中学リーグ 1部・2部 入替え戦

キックオフ 会場 対戦相手
1月8日 12:30 晴海総合高校 十文字中学 0-1×
久しぶりに11人揃って、十文字中学と戦いました。緊迫したゲーム展開となりましたが、試合開始直後の1失点を取り返すことはできず、1部昇格は果たせませんでした。前日38度の熱を出しバファリンを飲んで熱を下げてきたというキャプテン坂本さやかは、集合時間前にトイレで・・・そんな坂本が、驚くほどの運動量を見せ、十文字ゴールへ果敢にチャレンジし続けました。その気迫に時田も応え、鋭い動きで中盤を支配しました。今の文京が、十文字相手にここまで戦うとは、伊藤監督も思っていなかったと思います。年末の翠陵遠征は人数が揃わず中学チームの参加は断念。4日の初蹴り練習試合も6名。5日の練習は5名。6日は雨で中止。7日のふじみ野練習も、7名。こんな状態でチームがまとまるはずがないと、半ば諦めていました。しかし、試合が始まると、坂本・時田・石島・大塔の気迫は、我々の予想を大きく上回るものでした。そしてGK佐藤みのりのファインセーブに助けられ、最後まで緊迫した試合を展開し、見ている者を熱くさせてくれました。中盤から突破し、クロスを上げて、その勢いで地面に頭を打ち、倒れこむ坂本・・・いつもなら笑うところでしたが、38度の熱と試合前の嘔吐を知っていた私の目には、涙がうっすらと浮かびました。そんなファイトがチームを盛り上げ、最後まで戦い抜くことができました。現中1の9名が3年生になるときには、坂本・時田に負けない選手になれるよう、日々の練習に気持ちを入れ、ひたむきに取り組んでほしいと願う今日一日でした。(床)

東京都U15ガールズサッカー大会 予選リーグ 決勝トーナメント

キックオフ 会場 対戦相手
9月3日 10:00 北中学校 十文字中学 3-2◎
9月3日 13:30 北中学校 杉並SC 2-6×
9月16日 11:30 晴海総合高校 欅ロッソ 3-1◎
9月15日の夜、中学部伊藤直哉監督からメールが入り、「明日は人数が揃わず、試合不可能です・・・」と。「不戦敗だけは、絶対に避けたい。相手に迷惑がかかるので・・・」と、何とか7名ギリギリでも戦って欲しいと伝え、当日の朝を迎えました。9月16日は、都内の公立中学校で行事が行われる日であったことを、直前まで把握していませんでした。自分の息子が都内の公立中学に通っているにもかかわらず・・・(授業参観のお知らせも見ていない、そんな父親になっていたことにもショックでしたが・・・)しかし、キックオフの時間には、8人そろい、不戦敗を避けることができました。無理をさせてしまった選手には、本当に申し訳なく思っています。GK初体験の大塔をはじめ、人数が足りない分、普段の何倍も頑張らなくてはならない試合でした。引き分けでも御の字かな・・・というショゲ気味の伊藤監督の発言を吹っ飛ばすかのように、序盤から得点を取ることができ、伊藤監督のテンションも徐々に戻ってきました。苦しい試合を勝利で終えて、選手全員に笑顔が・・・しかし、その後の十文字VS杉並SCの試合で、十文字が3−0で杉並SCを下したことがわかり、杉並・十文字・文京学院が、勝ち点6で三つ巴になり、得失点差で、文京が3位になったことがわかりました。9月3日の杉並戦で、6失点したのが、ここにきて、大きな痛手となりました。リーグ戦の恐ろしさは、戦っているときには、感じられる余裕がなく・・・最終節を勝利で終えて、喜んでいるときほど、痛切に感じるのかもしれません。それからは、どうすることもできない虚脱感が襲うでしょう。このくやしさを忘れずに、次に予選リーグを戦うときに、もし、2−6で負けている場面でも、「1点取ろうぜ!」と、声を出せる選手になれることを期待しています。応援にかけつけていただいた保護者の皆様、ご期待に添えず申し訳ありませんでした。次回の試合は、10月15日、リーグ最終節 フィオーレJOYとの対戦です。今後ともよろしくお願いします。(KT著)


【9月3日の記事】
9月2日(土)晴海総合高校に、中学生11人が久しぶりに揃いました。しかし・・・なかなかチームが連動せずに、7人の高校生相手に0−2で破れ、ピッチの縦を10本ダッシュすることに・・・そのダッシュを見て、「これ本当に走ってるの?」と、十文字のI先生から笑われ、「公式戦前に走らなきゃいけないのかあ」と、成立学園のN先生から同情されました。そんな惨めな思いが、9月3日の勝利につながったのでしょうか・・・先制したのもつかの間、1−1に追いつかれると、十文字の攻撃は激しくなる一方・・・しかし、松井選手の豪快なシュートが決まり、2−1に・・・そして、また、松井選手の鋭いコーナーキックから、追加点を奪い、3−1になり、勝負を決めました。文京学院中学部が、2年目にして十文字中学を破った歴史的な一日となりました。「これで1位通過は間違いない」・・・選手にも、スタッフにも、保護者の方にも、油断があったのでしょう。2試合目の杉並戦は、あっという間に3点とられてしまいました。その後、2点取り返し、追い上げムードになるものの、すぐに4点目、5点目と失い、終わってみれば2−6の完敗。今まで負けなかった相手に、これだけ大差で負けるとは・・・サッカーには「気持ち」と「集中力」が重要であるということを、選手たちはこのような失敗で学んでいくことでしょう。同じ失敗を次に繰り返さなければ、成長するチームになれ、もう一度繰り返してしまえば、衰退するチームになる。4日からは、期末試験のため、活動できません。そしていきなり、16日の試合となるのです。そのときまで、気持ちを切らさずに、各自でトレーニングできるかどうかが、勝負の分かれ目でしょう。
伊藤直哉監督の苦悩はしばらく続きそうです。(KT著)
結果 予選リーグ敗退
【大会前のコメント】
昨年度、ベスト4という快挙を成し遂げたこの大会。今年も上位進出を狙います。メンバーのほとんどが中学1年生(中1:8名 中2:2名 中3:2名)のため、まだまだ発展途上にありますが、高校生と一緒にU18大会に参加し、技術や精神力を向上させる選手もおり、9月には十文字を苦しめるだけのパワーを持つようになると信じています。伊藤監督の厳しい指導の先に、うれしい勝利があると信じて、頑張って欲しいと思います。


全日本女子ユースU18大会 東京都予選 参加チーム21 関東進出3位以上 ノックアウト方式

キックオフ 会場 対戦相手
8月12日 10:00 私学事業団総合運動場(新小岩) フィオーレ武蔵野 2-1◎
(得点者:時田・江口)
8月13日 10:00 駒沢補助競技場 晴海総合高校 2-0◎
(得点者:高橋・時田)
8月19日 10:00 駒沢第二競技場 日テレ・メニーナ 0-4×
メニーナ戦終了・・・失点は、昨年の半分ですみました!?

8月17日のSFIDAとのテストマッチで、弱点を露呈されたDFとボランチ陣でしたが、メニーナ戦では、ボランチが走り、DFもラインをあげ、スタート12分までは、「もしかしたら・・・」という気分を味あわせてくれる、頑張りを見せてくれました。無我夢中でゴールを守る坂本さやか、冷静に対応し、攻守の切り替えの声を出す梅田、外へ、外へのクリアを忠実に守る藤本、苦手なヘディングを、精一杯がんばった松賀、試合になると燃えるGK小林、DFの必死の対応に、ボランチ守田・江口もいつもの2倍以上の走りを見せて、見ごたえある試合となりました。前半開始12分、小林のインスイングライナーのCKは、あまりにもスピーディーで、対応が遅れたのか・・・こぼれだまへのプレスが遅れ、1点目を許すと、その直後、引いてしまったDFとボランチのスペースで原に仕事をさせてしまい、すぐに2点目を献上してしまいました。しかし、ここからまた、立て直して、前半は0−2のまま、折り返すことができました。後半は、いつもの2倍頑張らなくてはならないボランチがスタミナ切れになるのは、必至でした。その前に得点を取れれば、奇跡のパワーが生まれる!と、思っていたときに、絶好の位置でのフリーキック。試合直前に、「FKはすべて直接狙へ」という指示を藤本に出していたのが逆にプレッシャーになったのか・・・そのまた後に、右からのFKチャンス。まともなボールでは、競り勝てませんでした。ここでアイデアを出せなかった監督の采配ミスを十分反省するとともに、文京にもチャンスがあったという事実は忘れず、これからの練習に取り組んで行きたいと思います。草津、吉原と、遠征を重ねることで、チームがひとつになり、試合中の笑顔も増え、自信を持ってサッカーができるようになってきたと思います。今回の大会は、「足りないものをみつける」ということが目標でした。選手ひとりひとりが、それを実感できた大会であったと思います。今回、中学部から参加してくれた、坂本、時田、斉藤、北澤、松井の5名は、9月3日からのU15ガールズ大会で上位を目指し、伊藤監督のもと、中学生チームの核としてさらに成長することを期待しています。高校生は、秋の関東予選に向けて、2倍頑張れる選手を目指し、体力強化に励みましょう。暑い中、応援にかけつけてくれた保護者の皆様に、心から感謝いたします。今後とも応援よろしくお願いいたします。


(以下は8月13日のコメント)
今までの文京は、接戦で負けることが多かったですが、今回は、接戦を制してベスト8に残ることができました。草津・富士ワイズで、苦しみ、悩み、励ましあい、中1から高3までが、気持ちをひとつにして戦うことができた結果だと思います。ゲームの核でもあり、チームの柱でもあるキャプテン梅田、たった一人の高3生として後輩たちに信頼を得た藤本、オフの日にひとりで晴海総合の周回コースを走り続けるダイナモボランチ守田、できることをしっかりやることを誓い、走り込みを続ける成田・・・数少ない上級生の頑張りに敬意を払い、高1と中学生たちの高い技術が発揮されることで、良いチームが出来上がったと思います。ギリギリの人数で、よくここまで頑張ってくれました。公式戦で、晴海総合高校に勝てたのは、創部以来はじめてのことです。また一歩成長できたことによろこびを感じ、昨年の全国覇者、日テレ・メニーナに、思い切りチャレンジして欲しいと思います。昨年は、25分ハーフで8点もとられました。今年の4月の練習試合でも、数え切れないほど失点をしました。ビビリ、ひるみ、プレスがゆるくなり、あっという間に1点とられ、その後は、大量に・・・というシナリオでした。しっかりと戦い、攻撃の時は、全員で押し上げ、奪われたらすぐにブロックを形成する・・・そのための体力が文京にあれば、きっと良いゲームをしてくれるでしょう。駒沢第二のピッチで、真剣勝負のメニーナと戦うことができることを誇りに思い、終了の笛と同時に、スタンドから拍手が湧き上がるようなゲームをしてくれるとこを期待しています。
U18出場メンバー:藤本(高3)・梅田・守田・成田(高2)・江口・石川・高橋・宮下・小林・松賀(高1)・坂本・時田(中3)・北澤・斉藤・松井(中1) 計15名