12/31(金) 今年は年末に・・・

1月4日機山館で行なわれる全国高体連47都道府県のサッカー専門部委員長会議に向けての資料作り
1月8日提出期限の都高体連女子サッカーの事業計画と報告書作り
1月11日から始まる受験直前講座の準備

いつもギリギリで対処する私は、仕事に追われていないことが無い・・・このプレシャーが楽しいのかもしれませんが・・・

まだ時間があると思うと、やるべきことをやらずに、ついつい、選手権予選の日程などを考え、7強の先生方にメールしたりしています。

そして、こんな、日記などを更新している・・・サボり病かもしれません。

今年の選手権予選は、7校の総当りリーグを敢行します! 新人戦の1位〜7位までで、リーグを組むのですが・・・

ここで問題となるのが、各校6試合で、日程が7日間(1日3試合)必要になるため、連戦になる学校と、そうではない学校が出てきてしまうということです。「1位が連戦を避ける」というように、決めてしまうこともできますが、監督によっては、同じ会場で、連戦の方が有利だと考える方もいるようです。また、なるべくスタートが遅いほうが有利だと考える監督もおり、そうなると、上位になるメリットをどう与えるかが最大の問題となります。

そこで、私が考えたのは、「1位から、優先的に日程を決められる」というルールです。A・B・C・D・E・F・Gの対戦カードを作成しておいて、上位から順に選んでもらう・・・1位になったチームの監督が、どの観点を重視するかで、A〜Gの選択が変わってくることになります。

もうひとつ、考えなくてはならないのは、高校リーグのこと・・・
今年は、7強に関しては、紳士協定を結んで、2・3年生のスタメン組の出場を不可としましたが・・・

全員がサブメンバーというチームが組めれば、そのチームで1年間戦わせ、チームとして成長させていくことも可能なのでしょうが、そこまで選手層が厚いわけではないチームがほとんどで、1年生のスタメンも起用することになってしまい・・・すると、その選手に頼るようなサッカーになってしまう・・・また、リーグ戦の時は、スタメン組が、応援専門になってしまい、事実上、トレーニングができないことになってしまう・・・

スポマネ脇田社長の言うように、「公平性を保とうとすると、トップレベルが育たない」という状態になってしまう・・・

やはり、昨年のTリーグのように、公式戦の後に行なうB戦スタイルの方が、良かったかなと・・・反省しています。

と・・・

パソコンの横にある小型テレビで、桑田さんが紅白に登場・・・

特に、一緒に出演している虎の着ぐるみ・・・とても細かい芸のある動きでした。ウサギと一緒に餅つきをしていましたが、あれは結構難易度の高い技のはず・・・感動しました。

私が中学生の時、「勝手にシンドバッド」が流行り、サザンオールスターズが人気になりました。タラコ唇をカメラにくっつけて歌う桑田さんを見て、祖母が、「何だこいつは!気色悪い!」と、言っていたのを覚えています。あれから30年以上が経ち・・・同じような芸風で、NHKをヒヤヒヤさせる桑田さんのEntertainerとしての根性・・・いつまでも見習っていきたいと思いました。

たいした内容が書けず、2010年を終えようとしています。

これまで、新年の抱負を書いてきましたが、どうもいまひとつその目標が実現できなかったので、今年は、新年の挨拶は書きません!
何だかんだいって、楽しい1年でした!思い出盛りだくさんです!

来年も、また、こんな気持ちになれるように、一日一日を大切にしていきたいと思います。

皆様、よいお年を!!

余談: 年が明け・・・2011年になり・・・まず最初に 「床爪克至」という名前で YAHOO検索をかけてみる・・・
昨年よりも掲載件数が増えたかどうか、昨年よりも怪しい記事が増えたかどうか、自己評価のために・・・

すると、こんな記事も見つけた ⇒ チルドレンエクスプレスの記事

そういえば取材を受けていた・・・写真も出てしまっている・・・
もう、うかつなことは言えないなあ・・・と、ちょっと怖くなった・・・

記事だけ読んでいると、とても偉そうな自分に見えた。

2011年・・・少し謙虚に生きてみようと思った。

携帯を見ると、着信が入っていた。元旦から誰だ???と、履歴を見ると・・・石山隆之だった。
彼は明日、熊本に旅立つ・・・U18全国に出場するために・・・ああ・・・うらやましい・・・

昨日は、メニーナの寺谷監督からメールが入った。「大晦日にすみません・・・」と・・・
メニーナ・常盤木学園・大阪桐蔭・柳ヶ浦高校 という 魔のCグループを抜け出すために、どんな些細なことでも、情報を入手しておきたいという、寺谷監督らしい、緻密さを感じた。「勝負にこだわる」という、プロ根性を感じた。

2011年・・・早々から目を覚まさせてくれる将軍たちに感謝!頑張れ十文字・メニーナ!!

12/30(木) お久しぶりです!大阪遠征奮闘記

長いですよ。あまり興味の無い方は、読んでもつまらないです。文京学院サッカー部の関係者に向けて、今回は、長い長い日記を書きました。それでは、はじめます。

まずはじめに・・・「第1回なでしこハイスクールカップin堺」に出場することを決めたきっかけは・・・

7月24日、高校選手権全国大会の監督会議に、出場チームとして・・・ではなく、オブザーバーとして出席するために磐田へ。その直前に行われた、全国9地域代表者会議の席で、大商学園の竹内先生から、「冬に関西で大会を行いたので、ぜひ来てほしい。堺のナショナルトレーニングセンターをPRしたい!」と、声をかけられました。

その時、すでにバスに選手を乗せて長距離を走ることがNGになることが予測されていたため、往復の経費を考えると、難しいと思っていました。

しかし、9月・・・U18の東京代表決定戦で、十文字高校に延長で逆転され、涙をのんだ瞬間に、「このチームを全国の舞台に立たせられなかった責任をとらなくてはならない・・・」と、思い、大阪行きを決断しました。

まずは、アンケート調査から・・・「新幹線」で往復20000円、「夜行バス」で、往復10000円・・・少しでも早くという新幹線をとるか、少しでも安くというバスをとるか・・・最初のアンケートでは、新幹線が多数派、夜行バスは少数派でした。そこで、旅行社にお願いして、団体券を入手。「減るのは対応できますが、増えた場合は、対応できません。」と言われ、20名分、確保・・・しかし、第2回のアンケートでは、新幹線が激減し、しかも、現地集合現地解散を希望する者が多発・・・原因をさぐると、新幹線よりもお得な、「飛行機+ホテル1泊プラン」というのを見つけて、それで行こうとしていることが発覚しました。しかし、飛行機プランは、あくまでも個人旅行商品・・・まとめて確保することは難しいものであることを伝え、却下・・・

結局、全員で新幹線で行くことに決め、当初の20名という枠を超えてしまい、旅行会社を困らせてしまいました。

新幹線だけで、団体券を使って、往復19,790円、ホテル4泊で30,000円、大会参加費を人数割りして、1000円、秋に作った記念ピステの自己負担金2,000円・・・これで、53,000円になってしまい、これ以上は集金できないと判断・・・

現地でバスのレンタカーを借りるのではなく、東京からバスを運ぶことにしました。

年末ジャンボをいつもの2倍買って、祈り、旅の準備に・・・

23日 1時〜4時に学校練習・・・その後、1・2年生を連れて、晴海総合高校へ・・・高校リーグの後に、無理にお願いして、新人戦チームでの練習試合を行いました。

到着したのは1746分・・・それから 30分前後半を行いました。

お互い、まだまだ新チーム作りの発展途上・・・今回は1−2で敗れました!

新人戦までに、あと2回・・・戦わせていただきます!よろしくお願いします!

1945分、晴海総合を出発・・・荷物だけを載せたバスで、一路大阪へ・・

冬場の夜の運転は、予想以上に疲れました。

1)ソフトコンタクトレンズなので、乱視が矯正しにくく、夜の運転がつらい。

2)暖房による乾燥で、目がショボショボしてくる。

3)無意識のうちに、眠気が襲う。

などなど・・・渋谷ICで、いきなり渋滞・・・目的地まで、あと500km・・・到着予想は2時40分・・・何度渋滞に遭遇するのかと思うと不安でした。

浜名湖SAを第一の目標にしましたが、足利SAで、ダウン・・・小休止・・・そして、浜名湖を目指し・・・ひと頑張り・・・ようやく浜名湖SAに入ると・・・バス優先レーンが、コーンで封鎖されている・・・バス優先レーンは、奥に設定されていたため、戻ることができず、仮眠を諦め、もうひとつ先のPAに・・・ようやくたどり着くも、今度は、大型トラックで混雑し、駐車スペースが無い・・・もうひとつ先のPAへ・・・しかし、またしても満車・・・こんなに夜中が混雑するとは・・・もう一息、先のSAまで行くか・・・と、保護者の方にいただいたゼナ」を飲んだ瞬間、トラックが1台出発・・・ようやく、枠内に駐車できましたが・・・ゼナで元気になってしまって、眠ることができないかもという不安が・・・しかし、すぐに眠りに落ちました。4時間ほど仮眠をして、また出発・・・

目的地の最寄インターの吹田インターまで、あと45分という草津PAで朝食をとり、時間調整・・・東京駅に無事集合し、新幹線に乗ったという連絡を受け、私も草津PAを出て、一路新大阪駅へ向かいました。

「大阪市内は、運転が荒いから、気をつけください!」と、大阪出身のあるお母様にアドバイスされました。実は、私も、何年か前に、大阪で運転をしたとき、ウインカーは出さない、割り込みは強引、他県のナンバーだと割り込ませてくれない・・・と、怖い思いをしました。しかし・・・市内を走ると、びっくり仰天!!運転マナーは、東京よりも良く、スムーズに走ることができました。

新大阪駅に着き、マイクロバスを駐車しようと、旅行会社に聞いていた駐車場に入れようとすると、「アホか〜 こんなゴッツイ車 はいらへんて〜 バスはあっちやねん〜」と、怒鳴られました。そして、指示されたところに駐車すると、別のおじさんが登場・・・「ここは、金かかるで〜・・・1時間2040円やで〜何時までとめるねん」と、・・・「新幹線の到着まで、あと2時間くらいあるので・・・」と答えると、「1時間を過ぎた後は、1時間400円でっせ〜。出るときに清算してや〜」と、笑顔・・・さすが、関西人!


12時36分・・・予定通り選手到着・・・

荷物と26人乗車したギューギュー詰めのバスで、御堂筋通りを走り、難波へ・・・

24日、クリスマスイブは、難波に新しくオープンした、ホテルモントレグレミアス大阪に宿泊・・・リッチなホテルですが、ツインにエキストラベッドを入れて、3人で泊まることで、人並みの値段ですみました。が・・・到着して、ビル風にあおられ・・・いきなりバスの運転席ドアを開けたとたんに、ドアがめくられてしまい、それをもとに戻すとき、「バキバキバキー」と、激しい音・・・ドアには大きな亀裂が・・・2010年、難波のクリスマスイブにキレツバスドア・・・と、ゴロ合わせもむなしく



ホテルに入ると・・・

選手たちは、「すご〜い!!」「こんなところ泊まったことな〜い」と、興奮していました。

昔、U18東京選抜の鹿児島大会の際に、某旅行会社のFさん(現在は某生命保険会社勤務)に、「女子の選手が満足して、代表としてのプライドを持てるようなホテルで、料金がリーズナブルなホテル」を探してもらい、「ホテル京セラ」に長期滞在し、見事に全国優勝を成し遂げたことを思い出し、今回もFさんにお願いし、「U18大会に出場したら・・・という気分になれるホテル」を探していただきました。

今回、ホテルには、中学校のバレーボールの選抜チームが宿泊していました。ALL MIEと書いたジャージ・・・MEのスペルミスだと思いましたが、オール三重=三重県選抜でした。そのほか、大分選抜の選手も宿泊していました。朝のバイキング会場・・・文京学院の名前を見て、「あっ!文京じゃん!」と、注目されるのも、中学バレー部が全国制覇をしているおかげ・・・バレー部に感謝・・・しかし、その後の会話が・・・「男女混合のサッカー部なんだあ・・・」と・・・バレー界に「文京学院が共学になった」という噂が浸透しないことを祈ります。男子と間違えられたT選手、H選手に、自覚は無いようでした。

←27階の部屋からは難波の町が一望できました!

道頓堀に選手を解き放したクリスマスイブ・・・串揚げを満喫する者、お好み焼きを食べまくるもの、ひとり500円のクリスマスパーティーを部屋でやる者、様々でした。不気味なサンタも登場し、思い出深いクリスマスになったことでしょう。



成立学園さんは、ガイドさんをつけて、大阪ツアーを満喫していました!道頓堀では、やはり、スキンヘッドはまずいようで・・・
かわいい帽子をかぶっていました!

25日朝、豪華なバイキングの朝食を楽しみ、一路堺へ・・・昨年完成した、堺ナショナルトレーニングセンター・・・到着すると、強風・・・極寒・・・ブルブルしました。今大会に向け、先日お世話になったモルテンさんに恩返しするために、ボールを12個購入!ペレーダのスーパーオレンジ!
スポーツ用品店のサンウエルさんにも、プログラムの広告協賛をしていただきました!

10時から 新人戦チームが 大阪桐蔭と 3年+サブチームが、福井工大のサブチームとやらせていただきました。試合時間は35分前後半の70分・・・

U18全国初出場を決めた大阪桐蔭・・・元プロ監督の天野監督、元プロ選手の安田コーチが指導するリズミカルな攻撃的サッカーは、本当に勉強になりました。文京も2回ほど決定的なチャンスを作りましたが・・・途中、センターバックの斉藤選手が怪我でアウトすると・・・ドタバタと、追加点を奪われ、最後は0−4で完敗でした。新人戦チームには、良い刺激になりました!

12時30分から 日ノ本学園との大一番・・・高3を含めたベストメンバーで挑みました。これもまた、学ぶことが多い試合でした。本当にレベルが高い・・・技術というレベルというよりむしろ、すべてにおける意識レベルが高い・・・勉強になりました。

文京も決して調子が悪いわけではなく、久しぶりに3年生が入ったチームで、リズムを作れる場面もありました。日ノ本のエースストライカーU20代表、瀬口選手は、前半のみの出場でしたが、文京のDF陣は、しっかり対応していました。しかし、さすがは全国優勝の日ノ本学園・・・きっちり1点を決められ、0−1で敗退しました。

26日・・・堺トレセンでは1試合のみ・・・元日本女子代表の大谷監督が率いる京都精華との試合でした。前半は、高3+サブの選手、後半は新人戦チーム(斉藤・横内怪我でアウト)で戦いました。本当は、5人しか交代できないというレギュレーションだったのですが、遠隔地優遇で、無理を言って、お互い、たくさん交代しました。京都精華は、独特のリズムで、ピッチをワイドに使い、ここぞというところで、速攻、ミドルシュートなどスイッチを入れる・・・前半にミドルから1失点、CKから1失点・・・0−2で敗れました。関西のチームに、3連敗・・・洗礼を受けました。

午後から豊中にある大商学園高校に移動し、聖和学園と、30分前後半の練習ゲームを行いました。「鳥かごの中に入れらた鳥みたいで、疲れた・・・」と、選手たちは、聖和のパス回しの対応につかれたようです。ひとりひとりの技術が高く、ダイレクトパスがうまいチーム・・・関東には無いチームで、良い経験になりました。結果は0−0でした。


その後、新人戦チームで、大商学園と30分前後半の練習ゲームを行いました。大商学園の選手は、気さくな選手が多く、ピッチの会話が楽しかったと、選手たちが感想を述べていました。ベンチからの関西弁の指示を聞き、思わず笑ってしまったそうで・・・関西に来たという気持ちになったようです。おいしい味噌汁もごちそうになり、お世話になりました。礼儀正しく、本当に気持ちの良いチームでした。1点先制され、またしても0−1で敗退かと思いましたが、最後の最後に、松井→池田で豪快な1点をゲット!大阪初得点に、全員で喜びました。

豊中から堺湊のホテルまで、約40分・・・夕食の時間にギリギリ間に合いました。夜には、監督会議と懇親会が行われました。まぐろの解体ショーまであり、ホテル協会の気合も感じました。会の司会は、日ノ本学園上嶋先生・・・「関東の紹介を・・・」と、私にマイクが渡されましが・・・湘南学院を忘れてしまい、木村監督に怒られました。


今回の大会は、東西対抗ということで

東は 聖和・湘南学院・村田・修徳・成立学園・文京学院

+自由形式参加 宇都宮文星・日本航空・東北

西は 聖カピタニオ・福井工大・大商学園・大阪桐蔭・京都精華・日ノ本学園・作陽

         +自由形式参加 広島文教鳴門

※赤字は U18全国大会出場校

全国大会出場経験が無いチームは、文京学院だけでした。

また、日体大出身の監督が多いのも、特徴的でした。

26日が終了した時点で、文京学院の成績は、なんと・・・18校中、18位・・・

フェスティバルの女王が・・・

27日以降は、「勝ちにこだわる!」ということで、選手たちに気合を入れると同時に、難波でサンタクロースなんてやってたから、仕方ないか・・・と、自己嫌悪にも陥っていました。

27日初戦・・・昨日は、新人戦チームで挑んだ大商学園に、高3を入れたベストメンバーで戦いました。しかし、高3に調子が悪い選手が目立ち・・・0−0の引き分け・・・


第2戦の相手は、2年連続全国出場の聖カピタニオ・・・多田監督は、同い年・・・この日記の愛読者・・・「日体大出身監督しか招待していない大会なら、出るつもりはなかったけど、文京が来ると聞いて、出ることに決めました!」と、お互い、非日体大同士のエレガントな対決となりました。相手も1・2年生チームだったため、こちらも、新人戦チームで挑みました。すると、池田選手が値千金の堺ナショナルトレセン初ゴールを決めました。2点目はオウンゴールでしたが、2−0で勝利!!ようやく勝ち点「3」をとれました。

28日・・・最終日・・・奥のピッチには、日本代表が強化練習をしていました。25日に、自分たちが立ったピッチで、日本代表がトレーニングをしている・・・さらに、代表がアップをしている隣の隣で、試合を行うということで、選手だけではなくスタッフもそわそわしていました。「ザックは、エスプレッソを飲んでるんですかね???今日は、ザックと香川の写メをとることを第一の目標とします!」と・・・話したのは、福井工大のロボコップこと、久保監督・・・「お互いベストメンバーで」という約束をして、試合スタート・・・試合開始時は、お互い一進一退でしたが、徐々に福井の選手たちの、アプローチの速さについていけなくなり、押され気味になりました。文京学院は、相手の攻撃を恐れ、ただロングボールを蹴るだけになってきてしまい、単調なサッカーが続きました。すると・・・GKDFの判断に一瞬迷いがあったところを、すかさずつつかれ、先制されました。ここが、全国に毎年出場しているチームの、「決定力」なのだと思いました。福井は、前半30分でメンバーを4枚変えました。それでも攻撃力は落ちませんでした。後半になり、元気が取り柄の原和香菜選手をボランチに投入。向山を左ハーフに配置しました。あまりやったことのないカタチでしたが、「仮想U18大会・・・もし前半0−1だったら、こうしただろう」というカタチで、挑みました。カバーリングのセンスが抜群の向山選手が左ハーフに入ることで、岩崎選手がオーバーラップできる場面が増えました。そして、絶妙のグラウンダーのクロス・・・原志帆選手のシュートは、ポストを叩きました。おしかった・・・その後も、もう1本クロスがありましたが、福井工大のGKから点を奪うことはできませんでした。高3が文京学院のユニフォームを着て挑んだ最後の試合・・・勝利で終わることはできませんでしたが、全国常連のトップレベルのチームの、トップメンバーと、日本代表が調整に使うような最高の天然芝で試合ができたこと、素敵な思い出になったことでしょう。


「何のために3年が参加していのか?」と、不思議に思う方もいらっしゃったと思います。しかし、U18大会に出ていれば、ここまでやっていたわけで、平成24年からは、この時期に高校選手権を行う・・・つまり、現高1は、この時期に全国大会がある・・・そのシュミレーションと言ったら、格好良いでしょうか???中村選手の骨折が、一番の原因だったでしょう。結局、GKとして、あの「声」を聞くことができませんでしたが、フィールドプレーヤーとして、ピッチに立ち、最後の福井工大戦も、ラスト10分、走り回りました。自己満足かもしれませんが、これで、悔いなく、ユニフォームを後輩に渡せる・・・

最後の福井戦・・・3年生と70分間ピッチに立った、高2岩崎・菊池・松井・佐藤 高1池田・宮田 の6名は このチームの良い部分を、きっと継承し、さらに、このチームに足りなかったものを、加え、さらに強い新チームを作ってくれるでしょう。

今回大会を、ほぼ一人で企画し、運営してくださった、大商学園の竹内先生・・・定年まで、あと3年だそうですが、男子を離れ、女子サッカーに全力を投じたいということでした。日ノ本学園の上嶋先生、石田コーチ、田淵コーチ(元INAC監督)、大阪桐蔭の天野監督、安田コーチ、京都精華の大谷監督、越智コーチ・・・大阪、兵庫、京都の先生方が、力を合わせ、大会を継続させていきたいという意気込みを表していました。

「来年も是非!」・・・と、言われましたが・・・費用を考えると、即答はできませんでした。

往復、レンタカーのマイクロバスで行けば、3泊4日で、30000円くらいで済むでしょうが・・・帰り道、選手たちが「東京駅に着きました!」と、連絡をくれたとき、まだ浜松だったことを考えると、新幹線の方が良いかな・・・でも、そうなると費用がかかるし・・・と、悩むところです。

保護者の方々の財布を襲い、私のヘソクリもなくなり・・・出費が多い遠征でしたが、私自身は、いろいろな面で勉強になる大会でしたので、十分に「もとはとれた!」と思っています。堺ナショナルトレセンでは、男子のU12U15トレセンが行われていたり、フットサルの大会が行われていたり、そして、最終日には、日本代表が・・・本当に各ピッチで、いろいろなサッカーが展開され、「サッカー文化」というのを肌で感じることができました。

保護者の方々に、投資の甲斐があったと思っていただくには、今後の選手たちの成長を感じていただくしかない・・・頑張りたいと思います。

チームの招待方法、運営方式等、意見を求められたので、「強化だけではなく、普及も大切。弱くても、将来性のあるチームや、指導者に情熱のあるチームをどんどん招待すべきでは。今、文京学院がここまで発展できたのは、妻沼に呼ばれ、草津に呼ばれ、富士ワイズに呼ばれ、三保の森に呼ばれ、ニューイヤーに呼ばれ・・・そうゆう歴史があったから。」と、言いました。日ノ本の上嶋先生も、「妻沼に呼んでいただいたとき、最初は7人しかおらへんで・・・合同チームでやらせていただきました。ホンマに、感謝してます。」と、お話されていたように、妻沼カップ48位中、46位からスタートした文京学院としては、ぜひ、そのあたりの観点も大事にしていただければと思いました。

「今年は、何しろ第1回をやるにあたり、手探りでした。強引なところもあり、いろいろとご迷惑をおかけしました。」と、謙虚にお話してくださった竹内先生・・・何事もスタートするときは、ブルドーザーみたいな人が必要だと思います。そういった意味では、先生の存在は、大きいと思います。敵もたくさん作ると思いますが・・・そんなブルドーザーおじさんを、関西の先生方が、一枚岩になって支え、高校女子サッカーを盛り上げようとしている姿を見ることができて、とても感動しました。


後姿しかとらえることができませんでしたが・・・青のコートを着ている方が、大商学園竹内先生・・・小学生の女子選手たちを見つけると、「プログラムあげるから、こっちに来い!」と、先導して行きました。

Ligaの東西対抗戦、27年のインターハイ近畿開催に向け、今後、ますます西と東の交流が進むことを願い、日記を閉めることといたします。

最後に・・・この遠征のために、ご協力いただいたすべての方に、感謝いたします!ありがとうございました!磐田ICを通過しながら撮影した写真は、見事にピンボケ・・・「来年は、必ず来るぞ!」という気持ちがまだまだボケているのかもしれません。もっともっと頑張らないと、まだまだピントがずれているぞ!という神様のお告げかもしれません。精進します!



12/21(火) 中3から高3まで・・・4学年の混合練習

平成23年、夏の高校選手権ファイナル 現高2が 初の磐田へ導くか!?

平成24年、インターハイ開始  現中3 ⇒ 高2  現高1 ⇒高3

平成25年、東京国体       現中3 ⇒ 高3  現高3  ⇒大3

ということで、今日は、

中3 5人(文京学院中学 2名)  
高1 9人  
高2 6人(1名講座で欠・1名風邪で欠) 
高3 7人

合計27名で、紅白戦を行ないました。

新人戦チームは 週末の鹿島遠征での成果を見せていました。この時期に、後輩に立ちはだかる3年生がいることはありがいこと・・・さらに、これから入学しようとしている中学生たちの面倒も見てくれるので、助かります。これが文京学院の伝統・・・となって欲しいと思います。

大阪で行なわれる「堺なでしこハイスクールカップ」には、大学進学後もサッカーを続ける9名(12名中)のうち、すでに進路の決まった7名の高3が参加しますが、単なる思い出作りの食い倒れツアーではなく、自分たちが、全国優勝の日ノ本学園はじめ、関西の強豪チームにどれだけ通用するかのチャレンジの場にして欲しいと伝えました。

もし、赤羽スポセンでの十文字戦、あの1点を守りきり、文京学院がU18関東に行き、さらに、奇跡が起き、U18全国に出場し、1月3日から試合だったら・・・というイメージでメンバーを考えると・・・ 現段階のスタメンは 高3 4名 高2 5名 高1 2名・・・しかし、受験を終えて12月から復帰した高3 2名は、急ピッチに調整し、スタメン奪回に燃えるでしょう。8月に骨折したGKテツも、大阪遠征を目標にリハビリしてきましたが、GKとしての出場は断念・・・しかし、フィールドプレーヤーとして、ピッチに立てるように、走り込みを続けています。その気迫と同じくらいの気迫で、高3にスタメンを奪われた1・2年が、燃えてくれれば、強いチームになるのかなあ・・・と、紅白戦を見ながら思いました。

23日、最後の調整練習をして、24日、大阪に移動、クリスマスイブを道頓堀で過ごし、25日、堺ナショナルトレーニングセンターで 大阪桐蔭、日ノ本学園と対戦します。
いつも、「できるだけ安く」を追求してきた私ですが、今回は費用よりも選手の体調管理と安全性を優先し、新幹線で移動させます。(バレー部吉田監督のアドバイス)

往復の新幹線代は、団体券を使っても 20,000円かかります。現地でレンタカーを借りたら、大変な金額になるので、私は、荷物と一緒に、バスをころがし、出費をおさえるために頑張りますが・・・雪でも降ったら、到着できません。それでも大丈夫のように、商売道具のユニフォームとスパイクだけは、エナメルバックに入れて行きましょう。

ということで、一足先に旅立ちますので、更新はしばらくできません!
では 皆様 メリークリスマス!!

12/20(月) レッツ エンジョイ フィジカルトレーニング

ダルマカップの決勝戦で、本庄第一高校に完敗した日から、フィジカルトレーニングの重要性を痛感しました。日野先生は、「たまたま調子が良かっただけだよ・・・」と、謙遜していましたが、本庄第一の選手の軸の強さ、ヘディングの高さ、腰の強さ、そして持久力に圧倒されました。

これは、まさに、本庄第一、檜山トレーナーの楽しい?フィジカルトレーニングの成果だと思いました。

しっかり食べて、その分だけ運動して、そして筋力をつけていく・・・栄養指導も同時に行ないながら、強い身体を作っていかなければ、上にはいけない・・・

まず、12月から1月のテーマは・・・

@当たり負けしない体幹の強さ(体幹と股関節の連動性UP)

A第1歩目のスピードUP(臀部筋を利用したダッシュの習得)

鈴木トレーナが作成したメニューを、空き時間にこなしながら、意識を高く持って頑張る選手が増えてきました。

今日は、中1・中2は、5時まで、中3は、最後まで高校生と一緒にトレーニングを行ないました。途中でリタイヤしてしまう中学生もいましたが、ほとんどは、最後まで頑張りました。体験に来てくれた小6の選手も、一緒にやってくれました。

きっと、筋肉痛になることでしょう・・・

話は変わりますが・・・

今日、スポマネ脇田社長と、今後の女子サッカーについて、少し語りました。トップレベルを引き上げようとすると、公平性が欠け、公平性を保とうとすると、トップレベルが育たない・・・「強化と交流の2本立てを考えた、来年度のU18トレセン構想は、結論から申し上げて、賛成です!」と、ありがたいお言葉をいただきました。

本庄第一日野先生から、ニューイヤーカップの対戦表が届きました。試合球はモルテンでしょうか???

本庄第一 NEW YEAR CUP 2010

横浜翠陵高校翠先生から、クリームシチュー杯三保の森フェスティバルの対戦表が届きました。試合球はモルテンでしょうか???

三保の森フェスティバル

12/19(日) 鹿島ハイツ貸切企画・・・U18関東交流トレセン

U18大会が 選抜大会だった時代 トレセンを通して 選手も指導者も 交流を深め 成長をしていくことができました。

自分も、2000年から4年間、U18都選抜の運転手をやらせていただきながら、山口流、石山流、寺谷流・・・という、それぞれ濃い味のある指導法を勉強させていただき、現在なでしこリーグで活躍するトップレベルの選手たちに、たくさんのイメージを焼き付けてもらったおかげで、多くのことを学べました。

2005年から、JFAの方針変更により、U18大会が単独大会になりました。トレセンの目標だった選抜大会が無くなり・・・さらに、U15のナショナルトレセンがスタートしたことで、「選考」という視点が強くなってしまい、本来のトレセンの目的が、ブレはじめてきているような感想を、個人的にいだいていました。

選手も指導者も 成長し 女子サッカーが普及発展するようなトレセンは無いものか・・・

そんな思いでスタートさせたのが、「東京都高体連トレーニングキャンプ」でした。略して「トレキャン」・・・

第1回は 波崎で実施しました。

参加選手 150名  指導者 15名  

残金でアミノバイタルを借りて、U12・U15・U18のトレセン大会を行ないました!

この年、成立学園は、2部リーグの14位!!まだ毛がありました。


あれから 5年・・・成立学園は 全国ベスト8!!

そして、中野先生は、U18関東選抜の監督に・・・毛もなくなりました。


平成18年から、鹿島ハイツで実施するようになり、
平成20年から、関東選抜のチャレンジカップを 同時開催するようになり、
平成21年から、他県のU18トレセンも招待するようになり、鹿島ハイツ貸切成功!

平成22年、「関東U18トレセン交流大会」という名称で、総勢350名の選手と50名の指導者が鹿島ハイツに集合しました。

関東女子技術副委員長の翠先生も、駆けつけてくださいました。夕食を食べる暇も無く・・・到着すると、原和香菜選手の香港のお土産、ピスタチオを、むさぼるように食べ、すぐに関東選抜のミーティングに・・・


今回は、ヘッドコーチに後藤先生(健大高崎)、GKコーチに大滝先生(晴海総合)が加わり、関東選抜の指導に当たりました。


チャレンジカップの相手が、十文字高校(関東U18優勝)であったため、十文字が単独で参加、文京学院も、今年に限って、選抜ではなく、単独で参加させていただき、大会の企画段階まで、バッチリやらせていただき、後は丸投げドン・・・スポマネ松澤さんに、お世話になりました!

来年から、こんな感じが良いかと・・・

※各都県の選抜チームで、2日間の真剣勝負の大会を行なう。
  「関東選抜」というチームを作るのではなく、「ベスト11またはベスト20」を選出し、表彰する。
  ベスト11or20には、証明書と記念のユニフォームを贈呈する・・・

将来のオプション

 ★優勝の都県トレセンチームには チャレンジカップとして 
   メニーナ・レッズ または インカレ上位のチームとの対戦をマッチメイクする
   関東女子技術委員会から依頼するようなカタチで・・・

※U18全国大会に出場するチームは 単独参加を OKとする。

※各都県で、トレセンのBチーム、U16、U15などのチームで参加を募り、トレセン交流大会を実施する。

今回の企画に、KAMOスポーツさんも、熱心に強力してくださいました。
「女子サッカー」への市場展開を、狙っているようです・・・

トレキャンのウエアは、KAMOさんで・・・
関東選抜のユニフォームは、PENALTYさんで・・・

ボールは・・・モルテンさんが、急遽オレンジのペレーダを届けに来てくださいました。
本当に助かりました!ありがとうございます。

さて・・・ここからは、文京学院サッカー部のお話・・・

高校生・・・1・2年生全員で合計17名で2日間、試合に挑みました。現状のスタメンは、高2;6名・高1;5名 ちょうど半分半分です。一週間前とは、違うチームのように成長することができました。新たなポジションで、能力を発揮した選手もいて、希望が持てました!まだまだ課題はありますが、チームに「勢い」が出始めました。

中学生・・・土曜日のリーグ戦では、ベルタに大敗したと・・・勝っても2部降格が決まっていた試合だったので、結果よりも内容を重視し、課題をひとつひとつクリアできるように頑張れたかが重要だと思います。日曜日は、U14のチームで日帰りで鹿島に・・・十文字中学さんと、たくさん試合をやらせていただきました。成立学園中の三人も、明るく元気に頑張っていました!

「明日、走りこみと、フィジカルトレーニングを、練習前にやりたいんですが・・・」と、キャプテンの近藤選手から申し出がありました。なので、「高校生と一緒に、5時までフィジカルトレーニングをやるか?」と、聞くと、「はい!やりたいです!」と・・・後悔するかな!?

今日、運転手さんが、文京学院サッカー部のバスで仮眠している様子を見て、「大変だあ・・・バス間違えているよ〜」と、他校の選手が騒いだようで・・・

運転手さんは、マカ先生と同じ、スキンヘッド・・・若い頃は長距離のトラックドラーバー、今は、レントゲン車や、警察の護送車、ラウンドワンの送迎などなど・・・運転代行のお仕事をされているとのこと・・・

写真は公開しませんが、皆様、バスジャックではありませんので、ご安心ください!


12/17(金) 決定力を倍増させ 夢を望め!

「私には夢があるんです!」

交代用紙に 「菊池 望」と書いたとき、そう主張してきた 高2 菊池 望夢 選手

小さな身体を フルに使い 正確なコースに 力強いシュートを放っていました。

「フィジカルトレーニングのおかげだ!」と、喜んでいました。

インステップで思い切りシュートを放つと、GKの正面か、枠上に蹴ってしまう者が多い・・・

インサイドでシュートを放つと、GKに反応され、カットされてしまう者が多い・・・

正確なインステップが蹴れるようになること

力強いインサイドが蹴れるようになること

得点をとれるようになるには、高い意識で練習し、強さと正確さの両方を身につけなくてはなりません。

厳しい試合では、シュートチャンスはせいぜい1回から2回しかない・・・

そこで決められれば 夢をかなえられる・・・

そこで決められなければ またしても同じ結果になる・・・

得点力ではなく 決定力の向上

鹿島遠征でのテーマです。では・・・行ってきま〜す!!

12/16(木) ライバルがいるから成長できる・・・人数は宝なり!

オフ明けから1週間・・・フィジカルトレーニングの筋肉痛との闘いにも慣れ、選手たちの動きも、徐々に良くなってきました。大阪遠征に向けて、7人の3年生が練習に参加、さらに、単願推薦で合格内定となった中3のうち、3名の選手が参加・・・総勢27名で紅白戦を行ないました。

新人戦チーム VS 高3+中3+@ という対決でしたが、今日のところは、互角の戦いでした。新人戦チームは、まだ声は出ませんが、よくしゃべりながらやっています。一試合一試合で、改善されている様子が感じられます。ただ、「うまくいかない!」と、思ったときに、どうしてよいかわからなくなり、イライラ・・・自滅・・・となる瞬間があります。

こんなとき、声が出るチームは、打開できるのでしょう・・・

高3チームの方は、久しぶりでボールがうまく処理できないオバさまもいましたが、ご愛嬌で・・・楽しそうにプレーしていました。やや先輩ファールが多かったかな・・・

今年の3月、入学直前に前十字靭帯損傷の大怪我をして、高校入学以来ずっと試合に出れず、マネージャーとして貢献してきてくれた、青柳選手が12月からピッチに立てるようになりました。初めて見る青柳選手のプレーに、仲間たちは、「喜び」もあり、「焦り」もありました・・・

ライバルが増えることで、成長ができる・・・人数がいることで、色々な試みができる・・・人数がいなかった時代を考えると、本当に、人数は宝である!!

初めて提出された青柳選手のサッカーノートには・・・

練習試合に出れて、まず思ったことは、「サッカーって、楽しい!」っていうことだ。今までサッカーができなくて、辛かった。でも、今日、初めて文京でサッカーができて、本当に本当に嬉しかった。内容は全然ダメだった。シュートを外したり、パスミスをしたり・・・でも、練習試合に出れたことにより、プレーヤーとして、一歩踏み出せたと思う。これから人一倍努力して、みんなに追いつけるように頑張りたい。下から上に這い上がる!

今日、感じた嬉しさは、これからサッカーを続けていくなかで、いつも忘れないようにしたい。怪我をしなければ、こんなに辛い思いをしなくてすんだはずだけど、それ以上に得たものの方が大きい。サッカーができる幸せを素直に感じることができたし、サッカーができることに、感謝しないといけないと思うことができた。怪我をする前よりも、メンタルが強くなった気がする。これから先、何か辛いことがあったとしても、絶対にあきらめずにやり抜くことを目標にする。絶対にレギュラーになれるように努力する!


ここまで宣言されたら、試合に使ってみたくなる・・・

サッカーノートの提出は自由・・・今まで、一度も出さなくても、スタメンで出ている選手もいる・・・今日の練習に参加していた高3も、田所・中村・向山・原和のように、毎回必ずサッカーノートを提出していた者や、寺本のように、「気合」をアピールするような熱い文章をピンポイントで書いて出す者や、原しのように、短くクールにコメントを書く者や、3年になって、チームのことをよく考えるようになり、提出が増えた清水など、それぞれ・・・

しかし、スタメンかベンチか、ベンチか応援か・・・という当落選上にいる者にとっては、「どちらの選手を使おうかな・・・」と、判断に迷ったときの判断材料になる・・・

先日、他のクラブの集合の場面で、「ノートを提出するようにしたけれど、書いてある目標と、練習でやっていることと、全然違うじゃないか!そんなんだったら、ノートなんていらないんだよ!ただの自己満足だろ!」と、顧問が怒っているのが聞こえてきました。

どの部活も同じようなことをしているんだなあ・・・と、思いました。

書くのは簡単、やるのは大変・・・でも、書くことによって、やらなきゃいけない責任が生じる・・・だから、書くことは大切なのかもしれません。

と・・・学校に戻り、職員室に入ると、群馬県の高崎健康福祉大高校から送られたダルマ(ダルマカップの賞品)と、目が合いました。(目はまだありませんが・・・)なかなか風格のあるダルマ・・・なんだか、やる気にさせてくれます。

まず、新人戦で7位以内に入ったら、ダルマの左目(向かって右)から片目を入れましょう!そして、全国に行けたら、ダルマの右目を入れましょう!ダルマに魔力があれば・・・全国「準優勝」になれるかも・・・ダルマさん!転ばないで!


12/14(火) 予定表を配布・・・意識を高める選手たち

ようやく新人戦までの予定を配布しました。そして、鈴木トレーナーが作ってくれた、フィジカルメニューも配布しました。すると、「放課後トレーニングして良いですか?」と、聞いてくる選手が何名かいました。予定表や計画表を見ることで、「やる気」が沸いてくるのでしょう。そして、そのやる気が継続するかどうかは、本人の「目標」次第・・・

試合に出ること? 優勝すること? 関東に行くこと? 全国に行くこと? サッカーができる大学にいくこと? 代表になること?

それぞれの目標によって、大きく違ってくると思います。 That depends on You!  

夜、JFA上田女子委員長を文京学院に招いて、臨時の関東女子委員会を行ないました。関東の女子委員長である芦原先生(元 日体大監督)をはじめ、副委員長の長瀬さん(埼玉県女子委員長)、神庭先生(千葉県女子委員長・幕張総合監督)、小林先生(関東大学サッカー担当・筑波大学監督)、吉村さん(関東U12部会長・神奈川県)、森さん(元 関東リーグ運営責任者)、そして私の7人が、上田委員長に様々な質問をさせていただきました。

主に、チャレンジリーグと、関東リーグの関わりについて ということが議案でした。

全日本選手権本大会に チャレンジリーグ枠があることで、関東の枠が 3枠から2枠に減った・・・もし、3枠だったら、早稲田大と関東学園大で3決となったわけで、どちらが進んでも、チャレンジリーグに参加しているチームの中位以下よりは、実力があるはず・・・

なでしこリーグ⇒チャレンジリーグ⇒地域リーグ⇒都道府県リーグ という ピラミッド型を形成するというのが、当初の目標だったはずなのいに、参入に当たっては、「地域」が、飛ばされている。一方で、チャレンジリーグから降格した場合、地域リーグに入るという考え方は、整合性が無い。

などなど、厳しいツッコミが、関東側から入りました。上田委員長に、日本協会の考え方を丁寧に説明していただき、今後に向けてどうすべきか、有意義な意見交換がなされました。

もともと、関東リーグも、決して上位のチームが参加しているリーグではなかった・・・しかし、全日本選手権関東予選への出場枠を与えてから、参加チームのレベルが上がり、現状では、関東のトップチームが参加している・・・なので、チャレンジリーグにも、全日本選手権への出場枠を与えなければ、トップレベルのチームが参加しない・・・一方で、関東は、関東で切磋琢磨できる環境があるので、わざわざチャレンジリーグに出る意味があまりない。しかしながら、東京の1部リーグは、メニーナが抜け、早稲田が抜け、PAFが抜け、東京女子体育大学が抜け・・・SFIDAにとっては、切磋琢磨できる環境を求めるのは、当然である。スタートして間もないチャレンジリーグの方が、関東リーグに参入するよりも簡単であったということに、日本サッカー協会の誤算があったかもしれない。しかし、これは、SFIDAが努力し、頑張ったから起こった誤算である。東京の1部リーグの最終戦によっては、慶応大学が1位になる可能性が残されている。そうなれば、慶応大学が関東リーグへの入れ替え戦に参入できる。SFIDAが1位になった場合は、東京は関東リーグへの出場資格が無いことになる。これも、誤算であったと思われる。私の意見も、まとまるようで まとまりませんでした。

ただ・・・SFIDA世田谷も、慶応大学も、全力で応援していくことだけは、間違いありません!

会議の後、上田委員長を囲んで、忘年会・・・我々がご馳走するはずが、上田委員長にTREATしていただきました。

最後は、うれしい誤算でした。
 

12/13(月) 前略 選手諸君・・・予定表を配布していませんでした・・・

新しい予定表を配布したと思い込んでいましたが、配布していませんでした。受験生には連絡していたので、てっきり選手たちにも連絡したと思っていたのですが・・・大阪の予定がなかなか決まらず、冬休みの予定表が作れませんでしたが、今日、試合日程が届いたので、明日には予定表を配布しようと思っていたところ・・・

「明日は新小岩で練習ですか?」という、19:48の、おりょう部長からのメールに気付いたのは、早朝3時・・・ということで、以下に予定を記載します。

14(火) オフ ただし、宮田・原・向山は 国体練習会 18:00 赤羽サッカー場
※18:30より JFA上田女子委員長と関東女子委員会の 意見交換会 @文京学院
15(水) 学校練習 16:00〜18:30
16(木) 新小岩   17:00〜19:00
17(金) 学校練習 16:00〜18:30
18(土) 7:45 学校集合 鹿島ハイツ 〜19(日)
20(月) 学校練習 16:00〜18:30
21(火) 新小岩   17:00〜19:00
22(水) オフ
23(木) 学校練習 13:00〜16:00 高1・高2は移動 17:45 キックオフ 晴海総合
      ※大阪遠征の荷物をバスに積み込みOK

24(金) 大阪遠征出発(新幹線10:00)  @堺トレーニングセンター 天然芝
  25日(土) 10:00 大阪桐蔭  12:30 日ノ本学園
  26日(日) 10:30 京都精華
  27日(月) 11:00 大商学園  15:00 聖カピタニオ
  28日(火) 10:30 福井工大

1月3日(月) 学校練習 13:00〜16:00  ※自由参加(家族行事優先)
4日(火)〜6日(木) 本庄第一ニューイヤーカップ
1月7日(金) オフ バレーボールの応援ができますように・・・
1月8日(土) 15:00〜17:00  練習試合
1月9日(日) 練習試合予定
1月10日(月・祝) 16:00〜19:00 紅白戦

中学生は・・・
15(水) 学校練習 16:00〜18:30
16(木) オフ
17(金) 学校練習 16:00〜18:30
18(土) 中学リーグ VS ベルタ 9:30 内山グランド 2試合目副審あり
19(日) 鹿島遠征 VS 十文字中学  7:45 学校集合 18:00 巣鴨解散
20(月) 学校練習 16:00〜18:30
21(火)・22(水) オフ
23(木) 学校練習 13:00〜17:00
24(金) 学校練習 13:00〜17:00
25日(土) ベルタと練習ゲーム 
26日(日)・27(月) 横浜翠陵招待 三保の森フェスティバル
1月6日〜7日 鹿島ハイツ U14 イネスカップ 

ちなみに 左の写真は 先日の鹿島ハイツで、手塚貴子さんのU17ワールドカップレポートを聴講したときのチーム紹介の様子・・・仲コーチが撮影して、送ってくれました。

12/12(日) ハイツからハウスへ ・・・そしてまたハイツへ・・・身体が二つ欲しい

土日のアルバム

12/10(金) 新人戦抽選会でした。資料の用意もドタバタでしたが、何とか間に合いました。⇒ 新人戦トーナメント

新人戦会議の後に、来年の事業計画を話しました。リーグ戦の形態を含め、いろいろな意見を聞けて良かったと思いました。「7強と戦いたいという想いが選手たちにはあります!」と、ほとんどのチームの監督さんはおっしゃっておりました。一方で、「7強の顧問の先生方と、それ以外の顧問の先生方の情熱には差があり過ぎる。顧問の意識改革無ければ、いつまでたっても強化されない!」と、鋭い指摘をする先生(7強以外)もいらっしゃいました。

勉強もスポーツも

 スキル別(習熟度別)にすると 上は伸びる が 下は 伸び悩む
 混合にすると 上は伸び悩む が 中間層以下は 伸びるか あきらめるか になる

総合力を上げるには、どちらも大事な要素なのだと思います。うまく使い分けながら、東京全体のレベルアップを考えて行きたいと思います。

会の後、いつもは中華料理に行くのですが、今日は気分を変えて、寿司屋に行きました・・・そこで衝撃の事実が・・・晴海総合の大滝先生は、生魚を食べれませんでした!!
「クワズ嫌い」だそうです。弱点見つけました!!

12/11(土) 7:30 学校を出発して、鹿島ハイツに向かいました。(実際には、遅刻の選手を待っていたので、出発が8時近くになってしまいました。)12月からバスの運転手さんがついてくださることになりました。選手たちは、さっそくあだ名をつけていました。とても優しい、気遣いのある運転手さんでした!これからよろしくお願いします!

鹿島ハイツに到着したのは、10時・・・キックオフは・・・10時・・・ということが無理になり、30分予定を遅らせてもらいました。みなさん・・・すみませんでした。

高校生は・・・村田女子高校・VIDAユースと、試合をさせていただきました。技術を上げたつくばエクスプレスに、やりたい放題やられた・・・という感じでした。課題がたくさん見つかる試合でした。3年が抜けると、声が出ない・・・「声をまったく出さないで、サッカーをやるというのもひとつの考えだ・・・」と、半ばあきらめ気味のコメントをして、一足先に鹿島ハイツを出て、技術総会の会議のため、JFAハウスに向かいました。

1年生のサッカーノートを見ると、最後の1本では、声が出ていたようです。

「一番最後の試合では、声が出ていた!!文京は、声を出して楽しく試合をするチームだから、頑張って声を出す!3年生みたいに、中心となって声を出す人がいない分、全員が少しでもいいから、必要最低限の声を出せば、変わると思う。私はこのチームで、声が絶えない試合がしたい。できる!!最後の試合は、とても楽しかった。新人戦がすごく楽しみ!このチームで絶対に結果を残す!」

中学生の方は、U14ガールズ大会に向け、成立学園との合同チームで、様々なチームと対戦しました。 なのはな(VIDAと合同)・VIDA(中1)・杉並FC・戸木南・さくらガールズ・YSCCとの対戦でした。強豪チームにもまれて、強化された2日間でした!来週の日曜日も、鹿島ハイツに日帰りで出向き、十文字中に挑むことになりました。

16時45分・・・JFAハウスに到着。関東の技術委員会の総会を行ないました。これまたいろいろな考え方、意見があるようで・・・コメントは差し控えますが、U12からU18までの各カテゴリーが、しっかり連携して、そして後継者を育てないと、トレセンというものの意義が、あまり無いと思いました。大人のプライドも大切なのかもしれませんが、選手のために、より良いトレセンを作っていかなければ・・・

技術委員会の懇親会には参加せず、鹿島ハイツに戻りました。9時に到着・・・鹿島ハイツの多目的ホールから、中学生たちがゾロゾロと出てくる場面に遭遇しました。栃木ブランカを引き連れて参加している手塚貴子さん(U17日本代表コーチ)に、講習会を開いていただきました。選手たちのモチベーションアップに、役立つこと間違いなし!ありがとうございました。

12/12(日) 朝6時に鹿島はいつを出て、学校に出勤!!日曜日なら、約90分で到着することがわかりました。これなら通える!と、少しだけ思いました。学校説明会も大詰め・・・9時から、ほとんどひっきりなしに、個別相談が入りました。サッカー部は13時から栄養指導、その後、フィジカルトレーニングを行い、最後にボールを使ってミニゲームを行いました。そして、中学生は無事到着・・・

「これ、お弁当のゴミなんですけど、どうすれば良いですか???」と、ダンボールをお土産にもらいました。すると・・・よく食べていたので、片付けには苦労しませんでした!

金・土・日・・・と、めまぐるしかった3日間・・・こんな日記を更新しなければ、あと2時間眠れるのに・・・と、思いながらも、月曜日の朝、PCのスイッチを入れ、まず文京サッカー部のホームページを・・・という方のために、更新しました。

身体が二つ欲しい・・・と、真剣に思いました。


12/9(木) ニーヨン(平成24)総体に向けて・・・長野への旅

長野県高体連事務局がある、長野県立長野高校に行ってまいりました。本校数学科、T沢先生の母校で、県内No.1の名門校ということでしたが、駅前から乗車したタクシーの運転手さんは、「長野高専ですか?」「長野市立長野高校ですか?」と、しばらく分らない様子でした。駅から3.4km・・・あまりタクシーに乗る人もいないのでしょうか・・・

全国高体連サッカー専門部女子委員長の 日野先生、関東高体連サッカー専門部女子委員長の 石山先生とともに、出向きました。

実際に第1回のインターハイを運営担当してくださる方々との初めての会合・・・終始なごやかに、協力的姿勢でお話いただき、本当にありがたい限りです。

試合会場も、決勝戦は、男女同じスタジアム、それまでは、女子単独・・・と、良い環境を準備してくださっていて、感動しました。

ただ、予算をはじめ、いろいろクリアしなければならない問題も多く、まだまだ頑張らなければいけないことが多いということもわかりました。

非常に有意義なミーティングができました。

長野県サッカー協会女子委員長であり、本庄第一にも、十文字にも、そして文京学院にも選手を輩出してくださっている坂巻さんには、「職場の 年配の人と 若い人と 二人に聞いた、長野駅前お勧めの ソバ屋」に案内していただき、ご馳走になりました。

長野県で、女子サッカー部がある高校は、現在2校・・・平成24年、インターハイ開催県枠を保有する長野に、女子サッカー部がたくさん立ち上がることを祈っています。

帰りの新幹線・・・軽井沢駅で外を見ると、雪が降っていて、ホームは雪化粧・・・ようやく、「冬!」という感じになりました。

平成24年のインターハイ・・・東京から関東予選に進めるのは「1校」のみ・・・関東予選から全国へは「4校」・・・つまり、1勝すればインターハイ・・・十文字と文京学院、両方は行けません・・・どちらかが行けるのか、どちらも行けないのか・・・現在の高1が、高3・・・現在の中2が、高1・・・なんとなくイメージしながら、一喜一憂・・・

その前に・・・夏の高校選手権最後となる平成23年に、磐田に行けるのか、行けないのか・・・

「今年の文京は、本当に強かったよ。」と、新幹線の隣の座席でゴマをする石山先生・・・そう言われれば言われるほど、悔やまれる・・・来年に向けて、あの悔しさを背負い、チームを作っていかなくては・・・明日から練習再開!頑張りましょう!

12/8(水) バイスタンダー(By Stander)

試験終了後、運動部の顧問を対象に、バイスタンダーの3時間講習がありました。

バイスタンダー (by Stander) とは救急現場に居合わせた人(発見者、同伴者等)のことで、適切な処置が出来る人員が到着するまでの間に、救命のための心肺蘇生法等の応急手当を適切に行うことで、救命率を格段に伸ばせる人員のこと。

サッカー部顧問として遭遇する「救急現場」は・・・落雷により、意識不明になった状態か、交通事故か、試合中の大怪我か・・・

救急隊が到着するまでの6分間(東京都の平均だそうです)、何をすべきか、詳しく教えていただきました。

運動部の顧問は、生徒の命を預かっている・・・あらためてそう実感させられた講習会でした。

講習会を終え、片付けていると、ある先生に、こんなことを言われました。

「サッカー部の子って、前向きな子が多いですよね。○○さんも、第一希望の大学に推薦受験で落ちても、すぐに気持ちを切りかえて、関東大会で結果を出したり、次の進路に向けて積極的に考えることができて、たくましいですよね!」と・・・

確かに、そうかもしれないと思いました。勝利を信じていたのに、負けてしまった・・・しかし、また次の目標に向けて頑張る・・・そんなことを繰り返しているうちに、「強さ」を体得できたのかもしれません。

この選手、私も合格を信じていましたが、まさかの不合格・・・「こんなに運動能力が高く、人間性も優れ、学業にもしっかり取り組める選手を不合格にさせるなんて、○○大学さんも損したよね」と、職員室の先生方が口々に言うほど、一押しの選手だっただけに、私の方がショックでした。しかし、彼女は、一日で気持ちを切り替え、発表直後の準々決勝・・・日本航空戦で見事と言える集中力を見せてくれました。その姿を見て、「いつまでもクヨクヨしてはいけない!」と、私が励まされました。

「トップレベルの大学でサッカーを続けたい・・・○○監督の元で、サッカーをやってみたい!」そう考えた彼女は、先日、進路を決めました。絶対に、「あのとき、不合格になっておいて良かった!」と、思える日が来ると信じています!

このところ、毎朝校庭を走っている3人組がいます。

このうち、2人は、3年生・・・大阪遠征に向けて、体力を回復させているのでしょう。そして、もう一人は、2年生・・・先輩に背中を押され、持久走の苦手意識を克服するため、頑張っているようです。ファイト〜!!

大阪遠征は、選手24名で参加します。1・2年生の新人戦チームと、3年生7名<中村・田所・寺本・向山・原志帆・清水・原和香菜>+ぜひ3年生とプレーしたいと思う者4名(多数の場合は抽選で)のメモリアルチームで、戦っていきます。強化と思い出作りの両方ができるように・・・頑張りましょう!

12/7(火) ハラハラドキドキ・・・試験監督物語

今日から高3の英語クラスと特進クラスでは、定期試験がスタートしました。私は2時間目の試験監督・・・通常のテストは50分・・・

9:45 入室  9:50 開始 10:40 終了 なのですが、

高3特進クラスの英語は、80分のテストのため、監督もやや変則的なシフトになりました。

945分に教室に入り1時間目の監督と交代、105分まで1教科目を監督し、そこで答案回収・・・一度職員室にもどり、1015分から2教科目の試験開始となります。実はそのクラスにサッカー部のある選手が在籍していて、今日はその選手が受けた某大学の自己推薦試験の合格発表・・・10時にインターネットで合格者の受験番号が掲示されることになっていました。

「職員室に戻って、結果を見て、もしダメだったら、どんな顔をして監督すれば良いのか…見るのはやめるか、それとも見て、合否を伝えるべきか・・・」と、悩みました。しかし、「現実から逃げても何も変わらない。しっかりしろ!」と、自分に言い聞かせ、その大学のホームページを開きました。すると…見事に合格していました。早速プリントアウトして、番号をマルで囲み、本人のところに…廊下に呼んで、「受験番号、何番だ?」と、本当は担任に確認して、知っているのに、知らないふりをして聞きました。

「31124・・・」

「合格だよ!おめでとう!」と、プリントアウトした用紙を手渡すと、涙がどっとあふれてきました。それを見ていたバレー部の吉田監督は「思わずもらい泣きしそうでした。」と、感動を隠せぬ様子・・・その様子にグッときてしまいました。

この選手、勉強から逃げることなく いつも努力していました。そして、全国大会出場を逃した6月に引退を決意・・・しかし、その後も毎日昼休みに、走り込み、自分の体力を落とさないように管理していました。自分の行きたい学部にこだわり しっかり対策を立て、小論文の勉強をし続け、さらに ダメなら一般受験でと 私の英語の授業でも、一度もダラけることなく、 集中して取り組んでいました。面倒な勉強から逃げ、楽な選択肢を選ぶ若者が増える中、彼女は 目標に向け、ブレることなく 頑張り続けました。普段は怖いと恐れられているような先生にも面接指導をお願いし、何度も何度も練習しました。私との面接練習では、思わず絶句することもありましたが・・・「その君の明るさは いったいどこから来るのかね?」と 面接官に言わせるくらいの明朗さで面接を乗り切り、英文を読んで小論文を書くという、難しい2次試験でも 全力を出しきった… 本当によく頑張りました!あふれ出た涙は、頑張った証拠・・・同じ大学をチャレンジし、チームメイトが合格し、自分が不合格・・・そんなつらいときでも笑顔を絶やさず、チャレンジし続け、見事に合格を勝ち取りました!

彼女の進学する大学には、まだ女子サッカー部はありません。面接官に、「私が創部します!」と、約束したというこの選手・・・もしかしたら、4年後、インカレ???なんてことも夢ではないかもしれませんね!

帰り際、職員室を出ると 1年生のサッカー部員2人が数学の勉強をしていました。「お前たちも 勉強から逃げるなよ!勉強しなくても なんとかなる世の中なんかにしちゃダメだぞ!」と 心で叫びながら 「数学は わかりましぇ〜ん」と おどけて帰りました。明日からの試験!みんな頑張りましょう!

12月末の大阪遠征の試合会場を知りたいという問い合わせが、ある熱烈な保護者からありました。こちらのホームページでご確認ください。⇒堺ナショナルトレーニングセンター 試合スケジュール等、分り次第アップします!

12/5(日) 卒業まであと3ヶ月

12名の高校3年生・・・早いもので卒業まであと3ヶ月・・・私の授業も、明日で終わり・・・それぞれの進路がしっかりと実現できるように、ただただ祈る今日この頃・・・

先日、関東学園大学の練習会場である太田運動公園に出向き、練習を見学させていただきました。

高橋(大2)、坂本(大1)の頑張っている姿を見ながら、山口監督と、昔話に花を咲かせました。

2001年のJビレッジ・・・U18全国大会・・・決勝戦の前日、グランドチェックのため、山口先生と車に乗ると・・・まだ新車だったプラドのカーナビが「メリークリスマス!」と、言って驚いた話など、たわいも無い話で盛り上がりました。

「昨日は90分間走だったんですよ・・・マジで疲れました!でも、結構慣れましたよ!」と、笑顔で語る高橋・坂本・・・声をかけてくれた石田マッチョ(村田卒)・・・みんな楽しそうに、ハツラツとサッカーに取り組んでいました。

ちゃんとやっていけるのか、多くの人に心配されていた坂本に、一人暮らしの感想を聞くと・・・「最初の頃は、布団かぶっておびえてましたけど、今は、自由気ままさを楽しんでいます。好きな時間に洗濯して、気楽ですよ!」と、たくましく答えていました。

真っ赤な車で練習会場に通っている高橋選手・・・1年から主力選手で活躍できたことで、自信もついてきたようで、ますますオーラが出ていました。

「近いうちに、関東学園大学・太田レディース・文京学院で、練習試合をやりましょう!」と、山口先生、中塚先生からお誘いを受けました。ありがとうございました!

12月3日(金) U14大会組合せ決定!

ドタバタと忙しく、更新より睡眠を優先していました。

この一週間の主なトピックは・・・後日紹介することにして・・・

今日の日記を・・・18時30分から吉祥寺で行なわれた「東京都U14ガールズサッカー大会」の組合せ抽選会に行ってきました。高校の会議では、自分が仕切っているので、どうしても上から目線になってしまいますが、中学の会議は、参加者目線・・・

まず、起立して、成立学園中学の3名(中1)を加えた、「文京学院・成立学園U14合同チーム」を認めていただくようなお願いからスタート・・・そして、抽選会へ・・・運営してくださる方々に、感謝の気持ちを抱いて、会に参加しました。

会場に挨拶に来ていたモルテンのKさん、Oさんは、いつもと違う謙虚な私の姿を見て、勉強になったでしょう。

高校の監督で、U14大会の抽選会に参加しているのは私くらいだ・・・と、エライ!と、誰も褒めてくれないので、自分で褒めました。

さて・・・抽選会の結果です。

文京学院中学+成立学園中学 略して 文成中(宇都宮文星と間違えるといけないので、「東京文成中」とでも言いましょうか・・・)は、 

 GROUP A 成城学園中 さくらガールズU13  フィオーレU14  ベルタ RED  欅SC 
 GROUP B さくらガールズU14  修徳中  杉並SC  クラベジーナ   
 GROUP C 吉祥女子中 A エスペランサ  足立LSC  葛飾SC   
 GROUP D 大妻多摩  フィオーレRED  文京・成立 SFIDA U13  エルマナ 
 GROUP E INAC多摩  シーラム  なかのSC  調布ステラ  スクデット 
 GROUP F 17多摩  渋谷アルテスタ  青梅ストロベリー  大崎すみれ   
 GROUP G 十文字  駒沢SC  SFIDA U14  ベルタ BLUE   
 GROUP H フィオーレBLACK  ラガッツァ  吉祥女子中 B  ラ・ルーチェ  プレジール 

決勝トーナメントは、各組1位抜けで、 A×B C×D E×F G×H で 準々決勝です!

◆中学生のU14大会までの週末の予定ですが
12月11日(土)〜12日(日) 鹿島ハイツ クリスマスカップ  
18日(土) 中学リーグ VS ベルタ 9:30 内山グランド
19日(日) 鹿島遠征
25日(土) 宮澤天丼杯 内山グランド
26日(日)・27日(月) 三保の森フェスティバル 予定
1月6日(木)〜7日(金) 鹿島ハイツ 中学トレーニングキャンプ 【参加チーム募集中! 現在 十文字・修徳・文京学院です】
1月8日(土)または10日(祝) U14大会開幕!!1月中に予選リーグ4試合!!

※1月30日(日)・2月6日(日)・11日(日) 中学校大会

◆高校生の新人戦までの予定は・・・
12月11日(土) 鹿島ハイツ クリスマスカップ日帰り参加
12日(日) 学校でフィジカルトレーニング+栄養指導 13:00〜
18日(土)〜19日(日) 鹿島ハイツ U18関東トレセン 交流※今年は単独チームで参加
24日(祝)〜28日 大阪遠征 堺トレーニングセンター
1月3日 学校で練習
1月4日〜6日 本庄第一ニューイヤーカップ
1月8日(土) 新人戦開幕 日程確定は 12/10(金)

◆私の会議予定は
12月9日(木)  インターハイ準備会議  15:00 長野高体連事務局
12月10日(金) 新人戦会議 18:00 十文字高校
12月11日(土) 関東技術委員会 17:00 JFAハウス
12月13日(月) 高校サッカー年鑑記念誌 打ち合わせ 16:30 文京学院
12月14日(火) 関東女子委員会+JFA上田委員長 意見交換会 18:30 文京学院