7/25(土) 行ってらっしゃい!村田さん! いらっしゃいませ!SFIDA様!

7/24(金)〜25(土)のアルバムです

7/24(金) 矢代先生から「全国大会9:00 キックオフに合わせて、練習ゲームをやってくれないかな??」と、頼まれ、「喜んで!」と、お引き受けいたしました。いつもよりも集合を15分早めて、レッズランドに向かいましたが・・・大雨・・・そして、事故渋滞・・・いつもよりも、遅い到着となりました。9:15から、35分 1本を Aチームで 25分 1本を Bチームで 壮行試合を行いました。Aチームの時は、激しい雨でしたが、Bチームの時間には、太陽がサンサンと照りました。その後、半面ずつで練習を行い、村田様を壮行いたしました。行ってらっしゃい!!

7/25(土) 晴海総合高校で、高校1部リーグ第6節 東京成徳戦が行われました。今日は、なかなかスタメンになれないにもかかわらず、ふてくされることなく、ひたむきに頑張っているN、A、Iの3名の選手を、40分間起用するというプランで、メンバーを考えました。まず最初に・・・試合に出れない悔しさをむき出しにして、晴海の周回コースを2時間走り、その後、筋トレをするという、N選手と、それ以外のサブの選手4名で、7分間走をさせました。N選手には、「20分後に試合に出るから、そのことも考えて、ゆっくり走れよ!」と、指示しました。5人が走り出すと、「私も走って良いですか?」と、いてもたってもいられなくなったA氏が加わり・・・そして、I選手もいつの間にか、走りに参加して、7人がグランドを走っている状況に・・・N,A,Iは、ほぼペースを落とさずに、一定の時間で走ることができる・・・しかし、他の4名は、すぐに走り方が怪しくなり・・・失速・・・

「この差なんだよ!努力の差は!頑張っているかどうか、一目瞭然だよ!」と、言うと、言い訳はできないという表情に変わる2名の2年生・・・この2名の2年生、W選手、M選手は、決してさぼっているわけではないと思いますが、N、A、Iの頑張りが、あまりにも凄まじいので、どこかで、「あそこまでは、できない・・・」と、あきらめてしまっていたのかもしれません。しかし、それでは、いつまでたっても、差は縮まらない・・・尊敬している場合ではない・・・負けないで頑張らないと・・・そう思った二人は、試合後、いつもより早いペースで、周回コースを走っていました。自分との戦いですぞ!ガンバレ!

リーグ戦 6節まで終了 
@成城学園 3−0  A吉祥女子 7−0  B修徳 2−0  C村田1−0
D成立学園 4−0  E東京成徳 8−0

残りは、飛鳥、晴海総合、そして十文字・・・今日の飛鳥VS晴海(1−1引き分け)を見ていると、どちらも力強く、武器のあるチーム・・・両チームとも、怪我人で完全ではないだけに、今日の試合ではまだまだ参考になりませんが・・・難しい相手であることには間違いありません。残り3節は、10月以降の対戦になります。

さて、明日は全日本選手権東京都予選の決勝です。勝てば関東大会(10月下旬、神奈川県開催)出場となります。私はコメントを、あえて書きません。何人かが提出したサッカーノートから、慶応戦の後のコメントを掲載しますので、お楽しみください。

〜選手コメント 全日本選手権都予選 準決勝 VS慶応大学 09.07.19

●文京は、サイドから攻めることが多かった。両サイドハーフのスピードと技術で、相手を抜き去り、良いクロスを何度もいれた。後半、おしいシュートが2本あったけど、あれで入っていたら、本当にすごく盛り上がったと思いました。同点に追いついた得点も、クロスから生まれた点だったので、本当にうれしかったです。

前半の動きは、全体的に良くなかった気がした。相手の方が、体が大きいし、強いかもしれない・・・しかし、そんなときこそ、競らないと、何も始まらないと思う。ファーストでしっかり競って、セカンドで拾う意識を持たないと・・・前半の半ばくらいに、ひとりひとりの距離が遠くなり、一瞬、気が抜けて、DFの枚数が少なくなった時間があった。その時間に失点した。そうゆう時間は作ってはいけない。後半の方が、動きが良かったと思う。でも、決め所は何回もあったけど、決められなかった。最近の文京は、前よりも攻めの意識が強くなり、シュート本数が増えた。後は、決定力を上げるだけ・・・ただ、攻めの時に、逆が見えていなかったり、距離が遠かったり、プレーが狭くなっていたりした。まわりがもっと声をかけるようになると良いと思った。1−1に追いついてから、つなぐ意識が戻ってきた。注意していた相手CKからの失点が無く、良かった!DFに感謝!PKでは、尚美カップの時に、アキさん(尚美学園大学秋山GKコーチ)に教わったことを思い出したら、2本止めることができた。本当に、本当に勝てて良かった。次は決勝戦・・・自分は、「全日本だから・・・」とか、思っていません。全日本もU18も、両方とも関東に行きたいです。最後まで全力で戦います!

●自分のミスのせいで、ぶっちぎられ、クロスを入れさせてしまい、失点してしまった。最後の方は、結構みんなの足が止まってしまっていた。確かにあの暑さで、100分のゲームはきついけど、それでも走り続けられるチームにならないと、強くて嫌がられるチームにはなれない。攻撃で、パスがつながっている時は、みんなが動きながらボールを受け、ボールを出した後も、みんなが走っている・・・でも、パスがつながらないときは、ボールを持った人が孤立していたり、人任せにしている。きついかもしれないけど、オフザボールの動きを心がけたい。暑いけど、みんなで盛り上げて、頑張りましょう!

慶応は、コーナーキックが上手いから、コーナーにはしないように意識した。みんな、すごく気合いが入っていた。最初の1対1の時、一発で行ってしまって、抜かれてしまった。その後は、一発で行かないように、意識した。前半は、結構裏を狙われてしまい、何回かピンチになった。マイナスのクロスから、1点決められたけど、40分ハーフだから、焦らずプレーしていれば、絶対に点を取れると信じていた。40分ハーフで延長戦、PK戦を体験して、そして勝利できたことは、大きな自信になった。今まで、土壇場に弱かっただけに、この勝利は、うれしかった。しかし、失点したことは、悔しかった。

明日の全日本選手権決勝戦終了後、遠征になります。

26日は、休養を兼ねて、温泉に宿泊し、リラックスします。
27日 Liga Stuent 予選リーグ最終節 VS 大原学園JASRA 10:00 菅平大原
28日〜31日 草津サッカーフェスティバル 2チーム編成で参加します
8月1日〜4日 富士ワイズメンズカップ

ということで、更新はしばらくありません・・・


7/23(木) 合宿よりもハード!?ジプシー文京 頑張ってます!

アルバムをお楽しみください

7/22(水) 7:45 学校集合 午前中、レッズランドにてトレーニングを行いました。昨日の榛名湖遠征の疲れもたまっているだろうと思い、ストレッチを長めに入れ、45分間の自主トレを入れてみました。バスの中で、スケジュールを配布していたので、選手たちの中には、「これをやろう!」と、仲間と話をしていた者もいれば、時間を持て余し、何をしようかなあ〜と、いう雰囲気の者もいました。12時過ぎにレッズランドを出て、鹿島に向かいました。鹿島LSC(LADY'S SOCCER CLUB)の石附監督から、1ヶ月以上前に練習試合を申し込まれておりましたので、選手も、運転手も、オーバーワークになることを承知の上で、昨日に続き、往復200km以上の遠征にチャレンジ!都心環状線が渋滞したので、新板橋で高速を下り、都内は一般道で抜け、神田橋から再度首都高に乗り、湾岸線へ・・・しかし、葛西近辺で、事故渋滞・・・「トイレにどうしても行きたい者は?」と、聞くと、「2人」です・・・「4人です」・・・「6人です」・・・と、徐々に人数が増えていき、予定よりも手前の習志野PAで、休憩を入れました。鹿島に到着したのは、14時50分・・・3時間近い移動になってしまいました。相手チームも、平日ということで、選手が揃うのが遅いらしく、「キックオフが遅ければ遅いほど、ありがたいです・・・」と、言われていたので、余裕を持っての移動でしたが・・・

16時15分キックオフ・・・スタートはRチームで30分1本、その後、Tチームが30分×2本、そして、社会人の選手が集まりはじめる最後の時間で、R&Tチームで25分×2本、試合を行いました。鹿島LSCは、平成8年に、鹿島アントラーズ初代監督・故宮本征勝さんが発起人となり設立されました。当初は10人程だったメンバーも、今では、小・中学生から社会人まで、市外在住者を含む多数の選手が在籍しています。毎週火・木・金曜日の週3日、卜伝の郷運動公園でナイター練習を行い、週末は遠征試合をこなしているそうで、年々力をつけてきているチームです。監督の石附さんは、鹿島アントラーズのトレーナーとして、活躍された方です。良き指導者と、すばらしい環境に恵まれたチームに、ジプシー文京は、太刀打ちできませんでしたが、良い勉強になりました!

19時50分・・・鹿島を出発し、帰京・・・ナビが示す到着予定時間は、9時35分・・・途中の酒々井SAで軽食休憩をとると、モスバーガーを買い込む者が多く・・・25分間の滞在・・・ナビの到着予定は10時になってしまいました。保護者の方に、連絡を入れると、すぐに、「連絡網まわしました!お気をつけて・・・みなさん、先生がお疲れではないかと、心配しております・・・」と、返信が帰って来て、ほっとすると同時に、気を引き締めて安全運転で帰ることができました。学校にバスを置き、帰宅・・・HPの更新よりも、まずは睡眠・・・運転手は、体調管理に気をつけ、安全運転に細心の注意を払わないと・・・JFAからも通達が来ておりました・・・

7/23(木) 7:45 学校集合 午前中、レッズランドにてトレーニングの予定でしたが、昨日、我々の隣でトレーニングをしていたレッズU18の神戸監督が、「先生が来るってわかっていたら、練習ゲームをお願いしたかったなあ・・・」と、挨拶に来られたので、「明日も来ますよ!」と、言うと、「今日の夕方から、北海道文教明清さんが来て、全国大会の調整で、夜にトップチーム、明日は、U18と練習ゲームをやることになっているんですよ。なので、U15とやっていただけませんか?」という話になり、日本一を目指す中学生軍団と、25分×2本のトレーニングマッチを行いました。技術の高さに圧倒され、何もできませんでした・・・が、週末のSFIDA戦に向けて、大切なことを学ぶことができました! 北海道文教の高崎先生とも、お話ができました。「暑いと思ったのに・・・涼しいですねえ・・・これじゃ暑さ対策にならないですねえ・・・でも、先生のところが来るってわかってたら、練習試合やりたかったなあ・・・」と、声をかけていただき、ありがたく思いました。全国大会に一度も出たことがない文京が、北海道のチームに知っていただいているのは、妻沼カップのおかげ・・・もし、妻沼に出ていなかったら、高崎先生とも出会えなかったわけで・・・きっと、今日も、「文京?聞いたこと無いなあ・・・ブンキョウと言えば、北海道か、広島だよ!」と、怒られていたでしょう。

レッズとの練習試合に出れなかった選手を中心に、フットサルコートで、ミニゲームを1時間ほど行いました。これで本日の練習は終了・・・高校生は午後1時に解散しました。その後、中学生の練習を15時〜18時に学校で行いました。伊藤コーチが、男子サッカー部(某都立高校)の合宿で不在だったため、久しぶりに中学生の練習でグランドに立ちました。個性的な選手が多く、なかなか楽しい時間を過ごしました。練習後、『明日、高校生の練習を見学させていただいても良いですか?中学生と、何が違うのかを見て、合宿に生かしたいと思います!』と、野田キャプテンが、言ってきました。高校生は、中学生に模範を示せるか・・・期待しています!

明日は村田の全国大会壮行試合 もうタヌキじゃないよカップ
明後日は東京成徳とリーグ戦
そして26日はSFIDA戦・・・選手たちに休息はありませんが、若さでファイト!

7/21(火) 群馬県榛名湖畔にて クールサマーフェスティバル!?

朝7時30分、学校を出発し、榛名湖に向かいました。渋川伊香保ICまでは、学校から1時間40分・・・ICから、榛名湖までは、21kmでしたが、山道で、ヘアピンカーブを30個超えなくてはならず、40分かかりました。つまり・・・学校から2時間20分の道のりでした。会場に到着すると、高崎健康福祉大の後藤監督が、芝刈りをしてくださっていました。昨日は、夜中の1時まで刈っていたそうで・・・本当に頭が下がります!ありがとうございました!

全国前の最終調整の本庄第一高校と30分×3本、健大高崎と30分×2本、幕張総合高校と30分×2本、合計7本、トレーニングマッチを行わせていただきました。内容は極秘ですが・・・勉強になりました!

他校は宿泊ということで、宿に向かっていきましたが、全国に出場しない文京は日帰り・・・ということで、霧の中を寂しく帰京しました。「全国前に天然芝で調整!」・・・ああ、言ってみたい・・言ってみたい・・・

今日のアルバム 







7/20(月) 高校1部リーグ第5節 VS 成立学園&Tリーグ第2節 VS 修徳 in晴海

高校選手権全国大会出場を決めた成立学園と、2ヶ月ぶりに対戦・・・昨日の100分間の激闘が、どう影響するか、不安もありましたが、5月24日以来の連勝記録を更新できるか、楽しみでもありました。

試合開始後、1分もたたないうちに、原武選手のミドルシュートが決まり、落ち着いて試合を運ぶことができました。「このコースに打たれたらGKはどうすることもできない・・・」そんなシュートがいきなりきまれば、試合の主導権を握れる・・・しかし、その後の追加点のチャンスは、決めきれず、1−0のまま前半終了・・・前半に、2つの異なるポジショニングを試し、ハーフタイムに選手たちの多数決を取りました。「どちらがやりやすかった?」と、聞き、多数派の意見を採用し、後半に挑みました。すると後半、原志帆選手が、2得点を上げ、昨日のPK外しの汚名返上!!「憎たらしいくらいのナイスシュートでしたよ・・・」と、主審をやってくださった有賀先生から評価されました。そして、坂本選手が泥臭いゴールで4点目を上げ、勝負を決めました。決めるべきところで決めることができれば、しっかり勝てる・・・ほんの紙一重の差なのでしょうが、決まるときは決まる・・・決まらないときは、決まらない・・・

試合後、マカ先生が、「鹿島じゃなくて良かった・・・」と、ボソッと言っているのを聞いて、選手権予選のプレッシャーと、リーグ戦のプレッシャーの違いなのかとも思いました。そのプレッシャーの違いをはねのけて、決めきれるメンタリティーがあれば、もうひとつ上のステージに立てるのでしょう。メンタリティーの強い選手は相手選手の厳しいプレシャーや当たりでも冷静さや判断力を失わず、技術の面でもミスが少なく、安定したプレーができる・・・ところが、メンタリティーが弱い選手はプレッシャーがかかると冷静さや判断力を欠き、技術の面でもミスをするようになってしまう・・・メンタリティーを強化するには、やはり経験を積んで自信をつけるしかないのでしょう。

高校1部リーグ5連勝・・・無失点・・・この流れは止めないでいきたいものです。
第6節 東京成徳 第7節 飛鳥 第8節 晴海総合  第9節 十文字 の予定です。


       ↑What do you think this is?

午後には、Tリーグ第2節が行われました。今日の相手は、修徳高校・・・文京は、シュート2本しか打てず、引き分けでしたが、第1節に比べると、内容的には、かなりレベルアップしたものでした。中でも芦葉選手、渡辺選手の活躍には、驚かされました。「できた!」という気持ちを忘れずに、一歩一歩成長して欲しいと思います!レギュラーチームの2年生たちが、大きな声で声援を送り、試合を盛り上げている姿を見て、青春を感じました。きっと、この友情があるから、つらいことがあっても、部活を続けることができるのでしょう!




その後、飛鳥VS成立学園のTリーグが行われました。こちらは、Tリーグの趣旨を超えて、熱く、激しい試合が・・・どんな試合でも、負けず嫌いのK沢先生は、2−1で勝利し、満足そうに帰路につきました!風邪薬の飲みすぎなのか、ややテンションが高すぎるところが心配でしたが・・・お身体、お大事にどうぞ・・・一方、成立学園は、山郷コーチがTリーグのためにかけつけ・・・「控え組みの選手も大切にしている」という愛情を感じました。先日、スポーツマネジメントの脇田社長も、「Tリーグの選手たちを限定に、「これをやると、うまくなる!そして、レギュラーを狙える!」というトレーニングを紹介する講座みたいなものをやりませんか???」と、素敵な提案をいただきました。保護者の方々の応援も、通常のリーグ戦以上に熱い女子Tリーグ・・・是非、活性化していきたいと思います。よろしくお願い致します!




 





7/19(日) 炎天下・・・100分間の死闘を制し 全日本選手権都予選決勝進出!

駒沢補助競技場で、全日本選手権都予選の準決勝が行われました。対戦相手は、慶応大学・・・一度も戦ったことが無い相手・・・今大会での駒沢戦、学芸大戦からは、DFの特徴がわからず(あまり攻められていませんでしたので)・・・6月末の早慶戦(0−0引き分け)を見たマカ先生の感想も、「大雨だったし、早稲田は代表クラスの選手が抜けていたし、25分ハーフだったし、慶応はシュートを1本も打っていないし・・・どんな攻撃スタイルなのか、よくわかりません・・・でも、高校の上位チームであれば、勝てるんじゃないですか?」と・・・「高校の上位チームって、どこの上位?」と、聞くと、「いや・・・全国大会に出場するようなチームです・・・」と、言われ、「それじゃ、文京はダメってこと?」と、聞くと、話題を変えられました。

そこで、慶応大学女子ソッカー部のホームページに掲載されている、過去の試合のレポートを読み、そして、メンバーの出身チームと、サッカー歴、好きなサッカー選手という情報を見て、チームのイメージを描きました。シーガルス出身の1年生FW(背番号11)・・・2年前、山梨で行われたU18関東大会で、21番をつけていた選手・・・非常にテクニックがあり、力強い選手だった記憶がよみがえりました。その他にも、常盤木学園、横浜翠陵、大和シルフィード、浦和レッズ出身の選手がいて、そして、2年前に高校選手権関東大会で対戦した、慶応藤沢の選手が、高校から上がり大学でもサッカーを続けているというチーム構成が見えてきて、「そう簡単には勝てないチームである」という迫力が伝わってきました。さらに、試合前に、浦和レッズJr出身の田所選手がやってきて、「7番の選手・・・レッズU18のレギュラーでした。だから気をつけた方がいいと思います!」と、情報をくれました。選手たちの表情にも、徐々に徐々に緊張が・・・

そこで、昨日、福井さん、中野先生から、聞いた言葉を思い出しました。

福井さん:格上のチームと対戦するときは、ネガティブな発言をして、注意を促すような手法は僕はとらないですよ。「大丈夫だよ!絶対大丈夫だから・・・」と、調子に乗せて、頑張らせちゃいます。もし負けたら、「ごめんねごめんね〜大丈夫じゃなかったね」と、謝っちゃえばいいだけのことですから。

中野先生:高校選手権の都予選のとき、僕は選手たちに、「大丈夫、村田にも、文京にも、修徳にも、絶対勝てるから!大丈夫だよ!」と、言い続けました。気がついたら全国出ちゃいました。マカ不思議です。

この言葉を、試合前選手たちに伝えました。「何があっても大丈夫!大丈夫!絶対大丈夫!と思って、最後まで戦おう!」と・・・

スタメンは、「気持ち」を優先させて、高1は起用せず、挑みました。しかし、気持ちだけでは、通用しない相手であるということが徐々に分かりだし、パスミスからのカウンターで、何度と無くピンチを迎えました。文京は、イメージ通り、両サイドからの突破で、チャンスを作りますが、決め切れませんでした。そして、18分・・・11番にぶっちぎられ、見事なマイナスクロスを入れられ・・・17番(2年前に関東で戦った時の慶応湘南主力FW)に、見事なシュートを決められ、先制されました。その後も一進一退・・・0−1で40分間の長い前半が終了・・・「後半は、日ごろ練習で鍛えている方が勝つぞ!君たちの方が、練習量は多いはず・・・大丈夫!大丈夫!若さでアタック!真夏の全日本選手権!」と、福井マカ戦法を貫きました。そして・・・64分・・・坂本選手がぶっちぎり、絶妙なクロス・・・必死にクリアする相手DFのオウンゴールとなり、同点1−1・・・「喜んじゃダメ」と、言い聞かせているのに、思わず喜んでしまうくらい、うれしいゴールでした。1−1で、80分間の長い前後半が終了・・・20分間の延長戦に入りました。気温は35℃・・・芝生の照り返しで、かなりの体力消耗・・・こうなったら、気力の勝負・・・しかし、気力の上では、慶応が上回っていました。延長では、慶応の方が決定的な場面を作り出していましたが、GKテツとDFが、気迫で守り抜き、PK戦に突入・・・このところ、PKはすべて決めていた文京には、妙な自信がありました。しかし・・・東京選抜組のエース二人が、ミス・・・技術の高い選手ほど、狙いすぎて、外してしまうというのを聞いたことがありますが、まさかまさかの枠上&ポスト・・・しかし、テツが1本止め、さらに、相手も枠外に1本で、3−3の状態で6人目に・・・先行の慶応のPKをテツが止めた・・・「神がおりた!テツ先輩すごい!!」と、叫ぶ控え選手たち・・・そして、6番手向山選手が、キッチリと決め、激闘に終止符を打ちました。

もし、このままPKで敗退していたら、東京選抜の二人にとっては、最悪の思い出になってしまったでしょう。良かった良かった・・・「本当に、大丈夫でした!」・・・と、福井さん、中野の先に、お礼の電話をしました。

試合後、慶応大学の監督さんが、挨拶に来てくださいました。「ぜひ、文京さんの選手を慶応に・・・」と、言っていただきましたが、おおおお勉強が・・・頑張りましょう。

「全日本選手権予選で、決勝に進んだ高校チームは、無い!おめでとう!」と、選手たちに伝えましたが、1998年に、村田が決勝に進出し、メニーナを破って優勝して、関東に出ていたことが、わかりました。丸山カリナ選手がいたときですよね・・・矢代先生は、すごい先生なんだと、歴史を感じました。

決勝の相手は、SFIDA世田谷です。言わずと知れた、優勝候補のチーム・・・全員?が、東京で育ってきた選手たちなので、非常になじみのある選手が多く、ニコニコと笑顔で挨拶をしてくれる、素敵なチームです。2年前、胃に穴が開くくらいに、憔悴したK監督ですが、その後、チームをNPO法人として、地元商店街(円谷プロが近くにあるため、ウルトラマン商店街という名称)にも後援を受け、地域に根ざしたチーム作りに成功・・・将来は、なでしこリーグに参入したいという大きな目標と、ウルトラマンを背中に背負い、頑張っている若き名将です。その情熱に引かれ、今年は、東京のトップクラスの選手が移籍し、補強され、チーム力も格段に上がりました。全日本選手権という、最高峰の大会で、関東大会に出場し、関東リーグ所属の日体大・メニーナ・レッズ・早稲田・PAF・シーガルス・東京女子体育大・神奈川大と、互角に戦うことができるのは、文京ではなく、SFIDAである・・・と、わかっていますが、選手たちの強化にとっては、非常に有意義な場であると思うので、棄権はせずに、チャレンジしてみようと思います。よろしくお願い致します。



今日は暑くて疲れました・・・が、6時30分から、U15ガールズ大会の抽選会があったため、吉祥寺に向かいました。連休中ということもあり、渋滞はしていませんでしたが・・・最近は、中学生のために、何もしてあげられていないので、抽選会くらいは・・・と、思って出向きましたが、良いクジは引けませんでした・・・ごめんなさい!

1回戦 8/29(土)  VS INAC 
2回戦 8/30(日)  VS 修徳・フィオーレ の勝者
準々決勝       VS 青梅・ラガッツァ の勝者
準決勝  逆山(欅/杉並/エルマナ・さくらG/SFIDA13・アルテスタ/十文字)
決勝

となります!壁が高い分だけ、夏の練習にも力が入ると信じています!




7/18(土) 女子Tリーグ 初戦 VS 晴海総合 0−0 引き分け

24名の選手のうち、12名をRチーム(Regular TEAM)、12名をTチーム(T−League TEAM) として、今日から21日の榛名湖遠征まで、活動することに決めました。現在、文京には、高校からサッカーをはじめたという選手が、3名います。人数が少ない時代や、初心者が多かった時代には、試合経験をたくさん積み、日々成長していくことができましたが、今は、なかなかそれができません。まったく試合に出れず、たまに試合に出ても、緊張してしまって、何もできず・・・そんな選手を見ていると、「このままではいけない」・・・と、思う一方で、「勝てるチームを作らなくては」という焦りがあり、なかなか現状を改善できずにいます。

初心者だけが11名揃えば、もっともっと伸び伸びと、楽しくサッカーができるのかもしれませんが、Tチーム所属の12名のうち、サッカー歴の長い選手たちは、Rチームへの昇格をめざしている・・・「Tチームなんかには、いられない!」・・・そんな思いが強くなると、組織での戦術は考えず、個人プレーが多くなる・・・経験者には、笑顔がなくなり、初心者は萎縮していく・・・初心者を、レギュラー確定の上級生と組ませ、チームを編成した方が、おそらく、笑顔が多いチームになり、初心者も成長していく可能性大・・・しかし、それでは、レギュラー確定組がオーバーワークになってしまう・・・と、あれこれ考えて、21日までの限定で、2チーム分けを決めました。

そして、挑んだTリーグ・・・晴海総合Tチームとの対戦・・・0−0の引き分けでした。チームとして、固定されたことで、組織としてしっかり成長できれば、成功・・・その鍵を握るのが、2年生のA氏、N氏、I氏・・・20日の修徳Tチームとの戦いで、「この前よりもわかりあえたね!成長したね!」と、言えるようなチームを作ることができるように・・・

Tリーグ終了後、Rチームは、晴海総合と練習ゲームを行いました。「文京の選手って、それぞれ、自分のカラーを持っているよね・・・それが生かされたときは、とても良いけど・・・それが生かされないときでも、最低限のプレーができるかどうかが重要なんじゃないかなあ・・・たとえば、ドリブルが得意な○○選手・・・彼女が抜け出して、シュートまで行くという突破力は、本当にすばらしい・・・でも、彼女は、クロスボールをヘディングで決めようとしない・・・練習試合だからと思ってやっているんだとは思うけど、ああゆうところで、最低限の頑張りを見せるようにならないと、ダメなんだよね・・・それができるようになったら、文京は、本当に強くなるよ!」試合を見ていた福井技術部会長から、ありがたいお言葉をいただき、本当にその通りだと、思いました。


石川選手(文京OG・現VIDA所属)、イスを壊す・・・

夜7時から、文京学院で、東京都女子サッカー連盟、技術部会の総会が行われました。U12・U15・U18・国体・・・それぞれの報告が行われました。今回、国体に選考された選手は、東京のU12・U15・U18で活躍した選手が多く・・・「東京でしっかり育てていこう」という、福井さんの計画が、かなりの具現化されていることが証明され、各トレセン担当者のモチベーションも上がったようです。

会議の後、福井さん、中野先生と、お食事をさせていただきながら、いろいろ話を伺い、勉強させていただきました。技術面では、本当にお世話になっている二人に、金銭面でサポートさせていただきました。

「全日本選手権、関東大会で会いましょう!」と、笑顔で帰っていく福井さん・・・
「富岡遠征で、ブヨに刺されて、かゆいんですよ」と、言いながら、全国大会初戦、常葉橘戦に向けて、虎視眈々と勝負勘を磨く中野先生・・・「20日の文京戦(高校リーグ)は、仮想常葉だと、選手たちには言ってますから!」・・・うらめしいので、床は仮装します。

今後とも文京の選手のレベルアップに、ご協力よろしくお願い致します。


7/16(木) 10文字のKatsushika  勝利監督は カツシか!?

タイトルからして、あまりにもくだらなくて、大変申し訳ありません。しかし、鬼門であった葛飾総合スポーツセンターで、私を勝利監督にさせくれた選手たちに、感謝の気持ちをこめて、タイトルを考えました。

授業が終わり、4時に学校を出て、葛飾に向かう・・・現地でミーティングする時間は無いと考え、バスの中で、ポイントを書いたプリントを配布しました。その1番目が・・・

スタート10分で勝負は決まる・・・そこを凌げば、何とかなる・・・全国大会の後、3年が抜けた十文字に勝利しても、世間は驚かない。今日、もし、勝つことができれば、世の中は、ちょっと驚くかもしれない。もし、今日負ければ、「やっぱりな」で、終わってしまう。今後の自分たちのためにも、今日は勝たなくてはいけない試合だ・・・

めずらしく、オヤジギャグを入れないプリントでした。

16時から修徳高校とリーグ戦をこなし、18時から我々とLiga Student を戦うという、ハードスケジュールの十文字・・・リーグ戦は、自由交代なので、選手を休ませながら、戦うことができますが、Ligaは自由交代ではない・・・ 予想通り、十文字は前半に勝負をかけてきました。開始早々・・・あれほど、「シンプルに」と言っていても、自信のある選手は、難しいパスワークや、技を選択してしまう・・・当然、そんなものは、十文字に通用するはずがない・・・いきなりピンチを迎えました。しかし、GK・DF・ボランチの高い守備の意識と、幸運が味方し、失点を防ぐことができました。そして、開始9分・・・抜け出した坂本が倒され、フリーキックをGET!先日の小平戦は、逆サイドでしたが、距離はほぼ同じ・・・寺本ならば、直接狙える位置でしたが・・・2試合連続得点とはいきませんでした。その数分後、今度は、フリーの斉藤選手が、コントロールして、シュート・・・これも、バーの上に・・・小平戦で豪快なシュートを決めた向山選手・・・今日も果敢に仕掛け、シュートを放つも、枠に行かず・・・前半は0−0で終了・・・

後半になると、2試合連続の十文字は、さすがに動きが悪くなり、さらに、主力のFWが外れたため、文京がペースをつかむことができました。そして、そして、原志帆選手が右サイドから抜け出し、落ち着いて決め、先制・・・こうなると、十文字の3年生が、「絶対に負けたくない」と、勢いのあるドリブルで仕掛けてくる・・・凄まじい体力と気力・・・プライドがかもし出す、「クソ力」なのでしょう。しかし、GKテツの気迫も負けていませんでした。今日のテツは、声だけでなく、キャッチ、飛び出しの判断ともに、完璧と言える出来でした。センターバックの寺本選手、原わかな選手も、冷静さを失わず、60分間集中して戦うことができました。さらに・・・向山選手のインターセプトも素晴らしかった・・・1−0で試合終了・・・この4名全員が、Woman Of Match に該当すると思いましたが、中でもGKテツの活躍が評価され、テツ史上初のWoman Of Matchに選出されました!

十文字が、100%の力を出せる状況ではなかったなんてことは、選手も監督も、百も承知です。前半に得点できなかった時点で、「本当の勝利とは言えない」ということもわかっています。しかし、チャンスがあったことは事実であり、無失点であったことも事実であるので、今日の勝利を、素直に喜びたいと思います。そして、「できる」という自信につなげたいと思います。5月10日・・・鹿島の悲劇以来、5月24日の日体大戦(Liga)から、公式戦7連勝・・・無失点・・・この流れがいつまで続くか・・・

7/19(日) 全日本選手権 準決勝 VS 慶応大学
7/20(月) 高校1部リーグ VS 成立学園
7/25(土) 高校1部リーグ VS 東京成徳
7/26(日) 全日本選手権 決勝 or 3位決定戦
7/27(月) Liga Student 最終節 VS 大原学園JASRA

May Your Wishes Come Ture! (高2 ライティング 文理クラスの授業取り扱い文)

Liga の第8節まで終了

神奈川大 0−3 ×  日本航空 2−0 ○  関東学園大 2−3 ×
埼玉栄   3−1 ○  横浜翠陵 1−1 △  健大高崎   2−0 ○
日体大   1−0 ○   十文字 1−0 ○   現在 5勝2敗1分

今後の対戦  大原学園JASRA ★7/27 10:00 大原学園菅平研修所


7/14(火) 葛飾で J の威力を体感・・・さすがです!

先週までは、晴海や新小岩で、M(MURATA)とリーグ戦、練習試合を行い、村田の「魂」を体感しました。

そして、今週は、J(JUMONJI)と、Liga Student、練習試合を葛飾で行う・・・J−WEEK!実は、4月上旬に練習試合をして以来、3ヶ月ぶりの対戦となります。選手たちも自分たちの力が、どこまで通用するのか、楽しみでもあり、不安でもある感じでした。

葛飾に到着すると、3年生のY選手が、笑顔で挨拶してくれました。以前、「モンスター」なんて失礼なことを書いたことがありましたが、勉強と両立させながら、キッチリ結果を出していくという3年間を送った十文字の選手たちには、品格が漂っています。サッカーも、勉強も、ハイレベル・・・そんな十文字に憧れ、選手が集まる理由がよくわかります。

国体の練習会がスタートするまでの1時間・・・練習試合を行わせていただきました。短い時間でしたが、関東準優勝の十文字の「威力」を、体感でき、とても勉強になりました。Liga Student では、ひたむきに、前向きに、おもむきのあるサッカーで、チャレンジしたいと思いますので、よろしくお願いします!

U18東京都予選の試合日程が、確定しました。このサイトをチェックしている他県の先生方から、「何で、トーナメント表を掲載しないの?」と、プレッシャーがかかりましたので、さっそく掲載します!神庭先生!審判の準備をお願いします!

U18 東京都予選 トーナメント表 

今回の大会では、「決勝リーグ総当たり戦」という画期的な方式をとりました。この方式でいけば、不公平感なく、関東大会に進出する2チーム(メニーナは自動推薦)を決めることができるでしょう。4月の選手権予選では、A・Bの決勝リーグに、大きな差ができてしまい・・・大差のゲームが存在し、得失点差で順位を争うことになってしまったAリーグ・・・すべてが、1点差か、引き分けで、同点で並び、抽選の可能性もあったBリーグ・・・大会終了後、数多くの「疑問の声」が、寄せられました。U18は、SFIDA世田谷が出場するので、実質的には、8強になり、2ブロックに分けても良いのかもしれませんが、今回は、敢えて6チーム総当りという方式をとりました。

そして、試合日程も、東京国体のスタッフ・選手がいるチーム、U16日本代表候補の選手がいるチーム、東京都1部リーグの試合がすでに決まっているチームなどに、配慮をして組んでいるので、どのチームも、ベストな状態で試合ができることになっています。これで、文句なしで、東京代表を決めることができるでしょう。

このような方式採用に対して、少数でしたが、反対意見もありました。「このままでは、上位校と、下位校の差が、ますます広がってしまう。決勝リーグへの出場チーム数を減らすのは良くないのでは???」というものでした。それも正論です。ただ、春の選手権都予選で、決勝リーグに出場するも、3試合2桁失点で敗れたチームが、奮起してU18でチャレンジするというようなことは、実際には起こっていません。もしかしたら、つらい試合を3試合もさせてしまったことで、逆効果になってしまったのかもしれません。また、ある学校は、「1回で負けてしまうのに、15000円は高い!」と、最初から負けることを想定して、出場を辞退しました。上位と下位で、ますます差が広がるのは、試合形式とは別次元のところの、「考え方」に差があるからだと思います。

今回、U18大会に出るチームは、「絶対に決勝リーグに進んでやろう!」と、思っていると思います。そのために、監督は、あれこれと、秘策を考え、そして選手も試合に向けてモティベーションを上げていく・・・練習試合や遠征で、格上のチームに叩きのめされ、倒れて立ち上がり、倒れて立ち上がり・・・確実に強くなっていく・・・大会がスタートするまでが、「強化」になる・・・という信念で、大会を企画し、運営しています。なにとぞ、ご理解、よろしくお願い致します!


東京国体2009 成年女子 監督 石山先生 コーチ 中野先生 
統括 福井技術部会長   金庫番 小尾先生  



7/12(日) 全日本選手権都予選・・・U18関東トレセン それぞれのステージでよく頑張りました!

7/11(土) 学校主催の部活体験を行いました。みんな上手な選手ばかりで、1対1は、ほぼ文京生が負けていました!!他校の宣伝もしっかりしておきました。受験生が、しっかりと自分の目で学校を見て、迷い、悩み、試合の様子を見て、情報を集め・・・そして責任を持って学校を選んで欲しいと思います。

「現中3が、高3になるときに、インターハイが開催される予定です。もし、インターハイに出場したいなら、文京はやめた方がいいですよ。私は自信ありませんから!でも、運営スタッフは、できるかもしれません!」
と、保護者の方々に説明すると、皆さん上品に微笑んでくださいました。

体験を終え、U18関東交流トレセン大会が行われている鹿島に向かいました。文京からは、時田選手と原志帆選手が、U18東京選抜として、大会に参加していましたが、到着する頃には、試合は終わっていました。部屋に入るとすぐに、中野先生が、「いや〜、時田、原志帆、良かったですよ!」と・・・さらに、福井さんも、「文京の二人、良かったですよ!」と、報告してくださいました。気を使って褒めていただいているレベルではないようで・・・本当に、評価されているようで、とてもうれしく思いました。

「山梨に負けちゃいましたが、なかなか面白いサッカーができました!」と、元気いっぱいのMAKA様を見て、安心いたしました。

夕食後に、各都県の技術スタッフの意見交換会を行いました。関東女子技術副委員長、全国高体連女子技術委員長の翠(スミス)先生が、「真面目に!」というトーンで、会を仕切りました。JFAからのトップダウンではなく、現場レベルからスタートしたU18関東交流トレセン大会も、今年で4回目を迎えました。いつもはライバルチームとして、熱く戦う選手、スタッフ、そして応援団が、各都県でまとまり、チームという垣根を越えて交流していく・・・そして、関東選抜に選出された20名は、さらに関東というユニットで、友情の和を広げていく・・・選手が、環境に順応し、絆の強いファミリーを形成していくことができるのは、女子サッカーの魅力のひとつかもしれません。

東京から参加したスタッフは、福井技術部会長、中野U18監督、大滝GKコーチの3名・・・東京のレベルアップのために、頑張ってくださった3名の方々に感謝いたします!隣で寝ていた福井部会長の背中には、「サッカー命・・・蹴球道」・・・奥で寝ていた中野監督の頭に朝日が当たり、部屋の照度は、かなりアップ!思わず激写し、お祈りし、朝6時過ぎに、部屋を出て、東京に向かいました。



今日の試合会場は、駒沢第一競技場・・・クレーのグランドです。対戦相手は小平サッカークラブ・・・歴史のあるクラブチームです。時田・原志帆という文京のサイド攻撃の要が不在で、どこまで戦えるのか・・・もし、今日負けてしまったら、居残組の選手は、自信を失い、時田・原志帆は、選抜チーム参加を後悔するかもしれない・・・何としても勝たなければいけない・・・サッカーノートのコメントを、書きながら、「頼むぞ!」と、ひとりひとりに念力を送りました。

そして、キックオフ・・・FWとして、存在感をプンプンさせる坂本選手に、ロングボールが、何度も入りますが、小平のDFの方が、上手・・・何度も跳ね返され、カウンターを受けました。なかなかチャンスを作れない・・・そんな状況を打開したのは、寺本選手のフリーキックでした。見事な弾道で、直接ゴール!!イン!!そして、向山選手の疲れも吹き飛ぶ豪快なシュートが決まり、追加点・・・少ないチャンスをモノにして、2−0で前半終了・・・ハーフタイムに、坂本へのロングパス禁止命令を発令・・・「相手は、君たちよりも何歳も年上なんだぞ!人生の中で、君たちよりも、何十倍もヘディングしてきているはず・・・ヘディングでは、勝てない・・・だから、もっと足元でつないで!」と、指示を出しました。選手たちは、忠実に頑張りました。「ここで蹴った方がリスクが無い!」という場面でも、我慢して、足元につなごうという姿勢が、全員に見え、「今日は、こいつら、ちゃんと話を聞いてくれた!」と、うれしく思いました。そして、クロスからのボールを後半から出場した伊藤選手が決めてくれました!そしてそして、炎のFW、坂本選手が、すばらしい突破から、ズドーンとファインゴール!!4点目が決まり、勝利を確信しました。その後、いつも頑張っているASB選手と、BIRD選手を投入・・・二人には貴重な経験になったことでしょう。

※全日本選手権都予選 準々決勝 VS 小平SC 

STARTING 
GK 中村 DF 清水・寺本・原(和)・岩崎  MF 岡田・向山・田所・斉藤 FW 坂本・原武
CHANGE
ハーフタイム 伊藤(⇔岩崎)  後半10分 中野(⇔斉藤)・芦葉(⇔田所)

得点 4(寺本・向山・伊藤・坂本)  失点1  


全日本選手権東京都予選・・・東京の上位3チーム(メニーナ・早稲田・PAF)は、関東リーグ所属のため、都予選免除、そして高校の上位チームは、関東大会と重複したため出場できず・・・出場チームは、17のみ・・・先週の1回戦を不戦勝で勝ち上がり、ベスト8・・・そして、今日勝って、ベスト4・・・来週、慶応大学と決勝進出をかけて戦うことになりました。Liga Student のおかげで、大学生と戦う試合も、多く経験することができているので、良いゲームができると信じています。

「いや〜みんな、力強く、声を出して、よく頑張りますねえ!特に、10番の選手は、すばらしいですねえ!!そして、あのゴールキーパー・・・70分間、ずっと声を出し続けてますよねえ!!DFを抜いても、あの存在感のあるGKがいると思うだけで、かなりのプレッシャーを相手に与えてますよ!!素晴らしいGKですね!」

試合終了後に、何人かの指導者の方々に、ほめていただき、うれしく思いました。鹿島でも、文京生の2人が評価され、駒沢でも評価され・・・調子に乗ってしまいそうになりましたが、「決して私が育てたわけではない・・・選手たちが頑張ったんだ!勘違いするなよ!」と、自分に言い聞かせ、U13東京トレセン選考会が行われる十文字高校に向かいました。17:00〜19:00という、遅い時間に、学校を開放してくださった十文字さんに、感謝いたします。武岡先生!ありがとうございました!

朝から晩まで、今日もよく働きました!でも、文京の選手たちが、それぞれのステージで活躍し、現場のスタッフの方々が、それぞれの役割で頑張り・・・そんな一日に、充実感を感じました。



7/10(金) U18東京都予選抽選会・・・運を呼ぶことはできたのは???

2年生のある選手から、お手紙をもらいました。疲れ気味の私を見るに見かねて、きっと書いてくれたのでしょう。

私たちは、先生がバスを運転してくださるおかげで、すごく良い環境でサッカーが出来ています。しかし、環境が良いと、ついついそれに甘えて、楽な方向に逃げてしまいそうになる自分もいます。このまま時期が過ぎて、3年生が引退してしまうのは、絶対に嫌です。どうすれば良いかは、よくわかりません。でも、もっとみんなが声を出して、よく話し合って、楽しみながらも戦う気持ちを持って頑張らないと、ダメだと思います。この前の試合で、審判を担当されていた先生に、「最近サッカーしている時、つまらなそうだねえ。」と、言われました。だから、意識して、楽しそうにやろうと思います。みんな文京サッカーが好きで入ってきた人たちだと思います。何があってもこのチームに入れて良かったと、思うはずです。だから、みんな、絶対にできるはずです。今は、それに気づいていないだけなのだと思います。そして、今、それに気づかなくてはならない時期なのだと思います。

一生懸命書いてくれた・・・そんな手紙でした。この他にもたくさん書いてくれましたが、あまり詳しく書くと、「都民のみなさんは、それでいいのですか!?」と、常に、都の税金の使い方に、疑問を感じているM先生に、引用されていまうので・・・

そんな手紙に励まされ、そして、練習で汗びっしょりになっているキャプテンの顔を見て、「頑張ろう!」と、思いました。

そして、夜7時・・・U18東京都予選の抽選会が、文京学院で行われました。「先生、あまりU18のことに関して、日記で取り扱っていませんよねえ・・・あまり関心ないんですか???」と、ある先生が質問すると、「いや・・・全日本選手権に今は集中してるんだよ・・・だから、きっとU18のことは、頭に無いんだよ」と、別の先生が私に代わって答えてくださる・・・そんなやりとりを横で聞きながら、抽選会に・・・

文京学院は・・・
8/15(土) 1回戦 VS チアフル日野
8/16(日) 2回戦 VS 駒沢・大崎すみれ の勝者
8/18(火) 決勝リーグ進出決定戦 国際・欅・東久留米総合・芦花・修徳 の勝者
       ※逆山のシードは、晴海・SFIDAです。

運を呼んだのは、クジを引いた修徳なのか???それとも、抽選箱を作った文京なのか・・・その答えは1ヶ月後・・・有賀先生!楽しみましょう!

決勝リーグ(8/22〜9/6)は6チームの総当たり戦です。
飛鳥・十文字・村田・成立学園が待っています。

どの試合も厳しいです。今回は、チャレンジャーですから・・・

今日から明日まで、時田・原志帆選手がU18東京選抜、U18関東トレセン交流大会に参加します。私は、夜の会議だけ参加します。明日の全日本選手権都予選(VS小平SC)に、この2名は出場しませんが、何とか勝ち上がるよう、全力で頑張りましょう!苦しいときこそ助け合って・・・

今日は、学校主催のクラブ体験が行われます。皮肉なことに、サッカー部のホームページで、ほとんど宣伝しなかったにもかかわらず、11名も参加してくださることになっています。(過去最多です)色々な学校を見てまわる、スタートにしている人がほとんどだと思いますが、結構本気で文京学院を考えている方も、数名はいらっしゃると思いますので、手厚く接待させていただきます。ただし、テニスコート1面で、約1時間の体験ですから・・・サッカー部お笑い1対1ショーみたいな感じになります。よろしくお願いします。

部活体験終了後、鹿島(関東U18トレセン)に向かいます・・・ですので、更新はできませ〜ん・・・悪しからず・・・


7/9(木) 「宿泊は いつものところ」・・・さりげない一言に 全国常連の風格あり!

VIDAユース、村田女子、VIDAトップと、新小岩で練習ゲームを行いました。全国大会へ向けて、着々と準備を進める村田・・・「どこに泊まるんですか?」という質問に、「いつものところだよ」と、即答する矢代監督・・・オーラを感じました。なかなか言えないセリフです・・・

VIDAの福井監督には、FWにコンバートした坂本選手を褒めていただきました。「日本のサッカーが、欧米のサッカーに勝つには、「技」じゃなくて、「強さ」のあるFWを育てなくてはならないと思うんだよね。坂本みたいな選手が前にいると、怖いよ・・・あの強さは魅力だよ!」 苦しいときに、こいつにボールを入れておけば、とりあえず何かやってくれそう・・・そんな頼りになるFWになりつつある坂本・・・しかし、一方で、縦に急いでしまう傾向が出てしまい、後列が「人任せ」になる可能性もある・・・そのあたりを、しゃべりながら改善して欲しいのですが・・・いつも試合に出ているメンバーは、試合後もよくしゃべり、あーだこーだとアイデアを交換し、どんどんプレーがかみ合うようになっていく・・・しかし、そうではない選手は、なかなか口が重い・・・

そんな私も、口が重い・・・選手に指示した交代も、理解されていない・・・理解していたのは、5〜6人だけだったことに、大ショック・・・もう、私も交代時期かもしれません。

3本目、急遽、対戦チームが、村田Bから、VIDAトップに変更になり・・・予定通り、サブのメンバーで行くか、VIDAの福井さんがわざわざ「仮想全日本選手権をやりましょう!」と、提案してくださったのを受け、トップチームで行くか、選択を迫られました。

「わざわざ新小岩まで来て、試合にも出れないのでは、可愛そうなので、1本目・2本目に出れなかった選手中心でやらせてください・・・」と、福井さんにお願いしました。

しかし、試合の内容は・・・「練習試合を通して、何かにチャレンジしよう」とか、「声を出してアピールしよう」とか、「チームのために・・・」というような選手は、ほとんどいませんでした。ただ、練習試合が与えられ、それをこなしている・・・無理もないかもしれませんが、見ていたら、なんだか悲しくなってきてしまい・・・「自分は、何をやってんだろう???こんな遅くまで部活をやって、この子達に、何を与えてあげられているんだろう??学校のために、何がプラスになっているんだろう??」と、めずらしくブルーになりました。もし、全国に出ていたら、そんな気持ちを抱く暇なんてなかったでしょうが・・・

なんだか、新型のネガティブ菌が、脳をむさぼり始めそうな予感があったので、感染しないように、選手たちのサッカーノートを何度も読み返し、去年の卒業生からもらった手紙を何度も読み返し、脳内洗浄を行いました。

来週の火曜・木曜は、十文字と活動を共有させていただきます。そこでも、また、「全国に行くチームとの違い」を、見せつけられることになると思いますが・・・「全国に行けなかったチームの気迫」みたいなものを、少しでも見せて欲しいと思います。レギュラー陣だけじゃなくて、チーム全員が見せないと、ダメなんです!!!!!よね。

ある2年生のサッカーノートに、「私たちが必死にトレーニングしているときに、ヘラヘラしている1年生を見ていると、「鹿島の悔しさを忘れてしまったか???」と、言いたくなります。」と、書いてありました。実は、1年前・・・同じようなことを、3年生が、1年生について書いていました。つまり、まだ入学して3ヶ月しか経っていない1年生が、それほど悔しいと思えないのは、当然のことなのです。

おそらく、2年連続で東京予選で敗退した2年生と、1年次に出場するも、GKしかできなかった坂本は、相当な悔しさをかみしめている・・・だからこそ、毎回サッカーノートを提出するのでしょう。悔しさの温度差があるチームは、なかなかまとまりにくい・・・U18都予選まで、あと1ヶ月・・・それまでには、必ず!!

7/7(火) JAPANサッカーカレッジ田邊監督登場

以前から、「文京の練習に参加させてください!」と、熱望していたJAPANサッカーカレッジの田邊監督が、新小岩での練習に参加しました。東京女子体育大学出身、VIDAの福井さんのお嬢様のひとつ先輩・・・卒業後、2007年までアルビレックス新潟レディースで活躍し、その後、指導者の道に進んだ田邊さん・・・

FWとして活躍した田邊さんに、「シュートを確実に決めるためのコツ」をアドバイスしていただきました。ナショナルトレセンコーチだけあって、わかりやすい指導と、デモンストレーション・・・選手たちの決定力も短時間でレベルアップしていきました。

その後、紅白戦にも入っていただきました。OGの江口さん(尚美学園1年)も、練習に参加してくれたので、なかなかおもしろい紅白戦となりました。このところなかなか思うようにプレーできず、自信を失いかけていたASB選手も、二人のピッチでのサポートにより、能力が引き出される・・・「チョン!はたけ!身体入れて!落ち着いて!」と、常に近くで声をかけてくれるゲームメーカーがそばにいてくれる時は、良いプレーができる・・・今日のASB氏は、昨日までとは全く違いました。ASB選手のためにも、江口さん、そしてOGのみなさん・・・ちょくちょく練習に参加して、後輩の指導をよろしくお願いします!

一方で、後輩とのプレーがうまくかみ合わず、自信を失いつつある上級生もポツポツと・・・もし、11人しか選手がいなかったら、全員が全員を育てる気持ちになるかもしれません。しかし、人数が多いと、スタメン組は、「この人とは合わない・・・あの人の方がやりやすい・・・どうせ、本番はこのひとじゃないでしょ・・・」と、思ってしまい、その場その場での要求をしなくなる・・・サブ組は、「私よりも、あの人の方がよいと、きっと思っているんだろうなあ・・・」と、ネガティブになり、しゃべらなくなる・・・そうなると、プレーの質はどんどん落ちていく・・・

最後の集合で・・・
「週末のU18東京選抜に参加する時田、原志帆だって、試合中、他校の能力の高い1年生に、「しっかりやれよ!」と言われたり、ムッとされるかもしれない・・・そこで、自信を失い、自分らしいプレーができなくなったら、絶対に使ってもらえない・・・相手の考えていることを理解し、自分のやりたいことを理解してもらうために、しゃべり続け、自分を信じてやれることをしっかりやりきる・・・そして、どんな状況でも、ポジティブに・・・」

口で言うのは簡単ですが、実践するには、「強い意志」が必要でしょう。

Where there is a will, there is a way・・・文京学院の横断幕にある英文です!

この言葉を使う人が多い理由は、人生にとっては、「意志」というものが重要だと、痛感する人が多いからでしょう。

「何をしたいか」ということを明確に持ち、それを仲間に明確に伝えることができるような選手を、試合で起用していきます。全員ができるようになれば、全員を試合で起用できる!!そうなったら、文京は、ココ一番でも強くなる・・・かも・・・

七夕の夜に、願いをこめて・・・
Have a strong will , and realize your dream!!

英語の苦手な部員が多いため、少しばかり英語を使ってみました。


7/6(月) 全日本高校女子サッカー選手権大会組合せ 公開!

高校選手権の全国大会の組合せが、公開されました。 → JFAへリンク

めぬまカップで戦ってきたチームが、ほとんど出場している・・・ここはひとつ、ネガティブにならず、ポジティブに、出場校を応援したいと思います。どのチームにも頑張って欲しい・・・そして、何しろ、女子サッカーを盛り上げて欲しい・・・そう願っています。

全日本選手権都予選の結果は、どこにも公開されず・・・ここはひとつ、ネガティブにならず、ポジティブに、地味な大会を楽しみたいと思います。文京学院に頑張って欲しい・・・そして、何しろ、高校生の強さをアピールして欲しい・・・そう願っています。

7/5(日) 全日本選手権初戦・・・VS ラガッツァ No Fight Win!

今日の試合は駒沢第二球技場・・・高校の大会ではないので、役員ではなく、チームとして参加するため、バスの駐車券を確保することはできず、駐車場所確保のために、朝7時30分に学校に行き、バスに乗り換え、駒沢へ・・・しかし、駒沢通りの路上(土日は駐車違反ではありません)は、NO SPACE・・・さらに、国立第二病院側の駐車場も満車・・・「駒沢公園は、地元なので、よくわかっている・・・」という過信が、仇になりました。

今日は、小学生の陸上大会があったため、かなりの保護者が車で来る日だったと、後でわかりました。すぐに学校に戻り、仕方なく自分の車に荷物を積み替え・・・自家用車で駒沢に向かいました。こんなことなら、昨日のうちに、自家用車に荷物を積み替えておけば良かった・・・

10時30分に駒沢に到着・・・日曜の朝だったので、渋滞が無かったことが、唯一の救いでした。11時30分からの審判・記録の担当でしたが、副審を、今年3月に卒業した小林美咲さんにお願いしていました。少年サッカーの指導と、審判をやりながら、大学ではフットサルをやっているという小林さん・・・文京学院大学の保育に進学しましたが、「楽しいですよ!憲法の授業は、大変ですが・・・」と、笑顔で話す様子を見て、安心しました。


11時30分からの試合は、SOCIOS VS 吉祥女子 だったのですが、試合後「先生〜」と、話しかけてくる選手が・・・十文字卒業の 堀選手でした。現在は溜池山王近くで、OLをやっているそうで・・・駒沢第二での、十文字VS村田 の 堀 VS 牧野(現在はJEFで活躍)の対決を振り返り、東京の女子サッカー今昔物語を語りました。

さらに・・・今日の対戦相手、ラガッツァでプレーをしている 田口選手(十文字卒)と 小松選手(日大櫻丘卒)が、声をかけてくれました。田口選手は、消防庁、小松選手は、某企業の人事課で働いているとのこと・・・高校時代から、ほとんど変わっていない二人を見て、スポーツのすばらしさを実感しました。

13時からの試合は、駒沢SC VS 慶応大学 ・・・慶応は、シーガルスや大和シルフィードで活躍していた選手がいて、昨年見た時よりも、パワーアップしている感じでした。一方の駒沢も、蹴れる選手が多く、迫力のあるチームでした。結果は2−1で慶応の勝利・・・駒沢の1得点は、PKなのですが、「なぜあれが、PKになったのですか?」と、試合を見ていたT本さん(駒沢出身)のお母様に聞かれ・・・私もよくわからなかったので、後で確認してみると、フリーキックのときに、慶応の選手が、駒沢の選手の動きを手で封じ込めたから・・・ということらしいです。おそらく、その前に、その選手は、審判に何かを言っていたのかもしれません。それで、審判も、その選手をマークしていたのでしょう。ただ、スタンドから見ていると、フリーキックは、完全に枠外に飛んでいるのに、なぜPKをゲットできるの???と、不思議に思えるジャッジでした。そのPKで、もし試合の流れが変わり、駒沢が勝利するような結果になった場合は、観客は、WHY???と、首をかしげるでしょう。相撲のように、「ただ今の判定は・・・」と、場内放送があれば良いのでしょうが・・・いずれにしても、高校サッカーと比べると、良い意味でも悪い意味でもサッカーをよく知っている選手たちが多く、激しいプレーも多い・・・そんな印象を受けました。

試合開始直前・・・相手チームの選手証が、7人分以上揃っていないということを聞かされました。しかし、選手たちのモチベーションを落とさないためにも、「没収試合であることは言わずに、試合をしてください!」と、お願いしました。審判団、本部の皆様のご協力で、文京生にはバレずに、試合開始となりました。

@前半35分間は、スタメン組で戦う  7得点 
GK 中村 DF 清水・寺本・原わ・岩崎 MF 原し・向山・田所・時田 FW 坂本・原武
 〜ここで、没収試合で、文京学院が不戦勝であることを伝える〜

  ドッキリカメラに出演したタレントのように、唖然とする選手たち・・・

A後半30分間は、交代要員9名+スタメン2名  2得点
GK 佐藤 DF 岡田・菊池・寺本・原わ MF 伊藤・芦葉・横内・斉藤 FW 中野・松井

B終了間際の5分間、登録外の4名+交代要員7名 で戦う  1失点

@決して良い内容だったわけではありません。昨日は、SFIDAが、文京のよさを引き出してくれていたのでしょう。今日は相手が9人・・・しかし、文京のよさが、あまり出ない試合となってしまいました。ただ・・・坂本選手のFWは、パワフルで、高さがあり、お見事でした!

A「スタメン組は、7点だった。君たちは、果たして何点取れるか・・・」と、ピッチに送り出しました。@と同じように、シュートチャンスは作るのですが、フィニッシュが決まらず・・・足元なのか、裏なのか、ラストパスの判断も遅く・・・オフサイドにひっかかる・・・そのあたりが、スタメン組との差だったようです。悔しさをバネに、また頑張りましょう!

B交代して、すぐに、田口選手にぶっちぎられ、失点・・・「一発で行かない!」と、言われていても、頑張ろうと思えば思うほど、ボールを奪いに行ってしまう・・・緊張感漂うピッチでは、判断もあわててしまう・・・そんな自分を感じることができたら、収穫ありです!Tリーグまで、あと2週間・・・しっかり修正していきましょう。

昨日素晴らしいプレーをしていた選手が、今日は全然ダメ・・・昨日シュートを外していた選手が、今日は決める・・・対戦相手やピッチのコンディションによって、好不調が生じる・・・しばらくすると、本来の力を出せるようになる選手もいれば、ずっとダメな選手もいる・・・そのあたりを見極め、臨機応援にメンバーを編成するべきか、それとも、どんな状況でも活躍する選手を育成すべきか・・・今日も悩める床爺でした。いずれにしても、私はそんな力は無いので、選手が頑張るしかないのです!頼みます!!

中学生の方は・・・中学生2部リーグ戦、初戦(VS プレジール)、3−0で勝利したと、伊藤監督から連絡がありました。詳細は、U15伝言板に掲載します!能力の高い選手に頼らず、みんなで頑張るチームを作るカルガモ隊長・・・厳しいシーズンに入りますが、暑さに負けずに頑張りましょう!





7/4(土) 疲れきったトコ爺・・・ようやく更新

教師がいないところでの、呼ばれ方・・・

若い頃は、呼び捨てにされることが普通・・・「トコヅメ」または「トコ」

40歳を超えると、チャン付けされる・・・「トコちゃん」

末期は、「爺さん」の威厳がつく・・・「トコ爺」

そろそろ、「爺」がつくのではないかと、自ら思えるくらいに、疲れきった一週間でした。

いろいろなことが、うまくいかない・・・

若い頃は、怒りをパワーにして、さらに強くなれたのですが、最近はすぐに疲れてしまう・・・・

こんなことでは、ダメだ・・・土曜日に、仕事も一段落・・・睡眠をしっかりとって、ようやくPCに向かい、更新しています。

7/2(木)は、新小岩で、練習+VIDAユースと25分+村田と25分 トレーニングマッチ

7/3(金)は、学校で練習

7/4(土)は、保護者会の後、14:00〜15:00 まで、中学校の部活体験・・・小学生が6名参加してくれました。カルガモ軍団たちが、自分たちで考えて、一生懸命接待に頑張っていました。

その後、高校生たちを連れて、レッズランドへ・・・すると、どこかで、見たユニフォームが、レッズU18と練習ゲームをしていました。晴海総合でした!!「今年の晴海は、攻撃が良いですよね!」と、神戸監督(レッズ)も、絶賛していました。

17:00から、SFIDA世田谷のトップチームと、練習試合を行いました。全日本選手権を、順当に勝ち上がることができれば、決勝で対戦する可能性があるSFIDA・・・現時点で、どこまで戦えるのか・・・キレキレ焼けすぎハタボーをはじめ、ベレーザから移籍した松原選手、SFIDAの看板選手、東京屈指のDF田中選手・・・その他にも、技術の高い選手が揃うSFIDAに、ビビらずに、挑めるのか・・・と、心配しました。開始直後、いきなり失点・・・これは、何点入るかわからない・・・

しかし、徐々にDFのカバーリングの意識が高くなっていきました。DFとGKにとっては、非常に良い守備練習ができたと思います。松原からの精度の高いロングパスを、ハタボーが絶妙な動き出しから受けて、シュートまで・・・これは、恐ろしい攻撃でした。ゴール前での、オシャレなパスワークも、お見事でした。

文京は、

コーナーキックから田所選手が決めて1点・・・やはり、レッズランドでは、力を発揮するのでしょう。

坂本が、「シュートを打ち切れる角度無し!」と、判断して、ラストパスを斉藤に流して冷静にシュート・・・2点

35分前後半 で 2−3 という結果でした。

「SFIDAのホームページには、ここまでしか書いてはダメだからね!」と、カワグラ社長に念を押し、その後、サブの選手たちで、25分のゲームをやらせていただきました。「Bチームも、全然弱くないじゃないですか!」と、カワグラ社長に褒めていただき、選手たちも、自信がついたことでしょう。

グランド代の半分を、出してくださったことに、心より御礼申し上げます。
「バスのローンとか、大変でしょうから・・・」と、チーム事情をよく知っているカワグラ社長様の暖かいご配慮、感謝いたします。

6月に関東に行けず、週末は最初の横浜〜久喜遠征以外は、すべて都内だったので、バス代が稼げず・・・6月は大赤字だ〜でも、関東行けなかったんだから、仕方ない〜と、いじけているトコ爺を、哀れに思い、グランド代を出してくださったのだと思います。ありがとうございます!


左は 文京寄りのジャッジをしてくださった 仲選手
右中央は プロボクシング内藤選手・・・に似ていた畑中選手 文京のオバマが、色白に見えることに、驚き!!

7/1(水) 今日から7月・・・夏休みまで、あと17日・・・

ある生徒(サッカー部ではありません)の机に、「夏休みまであと17日」という張り紙がしてありました。

日本の学校は、そもそも3学期制だったわけで・・・3学期制の頃は、7月上旬に試験があり、それが終わると夏休み・・・という感覚でした。週5日制が、メジャーになり、土曜日に授業ができなくなると、授業時間数が大幅に減ってしまうようになり・・・その対策として、2学期制に転換し、7月や12月の、「試験休み」というものをなくし、ギリギリまで授業を組み込むという学校が増え、文京も、そのひとつになったわけですが・・・やはり、夏は、勉学にはつらいようで・・・夏休みまでをカウントダウンする生徒の気持ちも、よくわかります。

「エアコンがあればいいじゃないか!」と、おっしゃる方も多いですが、最近は、エコを重視し、27度を徹底する場所と、そうでもない場所で、気温差がかなりあり、逆に体調を崩す者が多くなりました。サッカー部でも、体調を崩す者がボチボチ出始めています。

話はまったく変わりますが・・・

左の写真は 私の車と インターハイ出場のバレー部Y監督の車と サッカー部のバス・・・インハイ出場のバレー部様の体育館の前に、サッカー部の車両が2台もあるのは、心苦しい・・・でも、北浦和までバスを置きに行くのも苦しい・・・「インターハイで優勝したら、バス買ってもらえますかねえ・・・」と、虎視眈々と駐車スペースを狙うY監督・・・かなり気合が入っていました。

さらに、話は変わりますが・・・

先日の東京都サッカー協会女子連盟の会議で、U18都予選の告知方法に、問題があったのではないかと、指摘されました。ここ数年は、全加盟チームに、郵送で案内を出すようなことはしていません。高校チームには、会議の場で説明できますが、クラブチームには、なかなかそのような場が無いため、前年度出場チーム以外は、高体連女子のホームページを見て情報を入手してもらうようにしていたのですが・・・それではダメだという考えの方もいるようです。要項を印刷して、切手を貼って、加盟チーム全部に郵送する時間など、私にはありません。「試合に出たいなら、問い合わせれば良いじゃないか!」と、思ってしまう私は、きっと運営に当たるべきではないのかもしれません。

ただ・・・全日本選手権都予選は、確かに全チームに要項が配信されていますが、日程や締め切りに際して、高校チームに対する配慮が全くされていません。U18予選は、国体関ブロや、U15選手権に配慮し、日程を組んでいるのに・・・

いろいろなことに配慮し、やってきたつもりですが、ガタガタ言われると、一気にやる気をなくしてしまいます。きっと、子供たちも一緒なのかもしれませんね・・・理不尽な大人たちに、やる気をつぶされる選手たちが、多いかもしれません・・・

ここで、イジイジしてしまったら、良い見本にならないので、くだらない攻撃には屈せず、信念をしっかり持ち、頑張っていきたいと思います。

夏休みまであと17日・・・疲れをふっ飛ばし、LET'S FIGHT!!