12/30(水) 高校女子サッカー事務局・・・仕事納められず

たまった仕事をひとつひとつ片付け・・・集中が切れた頃、外を見ると・・・校庭で硬式テニスの試合が行われていたので、ちょっと見ていました。驚いたのは、審判がいないこと・・・硬式テニスの私学大会はセルフジャッジ・・・つまり、自分で、アウト!イン!と、判断するそうです。さすが、紳士のスポーツ・・・微妙な判定は、お互い様という感じで、特にトラブルも無く進行していく・・・サッカーでは、「マイボ!マイボ!」と、叫んだり、「触ってないでしょ!」と、副審にプレッシャーをかけるシーンがよくありますが、おそらく副審よりも選手がわかっていることの方が多いからなのかもしれません。いちいち副審が、「いま、触った?」なんて聞いてられないわけですから・・・だから、ある程度の誤審は覚悟して、審判の判定を絶対とし、冷静に試合に臨まなくてはならい・・・と、そんなことを考えながらテニスの試合を見ていました。

話は変わりますが・・・全国の高体連加盟校一覧最新版を作成しています。関東各都県の高校女子担当者、全国各地域の高校女子担当者に、修正依頼を送りましたが・・・年末年始はFAXやメールを見れないかもしれませんね・・・(すぐに、反応してくださった、埼玉県島田先生、神奈川県翠先生には、心より感謝いたします!)U18大会出場のため、大分に飛ぶ孫悟空先生(富岡高校)!!メールを送りましたので、見てください!そして大分で一仕事・・・できたらお願いします!

全国加盟校一覧

まだまだ仕事は終わらず・・・仕事納めはできません。楽しい日記も書けません。
皆様・・・良いお年を・・・

12/28(月) 文京学院サッカー部・・・仕事納め

国立競技場または西が丘サッカー場で、女子のみの大会があると、東京都サッカー協会から補助役員(ボールパーソン+担架要員)を委託されます。代表戦は比較的人気があり、他校にお願いしても引き受けてがありますが、年末のこの時期・・・いくつかお願いしましたが、断られ・・・今年も高校部会長としての責任を果たすために、本校の生徒と私で西が丘に出向きました。

都協会のスタッフはもちろん、日本協会のスタッフ、レフリー、取材記者など、この10年間で顔見知りが多くなり、補助役員の引率で寒さに耐えながら暇そうに試合を傍観する私に、たくさんの方が声をかけてくださり・・・昔よりも時間の経過が早く感じました。

準決勝 第1試合  浦和レッズレディース VS INAC 

試合前に、レッズの松田典子選手(SFIDA世田谷出身)が、挨拶に来てくれました。彼女がU18東京選抜だったとき、鴨川で行われた関東大会で、頭を縫う大怪我をしたのを思い出しました。あの時のメンバーだった選手が、今日は、ベレーザにもたくさん出場していましたが・・・もう、私のことなどは、記憶にないと思っていましたが、松田選手だけは、スーツ姿のおじさんたちの中から私を判別してくれ、わざわざ握手を求めてきてくれました。その松田選手が後半出場したときは、思わず応援してしまいました。選手たちは、レッズのパスの正確さと、顔出し、クロスの精度、攻撃陣のスピード感を、間近に見ることができ、感動していました。サポーターもたくさんいて、レッズの総力を感じました。

準決勝 第2試合  日テレベレーザ VS 東京電力マリーゼ

「今期はマリーぜに勝ててないんですよね・・・相手はベレーザには得意意識を持っているかもしれませんね・・・厳しい試合になると思いますよ」と、試合前の寺谷コーチの話に少し驚きながらも、やはり東京としては、ベレーザに活躍してもらわないと困るなあ・・・と思いながら、試合を見つめました。「岩淵はインフルエンザで出場できないそうですよ」と、彼女と小学校時代選抜チームで一緒だった寺本選手も心配そうに個人情報を公開していました。そんな中、先制したのはマリーゼでした。何となく、嫌な予感がベンチにも漂っていたように見えましたが、大野選手・木龍選手のスピードと、永里選手のパワーで決定機を何度も演出したベレーザが、後半2点を奪い、勝利しました。

「さすがに1日2試合はきついよなあ・・・来年からはやめような・・・」と、選手たちに言うと、「いや・・・先生!結構楽しいです!やりたいです!」と、選手たちは補助役員が嫌いではなさそうでした。そして・・・2000円のお手当てを配ると・・・「これは返します」と、私のところに持ってきた選手がいました。「いいよ・・・働いたんだから」と、言うと、「お母さんに怒られるので・・・」と、頑なに拒まれました。今年は以前ほど赤字ではなく、私もそれほど自腹を切っていないので、お気遣いいただかなくても大丈夫です!次回からは、お気遣い無く・・・(東アジア選手権の補助役員も依頼されていますが、これは引き受けてがありそうなので、他校にふりたいと思います。)

リフト1日券を首から下げたスノーボーダーのような格好で、選手は、いろいろと、楽しみ、学ぶことが多かった一日だったようです。試合を観戦していたマカ先生からもお電話をいただき、「ボールガール・・・動きがおもしろかったです!」と、褒められたのか、笑われたのかわかりませんが、楽しんでいただけたようでした。

私は・・・昨年より、東京都サッカー協会の副会長に就任された上野先生と、いろいろとお話させていただき、インターハイに向けてのアドバイスをもらえたことが最大の収穫でした。上野先生は、大会運営11連チャン・・・「定年後に楽できると思ったら・・・とんでもなかった・・・」と、本当に大変そうでした。

2009年・・・文京学院サッカー部としての活動納め・・・

年末、こころよく補助役員を引き受けてくれた部員たちに感謝したいと思います。
「1月3日にバスを掃除したいんですけど・・・バスが学校においてありますか?」と、聞いてきてくれた1年生を見て、「成長したなあ」・・・と実感しました。

「東京で優勝する」とか、「全国に行く」とか、そんなことよりも大切なこと・・・部活を通して、選手たちがしっかりと成長してくれることが、一番の幸せなのかもしれません。

「高校サッカーっていうのは、最後まで諦めない姿勢や、倒れてもすぐに立ち上がるような強さというのが、魅力なんだよ。あくまでも人間教育の場だから・・・技術では、クラブチームに勝てないからね。」・・・と、上野先生がおっしゃられた言葉を忘れぬように、部活顧問としての幸福感を追求していきたいと思います。

カルガモ隊も、遠征(村田カップ〜三保の森カップ)を終え、年内の活動を終了させました。野田キャプテンから試合の報告を受けましたが、なかなかの好成績だったようです。年明けのU14ガールズ大会に向けて、さらに頑張って欲しいと思います!

12/25(金)〜27(日) 三保の森から富士へ 年末遠征記

詳しくは こちらをご覧ください → 三保の森〜富士アルバム

ということで 内容の濃い 3日間でした。

新人戦の1・2回戦を突破するには 得点力を上げる必要がある・・・

3日間を通して、いろいろなシステムを試し、徐々に点の取り方のイメージができてきたようです。

大和シルフィード・県立大和・健大高崎・幕張総合・日本航空・横浜翠陵・十文字・清水第八・磐田東 と 3日間で、さまざまなスタイルのチームと対戦させていただき、満足のいく試合ができる確率は50%くらいになってきました。あともう少しです・・・

年始に行われるニューイヤーカップで80%くらいまで引き上げられれば・・・新人戦で結果を出すことができるかもしれません。

チームの雰囲気は良い・・・しかし、それだけで満足するのではなく、結果を出したい・・・2009年は「優勝」という言葉がありませんでした。

◆新人戦 準優勝 (優勝 十文字)
◆高校選手権都予選 7位 (優勝 十文字)
◆全日本選手権都予選 準優勝 (優勝 SFIDA世田谷)
◆U18選手権都予選 準優勝 (優勝 飛鳥)
◆U18選手権関東大会 3位 (優勝 浦和レッズJr)
◆関東高校女子予選 4位 (優勝 晴海総合)
◆関東高校女子 ベスト8 (優勝 日本航空)
◆高校リーグ 4位 (優勝 飛鳥)

トータルすれば 良い成績と言えますが、あと一歩のところで悔しい思いをしてきました。
2010年・・・最初の公式戦から、何としてもタイトルをとりたい・・・

東京の7強は、どこも必死だと思います。十文字・成立学園も 着実に調子をあげているように見えました。他校も順調な仕上がりを見せているはずです・・・

文京があと一歩成長するには、いつでも試合に出てレギュラー陣と息を合わせることができるサブの選手が一人・二人・三人と、出てきてくれること・・・

今回は、横内選手(長野県出身)が、活躍しました。負傷した原志帆選手のかわりを埋める活躍ぶりに、原選手もビックリ・・・ということで、ラスク オブ マッチ(高崎健康福祉大との試合で、最も活躍した選手に、高崎健康福祉大からお土産でいただくラスクを贈呈する)に輝き、土産話を持ち帰ることができました。

サブの選手たちは、日々、体力向上や技術の向上に、本当に一生懸命頑張っていると思います。しかし、人を使いながらプレーするという、グループ戦術を磨くには、レギュラー陣と一緒に試合を重ねなければ難しいことだと思います。だから、なかなかレギュラー陣とサブの選手の差は埋まらない・・・しかし、怪我で長い期間サポートにまわり、試合をじっくり見たり、副審を担当することが多かった横内選手は、もしかしたら、試合に出なくても、レギュラーチームと同じ体験をしていたのかもしれません。

ただ練習したり、走り込みをしたりするだけではなく、自チームの試合のビデオを家で見ながら、「自分だったらこうしよう」とか、考えるような選手になってくれなければ即戦力にはなり得ない・・・でも、そんなこと、なかなかできませんよね・・・自分が写っていないビデオなんて、私だったら絶対見ないでしょうし・・・入手するのも困難ですし・・・

しかし・・・壁にぶち当たり、なかなかその壁を越えられないときは、今までと違う方法でトライしてみることも大切です。頑張りましょう!

明日は全日本選手権準決勝のお手伝いで西が丘サッカー場に出向きます。代表戦とは違い、チーム単位での試合は、アップ開始から試合終了まで、すべての場面が勉強になります。「私だったらこうするだろう・・・」全員が控え選手になった気分で、試合をじっくり見て欲しいと思います。私は寒さと戦いながら、大会運営を研究したいと思います。


12/24(木) クリスマスイブに東京にいるなんて・・・

朝、車のエンジンをかけると、カーナビが「メリークリスマス!今日はクリスマスイブです!」と、私に話しかけました。今から9年前、2000年の12月24日、現プラドを購入して初めて向かえたクリスマスイブ、Jビレッジで山口先生(関東学園大)を車に乗せ、翌日の試合会場(U18全国大会)を視察に行こうとしたとき、「メリークリスマス!」と、カーナビがしゃべり、驚いたことを思い出しました。

それから4年間は、U18大会(Jビレッジ→鹿児島→四国→静岡)でクリスマスを過ごしました。U18大会が単独大会になってからは、静岡県立吉原高校主催のクリスマスカップに参加させていただいていました。堀田先生が転勤してしまった関係で、今年は開催されませんでしたので、クリスマスに東京にいることなりました。

選手たちもクリスマス気分??左最上の写真は、カメラを放置していた時間帯に、勝手に撮影されたものです。そんなに写りたいのでしょうか・・・

今日の練習では、「速攻」をテーマに取り組みました。明日・明後日の三保の森カップと3日後の静岡遠征で生かされるかどうか・・・練習の成果が出ればOKですが、出ないようなら、練習方法が悪いということになるでしょう・・・

中3の野田選手、岩井選手が、練習に参加してくれました。トップスピードでゴールに向かい、トゥキックでシュートを打つことができる野田選手と、安定したキックができ、豪快なシュートを決められる岩井選手・・・やや緊張気味でしたが、頑張っていました。

午後からは東京都庁第二本庁舎に向かい、女子サッカーインターハイの開催要項案を元に、日野先生、石山先生とともに、熱意を伝えて参りました。全国高体連サッカー専門部委員長大倉先生、全国高体連の専務理事、事務局長も同席していただき、かなりPUSHしていただきました。インターハイ(高校総体)は、2010年の沖縄で一巡し、2011年からは、地域開催となるわけですが、地域がすべて合意して事を進めるのは想像以上に難しいようです。ただ、いろいろな関係者の方々が、女子サッカー発展のために、知恵を絞り、動いてくださっているということも、実感することができました。

まさか、クリスマスイブの新宿の夜景を都庁の29階から眺めるなんて・・・思ってもいませんでしたが、インターハイを運んで来てくれるサンタクロースが登場することを祈りました。会議後、新宿駅近くの居酒屋に入り「メリークリスマス!」と、乾杯する男3人の哀愁に感動し、きっとサンタさんはやってきてくれると信じています。

【明日からの予定】
◆12/25  三保の森カップ1日目 
   対戦相手 大和シルフィード・健大高崎・大和・幕張総合
◆12/26  三保の森カップ2日目
   対戦相手 日本航空・横浜翠陵・大和シルフィード
◆12/27  静岡遠征
   対戦相手 埼玉栄・磐田東・旭丘・健大高崎・十文字・成立学園 他
◆12/28  全日本選手権準決勝補助役員
   西が丘サッカー場  担架部隊+ボールパーソン

12/23(水) 高校1部リーグ・・・都立高校ワンツーフィニッシュで閉幕!

学校説明会の担当だったため、今日の活動は定時制高校のようなスケジュール・・・16時集合→バスで10分の飛鳥高校へ→Tリーグ最終戦(VS 八王子高校)

飛鳥に着き、本部に出向く・・・「どうだった?優勝した?」と、飛鳥の選手に尋ねると、「ハイ!」と、うれしそうな答えが返って来ました。本部近くに立っていた宇内コーチ、玉川コーチに試合の内容を尋ねると・・・「いや〜十文字が蹴ってきたんですよねえ・・・蹴ってきたら飛鳥の勝ちなのに・・・1点目はロングシュート・・・2点目は、PK・・・と、ラッキーな点でした。3点目は、スローインからサイドを突破し、クロス・・・M選手の、得意のヘディングでズドーン!!という感じでした。後半はつながれて、逆に押し込まれましたよ・・・」と、冷静なコメント・・・

しばらくすると、シンゴちゃん登場・・・「今日は写真に写るぜ!」と、左のサムアップ(Thumb Up)ポーズ・・・

Thumbは親指という意味でして・・・これをUPさせると、OKの意味で、DOWNさせるとNGの意味・・・ということで、「OKベイビー」という気持ちを表したかったのでしょう。背後には、調子に乗るシンゴちゃんに警告を出すイエローカードマンのように立つ、宇内コーチも写っています。

飛鳥はリーグ初優勝・・・今回は都立高校が1位・2位(晴海総合)となりました。今日で引退となった飛鳥高校の3年生の保護者の方に、「3年間お世話になりました」と、声をかけられました。スーツを着ていたので、飛鳥の第3顧問かと思われたのかな??と思いましたが、「ブログ読んでいます」と言われ、文京の顧問だとわかっていて挨拶していただけたとわかり、とてもうれしく思いました。

「この時期に公式戦があって、引退試合を組めるのはありがたい!」と、シンゴ先生に言われ、来年の構想(現行の高校リーグを強化ではなく育成の場としていく)という発案は、良いのか悪いのか、わからなくなりましたが、とりあえず、今年の1部リーグも、無事に終了しました!
TOKYO WOMEN'S FOOTBALL 
HIGH SCHOOL LEAGUE 09 1st Division
順位 チーム名 勝ち点 得点 失点 得失差
1 飛鳥 7 2 23 31 4 27
2 晴海総合 7 1 22 35 5 30
3 十文字 6 1 19 36 13 23
4 文京学院 6 0 18 29 8 21
5 成立学園 5 1 16 18 11 7
6 修徳 4 1 13 20 14 6
7 村田 4 0 12 12 14 -2
8 成城学園 1 1 4 2 31 -29
9 東京成徳 0 2 2 0 43 -43
10 吉祥 0 1 1 1 41 -40

17時30分から行われたTリーグ順位決定戦・・・八王子高校との対戦でした。審判を担当した原わ、中村、怪我治療中の清水を除いた、ベストメンバーで前半を戦い、後半は、5名の控え選手をすべて起用するというスタイルで挑みました。7−1で勝利することができましたが、「判断の遅さ」「ラストパスの精度の低さ」「仕掛けのタイミング」など、改善しなければならない点も多々ありました。このところ、DF練習で頑張っていたタマスダコンビは、期待以上の頑張りを見せてくれました。新人戦でもピッチに立てるように、さらに頑張りましょう!Tリーグは、7位となり、何とか7強の意地を見せてくれました!

1位 村田女子 2位 飛鳥 3位 十文字  4位 修徳  5位 成立学園 6位 晴海総合 7位 文京学院 8位 八王子

試合終了後、八王子高校の赤間監督が、「事務的な仕事ならお手伝いしたいと思いますが・・・」と、声をかけてくださいました。トレキャンに初めて参加して、「先生方にいろいろやっていただいて、申し訳ないなあ・・・自分も何か役にたてることがあったら・・・」と、思ったそうです。トレキャン効果・・・意外なところでもあったようです!よかった!!

12/22(火) テツ&ミノ ヨレヨレ詐欺!?GKグローブGET!!

先日、GKグローブの取材を受けた中村選手(通称:テツ)と、佐藤選手(通称:ミノリ 英語名:DEPARTURE)に、ウルスポーツ社(ドイツ)製のGKグローブが届きました。あまりにも、ヨレヨレで、臭いの漂うGKグローブを見て、営業担当の方が哀れに思い、送ってくださったのでしょう。ありがとうございました!

今日で授業も終了・・・新人戦のプログラムも完成し、印刷業者に入稿・・・何とか大会までには間に合いそうです。新人戦は、1月9日からスタートします。都立晴海総合、都立飛鳥高校、都立野津田高校、都立芦花高校、共立第二高校が会場を提供してくださいます。会場を提供するということは、大変なことだと思います。準備から片づけまで、顧問と選手は拘束されます。参加する選手、応援する保護者の皆様は、感謝の気持ちを忘れずに、会場を利用しましょう。アップ場所、ゴミ、車両駐車、応援マナー・・・それぞれの会場のルールに従うようにお願いします。

カルガモ隊(文京学院U15サッカークラブ)が、中学2部リーグで2位になり、1部リーグに昇格することになりました。「どうしましょう・・・昇格しちゃいました・・・選手を補強しないと1部リーグでは厳しいです!」と、いつになく弱気なカルガモ隊長・・・

先日、十文字中学か成立学園中学(来年度よりスタート)か文京学院中学かで迷っているという小6の親子と面談しました。文京の部活体験に参加したときに、とても選手たちが楽しそうだった・・・と、好印象だったようです。

中学専属の顧問がいて、環境もよく、一番しっかりとサッカーができるのは、間違えなく十文字中学です。成立学園中学は、来年度からスタート・・・中高生が一緒に活動するという形態から始めるそうですが、マカ先生の情熱、宮内総監督、山郷GKコーチという黄金のスタッフは、全国No.1と言えるでしょう。数年後には、中学も急成長すること間違え無し・・・と、ついつい他校の宣伝をしてしまいます。

文京は・・・伸び伸びと、明るく、身の丈に合ったスタイルで・・・という信念は変えずに、来てくれる選手を大切に育てていければと思っています。「6年間、安心してサッカーを続けられ、かけがえのない仲間と出会い、友情を育み、人として豊かになる。一方で、目標を持ち、向上し、自立し、共生できる女性に成長していける。」

そんな趣旨に賛同してくださる方のご入学をお待ちしております。

12/19(土)〜20(日) 女子サッカー普及発展の起爆剤!?トレキャン無事終了

たかだか1泊2日で、何ができる???

そう思う方も多いと思います。しかし、まだまだ競技人口が少ない女子サッカーを、発展させていくには、女子サッカー全体のことを考えることができる指導者、選手、保護者、を育てていくことが近道ではないかと、何年か前に考えました。

チームとして強くなりたい・・・これは、非常に健全な考え方だと思います。しかし、それは、一歩間違えると、非常に排他的な考えになり、全体を軽視し、自分のことだけを考えるような指導者、選手、保護者を育ててしまいます。

東京を育てる・・・東京の選手として育つ・・・東京のサポーターとして応援する

関東を育てる・・・関東の選手として育つ・・・関東のサポーターとして応援する

そして、最終的には、日本全体の女子サッカーの普及発展を考え、個と全体をバランスよく見つめられる指導者、選手、保護者が多くなれば、必ず女子サッカーは普及する・・・
そう思いました。

一方で強化という側面も大切・・・

指導者は、自分よりレベルの高い指導者、経験豊富な指導者に刺激を受け、

選手は、自分よりも技術の高い、厳しい環境でプレーしている選手に刺激を受け、

現状に満足せず、目標を高く持てるようになる・・・そうなれば、必ず女子サッカーは強化される・・・

そんな私の考えに賛同してくださった東京の先生方、関東の先生方、スポーツマネジメント脇田社長、鹿島ハイツ・・・
女子サッカー選手500名が集まったビックイベントは、まずまずの成功と言えました。

将来的には、女性審判の育成、女性指導者の育成、女子スポマネ隊員の育成という、卒業生の女性のキャリアサポートとなるようなイベントに発展できれば、私の構想は完成します。その頃まで、やっているかどうかはわかりませんが、目標は大きく!!

それにしても、サッカーの指導というのは、いろいろあるものだと、あらためて思いました。男子のトレセンや、女子のナショナルトレセンのような協会主導のものは、いかんせん、同じメニューで統一されるので、指導者のカラーが出ない・・・それに比べると、トレーニングキャンプは、それぞれの持ち味を出しまくる・・・見ていて非常に興味深いと思いました。

デモンストレーションが上手く 視覚的にわかりやすい指導者
話が論理的で 説得力がある指導者
自分もテンションを上げ 盛り上げるのがうまい指導者
声が大きく よく通り 気合を入れ続ける熱血指導者

ほとんどの都県でポゼッション練習をしていましたが、グリッドの大きさや、バリエーションも、都県や指導者によって、様々・・・非常に勉強になる2日間でした。

参加選手とカテゴリー

高3 時田  【関東選抜】

19日に顔合わせ的なトレーニングを行い、20日、チャレンジカップを行いました。
関東学園大学(吉備国際大に快勝し、インカレベスト4進出)と40分前後半、
U18関東大会優勝の浦和レッズJrと、40分前後半のゲームを行いました。
さすがに、160分のゲームは、キツかったと思いますが、非常に良い経験ができたと思います。監督 八鍬先生(日本航空) コーチ 木村みき先生(湘南学院)のコンビは、日体大の先輩後輩(八鍬3年時 木村1年)・・・なかなか良い味を出していました。そして、名前を見て、男性だと思い、神奈川トレセンの男性コーチと同じ部屋に割り振ってしまった住田淳GKコーチ(横浜翠陵出身の女性)のキャラクターも面白かった・・・将来的にはこのように、女子の指導者が増えると良いと思いました。



高2 中村・原わ・寺本・原し・向山・田所・清水 高1 斉藤・松井・岩崎 【選考会】
★スタメンで出場している選手

中野先生のメニューで、2日間ミッチリ鍛えていただきました。時折登場するGパン先生のシャウトにビビリながら、緊張感を持ち、選手たちは課題をしっかり見つけられたと思います。GKは、大滝先生の楽しいメニューで、盛り上がっていました!



高2 伊藤・芦葉・中野  高1 菊池・横内・佐藤  【学年別選抜】
★経験者で基本技術が備わっている選手

高2は 有賀先生・玉川コーチ  高1は 金澤先生、久保田コーチ、宇内コーチ、村越コーチにお世話になりました。有賀先生は、「みんな一生懸命頑張っていましたよ!」と、いつでも褒めてくださいます。金澤先生は、「みんな声を出さないなあ・・・もっと要求しなきゃダメなんだよねえ・・・」と、相変わらずハイテンションで、盛り上げてくれました。



高2 増田・渡辺 高1 玉井・榊 【育成】
★文京入学後にサッカーをはじめた選手

三浦先生の統括のもと、平山先生、赤間先生、奥山コーチ、田口コーチにお世話になりました。他校の選手とも交流ができ、思い出を作ることができたようです。このような参加形態があることで、協力してくださる先生も増えるのだと思うので、「育成」というカテゴリーは、今後のトレキャンでも、重要視したいと考えています。

下の写真は・・・今回もいろいろと動き回ってくださり、たくさんお弁当を運んでくださった、○尾先生です・・・ありがとうございました。


来年は、このトレキャンにU15をうまくからめて行けたら・・・なんてリクエストもあり、さっそく、来年の鹿島ハイツの予約を完了・・・2週にわたり、イベントが実施できるように、準備万端・・・みなさん・・・頑張りましょう!


12/18(金) 今年のトレキャンは きつい!?チャンスを生かせ!雑草たち!

「先生・・・私は自信が無いので、選考会ではなく、選抜に変更して欲しいです」そんな悲痛な叫びが、私のところに届きました。

今回のトレキャンは・・・

@選考会(来年の東京選抜を選出するためのトレーニング)
A高1・高2選抜(経験者を中心に、他県の選抜チームとゲームを行いながら交流を深める)
B育成(初心者を中心に、交流を深める)

の3つのカテゴリーに分けましたが・・・

U18関東大会で、1度でもスタメンとしてピッチに立ったことがある選手は、「選考会」のカテゴリーに仕分けしました。他校の選手リストを見たら、有名チームの出身者や、U15東京代表選手がズラリと並んでおり・・・そうなると、ビビリはじめる選手が出てくる・・・

しかし、「スタメンになりたい!」と、思うのであれば、そのくらいの厳しい道を通り抜けて欲しい・・・恥をかいたとしても、それが必ず宝になって返ってくると信じて・・・きっと、やりきれば、達成感が待っているはずですから・・・プライドを持って、負けないで頑張りましょう。いつもの、サブの選手の気持ちがわかるはずですよ!「自分はヘタだから迷惑かけないようにしよう・・・」なんて、思ってプレーしたら、どんどん悪い方向にいくだけです。いかに楽しむか・・・自分との戦いですよ!試練というより、チャンスだと思い、雑草魂を忘れず、チャレンジしてきてください!

今日は、学校に隣接する六義園公園のグランドで、トレーニングを行いました。このグランドでサッカーをする場合は、中学生までの年齢制限があるため、メインは中学生の練習となりましたが・・・写真にあるように、広大なグランドの隅っこで練習するカルガモたちに、都会っ子の寂しさを感じました。久しぶりに中学生と練習をして、少し気持ちが若返りました。中3のN選手が、「先生、ニューハーフカップには、3人分余りがありますか?中3は、そこに参加したいのですが・・・」と、質問してきた時は、倒れそうになりましたが・・・オカマの大会は、まだ女子サッカーにはありません。日野先生に怒られますよ!ニューイヤーカップです!!ということで、中3の3名が参加することになりました!

17時まで六義園でトレーニングし、その後は学校に戻り、高校生のみ練習を継続しました。すると・・・ドイツのGKグローブを扱っているM社の方が来校され、「女子サッカー選手のためのGKグラブの商品開発についての調査」が行われました。「僕もGKやっていたんですけど、女子サッカーのことはまったく知らないので・・・」と、テツミノコンビに熱心にインタビューしていました。「臭いんですけどいいですか?」と、恥ずかしそうにGKグローブをお兄さんに渡すS選手・・・「これは・・・ねんきが入っていますね・・・ボロボロじゃないですか・・・」と、困惑するお兄さん・・・貧しい少女を装い、試供品をねだるテツ&ミノ・・・さて、お兄さんの心は動いたか・・・期待したいと思います。

12/17(木) 文京区新人戦大会 決勝戦 VS 村田女子 1−2 敗退!?

「新人戦の対決まで1ヶ月・・・今日は、ガチンコで勝負しよう!」と、Y代先生からメールをいただき、西船橋村田グランドに向かいました。バスの中で、キャプテン鉄が、これからの文京サッカー部のあり方について、後輩たちに語りました。

人の上に立ち、まとめるというのは、大変なことです。全員に理解してもらい、納得してもらうことなんて、まずあり得ない・・・当然、批判されることもあると思います。そんなとき、ネガティブになったら負け、ポジティブになれたら勝ちだと思います。批判をバネにしてさらに向上できるような強い人間になれたら、将来も安泰です!

1年生にしてみれば、「2年生の方がだらしないじゃないですか〜」と、思うこともあると思いますが、他人がどうのではなく、まず、自分がしっかりと日々向上できるように心がけて欲しいと思います。1年生は、明るくて、笑顔が似合う選手が多い・・・だからこそ、ずっと笑顔でいれるように・・・常に状況を考えて行動していきましょう!

2年生は、人数が多い・・・だからこそ、個人の責任が分散され、あまり責任感を持たなくても、なんとなく過ごせてきた選手もいます。先輩とも程よく関わり、後輩とも程よく関わり、楽しくサッカーができればよい・・・しかし、それだけでは、組織はまとまりません。何事にもケジメのある生活を送り、妥協せず、向上心を持ってのぞまなくてはなりません。テツが言った、「2年生は、全員が、全国大会を目指している」という言葉が、真実として認められるためには、練習や練習試合の集中力、気迫を、もっともっとUPさせていかなければ・・・信じてもらえません。

ただ、こうして、テツがバスで話をしたことで、何らかの変化が起こると思います。まだまだ神秘の可能性を秘めた新チームに、期待したいと思います。

ガチンコマッチの結果は・・・白熱した試合展開となりましたが、1−2で敗れました。決め所で決めないと、カウンターをくらい、やられる・・・新チームからのスタメン候補として、経験を積み始めた選手たちは、今日の試合でその重要性を痛感したと思います。「最後をやり切る!」ということが、いかに大事か・・・

試合後、村田の選手たちが挨拶に来てくれて、「今日は練習試合ありがとうございました!またよろしくお願いします!」と、言ったので、「今度は本番だよ!」と、リアクションすると、「その後またよろしくお願いします!」と、素早い切り返しをうけ、圧倒されました。さすが・・・村田の選手は、鍛えられている・・・

この1ヶ月で、大きく引き離されないように、頑張りたいと思います!!ありがとうございました!

※体育教師シンゴちゃんのための英語講座 

シンゴ ブログ に X'mas とありましたが、これは誤用です。ちなみに、英検にもよく出題されるので、覚えておいてくださいね。

「Χ」は、「キリスト」の意味のギリシャ語"ΧΡΙΣΤΟΣ(フリストス)"の頭文字であり、英語の"X"ではありません。したがって、の後ろに省略の意味でアポストロフィ(’)を付けると、クリスクリスマスというようになってしまいます。

ただしくは Xmas です!(シンゴ先生は すぐに修正しました!)

と、偉そうに英語教師ぶってみました。毎年、クリスマスの季節になると、こんなネタでしか、生徒を引きつけられず・・・昔は、電車の広告や、お店の装飾に、堂々と誤用されていましたが、今ではかなり減ってきたようです。だからこそ、シンゴちゃんのために、アドバイス・・・でした!サッカーではかないませんので、英語で先制攻撃!?でした。


12/16(水) 調理実習展開中・・・さつま揚げの美味しさに感動!

水曜日は一週間の中で最も忙しい曜日・・・一瞬の隙をついて、おにぎりをくわえようとした瞬間・・・「先生!」と、声をかける田所・向山・増田・・・4時間目の調理実習でつくったさつま揚げと栗むし羊羹とキュウリを持ってきてくれました。

私が食べていると、「病院食を食べているメタボ患者みたいですよ」と、からかわれ・・・別のところで食べようかと思いましたが、さつま揚げを口にした瞬間、「ウマイ!」と、思い、全部食べてしまいました。特に、おにぎりとさつま揚げのコラボは、最高でした。

羊羹を食べた後の、キュウリも、なかなかのもの・・・忙しさを和らげてくれました。サッカーが思う存分やれて、料理もできるようになって、そして、英語もできるようになれば、女子校も人気が出るかも・・・と、思いました。

グランドの外の通行人に、「この学校は男の子の中学生もいるのね」と、間違えられるサッカー部員が、こうして女性らしさを磨いてくれれば、「女子高で良かった!」と、将来必ず思うはず・・・そう信じています。

今日は更新しない予定でしたが、さつま揚げの報告のみ、させていただきました。

※左の写真は、私が食べたトレーではなく、全部食べ終わった後に、他の先生のために用意されたラップつきのものを撮影したものです。

12/15(火) つくばエクスプレス ますますスピードアップ!!

1ヶ月ぶりに 村田西船グランドにお邪魔しました。新人戦の準々決勝まで、お互い順調に勝ち進めれば、対戦することになる・・・準々決勝(ベスト4決め)は、選手権予選のシードを決める重要な試合となるため、新人戦では最大の山場となるわけです。その試合まであと1ヶ月・・・文京の新チームで、どこまでやれるのか、矢代先生にお願いして、胸を借りました。村田のつくばエクスプレスのスピードは、ますます速くなっていました。何度も抜かれピンチを招く・・・何とか耐えていましたが、最後にエクスプレスアタックにやられました。試合後、矢代先生は、「いや〜これはPK戦もあり得るね・・・」と、控えめな発言をされていましたが、つくばエクスプレスに突破され、あそこで、中にもう1枚いたら・・・と、思うシーンが何度もありました。恐るべし!!

文京にも、東西線通勤快速「はらし」、京浜東北線快速「さら」、ここぞという時に、突然駆け上がる臨時特急「はるか」など、スピードのある選手はいますが、洋風快速「たけし」・「さかも」、サイドバックから駆け上がる西武線快速「ときた」が廃業になった今、どうやって攻撃の圧力をかけていくかが課題です。ただ、個人能力の高い3年生が抜けた後、中盤を使ったパスワークは、前よりも良くなったと思います。「おっ!息が合っているなあ・・・」と、思えるシーンが、多く見られるようになりました。走力と総力で、戦えるチームを作っていければ・・・きっと選手たちはやってくれるでしょう。

最後にVIDAのトップチームともやらせていただきました。1月9日の関東リーグ入れ替え戦に向けて、チーム力を上げてきているようでした。VIDA 対 関東学園 の対戦が実現すれば、石川 VS 高橋の勝負が見られるわけで・・・

今日も、後輩の仕掛けをつぶし、「まだまだ当たりが弱いですよ」と、貫禄を見せる石川選手・・・気迫が感じられました。

それにしても寒くなってきました。答案返却のため登校した3年生が、「クリスマスプレゼントです」という置手紙を添え、机上に防寒対策グッズを置いていってくれました。私がかぶると、犯罪者のようになるので、写真は載せられませんが、鹿島で風が吹いたら、使用したいと思います。昨年は、超寒かったので・・・ありがとう!

12/13(日) 高校1部リーグ オサム VS タカユキ VS シンゴ 天皇誕生日決戦

VSVS

12月23日 14:30 飛鳥高校に行こう!!  高校1部リーグクライマックスマッチ  十文字 VS 飛鳥

飛鳥が勝利すると 飛鳥が初優勝 
飛鳥が引き分け以下(ただし十文字が3点差以下勝利)で 晴海総合が初優勝  
十文字が4点差以上で勝つと 十文字王者奪回

こうして最後まで優勝がわからない状況になると、盛り上がる・・・これが強化と発展につながるんだよなあ・・・と思います。
私の構想(強化リーグ 兼 関東女子予選)では・・・この熱い戦いが9月・10月で行われ・・・ということになるのですが・・・関東大学リーグのように・・・U18関東大会や、国体と重複しないように試合を行い、「スポーツの秋」に盛り上がる大会を持ってくる・・・
8位は自動降格 7位は入れ替え戦があるので 最後まで熱戦が展開されるはず・・・と、思うのですがね・・・

さて・・・今日は学校説明会の担当だった関係で、練習を高校校庭で行いました。このところ、クロスからの失点が多く、クロスからの得点が少ないため、長時間、クロスの練習を行いました。同一視野を確保するステップワークができる選手はたくさんいますが、「相手よりも先にさわる・・・」という格闘技的な強さがある選手は、そう多くいません。競り合いに勝つには、相手よりも高く飛んだり、相手の前に足を出せる身体能力が必要・・・高1の岩崎選手 高2は田所選手・寺本選手が、お手本となりました。中学時代に大学生や高校生とプレーする機会が多い選手たちは、「強さ」が自然に身につくようです。逆に、プレッシャーを回避するために、早くボールを放してしまいすぎる癖がついてしまうというマイナス面もありますが、それはすぐに修正できること・・・「競れる」という強さは、激しい試合を多く経験した選手のみが手に入れられる勲章なのでしょう。各都県のトップリーグに、中学生が出て戦うということも、重要な経験なのかもしれません。でも・・・ヘディングしすぎて、学力が低下しないか、心配です。

今日の練習を見ていて・・・向上心のある選手と、無い選手で、はっきり分かれました。「クロスを上げる自信がないから・・・」と、思って、一度もクロスを上げようとしない・・・×・・・・ボールが蹴れないからと言って、ゴロのクロスしか出さない・・・×・・・練習では、「今できないことをできるようにしたい!」という気持ちを持って臨んで欲しいです。高2の中野選手、高1の榊選手の向上心は◎・・・この二人の共通点は、メモをとることです。わからないことや、疑問に思ったことは、すぐに書き綴っておく・・・非常に重要なことだと思いました。

向上心:現在の状態に満足せず、よりすぐれたもの、より高いものを目ざして努力する心

12/12(土) 気を使うことは大切ですが 使いすぎてもダメかもしれません

※12/11(金) 新人戦の抽選会+東京都高体連サッカー部女子総会を文京学院のホールで行いました。今回は、Gパン先生が書類を全部印刷してきてくれたので、助かりました・・・ありがとうございます!新人戦の抽選会を終え、いよいよ本題・・・22年度の大会方式に関して、長時間、しゃべりまくり、説明をしました。

提案1)選手権予選 決勝リーグ 7チーム総当たり戦 

提案2)関東高校予選 総体ベスト8でリーグ戦 それ以外でブロックに分けリーグ戦
上位リーグ4校が関東 上位リーグ5位〜8位+下位リーグ上位4校で 第5代表決定トーナメント ←左記を、高体連強化リーグとして位置づけ 8月〜10月に展開する

提案3)現行の高校リーグは 上位校に紳士協定を設け 育成の場(現行のTリーグの趣旨)とする

コクリコクリと、寝てしまう先生が見えてきたあたりで終了・・・「質問、意見をお願いします」・・・と、尋ねると・・・

1★選手権予選で ベスト8に入れるチャンスを残して欲しい

2★選手権予選で 予選リーグを行って欲しい

3★選手権予選で 敗者復活戦を行って欲しい

4★2部以下のチームができるだけ上位校と真剣勝負をする機会を増やして欲しい

5★上位をトーナメントで 下位をリーグにして欲しい

などの意見がありました。

個人的な見解は

1※「8」に入ることを目標にするのではなく、「7強を倒すこと」を目標にしてほしい

2※予選リーグを実施できるだけの運営体力(マッチメイク・会場・審判)があれば是非行いたいが、現状では無理。「主審出せます」「役員やります」「会場出せます」という顧問の先生がたくさん登場すれば可能です。

3※敗者復活は、今年は「都立飛鳥対策」だったのですが、負けても次があることでモティベーションが上がったという意見は理解できます。何らかのモティベーションUP作戦が必要でしょう。ただ、以前は、負けた時点で、「会場出せません」「審判やりません」「GWは休みます」という顧問が多く・・・要するに、協力無くして、成功無しです!何でもかんでも私にはできません。文京が決勝リーグに進めなかった時代は可能でしたが・・・ただ、新しい役員も加わり、運営体力UPが期待できるので、前向きに検討しましょう。

4※真剣勝負を経験したチームが、確実に強化されているという実績があれば、是非やった方が良いと思います。残念ながら、現状ではその傾向は見れません。上位チームにボコボコにやられ・・・そこから何かを学び、強化されるのであれば、8番手が台頭するかもしれませんが、上位7位までが変わらず、8位が毎回変わるような現状では、経験を生かせていないと判断されても仕方ないのではないでしょうか。試合会場で感じる温度差は、かなりあります。それは、サッカーの質とかではなく、部活に対する選手・指導者の意識の差です。挨拶がしっかりでき、空気を読んで行動できる・・・そして、ひたむきに努力し、全力を尽くす・・・最後まであきらめない・・・自分のためではなく、チームのために・・・選手も、指導者もです。そういった意識の差が埋められない限りは、上位と何度対戦しても意味が無いと、私は確信しています。なぜ、成立学園が3部・2部・1部と上がり、全国出場を成し遂げたのか・・・そこには、マカ先生の情熱があったからです。指導者の熱意が無ければ、絶対に、絶対に、絶対に、無理ですよ・・・選手を動かし、保護者を動かし、学校を動かす・・・「ウチの学校は、進学校なので・・・」そんなことを言う人には、Gパン先生を紹介します。「私は特進クラスの担任で忙しくて・・・」そんなことを言う人には、「進学指導主任7年間、広報主任3年間、学年代表2年目・・・やってやれないことは無い!甘ったれるな!」と、言ってやりたい・・・指導者が、選手を連れて、関東の強豪校に胸を借りて、行脚する・・・ボコボコにやられても、諦めないで、続ける・・・謙虚に頭を下げてお願いする・・・気がつけば、いつの日か、選手がたくましくなっている・・・大人の背中を見て、子供は育つのだと思います。でも、大人は育たない・・・これが問題かもしれません。なんちゃって・・・

5※同じようなレベルのチームが多数存在する場合は、トーナメント形式で良いと思います。しかし、女子は、まだまだそのようなレベルに達していません。確かに、全国、関東も1発トーナメントですが、そこで勝ち抜ける力をつけるためにも、東京の決勝リーグは、非常に効果的だと考えています。また、リーグの実施には、各校の協力が必要です。たとえば、「この日は学校行事があって試合ができません」とか、「身内の結婚式があるので・・・」とか、「修学旅行の前日で忙しく」なんて・・・そんなことを平気で言うようなチームが1つでもあったら、成り立たないわけで・・・4月の土日と、ゴールデンウイークをすべてつぶしても、リーグ戦をやる覚悟がある!!と、思える顧問は、上位校の顧問以外には、数名なんじゃないですかね???だから、上位はリーグができて、下位はリーグができない・・・いかがでしょうか・・・

今日の総会での提案は、すんなり・・・とは行きませんでしたが、前向きな発言も多々聞くことができて、良かったと思いました。結論は急がず・・・新人戦の結果、記録用紙などを考察しながら、より良い大会方式を考えていきたいと思います。新役員に、若葉総合高校の三浦先生が入ってくださることになりました。「私も毎日グランドに立って、チーム作りをしています!」と、熱く語る三浦先生・・・「やっと11人でサッカーできます!」と、エネルギッシュな先生に、今後の女子サッカーの発展の鍵が渡されました。そして、新規参入の中村高校清水先生も、お手伝いしてくださると、名乗り出てくれました。清水(S)・三浦(M)・小尾(O)のスリーサイズで、東京を盛り上げて欲しいと思います。

さっそく小尾先生がトーナメント表を作ってくださり、三浦先生が、校名の間違いを指摘してくださり・・・名コンビぶりを発揮していました。お二人の意見を尊重しながら、来年の大会案を練って行きたいと思います。

※12/12(土)
今日は晴海で練習試合・・・
1年生・2年生の海外修学旅行・国内修学旅行で、それぞれ終了時間が異なるため、現地集合の予定を立てていましたが、諸事情により予定を変更・・・12:45学校出発にして、月曜日にとりにいく予定だったバスを、土曜日の朝にとりに行きました。

いつもは4時前に目が覚めるのですが、さすがに昨日の会議でエネルギーを使ってしまったのか、目が覚めたのは5時10分・・・そこから急いで着替え、恵比寿駅へダッシュ・・・しかし、5時32分の恵比寿駅発の山手線に乗り遅れ・・・朝からブルー・・・すると、酔っ払いがホームに落ち・・・しかし、すぐに外国人男性数名が救出に・・・男性を抱え込み、ホームの上に・・・朝からエキサイティングな土曜の恵比寿駅・・・おかげで電車も遅れることなく、5時47分に到着・・・池袋まで行き、埼京線に乗り換え、与野本町へ・・・そこからタクシーでバスの駐車場(北浦和)まで1930円・・・到着したのは7時でした。携帯で首都高速情報をチェックし、最短コースを選ぶも、事故渋滞・・・それでも何とか学校に遅刻せずに到着・・・そんなことを部員たちが知るはずもなく、言うつもりもありませんでしたが・・・やることなすこと、うまく行かず・・・さらに、解散時間を気にしている選手がいると聞いて、キックオフを繰り上げたにもかかわらず、出発が遅れ・・・思わず、テツに「もっと、はっきりさせろ!だから今日は全員現地集合がいいんだって言っただろ!わざわざ苦労してバスを取りに行ったオレは何なんだよ!」と、怒ってしまいました。誰も悪いわけではありません。すべて勘違いしていた私が悪いのです・・・

普段から、いろいろなことに気をまわしすぎて、それで自滅してしまうことがあるようです。「交通費をなるべくかけさせないように、無理してでもバスを出そう」とか、「用事がある選手がいるようなので、キックオフを早めよう」とか、「遠征費を気にしている選手がいるので、西が丘で補助役員をやって、2000円ゲットさせてあげよう」とか・・・いろいろ思っても、すべて思い通りにいかず・・・そんなとき、バスの周りでデカイ声を出してふざけている選手が目に入ったり、集合時間に遅れる選手がいたりすると、もう最悪・・・イライラは頂点に・・・公式戦では、こうなった時点で負けが決まる・・・自業自得・・・

もっと冷静に、判断しなければ、何事もうまくいなかい・・・良い教訓になりました。
生徒たちは、怒る私を見て・・・「勝手に自分で予定変えて、うまくいかないからって、イライラしないでくださいよ〜」と、思っていたことでしょう。


1本目  2年生 VS 晴海総合  
2本目  1年生+@ VS JEF千葉ユース
3本目  新人戦チーム VS 晴海総合
4本目  新人戦チーム VS JEF千葉ユース

JEFも晴海も パスをしっかりつなぎ 攻撃を演出してくる・・・文京は、まだまだ個人突破に頼ることが多く、パスワークで崩すことができません。新人戦まで時間は無い・・・1日1日成長できるように頑張りましょう!

第10回東京都高校女子新人戦トーナメント


12/8(火) REMEMBER H21.11.21 という気持ちをこめて

しばらく更新できずに、ご心配をおかけしました。ネタはあったのですが・・・更新してしまうと、試験中の生徒の学習に影響を及ぼすので・・・試験が終わる今日までは封印していました・・・というのは嘘で、本当に忙しく、ホームページビルダーを起動する時間もありませんでした。今日もまだまだ山積みの仕事があるため・・・長くは書きません・・・

トップページの写真を変えてみました。第5回関東高校女子サッカー大会で、成立学園に敗れた瞬間の写真(フォトクリエイト撮影)・・・1−1のときは、ファインダーは両校に向けられていますが、2−1になってからの写真は、ほぼ成立学園をとらえ・・・そして最後の歓喜の瞬間・・・マカ大先生をバッチリとらえていました。このガッツポーズが、私の『やる気』のバネになります。心が折れそうになったとき、この写真を見て、頑張りたいと思います。

来年は、試合終了の瞬間、被写体になれるように・・・頑張るゾ〜!!

それにしても芸術的な頭・・・このままフィギュアを作れそうですね!マカ先生とは毎日連絡を取り合い、トレキャンの準備をしています。総勢450名のイベントは、予想以上に大変です・・・でもマカ先生が手伝ってくれるので、私の仕事は半分に・・・助かってます。そんな感謝の気持ちもこめて、トップページに採用です!

年末年始の予定が固まりました。富岡高校の孫悟空先生から、お誘いのお手紙を待っていたのですが、いつまでたっても来ず・・・なんと、大学に届いていました。そこから私の手元にたどりつくまで時間がかかり・・・そのときには、すでに予定を固めておりました。孫悟空先生のモンキーマジックにやられましたが、これもきっと、仏の定め・・・東へは行かず、西で調整いたします。

【高校生】
12/19〜20 鹿島トレーニングキャンプ (全員参加)
12/25・26  横浜翠陵主催三保の森フェスティバル
12/27    静岡遠征
12/28    全日本選手権準決勝補助役員
1/4〜6    本庄第一主催ニューイヤーカップ
※新人戦は1/9 開幕

【中学生】
12/26〜27  村田カップ
12/28     横浜翠陵主催三保の森フェスティバル

月曜日にU14ガールズ大会の抽選会に行ってまいりました。「何か質問は?」と、言われ、いろいろ言いたいことはあったのですが、グッと我慢・・・しかし、間違ったことが伝えられていたりすると、ついつい言いたくなる・・・でも、「先生が、いつもバス運転してるんですか?大変ですねえ・・・」と、隣の方が声をかけてくださったり、「今度うちのチームの○○行くと思いますので、よろしくお願いします!」と、選手を輩出してくださるチームの方に声をかけていただいたりと、うれしいこともあり、気持ちも落ち着き・・・そして、今話題の、チーム江東さんに出会え、「収穫アリ!」と、思えました。公立中学校のクラブ活動では、広尾中学に続く第二弾・・・JFAと教育委員会がバックについているので、成長間違いなし!ぜひ、中学校大会を関東、全国へと広げていけるようになることを祈っております!中学校大会にも参加してくださるようで・・・今年は12チームで盛り上がりそうです!日程は2月14日・21日他・・・まだまだ参加チーム募集してます!もし、公立中学校で女子サッカー部を立ち上げたいと思っているチームがあったら、お問い合わせください!

12/1(火) 鹿島ハイツと女子サッカーの絆

スポーツマネジメントの脇田社長、松澤IT課長が来校し、秋の大会のまとめと、今後の展望、そして年末のトレーニングキャンプに関して、打ち合わせを行いました。このような企画がスムーズに行えるのも、鹿島ハイツという施設が存在するおかげ・・・

鹿島ハイツとの出会いは、2005年の春・・・大野俊三さんとのメール交換がきっかけでした。

当時、まだ、天然芝のグランドを1面だけしか所有していなかった鹿島ハイツ・・・

「選手権東京予選は、人工芝なので・・・大会前に、人工芝で調整合宿を行いたいのですが、鹿島ハイツさんの近くに人工芝のグランドはありますか?」というようなメールをしました。すると、支配人の大野俊三(元日本代表・鹿島アントラーズDF)さんから、丁寧な返信をいただき・・・

「実は、今、人工芝のピッチを5面ほどつくる計画をしておりまして・・・」

ちょうど、その頃、高校選手権関東大会を、16校から20校に拡大する計画を立てており・・・「4面同時展開できる人工芝のグランド」という条件を鹿島ハイツが満たしてくれると思い、2006年の高校選手権関東大会を、鹿島ハイツで実施する計画を立てました。大野俊三さんは、スポマネ脇田社長とも縁があり・・・スポマネをからめながら、計画を練りました。

そして、2006年6月・・・鹿島ハイツ人工芝竣工直後に、全日本高校女子サッカー選手権関東大会が、鹿島ハイツにて行われました。工事が間に合うかどうか、ドキドキの毎日を、脇田社長は送っていたと思いますが・・・大会に必要な施設は、ギリギリに完成し、見事に大会を成功させ・・・このときから、鹿島ハイツと女子サッカーの絆が、できあがりました。

今では、人気施設になり、少年男子からシニアまで、年間スケジュールもほぼ一杯に・・・それでも、女子サッカーに、非常に協力していただき、今年も、4月のLiga開幕 5月の東京予選 7月の関東U18トレセン交流 8月のLigaファイナル 11月の関東  12月の関東U18トレセン と、かなり融通を利かせていただきながら、利用させていただいています。

女子サッカーは、受け入れる側にも人気がある・・・その理由は

500人を超える大会や企画モノでも、女子サッカーの場合は成功できる。男子では、チームごとにこだわりのある監督さんがいらっしゃり、食事の時間や入浴の時間、宿泊する部屋などに、細かな注文をすることが多いらしく、400人でも、難しいとか・・・「文句を言わないで言うとおりにしてくれる女子サッカー」は、宿泊施設にとっても、受け入れやすい存在のようです。これからも、この姿勢は大切にしていかないと・・・と、思いました。お客様感覚ではなく、「施設を使わせていただいている」という、感謝の気持ちを持って過ごせるような選手や指導者が多い限り、女子サッカーは大切にされるのだと思います。

12月19日〜20日に行われる関東U18女子トレセン・・・もともとは、東京のみの企画でしたが、関東全域を巻き込み、宿泊参加450名、日帰り参加100名、観客予想200名、という大きなイベントになりました。きっと、協会も視察に来るでしょう・・・そうなれば、ナショナルトレセンなんて、いらないのだから・・・その分、こっちに補助金を!!と、欲張らずに、地道に頑張りましょう。

2010年の東京の大会構想を、高校チームに配信しました。

1位から7位までが、2009年度の 選手権予選・U18予選・関東高校予選・高校1部リーグで、固定化している一方で、8位は、毎回異なる・・・という状況で、「1位〜7位 と 8位 に格差があるため フェアな運営ができない」

というのもひとつの理由ですが、

決勝リーグで全敗したり、1部リーグで1勝もできなかったチームが、直後の大会で、巻き返すことなく、弱体化していくという事実からわかるように、女子の場合特に、同じレベルで戦い、勝利の喜びを感じながら、自信を身につけ成長していくことが重要なのではないかという理由からの提案です。指導者が、「強いチームと戦わせることで、成長がある!」と、いくら言ったとしても、事実が、そうなっていないのですから、それは、理想と現実のギャップがありすぎるわけで・・・もっと、選手の目線で考えることが大切だと思います。

この提案に反発し、「7強時代なんて言わせない!」と、7強を倒すことを目標に、急成長するチームが出てくることで、東京の女子サッカーのさらなるレベルアップになるのでは・・・と、マカ先生や小尾先生と、電話で話をしました。

これから鍵を握るのは、都立かな・・・景気低迷が続けば、東京の選手は、都立に流れる傾向が続く・・・野津田・芦花が、晴海・飛鳥の後に続き、東久留米総合が男子のように、女子も復活し・・・国際のO先生や若葉総合のM先生が役員になり、都立を先導すれば・・・東京は第二次戦国時代に突入し、ますます盛り上がるでしょう!!

2010年の主な変更(案)
1)高校選手権決勝リーグを 上位7校 総当りにする
2)8月〜10月に 関東高校予選を兼ねた 強化リーグを行う。 1部 8校 2部 複数ブロック
  ※U18選手権は2009年と同様に 上位6チームの決勝リーグとする。
3)現行の高校リーグの出場選手に関して 上位7校に制限を加える。

みなさんで意見交換し、選手が確実に成長できる大会をつくっていきたいと思っています。

よろしくお願いします。