不甲斐ない。試合後の会話でも、「蹴れる人がいないと、辛いよね」とか、「試合になってなかった」とか、「あんなんじゃ勝てない」とか、良い話は、ひとつもなかった。自分がもっと上手ければ、パスをもらい、点を決め、みんなの笑顔を見ることができたはずだ。ベンチの仲間、スタンドにいる退院後初観戦となる母、インフルエンザで出れなくて、泣いた寺本・・・たくさんの人の笑顔を見たかった。結局見たのは村田の選手のガッツポーズと、笑顔・・・文京の選手の暗い顔、そして涙・・・不甲斐ない・・・もう、こんな試合をしちゃいけないと思った。これからは選手権に向けて新チームのスタート・・・新入生との合流も近い・・・自分は、試合に出れるかわからないけど、今日の試合のことを忘れずに、最後の年、良い結果を残したい。

◆今回の対戦で、自分はまだ何も出来ていないんだと痛感した。技術やフィジカルを磨くのはもちろん、村田のような精神的強さや厳しさを持つチームに勝つためには、日ごろから、自分に厳しく向き合っていかないといけないと思った。これから、そうゆう姿勢を日々の生活で心がけたい。

  

1/17(日) 新人戦決勝は 村田VS十文字!

今日は いろいろなことがありました。私の大失敗は、入れ替え戦を葛飾スポーツセンターでやったことでした。スタンドつきの、人工芝で、良かれと思って新人戦と抱き合わせたのですが・・・使い慣れていないグランドで、当該チームには、大変迷惑をかけたようです。そもそも、公共の施設を、他の団体より優先して、「貸していただいている」という状況で、「ありがたい」と思うのが当然だと私は思っていますが、そうでも無い方もいらっしゃるようで・・・

葛飾スポーツセンターの方にも、大変不愉快な思いをさせてしまい、申し訳なく思っております。「二度と貸し出さない!」と、言われても仕方ないと思っています。

試合ができて当たり前・・・審判がいて当たり前・・・準備片付けをする人がいて当たり前・・・アップができて当たり前・・・

ここまで東京の女子サッカーを一緒に盛り上げてきた、良きライバルであり、良き理解者でもある指導者の方々と、その選手たちは、絶対にそんなことは思っていないと信じています。女子サッカーは、マイナースポーツ・・・だからこそ、いろいろな方の協力なくしては、発展しません。「感謝の気持ち」というのは、指導者が常々選手たちに伝えている言葉だと思っています。しかし、残念ながら、非常に良い環境で、サッカーをやられてきたと思われる指導者の方は、東京の高校女子サッカーの競技運営に、強い不満を抱かれているようです。私は、何を言われても、味方してくださる仲間がいるので、全く動じませんが、女子サッカーのイメージが低下することだけは許せません。

今日はそんなことでカリカリしてしまい、周囲の先生方にもご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。

入れ替え戦は 江戸川女子が1−0で狛江を破り 2部残留 成城学園と戸山の試合は前半は戸山が先制・・・優位に試合を運ぶも、終了間際に失点し1−1・・・戸山は後半にラインを引きすぎてしまい、成城学園の攻撃陣にフリーなスペースを与えてしまい、立て続けに失点・・・4−1で成城学園が勝利し、1部残留を決めました。

そして、新人戦準決勝・・・

@村田 VS 晴海総合  4−0で村田の勝利

前半、セットプレーで村田が2得点・・・後半も、村田のエクスプレス攻撃(今日は10番は欠場)で果敢に攻め立て、合計4得点・・・これには、オサム監督もガックリ・・・「くやしい〜!!」を連発していました。

A十文字 VS 修徳  2−1で十文字の勝利

一進一退の好ゲームでした。個の力で上回る十文字が、前線にロングボールを放り込み、圧力をかけ続けましたが、修徳も、リズミカルな攻撃で、十文字ゴールを何度か脅かしました。最後までわからないゲームで内容で、白熱していました。

文京のチカテツコンビが、観戦に来たので、プログラム販売をお願いすると・・・売り子の声が、会場に響き渡っていました。売り上げ11冊!!2月6日も、「声だして売りましょう!頑張って売りましょう!元気出して売りましょう!」

↑左端に移っているのは、第5の審判・・・千葉のウンバ先生です。微妙な判定があると、電話連絡し、確認をしました。決勝戦は、笛を吹いてくださるそうです!!

今回は、大会運営に数多くの方々が協力してくださいました。

審判: 三浦先生(若葉総合)・宮崎先生(野津田)・清水先生(中村)・松下先生(板橋有徳)・吉田先生(松原)・椿コーチ(戸山)

運営: 小尾先生(国際)・中野先生(成立)・楢原先生(吉祥)

この場を借りて、お礼申し上げます。

さて・・・関東学園大が、本日、入れ替え戦でシーガルスを4−0で破り、関東リーグ昇格を決めました。来年の関東女子サッカーリーグは・・・
@早稲田大学A日テレメニーナB浦和レッズJrC神奈川大学DFC PAFE東京女子体育大学F武蔵丘短大G関東学園大学 の8チームです!
1/16(土) 村田魂の前にひれ伏す・・・新人戦0−1で敗退・・・ここからリスタート!

負けました!!いろいろなことが失敗し、悔いの残る試合となり、選手たちには申し訳ない思いでいっぱいです。しかし、新チームとなって、初の公式戦ガチンコ勝負だったわけですから・・・ここからだと思っています。

ここ数回、飛鳥にはずっとやられていた・・・だから何としても勝ちたかった という晴海のモチベーション

U18選手権都予選、秋の関東高校女子予選で、超悔しい思いをして、監督も選手も、「次こそやったるぞ!」という強い気持ちを固めた 村田・修徳

この3チームが、1発勝負の公式戦で見せるパフォーマンスは、想像を超えていました。

村田の選手たちには、怪我を抱えている選手が多数いたはずです。しかし、彼女たちは、「痛そうな顔」をまったくせず、全力で立ち向かってくる・・・凄まじい迫力に、文京の選手たちは、次第に押し込まれ、最後はワンサイドゲームになってしまい・・・そしてコーナーキックから失点・・・寺本選手の欠場、松井選手の試合開始直後の怪我による退場・・・その事態を跳ね返すべく、文京の選手も、期待以上に頑張りましたが、やはりそこは、日ごろのトレーニングの差、厳しさの差、経験の差、そして、エクスプレス保有台数の差が歴然でした。

ここは、神様・仏様が与えた試練・・・乗り越えようではありませんか。飛鳥、成立学園、そして、文京学院の、2010年高校選手権予選は、予選トーナメントからのスタートとなりました。ポジティブに考えれば、公式戦をたくさん体験できるので、チームを作りながら決勝リーグに行ける・・・昨年は、決勝リーグからのスタートで、1勝もできなかったことを考えると、ALL RIGHT かもしれません。

試合に関して、客観的に見ていた東京の技術委員長、福井和哉さまのコメントが、まさに、言い当ててているでしょう。

予選の中で最も面白いであろう準々決勝を3試合観戦しました。この時期新チームにして戦術的にもコンディション的にもいい状態のチームは少ないように観うけられました。それでも高校生フットボーラーたちは、ベストを尽くし春のシード権をとりに行きます。第一試合、都立対決、飛鳥高校対晴海総合高校は、政治的な改革もあり、今後しばらく東京の都立ダービーとなっていくと思われます。結果は2−0と晴海の勝ちとなりましたが、両チームの力の差はほとんどありません。飛鳥高校は選手権へ向け戦術的な変革を行おうとしているように見えました。とりあえず勝っておこうと後退するよりも、その過程の段階でベストを尽くすことを貫いたほうがよいと思います。一方全員が高いディフェンスの意識を持ち、シンプルにFWに合わせてくる晴海スタイルを貫く晴海総合高校が勝ったのは納得ができます。また選手層も若干晴海高校の方が現時点では厚く、交代もうまくいきました。この熱い都立対決が東京のクラシコになる日は来るのでしょうか!?。第二試合の文京学院対村田女子高校の女子校対決は、どちらが勝っても1−0の予想通り、1−0で村田女子高校の勝ちとなりました。お互いに怪我人を抱えたりインフルエンザにより主力を欠いたりと苦しい状態でした。中盤の激しい潰しあいで、お互いにけっしてリズミカルなサッカーではありませんでしたが、村田に9.10.11番と3人の高速ドリブラーがいるのに対し今日の文京は原シ一人しかチャンスメーカーがいなかったことが徐々に主導権が村田に移っていった最も解りやすい理由でした。まだまだ村田も古豪復活という域までは来ておらず、逆に文京にも選手権へ向け悲願達成のチャンスは十分にありそうな戦いでした。第三試合。男子がライバル対決の成立学園対修徳高校の試合は、本日最も内容のある試合だったと思います。立ち上がり修徳高校はいつもほどオープンを使わずに、杉山・中山・嶋田と技術力と戦術眼に優れた選手を中心に中央でボールを動かしました。特に6番の選手の献身的なプレーが目に付きました。一方の成立学園も一失点後直ぐに修正し対応し最終的には2−2の同点に持ち込むあたり、選手の頑張りとべンチワークは健在でした。結局PK戦で修徳が、シード権をとりました。この6チームはそれぞれに色を持ち特長が違いますが、現状ではどこが勝ってもおかしくないほど東京の上位チームは力が接近しています。各チームに最低一人は将来日の丸を背負う可能性のある選手がいるようにも思います。とても楽しみな東京のベスト8の戦いでした。

学校に戻り、文京学院にて、関東女子技術委員会の総会を行いました。技術委員会というのは、各年代(U12・15・18)のトレセンと国体を担当するセクションですが、関東の予算は全額男子に使われてしまい、女子の予算はゼロ・・・日本協会のコンセプトも、いまひとつ不明確・・・という状況で、各都県の担当者が、知恵を出し合い、トレセン活動の充実に向けて審議しました。

私は連日の会議で、しかも、敗戦直後ということで、疲れ気味でしたが、同じく2日連続で関東の会議に出席したスミス先生が、盛り上げてくださいました。懇親会の席で、私がトイレに行っている間、「あの先生の教科はわかりますか?」と、千葉U18担当のI先生と、関東GK担当のSさんに、スミス先生が質問を投げかけたところ・・・

千葉のI先生は、8教科目で、何とか 正解
関東GK担当Sさん(寺本・岩崎選手の恩師)は、「技術家庭」という、高校課程には無い教科を言ってしまい、9教科でも正解にたどり着かず・・・

よほど、英語の教師に見えないのでしょう。

帰り際、成立学園のマカ先生・・・「火曜日までオフだって言ったら、選手がビックリしてました。」と、語る表情には、選手権では絶対にリベンジしてやるぞ!という意気込みが感じられました。文京も、明日はオフ・・・私は、葛飾に朝から出向き、反省の気持ちを込め、入れ替え戦から新人戦準決勝まで、4試合の運営役員をやってきま〜す!!

最後に・・・やはり、厳しい勝負に勝つためには、「強さ」と「速さ」がキーワードだと、痛感しました。

◆身体を入れ、ボールを失わない 強さ
◆競り合い、先にさわる 強さ
◆常に自分に負けない気持ちの 強さ
◆攻守の切り替えから、一瞬で抜け出す 速さ
◆DFが追いかけても追いつかない 速さ
◆抜かれても追いつく 速さ
◆ここぞというときに仕事する判断の 速さ

4月までに、どのくらい 「強さ」と「速さ」を鍛えられるか・・・

1/15(金) 新人戦準々決勝前日・・・チームを背負う覚悟

新人戦ベスト8への戦いで、惜しくも敗れてしまった学校のあるお母様から、1通のメールをいただきました。

娘のサッカーにおける本来の姿は、小学生高学年の時代に見られました。そして、より高いレベルの環境で自分を磨いて欲しいという親の思惑をよそに、U15年代では、仲間と楽しくサッカーを続ける環境を選択しました。しかし、最近、本人は、「中学時代は、陰に隠れて楽をしていた・・・」と、振り返っています。フィジカルの優れた選手の陰、技術の高い選手の陰、サッカーをよく知っている有能な指導者の陰・・・そういった陰に隠れ、娘の本来の姿は、いつの日か見えなくなりました。

しかし、初心者が7割、経験者はごく一部という高校に入り、そうゆう隠れられるようなものが取っ払われ、チームを背負う覚悟を決めたようです。「小6以来の覚悟」ということなのでしょう。今まで自分が学んできたサッカーの経験を、仲間とシェアし、自チームのサッカーで、思い切り自己表現しようというのが、彼女のテーマになっています。


文京の選手たちも、サブメンバーでいるうちは、「チームを背負う覚悟」というのは、なかなか生じない・・・しかし、試合に出る経験を何度か持つことによって、少しずつ意識が芽生え、そして、壁を乗り越えようと努力するのでしょう。今日も、昼休み、誰よりも先に校庭を走るASB氏、キックを教わり練習するM選手&S選手、自らの弱点を克服しようとするN選手、T選手、K選手・・・Y選手、T社長、ミノ選手・・・と、校庭に出てくる姿を見て、「チームを背負う覚悟」を感じました。

さらに・・・今日提出された伊藤選手のサッカーノートには・・・

今日の練習の後、サブチームに喝を入れる話がありました。私は1冊目のサッカーノートからずっと、巻頭ページの「目標」という所に、「レギュラーになること」「走りで負けない」の2つを書いてきました。そして、最近になって、ようやくスタートからピッチに立つことができるようになってきました。Bチームでできたことが、Aチームではできなかったり、Aチームでなければ発見できないことがあることを実感してから、1つ1つのゲームでの経験が、より濃いものになったように思います。

だから、この新人戦は、勝負の場であると同時に、自分にとっては、ひとつひとつの試合から色々なことを学ぶ場となると良いと思います。今さら・・・と、思われるかもしれませんが、試合に出れるようになってから、「今よりも上手くなって、チームに貢献する必要がある!」と、強く思うようになったと思います。私は今まで、「自分が一番ヘタだ!」と、思って、がむしゃらにやってきました。先生は、「自分が天才だと思ってプレーしよう!」と、言ってくれますが、ひたむきさを重視するか、自信を持つか、どちらが良いかは、まだわかりません。とりあえず・・・あまり、力みすぎず、「下手くそなのに、試合に出れることができるなんて、幸せだ!」というくらいに思って、ピッチに立つ喜びを感じられたら良いと思います。

試合に出たい!出たい!と、言いながら、出なければ、いくらでもうまい選手の陰に隠れることができる・・・しかし、試合に出るようになったら、チームの運命を背負うことになる・・・そして、「覚悟」を決めて、自己表現ができるようになったとき、幸せを感じるのでしょう。

今日は、放課後、学年指導と関東高校女子サッカー専門部の会議があり、練習には顔を出せませんでした。しかし、選手たちは、自覚と覚悟を持って、練習に取り組み、明日への準備をしたと、信じています。

英語の授業中、背中を丸め、目を細め、答えを考え込む姿が、ねずみ男に似ていたので、思わす、「ねずみ先輩」とあだ名をつけてしまったH選手が、「これ効きますよ!飲んで風邪治してください!」と、授業後におもむろに差し出した栄養ドリンク・・・人間が飲んでも大丈夫か心配でしたが、風邪も治り、元気になりました。THANKS!


関東高校女子サッカー専門部の会議は、めずらしく?白熱しました。内容は今は書けませんが・・・これで、来年の選手権都予選の青写真ができました!先生方、お疲れ様でした!!

1/14(木) 大会前に紅白戦・・・もっと白熱しなければ・・・

前回の日記を見た ある名将が 私にアドバイス・・・「そのとき ピッチに立っているのがベストメンバーです!」

確かにその通り・・・「今日はDFの要がいない」とか、「エースが不在で戦力ダウン」とか、「GKがサブだから負けた・・・」とか、そんなこと、口が裂けても言ってはいけないのですね。その日にベストなメンバーで戦っているわけですから・・・選手たちの力を100%引き出せるようにすることが、指導者の役割!!名将の苦言が心に響きました。村田戦のスタメンを組み、新小岩で調整ゲーム・・・相手は、あえて文京のサブチームにすることで、サブチームの練習量も確保される・・・高3 3名と、中3 2名の助っ人を呼び、合計12名でサブチームを編成・・・

しかし、結果は、スタメン組の圧勝・・・サブ組は 元気なく・・・声を出しているのは 高3の助っ人 激しくプレスしているのは中3の助っ人・・・

「1月16日、公欠をいただいて、春高バレー出場決定戦の応援も行かずに、サッカーの試合に行く・・・それを当たり前だと思わないで欲しい!全員が、「ピッチに立って活躍するんだ!」という気持ちを持って、直前の紅白戦に挑めないなら、全員で行く必要は無いと思う。サブ組みの方が、ヘタなのは当たり前・・・でも、ヘタだからこそ、気持ちで負けない!声で負けない!と思ってやらなければ、いつまでたってもその差は埋まらないぞ!」と、ボヤきました。

新小岩に向かうバスの中で、選手たちに、「2つの視点」というプリントを配布しました。
共立第二から見た 文京学院  浦和レッズから見た 文京学院 
同じチームでも、こんなにとらえられ方が異なる・・・中間層のチームは、調子に乗ってさぼっていると、あっという間に落ちていく・・・常に上を見て、向上心を持って、練習に取り組んで欲しいという意味だったのですが・・・レギュラー陣には、効果はあったようでしたが、サブの選手たちには、あまりピンときていなかったようです。何かにくじけそうになったとき、誘惑に負けそうになったとき、さぼりそうになったとき、下から追い上げてきている者と、上から笑って見下ろしている者がいるということを、常に思い出して欲しい・・・

共立第二の視点(コーチのブログより) 22年1月10日 新人戦の論評
※文京学院 7−0 共立第二

試合開始後は当然のごとく文京が圧倒的にボールを支配します。文京学院はたぶん2部のチーム相手にボールは支配するものの、強豪同士の試合とは違い、緊張感がなかったのかシュートミスがあり、前半半ば過ぎまでは失点はゼロでした。しかし、1点取られると共立の精神的な弱さ、体力不足、スピード不足と、さらに、さすが文京といううまさと集中力があり、立て続けに3失点。

後半は相手がメンバーが変わりましたが、前半と同じように立て続けの失点で4失点でトータル0−7でした。

厳しいことをいえば、文京の選手は厳しいレギュラー争い、日ごろの厳しい練習、それを乗り越えて来ているわけですから、はっきりいって力の差は歴然です。技術・体力・精神力どれをとっても相手が上です。

→文京は、本当に、厳しいレギュラー争いをしているでしょうか???サブの選手が、スタメンの選手の何倍ものトレーニングを積んで、プレッシャーをかけているでしょうか???一度○○○高校の紅白戦を見たら、考え方が変わるかもしれませんね・・・本当のレギュラー争いって、どれだけ厳しいかって・・・

浦和レッズの視点(サポーターのブログより) 21年10月10日 U18関東大会の論評
※文京学院 0−4 浦和レッズJr

正直言うと、レッズとしては物足りない内容の試合。前の試合(日本航空VSメニーナ)が非常に白熱したものだったからそう感じたのかもしれないが、レッズの選手たちのコンディションも悪そうで、身体が重い感じだった。もちろん、勝負が掛かっているわけで、プレスに来る相手をかわすというのも分かるけど、あれぐらいのプレッシャーで安易にボールを下げていたら、もっと上の相手になったら苦しくなる。文京はプレーの内容はともかく、失点をしても最後までしっかり声を掛け合って元気にプレーしていたのは評価したい。

→「あれくらいのプレッシャー」と、酷評されていますが、高校生チームが、技術の高いクラブチームに対抗できるとしたら、プレスをガンガンかけることです。そうゆう相手とは、あまり戦っていないはずなので、嫌がって下げてしまうのでしょう。でも、ファンとしては、「こんな下手くそチームに、何手こずってんだよ!さっさとやっつけろ!」と、イライラするのでしょう。しかし・・・プレスをかけ続けられる体力・走力 声を出し続ける気力 これだけでは、相手を脅かすだけのチームにはなれません。日々の練習で、技術を上げていかないと・・・「プレー内容はともかく・・・」と、あっさり切り捨てられるわけです。プリントを見つめ、シーンとしたバスの車内・・・悔しかったのでしょう。まだまだ文京は、無名のチーム・・・全国常連チームから見れば、格下の雑草雑菌集団です!「いつかは必ず!」そう思って、日々努力しましょう!


1/12(火) 雑菌軍団!インフルエンザ&腸炎との闘いに勝利せよ!

寺本選手から、インフルエンザA型に感染したという報告がありました。守備の要・・・つくばエクスプレスATS装置として、機能するために頑張ってきましたが、週末の試合には出れず・・・本人は、本当に辛い思いをしていることでしょう。

お母様から届いたメール・・・

本人は、かなりショックを受けています。「余命何ヶ月と言われたら、こんな気持ちになるのかなあ」と、ブツブツオーバーなことを言っています。チームの皆さんが、頑張って勝利を勝ち取ってくれると信じています。

インフルエンザにかかった場合は、タミフルまたはリレンザを服用してから約5日間、または熱が完全に下がってから3日間は外出しないというのが、ルールになっています。今後もサッカー部に感染者が出た場合は、ピンチになります。まあ、そのときはそのとき・・・開き直るしかありません。ベスト8になったわけですから、選手権予選で波乱を起こすこともないので・・・神様、仏様の導きに従いましょう。

菌から身を守るためには、うがい、手洗い(石鹸で)の励行しかありません。雑菌軍団と言われるくらいの抵抗力を身につける選手が多いので、大丈夫かとは思いますが・・・十分に注意しましょう。

今日提出されたサッカーノートに・・・

成城学園の選手は、試合後みんな、息があがっていた。文京の選手で、そこまで必死にやっていた選手はいただろうか?たとえ点差が開いてたとしても、最後まで全力で走りきり、全員の息があがるくらいの必死さがなければダメだと思う。これからの試合は、全く違う相手になる。村田さんは、かなりモチベーションをあげてくると思う。最後まで走りきらないと、勝てないと思う。

というコメントがありました。試合当日は、何が起こるかわかりません。レギュラーメンバーが5人欠けるかもしません。それでも、最後まで、全力でやりきるような試合ができれば、必ず次につながるはずです!頑張りましょう!

1/11(月) つくばエクスプレスの故郷訪問

土曜日対戦する村田女子で、ひときわ輝くFW、豊嶋選手(通称:つくばエクスプレス)の出身チーム、つくばFCに招待を受け、つくばFC万博公園グランドに向かいました。王子北インターから55km・・・茨城県がこんなに近いなんて、想定外・・・守屋SAで、時間調整をしても、まだまだ余裕の到着・・・

学校から1時間で着きました。昨日の電話で、「グランドは天然芝なんですけど、使用頻度が高いので、あまり良い状態じゃないんです・・・」と、聞かされていたのですが、フカフカしていて、非常にフラットで、全く問題ない状態でした。人工芝ではうまくつながるパスも、天然芝では、難しい・・・シュートやクロスも同じです。ごまかしがきかない・・・だからこそ、このような練習会場は、本当の技術の向上に役立つのかもしれません。天然芝やクレーのグランドでうまくできて、人工芝ではできない・・・という話は聞いたことがないので、練習はクレーまたは天然芝、試合は人工芝というのが、最高なのかもしれません。ただ、人工芝は、雨でもできるという最大のメリットや、クレーのように粉塵が立たず、天然芝のように維持費がかからないので、今後できる練習用グランドは、ほとんどが人工芝になるのでしょう。だからこそ、貴重な天然芝・・・

今日は、天然芝の神様は、文京学院に微笑んでくれました。昨日まで得点を決められなかったFW松井選手が、ようやく開眼・・・得点を重ねてくれました。トップチームと35分前後半をやった後、サブのチームで35分前後半をやってくださいました。今日から清水選手、佐藤みのり選手が復活するも、寺本選手が体調不良に陥り、戦線離脱・・・中3も不参加で、サブチームだけでは足らず、原わかな選手は140分出ずっぱり(サブチームで得点を決め、上機嫌!!)、菊池選手、伊藤選手は約120分・・・GKテツも約20分間フィールドプレーヤーとして出場!!奮闘しました。普段試合慣れしているレギュラー陣は、ほとんど疲れていない様子でしたが、人生初の35分ハーフを体験したと思われるような控え選手は、ぐったりしていました。常に、それだけ、トレーニングをしておかないと、レギュラー陣とのスタミナの差が出てしまうということを身をもって体験したと思います。

↑昨日から、独り言が多い向山選手(左)と、得点を重ねた松井選手(右)・・・

豊嶋選手を育てたつくばFCは、つくば市がバックアップし、サッカーの普及発展に力を入れているクラブです。来年度入会予定の新中1も多いそうで、急成長しているクラブと言えるようです。社会人と高校生、そして能力の高い中学生をメンバーにしたトップチームは、筑波大学を破り、全日本選手権関東大会に出場することを、2010年の目標としているそうです。そして将来的には、なでしこリーグ参入を目指す・・・U15年代のチームは、県内のライバルである鹿島LSCと、切磋琢磨しながら、強化を図っていきたいとのこと・・・今日も、能力の高い中学生がトップチームに加わっていましたが、中3で、東京の○○○高校に行く選手、茨城の高校に通い、つくばFCで活動することを希望する選手、まだ中1の選手と、様々でした。悩みの種は・・・茨城県の中学校は、必ず部活動に入らなくてはならないそうで、練習参加は、所属する中学校の部活動後のことになる選手がほとんどだとか・・・何はともあれ・・・将来、「つくばエクスプレス駒込文京車庫行き」が発進することを期待したいと思います。

今日、原しほ選手が、「昨日私は3得点だったので、ホームページを直しておいてください・・・」と、訴えてきました。しかし、公式記録は、修正できません。記録の担当校が、監督に得点の確認をし、サインをもらう・・・というところまで、今回は徹底されていないので、このようなことも起こり得ると思います。1点分、後輩に譲ってあげてください!そしてその分これからの試合で取ってください!

練習試合を終え、学校に戻ると、振り袖を着た卒業生(今年成人式をむかえる生徒)が、ゾロゾロと歩いているのが見えました。さらに、学校前に黄色いワーゲンを横付けして、着物で颯爽と乗り込むOGを見て、松井選手が、「いいなあ・・・ウチも着物来て、内股で走りたいなあ・・・」と、言っているのが、聞こえてきました。だったら、タワシみたいな髪型はやめればいいのに・・・このままの状態で着物を着たら・・・と、思いましたが、きっと成人式の頃には、伸びていることでしょう。

連休も終わりました。選手は、精神的にも肉体的にも疲れたと思います。私も、少し疲労気味・・・不覚にも風邪を引いてしまったようです。今日の寒さも、厳しかった・・・週末までに体調を万全にして、後悔のないように頑張りましょう・・・しかし、インフルエンザにかかった場合は、おとなしく、自宅で祈祷しましょう。

追記:昨日の日記を見て、「U18大会の決勝リーグは6だったじゃないですか!」と、思う人がいるかもれません。そこで、補足が必要かと・・・U18大会は、7強にSFIDA世田谷が加わり、8強となるので、「6」でも不公平感が無い・・・ということです。
1/10(日) 新人戦・・・ベスト8に波乱無し・・・午後は村田とプレマッチ!

新人戦第2戦・・・共立第二との対戦でした。ここ数年対戦していないので、情報源はブログ顧問S先生の日記と、保護者の方のブログ・・・1時間ほど分析し、メモにまとめました。しかし・・・そのメモを忘れてしまい、試合前には、「ドリブラーがひとりいるらしい。ターンしてシュートが得意な者がいるらしい。センターバックが負傷しているらしい。基本技術が備わっている選手が4人くらいいて・・・あと3人くらい経験者がいれば、強豪校になるらしい。」と、選手に伝え、何しろ個人突破ではなく、数的優位な状況をつくりながら、縦に深いパスをつないでペナ付近まで行き、そこから仕掛けるように伝えました。しかし、この指示が悪かったようです。自分で突破すれば、簡単にGKと1対1になれるような場所でも、人を使い、わざわざサイドアタックを仕掛けようとする・・・誰もプレッシャーに来ていないのに、パスを出してしまう・・・そんなシーンが続出・・・やっとクロスから決まったと思ったら、オフサイド・・・開始18分までは得点できませんでした。ようやく得点を奪い、前半終了間際に追加点を奪い、なんとか課題の3点をゲット・・・今日も後半からサブメンバーを起用することができました。後半は、個人突破やコーナーキック、ボランチがパスを出さずに自分でシュート・・・と、積極的にシュートを狙い、4得点・・・サブチームの方が得点を奪うことができたという皮肉な結果になりました。

シュート本数は、前半19本、後半15本、合計34本と、昨日の倍の数ですが、得点は「7」・・・まあ、トーナメントなので、十分なのですが、もしリーグ戦だったら・・・今日も2桁得点をとっている決定力のある十文字や成立学園よりも、得失点差で順位が下がることになってしまいます。春の選手権予選までには、決定力を上げないと・・・14本あったコーナーキックで、ようやく1点・・・でも、入った時は、本当にほっとしました。ヘッドで決めた田所選手の笑顔が印象的でした。欲張らずに言えば・・・6人の選手がゴールを決めたということは評価できるかもしれません。

先発
GK 中村 DF 菊池・寺本・原わ・岩崎 MF 伊藤・斉藤・田所・向山 FW 原し・松井

交代
@HALF TIME
DF 玉井(→岩崎) MF 芦葉(→菊池)・横内(→斉藤) FW 中野(→松井)
A45分
FW 増田(→玉井)

補足:清水あやめ選手は 負傷のため 欠場

得点
原し(2)・伊藤(1)・向山(1)・田所(1)・菊池(1)・横内(1)  合計7点


午後から、西船橋村田グランドに移動しました。昨日、矢代先生から電話をいただき、「土曜日(16日)の決戦の前に、やらない?負けた方は、1週間で練習のモチベーションが上がるし・・・どう?人工芝にも慣れた方がいいよ!」と、言われ、快諾させていただきました。9対9の真剣勝負・・・20分ハーフで行いました。今日の結果は2−1で文京の勝利・・・ということは、村田の練習のモチベーションを上げてしまったということになります。しかし、それが切磋琢磨の東京です。土曜日の本番に備えて、今日見つかった課題をそれぞれ修正できるように!!胸を貸していただき、ありがとうございました!

明日はそれぞれ茨城でテストマッチ・・・部活バスを所有する文京学院と村田・・・
全国出場の先駆者 VS バス保有の先駆者 1/16(土) 12:00 葛飾総合スポセン!


新人戦は順調に7強が勝ち進み、八王子が2大会連続のベスト8になりました。白熱することが予想される準々決勝は、1月16日(土)・・・・葛飾総合スポーツセンターで行われます。→現在までの結果

@10:00 晴海総合 VS 飛鳥
A12:00 村田女子 VS 文京学院
B14:00 成立学園 VS 修徳
C16:00 八王子   VS 十文字


この結果、八王子 VS 十文字が 接戦になった場合は、2010年選手権予選の決勝リーグは「8校2ブロック」、または思い切ってトーナメント1発勝負でも良いと思います。

しかし、秋の関東の時のように、大差になってしまった場合は、「7校」リーグにしないと、得失点差の争いになってしまい、またまたバランスの悪い2ブロックを形成してしまうことになります。今日、ある学校の先生が、「7校リーグは露骨なので、6校にすれば良いのでは?」と、言っていましたが、そうなったら、新人戦ベスト4をシードにすると、現状の「3枠」が、予選トーナメントによって「2枠」に絞られるわけで、組合せによって、つぶし合うか、つぶし合わないか(7強のいずれかに当たるか当たらないか)が決まってしまうのです。おそらく、その先生は、当事者になっていないから、イメージできないのでしょうが・・・選手権予選は、すでに新人戦から始まっているのです。もし、1月16日にベスト4に入れなかったら、選手権予選は、予選トーナメントからスタートするわけで・・・しかし、それが、2校しか決勝リーグに進めないとなると、新人戦の準々決勝(ベスト4決め)が、非常に重要になってきて、どこかひとつでも楽になってはいけないのです。

また、本当に、そうする場合は、対戦表も、秋の関東1位 VS 秋の関東8位 というように作成すべきであり、@晴海総合 VS 八王子  A十文字 VS 村田  B成立学園 VS 修徳 C文京学院 VS 飛鳥 と、なるように、組み替えなければなりません。(新人戦は抽選で決めています)

「選手権予選はトーナメントでも良いのでは?」という意見もありましたが、そうなると、上記@〜Cの勝者が関東に行けることになるわけですから・・イメージしてみてください・・・いずれにしても、8番手の台頭が必須なのです。おわかりいただけるでしょうか・・・事務局としては、簡単に終わるトーナメントが一番楽チンなのです。しかし、事務局兼当事者としては、サッカーに真剣に取り組んできた学校の1年間の選手たちの強い思いを、ベストな形でぶつけあえるような環境を作り上げてあげたいのです。勝者が胸を張り、敗者は悔しくも納得が行くような大会方式を、考えて行きたいと思っています。

しかし、一方で・・・

今日、試合会場で、文京学院U15SC出身の武内選手(戸山高校)が挨拶に来てくれました。チームの中心選手として、生き生きとプレーする姿、そして、必死にボールを追いかける戸山高校の選手たちに、心打たれました。「7強」だけがサッカーをやっているわけではない・・・東京のすべての選手たちが、高い目標を持って、成長していけるような大会を作っていかなくてはならないと思いました。中途半端なサッカー経験者は、負けが決まるとあきらめてしまい、ボールも追わなくなり、初心者に対して暴言を吐き、イライラしていきます。すれ違っても挨拶もせず、負けるとふてくされ・・・そんなチームを多く見かけるようになり、やや排他的になっていたのかもしれないと思いました。戸山のように、立ち止まってきちんと挨拶をしてくれて、試合では、最後まで諦めず、必死にプレーするようなチームこそが、女子サッカーの発展の鍵を握っている・・・おそらく、その魂の中心に武内選手がいるのでしょう。来年は、ベスト8に来るような予感を感じました。

◆関東リーグ入れ替え戦・・・VIDA 1−1 関東学園大・・・PK5−4で関東学園の勝利とのこと・・・

◆浦和レッズ神戸監督から連絡アリ・・・レッズから文京に選手を・・・という連絡ではありませんでした。U18全国優勝の報告と、チャレンジカップ招待のお礼でした。


1/9(土) 成北オジサン と 成城ガクエン They get us Power!

試合前、晴海総合の2階席で、ミーティングを行い、その後、日向でボーっとしていると、遠くからオーラを感じ・・・

はじめてじっくりお話することができました。

問1:年齢は?
   答:私よりも1歳下でした。

問2:元々はどこのサポーターだったのですか?
   答:鹿島アントラーズ 1993年くらいから

問3:なぜ、サッカーが好きになったんですか?
   答:国立競技場で、高校選手権の試合を見て、ハマりました。

問4:ダルマカップは、どこから歩いて来たんですか?
   答:万座鹿沢口です。タクシーを呼んだのに来なかったので、面倒だから歩きました。2時間かかりました。

その他いろいろ・・・2年前、9人で新人戦を戦ってから、文京を応援してくださるようになった成北オジサン・・・見ず知らずの人が、突然サポーターになってくださるなんて、幸せ者の文京学院・・・「今日は寒いから、ずっと歌っていないと・・・」と、試合前の宣言どおり、60分間歌い続けてくださいました。ありがとうございました!

今日は、「前半で3点以上とったら、後半は、控え選手5名を全員起用する・・・それでもし負けたとしても、それはそれ・・・」というお約束がありました。

すると、開始1分で、今大会から11番を背負うことになった伊藤選手が、先制点を奪ってくれました。その後も、右サイドからアタックを繰り返し、活躍!期待に応えてくれました。前半だけで6点取ることができたので、選手交代・・・後半スタートから5名のサブを全員起用しました。すると・・・またまた後半開始1分で、伊藤選手が決め・・・お見事でした!年末の三保の森カップで、日本航空に奪われた1点、年始のニューイヤーカップで、本庄第一から奪われた1点、DFの陣形が組織される直前の、本当の一瞬の隙を見て、放たれたシュート・・・そんな値千金のシュートを思い出させ、試合前のプリントに、「0.1秒の判断」ということを記しましたが、まさにそれを実行した伊藤選手と寺本選手に拍手!!後半出場した交代選手も、伸び伸びプレーすることができ、良い経験を積むことができました。

先発
GK 中村 DF 菊池・寺本・原わ・岩崎 MF 伊藤・斉藤・田所・向山 FW 原し・松井

交代
@HALF TIME
DF 増田(→菊池)・玉井(→岩崎) MF 芦葉(→田所)・横内(→斉藤) FW 中野(→松井)
A48分
FW 田所(→向山)・松井(→原し)

補足:清水あやめ選手は 負傷のため 欠場

得点
伊藤(3)・原し(3)・寺本(2)・向山(1)  合計9点

  
他会場でも、今日は1回戦ということで、大差の試合が多かった・・・
飛鳥24点、修徳17点、野津田14点・・・「相手の人数が少なかったから」と、謙虚に結果報告をしてくださったシンゴ先生は、「相手の人数に合わせて試合をする方が良かったかもしれませんが、やはり一人でも多く試合に出してあげたいし・・・でも選手が動かないで立ちっぱなしになってしまうんですよね。お互いに良くないですよね・・・」と、複雑な胸中を明かしてくれました。

文京は、1回戦から成城学園という守備の堅いチームとやらせていただくことができて、ラッキーだったかもしれません。「1回戦の相手から、厳しい相手だ」という意識を持って、練習にも気合が入りました。抽選会の会場でも、「これで、成城学園が文京を倒すようなことがあったら、「7強」なんて言葉は無くなります!そうなったら選手権予選や、リーグ戦は、従来どおりでやりましょう!」と、発言していたので、私自身も程よいプレッシャーを感じ、試合の準備をすることができました。

バイタルに人数をかけ、数的不利をつくらないようにプレスに来ず・・・という状況で、シュートを打つことは難しい・・・クロスを入れても、相手のDFにひっかかる・・・スピードに乗ってドリブルしていてっても、アタックに来ないので、フェイントの意味も無く、相手にぶつかり、シュートを打てない・・・そんな状況下で、目標の20本まではいきませんでしたが、8割の16本を打つことができ、9得点とれたのは、2年生を中心に、冷静に試合を運ぶことができた結果と言えるでしょう。

成北オジサン の応援歌で 勇気づけられ
成城ガクエン を意識することで 1回戦から力を出せた

2回戦の相手は共立第二・・・歴史のあるチームです。全国中学校大会に出場した経験があるという松本先生、自らを「ブログ顧問」と呼称し、マメに更新されている坂口先生(なかなか熱いブログです)、この二人の指導力は、私なんぞの数段上です。文京の選手たちが、その差を埋めるべく、明日も活躍してくれることを祈っています。

ベスト8決め 1/10

@晴海総合 VS 東京成徳    A十文字 VS 野津田
B成立学園 VS 江戸川女子   C文京学院 VS 共立第二
D飛鳥 VS 戸山          E修徳 VS 国際
F村田 VS 芦花          G八王子 VS 東久留米総合


7強は、順調にベスト8に進出することができるでしょうか???1つでも、波乱があれば「7強時代」という言葉は、使えなくなります。

八王子がキッチリ勝ちあがれば、2大会連続ベスト8となり、「8校リーグ」の存在意義も出てきます。

注目しましょう。

話は変わりますが・・・現在、関東女子サッカーリーグの入れ替え戦が行われています。関東サッカー協会女子委員会事務局長という、有名無実の肩抱きをいただいている私は、自動的に関東リーグの総務主事(実質何もしていません)なんぞになっていて、毎回毎回結果が届くのですが・・・

東京都1部リーグを1位で抜けたSFIDA世田谷は、武蔵丘短大に0−2で惜敗したとのこと・・・「非常にハイレベルな試合だった」と、報告されました。全日本選手権の初戦が早稲田、関東リーグ入れ替え戦の初戦は武蔵丘短大・・・と、組合せに泣かされた09年度だったかもしれませんが、この経験は必ず来年につながることでしょう。応援しております!(SFIDAのホームページ・・・対戦相手が駒沢になっています!まだ動揺しているのでしょう・・・か)

そして、明日・・・VIDA VS 関東学園の試合が行われます。つまり、石川 VS 高橋の戦い・・・こちらも熱い戦いになりそうです。かつてのチームメイトであり、大親友であった二人が、関東リーグ入れ替え戦という、大舞台で対戦することになるでしょうか・・・

注目しましょう!

関東女子サッカーリーグ入替トーナメント大会初日の結果

FC VIDA     2−1(1−1) 河内SCジュベニール
関東学園大学   3−1(2−1) KASHIMALSC  
武蔵丘短期大学 2−0(0−0)SFIDA世田谷 
横須賀シーガルズJOY 1−0(0−0)山梨大学

KO11:00 VIDA vs 関東学園
KO13:00 武蔵丘短期大学 vs 横須賀シーガルズJOY 


1/8(金) 明日から新人戦開幕・・・競争に勝つために必要な目的と目標

昨日は台風の影響による休校の補講・・・本日は始業式・・・と、なんだか不思議な感じでしたが、気持ちをあらため・・・新年のスタート・・・

サッカー部は、U18関東大会3位の表彰をしていただきました。出場選手だけを登壇させ、ひとりひとりを紹介するか、部員全員を登壇させるか迷いましたが、試合前ということもあるので、全員で登壇・・・

「厳しい東京予選を勝ち抜けたのは、全員の気持ちがひとつになったからです。明日からの新人戦も優勝目指して頑張ります。」と、キャプテン鉄のコメントで、締めくくりました。

U18関東大会の準決勝の相手、浦和レッズレディースジュニアは、全国大会で常盤木学園を1−0で破り、見事に全国制覇を成し遂げました。全国優勝のチームと、真剣勝負ができたのだから、わざわざ大分まで行く必要もなかった・・・と、エコな考えもありますが、やはり、1位のレッズ、3位のメニーナと、関東のレベルは明らかに高いので、3枠は欲しいなあ・・・というエゴな考えもあっていいかもしれません。

始業式ということもあってか、小石川運動場が、14:30〜20:30まで、空いているという情報を入手し、16:30〜18:30の2時間、広いピッチで練習を行いました。照明代金が入ると、2時間で9300円・・・近隣のコイン駐車場は、2時間止めただけで1500円・・・都心の一等地のグランドを20人で使用するのは、贅沢でしたが、きっと明日からの新人戦で、投資の分だけ、感動を与えてくれるでしょう。

練習前に明日の成城学園戦での先発メンバーを発表・・・そして、交代要員4名を告げ、残りの1枠を競わせました。種目は12分間走・リフティング・キックの飛距離の3つ・・・結果は私の予想通りでした。すべての種目で1位になり、見事に勝ち残った○○選手・・・目標を持ち、努力を習慣化させ、自分に厳しくトレーニングを重ねている選手です。明日は是非、ピッチに立って、思い切り楽しめると良いですね・・・

昨日の小論文説明会での話を参考にすると・・・

目的とは 「的(まと)」であって、アバウトなものでよい。たとえば、「サッカーをやる目的は?」と、聞かれたら、「好きだから」という返答でもOK・・・

それに対し

目標とは 「標(しるべ)」であって、はっきりした点でなくてはならない。なので、「サッカーをやるうえでの目標は?」と、聞かれたら、自分が目指す到達点を明確に答えなくてはならない・・・

個が育つかどうかは、「目的」を持つことだけでもOKだと思います。「楽しむ」というアバウトな目的で、サッカーを続けていれば、日々向上はあるかもしれません。

しかし、4人のうち、1名だけを選抜する・・・というような、競争になったときは、明確な目標を持ち、日々トレーニングを重ねている者が、確実に勝つ・・・

これは、勉強も同じこと。「大学に行きたいから」という目的だけでは、競争に勝てない・・・具体的な目標を設定し、それに向けて日々の努力を習慣化させることが重要です。

レギュラー陣は・・・
「全国に行く」という目的を持って 目標を設定し 努力を習慣化させる

サブ組は・・・
「試合に出る」という目的を持って 目標を設定し 努力を習慣化させる

わたしは・・・
「やせる」という目的を持って 目標を設定し ダイエットを習慣化させる
無理そうです・・・


1/7(木) 今日から授業開始!

ニューイヤーカップのアルバムです。ご覧ください! 
2010ニューイヤーカップ

台風の影響で、休校にした日の代講ということで、通常より1日早く学校が始まりました。部員たちは少々疲れ気味のようでしたが・・・今日はオフにしたので、きっと休養十分でしょう。左の写真はニューイヤーカップに参加した文京学院中学の中3選手2名・・・(もう1名は怪我のため不参加)10番をつけたのが三浦選手、7番をつけたのが野田選手でした。初日はなかなかかみ合わなかったものの、2日目、3日目は、積極的なプレーが目立ちました。「誰かに教わったの?」と、聞くと、「スミレ先輩が教えてくれました!」と、ハニカミながら応えていました。

ランドセルを背負って練習に来てから、もう3年・・・早いものです・・・これからも高校生の練習に合流しながらも、カルガモ隊の面倒もしっかり見たいという中3の意向を聞いて、たのもしく思いました。

U18大会ですが・・・メニーナは、常盤木学園に破れ、決勝には進めませんでした。寺谷監督の留守電の声も、元気が無く・・・CALL BACKは控えさせていただきました。レッズは、藤枝順心を破り、2年連続 決勝進出となりました。明日、レッズ VS 常盤木の決勝戦となります。

1/4(月)〜6(水) ニューイヤーカップの珍事・・・ニューイヤーカップルの誕生!?

@ビデオカメラを新調し、写真をとりまくったにもかかわらず、バスにバッテリーを置いてきてしまい、ホームページに写真を載せられません。せっかくサプライズニュースがあったのに・・・(文京サッカー部のことではなく 他校の顧問の先生の「これからめんどくさくなるかも」という、ちょっといい話です)

A1月4日・・・
12時30分(本庄第一高校)→12時50分(日野先生のご自宅)・・・日野先生着替えタイム・・・日野先生のお母様とコタツでお話→深谷駅→湘南新宿ラインで上野へ→タクシーにて本郷3丁目→14時58分・・・本郷のホテル機山館着・・・・15時;男子の全国都道府県サッカー専門部委員長会議に出席・・・女子部のアピール(石山先生も同席)→17時10分ホテル機山館発→上野17時25分着 17時38分発の新幹線MAXを目指す・・・

ここでアクシデント・・・新幹線の特急券のみ購入すれば、スイカと併用して乗車できると思っていたのがNGとわかり、混乱・・・駅の案内係のお兄さんが、「どこから乗り継ぎましたか?」と、聞いてきて、「いや、どこからも乗り継いでいない!」と、言い張る私・・・「ここは駅の構内なので、どこかで改札を通っているはずですが?」と、聞かれ、「改札なんて通っていないよ!いいから早く発券してくれ!新幹線でちゃうよ!」と、押し問答・・・お兄さんは、あきれた顔をしている・・・冷静に考えてみたら、上野駅のJRの改札で、スイカを通していたのですが、そんなことを思い出せずに・・・思い込みとは恐ろしいものです。

何とか購入できたのが17時36分・・・日野先生から電話・・・「どこ?何してるん???新幹線出ちゃうよ!」・・・「先に行ってください!今走ってます!」と、しゃべりながら、ダッシュで19番線のホームへ・・・しかし、行けども行けども着かず・・・ダッシュする私をあざ笑うように、新幹線は出発してしまいました。朝起きてから、本庄でいただいたトン汁以外、何も食べていなかった私は、フラフラと倒れそうになりながらも、「やせるかもしれない」という期待感を胸に、次の新幹線を待ちました。幸いなことに、自由席券だったので、問題なく・・・夕食の時間には間に合いませんでしたが、19時に深谷に戻ることができました。深谷駅から、きんとう旅館を目指し、道に迷う・・・裏道を歩いていると、犬の散歩をしている女性が、私の足音を聞いて、小走りで逃げる・・・怪しい男だと思われたようです。いつも車で移動している私は、徒歩により目的地に着くということに慣れていなく・・・キョロキョロと、周りを見ながら立ち止まったりする様子が不自然だったのでしょう。

B1月6日・・・
朝、体調不良の選手が出てしまい、その選手を電車で帰すために、早めに宿を出発・・・深谷駅で選手をおろし、電車に乗せ・・・ここまでは、良かったのですが、本庄第一高校に到着し、バックの中をさぐっていると、きんとう旅館の私の部屋の鍵が・・・選手には「忘れ物をするな!」と、言っているにもかかわらず、宿のモノを持ってきてしまうという失態・・・根岸先生にお願いして、返していただけることになり、ひと安心・・・

このページの更新を楽しみにしている人たちの期待を裏切り・・・申し訳ありませんでした。明日・・・写真を掲載します!

ニューイヤーカップでは、3日間で、25分×14本をやらせていただきました。(本庄第一、埼玉栄、横浜翠陵、高崎健康福祉大、桐生、花咲徳栄と、対戦させていただきました。)選手たち同士で、たくさん話し合う機会を持て、9日からの新人戦に向けて、ステップアップすることができました。毎日、暖かい汁物を用意してくださった、本庄第一高校保護者の会の方々、朝早くの準備から夕方遅くまでの片付けまで、すべてやってくださった本庄第一高校サッカー部の部員のみなさん、そして、マッチメイクから、カップルメイクまで、本当にそつなくやってくださった日野先生、根岸先生に、感謝したいと思います。ありがとうございました!

◆大分で行われているU18大会・・・
メニーナの寺谷監督、レッズの神戸監督、それぞれから勝利の報告をいただきました。
準決勝は 1/7    メニーナ VS 常盤木学園     浦和レッズレディースJr VS 藤枝順心  です!
関東大会と同じ 決勝戦となるでしょうか・・・

◆西が丘で行われた大学選手権・・・
関東学園大学は、延長戦の末、2−3で神奈川大学に破れ、国立には進めませんでした。高橋選手からのメールは・・・
「自分は、後半の途中で交代しました。左足でも蹴れるようになる・・・動き出し・・・動きなおし・・・視野の確保・・・課題はたくさんありますが、この敗戦を忘れずに、トレーニングに励みたいと思います!響子と楓と三咲と三咲パパが応援に来てくださり、とても励みになりました!」インカレ初出場でベスト4は立派な成績だと思います。


1/3(日) 2010 初蹴り・・・怪我人病人おりません!

年末にオートバックスで購入した洗車グッズを・・・と、学校に着くと、すでにバスはピカピカに掃除されていました。せっかく買ったのだから・・・と、部分的に試しているうちに、気になりだし、結局もう一度車を洗いなおしてくれました。1年生諸君!ありがとう!

2年生諸君!去年は2年生がやってくれましたが・・・あの時を思い出して、汚さないように気をつけましょう!私も気をつけます!

「うっ!餅が出そう!!」と、苦しそうにしている選手もいました。

まったくシュートが決まらない緊急事態に陥った東京選抜の選手もいました。

まっ・・・お正月ということで・・・

しかし新人戦まであと6日です。今日はたくさんシュートを練習しましたが・・・明日からの試合で効果がでるかどうか・・・

年賀状代わりに・・・サッカーノートを提出し、2010年の抱負を語ってくれました。久しぶりにキャプテンテツノートを公開します。本人に無許可です。

テツノートより抜粋

2009年、高校選手権都予選・・・1戦目から修徳に負け・・・雨の日のサッカーが怖くなりました。次の成立戦では、自分のクリアミスで失点してしまい、村田戦でも自分のミスで敗戦・・・悔いの残る試合ばかりでした。夏の全日本選手権予選では、逆に思い切りプレーすることができました。準決勝の慶応大学との試合、PKを止めたからとかではなく、あの試合は、全員が本気で「勝ちたい!」と、思っていたら、勝利が舞い込んできて・・・とてもうれしかったです。そして、草津の遠征から私がキャプテンになり・・・すごく不安でいっぱいでした。どうすればよいのかと・・・本当にわかりませんでした。草津では、揉め事を起こし、富士では、1位トーナメントに行けず・・・結果が出ませんでした。しかし、U18予選の最終戦・・・みんなで必死に戦って、成立学園に勝利し、関東出場が決まったとき、このチームのキャプテンになれて良かったと思いました。自分は、自信が無く、すぐに人と比べてしまいます。しかし、2010年は、そんな弱い自分から卒業したい・・・「私は文京のキャプテンです!」と、自信を持っていえるようになりたいです。私たち2年は、今年で最後になるわけで・・・私たちが、先生を初めて全国に連れて行くことになるでしょう!なので、いろいろと先生も大変だと思いますが、今年もよろしくお願いいたします。
「文京学院、全国への道のり」の第1章は、新人戦優勝です!

1/2(土) 雪国長野から届いたメッセージ

昨年4月に入学した横内選手・・・長野県茅野市の中学出身・・・「雪の無いところでサッカーをやりたい!」・・・いくつか見学した学校の中から文京学院を選んでくれました。そんな横内選手から新年の挨拶メールが届きました。「ネタ不足に悩んでいるようなので情報提供・・・」という意味ではないかと、勝手に判断して、紹介することにしました。

昨年は大変お世話になりました。私が今、こんなに楽しくサッカーができるのは、文京サッカー部のみんなのおかげです。これからも毎日自分らしく頑張っていこうと思います。今は久しぶりに家族との時間を過ごしています。今年もよろしくお願いします!

親元を離れ、東京に・・・「自分の判断は正しかったのかなあ・・・」と、問いかける不安な毎日だったと思います。中学時代のチームメイトで、強豪校に入学した他の仲間は、みんな全国大会に出場した・・・しかし、文京は出れなかった・・・惨めな思いをしたことでしょう。しかし、彼女が文京を選んだ理由は、「強さ」ではなく、「雰囲気」だった・・・きっとそこさえ裏切られなければ、やっていけるだろうと、私は思っていました。新年早々、このようなメッセージが届き、ほっとひと安心・・・

横内選手の中学時代の恩師、坂巻監督は、長野県の女子サッカーのパイオニア・・・平成24年のインターハイ実現(長野)に向けて、精力的に動いてくださっています。そんな恩師のパワーに負けないように、今年も長野県人の底力を見せてください!

※長野県の面積は全国4位 広大な自然に囲まれた環境は 本当にすばらしい・・・一方で、大型スーパーが多く、買い物等にも困らない・・・女性の就業率も全国2位という長野県は、暮らしやすい県なのでは・・・ただし・・・冬の雪と寒さと戦いを楽しめる人に限り・・・

さて・・・全日本女子サッカー選手権は、ベレーザの3連覇で幕を閉じました。おめでとうございます!寺谷コーチは、すぐに大分に移動し、U18大会・・・年末年始の繁忙期での移動は、本当に大変だと思います。来年のU18開催地は、本来ならば新潟(国体開催後地)・・・しかし、新潟では、通例1月には屋外競技を実施しないそうで・・・現在まだ開催地が決定していません。ぜひ、東京から近いところになると良いですね・・・

昨年は、テレビ放映があった元日決戦・・・今年は一切無し・・・テレビ中継が無いというのは、スポンサーがつかないということ・・・この不況下では仕方ないことかもしれません。春高バレーのように、ジャニーズとでも手を組まないと、事態は解決できないかもしれませんね。何年か前、文京が春高バレーの開幕戦だったとき、オープニングで歌う「嵐」を見に来た女の子たちが代々木体育館を埋め尽くし、嵐が歌い終わった瞬間に、まさに嵐のように去って行くのを思い出し・・・「そんなイベントでも打たなければダメかなあ」・・・と、思ったりもしました。それが日本人的な発想なのでしょうか・・・

基本的に、日本では、「スポーツに投資する」という発想が、主流になりません。

たとえば・・・週4回、サッカースクールに通い、1ヶ月の月謝が10000円だった場合、「安い!」と思う人は少ないと思います。それに対して、週4回、学習塾に通って、1ヶ月の月謝が10000円だったら、超破格だと思う・・・塾は、週1回だけだって、1万円以上はとるのが常識ですからね・・・指導者に支払われる謝礼も同じこと・・・スポーツの指導に対して支払われるペイは、学習指導の10分の1くらいかもしれません。だから、スポーツの指導は「ボランティア」という感覚になり、仕事になりえなくなってしまうのでしょう。部活の顧問のなり手も少なく・・・そもそもこのあたりを意識変革させないと、日本の「スポーツへの投資」は、進まず・・・将来的には、あらゆるアマチュアスポーツがテレビから消えてしまうかもしれません。

受験勉強は、ひとりでもできる。極論から言えば、学校に行かなくても、できる。
スポーツ競技は、ひとりではできない。仲間(時にライバル)がいて、はじめてできる。応援されて始めて盛り上がる。

私が、ここまで部活指導にハマッた理由は、そんな信念からだったのでしょう。学力だけでは生きていけない時代になり、仕事にも就けなくなってしまった今だからこそ、我々大人が目を向けなくてはならないのは、「スポーツを通した人間教育」なのではないでしょうか・・・なんて、偉そうなことを言っていると、体育の先生に怒られそうなので、このへんで・・・

ここはひとつ、スーザンボイルのような女子サッカー選手または指導者が現れることを期待したいと思います。そうなったら、注目度は上がるでしょうから・・・

★左の最下の写真は 2008年9月に 東京U15選抜を引率して、長野に出向いた時に、茅野ビアンテの選手を遠目から撮影した写真です。この中に横内さんがいたかどうかはわかりませんが・・・この遠征がきっかけで、坂巻監督と出会い、そして横内さんの学校選びの選択肢に文京が入ったわけです。