12/28(日) 西が丘サッカー場で全日本選手権準決勝のお手伝いをしてきました。裏方の仕事をすることで、大会運営の苦労を知ることができる・・・また、国立競技場の補助役員よりも、ピッチに近いところで試合を見れるので、選手の声、ベンチワークなど、勉強になることも多い・・・というのは、タテマエ・・・本音は、試合をしている方が良いに違いない・・・高校部会長の宿命・・・選手たちには、申し訳ないなあ・・・と、胸の中で謝罪して西が丘に向かいましたが、意外に選手たちは楽しんでくれたようでした。

成立は静岡遠征、修徳は日本航空・幕張総合と練習試合・・・いつも即答でOKしてくれる両先生も、
この時期はチーム作りを優先・・・無理もないことです・・・来年は新たな舎弟を見つけないと・・・
でも、選手たちは、結構喜んでいるから、まあいいかなぁ・・・弁当+2000円+大会プログラム+時にはアディダスのTシャツやWBがもらえる・・・さらに、あこがれの選手が間近で見れる・・・生徒にはうれしいのかもしれません。西ケ丘で2試合行われる時は、ボールガールたちの居場所はほとんどなく・・・弁当も立って食べる状況ですが、文京の生徒たちは、文句も言わず、黙々と食べる・・・そんな姿を見て、協会関係者の評価もうなぎのぼり!?・・・サッカーだけじゃなく、イベントの手伝いも得意・・・各種遠征で「生活力」を身につけた女子サッカー選手たちは、社会に出てもたくましく生きていけるだろうと、改めて生活館に感謝・・・

第一試合・・・
田崎真珠の業績悪化で、休部が決定しているTASAKIと 不況にも強い産業が中心となり81社がスポンサードし、プロ契約を結ぶ選手もいるという新興勢力INACの試合・・・心情的にはTASAKIを応援してしまうような面もありましたが、INACには、初めて手伝ったU18東京選抜の関東大会で、監督に選手の誕生会のケーキを買いに行かされたとき、私に同情してくれた村田の田村(逆から読んでも村田の田村)選手がいるというのもあり・・・また、関西では普通のことなのかどうかはわかりませんが、審判へ向かって「アホ・ボケ」とベンチから叫ぶスタッフ(監督は冷静でした)に、ヒヤヒヤし、「試合をサポートしているのが高校生だってことも考えてくれ〜指導者がそんな言葉使わないで〜選手たちが真似しちゃうよ〜」と、徐々にINACを応援する傾向になり・・・内容は、五分五分でしたが、個人能力で上回るINACが決定機を決めきり、4−1で勝利・・・
将来、なでしこリーグ完全有料化(現在は 有料化した時の会場使用料 > 入場料収入 という図式になっていて、ほとんどが無料化されています)を目指し、「親会社がコケたら終わり・・・」という、一企業依存型のクラブ経営ではなく、地域に密着し、幅広い企業から資金を集めるINAC・・・今後の女子サッカーの発展の鍵を握るチームなのかもしれないと、思いました。

第二試合・・・
ベレーザ VS マリーゼ 福島が本拠地のマリーゼですが、丸山選手は、東京出身(村田)ということもあり、「カリナ〜」という声援が飛びかっていました。一方のベレーザは、協会が注目する期待の星・・・15歳の岩淵選手をスタメンで起用するなど、「若さ」を武器にしたような雰囲気が漂っていました。試合開始後40秒・・・速攻で先制点を奪うベレーザ・・・「早っ!」と、驚く文京生たち・・・しかし、その後、セットプレーからマリーゼが得点し、同点に追いつくと、野村監督(元湘南学院高校監督)もスイッチオン!という感じでした。中盤でのボールの奪い合いになり、ボールを奪うと、速攻で中央から突破しようとする両チームに対して、「もっとサイドを使え」と、同じような指示がベンチから出ていました。そして後半、サイド攻撃の精度が高かったベレーザが2点目を奪い、そこからはベレーザペース。後半から岩淵選手に交代して出場した荒川選手が、ベテランの意地を見せるような見事な決定力を見せつけ、3点目を奪い、ベレーザが3−1で勝利・・・元日決戦は、ベレーザ VS INACになりました。

スピード感のあるサッカーを目の当たりにした選手たち・・・スピードはもちろん、DFにつかれてもシュートを打ち切る強さ、クロスの精度・・・文京に足りないものがよ〜く見えたと思います。明日からのオフでイメージトレーニングをしっかりやり、4日〜6日のニューイヤーカップで、成果が出ることを期待しています。

バスで選手たちを学校に連れて戻る途中・・・携帯電話を都協会から借りたベンチコートのポケットの中に置いてきてしまったことに気づく・・・あれほど選手たちには忘れ物をしないように注意しているのに、私が忘れ物をしてしまいました。2008年最後の集合もカット・・・バスを置き、自家用車で急いで西が丘に戻り、ダンボールの中にしまわれたベンチコートの中から、携帯を発見・・・お恥ずかしい限りでした・・・

2008年のサッカー部の活動も本日で終了・・・思えば・・・

新人戦 9人で ベスト4 という 神がかり的なスタートで始まり 15名の新入生を向かえ・・・
めぬまカップで 4位という これまた奇跡的な快挙を成し遂げ・・・
絶対的自信を持って挑んだ高校選手権東京予選・・・いろいろな不運が重なり 敗退・・・
夏には 草津で力をつけ、富士ワイズで 3位という 成果を出すも U18予選 敗退・・・
どん底に叩き落され、最後のあがきでバスを購入・・・
関東高校女子サッカー大会東京予選・・・苦しみながらも予選突破・・・関東出場・・・
そして、関東大会3位という、文京にとっては十分過ぎる結果を出す・・・
最後の公式戦を終え、高校1部リーグ優勝が決まる・・・公式戦で初めてのタイトルゲット

先日、吉原高校の元顧問で、現在は清水東高校男子サッカー部の部長である高橋先生に、富士でお会いしたときに、「バスは学校で買ってもらったの?」と聞かれ、「いや、個人ですよ・・・でも、しっかり選手から1回1000円もらってますけどね・・・維持できなくなったら、マカ先生が買ってくれることになっています!」というと、「そうゆう発想って、すごいよね・・・教師の発想ではないね・・・」と、言われ、やはり、自分の考え方は、教員というより、イベント屋なのかもしれないと思いました。ならば、イベント屋に徹して行こうかと・・・選手のやる気を引き出すために、どれだけのチャンネルを用意できるか・・・他校にはない、文京ならではの手法で、チャレンジしていきたいと思います。教員や協会関係者は、組織の一員であり、理想をかかげても実行するには、組織のトップの判断が必要・・・しかし、イベント屋は、やりたいと思ったことをすぐに実行する・・・仕掛けの王者、元祖イベント帝王のH野先生の領域にはまだまだ及びませんが、「口は出すけど、金は出さない・・・」ような肩抱きだけの人間にならないように、頑張りたいと思います!
今年もお世話になりました!来年もどうぞよろしくお願いいたします!

吉原高校ウインターカップのアルバム

◆4日〜6日 本庄第一高校 ニューイヤーカップの予定

4日 10:00 埼玉栄  11:30 横浜翠陵  12:30 飛鳥  13:30 健大高崎  14:30 本庄第一
5日 9:00  熊谷女子  10:30 吉見  11:30 桐陽  13:00 村田
6日 9:00  幕張総合  10:00 松山女子  12:30  健大高崎  14:30 尚美学園大
12/27(木) 静岡遠征で、さまざまことを学んできました。

1)国道1号のガソリンスタンドは、大型車が頻繁に利用するため、軽油が安い。

2)鷹の湯は、比較的空いていて、快適に入浴できますが、シャンプーとボディーソープは常備していない。

3)鷹の湯の浴場と道の駅の公衆トイレは、声が響くので、すべて会話が筒抜けである。

3年が引退し、まだ4日・・・果たしてどんな試合になるのか、期待と不安が入り混じる・・・夏の富士ワイズで使用している富士緑地公園ではなく、冬は富士川駅近くのグランドが会場になる・・・澄んだ青空にデッカクそびえる富士山・・・「富士山のふもとでサッカーができるなんて、それだけで幸せだあ・・・」と、ロケーションに感動・・・まずは、守備陣の連携をテーマに、試合を重ねていきました。3年生が声出しの中心であったため、なかなかここ一番で声が出ず・・・初日はピリッとしないまま終了(25分×4試合)・・・強風で凍えた身体を温めるべく、鷹の湯に出向きました。すると、女性風呂の方から、大きな声が響き渡る・・・迷惑そうなオジサマたち・・・「しまった・・・風呂で騒ぐなと言ってなかった・・・」と、反省・・・仕事で疲れてゆっくり風呂に入っている地元の方々の迷惑をかけてしまうことで、富士市での女子サッカーの評判が悪くなる・・・そんなことで迷惑をかけてしまっては大変・・・「風呂場じゃなくて、ピッチで騒げ!」と、一喝・・・

2日目、朝7時15分、生活館を出てグランドへ・・・ゴールを立て、ネットを張り、テントを立てる・・・この一連の仕事を、吉原高校、健大高崎の選手たちは、毎日やってくれている・・・そのことを実感し、「最初からサッカーができる環境があるわけじゃない!」と、感謝・・・試合の方は、まだまだ守備陣の連携が悪く、さらにパスの精度も悪い・・・そしてフィニッシュも決まらず・・・という感じでしたが、激しい試合となった3本目、本庄第一高校に洗礼を受けました。「公式戦みたいだね・・・」と、日野先生も、選手たちのファイトに、少々驚いていましたが、本庄の選手たちの「絶対負けない!」という気迫が伝わり、熱い戦いになりました。決定的な場面を何度か作られてしまい・・・「やっぱり、あの3年生の存在は大きかったね・・・まずは、DFを強化しないとだね・・・」と、アドバイスをいただきました。25分を6本やらせていただき、片づけをして、鷹の湯へ・・・生活館に戻り、洗濯のためにコインランドリーまで1年生の洗濯要員3名を連れて行くと・・・「これ、ちゃんと裏返してないじゃん・・・」と、キレ始めるある部員・・・「いつもお母さん、お父さんが、そう思って洗濯してるんだよ!感謝しなきゃダメだよ!」と、またまた一喝・・・

3日目、新人戦のスタメンを意識したチームで3本、サブの選手を中心にしたチームで1本、合計4本試合をやらせていただきました。スタメンチームは、まだまだパスミスが目立ちますが、攻撃への流れが少しずつでき始め、得点を重ねることができてきました。サブチームの選手たちも、それぞれの課題を見つけることができたようで・・・怪我人も病人もなく、無事遠征を終えることができました。

山と川と海を見ながら、雄大な気持でサッカーをして、部屋いっぱいに敷き詰めた布団に入り、「いびき」「歯ぎしり」「うなり声」「寝言」という人間の騒音の中で眠る・・・とても人間らしい、3日間を過ごし、仲間との友情を深めることができる・・・貴重な遠征です。招待してくださった吉原高校堀田先生に、心からお礼申し上げたいと思います!


夕方5時ごろ、学校に戻り、一度帰宅・・・車を置いて、「三保の森10周年記念を祝う会」に出席すべく、横浜中華街へ向かいました。東急東横線の終点、横浜中華街駅までは、恵比寿から40分程度・・・駅から中華街までも5分程度で到着・・・意外な近さに驚きました。杏仁豆腐が出てきたあたりから、睡魔に襲われ、座敷で寝てしまいました・・・「大丈夫?疲れてるねえ・・・」と、大先輩の芦原先生に心配され、恥ずかしくなりました・・・会には、第1回から10年連続で参加されている本庄第一H先生、高岡商業のN先生、元横浜翠陵のスタッフで、現在は尚美学園大学で監督をされているN先生、スミス先生より年上なのに、年下のように献身的に働く翠陵中学A先生ほか、翠陵高校保護者の会歴代会長さんたち、高岡商業の保護者の方々が参加されておりました。ご招待いただき、ありがとうございました。途中で寝てしまい、申し訳ありませんでした。

中学の野田キャプテンから、26日の三保の森フェスティバルの感想文がメールで届きました。

横浜遠征は、色々なチームと戦い、いろいろな事がわかりました。高校生と戦うと、何もかもが早く、おいつくのがやっとでしたが、3本目、4本目は、リズムが少しわかってきて、早く判断できるようになりました。年末にこのような体験ができて、とてもうれしかったです。今年は、私にとっても、チームにとっても、充実した一年でした。来年もいろいろなことに挑戦していきたいと思います。小6の子も着てくれて、13人で戦うことができました。

中学生のスタートは、1月4日から・・・またまた横浜翠陵にお世話になります。よろしくお願いいたします!
先日の三保の森でも、伊藤監督の声が、若葉台にとどろいていたとのこと・・・今年の叫び納め・・・中学生、伊藤監督、仲コーチ、そして保護者の皆さん・・・お疲れ様でした!
12/24(水) リーグ優勝に関して、たくさんのメッセージをいただき、ありがとうございます。返信できない理由は、新人戦のプログラム作りに没頭していたからでございます。ようやく完成!印刷会社に入稿しました。

リーグ戦の成績は・・・
2005年 5位  2006年 4位  2007年 3位 そして 2008年 優勝できたわけで・・・

昨年までリーグ7連覇の十文字とは、リーグ戦で激闘を重ねてきました。

2005年 0-2 × この試合を見学に来た高橋紗樹は、文京に入学を決めました・・・
2006年 2-1 ○ 藤本の引退試合・・・記念シャツを作りお祭り気分で戦い、勝利!
2007年 0-0 △ 高校生8人+中学生3名で戦いました・・この試合を見学に来た、中村・原わかなが、文京に入学を決めました。

3年生5名を残し、過去最強のメンバーで戦った2008年・・・結果は0-1・・・サッカーの勝敗とは、本当に紙一重なのだと、つくづく思います。

明日からは、新人戦チームのスタートです!
静岡県立吉原高校主催のウインターカップに参加します。選ばれし者たちだけが泊まれる生活館(吉原高校の学生寮)に宿泊させていただけるので、遠征費も破格の安さ・・・ありがたい限りです!来年も選ばれし者たちになれるように、マナーをしっかり守って、生活しましょう!

ウインターカップでの対戦チームは 吉原高校・本庄第一・埼玉栄・旭丘(愛知)・健大高崎・吉田(静岡)・花咲徳栄・星翔(大阪)・INACユース・横須賀シーガルス です。

中学生は 26日、三保の森フェスティバルに招待していただいております。こちらの対戦は・・・
湘南学院・シルフィード02・幕張総合 です。

床爪は 27日に行われる 三保の森10周年記念祝賀中華パーティーのみに参加させていただきます。

よろしくお願いいたします!
12/22(月)

3年生のあるお父様からメールをいただきました・・・

リーグ戦のタイトルを取って卒業できることになり本当にありがとうございました。私も大学4年の引退試合・・・リーグ戦の最終戦(優勝はかかっていなかったですが)・・・は敗戦でした。最後は泣きながらプレーをしたのを思い出しました。

でも、それも思い出です。高校サッカーの良い思い出がきっと出来たことと、本当に感謝いたします。

さて、本日夕方より3年生6名全員が我家に集い大騒ぎをしております。マンションでなく一軒家で良かったと思っていますが、弾けてますね〜焼肉パーティをしたのですが、6人で3キロ強の肉とタマネギ、かぼちゃエリンギの野菜焼きいっぱいとキャベツのサラダ1玉、5合の米と焼きそば6玉・・・本当にスゴイ!

その後にケーキをすぐに平らげ、今はお菓子とジュースでUNOをしております。きっと6人は背中に大きな荷物を背負っていたのでしょう。それを昨日で降ろしたのだと思います。

「ご苦労様・・・」と思いながら隣の部屋で女房としみじみ眺めていました。片付けはチームワークバッチリ。さすがだと思いました。(約2名はお腹が一杯で動けないでいましたが)

昨日の集合写真を添付して送ります。今年最後の写真ですが、その笑顔の裏側にはさまざまなドラマがあったのだとつくづく思いました。

負けはしましたが、本当に文京らしいサッカーで締めくくれて本当に良かったです。 こからも文京サッカーを応援して、先生のHPを拝見させていただきます。来年こそ・・・と期待はしておりますがあまり気張らず頑張ってください。

今の高3のお父様方は、すべて私の先輩です。私は、先に生まれていないのに、先生・・・先生・・・と、呼ばれ、非常に心苦しく感じておりました。もし会社勤めであれば、飲み会でお酌をしながら正座して話を聞かなくてはならないような人生の先輩方に、こうして感謝していただき、お礼を言われるのは、お嬢様を人質に預かっていたからでしょう。これで人質も解放となります。今後は、人生の先輩として、いろいろとアドバイスをいただければと思います。よろしくお願いいたします。

昨日の日記で、得失点差「1」で優勝!と書きましたが、「2」の間違いでした。十文字があと1点取っていたら、得失点が並び、総得点で十文字が優勝・・・というシナリオでした。

喜びもつかの間・・・「新人戦の審判割り当てはいつできるのか?」という問い合わせがあり、さっそく次の大会への準備へ取り掛かりました。新人戦開幕まで、あと17日・・・プログラム作りも、スイッチを入れないと・・・最近事務局の仕事が停滞気味なので、頑張りたいと思います。

U15部会は、非常に事務局(さくらガールズ立田さん)の仕事が迅速で、メールを送ったときのレスポンスも早いです。ホームページも充実していて、とても整理されている・・・高校部会も頑張らないと・・・昨日のリーグ優勝決定戦で、あれだけたくさんの観客の方がいらっしゃったということは、ホームページの広報効果が大きいと思いますので・・・

12/21(日) 朝7時30分・・・高校1年生と、愛子様を連れ、東京経済大学武蔵村山キャンパスに向かいました。FC ベルタの宮澤監督は、グランドがとれると、必ず連絡をしてくださる・・・ありがたく参上いたしました。巣鴨から武蔵村山までは、滝野川インターから国立府中まで高速を使うのが良いのですが・・・燃料タンクがギリギリだったため、途中の給油を視野に入れ、練馬トンネル、井荻トンネルで、青梅街道に向かう作戦に出ました。「10リットル以下になれば、ガソリンマークが点灯する」・・・そう信じていたのです、私が購入したトヨタコースターGXには、そのシステムが無いことが、マニュアルを見て発覚・・・「やばい・・・昔も、新車でガス欠したことがある・・・ディーゼルは、ガス欠すると、大変なんだ!」と、ヒヤヒヤし始め、汗が・・・そんなときに限って、ガソリンスタンドが無く、ドキドキ・・・そして、ようやく給油・・・ギリギリセーフでした。

そんなことをしていたら、到着が遅れ、9時45分のキックオフまで35分・・・しかし、1年生選手13名という小集団だと、行動が早い・・・手際よくアップを完了・・・ベルタ中1・中2 村田 VIDAユースと、25分を3連続でやらせていただきました。1年生も、かなり声が出るようになってきた・・・見ていて「成長」を感じる試合内容でした。




3連戦を終え、そそくさとダウンをして、バスに乗り込み、ジプシーフレッシュたちとともに、晴海総合高校へ移動・・・今度は高速を使い、1時間で到着・・・

すでに、成立VS修徳の試合が始まっていました。両者とも、チャンスメイクを交互に行う、激しい試合でした。決定機で確実に決めた修徳が3−0で勝ちましたが、内容は悪くなかったので、マカ先生は、ガッツポーズ!新人戦に向けて、選択肢を増やしてくること間違いなし!
主審は・・・UMBA幕張!

2試合目、晴海総合 VS 飛鳥・・・1試合目の結果で、修徳3位、飛鳥の4位、晴海の5位、成立の6位がほぼ確定したこともあってか、晴海は、3年生を中心に、普段試合に出ていない選手で挑みました。一方の飛鳥も、3年生の引退試合・・・ですが、3年が核となっているチームなので、当然ベストメンバー・・・結果は飛鳥の5−0圧勝でしたが、お互い、勝ち負けよりも、3年間の集大成というような気持で、頑張っていました。
テツ&オサム=テツサム
3年間を思い出しながら、試合を見つめる?全国出場監督 のシンゴ&オサム

そして迎えた3試合目・・・リーグ最終節・・・十文字 VS 文京学院・・・もし、昨日、十文字が晴海に引き分けか、負けていたら、今日の試合は消化試合になってしまうところでしたが、十文字が逆転勝利をおさめ、「最終戦で2−0以上で勝てば優勝!」というシナリオを描いて、Gパン先生を筆頭に気合十分の十文字と、真剣勝負が展開されることになりました。そして、たくさんのギャラリーが晴海に押し寄せ・・・シングオジサン(通称、成北オジサン)も、ゴール後ろの2階席にスタンバイ・・・ちょっと風邪気味のような、オジサンの声に、必死さを感じ、選手たちのテンションも上がり、最高の舞台となりました。

11月1日の関東予選と同じような状況・・・あの時は、引き分け以上で関東出場決定・・・1点差の負けで代表決定戦、2点差以上で負けると、予選敗退・・・そんな状況で、選手たちは自分たちのサッカーができず、苦しんだ・・・最後の最後のセットプレーで、何とか同点に追いついて、劇的な関東出場を決めたが、文京らしいサッカーができなかったことに後悔が残った・・・

11月23日の関東大会準決勝(VS 日本航空)・・・あのときも、1点を先制されてから、自分たちのサッカーができなくなり、自滅していった・・・

今日は3年生の引退試合・・・そして優勝決定戦・・・もう、これで最後・・・後悔はしたくない・・・1点取られたとしても、絶対に慌てないで、楽しく・・・最後まで笑顔でサッカーをし続ける・・・その結果、2点取られて負けたって、それはそれで、良い・・・その時は、相手を讃えればいいんだ・・・記念写真の撮影も、敢えて試合前に行うことにしました。

試合開始直後は、十文字の気迫に押され、決定的な場面を十文字に与えてしまいましたが、徐々にリズムを作り、文京らしいサッカーでチャンスメイクすることができました。シュート数は、文京5本、十文字4本・・・一進一退という内容で、0−0のまま後半へ・・・後半は、十文字の2年生、藤沢選手の豪快なミドル2本と、SFIDA世田谷のエースだった横山愛子選手・山本選手のシュートで、合計5本のシュートを打たれました。何とかGK小林が弾き・・・その後のコーナーでも必死に守り・・・というような展開になりましたが、後半15分、横山選手が右サイドから突破してそのまま見事なシュートを打ち、リーグ戦初失点をくらいました。一方の文京は、原し・高橋・宮下が放った3本・・・それぞれ、もっと落ち着いていれば・・・と思うシュートでしたが、決まらず・・・ガス欠恐怖と同じくらい、ヒヤヒヤの試合でした。ただ、それでも、最後まで笑顔を絶やさず、声を切らさず、約束どおり、自分たちのサッカーをしっかりやり抜いた選手たち・・・審判を担当してくださったマカ先生が、「本当に楽しそうにやってましたよ・・・」と、文京の明るさを、明るい頭で絶賛してくださいました。

0−1で試合終了・・・

全勝、無失点での完全優勝はできませんでしたが、最後の試合で負けておきながら、勝ち点で並び、得失点差「2」でチャッカリ優勝をゲットするなんて、文京らしいスタイルでリーグ優勝!「1・2年生の十文字に勝てなかった」ことよりも、「最後まで文京らしく明るく、楽しく、元気よく、文京サッカーをやりきった」ことの方が、思い出に残るような、ナイスゲームでした。
創部以来、初のタイトルゲット・・・3年生が残してくれた、最高のプレゼントです。



試合後、本庄第一高校日野先生から祝電(祝いの電話)を筆頭に、村田の矢代先生、飛鳥の金沢先生、そして、対戦相手の十文字高校石山先生からも、「おめでとう!」という言葉をかけていただきました。

日野先生:「優勝したって聞いたよ!おめでとう!最後はどこにか勝ったの?」・・・(いえ、負けたんですけど得失点で優勝になりました)・・・「そうなんだあ・・・でも、すごいねえ・・・おめでとうございま〜す!」

矢代先生:「これだけチームができてきた中で、東京のトップになったことは、すごいことだよ・・・グランドが無く、昭和小学校の練習に来ていた8年前の文京を知っている俺にとっては、本当にすごいことだと思うよ・・・時間はかかったけど、地道に努力してきた甲斐があったね・・・本当におめでとう!」

金沢先生:「とりあえず・・・おめでとうございます。負けたのは悔しいでしょうけど・・・2点取られてたらアウトだったんですよね・・・よく1点取られて、慌てなかったですねえ・・・俺だったら、パニックになっちゃうところですよ〜優勝おめでとうございます!とりあえず・・・」

石山先生:「悔しいのは事実・・・でも、最後にこんな熱い試合ができて、本当に良かった!新人戦、選手権と、これからも激闘を続けて行こう!社長!優勝おめでとう!」

そして、ある3年生から手紙をもらい・・・
「去年、3年生が抜けてから、試合をするのは9人で、愛子と先生を入れた11人で行動していました・・・あの時は、負けて当たり前だったから、いつもチャレンジャーで、サッカーがすごく楽しかった・・・神様は本当に味方だと思いました。まわりの人に、自分のプレーが評価されるようになったのも、ほめられるためじゃなくて、文京のためにプレーできたからだと思います。3年生になって、正念場で負けることが増えたのは、やっぱりチームが一丸になれなかったからでしょうか・・・本当に悔しい思いをしたけれど、秋には関東3位という嬉しい思いができて、もっともっとサッカーが上手くなりたいと思いました。全国大会には出場できませんでしたが、文京は、私にとって、大切なチームです。いつの日か、Lリーガーになって、取材を受けたとき、絶対に文京を自慢しますから!期待していてください!ありがとうございました!」

文京サッカーの魅力・・・それは、「自分たちで考えて、自分たちのアイデアで、楽しく戦い続けることができること」と、3年生は言ってくれる・・・それは、無能な監督がゆえに、必然的にそうなっただけであり、私が経験豊富な有能なサッカー指導者であったなら、細かく指示していたかもしれません・・・文京バレーボール部の名将、Y監督が先日言っていました・・・「自分が勝ちたいから、チームを勝たせようと、必死になると、勝てないんですよ・・・そして選手をつぶしてしまう・・・それで失敗する監督はたくさんいますよ・・・私も失敗しそうになりました。でも、選手を育てたいと思うようになってから、自然と勝利が追いかけてくるようになったんです。」・・・大切なことだと思いました。今日、1年生だけで遠征に行くことに決めたのも、その言葉がきっかけでした。無能なりに、選手育成に挑戦してみようと思います。時田・原武・坂本・岡田が東京を代表する選手になれるように・・・そして2年後、今の1年生が、江口・高橋・石川・宮下・小林を越えることができるように・・・

リーグ優勝を果たすと、最優秀選手という、東京の高校MVPの賞が1名に授与されるわけで・・・その選手は、監督推薦で決まるのですが、私が推薦するのは、もちろん・・・平賀愛子です。ただ、3年次は選手登録していないので、無理かもしれません。だから、私が特別に、最優秀マネージャー賞 MVM(Most Valuable Manager )を作成し、授与したいと思います。あるときは記録、あるときは主審、あるときは副審、あるときはGK、あるときは偶像・・・・・・今日も、メンバー表を書くために先発選手のマグネットを張った作戦ボードを渡したのですが、すぐに戻ってきて・・・「すみません・・・落としちゃって、マグネットがバラバラになって、わからなくなって・・・」と、ズッコケ愛子様・・・大笑いするマカ先生・・・しかし、愛子様が再生した作戦ボードは、最初のものと、まったく同じでした。それだけ、文京のサッカーを熟知した愛子様・・・本当にありがとうございました!私が倒れたときは、監督代行をお願いします!きっと勝てると思いますよ!

愛子様のお背中です・・・

東京都 高校1部リーグ最終成績
1位 文京学院大学女子高校  2位 十文字高校   3位 修徳高校   4位 飛鳥高校
5位 晴海総合高校        6位 成立学園高校
12/20(土) 1時から晴海総合高校で 関東リーグ入替え戦を20日後に控えた FC VIDAレディースと 35分前後半のテストマッチの相手をさせていただきました。試合後、福井監督にアドバイスいただき、今後のチーム作りの参考となる貴重なキーワードを見つけることができました。ありがとうございます!

17時30分から 飯田橋で 高校サッカー部の保護者会が行われ 昭和20年代生まれの お二人の仕切りで、会を盛り上げていただきました。お一人は、6年間にわたって保護者の会を盛り上げてきてくださった、Eママさん(元卓球選手)・・・もう、お一人は、初参加とは思えないような存在感と、絶妙なボケと突っ込みで場を仕切るT父さま(元陸上競技選手)・・・卒業後は、それぞれライバルとして、大学サッカーに打ち込みますが、すでに、後輩を勧誘するという前哨戦を展開していました。

会の途中で抜けさせていただき、恵比寿で行われていた、「伊藤監督を囲む会+進学相談会」に向かいました。Sパパさんに、「私は、ダジャレが好きじゃなかったんですが、床爪先生のホームページのタイトルを見て、ダジャレが好きになりました!」と、心に響く日記のタイトルを読み上げていただき・・・うれしいような、恥ずかしいような・・・それにしても、保護者の方々が、一枚岩になって、部をサポートしてくださるという姿勢が、中学も高校も確立されていて、本当にありがたいという気持になりました。

勝っても、負けても、応援してくださる・・・そんな温かいサポーターの存在に感謝です。

21日のリーグ最終節・・・そんな感謝の気持を全身に感じて、明るく笑顔で、勝っても負けても応援したくなるような試合を、選手たちが展開し、恩返しをしてくれると信じています。

高校1部リーグ最終節 VS 十文字高校 キックオフ 16時 会場 晴海総合高校   
12/16(火) ジプシー(=移動型民族)の語源は、「エジプトから来た人」という意味の「エジプシャン」から来ているとのこと・・・本当は、インドからの移民(ロマニー)であったそうですが、エジプトから来たと誤解され、そのような呼称をつけられるようになったそうです。

ということで、我々は、文京区からサッカー場を求めて放浪をする「ブンキョウシャン」ということで、「ブキョシー」とでも呼ばれるようになるのでしょうか・・

今日の放浪先は、東京経営短大市川キャンパスのグランド・・・学校からは、首都高速を使用すると、40分ほどで到着します。グランドに到着すると、FC VIDA の福井さんが、照明をつけて、待っていてくださいました。到着後、トイレに入るブキョシーたち・・・すると、「トイレットペーパーが無い・・・」と、言い出し、うろたえると、福井さんがすぐにコンビ二に走り、購入してきてくださいました。

ブキョシーは、図々しく、5時から7時まで、練習させていただき、その後、VIDA U15チームと 20分×2本のトレーニングマッチを行い、そして、村田の選手たちとも、20分1本をやらせていただきました。終了後、そそくさと着替え、西船橋から直接帰る方が近い千葉県組、東東京在住組を残し、駒込駅へ・・・「あいさつなんかいいから、早く帰れ!」と、急いで帰らせようとするも、何者かの革靴と制服の上着がバスの座席に・・・「これ誰のだ?」と、聞くと、「○○先輩のだと思います」と、あっけらかんと答える一年生に、唖然としながらも、時間も遅くなっていたため、解散・・・「○○先輩のものだと気がついていたなら、何で言わなかったのだろう・・・○○は、靴がなくて、どうやって帰宅するのだろう???」と、カリカリしながら、学校に戻り、バスを置いて帰宅しました。自分のことで精一杯になるのではなく、常に周りを見て、気がついたことがあれば、素早く反応し、行動する・・・そんな部員に早くなって欲しいと思いました。何をすべきか、考えて行動することができなければ、ピッチでも活躍できません・・・

ただ、時間があれば、それをしっかり伝えて注意するのですが、もう、夜も遅く、明日も学校で平常授業であることを考えると、一刻も早く帰宅させなければ・・・という焦りがあり・・・「ジプシーとして成功するには、もっともっと指導をしなきゃダメだ・・・」と、考えさせられました。

帰宅途中で、西船橋から帰宅した1年生から連絡が入り・・・「先生、バスがかなり汚れてしまったと思うのですが、掃除戦隊吐きレンジャーを編成して、掃除をしても良いですか?」と・・・そんな生徒の配慮に、ジプシーとしての魂を感じ、イライラも解消・・・ぐっすり眠れました。

ジプシークイーンズになるために・・・

1)行動は迅速に! 早く移動するために 自分が今何ができるかを 自分で考え 素早く行動する

2)周囲を見る! 自分のものだけではなく チームの忘れ物が無いか できる限り周りを観察する

3)トイレットペーパーは、常に持参する! 

以上、本日の教訓でした・・・


12/15(月) 日野先生からNew Year Cup の詳細が送られてきました。今年はさらに参加校が増え、様々なチームと対戦させていただけるようで、本当にありがたく思っております。文京は、2泊3日で参加させていただきますが、「きんとう旅館」の美味しい食事と、Y代先生と入るトロン温泉も楽しみのひとつ・・・よろしくお願いいたします。静岡県立吉原高校の堀田先生からも、先日、Winter Cupの組合せ表が送られてきて、こちらもまた、各県の強豪チームとの対戦をさせていただき、貴重な経験をさせていただけること間違いなし・・・そして、28日は三保の森で・・・と、考えていたのですが、全日本選手権の西が丘での役員を引き受けてくださる学校がなく、部会長の宿命で、文京が担当することになり、クリームシチューは今年は食べれません。本当に、本当に、残念です・・・・26日に参加する中学生が、たくさん食べると思いますので、よろしくお願いいたします。

バスの1ヶ月点検で、東京トヨタ保谷店(カブリモノ時代にお世話になった車屋さんの紹介で購入したため)に出向きました。井荻トンネルが、あんなに長く伸びていたなんて知らず・・・遠回りをしてしまいました。「バスを買ってからの戦績はどうですか?」と、トヨタの方に聞かれ、「おかげさまで、5勝1敗と、快調です!」と、答え、「バスを売ってからの業績はどうですか?」と、聞きかえそうと思いましたが、空気を読んで、やめておきました。世界のトヨタですから・・・きっと、すぐに回復すると、信じております!

今日、明日と、入試相談日となっていて、中学校の先生が推薦書類を持って来校されました。サッカー部希望者のA推薦・・・今年は募集活動を控えたせいもあってか、人数はそれほど多くはないですが、期待していた選手が、出願してくださり・・・ひと安心・・・このご時世で、私学を選び、教育に投資をしてくださる方々の期待を裏切らないように、全力で頑張りたいと思います。3年後には、「投資の分の価値があった!」と、言っていただけるように・・・
12/14(日) 東京都高体連トレーニングキャンプ・・・以前は、夏の菅平レディースカップに、東京都高体連チームとして、選抜・育成のチームを編成し、参加していました。年々参加者が増え続け、選抜・育成で、それぞれα(アルファ)・β(ベータ)・γ(ガンマー)・・・「γの次は、何だ?チーターか?」と、チーム名を考えるのに苦労するほど膨大なチーム数になっていきました。しかし、全日本女子ユースU18選手権大会が、選抜チームから単独チームへと突然変更になった2004年から、夏に予選を開催する関係で、菅平への参加ができなくなり、企画はボツに・・・と、なるところでしたが、何らかのカタチで、選手と指導者が、交流をする場を設けたいという考えから、石山委員長、スポマネ脇田社長と相談し、「トレーニングキャンプ」という名称で、この企画がスタートしました。宿泊費+交通費+記念シャツ代で、20000円・・・1泊3食で、この値段・・・果たして集まるのかと思ったら、200名近い参加者・・・予定以上に収益金が生じたため、アミノバイタルを借りきり、U12・U15・U18・メニーナが集合するトレセンフェスティバルを盛大に実施しました。そして、翌年、鹿嶋ハイツの施設拡大工事の完了に伴い、この企画を鹿嶋ハイツにて実施することになりました。そして、鹿嶋ハイツで3年目となる今年、関東選抜のチャレンジカップと、神奈川U16トレセン、群馬U18トレセンとのコラボ企画に発展させ、鹿嶋ハイツサッカー場4面と野球場の貸切に成功・・・女子サッカーの選手および関係者が300名集う、ビックイベントに、また一歩成長しました。

「女子サッカーが、ひとつの文化になっているね・・・こんなに選手がいるなんて・・・一昔前じゃ、考えられなかったよ・・・」と、福井技術部会長の、幸せそうな笑顔を見て、「やってよかった・・・」と、思いました。今回は、関東選抜とのコラボということで、関東の「何でも事務局」の私は主に、他県との調整に奔走し、東京のことは、マカ先生に丸投げ・・・それが良かったようで、完璧なスケジューリングでした。マカ先生の仕事に対して手当てを出すとしたら、時給500円だとして・・・と、考えると、申し訳なく、頭が下がります!参加した選手のみなさんは、マカ先生を見たら、しっかり拝みましょう!

協力してくださった先生方、コーチの方々も、本当にキビキビと動いてくれて、現場での私の仕事もほとんどなく、寒さに耐えるだけ・・・もう、私がいなくても大丈夫!この企画も軌道に乗りました!「次は、U12とU15を巻き込んで、スペトレを企画してくれ〜!」と、Gパン先生・・・エネルギーは、まだまだあるようです。私は、ちょっとエネルギー切れ・・・疲れました。

最初の頃は、「社長!」「社長!」と、おだてられ、面倒な仕事を丸投げされてきた私ですが、今では、周りの人たちが、ドンドン動いてくれて、気を使ってくださるようになった・・・いつの日か、女子サッカーで責任のある立場になっていて、「一生懸命女子サッカーのために取り組んでいるこの人たちを、守らなくては・・・」と、偉そうになっている自分が滑稽に思える今日この頃です。そして気がついたら、チームも大きく成長していた・・・昔は、「社長が事務仕事をしてくれて、東京のために頑張ってくれているから、文京の選手を選抜に入れても良いよ・・・」と、気を使ってもらっていましたが、今では、文句なしで、選抜に選ばれる選手が増えてきた・・・組織作りもめどが立ち、チームも成長し、文京の選手が活躍することは、喜ばしいことですが、いつの日か、きっと分岐点が来るような気がします。そうなったとき、果たしてサッカーの専門家ではない自分は、どうするのだろう・・・インチキ指導者の限界は来るのか・・・そんなことも考えさせられるトレーニングキャンプでした。

2008トレーニングキャンプ 鹿嶋ハイツ

協力してくださったスタッフ<東京>
統括:福井牧師様(VIDA)・石山先生(十文字)
東京選抜:中野先生(成立学園)・大滝先生(晴海総合)
選抜チーム指導:有賀先生(修徳)・金沢先生(飛鳥)・久保田コーチ(国際)
育成チーム指導:矢代先生(村田)・平山先生(芦花)・横手コーチ(芦花)・玉川コーチ(飛鳥)・村越コーチ(飛鳥)・椎谷コーチ(無所属)
GK指導:有田コーチ(村田&VIDA)
総務:小尾先生(国際)
協力:武岡先生(十文字)
12/11(木) 高1は、体育の集中授業というこで、高田馬場にあるシティズンプラザに出向きました。夜は、村田・VIDAとの定期交流戦・・・ということで、一日のアルバムをご覧ください!→12月11日のアルバム

文京は二学期制のため、12月22日まで授業があります、なので、K沢先生、私立の教師も大変なのです!!  
12/9(火) 群馬のN塚先生・・・暖かいメッセージをありがとうございます。ご愛読いただけるよう、頑張ります。
東京のN野先生・・・激しい鹿嶋のスケジュール調整、ご苦労様です。
神奈川のM先生・・・新春U15クリームシチューカップ 「おかわり無しよ一杯」を実施しましょう。
東京のK先生・・・そんなにクヨクヨしないで、いつまでも往年のフェイントで、人生をかわしてください。
千葉のK先生・・・22時の着信、出れずにすみません。
スポマネW社長・・・また馬力がかかってきたようで、とても勢いを感じます。鹿嶋よろしくお願いします。
東京のY先生・・・情報交換ありがとうございます。これからも王道を極めてください。
モルテンのサンシャイン(3人の社員)・・・ピンクのバンダッジォの在庫が切れたとのこと・・・わざわざ全員が謝罪してくださり、恐縮です。
ペナルティーのSさん・・・トレキャンのシャツ、ドタバタとすみません。
静岡のH先生・・・文京はいくらでも柔軟に対応しますので、どうぞお気遣い無く・・・
茨城のT委員長・・・茨城は悪くないです!来年のU18関東大会のグランド確保、よろしくお願いします。
東京のG先生・・・毎朝のラブコール・・・心ときめきます。が・・・学年代表の朝は、意外と忙しく、電話に出れずにすみません・・・

今日は、ひっきりなしに、電話とメールが飛び交う一日でした。みなさんのおかげで、週末の東京のトレーニングキャンプwith群馬・神奈川+関東選抜VSジェフのチャレンジカップのコラボ企画も、ほぼ予定が決まりました。そして、文京の年末年始のスケジュールも、決まりました。
高校生は、年末に静岡県立吉原高校(ウインターカップ)にてお世話になり、その後、横浜翠陵高校(三保の森フェスティバル)にご馳走になり、年明けには、本庄第一高校ニューイヤーカップに参加させていただきます。それぞれの学校の監督さんはもちろん、保護者の会の方々に、メチャクチャお世話になります。感謝・・・感謝・・・です。中学生は、現在12/28と1/4の参加可能者の調査中ですが、それ以外は、ほぼ決定しました。U15伝言板の方に、随時更新していきます。

先日の関東大会、フォトクリエイトから、注文した写真が届きました。「瞬間」をとらえるプロの腕・・・さすがだと思いました。カメラもハイテクなのでしょうが・・・購入したもののうち、数枚スキャナで読みこんだものを掲載してみます。締め切りは22日ですので、文京の保護者の方は、よろしければ、ご購入ください。感動の瞬間が、多数掲載されています。と・・・なぜか営業していますが、フォトクリエイトからお金はもらってませんので、悪しからず・・・

第4回関東 フォトクリエイト撮影の写真
12/8(月) 昨日の日記を見た、Gパン委員長から電話をいただき・・・「社長のホームページは、みんな楽しみにしてるんだから、書いてくれなきゃ困るよ・・・」と、「書け書けラブコール」がありました。Gパン委員長と、電話で長話をしたのは、久しぶりでした。U18が選抜大会だった頃は、よくしゃべっていた仲でしたが、最近は、お互い忙しく、なかなか本音でしゃべる機会がなかった二人・・・「お互いの暴走を止められるのは、お互いでしかない・・・思ったことは正直に話をして、良き仲間、良きライバルとして、これからも東京を盛り上げていこう」という結論に達しました。Gパン先生は、男らしい判断力で、物事をグイグイ進めていく力のある人である一方、女性的な繊細さと、優しさを持つ不思議な人です。しかし、十文字という女子サッカーのブランドを作り上げることに成功した手腕というか、粘りというか、こだわりは、誰もが認めています。そんなGパン先生に、ライバルと認めてもらい、意識されるようになったことは、大変光栄なことなのですが、その分、警戒されて、本音でしゃべらなくなっていた今日この頃・・・これを機会に、何の隠し事もせずに、バカ話をしていた昔に戻れれば・・・矢代先生・山口先生・石山先生・・・夢を語りながら、立石で盛り上がり、ハイボールに競り負け、カラオケで意識を失い、階段で倒れていた10年前を思い出し、なつかしい気分に浸っていました。10年後には、どうなっているのでしょうか・・・中野先生は、ずっとこのままの髪型なのでしょうか・・・

今日は、高体連60周年事業の一貫で、女子部に作成していただいた、新人戦の優勝カップ(6万円相当)を取りに、男子委員長の横田先生のところに伺いました。が・・・国分寺高校に行ってみると、先生は移動していることに気づき・・・「そうだ・・・上野先生の感謝パーティーの時に、石神井高校に移動になったと言っていた・・・」と、思い出すも後の祭り・・・しかし、国分寺から石神井は、13kmと、予想外に近く、40分ほどで、移動完了・・・無事優勝カップを受け取りました。「これが文京に飾られたらいいなあ・・・」と、思いながら、大事に大事に持ち帰りました。

高校生は、明日で試験終了・・・明日は、大学見学会があるため、部活はお休みです。水曜日からトレーニングを再開します。週末には、鹿嶋トレーニングキャンプがあります。今回のテーマは、「サッカーの楽しさを追及するため、より多くの選択肢を持つ」・・・中野先生が中心となり、指導を展開します。しっかりと、個のレベルアップができるように、体調を万全に整え、チャレンジしましょう。
12/7(日) 久しぶりの更新です・・・木曜日の高体連女子総会で、「最近、チームでホームページを立ち上げるところが多くなってきたが、相手チームのことを記載したりするのは良くないこと。自分のチームのことに関しては、何を書こうが勝手だが、たとえ褒める内容であったとしても、他チームのことを、とやかく書くべきではない・・・」という注意が委員長からなされました。確かに、そうだと思いました。最近、調子に乗って、他校のこととかも書いていましたが、「弱くて、安パイな文京」だった時代には思われなかったような、嫉妬や反感を、持たれる危険性があるかもしれない・・と、話を聞いて、思うようになりました。自分では、「たまたま偶然うまくいっただけだ」と思っていても、選手も集まり、バスも購入して、結果もボチボチ出始めて・・・「調子に乗ってんじゃないぞ!」と、思われ、狙われる標的になる可能性も出てきた・・・なので、少し、おとなしくしたいと思います。

リーグ戦は、日程を変更し、21日に 修徳・成立(因縁の対決)  飛鳥・晴海(都立の対決)  十文字・文京学院(優勝決定戦) という 3大決戦を持ってきました。「リーグ戦を盛り上げよう!」と、チラシを作り、会議で配布しました。でも、それも、「文京が勝ってるからやるんだろ・・・」と、見られても仕方ありません。いつも真剣勝負を繰り広げてきた6チームが、21日に集合して、2008年最後の公式戦を華々しく盛り上げる・・・1位から6位が、この日に決まるというドラマチックな設定を、純粋な気持で考えたのですが、なかなか理解されるのは難しいかもしれません。

自分のチームが強くないときは、「女子サッカー発展の功労者」として、万人に感謝される高校部会長・・・しかし、自分のチームが強くなると、「職権乱用!」と、批判されることもある・・・これも運命・・・頑張れ・・・負けるな・・・と、自分に言い聞かせ・・・頑張ります!

新人戦は、1月11日に初戦を迎えます。初戦の相手は、野津田・板橋有徳の勝者です。
勝ちあがることができれば、1月31日(土)に、吉祥・学芸・神田・成城学園の勝者とベスト4をかけて対戦します。ベスト4になると、来年の選手権でのシード権をGETできます。まずは、ベスト4を目指し、頑張りましょう。

12/2(火) 中学生のみ、活動を行いました。中3:4名、中2:4名、中1:4名、小6:2名、伊藤直哉:1名、合計15名のカルガモ軍団で、元気に活動しておりました。今日、体験、というか、文京に入りたい!と、希望を強く固めてくれた小6の選手が参加してくれました。「中学でサッカーをやりたい!」・・・県外から、女子サッカーのある学校を探して、いくつか見学し、そしてその帰り道に、チラッと寄ってみた文京で、たまたま高校生が練習していて、その雰囲気を見て、気に入ってくださり、そして、中学の練習に出て、さらに、先日の試合を見学に来て、気持は文京に固まったようです。伊藤先生の、ベンチワークにも、「そんなに怖くないなあ・・・小学校のコーチと同じくらいだなあ」と、貫禄を見せるたくましい小学生・・・頭には、高校卒業後の進路まで夢抱き・・・日体大か日テレから、なにしろ、「日本」がつくところでサッカーがしたいとか・・・小学生らしい、大きな夢に、元気をもらいました。実は、高3の高橋選手も、中学3年生の頃、新宿で行われた学校説明会の個別相談で、「日テレベレーザに入るか、高校でサッカーやるか、迷っています」と、訪ねたという大物ぶりを発揮していたのです。すると、入試担当の先生が、「うちの学校のサッカー部の顧問は、日本サッカー協会の事務局長だから(本当は、関東サッカー協会女子委員会の事務局長なのですが、一般の先生には、そんなのよくわからないのでしょう)、きっとベレーザの入り方を教えてくれると思うよ」と、説明したらしく・・・そんなことで、高橋選手と出会うことになったのです。出会いは偶然・・・というか、強引・・・今の高3は、「最初は文京に来るなんて思ってもいなかったのに」・・・という選手ばかり・・・・それが、今では、文京カラーを確立し、訪れる人を魅了するようになり、その雰囲気が後輩たちにも伝わり、伝統を作っていこうとしています。

考えてみれば、自分も高校の教員になろうか、大手予備校の講師になろうか、26歳の頃、悩んでいて・・・いくつかの学校から声をかけていただいたのですが・・・他の学校は、私が、どのような受験指導をしていたかということだけに興味を持って質問してきたのですが、文京の教頭先生(当時は服部先生)だけは、私の「イベントやらせたら誰にも負けません!音響にも強いですよ!」というアピールに、関心を持ってくださり・・・この学校なら、やっていけそうだと、一発で決めたことを思い出しました。

今日、見学に来た小学生のお母様に・・・「文京の校庭は、いまどき流行らない砂入り人工芝ですよ・・・○○○は、ゴムチップの最新式ですし、○○も来年の1月には、短大のグランドを最新式の人工芝にするらしいですよ・・・」と、あえて他校の宣伝をすると、「子供は、砂の方が好きだって言うんですよ。グランドって感じがして・・・」と、予想外の返事に、驚きました。これからは、卑屈にならず、「ゴムよりも砂が好きなあなた・・・文京で自然を感じながらサッカーしませんか?」と、前向きに宣伝していきたいと思います。

小6内藤選手のお母様に、「上手くなりましたね〜」と、声をかけると、「もう、1年半もやってるんですから・・・うまくなってくれないと・・・」というリアクションが・・・小5のころ、近所に住んでいるという地域限定枠?で、高校生や中学生の中に入って練習をすることを受け入れてきた内藤アミ選手・・・このたくましい性格は、母親譲りなのだと、あらためて痛感しました。
11/30(日) 昨日の日記で、M崎先生とK田さんが、結婚した経緯を知りたがった方が少なくないようで・・・もちろん、K田さんが、文京生だった頃は、M崎先生は文京に勤務しておりませんでしたので、ご安心ください。K田さんが、教育実習生として文京に来たときに、M崎先生も、まだ新米教師だった・・・指導教官だったO本先生の厳しい指導に苦しむK田さん、先輩教師のTヅメ先生に、いろんな仕事を押し付けられるM崎先生・・・そんな二人が、励ましあいながら、交際がスタートしたとのことです。

昨日の日記を見て、「先生は、いつから 「しゃべり」が得意になったのですか?」という質問メールをいただきました。司会がウケる秘訣は、聞いている人の表情を見ながら、臨機応変に対応することです。普通の話では、5分で飽きられてしまいます。15分間飽きさせないためには、お客様を取り込むことが必須です。つまり、インタビュー形式を取り入れること・・・それにはワイヤレスマイクは必需品・・・「この人はおもしろいことを話してくれそう・・・」とか、「ボケてくれそう・・・」という人を、あらかじめ探しておいて、いざ突撃・・・そして、そのリアクションで笑いを取れるかどうかの勝負に出ます。常にお客さんの表情を見ながら・・・というのがポイントです。これは、子供ショーの悪ボス役で覚えた手法・・・ステージに子供を上げて、いろいろなことを質問し、会場を盛り上げる・・・そんなことを10年近くやってきたことが、役立ったと思います。人前で話すからといって、一方通行になってしまってはダメ・・・常に相手の表情を読みながら、言葉を選んでいく・・・まだまだ綾小路きみまろ様の領域には達しませんが、今後も磨きをかけていきたいと思っています。

話は変わりまして・・・

中学の2部リーグ最終戦・・・ラガッツァに1−1の引き分けとなり、2部リーグ3位以内に入ることはできなくなったと、伊藤先生からメールが入りました。残念ですが、年明けのU14ガールズ大会に向けて、気持を切り替え、頑張って欲しいと思います。昨年は、高校生が9人しかおらず、小林選手が復帰した12月末までは8人だけ・・・なので、リーグ戦でも、中学生の助けを借りていました。中高合同で遠征することも多かったのですが・・・今年は、高校の人数が増え、中高が完全に分離してしまいました。火曜日は伊藤先生、木曜日は仲コーチ、金曜日はフィジカル・・・土日は練習試合や公式戦・・・と、活動がビッシリ入るときは良いのですが、実質、10月、11月は、活動が不十分であったと、反省しております。文京生は学園祭があり、クラブ生(公立中生)は定期試験がある10月、合唱コンクールの練習で、平日練習の時間が短くなり、さらに、土日の活動場所確保が難しい11月・・・高校生は、関東大会に出場できたおかげで、高いモチベーションを維持できましたが・・・中学生は、公式戦も少なく、目標を失いかけてしまう時期だったようです。近いうちにスタッフで話し合いの場を設け、U14大会に向け、活動が充実できるように検討していきたいと思います。
11/29(土) 同僚というか、部下というか・・・そんなM崎先生と、8年ほど前に英語を教え、聖心女子大、日本生命と、順調な人生を歩んでいると思われていた本校の卒業生K田さんの結婚披露パーティーが、代官山のレストランASOで行われ、招待されました。最初は司会を頼まれていたのですが、ASOというレストランは、進行にこだわりがあるらしく、外部の人間を司会に立たせない方針らしく・・・私は15分間のトークタイムをもらい、マイクを持って、しゃべりまくりました。過去に結婚披露宴の司会を15件以上やっている私としては、今回も副業収入を期待し、バスの資金にまわそうと、目論んでいたのですが(結婚式の司会者謝礼は非課税・・・相場は、5万〜10万・・・「しゃべり」を鍛えると、得することもありますよ〜)残念・・・でも、幸せな二人に、投資することで、きっと神様は味方してくれると信じ、乾杯!!

ASOというレストランが代官山にできたのは、13年ほど前・・・大使館が立ち並ぶ旧山手通りに、オシャレな雰囲気をかもし出し、人気のスポットとなりました。私は、自宅に帰る途中に目にするだけで、一度も入ったことはありませんでした。なかなか美味しい料理で、校長も、昼に文京のカフェテリアでカレーを食べたことを後悔していました。

会も終わり、恵比寿駅までタクシーを・・・と、校長に提案したところ、「15分くらいなら、歩いて帰ろうよ・・・歩かないから、太っちゃうんだぞ」と、怒られ、私と、O川先生、S田先生は、ブツブツ言いながら、歩いて帰りました。「やっぱりオシャレなお店が多いね・・・」と、散策を楽しむ校長・・・「別に松戸と変わらないですよ・・・それより、このへんは、買い物とかするのに、困るんじゃないの?スーパーが無いよ!!」と、言うO川先生・・・靴ズレが痛くて、それどころではない、S田先生・・・それぞれ恵比寿駅で見送り、帰りました。「恵比寿なんて、便利なところに住んでるよね・・・」と、言われますが、目の前のホテルに太陽を遮られ、日照時間がゼロに近く、週末には、隣のレストランから深夜まで聞こえてくるジャズバンドの演奏に趣味の違いを感じる住人としては、温かい日が当たり、風が気持ちよい、静かな家にあこがれます・・・



今日は、中学生のリーグ戦が武蔵工業大学で行われます。伊藤先生によると、先日、ラガッツァが立川に勝利したので、今日勝てたとしても、3位(入替え戦出場権GET)になれる可能性は、低いとのこと・・・ただ、最終戦、伊藤劇場(おもしろ暴言全開の伊藤監督と、それに打ちひしがれながら必死に頑張るカルガモ軍団)が、観客の皆様を楽しませてくれると信じております。駐車場が無いということなので、私は、ヘリで観戦している夢を見ながら、年に数回の休日を楽しませていただきます。(実際は試験問題を作ります)

関東大会の写真が、ALL SPORTSのサイトに掲載されています。11月22日の準々決勝の時のみカメラマンが入りましたが、プロの撮影した写真は、迫力あります。12月22日まで、販売期間となっていますので、購入する人は、ケチらずにどうぞ・・・私も20枚買いました!

関東大会写真掲載サイト パスワードは4桁です  00+今回の文京の欠番です。わかるかなあ・・・
詳しくは、月曜日に資料を配布します。ベスト8の学校さんにも、明日、資料を発送します!
11/28(金) 中高ともに、オフ・・・夜、吉祥寺で行われた東京都女子サッカー連盟の会議に出席しました。高校部会の報告で、リーグ戦の報告をすると、「2部・3部リーグは、上位半分と、下位半分で、勝ち負けがきれいに分かれていますね。それに対して1部リーグは、実力が拮抗していますね。」と、言われました。確かにそうかもしれません。1部リーグの上位6校は、どこが勝ってもおかしくない・・・そして、最終節まで順位がわからない状況にあります。来年は、ここに村田が参入するわけですから・・・ますます熾烈な争いになりそうです。→高校リーグ星取表

リーグ戦で「強化」することを考えたら、現実的には、1部は 8校 にすべきなのかもしれません。そして、HOME&AWAYで、年間14試合をこなせば、かなり実力がつくのでしょう。しかし、文京が1部の下位ギリギリだった時代があったからこそ、今があるのかもしれないと考えると、普及発展のためには、現状維持が求められるのでしょう。来年は、村田・成城学園という、今年のベスト8常連校が1部に昇格するので、10校の力がますます拮抗し、盛り上がる可能性大です。

大学サッカーも盛り上がり、高校サッカーも盛り上がり・・・ということで、日本協会が次に狙いを定めているのが、中学校・・・今年も、文京の中学校には、非常に多くの受験生が「サッカー部のある中学校」を求めてやってきます。それは、きっと、他校でも同じでしょう。しかし、女子サッカー部のある私立中学は、入試の倍率も高い・・・空前の中学受験ブームで、簡単には入れない・・・塾に行って勉強しなくてはならず、サッカーどころではなくなってしまう。もし、公立中学校に女子サッカー部ができれば・・・小・中と、スムーズな移動ができるのでしょう。その第一弾として、渋谷区立広尾中学校に女子サッカー部ができるとか・・・ぜひ頑張ってもらいたいと思っています。「強化」という意味では、平日練習を積極的に行っているクラブチームが、女子を支えてくれています。しかし、小学校年代から競技人口を減らさないためには、公立中学に女子サッカー部が創設されることが重要だと考えます。ちょっと協会関係者っぽい発言でした・・・
11/27(木) サッカーノートの回収日・・・関東大会を経験した選手たちの「心」を、読むことができました。そして、選手たちの多くは、「3位は自分たちの実力以上の結果なので、素直にうれしい!そして、まだまだ強いチームとの差を感じるので、練習しなければいけない・・・」と、大人のコメントを書いていました、日本航空は、スタミナ・技術・フィジカル・チームワーク、すべてで文京を上回っていた・・・そして、相手は全員1・2年生・・・私たちには越えられなかった大きな壁だった・・・しかし、壁は、乗り越えるためにある・・・壁が高ければ高いほど、それに向かって頑張れば、成長すると思う・・・そんな選手のコメントに励まされました。

そして、3年生のある選手の言葉・・・
「最後の試合が終わった後、笑顔でいられるのは、優勝チームと、3位のチームだけ・・・だから、準優勝よりも、3位の方が良かった。(晴海さん、ごめんなさい) 最後の試合は、本当にやっていて楽しかった・・・準決勝で1点取られて、自分が焦ってしまったのは、5月の晴海戦・8月のSFIDA戦から、「個人」としては精神的に成長できていないということかもしれない。でも、気持を切り替えて、3位決定戦では、伸び伸びと、自分たちのサッカーができ、チームがひとつになれたという実感を残せたのは、「チーム」として成長した証だと思う。」

かなり Positive なコメントを書くなあ・・・と、感心しました。

放課後、中学生は、仲コーチの指導のもと、練習を行いました。雨も止んで、元気にボールを追いかける姿を見て、心和みました。仲コーチが、「どうしたら、十文字の中学生みたいに、うまくなるんですかねえ・・・イネスさんは、どんな指導をしてるんですかね・・・」と、質問してきました。なので、近いうちに仲コーチを練習視察に行かせるかもしれませんので、その際は、よろしくお願いします!
11/26(水) 昨日更新したと思っていた東京都高体連のホームページ(リーグ戦結果)ですが、最後の作業が抜けており、更新されていませんでした・・・今度は大丈夫です!

新人戦の申込み、配信と同時に届いた学校が4校・・・いつになく気合が入っています。今回の新人戦・・・秋の関東予選の上位4校 飛鳥・成立が 上山 のシード 修徳・文京が 下山のシード そして、晴海・十文字・村田・成城学園が、振り分けられます。つまり、ベスト4に進む前に、晴海・十文字・村田・成城学園のいずれかと対戦することになるわけで・・・この抽選は、かなり重要な抽選になりそうです。

日本航空のS間広報部長から、メールが入り・・・「文京のホームページは、ヘビーだけど、明るくて良いと、航空の保護者にも人気があります。「日本航空にANA(ALL NIPPON AIRLINE =全日空)なし」という標題は、かなりウケてます!」と、褒めていただきました。ありがとうございます。

まあ、こんなふざけたホームページを書く学校ですから・・・エリート選手は入部しません。笑いと感動を求める芸人風の選手が集まる文京・・・いつまで存続できるかわかりませんが、ネタを求めて頑張ります。今日はネタが無いので、ヘビーではなく、軽めに・・・
 
11/25(火) 高校生は今日から 勉強モード・・・マスクをして具合が悪そうにしている部員を多く見かけました。やはり勉強モードになると、途端に調子を崩すのでしょうか・・・それとも、バスの掃除を入念にやりすぎて、具合が悪くなったのでしょうか・・・バスの中が、完璧に掃除されているのを見て、感動しました。お掃除戦隊吐きレンジャーを任命して良かった・・・他校の先生の情報では、肩車をして、窓も拭いていたとのこと・・・ありがたい限りです。

関東大会が一段落し、次は新人戦の準備と、12月13日・14日に鹿嶋で行われる東京都のトレーニングキャンプと、関東選抜チャレンジカップの準備にシフトチェンジ・・・モタモタしていたら、お地蔵先生と、おマカ先生に、お尻を叩かれ、急ぎました。新人戦の要項は、明日には各チームに配信される予定です。トレーニングキャンプの方は、東京だけで170名の参加・・・神奈川・群馬のトレセンチームも参加し、そして関東選抜20名と、JEFのトップチームの対戦となり、鹿島ハイツは全面貸切状態となります。文京の高1・高2は、全員参加・・・村田も十文字も全員参加、修徳・成立・晴海も、ほぼ全員参加で、人気行事となったトレキャン・・・福井技術部会長、石山国体監督、中野U18東京選抜監督を中心に、トレーニングメニューを組み、共通テーマでトレーニングを行い、その後は、学校の垣根をとってチームを編成し、交流試合を行います。友情の和が広がり、その後の公式戦に、フェアプレーが多くなる・・・それが最大のメリットと確信し、継続してきたトレキャン・・・今年も盛り上がりそうです。

高校リーグ・・・「2部および3部は、全節終了したので、高体連のホームページを更新しろ〜」と、お地蔵さんからプレスがかかりました。更新遅れてすみませんでした。

2部の1位 村田 2位 成城学園 となり、来年から1部に昇格が決まりました。
3部の1位 八王子 2位 国際 となり、来年から2部に昇格が決まりました。

中学生は、今日も練習を行いました。中学リーグ、まだ、3位を狙える位置に・・・つまり、1部昇格の入替え戦への出場の可能性もあると、伊藤先生から伺いました。11月30日のリーグ戦・・・重要ですね!
試合会場は 武蔵工業大学 12:30 キックオフです! 対戦相手は ラッガッツァ です!

先日部活体験に参加されたお父様から、お礼のメールをいただきました。その中に、「このグランドで関東3位なんて、本当にビックリです(大変失礼ですみません)。でも、このグランドだから、文京さんのサッカースタイルが生まれるのですね。」というコメントがありました。うれしいコメントではありますが・・・実は、広いグランドでやらなければ、ダメなことがあると、最近つくづく思うことがあり・・・晴海や飛鳥のような、ボールをしっかり蹴れる選手が多いチームに勝つには、パスサッカーだけでは、ダメ・・・ボールの落下点を予測し、タイミングよくジャンプし、競り合いに勝つ強さ、精度の高いパスを出す能力が不可欠であり・・・しかし、それは広いピッチでないと、培われない・・・先日、マカ先生とも、そんな話をしました。バスを購入した理由は、そこにもあります。今回関東で、上位に行けたのも、月曜日にJEF習志野に行き、火曜日に天王洲に行き・・・と、広いピッチで調整したからだと思います。先日、埼玉栄高校監督の松島先生に、「コツコツやってきた成果が、やっと出てきたね・・・でも、これから、もっともっと結果を出すには、「強さ」がないとダメだよ。その「強さ」を培える指導力が問われるね・・・頑張って!」と、アドバイスをいただきました。

私の指導力では、とても無理なので、年末年始、いろいろなところにお邪魔し、勉強させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします!
11/24(祝) 最初に・・・日記を更新しなかったのは、負けて悔しかったからではありません!負けたのは事実ですが・・・
23日のスケジュールは・・・
3位決定戦 14:00  尚美学園大学出発 16時  学校着 17時10分  17時20分解散
山手線 駒込駅 17時40分  上野発 18時22分初 上越新幹線 タニガワ乗車 
19時34分 上毛高原着  タクシーで 水上温泉 へ 19時50分 着 会議に20分遅れ・・・

24日朝5時30分・・・同室のGパン先生のうめき声で目覚める・・・ 6時15分 Gパン去る
6時30分 同室の関東学園大学監督Y口先生、成立学園監督MAKA先生と、入浴  7時 尚美学園大学N瀬監督、Y口先生、MAKA先生と、朝食バイキング
7時40分 水上温泉出発  N瀬監督の車で川越へ  川越到着9時   埼京線川越発 9時15分
駒込着10時15分 学校に着きスーツに着替え サッカー部希望の生徒の個別相談(10時30分の予約)にギリギリ間に合う・・・  

という流れで、更新できませんでした。雨で学校練習を切り上げ、早めに帰宅・・・ようやく更新しています。

日本航空との準決勝・・・優勝候補の本庄第一に勝てたことで、優勝の欲が湧き上がってきたのは事実・・・ただ、創部2年目とはいえ、関東各県から選手を集め、全寮制で選手を鍛え、急成長を遂げてきている日本航空高校に、100%の力を出し切られたら勝ち目はない・・・2回戦で対戦する前、何度も何度もビデオで分析し、日本航空の弱点を暴いていた修徳高校A賀先生より、アドバイスをもらい、優勝を・・・と、挑んだ試合でしたが・・・「日本航空だけどANAがあるはず!」と思っていたのですが・・・

試合開始早々、高橋がシュートチャンス・・・しかし、あまりにも早く訪れたチャンスに、焦ってしまったか、昨日のロングシュートの余韻が残っていたのか、シュートが遠すぎる・・・しかし、スタート10分は、「これは勝ったな」と、思ってしまうほど、攻めることができました。ここで、決めていれば・・・徐々に徐々に、試合は日本航空のペースに・・・ANAをつかれたのは、文京の方でした。中盤のハイボールは、ほとんど競り負け、パスミスも目立ち始める・・・何とか前半を0−0で凌ぎ、後半へ・・・

試合開始前のミーティングでは、後半のGKはテツで行くと、話していました。高3GKの小林選手は、指を骨折しており、強いボールはキャッチできない可能性がる・・・しかし、3年生の最後の大会・・・去年は、前十字靭帯損傷という大きな怪我で、関東大会のピッチに立てなかった小林選手・・・サッカーは高校時代で完結したい・・・本人の意向を尊重し、先発で起用しました。その小林選手が、本庄戦でも活躍し、再三のピンチを凌いできた・・・航空戦の前半も、ガッチリおさえていた・・・ここで、テツにGKを交代させ、もし負けたら、小林もテツもやりきれないだろう・・・そんな弱気な判断で、初志貫徹できず・・・もしかしたら、小林選手は、前半で、やりきったつもりだったのかもしれません。そして悪夢の後半に・・・いつもなら、普通にセービングできるようなボールでしたが、反応できずゴールイン・・・指が痛くて、飛べなかったのかもしれません・・・選手たちは呆然・・・主審をしていた中野先生は、選手たちの異変に気づいたそうです。ぶつぶつと、文句を言う選手、焦りながら怒る選手、前しか見れず、ドリブル突破しかできなくなる選手・・・こうして自滅していった文京・・・オフサイドギリギリのところから、同じように2点追加点をあげられ、0−3で完敗・・・最後は、足が止まり、日本航空が、実力を100%出し切るカタチにさせてしまいました。

優勝はなくなりましたが、3位決定戦に向け、モチベーションを上げていきました。対戦相手は、スミス先生率いる横浜翠陵高校。いつも、お世話になっている学校で、選手のお母様、お父様にも、並々ならぬ愛情をいただいているチーム・・・ずっと練習をしてきた、クロスからの攻撃で1点を奪うことができ、終始笑顔でプレーすることができました。「本当に楽しそうにサッカーをやっていましたよね!」と、外で見ていたMAKA先生に言われ、本当に楽しかったんだろうなあと、思いました。

関東高校女子サッカー大会・・・優勝は日本航空高校・・・来年は、3年目になり、ますます強くなることでしょう。スカウト担当のS間先生は、タダモノではありません。

S間 「文京の11番の子は、進路決まったんですか?」
トコ 「いや、まだ2年生ですよ!」
S間 「こわ〜い!」
トコ 「そんな遠まわしに聞かないで、2年か3年かを聞けばいいじゃないですか!」

と、かみ合わない会話の中での情報収集力は、半端ないものです。

航空会社をバックに背負い、豊富な資金で、スポーツに力を入れている日本航空高校・・・
バスを買うくらいでは、とてもとても追いつきません・・・

投資の差で負けた・・・対抗意識を持って、新幹線は、グリーン車に乗ってみました。



群馬県水上温泉で行われた 女子サッカー新旧指導者意見交換会2008・・・
筑井会長 日野副会長 を筆頭に 松島先生、酒本先生 と、大物がズラリとならぶ・・・

緊張する会合でした。
日体大出身の 岡本先生・山口先生・高橋先生・石山先生・中野先生・中瀬先生 の 絆の強さにも感銘しました。

 →23日 アルバム

16時前後に 立て続けに着信があり・・・

関東学園山口先生  大学リーグ入替え戦  VS 大東文化大 7−2で勝利! 1部昇格の報告
尚美学園中瀬先生  大学リーグ入替え戦  VS 実践女子大 12−0で勝利!2部昇格の報告
飛鳥高校 K沢先生  高校リーグ 十文字戦 2−0 で勝利! 「これで、文京の優勝はほぼ間違いないでしょう!頑張ってください!!」7年連続でリーグ優勝を果たしてきた十文字・・・歴史を変えられるか・・・決戦は12月20日です!

11/22(土) 試合は、3−2という僅差で何とか勝つことができましたが、その後の部員たちの行動に、久々に爆発してしまいました。帰宅してテレビをつけると、生放送で、「日本の教育」についてタケシの番組をやっており・・・複雑な心境になりました。部員たちに愛情をかけてきたつもりですが、それが過保護になっていたのか・・・投資をして、勝利を得たが、果たしてそれは、子供たちの「心」を成長させることにつながったのか・・・勝てばすべて良し・・・そんなチームを作ってきたつもりはない・・・めずらしく怒るオヤジの背中を見ながら、娘たちは何を感じたか・・・

終始無言の帰りのバス・・・一言も話し声が聞こえない・・・聞こえるのはすすり泣く2年生の鼻水の音のみ・・・学校に着くと、観戦を終え、学校の保護者懇親会に戻ってきた部員のお母様がバスに向かって手を振る・・・いつもなら、大きく手を振り返す明るい娘たち・・・しかし暗い表情・・・異変に気づいたでしょうか・・・

集合の後、謝罪に来た2年生4名、「2年生のせいではなく、私たちの連絡ミスです」と、伝えに来た1年H&Nコンビ、「3年生としてのサポートができていませんでした。明日からは謙虚な気持で、誠意のある行動を心がけます」と、謝罪のメールを入れてきた元キャプテンT・・・もう一度、初心に戻って、心を一つにすることができなければ、愛されるチームになれない・・・投資型チーム作りの失敗・・・親バカ監督にダメにされた娘たち・・・優勝候補の本庄第一高校に勝利したことは、素直にすごいことだと思いますが、常にチームが一つになって、空気を読みながら、感謝の気持を忘れずに、行動できなければ、いずれは衰退するチームになってしまうのです。

準決勝の日本航空戦・・・2年生が活躍すれば、オヤジの存在意義もあるでしょう。もし、2年生が活躍しなければ、オヤジの威厳は無かったということでしょう。長女の3年、末っ子の1年は、次女の2年の力になれるかどうか・・・

2年生と、今後のことを話し、一か八かの賭けに出たダメ親父・・・職員室に戻ると、色々な先生から、「おめでとうございます!校長は興奮して帰ってきましたよ!すごいですね〜!関東ベスト4なんて・・・」と、声をかけられ・・・校長が見に来ていたのを認識できなかったことが勝因だったかもしれません。校長は・・・「高橋のシュートすごかったねえ・・・ゴールネットに突き刺さったよ・・・あの真後ろにいたんだよ!3点目なんかヘディングで決めちゃって・・・なんだか、本格的にサッカーになってきたね・・・」と、興奮していました。

確かに、1点目の高橋のシュートは、見事でした。2点目の向山のシュートは、ゴール隅をとらえる丁寧なシュート。いずれも、遠目から狙ったゴールでした。高校の女子サッカーでは、DFのレベルがあがってきており、簡単にペナには侵入させてもらえません。クロスも遠目から、シュートも遠目から・・・遠目・遠目を意識させて練習してきたことが、良かったのかもしれません。遠目からの怖さを相手に与えないと、切り込むこともできない・・・そんな信念を貫いたことがよかったかもしれません。平日に、新習志野のレナウングランドや、天王洲まで出かけ、広いピッチで練習や練習試合をしておいて、良かったのかもしれません。投資の男としては、何でもプラス思考で考えたいと思います。

しかし、本庄第一は、粘り強く、最後の最後まで、ヒヤヒヤでした。試合後、日野先生に、「悔しいけど、文京に負けたから、まっ、いいかあ」と、言っていただけ、思わず拝んでしまいました。実は、公式戦で本庄第一と対戦するのは、初めてでした。公式戦で当たるということは、関東大会以上に出場するということですので、3回目の関東で、初めての対戦となったわけです。妻沼カップの最後の挨拶で、「文京さんは、何しろ部員を増やしましょう!」と、毎年のように、先生に励ましていただき・・・そして、ようやく部員が確保でき・・・昨年、初めて関東大会に出場したときは、本当に喜んでいただきました。「文京も、時間がかかったけど、ようやく・・・って感じになったね!ここまできたら、優勝してよ!」と、言っていただき、胸が熱くなりました。


みなさんのご尽力で このような大会を楽しませていただける  感謝です!

(左)八千代高校時代の先輩後輩・・・私と同年代とは思えないカッコよさにため息・・・    
(右)3年生は、引退まであと3試合・・・思い出に残る試合を!

ベスト4に進出したチームは

山梨第一代表 日本航空  久喜を3−1で破りました。明日対戦です!
創部2年目のチーム・・・個々の能力は高く、守備の意識も高いチーム・・・激しい試合になりそうです。

東京第五代表 晴海総合  成立を3−0で破りました。
成立は、宮内総監督もベンチに入り、コーチングをされていました。さすが、プロフェッショナル・・・
後ろで盗み聞きして、メモりました。

神奈川第三代表  横浜翠陵  飛鳥を4−0で破りました。飛鳥に4点とるなんて・・・すごい!
「いや〜出来すぎですねえ・・・」と、うれしそうに電話をくださった翠先生・・・
試合を見ていたN先生は、「翠陵の早いプレスに慌ててしまったみたいですね。2点目が入ったら、集中力が切れちゃったみたいで・・・ポンポンと4点入ってしましました。」 春の関東では、コーナーキックからの痛恨の失点で飛鳥に破れ、全国行きを逃した翠陵・・・その悔しさが爆発したのでしょう。
11/21(金) 朝6時・・・バスをとりに北浦和の駐車場に着くと・・・フロントガラスが凍結・・・「ペットボトルにお湯を入れてくればよかった・・・」と、後悔しつつ、自家用車の「何でもBOX」の中を探すと・・・十年前に買った「霜とりスプレー」を発見!無事解氷!バスの中は、大型冷蔵庫のような冷え込み・・・しかし、住宅街なので、アイドリングを長時間するわけにはいかず、走りながら暖める・・・おにぎりを持つ手も、感覚がないほど、シバレる・・・渋滞はそれほどなく、7時15分学校着・・・バスの中を点検すると、すでに汚れが・・・前回の鹿嶋遠征で、帰り道のサービスエリアで、食べ物を購入することを許可し、車内で食べさせたのですが、こぼす者が何人かいたようで・・・私もよくモノをこぼすので、こぼすこと自体は許せるのですが、窓枠に鼻くそのようにこびりついたチョコボールのかすを見ると、さすがにローンを組んだ人間としては、悲しくなり・・・そこで、1年生の中で、最も綺麗好きな者(推薦)と、その元チームメイトのNに、掃除戦隊編成を要請しました。いつマカ様にバスを売ることになるかわからないので、綺麗に使って欲しいです。

バレー部監督のY先生に、「昨日、家のパソコンで、カミさんが「文京学院バレー部」って検索したら、2番目に「文京学院サッカー部」がヒットして・・・「これ相当なアクセス数じゃないの?」って、驚いていたんですよ。高校の下部組織のスクールを作ったり、ホームページを作ったり、バスを買ったり・・・先生、すごいですねえ・・・バレー部もホームページ作らなきゃダメですかね・・・」と、冗談半分、本気半分?で、話しかけられました。すでに結果が出ていて、メディアにもよく取り上げられている文京バレー部ですから・・・ホームページなんて作らなくても大丈夫!サッカー部は、本当に人数不足で苦労して、何とか人を集めようと思ってホームページをスタートさせたのですから・・・でも、それがいつのまにか、女子サッカーに関わる人たちを紹介するページになりました。人気の秘訣は・・・@「えっ?この先生って、こんな人だったの?」という意外性を紹介する A小学生でも理解できるような、庶民的な文体と、自虐ネタを根底に、読む人の心を和ませる内容 B老眼が進行し、小さい文字が読めなくなってきたお父様お母様世代にも優しい「大きめ文字」 以上3点と分析されます・・・

昨日体験に来てくれた中3生のお父様も、このページの愛読者であり、選手の名前はすべて知っていました。「オカツ選手のオーバーラップ、いいですよねえ・・・時田さんのサイドバック、ハイレベルですよね・・・高橋さんは、敵のDFにサンドされたとき、うれしそうな顔をしてチャレンジしますよね・・・」と、9人でベスト4になった去年の新人戦を見に来て以来、文京の試合をよく見に来てくださるようになったそうです。飛鳥戦も見てくださったようで、いつの間にか、文京のサポーターになってくださったようです。たくさんの方に応援していただけるようになった・・・このホームページの最大の効果です。

また、このページを見ている人は、他校にも関心を持つようです。特に、よく登場する○○様と、○○○氏の学校の広報活動には、かなり貢献しているようです。ぜひ、来年度の新入部員にアンケートをとってください。「本校のサッカー部の活動をどこで知りましたか?」→「@学校のホームページ A受験雑誌または受験サイト B文京学院サッカー部のホームページ」 おそらく、晴海総合と成立学園の新入部員は、Bが多いはずですよ!自信あります!

さて、大切な試合の前に、こんなに長い文章を書いている自分は、いったい何なんでしょうか・・・こうやって、平常心を取り戻し、試合に臨もうとしているのでしょうか・・・埼玉第一代表・・・本庄第一高校・・・富士ワイズで対戦させていただき、「強いなあ・・・」と、圧倒された記憶が新鮮によみがえります。女子サッカー界の松山千春・・・怖さと優しさの両面を持ち、我々東京のお坊ちゃまたちを、育ててくださった日野先生・・・そんな日野先生に対抗するには、谷村新司になるしかないのでしょうが、まだその領域にはいけそうにありません。綾小路きみまろレベルを目指す自分ですが・・・頑張ります!

綾小路きみまろ プロフィール
1981年〜 森進一 専属司会  1991年〜 小林幸子 専属司会  
巧みな話術を買われて、かつて有楽町にあった日劇への出演をきっかけに、日本を代表する様々な劇場に出演。語り口は立て板に水・・・調子、テンポともにユニークで、耳を飽きさせない。
特殊技能 あんまマッサージ師免許 好きな言葉 感謝の心「花は色、人は心」

花には、いろんな色があり、その色が花を特徴づけています。
人には、いんな心があり、どのように感じて、どのように生きるかは、人それぞれ・・・

今日の試合でも、「試合に出る者」「試合に出れるチャンスをひたすら待つ者」「試合に出れる可能性はほぼないけれど、チームの勝利を祈るもの」「マネージャーとして、応援する者」・・・それぞれの心は違うと思います。しかし、その心がひとつになったとき、きっと、幸せがくるのでしょう・・・

 
11/19(水) 月曜日は完全休業・・・火曜日から練習をスタートさせました。狭いところでパスをつなぐサッカーは、狭いグランドで練習している文京がとる切実なるスタイルなのかもしれませんが、それだけでは、得点のニオイをかもし出すような、ダイナミックなサッカーを展開できないので、平日も、重要な試合の前は、なるべく広いグランドで練習試合、または練習ができるようにと、考えています。そのための機動力として、バスを手に入れたわけですから・・・一番外に出やすいのは、火曜日・・・火曜日は、中学生の指導のため、伊藤先生が来てくださっているので、火曜日の校庭を中学生にすべて解放することができ、一石二鳥・・・中学生も、伸び伸びとサッカーができるようです。

平日の遠征練習にバスを出すためには・・・朝5時に家を出て、自家用車でバスの駐車場(埼玉)に行き、そこから学校に出向きます。朝の122号線・・・7時からバス専用レーンができてしまうので、それまでに赤羽〜王子あたりを通過しないと、大渋滞になり、学校に間に合いません。いつもの恵比寿から駒込というルートは渋滞とは無縁のルート・・・しかし、埼玉から東京に車で出勤する場合は、ほんの数分遅れると、大変な渋滞にはまる・・・苦労を知りました。そして、放課後遠征先までバスで行き、終了次第駒込まで生徒を運び、そしてまた埼玉の駐車場まで行き、そこから帰宅・・・45分で到着するはずが、昨日は、工事渋滞で、首都高が大渋滞・・・約2時間近くかかってしまい、帰宅したのは、日付が変わる直前でした。それから食事をして寝るわけですから、メタボ増幅間違いなし・・・このハードスケジュールも、今週末まで・・・選手たちも、疲労がたまっているようですが、明日、明後日と調整し、ベストな状態で試合に臨めるように、頑張りたいと思います。

HPを更新しないと、ご心配される方が多いので、今日は短いですが、更新してみました。

つまらない内容で、申し訳ありません。
11/15〜16
(関東)
最初に・・・この大会の運営のため、疲れた身体にムチ打って、笑顔を保ち続けてくださったスポマネ脇田社長、終始顔面が引きつりながら、笑顔の余裕もなく働いてくれたスポマネ中田社員、初出場となったこととで、運営と試合参加の両方を請け負うことができず、さらに、鹿嶋到着後、突然体調不良を起こしてしまったふがいない床爪を助けてくれた、修徳高校有賀監督と、選手のみなさん・・・そして、自分のチームの試合直前にもかかわらず、審判を快く引き受けてくださった、成立学園中野先生(有賀先生も、日本航空との大一番の前なのに、審判を引き受けてくださいました。「いつもいつも、自分のチームの試合よりも、大会運営に気を使う先生を見ていて、自分もお手伝いできればと思い、協力させていただきます!」そんなメールが有賀先生から届いたとき、思わず泣いてしまいました。ちょっと( )が長すぎですね)、初日の準備、片付け、そして審判と、全面的に協力してくださった幕張総合高校の神庭先生、そして尚美学園の中瀬監督、秋山コーチおよび学生諸君一同の献身的な働きがあったからこそ、順調に試合ができ、そして苦しみながらもベスト8に進出できたことを、私たちは忘れてはいけません。心から感謝したいと思います。


かなり疲れる脇田社長と SOGO社長・・・ この大会の運営のMVPです!

試合の方は・・・
1回戦 VS 八千代松陰高校(千葉2)
初戦の重圧か・・・八千代松陰のシンプルな守備に序盤苦戦しましたが、セットプレーから2点目をとると、落ち着きを取り戻し、5−0で勝利することができました。

2回戦 VS 高崎健康福祉大高校(群馬1)
ダルマカップを主催するなど、精力的に頑張っている健大高崎・・・若き闘将、後藤監督率いる「魂」のこもったサッカーをやるチームです。朝、同室のウンバ先生が、ボソッと怖いことを・・・「この前、千葉の選手権で、流経が、渋幕に守りきられて、PK戦で敗退したんですよね・・・渋幕は、闘利王の出身校・・・本当に魂のあるチームなんですよ。サッカーの質では、流経が一番なんですけどね。魂が勝つこともあるんですよね・・・」・・・そんなことを言われ、魂で守りきられたら、PKで敗退・・・と、頭に不安がよぎりました。今日は、DFの要である石川選手が、指定校推薦の入試のため不在・・・江口をセンターバックにすることで、中盤は配球ではなく、ガリガリタイプになる・・・果たしてうまくいくか・・・午前中、9時から11時まで、ピッチを借りていたので、そこで、尚美学園と、テストマッチをやらせていただくことにしました。すると・・・良い形で1点とることができ、OK!と、満足してしまいました。もしかしたら、これが過信につながったのかもしれません。でも、ビビルよりは、過信するくらいに自信を持って試合に臨んだ方が良いのでしょう。石川選手は、試験終了後、お父様の車で鹿嶋にかけつけ、1時に到着・・・しかし、朝から「石川なしで、戦う」ことを想定してチームを団結させていたので、あえて石川は起用せず、宮下・江口のセンターバックでスタートしました。すると・・・開始2分、コーナーキックから、高橋が決めて、先制・・・昨日の試合では、1点目を取るのに苦労しただけに、あまりにも早い得点に、安心してしまったのかもしれません。私も・・・

実は、試合前にトイレに行くと、トイレが大混雑・・・男子トイレにも、オバ様たちが並び・・・「勘弁してくれ〜」と、叫びならが、あきらめて戻る・・・しかし、試合前の用足しは、重要事項なので、再度チャレンジすると、今度は、トイレがクローズ・・・そんな状態で、試合開始・・・しかし、早い段階で1点とれて、ホッとしてしまったのでしょう。

しかし、1点取ってからは、モタつきが目立ち、なかなかシュートに至らず・・・ここで、石川選手投入・・・江口選手がボランチに入ることで、いつもの文京サッカーができる・・・と、期待しましたが、フィニッシュが決まらず・・・何本もゲットしたコーナーキックでも、追加点が取れず・・・シュートは打たれませんでしたが、試合終了間際に、決定的な1対1を作らせるような場面がありました。(ギリギリオフサイドになりましたが・・・) 何はともあれ、1−0で勝利・・・苦しみながらも、ベスト8進出が決まりました。
もしPK戦になったら、健大魂に打ちのめされていた気がするので、大事な大事な1点だったと、江口・高橋の3年コンビに感謝・・・

週末は、日野先生率いる本庄第一との対戦・・・文京を、ここまで育ててくださった先生との対戦・・・委員長と事務局の対戦・・・緊張しますが、全力で頑張らせていただきますので、よろしくお願いいたします。

最後に、成立学園の学校広告データ・・・すごいカッコ良いデータを、中野先生は作成して、私に送信していたのですが・・・それを見落としており・・・「おマカせあれ!」なんて、勝手に作ってしまいました。プログラムを開いた瞬間の中野先生の驚きの顔・・・目に焼き付けて、生きていきたいと思います。本当に申し訳ありませんでした。晴海の広告は、「晴れた海は最高よ!」にしてみたのですが、なんと今日は雨・・・それでもPK戦で強豪チームに2連勝し、ベスト8進出!「PK戦の晴海は最強よ!」にすればよかったと、後悔・・・「文京がQUEEN 【ぶんきょうがくい〜ん】」という、ふざけた広告を筆頭にした最終ページに、プログラム作りの土壇場劇が垣間見られると思います。今回の鹿嶋ハイツさんの広告、とても印象的でした。今後の参考にさせていただきたいと思います。

→第4回関東高校女子サッカー大会 鹿嶋ラウンド アルバム
11/14(金) 現在11月15日(土)午前4時26分・・・
ようやく大会の準備と、現地で行われるインターハイに向けてのサミットの準備を終わらせました。といっても、しっかり睡眠をとっているので、ご安心ください!

この一週間、日記の更新もできず、たくさんの応援メッセージにも返信できず、申し訳ありません。精神的にも、肉体的にも、ほぼいつも通りのレベルまで回復し、この大会に臨むことができます!

新車のバスのウインカーが、いきなりつかなくなるというトラブルもリカバーされ、バス回しも順調にできそうです。

今年最初の関東大会・・・といっても、全国にはつながらない、関東完結型の大会ですので、フェスティバルの気分で、楽しんできたいと思っています。対戦するチーム、審判、本部・・この方々がいなければ、試合ができない・・・リスペクトを忘れず、明るく元気に頑張ってくれると信じています。

応援団の保護者の方々へ・・・
この大会は、「女子サッカーを普及・発展させたい」という願いを持ち、日々努力を重ねている先生方と、その努力に感銘を受け、全面的に協力してくださっているスポマネ脇田社長の愛と情熱で成り立っている大会です。女子サッカーは、まだまだマイナースポーツです。この大会に参加した選手約600名と、会場に足を運ぶ保護者の方、そして、応援団の方・・・合計1000人以上の人たちが、思いをひとつにして、「女子サッカーの普及・発展」に協力していただければと思います。勝ち負けよりも大切なこと・・・「女子サッカーを多くの人にアピールしたい!」・・・そんな想いで、つくられた大会であることをご理解ください。鹿嶋ハイツですれ違う、すべての人が、ファミリーであると思ってください。勝っても、負けても、大いに盛り上がり、女子サッカーを発展させていきましょう!

この大会(鹿嶋ラウンド)は 以下のような組織で運営されております。

運営担当  日野先生・脇田社長・神庭先生・翠先生・床爪
審判担当  中野先生・有賀先生・峰岡先生・中瀬先生・尚美学園大学女子サッカー部一同

大会協賛  関東学園大学・尚美学園大学・鹿嶋ハイツスポーツプラザ
        武蔵丘短大・神奈川大学・順天堂大学・スポーツショップKAMO
        東京情報大・ジャパンサッカーカレッジ

では、出発してきま〜す!!

昨日、留守電に 「頑張れ文京、頑張れ文京、頑張れ〜」と、入れてくださった、私考言Gパン先生・・・
何度か着信があり、折り返すと・・・「先生!頑張ってね!」と、熱いメッセージをくださった詩人Y代先生・・・
先生たちの分まで頑張るなんて、できませんが・・・
プレ大会の時・・・十文字の運転手をやり、長〜いミーティングを指をくわえて待っていた自分・・・村田のPK戦の写真をゴール裏で撮っていた自分・・・そんな過去の自分があったから、今の自分がいる・・・先生たちのおかげですよ・・・そのことは忘れずに、頑張ってきます!
11/9(日) 学校説明会と平行して、午後から学校で練習を行いました。「休日に学校で練習をする」=「床爪が学校説明会の担当」ということが多く・・・練習メニューを渡して、選手たちに基本練習をやらせました。今日は2名の受験生が練習に参加してくれました。二人ともサッカーにかける想いが伝わってくる、「頑張る選手」でした。練習後に、感想を聞くと・・・「楽しかったです!みんなトラップがうまくて、びっくりしました」と、明るく元気に応えてくれました。思わず、「みんな?みんなじゃないでしょ。トラップがまだまだダメな子もたくさんいたでしょ?私の方がうまいぞ!って思ったでしょ?」と、突っ込むと、「は・・・は・・・はい」と、ハニカミ王子(女の子ですが)になっていました。この不景気な世の中で、私立を選択し、大きな投資をするのですから、慎重に、慎重に選んで欲しいと思ってしまい、ついついお母様には、「指導者は私しかいませんからね・・・他の学校は、GKコーチとか、トレーナーとか、男子サッカー部のコーチとか、たくさんいますよ。でも、文京は、私だけですからね・・・それでもいいんですか?インチキオヤジですよ!」と、余計なことを言ってしまいます。「でも、バスを持っているのは、東京では文京だけですよ!」と、自慢できる唯一の売りをさりげなくアピールすると、「ホームページ見てますから・・・先生のバスへの想い・・・知っております・・・」と、微笑んでくださいました。

文京は、「パスサッカー」が売りではなく、「バスサッカー」が売りなんだ・・・と、思いました。
バス&豪 バスをまわして強くなれ!」 これからのスローガンにしたいと思います。関東の広告には間に合いませんでしたが・・・

最近、「頑張れない若者が多くなった」と、先日、ある企業の社長さんが話ておりました。特に、高校時代に苦労をしておらず、大学も推薦、就職も推薦・・・というような進路選択をしてきた者の離職率が高い・・・みたいなことを話していました。選ばなければ、入れる大学がたくさんある時代・・・苦労を避け、楽をするという考えは、もしかしたら、苦労した世代の大人たちが、子供たちに仕向けていることなのかもしれない・・・と、思います。小学校の跳び箱のテストでは、「飛べるところに並びなさい!」というような、そんな時代になってしまい・・・私の小学校時代の教室は、成績順位が教室に張り出され、「横綱」「大関」「関脇」「小結」・・・「十両」と、格付け表がテストごとに張り出されていました。「こんなの関係ねーよ」と、ツッパリながらも、テストで良い点をとったときに、まわりから尊敬の目で見られる快感がうれしかったりしたことを覚えています。今だったら大変な問題になりそうですね・・・

目標設定→自己分析→自分に足りないものを見つける→改善計画を立てる→実行する→目標を達成する
というPLAN DO SEEを体験し、試行錯誤を繰り返し、挫折から栄光を手に入れる手法を見出す・・・失敗したとしても、絶対にその失敗は大きな財産として将来帰ってくる・・・そう信じていれば、辞めることはない・・・この、将来にとって大切なプロセスを体験させてあげるのことが、教育なのではないか・・・なんて、偉そうに思う今日この頃・・・

スポーツでは、勝負があり、一喜一憂し、挫折し・・・這い上がり栄光をつかむこともある・・・一生懸命頑張る子供たちを見て、元気をもらう大人たち・・・その大人たちの支援を受け、さらに頑張る子供たち・・・そんな、「あるべき姿」が、高校の部活動には、見えるのかもしれません。

5月の高校選手権予選・・・挫折・・・8月のU18選手権予選・・・2度目の挫折・・・しかし、リーグ優勝という栄光へ向けて勢いが出てきた文京学院・・・人生にとって、忘れられない、2008年になりそうですね。

高校1部リーグ 上位チームの戦績  11/9 現在
勝ち点 得失点差 総得点 残り試合
十文字 18 40 41 飛鳥・文京学院・晴海
文京学院 24 43 43 十文字
飛鳥 12 19 25 十文字・晴海
修徳 13 13 20 吉祥・成立学園
晴海総合 10 13 16 十文字・飛鳥・大妻多摩
成立学園 13 18 修徳

11/8(土) 久しぶりに更新します。いろいろなことがあって、更新できませんでした。肉体的にも精神的にも、疲れる44歳・・・でも、負けてはいられないので、更新します。

関東大会のプログラム作りもほぼ終わり、出場チームに諸連絡を送信し、事務局の役割もひと段落・・・

11月5日に飛鳥高校から速達が届き・・・関東大会の申込書書類の中に、K沢先生からメッセージが・・・「土曜日に、決着をつけましょう!」と・・・封印していたシンゴブログを久しぶりにチェック・・・「土曜日の文京戦、日曜日の修徳戦、仮想埼玉平成にはもってこいだぜ!ツイてるぜ!」と、あいかわらず、シンゴ節炸裂・・・坊主になって、さらに闘志を仕掛けてくるのではないかと、ビクビクしていました。水曜日にフィジカルトレーニング、木・金と学校練習で徐々にペースを作り、キャプテン時田も復帰できることになり、「今度は負けないぞ」と、密かな自信とともに、6日に納車されたバスで、東京成徳大大原グランドに向かいました。

東京成徳大大原グランド・・・見沼インターが完成して、インターから5分という立地条件になり、さらに、男子サッカー部が使用することで、整備がされるようになり、昔のイメージとはかなり違った、良いグランドになっていました。7年くらい前に、トイレに携帯を落とし、メモリーが全部消えてしまい、かなりのショックを受けた思い出があったのですが、今回は快適に過ごさせていただきました。顧問の高橋先生には、コーヒーまでいただき、お世話になりました。

肝心の試合ですが・・・先週末の関東予選で、相手にあわせてしまったことを反省し、今日は絶対に自分たちのサッカーをやろうと、こだわりを持たせました。0−1という想定で、失点を恐れず、何しろ点を取りにいくことをテーマにしましたが・・・やはり前半は、蹴ってしまう場面も多く、バタバタしてしましました。後半になり、より攻撃的な布陣に変えることで、試合の主導権を握ることができました。文京の持ち味を生かした得点を決め、2−0で快勝!K沢先生は、かなり悔しそうでした。きっと、新人戦では、かなり気合を入れてリベンジに来るでしょう。こわ〜い・・・次は、どんな作戦で行こうか・・・もう、「あれ」は、通用しない・・・

昨年まで、古市姉妹時代の飛鳥には苦手意識があり、公式戦では、引き分けか、負けかで、勝利がありませんでした。そして、今年、初の対戦が先週末にあり・・・そこで引き分け・・・そして、一週間後、お互い3年生が残る最後の公式戦となり・・・さらにK沢先生から、宣戦布告・・・キッチリ勝利し、決着をつけました。1勝1分け!奇跡のサッカーマニア、ラッキーシンゴ先生の、「勝利へ導く戦術」を心から尊敬し、そして、佐藤選手の凄さを崇拝し、研究した結果、飛鳥にシュートをほとんど打たせず、文京の得意のカタチで2得点することができ、リーグ優勝まで、マジック「1」となりました。「飛鳥と戦う」というテーマで練習に取り組んだ1ヶ月・・・キッチリ結果を出した選手たちに、拍手!少なくとも、指導スタッフの力量では、100対3くらいで、飛鳥に負けているわけで・・・その差を埋めた選手たちの力に、「素晴らしい!」と、思わず声を出してしまうお父様もいらっしゃり・・・

先日の東京都女子サッカー連盟の会議で、「最近、東京では飛鳥が強いみたいだね。これは、指導者がいいからからな?それとも、くじ運がいいのかな?」と、協会関係者から質問されましたが・・・次回会議では、文京の功績も聞かれるでしょうか・・・

K沢先生のブログには、「文京はベストメンバー」とありましたが、まだ2名、ベストメンバーから欠けています。それでも、ここまで戦えるようになったということは、アッパレ!と言えるでしょう。そして・・・坂本選手が、ようやく復帰できることになりました。徐々に調整して、めぬまカップ4位になった、あの頃のメンバーで、最後の十文字戦に挑み、リーグ優勝を狙いたいと思います。5位・4位・3位と、3年間で地味な進歩を果たしてきた文京学院・・・今年は2位以上が確定・・・飛び級して、1位になれるか・・・決戦は12/20です。

夕方から、関東サッカー協会女子委員会が文京で行われました。関東の女子委員長が芦原先生になり、いろいろな面で統率がとれてきそうな予感がします。あと、1年半・・・事務局長を頑張ります。

今日はこれから学校説明会・・・高校生は午後から学校で練習です。
中学生は、晴海総合にお世話になります!よろしくお願いします!



11/3(祝) 関東出場を決めた高校生はオフにして、5日に実施される実力テストのために勉強指令を出しました。晴海総合高校での大一番・・・第五代表決定戦、晴海VS十文字の運営担当として、晴海に到着すると・・・試合前の緊張感が両チームから漂っていました。
「もし、飛鳥戦で同点に追いついていなければ、文京が十文字と戦うことになっていた・・・しかも、高橋は累積でイエロー2枚・・・つまり、この試合には出れなかった・・・」そう思うと、ゾッとしましたが、久しぶりに落ち着いて試合を見ることができました。

白熱した試合・・・後半のなかごろ、晴海が右から仕掛ける・・・グラウンダーのボールが、中央に・・・そこに走りこみ、インサイドで当てて12番がシュート・・・という感じで、晴海が得点を奪いました。ちょうど、飛鳥が文京に得点を取ったのと同じくらいの時間帯でした。その後は、十文字の怒涛の攻撃・・・そして最後の最後・・・十文字がフリーキックをゲット・・・「何とか守ろうと思ってしまうと、ファールが多くなってしまうんですよね。」と、試合後のマカ先生が話していたように、文京・飛鳥戦と同じように、勝っている方のチームが、ファールを犯してしまう・・・文京と同じように、奇跡の同点ゴールとなるか・・・ロスタイムに何かが起こることが多かったこの大会ですが、今日は何も起こらず・・・晴海が1−0で十文字を破り、関東出場を決めました。試合後、悔しそうなGパン先生を見ていたら、とてもつらくなりました。本部でリラックスして試合を見ていた自分は、KYだったと反省しました。

これにより 東京の第一代表は 飛鳥 第二代表が 修徳  第三代表が 文京学院  第四代表が 成立学園 第五代表が 晴海総合 と なりました。

文京の鹿嶋ハイツでの試合ですが・・・
15日(土)14時 VS 八千代松陰(千葉第2代表)第1ピッチ ←勝てると次は・・・
16日(日)14時 VS 健大高崎(群馬第1代表)第1ピッチ
上記の試合で勝つことができれば、ベスト8になり、尚美ラウンドへ進めます!

戦国東京・・・7強が激しくぶつかり合い、壮絶な試合を繰り広げたこの大会・・・この7校に、実力の差はほとんどなく、本当にどこが落ちてもおかしくない・・・そんな展開でした。

最後の最後で代表権をGETした大滝先生・・・「実は、社長が「ベンチコートを洗った!」ということを日記に書いているのを見て、僕も洗ったんですよ!」と、語る・・・関東へ行けるか、行けないかは、ベンチコートを監督が洗うかどうかにかかっている・・・5月の時に、晴海に負けた理由を、その1点に絞った私は、今回は頑張りました。そして、それを知って、大滝先生も、頑張りました。もしかしたら、十文字と村田は、洗ってなかったのかもしれません・・・

晴海・十文字戦の激闘の後、文京の中学生を招集し、成立学園・十文字B・晴海B・晴海Aと、練習ゲームをさせていただきました。高校生相手に、25分を5本、しかも11人ギリギリで、相当疲れたと思いますが、とてもよい練習になったようで、カルガモ隊長はご満足・・・9日日曜日には、U15トレセンの試合がキャンセルになったので、再度中学生を召集して、十文字高1・晴海・成立と練習ゲームを行えることになりました。大滝先生!ありがとうございます!


↑神に祈りを捧げる神父さんと、懺悔する罪人 (左)
↑決勝戦とも思えるようなハイレベルな戦い 晴海総合VS十文字 



中学生が、だいぶたくましくなってきました。成立・晴海・十文字・・・ハイレベルな高校生とやらせていただき、良い守備練習ができたと、伊藤監督も大喜び・・・ありがとうございました。
三浦選手はマカ先生にも高い評価を受け・・・成立の願書を渡されそうになっていたので、何とか阻止しました。山郷選手も関東出場を決めた成立の選手のために駆けつけ、熱い指導を実践していました!
11/2(日) 感動の関東決定から一夜明け・・・たくさんの、祝メールありがとうございます!改めて、多くの方々に応援していただいていたことを痛感いたしました。感謝いたします!

その中で、ひとつ、三保の森のスミス先生から届いた、温かいメッセージをご紹介します。
「いやあ〜、おめでとうございます。あの3年生たちは、正しい方向性で戦い、関東出場を決めた・・・春の関東予選では、勝利の神様は、「あと一歩頑張りなさい!」と、いうところで、微笑まなかったようですが、やはり神様は、文京の高3をよく見ていたってことだと思います。関東でお会いできるのを楽しみにしています。いや しかし 嬉しかったです。」

「いやあ〜」という言葉に、スミス先生の暖かさが感じられます。そして、明るく元気に自分たちのサッカーを楽しんで実践する高3たちに対して、「ブラボー!!」と、拍手を送ってくださった・・・ありがたいお言葉です。年末、また、クリームシチューのおかわり、お願いします!

今日は、晴海総合高校にて、高校1部リーグの試合が行われました。本日は、第7節・・・これまで全勝で来た文京学院・・・今日の相手は都立第五商業・・・前半8点、後半6点、合計14点でした。昨日試合に出れなかったサブの1年生を4名起用しましたが、期待以上に活躍できた選手と、そうではない選手がいました。緊張して動けなかった選手は、練習試合と公式戦の緊張度の違いを実感したでしょう。

14点取ることができたので、得失点差が+41になり、十文字より1点多く、つかの間の1位になることができました。残すは、11月8日の飛鳥戦、そして12月20日の十文字戦の2試合・・・全勝優勝できるように、頑張りましょう!

高校1部リーグ 優勝ダービー  11/2 現在
勝ち点 得失点差 総得点 残り試合
十文字 18 40 41 飛鳥・文京学院・晴海
文京学院 21 41 41 飛鳥・十文字
飛鳥 12 14 十文字・文京学院・晴海・修徳・五商


第4回関東高校女子サッカー大会、埼玉、千葉から報告がありました・・・

埼玉・・・本庄は、優勝したとのこと・・・日野先生!おめでとうございます!
第1位 本庄第一  第2位 埼玉平成  第3位 久喜   第4位 埼玉栄  第5代表 浦和西

千葉・・・幕張総合と八千代松陰が確定・・・

東京は、明日確定します!

晴海では、明日の十文字戦に備え、入念な準備がなされていました。第五代表決定戦が、全国ベスト4の十文字と、関東ベスト4の晴海総合とは・・・昨日の劇的同点ゴールが決まっていなければ、十文字 VS 文京学院になっていたところでした。恐ろしや・・・それにしても、9月末からスタートして、11月3日まで、長い長い予選でした・・・

大滝先生いわく・・・
「いや〜、時田不在で、よく同点でしたね・・・すごい!昨日、飛鳥・文京戦の途中で、偵察に言っている晴海の選手からメールが入り、「飛鳥が1点取りました!」と、情報が入って、その後、メールがなかったので、これは飛鳥が勝ったなあ・・・と、ほっとしていたら、電話がかかってきて・・・「文京が同点に追いつきました!」と・・・選手たちも、メールをする余裕がないくらいに、唖然としたのでしょう。「文京には、飛鳥を倒して欲しい・・・」そう思いながらも、自分のところの利害関係では、飛鳥が勝った方が良い・・・そんな状態の中で、飛鳥の会場に行ったら、社長(床爪の呼称)にどんな表情を見せたら良いかわからないから・・・会場には行けませんでした。複雑な心境でしたよ・・・」

実は、福井さんにも、同じ事を昨日言われました。
「口では、文京を応援していても、飛鳥が1点取ったとき、「これ、あと1点取ったら、村田にもチャンスがくるんじゃん・・」と、胸の中で思ってしまいました。そんな私の罪を、神はお許しくださるでしょうか・・・」さすが、牧師さんのお言葉・・・

いずれにしても、昨日は各所で波紋を呼んだ、結果だったのでしょう。

秋の関東大会・・・今から4年前の2004年8月、当時、怖くて話しかけられなかった日野先生が、初めて文京学院の校舎を訪れ・・・そこで、各都県の代表者による会議が行われ、この大会がスタートしたのです。日野先生が委員長、私が事務局長・・・初年度は「プレ大会」として、妻沼と群馬の庚申山グランドで実施しました。協会や高体連の主催ではない・・・高校の先生方が、「全国高体連女子サッカー部組織化と、インターハイ実現のために、女子サッカーをアピールする!」ためにスタートした大会だったので、「公式戦」として認めてもらうためには、各学校の理解が必要でした。翌年の2005年、第1回大会の年には、開会式を盛大に行うため、妻沼の河川敷にPAセットを用意することを決断・・・レンタルのニッケン熊谷店で発電機を借り、伊藤先生にお願いして運んでもらい・・・イベント屋に徹しました。2006年からは、鹿嶋ハイツを利用するようになり・・・それまでは、埼玉の先生方が中心で運営していた大会を、スポマネさんと、私で運営するようになり・・・「本部に人が配置されていない!」とか、「運営は、もっとしっかりやって欲しい!」とか、「審判をちゃんと雇え」とか、「この大会の主催はどこなの?何で高体連じゃないの?出張扱いにならないよ!予算も出ないよ!」と・・・クレームが多々ありましが、「この大会は手作りの大会なんですから、皆さんの理解と協力が必要なんです!スポマネも、儲けなし、床爪も、ボランティアなんですから・・・都県持ち回りの大会じゃないんですよ!女子サッカー普及発展のための大会なんですよ!文句を言う前に、自分たちでやれることをやってください!」と、訴えてきました。そして、昨年第3回大会では、関東学園・尚美学園・大原学園の選手に主審・副審・記録を依頼・・・「審判としては、至らない点が多々あると思いますが、育成の一貫として、ご理解よろしくお願いします!」と、説明すると、大きなクレームもなく、平和に大会が完了しました。そして、今年・・・全国高体連サッカー専門部女子部が承認され・・・この大会の設立の役割を果たすことができた記念となる年に、初めて文京学院が出場することができました。委員長の日野先生も、他県の委員長の先生も、東京の仲間も、「文京頑張れ!」と、応援してくれるのは、今までの経緯があったからなのです。万年事務局からの脱出・・・設立・運営に携わってきた大会に、自分のチームが出場できるのは、本当うれしいです。私を事務局のおじさんから、出場チームの監督にランクアップさせてくれた選手たちに、感謝します!ありがとう!来週からは、プログラム作成の突貫工事がスタートします!頑張ります!


今日のアルバム 
11/1(土) まずはじめに・・・本日はたくさんの応援、ありがとうございました。キックオフ直前、シングオジサン(成北オヤジ様)の「文京学院!」という声を聞いて、鳥肌が立ちました。「こいつら、幸せ者だなあ・・・こんなにたくさんの応援団に見守られて・・・」と・・・たぶん、あの応援にジーンときた人は、たくさんいたでしょう。隣では坂本選手が興奮状態・・・「試合に出たい〜!!あ〜試合に出たい〜!」と・・・その姿を見て、5月の葛飾を思い出し、「スマン!坂本!」と、思ったら、目頭が熱くなり・・・すると、坂本選手が、「先生!まだ早いですよ!先生!しっかりしてくださいよ!」と、執拗に話しかける・・・「うるさい!黙れ!静かにしろ!お前こそ落ち着け!」と言いながらも、「お前に申し訳ないと思ってんだよ!」と、思えば思うほど、シングおじさんの歌が胸に響き、危ない状態でした。

10月22日の朝練で、向山選手が捻挫・・・23日の天王洲練習で、攻撃の確認をしたかったのですが、向山選手が不在ということで、晴海・村田戦とは異なる攻撃陣を編成すると・・・これが絶好調・・・とてもよいリズムで攻撃を展開・・・選手たちにも自信が感じられるようになりました。しかし、翌日の10月24日・・・時田選手が体調不要で戦線離脱・・・試合一週間前のテストマッチに、キャプテンが起用できないという緊急事態・・・しかし、その不安を吹き飛ばしてくれるかのようなサブの選手の頑張りが見られました。「時田先輩のためにも、絶対に関東に行かなくては・・・」、そんな団結力が、チームに高まってきたような気がしました。K沢先生に、「ロベカル並のサイドバック!」と、絶賛してもらった時田選手が不在となると、攻撃力は落ちる・・・しかし、その分、リスクの少ない守備が徹底できる・・・「引き分けでも関東出場が決まる」という試合では、むしろ、その方が良いのだろうと、ポジティブに考えるようにしました。

17時25分・・・集合するも、原武キャプテン代行から、「円陣組みましょう!」という言葉は出ず・・・3年生も、すっかり円陣を忘れてしまうくらいの、緊張があったのでしょう。ただ、「今日は気合を入れたら負けるから・・・お祭り気分で、楽しまないと、飛鳥のペースに引き込まれるぞ!」と、言っていたので、そのままの状態でキックオフ・・・スタートは文京のペースを作ることができました。前半終了0−0・・・後半に入ると、シンプルにボールを放り込み続ける飛鳥の攻撃を怖がり始め・・・引き気味になってしまう・・・そして、飛鳥のサッカーに、あわせてしまい、ボールを蹴ってしまう・・・「もっと、つなげ!」と言っても、引き分けでも良いという悪魔のささやきが、リスクの少ないサッカーへと導いてしまうのでしょう。こうなると、試合は飛鳥のペースに・・・何度か危ない場面がありましたが、命拾い・・・

真後ろで見ていた、仲コーチ・・・「なんで、こんなに蹴っちゃうんだよ・・・いつもの文京サッカーやろうよ・・・」と、ブツブツ・・・「しょうがないんだよ・・・引き分けでも良いと思うと、ああなっちゃうのかもね・・・」と、言いながら、「引き分けでも良いと、一番思っているのは、自分なんだよ〜ん」と、心の中でつぶやく・・・しかし、これが失点へとつながっていったのです・・・U18東京予選で、SFIDAが守りに入る中、十文字が得点を押し込んだ試合を見て、「失点を恐れて引いてしまうとダメなんだよなあ・・・」と、人様の試合では、冷静に思えていたのですが、いざ自分のチームとなると、監督も選手も、ビビリーになってしまう・・・徐々に徐々に、飛鳥が、飛鳥のペースで試合を進めていくようになり・・・

最近は、明治神宮だけではなく、中野選手のご両親にいただいた、和歌山県熊野本宮大社の「清めの砂」を、信仰しているのですが・・・飛鳥のシュートが、ゴールの横にそれるたびに、砂を撒いた坂本選手とともに、ご利益を感じていました。しかし・・・一瞬のパスミスを奪われ、そしてGKの頭を越す見事なミドルシュートを決められ・・・「しまった・・・ポストの上にも砂をかけておけば良かった・・・」と、後悔・・・残り時間は13分・・・「慌てるな!慌てるなよ!」と、自分に言い聞かせ、ピッチを見つめていました。ようやく最後の最後で、文京らしいサッカーができるようになり、リズムよく攻撃ができるシーンが増え・・・しかし、一瞬の判断の迷いを、飛鳥のDFは逃さずクリア・・・なかなかシュートを打たせてくれません・・・ストップウオッチが、後半30分の経過を知らせたとき、相手のファールでフリーキックをゲット・・・・ラストワンプレー・・・キッカーは石川選手・・・頭に思い浮かべたとおりの弾道のボールを、頭に思い浮かべたとおり、高橋選手が押し込み・・・1−1の同点に追いつく・・・思わず興奮してしまい、狂ったようにガッツポーズ・・・倒れてしまうかと思うくらい、興奮しました。そして、試合終了・・・関東出場が決まり、うれし涙を流す選手たち・・・笑顔にあふれる保護者の方々・・・応援し続けてくださった、シングおじさん、文京カルガモ隊、そしてわざわざクラスメイトの応援に来てくれた文京生たちも、きっと喜んでくれたことでしょう。新人戦の頃の、神がかり的な「強さ」がチームに戻ってきたような気がしました。それは、今日会場にいた選手たちが、本当の意味で気持を一つにできたからだと思います。今日は、温度差なんて、ひとつも感じず、選手、ベンチ、応援が、最後の最後まで、勝利を信じて戦うことができました。長袖のユニフォーム、36万円、バス購入、600万円・・・投資の男は、凍死せずにすみました!もし、関東に行けなかったら、購入したバスは、スタッフ送迎のために使用されることになったわけで・・・本当に良かった・・・関東大会は11月15日(土)・16(日)と、鹿島ハイツラウンドが行われ、ベスト8に進出すると、11月22日(土)・23日(日)の尚美学園大学ラウンドに進めます。

また、11月8日(土)には、飛鳥とリーグ戦を行います。会場が、東京成徳大原グランドに変更になっています。キックオフは13時30分となっています。お互いリーグ優勝をかけた激しい試合になることが想定されますが、投資家VS闘志家 第2弾をお楽しみください。今日は、まったく文京のサッカーはできず・・・矢代先生、福井さんの期待にも応えられず・・・しかし・・・攻撃の格が2枚欠けるという緊急事態の中、さらに、完全AWAYという悪条件の中、引き分けに追いつけたのは、最後の最後で、文京のサッカーができたからだと信じています。失点後のラスト13分、文京ペースでサッカーができました。蹴りこまれても怖がらず・・・自分たちのサッカーをやれば大丈夫!きっと次の試合につながるでしょう。

「K沢先生は、「絶対に文京を2−0で倒し、村田を関東に導きます」って、言ってたよ!でも、飛鳥のサッカーには負けちゃダメだよ!」と、福井さんから言われ、「くそ〜!負けないぞ!」と、闘志を燃やしそうになりましたが、売られた喧嘩は買ってはいけない・・・冷静に、冷静に、投資をしてきました。だからこそ、神様が助けてくれたのでしょう。さて、来週はどうなるでしょうか・・・冷静に、冷静に、投資し続けます!


高校1部リーグ 優勝ダービー現状
勝ち点 得失点差 総得点 残り試合
十文字 18 40 41 飛鳥・文京学院・晴海
文京学院 18 27 27 飛鳥・十文字・五商
飛鳥 12 14 十文字・文京学院・晴海・修徳・五商

最後になりましたが、今日の試合に向けて、ずっと応援してくださった村田女子高校の矢代監督にお礼を言いたいと思います。「文京が一番強かった!ビデオを見ても、本当にそう思うよ!だから自信を持って頑張って!」と、新小岩で選手たちを励ましてくれました。「私もサミットの駐車場から村田・飛鳥戦を見ていましたが・・・矢代先生は、本当に悔しかったのだと思います。矢代先生のためにも、頑張ります!」と、ノートにコメントした選手もいました。身体を張って頑張れたのは、村田魂のおかげです!


 Gパン+菊池さん  VS マカ王+宮内総監督 リーグ戦も佳境に・・・           

怪我人・病人 仲良くサポート   長袖ユニ 間に合う        濃い評論家たち

本日、小学生の部活体験で8名が参加してくれました。また、長野からサッカー少女が学校見学に来てくださいました。校舎案内担当のテツ&ワカメは、かなり広報のセンスがあるかも・・・「文京気質」・・・気に入ってくれたようです!「また来てね!」の決め台詞にも、明るく答えてくれました。