怪我をしない身体作りに取り組む選手たち・・・
期末試験・修学旅行を終え、
選手権予選に向けてのプロローグ・・・
スタートしました!
修学旅行や学年末の忙しさを理由に、長期にわたり更新できませんでした。すると、色々な方に、「ちゃんと更新しないと、お気に入りから外しちゃうぞ!」と、脅迫され、取り急ぎ近況報告をすることにいたしました。
今週末からは、尚美学園カップ・妻沼カップ・関東学園カップと、高校はカップ戦が続きますので、たくさんレポートできると思います。中学も、3月24日の中学校大会最終節ならびに、4月1日からの九十九里フェスティバルと、春の予定は満載です。そして、高校・中学ともに選手権へ・・・・しっかり更新される時期になると思いますので、どうかひとつ、お気に入りのままで・・・・お願いします。



チーム 近況報告     

3月5日(月) 修学旅行から戻った次の日、強風の中、練習を再開しました。
3月6日(火) 新中1の4名が練習に参加。高校生に混ざり、元気にがんばっていました。
ランドセルを背負い、小学生に戻った気分でグランドを走り回る○○・・・
3月7日(水) 伊藤コーチの指導で、無回転シュートの練習。できる可能性を見せたのは2名!?くらいでしょうか・・・
3月8日(木) 4時間の練習でしたが、卒業式の準備の手伝いで江口・石川が不在・・・中学生は試験中・・・
広〜い六義園のグランドで、6人だけの練習。さすがにグッタリ疲れていました。
3月9日(金) 伊藤コーチの指導で、1対1・2対2の強化。中学生は、試験最終日ということもあり、新中1の2名と、斉藤だけが参加・・・高校生を残し、ゲームの相手に・・・しかしさすがに疲れが表れ、怪我をしそうなので、6時で終了。文京史上初・・・終了時間を1時間繰り上、解散・・・
3月10日(土) 高校生は、なでしこプレーオフメキシコ戦の補助役員で、国立競技場へ。なでしこのメンバーを見ると、かつてのU18東京選抜の選手がズラリ・・・長里・宇津木・岩清水・豊田・・・・スタメンに驚きながらも文京の選手がちゃんと仕事をしているかが気になる・・・スタッフ用ウインドブレーカーと、交通費をもらって喜ぶ選手。スタッフのお兄さんと仲良くなろうといする選手。スタンドから、選手と同じくらい声援を受ける選手。メキシコの国旗を持つのが、異様に似合う選手。それぞれ楽しんでくれたようです。
中学生は、晴海総合高校で練習試合のはずが・・・3人しか集まらず・・・大滝先生、本当にごめんなさい。3月29日の晴海カップには、賞品を提供させていただきます。
3月11日(日) 朝まで激しい雨が・・高校生はオフ、中学生は試合中止・・床爪はU15東京選抜の運転手。巣鴨から東松山に行き、試合後日テレに移動し、巣鴨に帰る・・・結構キツイ1日でした。
3月12日(月) 9時〜13時というめずらしい時間設定。この日も4時間の練習で、グッタリ・・・
「今週からは、お互いにも自分自身にも厳しく追い込むこと!」と、激しさを増すも、肉離れをおこす選手が・・・この時期の怪我は自分にも、チームにも致命的。いかに2月のフィジカルや、オフ期間中の自己管理が大事だったか痛感して欲しいです。
何事も、いきなりやったら、ダメなのです。
3月13日(火) 高校生は15時〜18時 中学生は16時〜19時という時間差の練習。中学生は、新中1と中2だけで11人集まり、活気ある練習を再開・・・
3月14日(水) 9時〜12時30分まで練習。最後はGKをみんなで鍛えるが、トイレを我慢していたGK小林は、落ち着きがない。トイレは我慢せずに、アピールしましょう。
3月15日(木) 高校生は10時30分〜14時30分に小石川グランドで練習。卒業後もサッカーを続ける藤本・竹内を助っ人に呼んで、村田と練習ゲーム。久々のゲームで、ゲーム感覚を取り戻すのに時間がかかりましたが、随所でテンポの速い攻撃が見られました。攻撃が好きになりすぎて、やや守備に不安が・・・
尚美・妻沼・関東学園で、修正していかないと、村田・十文字に、ボコボコにやられるかも・・・
矢代先生に久しぶりに会いましたが、嘘をつくときの表情を研究できました!?
村田はやはり、スゴイ!朝、市川で練習。小石川のゲームの後も新小岩へ・・・魂を感じます。
中学生は、16時〜19時まで、学校で練習をしました。
3月16日(金) 明日からの尚美学園カップに備え、六義園で練習。
3月17日(土) 高校生は尚美学園カップに参加。山村・久喜を破り、1位抜け
中学生は杉並総合高校で練習試合 8名の参加・・・しかし、新入生FWの活躍で、8人でも高校生(都立芦花)に負けなかったと、伊藤監督も「あっぱれ!」と選手を褒める・・・
3月18日(日) 高校生は尚美学園カップに参加。埼玉栄・本庄第一と対戦し、ヒヤヒヤドキドキしながらも、連勝し、優勝・・・優勝賞品は、ペナルティーのスネアテと、ボール4個!!藤本もちゃっかりスネアテをもらい、後輩の健闘にご満悦・・・強風の中、かなりの体力消耗であっただろうが、優勝したので、帰りのバスも元気いっぱい(新1年は、疲れて寝てましたが・・・・)
中学生はオフ 24日の成城学園戦(中学校大会)に向けて、しっかり休養して、20日・21日・22日と、最後の確認へ!!

春休みは 妻沼・関東学園・静岡遠征と、試合を重ねました・・・
 

4月4日(水) 六義園で練習 持久力UPのためのペース走を開始・・・何のために走るか、自覚して!
途中落雷にあい、練習切り上げ・・・
4月5日(木) 久しぶりの学校練習。この日の3時間の練習のうち、2時間はフィジカル。
ボールを使った練習は1時間だけ。集中力を高めて!
4月6日(金) 選手はオフ。監督は総会と抽選会で大忙し・・・文京のブロックを引いたのは、ICUと八王子。
この2校から、何点とることができるか・・・予選1位の1位抜けを目指し、頑張れ文京!
4月7日(土) なでしこオリンピック予選 ベトナム戦のボールガールと担架要員・・・観客は4000人と、ワールドカップ予選に比べて半分以下・・・国立競技場に4000人では、ヤバイ!!女子サッカー、このままでいいのか!?
4月8日(日) 晴海総合高校で、練習試合。新1年を入れた晴海総合高校と始めての対戦・・・坂本のロングパスに時田が抜け出し、先制をするも、その直後、晴海新1年DFの超ロングキック(セットプレー)に競り負け、新1年FWに巧妙なシュートを決められ、すぐに追いつかれる・・・お互い良きライバルとして、頑張っていきましょう!成立学園さんとも対戦・・・いきなりゴールを決められ、焦る文京イレブン!!もし、あの得点が、後半終了間際だったら・・・集中集中!
4月15日(日) 埼玉栄高校にて、練習試合。埼玉栄・成立学園・関東学園大学と、試合をやりました。坂本さやかが発熱でダウン・・・11名ギリギリでの試合でしたが、とても勉強になる良い1日でした。
栄の松島先生から、プーマのクーラーボックスをいただきました。とれも収穫のある1日でした。
山口先生のチーム(関東学園大学)とも、はじめて試合をさせていただきました。中盤のパス回しのアイデアを、山口先生に褒めていただき、「どうやって教えているの?」と聞かれたので、「何にも教えてません。世界の選手のビデオを見せているだけです」と応えると、笑われました。山口先生には、かつて江戸川女子高校監督時代に、村田対策や十文字対策など、色々なことを教わりました。その先生にお褒めの言葉をいただけて、とても嬉しく思う1日でした。
選手たちは、尚美学園カップ・妻沼カップ・関東学園カップ・静岡遠征・晴海遠征と、25試合以上、同じメンバーで戦っています。選手たちがたくさん話し合い、アイデアを出し合い、試行錯誤を繰り返すことで、ようやくパスがまわるようになってきました。しかし、まだまだ油断はできません。十文字は、今日は本庄第一に遠征に行き、来週は栄に来るとやら・・・村田は来週東北に日帰り遠征とやら・・・東京の2強には、まだまだ差があるということを忘れずに、残りの日々を頑張りましょう!!
4月20日(金) 渋谷区広尾中学校にて練習。なぜ、広尾中かというと・・・渋谷区で女子サッカーの普及のために、女子種を立ち上げ、その代表となった渋谷東部大西監督(中2北澤の恩師でもあり、実は私の長男の恩師でもあります・・・)に招待され、女子サッカーをPRして欲しいと、地元恵比寿に出向きました。ナイターで9時まで利用できるという環境・・・しかも自宅から車で5分・・・私には最高の練習会場でしたが、選手と伊藤コーチには「遠路はるばる・・・」という感じだったかもしれません。女子サッカーの普及・発展に、お役に立てるよう、今後も機会があればお邪魔したいと思っています・・・
4月29日(日) 明日は予選リーグ第二節。八王子高校との戦いです。気負わず、落ち着いて戦うことができれば、それで良いと思っています。成徳を抜いて、1位の1位で行くぞ!なんて気合を入れたら、きっとまたシュートは、枠の外へしかいかないでしょう。中学生8名と高校生で、晴海B・十文字中1年・ベルタと、戦いました。そして、その後、ハーフコートでシュート練習、ゲームを行い、最後の調整をしました。晴海の大滝先生は、本当に文京をサポートしてくれています。「晴海は文京のホームグランドですから・・・」と、おっしゃりながら、晴海の選手たちが試合の準備のためにラインを引こうとしているにもかかわらず、練習をさせていただきました。普通だったら、「他校のグランドに来て、練習試合のあとに1時間も練習に使ってるなんて、非常識だ!」と、怒るところでしょうが、大滝先生は、「使ってくださ〜い!」と、笑顔で使用を許可してくれました。そして部室に荷物も置かせていただき、至れり尽くせりで・・・大滝先生には、トリトン晴海で焼肉をおごったことと、昨年の関東大会が決まったときに、記念品を贈呈した(贈呈というより、某業者に頼んで、送ってもらった)くらいで、他には何もしていません。この場をかりて、お礼申し上げます。選手のみなさんも、感謝の気持ちを忘れず、グランド整備や校内の掃除を率先して行いましょう。そして「前日の調整のおかげで」・・・と言えるような試合になるように、祈っています。
5月20日(日) 熱戦から1週間が経ち・・・今日は、立川西砂スポーツ広場に、中高で出向きました。招待してくださったのは、立川FC。竹内茜子(18年度卒)の出身チームで、数々の有能な選手を輩出している名門クラブチームです。中学生中心(中1・中2)のチームと、一般の部中心のチームで、お相手していただきました。文京のU15スクールに、新しい仲間が加わり、総勢16名の中学部と、高校生12名の合計28名で参加・・・久しぶりの大所帯でした。この日、運転手の床爪は、道を間違えてしまい、1時間も迷うという失態・・・理由は簡単・・・八王子インターから、逆方向に走ったことで、Uターンできず、泥沼にはまったという間抜けな失態です。立川さんには、試合開始時間を45分遅らせていただき、何とか予定の本数をこなしていただきました。申し訳ありませんでした。今後は出発前にルート確認をしっかりしようと、反省いたしました。これも、関東大会前に、神様が与えた訓告だと思い・・・

◆中学生は、25分ゲームを3本やりました。1本目(0−0)・2本目(0−3)・3本目(1−1)・・・2本目のときに、伊藤監督が、「5点入ったら、チームは解散だ!」と激を飛ばすと、奇跡的に3試合で4失点でおさまり・・・ほっと一安心・・・それにしても中1の野田選手の頑張りには頭が下がります。最後まであきらめない姿勢、恐れを知らぬ突進、自分に何かを言い聞かせ続ける「独り言」、底抜けに明るく必死に頑張る姿・・・将来の大物を予感させます。瀬田中男子サッカー部で活動している3名も加わり、全体的なスピードがあがり、躍動感が出てきました。4月14日に骨折をした斉藤選手も、脅威の回復力で練習に参加し始め、今か今かと出番を待っています。6月からのリーグ戦が楽しみになったきた中学部です!

◆高校生は、30分ゲームを3本やりました。1本目(0−2)・2本目(0−4?)・3本目(1−1)1本目、良い展開で攻めるのですが、カウンターでDFとGK坂本の間にパスを出され失点。失点するとあわててしまい、パスミスからカウンターをくらい、追加点を許す・・・2本目は、中学生をDFに入れましたが、やはりレベルが違いすぎで、バランスが崩れ、大量失点・・・暗・・・3本目、坂本のストレスを解消するため、DFで起用。佐藤ミノリにGK依頼。高橋の突破、時田のシュート・・・久々に豪快な攻撃でした。坂本のDFは、相手が強いと光る・・・1対1ではほとんど負けない・・・「DF楽しかったです!」と、うれしそうに話す坂本でした。
バスが満席になるなんて、何年ぶり?
5月21日(月) 体育祭が東京体育館で行われました。 サッカー部はリレーで大活躍でした・・・江口・石川の騎馬戦も、なかなか面白かったです。

5月23日(水) 関東大会壮行会が、朝行われました。バレー部、15年連続・・・アーチェリー部3年連続・・・・そしてサッカー部は初・・・注目が集まりました。
5月25日(木) 今日は、17時から文京学院で関東大会の抽選会がありまして・・・
高校選手権の関東予選で抽選会が復活してから3回目の抽選会。1回目、2回目とも文京学院で行われましたが、床爪は司会進行係・・・昨年は十文字も進行役・・・今年は、その役目を成立学園の中野先生に託し、初の抽選会参加となりました。巣鴨の100円ショップであたらしい抽選会用の棒を22本購入。シールに番号を書き込み、準備。3時30分くらいに「そろそろホールの椅子を出そう」と思い、1階に下りると、埼玉平成の種延先生がすでに来校・・・そのとき、ピピッときたような、来ないような・・・横浜翠陵の翠先生に、「北はどっちですか?」と聞かれる・・・「風水では、北に運気が・・・」と、どこも宗教チックになっていました。シードの本庄第一高校・日野先生の司会進行のもと、約30分で抽選会が終了しました。飛鳥はシード、村田・十文字はそれぞれ全国に近い?山を引き、そして文京は、神の申し子平賀愛子の出番もなく、抽選することなく枠が決定。1回戦は、神奈川第4代表の慶応大学。ここに順調に勝つことができれば、2回戦で埼玉平成と対戦・・・負ければ、その時点で終わり・・・本当であれば、「もっと楽なところを引けば良かった・・・」と思うのでしょうが、なぜか非常にモチベーションが上がって来ました。チャレンジャーは、余計なことを考えず、思い切りぶつかっていきたいと思います。抽選会後の懇親会には、吉原高校の高橋先生、スポーツマネジメント脇田社長、松島先生のご長男も参加され、貴重な情報を頂きました。みなさんに応援していただき、アドバイスをいただき、強豪に立ち向かっていくという闘志が沸いてきました。横でさびしそうにみんなの話を聞いている成立学園中野先生。きっと「絶対来年は出てやる!」と、思っていることでしょう。「成立の選手たちは、文京を応援してますから!なんだか文京ファンが多いんですよ・・・自分も今年の文京のチームワークには勉強させていただきました・・・」と、励ましていただく言葉にも、哀愁を感じました。初めて当該チームとして参加した抽選会・・・今までとはまったく違う気持ちでの参加・・・新鮮でした。 関東大会抽選結果
6月2日(土) 中学生が練習試合で若葉総合高校にお世話になりました。
しかし、試験明けのため、体調不良で欠席が多く・・人数の少ない中、高校生相手に奮闘!?
伊藤監督からのメールは・・・
「松原高校には、3点ぶち込まれました。若葉総合高校は、文京の少人数に気を使ってくださり、9人でやってくださいました。得点は取れましたが、失点を許したので、走らせました!守備の仕事はキッチリさせないと、ダメですからさかい!」3日のリーグ戦が相手チームの都合でキャンセルになり、10日も延期になってしまったため、初戦は23日に・・・瀬田中のメンバーも加わり、15名で1部昇格を狙い、頑張れ中学!!
6月3日(日) 朝7時30分学校集合・・・バスで移動し、尚美学園大学にて 本庄第一・埼玉栄・尚美学園大学と 練習ゲームを行いました。到着すると、すでに試合が行われていて・・・さすが埼玉の先生方は、時間を無駄にしない・・・朝が早い・・・関東大会に出場できるチームになり、こうして埼玉の強豪チームから、関東前の貴重な調整練習に声をかけてただけるようになったことをうれしく思い、対戦させていただきました。本庄第一高校は、プール熱で寮生が不在という大変な状況でしたが、それでもチームを組んでいただき、対戦していただきました。「技術で負けても、気持ちで負けるな!聞こえない声は出すな!」気合を入れる日野先生の言葉を、文京の選手たちもしっかり聞いてくれていればと思いました。(他力本願!)埼玉栄高校には、30分で、ボコボコにやられました。失点のひとつひとつが、文京の弱点を明確にさせてくれるもので、大変貴重な経験になりました。「2週間で、○○を修復できなければ、関東で惨めな思いをする・・・」自分も選手も痛感しました。尚美学園大学のお姉様方には、試合では、圧倒的にやられましたが、過呼吸で倒れた選手のケアをしていただくなど、お世話になりました。藤本亜美先輩は、普段は後輩を応援してくれますが、試合では負けるわけにはいかないと、アネゴぶりを発揮していました。尚美学園の広報誌にも女子サッカー部を代表して登場するなど、多方面で活躍しているようです。試合の合間に、埼玉平成を熟知している日野先生・松島先生と、神奈川県選抜チームのコーチをしていた尚美学園中瀬監督に、それぞれ埼玉平成対策、慶応藤沢対策をレクチャーしていただきました。「初出場で、失うものは無いんだから、思い切って!」と、励ましていただき、勇気をいただきましたこと、この場を借りてお礼申し上げます。
2時に尚美学園大学を出て、明治神宮へ・・・関東大会必勝+全国大会出場祈願と宮下・小林の平癒祈願をしました。今までお世話になったお札(関東大会出場祈願)とは、涙のお別れ・・・新たな目標に向けて、神にお祈りをしました。そして国立競技場へ・・・ボールガールと担架部隊・・・9時30分に解散しました。14時間の行動でかなり疲れたと思います。今日から中間テストが返却され、さらに精神的疲労が・・・負けずに頑張りましょう。

病人怪我人続出で、後ろ姿もお疲れ気味の日野先生(左)

ストッキングを赤に変えました!東京予選では1度も着てない赤は新鮮!?
藤本先輩(最右)は、文京の試合も出る気満々で緑ソックスを用意・・・
しかし文京が赤なので、ショック・・・

お世話になったお札を納め、「ありがとうございました・・・」(明治神宮にて)
参拝を終えて国立競技場へ・・・北澤真子さんにも手伝ってもらいました!
「高校生と一緒にサッカーをやるのは楽しいです!」と胸を張って言い切る
元気な中学生は、高校生に混ざり、競技補助役員を堂々と行ってくれました。
(そのおかげで、スタンドから北澤さんの恩師に写真をとってもらえました!)


「ハーフパンツで役員はちょっと・・・」協会か注意される中野先生・・・
吉原高校の学園祭に招待され、静岡遠征から無理してきていただいたのに・・・
ちっとかわいそうでした。文京が人数不足のため、成立学園さんにいつもお願い
してしまい・・・ごめんなさい。今日のボールガールは、寒かったようで・・・
6月10日(日) 昨日(土曜日)サッカー部の保護者総会があり、その後、懇親会・・・いままで、「今年も関東行けずにすみませんでした」と、監督謝罪コメントで始まっていた会も、今年は、江口新会長の、「子供たちも頑張ってるんだから、親たちも頑張りましょう!」の気合の一言でスタート。明るく楽しく盛り上がりました。新入生の中1・高1のお母様方の席に座りましたが、みなさん、「文京に入って良かった!」と、言っていただき、本当にうれしく思いました。(特に広報活動担当としては、この言葉が一番うれしいのです)そして、このホームページを家族全員で見ているというご一家や、「毎日見て笑ったり、泣いたりして楽しんでます!」「近所のサッカーやってる子達に、必ず見てと宣伝してます!」という声を聞き、がんばらなくてはと思いました。また、「16日は宿泊しても大丈夫ですよね!私たちだけ泊まって、選手は帰るなんてことないですよね・・・」と、聞かれ、「普通どおりにやれれば大丈夫です!」と、吉祥戦で一番緊張した○○さんのお母様に答えつつ、これほど家族を盛り上げさせる関東大会初出場の効果に、驚きと感動を覚えました。8時過ぎには会も終わり、ぐっすり睡眠をとることができました。一夜明け・・・試合会場の晴海総合高校に着くと、開幕戦が始まろうとしていました。対戦カードは、修徳高校VS晴海総合高校。スタートは晴海が主導権を握るゲームでしたが、後半になると、修徳が怒涛の攻撃をしかけます。しかし、なかなかフィニッシュが決まらない・・・すると、雷が・・・そして雨・・・そして修徳の先制・・・修徳は、怪我人の代わりに出た選手が、すばらしく、エネルギッシュにピッチを駆け回っていました。このメンバーだったら、5月に勝てなかったかもしれない・・・と、思うくらいの、良い試合をしていて、びっくりしました。来年の修徳は、今年よりも強いこと間違いなしです。文京も頑張らないと!!と、気を引き締めさせられる試合でした。そして、いよいよ東京成徳とのキックオフが近づき・・・・すると、急に雨が激しくなり、雷も鳴り出し・・・「どうしますか?」と聞かれ、文京はやる気満々であることを伝えると、有賀先生・大滝先生は、「文京さんは来週大事な試合があるんですから、こんなところで怪我でもしたら大変ですよ。やめた方がいいですよ。滑って頭でも打ったら、大変でしょ・・・」と、気を使ってくださいました。「これも神のお告げかも・・・」と、中止決定を素直に受け入れ、解散・・・もし大雨の中、試合をしていたら、@怪我をしていたかもしれない A慶応藤沢が偵察に来ていたかもしれない  B宮下の体調が悪化していたかもしれない そんな気にもなりました。また、朝から中止が決まっていたら、選手たちもダラダラと、寝てしまったりしたかもしれませんが、晴海に来て、アップをしたというのも、実は1週間前のコンディショングとしては、11人ギリギリのチームにとっては、良かったのかもしれません。これで来週2連勝できたら、「6月10日・・・神の雨・・・奇跡起こす」と、なるでしょう。そう信じて、今週1週間、調整をはかっていきたいと思います。神様、ひとつよろしくお願いいたします。

小林からアドバイスを受ける坂本・・・「腰が高いんだよ!」と、怒られ、不安に・・
実は、坂本さやかは、日陰で育つ女の子らしい子にしたかったと・・・(母さま談)

試合直前・・・リラックスするキャプテンと高・石、奥の1年生は、やや不安そう・・・
水はけの良い晴海総合のグランドが、この状態・・・(右)これではサッカーになりません・・・

文京の試合がなかったので、今回は、晴海大滝先生と修徳有賀先生を激写!
前半は、攻めに攻めるも、得点に至らず・・・「何で点がとれないんだよ〜」と、嘆く大滝監督
初戦を白星でスタートし、満面の笑みを見せる有賀監督・・・
「実は、夢の島で十文字に負けたとき、指導者になってはじめて泣いたんですよ・・・今年はいろんな意味で、甘かったと・・・選手たちに申し訳ないって、心から思ったんです・・・」
その涙を見て、選手たちが、「この先生を絶対来年関東に連れて行ってあげよう!」と、
思えば、ものすごく強いチームになるでしょう・・・選手が思わなければ、いくら学校が思っても、いくら保護者が思っても、ダメなんですよねええ・・・やるのは選手ですから・・・来年の修徳は、きっと強敵になるでしょう!!
6月11日(月) 昨日埼玉県で行われた、U15選手権関東大会にて、落雷による試合中止で、コイントス方式で決着を着けるという方式が採用されました。不運なことに、東京代表のSFIDA世田谷は、予選リーグ3試合中2試合がこのコイントスとなり、さらに不幸なことに、コイントス2連敗となり、戦わずして予選敗退となりました。サッカーは、何が起こるかわからないと言われていますが、こんな不運な負け方は、なんともやりきれないと思います。ただ、スポーツにはルールがあり、そのルールには、従わなくてはなりません。IDを忘れてしまい、没収試合になったり、選手の1名が麻疹にかかって、出場停止になったり、予防接種を受けていないという理由で出場できなくなったり・・・週末から行われる高校選手権関東予選も、予備日は設定されていないので、雷の場合は、コイントスで勝敗が決まるでしょう。(実際には監督会議で承認されたルールが適用されますが・・・)そんなときには、絶対に大会本部にクレームをつけるようなことは、選手はもちろんですが、保護者の方々もしないでください。(するとは思えませんが念のため・・・)もしそのようなことをすると、1年間の出場停止処分、または関東サッカー協会から除名処分を受けることになります。アマチュアの大会というのは、ボランティアで運営してくださるスタッフがいるからこそ成り立つのだということを忘れないでください。クレームをつけていいのは、プロになってからだけです。今、高校女子サッカーが、ここまで盛り上がるようになって、今回の関東大会出場を、みんなで心から喜べたのも、歴史をつくってくださった方々のおかげだということを忘れずに、高校生らしく、他人への感謝の気持ち、思いやりの心を忘れずに、万が一、1回戦、戦わずしてコイントスで負けたとしても、相手チームを恨むことなく、エールを送れるような大きな気持ちで戦いに挑みましょう。今日は、埼玉県サッカー協会U15部会の書き込みを見て、本当に心を痛める1日でした・・・掲示板は、つくるべきものではないと、あらためて確信しました。顔の見えないところで、文字だけが一人歩きしてしまう・・・現代の病ですね。私もこのサイトに、相手チームを批判することを1回だけ書いたことがあります。そのときは、相手チームが謝罪してきたので、すぐに批判を消しましたが、今でもそのことは、尾を引いて、各所でいろいろ波紋を呼んでいます。文京のとっても、相手にとっても、マイナスになってしまったかもしれません。怒ったときは、文字ではなく、直接相手に話す方が、良いのかもしれません。選手のみなさんも、自分のブログなどを書いている人は特に、気をつけましょう。サッカーの基本は、コミュニケーション・・・よくしゃべることですからね・・・
6月12日(火) VIDAの福井さんからメールが入り、「先生のコメント、まったく同感なので、ホームページに引用しました!」と・・・なんだか照れくさくなりましたが、ありがたいお言葉・・・福井さんと言えば、○○年前に読売サッカークラブで活躍し、男子のクラブユース連盟の理事も勤められた方・・・素顔は、神に仕える神父様・・・その方に「同感」と言われ、うれしく思いました。その後も、「はじめまして・・・先生の日記を見て、共感しました」というメールが3通入り、このメッセージが少しでも問題解決の糸口になってくれればと、思い、埼玉の掲示板を開くと、もう、すでにそこは、チーム同士の戦場になっていて・・・きっと、掲示板書き込みマニアが、チーム関係者をなりすまして、ひっかきまわしているのでしょう。あれによって、幸せになる人は誰もいない・・・チームの選手も監督もボランティアで運営に携わった人も、みんな傷ついてしまいました。しかし、嘆いていても何も進みません。選手が新たな目標を持ち、試練をバネに変えてステップアップことができるようにしてあげるのが、チームスタッフ・保護者の役割、この件をきっかけに、来年以降はフェアな大会ができるように、考え直すのが、U15のチームの全指導者の役割。もし、今掲示板に書き込まれているような「予備日をつくれ!」という主張が優先されれば、各都県1チーム、8チームでトーナメントとなるでしょう。「予備日はいらないから、1試合で終わらせないで、少なくとも2試合はさせて!」という主張があったので、運営サイドは無理な日程を組んでいるのですから・・・もし、U15のチーム代表者が結束して、組織をしっかりつくったら、余裕のある日程が実現できるでしょう。毎年、4面同時展開ができる会場でやる・・・理想的ですが・・このような大会を運営できるようになるためには、自分のチームの活動を犠牲にしてでも、女子サッカーの発展に貢献したいと純粋に思う人間が、10名近く出現するか、大会参加費をUPし、選手の宿泊を強制し、代理店に委託するような方法しかないでしょう。予算はどこにもないのですから・・・

気持ちを切り替え、文京の近況です!今日は、小学生1名・中学生9名・高校生11名で
練習しました。伊藤先生が今日は○○○でお休みだったので、中学生に気合が入らず・・・
6月13日(水) 高校生のみ、筋トレをして、その後大会に向けてのミーティングを行いました。対戦チームの全選手の特徴を分析したビデオを作成・・・する時間はなかったので、日本代表が2002年のワールドカップでロシアに勝利したときの、ミーティングの模様、0−0で前半を終了した時点(ハーフタイム)での中田のチームメイトに対する要求の言葉、勝利を終えて喜び合う選手たちの様子を見せました。試合は見ても参考にはなりませんが、試合前の意気込み、選手同士のコミュニケーションの内容は、大いに生かせると思ったので・・・「最後まで自分たちのサッカーをやりぬくことが大切」「挑発にのって、つまらないファールをしない」「リスクを恐れずラインを上げてDFがチャレンジする意識を持つこと」「前の選手の動き出しをはっきり」「膠着状態のときは、個人技でしかけろ!スペースがあれば、パスよりも仕掛ろ!」いつも言っていることと同じことですが、トルシエが言うと重みが違います。フランス語は迫力もあるし・・・そして、中田のチームメイトへの要求も、非常に参考になります・・・「ダイレクトをひとつ入れるだけで、変わるんだから!」「ファールの後のプレーが遅いんだよ!」選手同士が、ほとんど絶え間なくしゃべりつづけるハーフタイムのロッカールーム・・・何をしたいか、どうして欲しいか、常にしゃべり続け、そして勝利をつかんでいくプロセスを、わかってもらえたでしょうか・・・キャプテン梅田の目が赤かったのは、決して眠くなったのではなく、感動したからだと信じています。最後に大会に向けて寄付をいただいたOGの方々、先生方を列記し、感謝の祈りを捧げました。合計21万円集まりました。今回、関東大会出場記念ゲームシャツと、ポロシャツ、昼食代、バス代に充当させていただきます。本当にありがとうございました。(寄付をいただいた方には、大会終了後に、報告書を送付させていただきます)※1名だけ、「頑張れ文京」というお名前で1万円の寄付を振り込んでいただいた方がいらっしゃいます・・・できればお名前をメールで教えてください・・・
6月14日(木) 坂本さやか急造GK特訓朝練も、いよいよ最後・・・自主練となっているその他の選手も全員参加し、坂本に向かって蹴る蹴る蹴る・・・容赦なく蹴る・・・アザだらけの坂本・・・パンチングなのか、パンチなのかわからないですが、ボールをはじき出せるようにもなってきました。「オーライオーライ」と言う声が、何とも痛々しいですが、本当によくここまで頑張ってくれました。後は、もう、神様に委ねるしかありません。朝練を校長先生が視察に登場・・・「バレーも、アーチェリーも、関東で負けちゃったんだから・・・後はサッカーだけなんだよ・・・はい、お餞別・・・自分で使っちゃダメだよ!生徒に何か買ってやって・・・応援に行きたいんだけど、今週末は行けないんだよ・・・だから絶対来週まで残ってよ!」と、思い切りプレッシャーをかけられました・・・
放課後は、中1の新しい仲間が体験参加・・・文京の中学生は体育祭前で不参加でしたが、松井・斉藤が参加し、中学生4名と、高校生11名でトレーニングを行いました。久々に高校生と一緒にプレーした斉藤・松井・・・斉藤選手は、怪我をして練習をしていなかったはずなのに、切れ味抜群・・・高校生もタジタジでした。松井選手は、態度だけでなく、プレーもたくましくなり、1年間の成長を感じさせてくれました。体験に来た2名は、外国人選手のような長い足と、スピードを武器に、バシバシ得点を決め、高校生を驚かせていました。「小学生までは男子と一緒にやっていたんですが、中学になるとやる場がなくて・・・」やはり、まだまだこうゆう選手がサッカーを続けていける環境を提供していかないといけないのだと思いました。雨の中の練習で風邪を引かないようにと、祈るばかりです・・・さて、いよいよ明日、山梨へ出発します。モチベーションは徐々に高くなってきたようで、ひとつひとつのプレーに、気持ちが感じられるようになってきました。この週末で敗退し、チーム解散・・・とならないように、甲府盆地へ向かって、みなさまご祈祷願います!月曜日の朝に、良い報告ができますように・・・・
6月18日(月) メッセージメールをたくさんいただき・・・この日誌も毎日書くようにすると、結構見てくれる人が増えるということが最近顕著になってきたので、調子に乗って書いてみます。
敗戦の後の出勤はつらいです。「どうだった?」と聞いてくる人に、いちいち答えるのが面倒なので、聞かれないように、暗い顔をして職員室に入る・・・すると、狙い通り誰も話しかけてこない・・・それでも、自称教員後援会長の入江先生だけは、ガラガラ声の関西弁で聞いてくる・・・「どうやった?あかんかったか?」という問いかけに、「1回戦は勝ちましたが、2回戦で埼玉平成にやられました・・・東京で負けたのは文京だけです・・・」と、敗戦報告をすると、「初関東で、1勝することが大事なんだよ。そうすれば、応援しに来た保護者も、出場した選手も、よかったって思えるんだから。もし、出たけど、初戦で敗退したってなったら、応援団も惨めな思いしてしらけちゃうやんか・・・」そんな励ましを受けて、朝の職員朝会で結果報告。まずは、バレー部が報告・・・「八王子実践・共栄・下北沢成徳に負けまして・・・・4位でインターハイ予選を終えました・・・しかし、選手がU17の選抜に選ばれまして、メキシコに遠征に行きます・・・」その後、サッカー部。得意のはずのマイクパフォーマンスにも、冴えがなく、チョいウケ・・・それでも拍手をもらい、1時間目の授業に向かう・・・しかし、授業をやっていてもテンションが低い・・・その後、山積みの仕事をこなそうと、机に向かうも睡魔が襲い・・・選手も同じだったかもしれません。今日は、サッカー部の生徒とは、1回も会いませんでした・・・もしかして、全員代休をとっているんじゃないかと思うくらいに、誰の顔も見ませんでした。放課後の英語の受験講座もなんだか調子が出ず・・・持ちネタで笑いをとり場をしのぐ・・・そんな1日でした。
明日からまた練習再開・・・中学生は、週末から始まるリーグ戦のために、伊藤先生の熱い指導が展開されるでしょう。高校生は、体力UP、筋力UPに打ち込み、負けない身体を作っていきましょう。明日からは、元気よく・・・頑張りましょう・・・
6月19日(火) 3人の高校3年生が、昼休みに職員室へやってくる・・・「あの〜3人とも・・・・」引退表明かと思いきや、「U18大会までやります」と・・・思わずニンマリ・・・平成戦が、よほど悔いに残ったのでしょうか・・・高校時代は一生に一度・・・その時期にやりたいことに出会えたことは幸せなことだと思います。そしてやりたいことをやるためには、やるべきこともしっかりやらなくてはなりません。受験勉強と部活の両立は、大変だと思いますが、やりぬいたときの達成感は、2倍あるのですから、自ら選択したことに責任を持って、頑張って行きましょう。去年最後まで部活に残って、人数の少ないチームを盛り上げてくれた藤本先輩も、部活と勉強の両立に成功しました。入試では、受験生の中でトップの成績をとり、特待生で入学しました。高校1年のときは、ファール王で、手がつけられなかった藤本先輩も、自分の進路を真剣に考えたとき、責任感を持つようになり、甘えを捨てて、親への感謝の気持、大人への感謝の気持を感じながら、文武両道を貫き、大きく成長しました。先日は、山梨まで応援に来てくれて、平成戦で高橋が先制したときに、スタンドで泣いていたそうです。(尚美学園中瀬監督談)
関東敗戦から2日が経ち、U18選手権に向けて新たな目標を定め、練習開始。選手たちの表情も明るく、安心しました。「今年は関東を目標に頑張ってきましたが、来年は全国という明確な目標が見えました。」そうポジティブに語る部員がほとんどでした。GK小林の不慮の怪我、宮下の体調不良・・・想定していたポジションとはまったく違う形で、交代要員もなく、あそこまで平成と戦えたという自信は、大きかったようです。一方で、初出場という未熟なチームが直面した失点後の焦り、後半の体力低下に対する反省もしっかりできているようで・・・「体力・精神力を鍛えたい」ということをサッカーノートに書き記す者が多く、今回だけは、勝って得るよりも、負けて得るものの方が大きかったかもしれないと、思うようになりました・・・(負け惜しみ!?)
さっそくスポマネの脇田社長に電話し、夏の那須合宿(VIDAと合同強化合宿)に、高校生も参加することを告げる電話をしました。「草津の後、全国に行けなくなりました。なので、高校生も那須でトレーニングさせます!」高校生も自分も、ハードになると思いますが、体力・精神力の強化には、絶好の合宿だと思いました。また、中学生の中から、U18選手権に出場する選手と高校生の融合も図れる・・・これも神の定め???
十文字の石山先生から電話があり・・・「5人くらいから電話があってね・・・都の高体連のホームページに結果が出てないって・・・床爪先生、アップしてくれないのかな・・・って、言われちゃって・・・でもそれは山梨の仕事だよね・・・」きっと、東京で唯一負けたチームだから、周りも気を使って、「結果を掲載して!」と言えなかったのでしょう。正直、十文字と太田商業のスコアがわからなかったので、山梨から結果表が送られてくるまで待っていようと思っていたのですが・・・取り急ぎ、昨夜、結果だけを都高体連のホームページにアップしました。東京の3つ、埼玉3つ、湘南(神奈川)と日本航空(山梨)がベスト8・・・「予選で飛鳥に勝ちきれなかったことが、大きかったですね」伊藤先生の言葉の通りかもしれません。はやり、全国に行けるチームであれば、あそこで飛鳥に引き分けてはいけなかったのでしょう。ひとつひとつ、いろいろなことをかみしめて、頑張っていきたいと思います。
中学生は、23日にリーグ戦がスタートします。練習で伊藤監督が、「おい!そんなんじゃ3部になっちゃうぞ!」と気合を入れると、「3部って何ですか?」と言いながら必死に走る中1・・・
底抜けに明るい中学生を見て、敗戦のショックも徐々に回復してきました。がんばりましょう!
6月20日(水) 5月12日の夢の島(吉祥戦)で、名誉の負傷(前十字靭帯損傷)をしたGK小林美咲の手術が、無事成功しました。通常では復帰まで1年はかかるこの怪我を、できるだけ早く完治させ、1日でも早くみんなと一緒にサッカーをやりたいという本人の意向を尊重し、今回も、ある方にお願いし、何人もの女子サッカー選手を復帰させてきたFドクターに、担当していただくよう、ご尽力をいただきました。(氏名を公表すると、依頼が増えてしまうといけないので、氏名は公表しません。本当に感謝しております・・・)2年前、竹内茜子が同じ怪我をしたときも、手術から6ヶ月で復帰させてくださった先生ですので、小林も、うまく行けば1月に間に合うことになります。
U18の大会で全国に出場すれば、そこに間に合う!?!?しかし、U18で全国に行くには、東京で2位以内、関東でも2位以内にならなくてはダメ・・・今回のベスト8に残っている強豪校の他に強豪メニーナ・レッズがいる・・・高校選手権に比べ、道のりは厳しいですが、その分、目標としては大きく、それに向かって頑張るプロセスが、チームを強くしてくれる原動力になると確信しています。朝、村田の矢代先生から、メールが届いていました・・・
8年前の山梨の関東大会で、埼玉栄に負けて池に落ちま した。そのときは、凄いメンバーでしたが、勝てませんでした。なぜ負けたのかわらずに気がついたら、池の中で した。オレンジの鯉が、目の前を泳いでいました。本当につらかったです。手 にその時の傷が残りました。・・・・ 先生!感動をありがとうございます。おこがましいかもしれませんが、文京の ぶんまで頑張ります・・・・
自分も池に落ちて、赤い鯉にパクパク噛まれないことを祈りたいと思います。メールありがとうございました。
6月21日(木) 高校3年生の卒業アルバムの写真撮影がありました。3年生が3人しかいないというのは、創部以来最小のことです。きっとひとりひとりの顔が大きく写るでしょう。今の3年生は、入部当時は8名いました。「関東に行くぞ!」を合言葉に、チームを立て直すために、改革を始めた年でした。「勝たなくてはいけない」という焦りが、いろんな意味で選手たちを追い込んでしまい、過去最大の退部者を出してしまった学年です。そんな中で、最後まで残ってくれた3人には、本当に感謝しています。将来、卒業アルバムを見て、挫折しそうになりながら、部活をやり抜いた3年間を思い出し、「つらかったけど、最後に関東という目標を達成させたんだ!」という 勇気と誇りを 感じることができるでしょう。
今日も、小学校5年生の少女が練習に参加しました。すっかり高校生の人気者になってしまいました。サッカーは、ピッチでも、ピッチの外でも、年齢や地位に関係なく、仲間を広げてくれるスポーツだと、あらためて実感しました・・・
6月22日(金) 朝から雨の予報・・・平成に勝っていれば、今日から山梨・・・負けたので、東京・・・そして雨・・・なんとなくさびしい雨でした。昼休み、職員室でウトウトしていると、かすかに聞こえる笑い声・・・目を開けると、梅田と坂本が、起こすに起こせなくて、困っているような、居眠りしている顧問を見て笑っているような・・・「今日は練習ありますか?」と聞く梅田・・・「広尾中練習は中止、中学生も明日試合なので無し、高校生は・・・まだわからん・・・」と答える・・・その後、宮下・時田・岡田も聞きに来る・・・自分も決めかねたので、抽選会のくじ引き棒を引かせる・・・「これであなたの深層心理がわかります・・・」インチキ占い師のように・・・宮下が「やらない」というくじを引くと、「やりたくないなんて思ってませんよ。やりたいですよ。」と、叫ぶ・・・今日の自分と、今日の天気は、何ともはっきりしない・・・7時から東京都女子サッカー連盟の運営会議があることになっており、先日のU15関東での問題や、U18都予選についての説明など、自分が関係していることが多かったので、山梨には行かず、東京の会議に出られるように手配し終わったころ、電話があり、「1週間間違えてました・・・」とのこと。ガックリ・・・これも神の定め???いまさらまた山梨に行くというのもかえって混乱をきたすのと思い、週末は本来の仕事である、広報主任として、土曜日は川口リリア・日曜日は新宿NSビルで、学校説明会担当として働くことにしました。問題は私が預かっている関東大会の賞状を、どうするかということ・・・「週末に山梨に試合を見に行く者は?」まさか、いないだろうと思って聞いてみると、高橋がモジモジしている・・・「ベスト8のチームがどう戦うか、見たいです。来年のためにも、試合を見ておいた方がいいと思うんです。エリナもそうだよね・・・」そうパスを出された石川・・・「私は試合は見たくないです。悔しくて見てられないので、賞状だけ渡して帰ってきます!」・・・石川らしい答えでした。ひとりでも山梨に行くと言い張る高橋に、石川も負け、二人は日曜日、山梨に出向くことになりました。試合観戦と、賞状を届けるという重要任務を背負い・・・「文京だってわかったら、惨めかなあ???」「文京だってわかったほうが、熱意が伝わるかなあ??」文京ジャージで行くかどうかを迷う二人・・・目撃情報を待っております。
中学生は、明日リーグ戦初戦です!関東村で15時50分キックオフです。相手は成城学園中学・・・これまでは高校生中心でしたが、これからは、中学生の伊藤監督レポートも掲載していきます!!
小林美咲君情報です・・・昨日までは痛みが激しかったようで、半ベソをかいておりました。本日包帯が少し軽くなり、痛みが和らいだのか(痛みに慣れたのかも しれませんが)顔色もよく、笑顔も出るようになりました。 本日よりリハビリも始まり、松葉杖の許可も下り行動範囲も広くなったようで トイレはもちろんのこと、洗面所にも行くことが出来るのがうれしいようです。 部活の皆さんからもメールをいただき、励ましていただいているようで リハビリにも気を入れてやるようなことを言っておりました。 やはり仲間からのメールが一番の薬なようで、「誰々からメールが来たんだよ」 とか「今日はダッシュ30本だったんだって・・・怪我していて良かった・・・」 など笑顔で話してくれます。 「みんなも頑張っているのだから、私もリハビリ頑張ろう・・・」と申しておりますが 無理をしてリハビリをやりすぎるのも回復を遅らせることを話し、 リハビリの先生からよく話を伺って出来ることをするように申し渡してあります。 (お父様のメールより抜粋)
草津では、コーチ兼トレーナーで活躍してもらおうと思っているので、テーピングの巻き方を勉強しておいてくださいね!!
6月23日(土) 朝から学校説明会で川口リリアへ・・・その会場で十文字の先生と遭遇。「今日は10時キックオフなんですよね・・・気になちゃって・・・」・・・何も気にならず説明会に集中できる自分は幸せ・・・と無理やり言い聞かせ、私立中高合同説明会のスタート・・・正面は成立学園。去年まで広報担当だった中野先生は、今年は外れていて、今日は山梨へ試合を見に行っている・・・どの私学も募集対策というのは、非常に重要である。しかし、これまでほとんどサッカーのことばかりで、高校の入試対策委員長として、ほとんど働いていない。そのサポートをしてくださっている先生方に感謝の気持をこめて、少しは一生懸命働かなくては・・・と思うものの、山梨が恋しい・・・ああ、山梨・・・山梨にいたかった・・・そんなことを考えると、説明にも力が入らない・・・しかし、「サッカー部がある学校に入りたいんです」という受験生がいると、突然気合が入る・・・「え〜東京の私立では、村田・十文字・成立学園・そして文京学院が活動が充実しており、選手も伸びていますよ・・・この4つなら、安心してサッカーができますね。都立では晴海総合高校と杉並総合高校が、練習環境もよく・・・」と、いつものように宣伝し始める・・・11時を過ぎる・・・ポケットに入れた携帯がブルブルし始める・・・「十文字が湘南に1−2で負けました」と報告が入る・・・石山先生、きっとガッカリだろうなあ・・・13時・・・今度はこちらから電話をかけてみることに・・・横浜翠陵の翠先生に電話をする・・・「え〜あと2分なんですけど・・・飛鳥が2点リードしてますね・・・本庄もカウンターで惜しいのがあったんですけど・・・もう策つきたって感じですかね・・・」すると、横から日野先生の声が・・・「誰?」(日野先生)「床チャンですよ・・・かわりますか???」(翠先生)「もしもし〜負けました〜俺2試合退席処分だからさ」(日野先生)・・・・大事な試合をベンチに入れず、黒魔術も使えなかったのでしょうか・・・怪我人も多く、厳しい戦いを強いられ、しかも試合開始2時間前に退席処分を言い渡され、尋常ではいられない中の試合だったのでしょう。一方、監督会議に1時間遅れ、絶体絶命のピンチから、2連勝し、関東初出場で、全国大会出場を決めた飛鳥高校金沢監督・・・運気は絶好調かも・・・もう一方の会場の結果、村田 VS 埼玉平成の結果は、誰もわからず・・・すると矢代先生から電話があり・・・「いや〜厳しい試合だったよ。前半は0−0。後半になって、コーナーで1点取られて・・・でも、そこから同点に追いついて、さらに追加点を取ったら、相手の足が止まったね。」まさに、先週の逆パターンである。全国がかかった試合で、先制して、「勝てる」と思ったときに、同点に追いつかれ、取り返さなくてはと思い攻撃に焦るところをさらにやられる・・・追加点を許した後は、足が止まり、さらに追加点を許す・・・文京をそうやって破った埼玉平成が、今日は村田にやられた・・・先週の文京の試合を見て、「2点とられた後、選手の足がとまった・・・そこを改善できるチームにしなくては・・・」という苦言もありましたが、メンバーを交代させない限り、自分は絶対そんなの無理だと思いました。どんなに強い人間でも、勝てると思った試合で、同点に追いつかれ、さらに追加点を許し、2点差をつけられたら、焦り・イラダチ・諦める・・・平成も同じだったのです。重要なのは、同点に追いつかれた後、どう戦うかだと思います・・・埼玉栄と日本航空の試合は、誰もが予想しなかった結果に・・・GKのミスで先制点をとった日本航空に埼玉栄が追いつき、1−1に・・・「これで栄が引き離し、勝つだろう・・・」と、矢代先生も、福井さんも思ったそうです。しかし、栄が決めきれず、カウンターをモノにした日本航空が、創部1年目で、全国大会出場を決めました。山梨開催で、山梨代表が、全国を決める・・・これも感動的なシナリオですが、十文字・本庄・栄・平成が、残り3枠をかけて、どう戦うか、非常に注目されます。高橋さん・石川さん、しっかり見てきてください。
川口から駒沢へ移動し、U15東京選抜・国体の練習会場へ・・・すると、福井さん(東京技術委員長)がもういる・・・さっきまで、山梨で村田のベンチにいたのに・・・そしてまた明日山梨へ行くという超ハードスケジュール・・・もう若くないのに・・・平成戦を振り返り、「選手に、ハッタリかましたんですよ。相手は絶対後半10分で足が止まるから・・・そしたら、ドリブルでガンガン抜け!って・・・そしたら、その通りになっちゃって・・・最後豪快な1点が決まって・・・もう平成もガックリでしたね。」と、うれしそうに語ってくれました。
中学リーグの開幕戦(VS成城学園戦)は、1−3で逆転負けと、伊藤監督からメールが入り、かなり怒りモードの様子・・・高校生の平成戦と同じスコアだけに、嫌〜な負けムード・・・
来週はアベック勝利(中学は 駒沢B・高校は 晴海総合)となるよう、頑張りましょう。
6月24日(日) 高橋と石川が山梨へ行きました。賞状を届けるという任務を受け、各駅停車で山梨へ・・・第1試合の埼玉栄と平成の試合の途中で、メールが入る・・・「着きました。今、平成が栄に1−0でリードしています。賞状は藤岡先生に渡しました。」???新宿NSビルで説明会準備をしながら、「藤岡って誰?」と頭を抱える・・・賞状を渡したことを、山梨の女子委員長藤原氏に連絡すると、「さっき、文京の子が届けてくれました。お弁当あげますね。」と・・・藤原を藤岡と聞き間違えたことが判明・・・そのことを高橋に伝えようと電話すると、「もうすぐ試合が終わります。栄が攻めているんですけど・・・・なかなか入らなくて・・・あっ・・・試合終了です!あれ?栄が喜んでる???あれ?勝ったのは栄でした・・・」高橋らしいレポートに、思わず大笑い・・・1点を守りきった栄は、さすがです。どんなメンバーでも全力を出し、ギリギリの勝負に競り勝ち、全国大会に連続出場するチーム・・・松島先生の力には、本当に驚かされます。一方の会場では、十文字と本庄が延長戦へ突入という情報が入り、そして中野先生からPKで十文字が勝利したという一報が・・・白熱した試合だったようで、これぞ高校選手権という盛り上がる試合を演じていたことと思います。石山先生は、延長戦になったとき、トイレに行ったそうです。すると日野先生にバッタリ会い・・・スコアも同じなら、トイレのタイミングも同じ二人・・・関東前も、何度も練習試合を行っていた両校だけに、「戦いたくなかった」というのが本音でしょう。尚美カップでも、2−2で決着がつかなかった本庄VS十文字・・・・あのとき、魔法にかかったように、滑って外してしまった十文字の選手は、今日は全員決め・・・尚美カップの失敗が、今日の勝利を導いたのかもしれません。今日まで退席処分を受けてしまった本庄第一の日野先生・・・明日は全国をかけて埼玉平成と戦います。文京が吉祥と関東決めの戦いをするときに、「頑張れ文京!」と、日誌に書いてくれた日野先生・・・文京の発展をいつも応援してくださった日野先生の勝利を信じ、僭越ながら、2拝2拍手1拝・・・東京から送らせていただきます。村田VS日本航空は、2−1で村田が勝利したと、高橋からメールが入り・・・「日本航空は、全員1年とは思えないほど落ち着いていて蹴れるし、つなげるし・・・フィニッシュは決まらないのですが、シュートまでは行きます・・・強いです」と・・・しかし、村田が、経験と朝6時から夜9時までの練習で培った根性で、エリート集団を打ち破りました。さすが村田!!明日はいよいよ優勝をかけて飛鳥を2−0で完封した湘南と対戦です。久々に東京の優勝なるか???頑張れ村田!!
今日、遠路はるばる山梨まで出かけた高橋・石川・・・「絶対に気持では負けない文京と、みんなから言われるようなチームにしていきたいです!絶対U18で全国に行きます!神様にも毎日祈りをかかしません!」と、報告というか、誓いのメール・・・今日の山梨旅行が、意味あるものだったと言える日が来るのを信じています・・・頑張れ、文京!!!
6月25日(月) 関東大会も最終日を向かえ、本庄第一高校と埼玉平成が、残り1枚の切符をかけて戦うことに・・・関東高校女子サッカー専門部を立ち上げ、関東1都7県の高体連加盟を実現させ、いよいよ全国高体連加盟にむけて申請を出すことができる段階までになった・・・その委員長であり、女子サッカーの普及発展のために、常に人生の勝負をかけてきた日野先生・・・大会期間中も、高体連加盟申請のための書類が集まっているかどうかを気にしていらっしゃいました。最近言われているプレーヤーズファースト・・・これを勘違いしている大人が多い中、本当にプレーヤーのことを第一に考えて、相手がどんな大物であれ、間違っていることは許さない・・・そんな男気のある日野先生を中心に、全国の高校女子の指導者の同志が団結し、高校女子サッカーインターハイを実現させようと努力しています。勝負だった飛鳥戦で、退席処分となり、まさかの敗退を喫した後、十文字・埼玉平成と、技術の高い選手が多いチームを相手に、気持で負けず、気迫のプレーを継続させ、PK戦までもってくことができたのは、日野先生のサッカーへの気迫が選手に伝わったからだと思います。残念ながらPK戦で2連敗となってしまい、全国の切符を手に入れることができなかった本庄ですが、日野先生の日誌には、「サッカーの勝負は今日で終わっても、人生の勝負はこれからだ!」という3年生に送るメッセージがありました。やはりベスト8のチームと、文京では、監督にも選手にも、「経験の差」が大きくあるのだと思いました。PK戦で負けて、全国への切符を逃す・・・しかも2試合連続で・・・こんな悔しい気持を持って練習に取り組むチームがあるということを忘れずに、明日からの練習も気合を入れていかなくては・・・自分はまだまだ甘いなあと、痛感する1日でした。
決勝戦は、村田が湘南に1−2で惜敗しましたが、東京予選でも、1位にならず2位で抜け、関東では東京で1位になっているので、全国でも関東No.1になるでしょう。全国ではベスト2になって、U18大会に出てこないで欲しい(全国ベスト2のチームは全国の出場権を獲得するので・・・)なんて、ちょっと祈ったりもしてしまう弱気な自分ではダメと言い聞かせ・・・・飛鳥は、徹底した古市狙いで、バンバンボールを入れるというシンプルなサッカーで、3位という快挙を達成しました。古市選手は、慣れるまで対応が難しい選手・・・だから全国でも活躍が期待されます。十文字は、多彩な攻撃で、今大会も24得点と、爆発しています。全国でも注目されるチームでしょう。東京の3チームの活躍を、心から応援しつつ、自分たちも全国というステージに立てる日がくるように、努力していきましょう。
6月26日(火) 朝、村田の矢代先生、栄の松島先生から、立て続けに連絡が入る・・・「全国大会の申込み書類はどうなっているかな???」確か、5月初旬に、各都県の協会と都県の女子委員長にJFAから要項が配信されていたはず・・・関東の事務局である自分のところにも、すべての全国大会の要項は来ているはずなので、確認すると答えるものの、昔のメールなので、受信サーバーからは消えてしまっている・・・自宅に帰らないとわからない・・・すると、JFAの事業部から全国大会の組合せが同じように各都県協会に配信される・・・昨日大会が終了したのに、もう組合せが決まったの??と、ビックリ・・・昨日、JFAから、「結果を至急教えてください!」と、連絡が来た理由がわかりました。申込み締め切りが、6月28日となっていたのを見て、もし参加チームがまだ要項を手にしていなかったら、大変だ!と、帰宅後、眠い目をこすりながら、出場チームに申込み手続き書類を配信しようとするも、WEB手続きの方法というファイルが、サイズが大きすぎて、私のプロバイダーから発信できない・・・焦る・・・結局、画像ファイルを全部消去し、取り急ぎ文字だけの情報を配信しました。今回は、自分のチームが出場したので、なかなか気が回らず・・・事務局関係を開催権山梨にすべてお願いしたという油断が、こんなギリギリの作業を招いてしまいました。基本的に、大会の1ヶ月前がエントリー締め切りであることを、すっかり忘れていました。あぶなく6月28日を過ぎてしまうところでした。出場校のみなさん!WEB申込み締め切りを、遅れないように!JFAは、遅れを容赦してくれません!!
練習の方は、雨も止み、防災訓練のあと1回帰宅した中1 4名と、小5 1名 の計5名のU15チームと、高校生+体験の中3 1名で 練習を行いました。今日体験した子は、江口・坂本の後輩である市川FC出身の子・・・技術委員長の福井さんもよく話をしていますが、市川の選手は、非常に基礎がしっかりできているという印象が強いです。小学校時代にしっかりとサッカーを教え込まれているのでしょう。止める・蹴るの基本ができている・・・それもしっかりできている・・・人数不足の文京には、体験に来てくれる選手は、まさに宝物・・・選手たちも「また来てね・・・絶対来てね・・・」と、かなりプッシュ・・・これからも、たくさんの見学者・体験者が来てくれることをみんなで祈りましょう!!予定表をそろそろ公開しなきゃですね・・・
6月27日(水) 高校1年生は、郊外学習(遠足)、高校3年生は、AO入試対策講座・・・筋トレに参加していたのは、2年生+梅田・・・そして汗をかいて頑張っている平賀を発見!!「坂本もGKばかりやっていると、ストレスがたまるから、小林が復帰するまで、もうひとりGKが欲しい・・・平賀か本多か・・・」と、火曜日の朝、そんなコメントを書いたプリントを配る・・・最初は消極的だった平賀も、「みんなが頑張っているから、私も頑張ります・・・」と、マネージャー兼ゴールキーパーを承諾・・・さっそく気合を入れて筋トレに挑んだのでしょう。筋トレ後2年生で、小林美咲のお見舞いに行ったとのこと・・・そこで平賀が報告したでしょうか???さっそく31番のGKユニフォームを注文・・・きっと、素敵なゴールキーパーになるでしょう。Nice Keeper という英語は、「素敵なキーパー」という意味・・・いつも、ナイスキーという英語の用法に、違和感を持っていた(本来はナイスセイビングだと思います) 英語教師も、平賀のGKには、きっとナイスキーパーという言葉が合んだろうなあと思ったりして・・・
合宿の参加者名簿を作成して、ビックリ・・・高校生と中学生で、31名いることが判明・・・
スクールも、さらに2名の入会希望があるので、合計33名になりそうです・・・
6月28日(木) 学校練習を、滞りなく済ませたあと、新小岩へ・・・東京都U18選抜の最終選考会に顔を出しました。関東大会での活躍が評価され、村田から6名、十文字から7名、飛鳥から1名、文京からは江口・高橋、合計16名の選抜メンバー入りが決定しましたが、残り7枠をかけて、選考会が行われました。文京からは、昨年度関東選抜となった宮下楓と、魂の戦士、坂本さやかが招集されました。宮下は、大きな声を出して、国体チーム相手に戦いました。坂本は、「あいつら怪物です・・・」と、若干ビビッタ様子・・・このところ、GKのトレーニングをやっていたので、フィールドの感覚を取り戻すのに苦労したようです。選手を帰し、10時30分から選考会議スタート・・・会場は、近くの天然温泉の大広間・・・11時になると、蛍の光が流れる・・・わずか30分でしたが、スタッフの意見はすぐにまとまり、東京選抜が決定しました。(公開は本日昼です)その後、石山先生・中野先生・大滝先生・福井技術委員長は、温泉へ・・・どうしよう・・・前日も睡眠時間が2時間を切っているし、ユンケルも飲みすぎだし・・・ここで風呂に入ったら、絶対帰れないと思い、温泉入館料1350円を、泣く泣く無駄にし、帰宅・・・首都高で、ウトウトしていると、クラクションを鳴らされ、我に帰り、帰宅に成功しました。久々に、よく寝ました・・・
本日の学校練習参加者は、中1 4名 中2 2名 小5 1名 +高校生でした。
今日は雨が降るか、降らないかで、大きくスケジュールが変わります!!
6月29日(金) 昨日の選考会で、声を出してアピールし続けた宮下楓は当選・・・坂本は、調子を出し切れず、残念ながら落選・・・今回は、すでに関東大会で選考された江口・高橋を加え、3人を東京選抜として送り出すことになりました。唐崎・仲と、過去には各世代の中心選手1名しか入れなかった東京選抜に、昨年は小林・宮下の2名が入りました。今年は3名・・・来年は・・・2・3年生が全員選ばれることを目標に頑張りましょう。 今回選ばれた3名は、将来の国体東京代表候補として、長期的スパンで強化されます。目標を高く持って、頑張りましょう。 
東京選抜選手リスト
雨が降らなければ広尾中練習・・・授業が終わり、明日のリーグ戦用の荷物、広尾中練習用の荷物を分け、車に積み、バスを借りに行こうとすると、大粒の雨が降り出しました・・・午後4時10分・・・ますます雨は強まり・・・広尾中練習は中止にし、バスもキャンセル。もしバスを借りてしまった後に中止になったら、今月の小遣いの半分が無くなるという危機を、神様が救ってくれました・・・雨に打たれながら、5時まで練習し、高校生は解散。中学生7名(文京中学)と、講座で遅れてきた高校生4名を加え、11名で練習を行いました。最後のゲームで「人数を数えて!」と指示を出すと、自分の人数を入れないで、「10人です!」と答えるMさん・・・床爪の人数まで数えて、「12人です!」と答えるNさん・・・この宇宙人たちを相手にテンションを上げられる伊藤監督を心から尊敬する瞬間でした。高校生4人の「大人」に助けられ、何とかゲームも盛り上がり・・・6時で終了・・・その後、女子連盟の会議のために吉祥寺に出向きました。昨日睡眠をとったおかげで、今日は居眠り運転をすることなく、無事帰宅・・・明日はリーグ戦初戦・・・晴海総合高校です。中学生は駒沢Bと戦います。どちらも強敵との対戦・・・祈ります・・・
6月30日(土) リーグ開幕戦・・・晴海総合高校との対戦でした。2週間前から徐々に練習のペースを戻した宮下を久々にセンターバックに起用・・・前半はここ2週間の練習のテーマでもあった「どこまでボールをキープできるか」をテーマにポゼッションを徹底させました。今日は、すべてにおいて晴海が有利だと思っていました。@晴海のホームグランドである A関東に行けなかった悔しさが強い  B蒸し暑い気候で交代メンバーが豊富 C監督がカッコいい   そんなことで、最初から勝負をかけずに、まずはどこまでつなげるかを実践させながら、グランドに慣れさせようという作戦でした。お互い決定的な場面もほとんどなく、中盤でのボールの奪い合いとなる・・・つなぐことを意識しすぎて、DFのポジションも下がり気味になり、中盤も引いてしまい、トップが孤立してしまう・・・しかし、テーマはポゼッションだったので、あえてそのままで・・・そして後半、高橋・江口のポジションを修正し、勝負に出ました。勝負に出ると、相手にもチャンスを与えてしまい、後半は、激しい攻防となりました。お互い決定的な場面を決めきれず、スコアレスドロー・・・選手権予選と同じ、引き分けに終わりました。芝生では効果的だった中から外への浮き球のパスが、跳ねる晴海のグランドでは、ダメということをもう少し意識してくれれば、もっともっとチャンスを演出できたはずです。しかし、守田の疲れを知らないオーバーラップや、原武が声を出せるようになってきたことで、何度かスピーディーな攻撃ができていました。寄せの早いチームとやるときは、いかにリズミカルに、時間をかけずにフィニッシュまでいけるかが、重要だということがわかったと思います。そのためには、声を出すことと、常に動きを止めないこと・・・守田・原武がそう教えてくれたと思います。
後半開始あたりから、ベンチの真上で、「サンキューエリナ!」「ナイスキーさやか!」という聞き慣れた声が・・・もしや藤本亜美の登場か?尚美学園サッカー部の練習を終えた藤本と、布藤(晴海出身)が、お互い母校の応援にかけつけていました。この二人にとっては、引き分けでよかったのかも・・・また、唐崎・賀川・田辺の3名も応援に来てくれました。最後の集合で、「関東大会頑張ってください!」と、後輩たちにボケたコメントをした田辺先輩・・・「もう終わったよ!」と言うと、「では、全国ですね!頑張ってください!」と、さらに大ひんしゅくのコメントを語り、選手一同苦笑い・・・田辺先輩らしい行動に、引き分けのショックも忘れ、大笑いさせていただきました。こうしてたくさんの人たちに応援されていることを忘れず、これからも頑張りましょう。
中学は、駒沢Bに2−0で勝利したと・・・高校が勝っていたら、アベック勝利だったのですが・・・残念・・・

文京のアップ11人(左)・晴海のアップ28人(中央)・・・カッコいい大滝監督(右)

試合前、なぞの中腰(左)・U18まで引退せずに頑張る高3(中央)

審判はもちろん中野先生(左)・後輩に暴言を吐いてしまい、謝る田辺副社長(右)

選抜練習会の後、ボールにたわむれる福井技術委員長・・・思わずセービング大滝先生
「死ぬ前に1回でもいいからオーバーヘッドシュート決めたいな・・・」
本当に、サッカーが大好きな福井さんは、今日も元気でした・・那須ではお世話になります!
あのマンションに住みたい!!(福井さん)
7月1日(日) 今日は、チームはオフ。U18東京選抜に選考された江口・高橋・宮下とともに、26名の選手をバスに乗せて、湘南学院高校へ・・・茨城選抜戦では、高橋が得点をあげ、3−0で快勝・・・江口・宮下も出場しました。神奈川戦は、激しい攻防となりましたが、決定機を逃さなかった神奈川に、0−2で敗戦しました。神奈川のDFは非常に安定しており、崩すことができませんでした。このところの寝不足で、風邪を引いたようで・・・今日は、このくらいにして、寝ることにします・・・すみません・・・

江口は右サイドとボランチ・高橋はFW・宮下はセンターバックで出場しました。

こうやって、高校時代も寝ていたのでしょうか?(左 ○○ジーパン先生)
翠先生も寝不足だそうで(中央)中野先生も疲れがたまってきたようで・・・

26名の選手のうち、直接帰るという希望者がなく、バスに乗れず・・・
仕方なく電車で帰ることになる東京選抜監督・・・石山先生・・・・
7月3日(火) 睡眠をバッチリとり、体調不良も回復・・・今日は、雨だと予想して、「月曜日にキャンセルが出たので、新小岩での練習試合をやらないかい???」という村田女子の矢代先生誘いを快諾・・・晴海の試合での課題をどのくらい修正できるか、良いチャンスだと思いました。中学生は、「雨なので中止にします」・・・という連絡を月曜日に入れようと思い、天気予報を見ると、いつの間にか曇りに変わっている・・・もし、中止にして雨が降らなかったら、せっかくやる気になってきた中1のエネルギーを持て余させてしまう・・・今週は超多忙な伊藤監督に無理にお願いして来ていただけることになり、安田第二顧問にもお願いして、中学は学校で、高校は新小岩で行う判断をしました。中学生がホームルームを終え、着替えてグランドに到着するのは4時40分・・・4時からそれまでの間、校庭には、小5のアミちゃんが、ひとりになってしまう・・・そう思った高校生たちが、制服姿でアミちゃんの相手をしてくれました。4時30分になると、高校生は新小岩に向かい・・・さあ、困った・・・小学校5年生に、ネクタイ姿のオジサンは、何をしたらいいのか・・・ドリンクボトルを立てて、ドリブル練習をさせようとしても、風でボトルが倒れ、笑われる・・・そんな滑稽なオヤジの姿を見て、校舎からも笑いが・・・すると伊藤監督登場・・・「後はよろしく!」と、学校を去り、新小岩へ。前回参加してくれた江口・坂本の後輩が、友人を連れて3名で参加・・・練習試合に参加し、村田女子と対戦しました。3人とも、さすが市川FC出身という感じでサッカーへの気持が伝わるプレーをさわやかにしてくれました。キャラクターも面白く、高校生たちを笑わせてリラックスさせてくれる子もいて・・・癒されました。新小岩のグランドは、文京の校庭とほぼ同じ人工芝なので、パスはよくまわりました。久々のワンボランチで、ダイヤモンド・・・江口・高橋は、やりやすかったようですが、DFは、シングルボランチに不安のよう・・・いつもと違うメンバーが入り、いろんなポジション、いろんなシステムを体験して、また一歩成長してくれればと思いました。試験前なのに、文京の希望を聞いていただき、ギリギリまで試合をさせていただいた矢代先生に感謝いたします。ありがとうございました。
7月5日(木) 梅雨なのに雨が降らない東京・・・おかげで練習はしっかりできますが、夏の水不足が心配です。今日は、高校生の2名が体調不良を起こし早退・・・自分の風邪が移ってしまったのか・・・U15は、中1 5名 中2 3名 中3 1名 そして小5 1名 合計10名 が参加しました。
高校生は晴海戦・村田戦で、課題となったフィニッシュまでの攻撃速度の 大幅UPを目指し、トレーニングをしましたが、まだまだ私のボーナスと同じで、横ばい状態です。DFが入ると、うまくいかなくなるというのは、トラップ・パスの質が、まだまだ悪いということでしょう。ひたむきに頑張らないと、まだまだ先へ出られません・・・6時から30分間、中学生と高校生の混合でゲームをやりました。高校生とやると遠慮がちな中学生ですが、斉藤・松井は、体格もガッチリしてきて、高校生と互角に戦っていました。6時30分からは、高校生は走り込み、中学生は5対5のゲームをやり、無事に練習を終了しました。今日のキーワードは、「まだまだ」でした。
※GK小林美咲選手が帯無事退院しました。ご心配いただいた方々に、心より感謝いたします。
7月6日(金) 今日は、全国高体連発足に向けて資料を集結させるという重大業務の日。本庄第一高校の日野先生、日本サッカー協会CHQの清水さん、J文字高校のジーパン先生で会議を持つことになっていました。前日になって、ようやく全国各地からの資料がほぼそろい、一安心・・・日野先生の登場を待ちました・・・すると、生徒が青い顔をしてやってきて・・・「先生、お祈りに行ったら、お札が揺れるんです・・・」夕方かから実施される、U18東京予選の抽選会を前に、お札が武者震いしているのか・・・または、仏門の世界でもパワーを発する日野先生の来校を予感し、興奮しているのか・・・すると、めずらしく、ジーパン先生が早く学校に到着。いつもは、ギリギリか、遅れ来て早く帰るはずのジーパン先生が、集合時間より早く来校・・・実はこれに神様が反応していたのだと、抽選会を終えてわかりました??? →U18抽選会結果
全国高体連の申請は10月・・・それまでに、まだまだいろいろな資料を作成しなくてはならないと思いますが、インターハイ実現のため、全国の高校女子サッカーの普及発展のため、多大なる労力をかけてこられた日野先生と、我々教員にはなかなか言えないことを、ズバズバ言ってくれて、土台作りをサクサクと行うJFAの清水さんのお力になれるように、ジーパン先生とともに頑張りたいと思います。会議の後、U18抽選会の準備があり、今日はまったく練習を見れませんでした。キャプテン梅田を中心に、自分たちで考え、しっかり練習できたと信じて?います。東京選抜監督のジーパン先生は、「あれ?○○君ちょっと、手を抜いてんじゃないの?」と、鋭い視線で練習を見てましたが・・・
U18では、ジーパン先生率いる3文字の学校を倒さない限りは、関東に行けません。神様は、きっと選手たちに「楽して関東に行こうなんて、考えるな!」と、ブルブルしたのでしょう。
←揺れるお札
7月7日(土) 今日は、移動の多い1日でした。朝、いつもどおり学校に向かい、U18トーナメント表を作成し、その後、池袋サンシャインの文化会館4Fで、ベネッセ主催の説明会、来客のピークを過ぎたところで学校に戻り、一仕事して、駒沢補助競技場へ。そこから臨時の関東女子委員長会議のため、電車で学校に戻り、そして駒沢から私の車を学校に運んでくれた安田先生を高島平の自宅に送り、工事渋滞の首都高で睡魔と戦いながら、帰宅したのは11時でした。空腹を満たしたら、すぐに眠くなり、寝てしまいました。そして朝を向かえ、ホームページを更新中・・・
ベネッセ説明会・保護者会・関東女子委員長会議が重複したため、今日の活動はオフにする予定でしたが、急遽U15選抜と練習試合を設定することに・・・この時期、十文字・村田も試験中なので、文京でよければと、お相手させていただくことにしました。「選抜チームとやるのがとても楽しみです・・・」と、U18選抜選手として、ちょっとお姉さまの貫禄を見せる宮下・高橋・江口・・・パスはまわるものの、攻撃のテンポアップがイマイチ・・・なかなかフィニッシュを打てず・・・20分×4本のゲームの2本目で、失点すると、その後坂本の「絶対負けたくない病」が発症・・・点を取ることに気持が向き過ぎて、パスの距離が遠くなり、雑になり、無理なプレーで逆に相手ボールになり・・・2本目終了後、もっと落ち着いて、丁寧にやるようにと指示を出し、会場を後に・・・安田先生と、福井技術部会長にオマカセし、後ろ髪を引かれながら駒沢会場を去りました。すでに6時15分・・・会議の会場である文京に7時に到着するには、どうすれば良いか・・・駒沢公園から恵比寿までの裏道は熟知していたので、タクシーを拾い、道を指示しながら恵比寿駅到着6時40分・・・巣鴨駅到着7時3分・・・ダッシュなんて自分ではやらないメタボ監督が、久々に50%ダッシュで学校に戻り、会議室に入ると、すでに会議は白熱・・・8時30分に会議終了・・・会議後も、沸騰する先生方・・・収集がつかない状況でした。こうゆうときは、誰かがズバット決断して、全責任を背負って、迅速かつ的確に行動しなければどうにもならないと思います。空虚感だけが残る会議は、もうたくさん!!やってられない!!と、ブツブツ言いながら、学校を出ると、安田先生が私の車を駒沢から連れてきてくれて、待機してくれていました。駒沢での3試合目・4試合目の様子を聞くと、「パスの距離を短くして、連動しようという意識は出てました。1本おしいのがあったんですよ・・・思わず声だしちゃいましたよ。フリーのシュートを外しちゃって・・・あ〜!!おしい〜!!って言っちゃいました・・・結局80分試合をして、0−1で負けました!!」現場の様子が伝わる報告でした。すると、福井技術部会長から電話があり、「文京うまくなりましたね〜あとは、江口にボールが入ったとき、どうやって攻撃をするかっていういくつかのイメージを持てば、もっともっと攻撃が早くなると思いますよ!那須も一緒だから、頑張ろう!って、アドバイスしておきました〜!」と、大きな声で助言していただき、喜んでいると高速道路は逆方面へ・・・・Uターンしてまた高速に乗り、安田氏を下ろし、また高速に乗り、自宅に帰りました。
移動の多い1日・・・サンシャインの駐車場代、2000円・・・首都高速5回、3500円・・・タクシー代1970円・・・考えると頭痛が・・・都内の移動は電車の方が圧倒的に安いですね。
←文京の安田会長自宅マンション前
7月8日(日) 関東学園大学に遠征に行きました。中学生も参加可能と言っていたものの、GK佐藤選手と瀬田中5名以外はリアクションがなかったので、甘く考えていたら、何と中1 4名・中2 7名・中3 1名 合計12名の中学生が参加。高校生と合計すると24名という大所帯で遠征に行きました。心配だった点は、帰りが遅くなるのに、中学生は大丈夫かどうか・・・もう1点は、関東学園大・東京女子体育大という、技術も体力も骨格もすさまじいチーム相手の遠征に、中学生をたくさん連れて行って、中学生はビビッてしまうのではないか・・・両方の不安は、まさに的中・・・まず現地に着き、「今日GKの佐藤以外で、試合に出たい中学生は?」と聞くと、斉藤ひかりだけが手をあげる・・・アップのダッシュも、中学生が先に走るも、ダッシュなんだか、ジョグなんだかわからない・・・高校生の順番になり、真剣に走るのを見て、表情がかわる・・・中学生だけだと元気いっぱいの中1も、高校生に混ざると、恐怖に怯え声もまったく出さない・・・そんな感じのアップを見て、「今日は中学生は連れてこなければよかったのかな・・・」と思いましたが、せっかく来たのだから、何かやらせないとと、サブグランドで、4対2のポゼッション、5対5のゲームをやらせ、まず中学生たちが、声を出せるように、チームとして交流を深めるように促しました。高校生がいなくなったとたんに、元気を出す中学生・・・声も出るように・・・まだまだ高校生と混ぜる段階ではないなあと思い、草津組の斉藤・三浦・武内だけを引っ張り出し、高校チームに融合させ、少しずつ試合に起用・・・残りの中学生は、1本だけ山口先生にお願いして関東学園大学と試合をさせていただきました。関東学園大学は、朝7時30分から活動していたこともあって、ややお疲れモード・・・怪我人も多く、さらに、東京女子体育大学と真剣勝負をした直後だったのですが、3本もお相手してくださいました。山口先生からも、たくさんアドバイスをいただきました。今後の練習に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。東京女子体育大学は、30分1本だけやりました。実習やら、怪我人やら、代表抜けやらで、ベストではないと思われましたが、スピードが早い選手に、DFは、ヘトヘト・・・何とか失点せずに守りきり、最後に高橋がシュートを決め、ちょっと自信をつけさせていただきました。関東学園大学を出発したのが7時30分・・・大所帯だと時間がかかります・・・空腹を訴える選手たち・・・サービスエリアで15分休憩し、駒込駅解散9時13分。遅くなってしまいました。「明日学校だ〜」と、つらそうにつぶやく選手たち・・・それは、私も同じ気持です。お互い授業中、会議中、寝ないように頑張りましょう。



中学生を見ながら、「夢あるね〜」と、あいかわらずマイルドな関東学園山口監督(左)
群馬のハードボイルド先生も、今年は日焼けし、元気そうで安心!(中央)
「夏にまた来てよ〜」と、暖かく中高を歓迎してくださいました。
7月9日(月) 選手はオフ・・・床爪は銀行まわり・・・高体連の通帳、女子連盟高校部会の通帳、技術部会の通帳、関東協会女子委員会の通帳、関東高校専門部の通帳、そして文京学院サッカー部の通帳を持って・・・列に並ぶ人たちの冷たい視線を受け、振込みや通帳記入を淡々と実施・・・なぜ法人用の口座は、ネットバンキングができないの??なぜ法人用口座は通帳更新がATMでできないの??・・・あ〜面倒だ・・・とブツブツ言いながら、作業終了。放課後の英語講座の教材を作りながら、自分の職業は何なんだろうと考えているうちに、いつの間にかまたサッカーの仕事をしている・・・国立競技場のなでしこ補助役員の手配、U18大会の審判割り当て、中学生の夏の予定調査・・・気がつくと今日も1日、ほとんどサッカーの仕事しかしていない自分は、いつか学校をクビになるんじゃないか???と思いながら、就寝・・・
7月10日(火) 朝から雨が降り出し・・・中学伊藤監督からメール、「雨降ってきちゃいましたね〜練習はどうしますか?」・・・「高校生は雨でもやるつもりです。中学生はどうする?」(床)・・・「やるならいっしょにやりましょう。」(伊)・・・ということで、伊藤監督も、学期末の忙しい中来てくれることに・・・しかし、練習開始直前に、制服すがたでウロウロする中1・・・「明日実力テストなので、今日は早く帰って勉強することにします。さよ〜なら〜・・・」・・・なななななんで???中学高校の校舎が80m離れているので、給食のある昼休みに来るのが難しいのはわかりますが、誰か一人でもいいから、昼の段階で伝えに来てくれれば・・・と、思いつつ、伊藤監督に謝罪のメールを入れる・・・雨のおかげ?で、校庭はサッカー部が独占できるということもあり、雨のメリットに少し感謝・・・山口先生からご指摘をいただいた、アウトサイドではなく、左足でしっかりトラップできるようにすることを意識し、練習しました。ダイレクトパスをどこで入れるか、どこで、攻撃をONにするか、徐々に選手にも意識が出てきたようです。まとめのゲームの時間になると、小5のアミちゃん登場、さらに、斉藤・松井選手(中2)も登場・・・アミちゃんはさすがにゲームに入ることはせず、平賀マネージャーと、パス・トラップの練習・・・斉藤選手、松井選手は、高校生のゲームに入り、ややビビリながらも、頑張っていました。どうしても、ドリブルしたがる斉藤選手、良いポジションにいるにもかかわらず、声が出ない松井選手・・・あともう一息・・・
昼に、尚美学園サマーカップの参加要請の電話をいただきました。8月20日になりそうとのこと・・・夕方には埼玉栄高校の松島先生から、「7月15日、文京はリーグ戦入ってないので練習試合どうかと思って・・・」東京のホームページをしっかりチェックしている松島先生・・・「残念ながら7月15日は高3の都合がつかず、中学生もリーグ戦なので、人数が揃わないんです・・・」と、せっかくのありがたいお誘いをお断り・・・あ〜もったいない・・・と思うと、新規日程を提案していただき、そちらはOK!ということで、夏のスケジュールを再調整中・・・ホームページのスケジュールも、そろそろ更新しないと・・・
7月11日(水) 今日は、筋トレのみ・・・筋トレも、目標がなくなると、ちょっと手を抜く傾向が出てしまうかもしれません。個人差もあるようで、「やらなきゃいけない!」と、思っている選手は、自分の家でもやっているでしょうし、それほど必要性を感じていない選手は、筋トレを甘く見てしまうのかもしれません。英語の単語学習と同じ・・・決して楽しいものではありませんが、コツコツとやった者には、大きな財産として戻ってくるものだと信じて、しっかりやって欲しいです。妻沼で戦ったとき、福井工業、桐陽のフィジカルの強さに驚いたと思います。福井工業の監督(愛称ロボコップ)は、昔、全国大会で村田の選手に吹っ飛ばされる選手を見て、上半身の筋力強化にかなり力を入れたそうです。文京も、いつの日か、「フィジカルが強いチームだね」と言われるように、コツコツと頑張りましょう。10日後には草津カップが始まります。去年は、日体大と同じブロックで、ボコボコにやられました。先日の、関東学園大学遠征のノートにも、大学生のフィジカルの強さ、スピードの速さを思い知らされたというコメントが多々ありました。しかし、実際に高3の守田選手は、関東学園大学山口監督からも「あんな選手いたっけ?」と、驚かれるほどの体力とスピードを見せつけました。走りこみをやらせるときも、常に手を抜かず、後輩の追随を許さず、トップを走り続けてきた守田選手・・・藤本から10番を受け継ぎ、高3になって、各方面から注目される選手になりました。練習は嘘をつかない・・・野口校長が好きな言葉です・・・決してエリートの集まりではない文京学院サッカー部が、関東大会に出場できたのは、全員がひとつになって、練習に取り組んだからだということをもう一度思い出し、過信せず、ひたむきに、U18大会へ向けて全力を尽くして欲しいと思います。
7月12日(木) 部活の時間になると、小雨になり、テニス部が早めに中止の決定をしてくれたおかげで、全面使用できました。高校生11名、中学生10名(中1 5名 中2 3名 中3 1名 小5 1名)、合計21名で練習を行いました。高校生は、うるさいくらいに声を出します。特に、DF陣、梅田・守田・石川・宮下は、大きな声を出し、練習を盛り上げます・・・この超元気なDF陣を狭いスペースでは、なかなか崩せず、時間をかけているうちに奪われてしまうシャイなオフェンス陣でしたが、徐々にダイレクトパスのタイミングを感じ取り、攻撃のイメージをつかんでくれるようになりました。本物かどうかは、試合にならないとわかりませんが・・・期待したいと思います。中学生は、まわりから高校生のお姉さまたちに、「動け!」「声出せ!」「持ちすぎるな!」と、言われ、ビビリながらも頑張っていました。蚊の泣くような小さい声ですが、徐々に出るようになってきました・・・
7月13日(金) 更新さぼりました。お詫びに、練習風景の写真を掲載します。

オフェンス3 VS ディフェンス2+GK  

タマも高校生に混ざる・・・久々に3人揃った品川’s(写真右)
翌日の説明会準備のため、更新できず、すみませんでした・・・・
7月14日(土) 第1回学校説明会・・・しかし外は雨・・・通常の学校説明会なので、そのためのパワーポイントを頑張って作成・・・雨で体験ができない校庭のテニス部のためのビデオも編集・・・と思いきや、両方できずに睡眠を優先してしまいました。説明会開始は11時・・・パワーポイント完成は10時15分でした・・・今日は、部活見学というとこもあり、サッカー部1・2年生が、受験生の前で、頑張ってアピール?しました。10名のサッカー部希望の受験生が見学に来てくれて、興奮する石川・宮下・・・「絶対入ってよね!○○高校には行かないで!!!」と、懇願する二人・・・「無理な勧誘はダメだぞ!いろんな学校を見て、本人が責任を持って選んだ学校に進学すべきだから・・・」と、言いながらも、「お願い・・・入って・・・」と、心の中で祈る・・・1・2年生の合計人数より、見学に来た中3の方が多いなんて、これまた笑っちゃう・・・関東大会に出場できたおかげもあってか、過去最高の問い合わせ件数・・・ありがたいことです。文京サッカー部のキャラクターに魅かれる受験生がどのくらいいるでしょうか・・・来年が楽しみです・・・
FC駒沢・立川FC・松戸MACS・CCC・欅SC・・・実は、今日来た選手のみなさんとは、過去に練習試合をやった人たちがほとんどでした。練習試合のときの文京の選手たちの印象が、きっと良かったのだと信じて、自画自賛・・・これからも練習試合よろしくお願いします!
明日は台風接近のため、高校生も中学生も活動休止・・・床爪は、保護者会のため出勤します。
7月15日(日) 台風接近のため、高3の3者面談も午後は中止に・・・教員の退勤時間も12時となり、職員室は徐々に人気が少なくなる・・・そんな中、せっせと環境整理・・・机の上の山積みの書類をひとつひとつ片付け、締め切りが近い広告原稿を処理する・・・たまに請求書が出てきたりすると、目が覚める・・・ゴミを捨てに行き、自分の机に戻ると、「着信1・伝言1」の表記・・・尚美学園大学中瀬監督からでした。尚美学園サマーカップの日程が決まったのかなあと思い、留守番伝言サービスにアクセスすると、興奮気味の声で、「平成に2点とられましたが、3点取り返して、勝ちました!埼玉スタジアムで〜す!」と・・・その直後、尚美学園大学に進学した藤本からも電話があり、「文京のカタキをとりました!平成に勝ったんです!たくさんファールしてしまって、迷惑かけたけど、加奈子(晴海総合から尚美学園に進学した布藤選手)と一緒に、守りきりました!」と、これまた興奮気味・・・きっと、文京の選手たちも自分たちのことのように、喜ぶことでしょう。(特に石川選手は・・・)埼玉スタジアムで雨に打たれながら、優勝という最高の感動を味わった尚美学園大学のみなさん・・・おめでとうございます!東京は、全日本選手権都予選に、関東大会に出場した高校が日程的に出ることが不可能だったり、埼玉が決勝を埼スタで行うように、決勝を国立競技場で・・・なんていう盛り上がりはありません。運営している方々は、本当に一生懸命なのですが、何しろグランド確保ができないため、日程が制限され・・・東京の女子連盟はこの大会に100万円くらいかける努力をしなければ、女子サッカーの発展なんかないんじゃないでしょうか?女子サッカー最高峰の選手権のはずなのに・・・埼玉は、試合結果の更新も当日行われているし・・・東京の女子サッカーの地位は、まだまだ低いと感じる今日この頃・・・そうゆう自分も、女子連盟の仕事はほとんど関われていないので、言う資格はありませんが・・・高体連やU18大会は、参加費のほとんどがグランド代・スタジアム代に消えて行きますが、それでも少しでも良い環境でやらせてあげることで、女子サッカーの盛り上がりに役立てればと思って・・・大井第二のスタンド使用料をケチろうなんて考えている経理担当○○先生を説得しています・・・応援団が入れない大会なんて、絶対に盛り上がらないですからね・・・
話は変わりますが、選手・保護者のみなさん!関東大会の写真が掲載されているフォトクリエイトのサイトは見ましたか?撮影された試合は、太田女子VS村田 と 文京学院VS慶応女子だけです。感動的な写真がたくさん掲載されていますので、まだ見ていない方は是非ごらんください。私もようやく時間ができたので、見てみましたが・・・関東大会を思い出し、ついついクリック・・・クリック・・・気がつくと、25000円も買ってしまいました。恐ろしいネット販売・・・しかし、欲しくなるんですね・・・初出場の記念ですから・・・購入期限は7月22日までです。パスワードを忘れた人は床爪までお尋ねください。明日は午前中、浦和コルソで学校説明会、昼に抜け出し、U15のリーグ戦の応援&取材に行く予定です。キックオフの時間に間に合うように頑張ります・・・
7月16日(月) 午前10時・・・浦和コルソ7階で説明会スタート・・・地震発生・・・揺れる・・・かなり揺れる・・・すると文京のブースに列ができる・・・地震で気持も揺れたのか・・・文京に来て来て来てサンタモニカ〜見て見て見て見て私を見て〜・・・と、静岡のピノキオ先生を思い出し、歌っていると、どこかで見た方の登場・・・ジェットパパさんでした。ジェットの妹も、文京を受験してくれるそうで・・・ありがたい話です。私学の説明会に行くと、どの学校も特色を売りにPR合戦・・・どうも宣伝が苦手な私は、「学校なんて入ってみないとわからないですからね・・・」とか、「いじめがあるかないかなんて、言い切れないですよ。どんな環境でも、しっかりやっていこうという気持が大事なんです」と、営業マンらしくないしゃべりを展開・・・横で聞いている管理職もヒヤヒヤ・・・できれば、早く広報主任をクビにして欲しい・・・部活と説明会のダブルは、結構キツイ・・・でも、広報やっているメリットは、説明会でサッカーのことをたくさんPRできる・・・いつの間にか、バレーとサッカーの文京学院・・・みたいなPRを、先生方もしてくれるようになってきた・・・と、いろいろと考えているうちに、12時に・・・さっさと会場を去り、高速で学校に戻り、副審担当の江口・高橋、副審研修の平賀を車に乗せ、小平の小川西グランドへ・・・学校から1時間では到着せず・・・着いたときには、すでに試合が始まって10分・・・すると、コーナーキックから斉藤がヘディングでズドーン!!伊藤監督は、写真を撮っている・・・なんとなく、さわやかな感じ・・・これも神の申し子平賀愛子様ご登場の効果か???後半にも得点を重ね、4−0でラガッツァに快勝。6月から合流した瀬田中のうち、2名が試合に出場・・・徐々にチームにフィットしてきたようです。伊藤監督の秘蔵っ子、斉藤ひかり選手は、左サイドでライン上魔術師のように、スイスイ相手を抜いていく・・・そしてマイナスクロスを落ち着いてインサイドで決めた佐藤レオナ・・・最後は、佐藤レオナからのクロスを斉藤ひかりがヘッドで決める・・・思わず、高橋が「スゲー」と、声を出す・・・試合会場が家から10分という伊藤監督も、試合会場が家から90分という床爪も、ともに昼食を食べる暇がなく・・・しかし、さわやかに試合を見ることができて、気分よく家に帰り、ここぞとばかりに体重計に乗ると、2キロ減っている・・・やはり食べなければ痩せるんだと、感動しつつも、急ピッチで空腹を満たし、バクスイ・・・これでは痩せるはずがない・・・
審判の方が緊張する???
7月17日(火) 小雨舞い散る中、高校生10名で半面、中3 1名、中2  4名、中1 7名(今日から新しい仲間が2名加わりました!)、小5 1名 合計12名のU15チームで半面、合計22名で練習をしました。本日欠席(講座・親戚のお見舞い・リハビリ)の高校生3名と、中学生1名(欠席理由不明)+平日は公立中学の男子サッカー部で活動をしている6名を足すと、合計32名(高13・中18・小1)・・・・大所帯になりました。高校生は、雨の中、コントロール&シュートの練習と3対2を行い終了。中学生は伊藤監督の指導の下、活気ある練習を展開・・・明日は文京は終業式・・・明後日から夏休みになります。19日(木)は、品川’sの強い要望を受け、17時30分〜19時まで、高校校庭でU15の練習を入れることにしました。           
↓中学生に気合を入れる文京のジーパン先生
7月18日(水) 終業式・・・練習は休み・・・明日から長い休みになります。全国大会出場の横断幕には、アーチェリーとマーチングの文字のみ・・・全国に出場が決まっている村田や十文字は、きっと壮行会を華やかにやったのだろうなあ・・・と、ジェラシー・・・飛鳥の金沢先生は、準備大丈夫かな???・・・噂では、橋詰(昨年の飛鳥のキャプテンで、飛鳥の金沢監督の監督者)が行けないらしい・・・IDだけは、忘れないでよ・・・と、余計な心配までしながら、オフも落ち着かず・・・来年のこの時期は、「草津と全国大会の準備で忙しい!」って、言ってみたい・・・
7月19日(木) ON THE PITCH
今日は、午前中天王洲野球場で練習。高校生12名(1名欠)と中学生5名(中1 3名・中2 2名)で、2時間だけでしたが、集中して練習をしました。まだ学校がある中2スクール生、松井・斉藤選手の、「練習やってください!」という強いアピールに負け、夕方17時30分から19時15分まで学校で練習することに・・・その熱意にこたえるべく、朝参加した文京の中学生も、放課後参加・・・そして、伊藤・内藤選手も参加・・・さらに、中学生のユニフォーム確認のために学校に戻った平賀・高橋も参加し、11名で練習を行いました。

OFF THE PITCH 
午後2時、尚美学園中瀬監督が訪問・・・今年の高3の進路希望を自分よりよく知っているのでびっくり・・・先輩後輩の情報網の方が、生徒と教師の情報交換よりも、早いメール社会・・・考えて見れば、中学生も同じかもしれません。「あの子、文京に来るって?」「いや、村田に行くみたいですよ・・・」(この話は、例をあげるためのフィクションであり、実際の話とは関係ありません)と、選手に聞くとだいたい正確な情報がわかる・・・妻沼カップや関東大会で、多くの大学関係者がスカウトに来ている中、活躍できた選手は、声がかかる・・・昔の文京では考えられなかった話・・・しかし、全国大会に行くと、もっと良い条件で、声がかかるのも事実・・・進学のためにサッカーをやっているわけではないですが、高校選手権で「関東に行く」・「全国に行く」・「全国でベスト4になる」という3段階で、推薦の条件が大きく変わってくる・・・
U18で関東に進み、10月の大会で全国行きが決まれば、W大も書類選考は通過する可能性大・・・尚美も特待条件UP.・・・勉強にも、スポーツにも、ひたむきに取りくむ者が報われるということに変わらない・・・労せずして得るものなし・・・なんて考えながら、入試の話をひとしきり聞いた後、先日の埼玉スタジアムで平成を破り、全本選手権関東大会出場を決めた話になる・・・「生まれて初めて関東に行けました!」試合後の祝勝会で、そうコメントしたという藤本亜美・・・尚美では、高校時代に関東大会を経験していないスタメン選手は藤本だけだったらしいです。ちょうど昼間に、OGの島貫からメールが入る・・・島貫です。お元気ですか?HP愛読してます。凄いですね!!見ていて嬉しい反面嫉妬ですよ笑 いいな〜みたいな。無理せず頑張って下さい!!応援してます!!選手にもヨロシクお伝え下さい(´ω`)☆★夏休みに一度学校にお伺いしたいと思ってますのでヨロシクお願いします!!」そうだそうだ・・まずは、関東に行けただけでも、すごいことだ・・・選手や卒業生たちに感謝しなくては・・・無理してはダメ・・・今できることを確実に、しっかりやろう・・・と、我に返りました。職員室に上がると、草津からFAXが届いていました。予選リーグは、埼玉栄高校・長野選抜・石巻女子・図南です。全国大会直前の埼玉栄さんや、JASRAの選手が主流の長野選抜さん、U15全国行きを決めた図南さん、東北の名門石巻さん・・・よろしくお願いいたします!!草津カップ2007情報
7月20日(金) 朝9時〜13時 昨日の2時間練習の倍の時間・・・しかも気温上昇、湿度上昇・・・不快指数の高い中、ミニゲーム中心の練習を行いました。高3は、勉強させるため、午前練習は無し。高2・高1・中3・中2・中1と、終業式を終えた松井・斉藤選手が11時ごろにかけつけ、練習実施。高2の仕切り役は、高橋・・・「しゅしゅしゅしゅ集まってください」(集合だろ)・・・「ラララララあと10本」(ラスト10本だろ)・・・カミカミ王子と名づけられました。
練習終了間際に、宮下選手が転倒し捻挫・・・ほぼ70%体調が回復し、いよいよ公式戦という前の日に・・・神様はまだダメという判断をしたのでしょうか・・・

↑前日38度の熱が出て体調不要の原武選手。カメラを向けると手を振る・・・
↓暑さ・・・FWがパスを受けられない・・・怒りも頂点に・・・こんなときこそしゃべる!

18時からJFAハウスで関東U18トレセン担当者会議・・・いつのまにか関東女子技術部会の事務局になっていた自分は、会議に参加。生徒たちは、全国大会出場を控えた、村田女子に招待され、新小岩へ・・・会議中も時間が気になり話しを聞いていないので、質問されると、「え?もう一度・・・」と、結局時間をロスしている・・・終了したのは19時30分・・・JFAから新小岩私学総合運動場までタクシーで30分・・・3520円・・・8時到着・・・すでに1本目が終了する頃でした。
GK坂本が親戚のお見舞いで不在・・・宮下は捻挫で帰宅・・・9人しかいない中、GKを借りて、10人で相手をさせていただくことになりました。30分×2本でやらせていただきましたが、後半はもう一方的な展開になってしまいました。ゾンビのようになる文京ナイン・・・プレスが速く、スピード・技術の高い村田の選手に圧倒され、Zombie Has Gone・・・明日は、Zombie Will Return となるか・・(ゾンビは死体であるため、疲れを知らず、ロボットのように働く・・・)
試合後体調不良になった選手を送り届け、付き添いの石川選手が質問する・・・
「今日は、11人でやったらどうでしたかね・・・」「朝の4時間の練習がなかったら、どうでしたかね・・・」・・・「村田の選手は朝○時からずっと練習してたんだよ・・」とは言いませんでした・・・村田とは、ステージが違うなあ・・・と、自分の甘さを痛感する夜でした・・・そんなアマアマ監督に、神様はまた試練をお与えになったようです。修徳戦に向けて、久々にGKを担当する坂本の調整と宮下を起点としたポジションバランスのチェックと思っていた前日の試合は、修行の場になってしまいました。土壇場にたたされた文京・・・明日修徳に勝てなければ、リーグ優勝はなくなります。ゾンビを復活されることができるか・・・監督の人間性が問われます・・・

(左)攻守の切り替えが早い村田・・・パスミスで一気にピンチになります・・・
(中央)矢代先生と福井コーチ・・・頭上には、全国の1番星・・・ではなく照明・・・
(右)ゾンビを操る指導者にはなれませんでした・・・
7月21日(土) リーグ戦第二節・・・修徳高校戦・・・今日のテーマは、「絶対に負けない」・・・リーグ戦の前半戦でこんなテーマをかかげるのは、めずらしいことです。試合を見ている人からすれば、宮下が突然怪我をして10人になってしまった文京が、30人以上部員のいる修徳に負けたとしても、それほど文京を弱いと思わないでしょう。しかし、スポーツの世界は、結果が一人歩きする・・・「文京が関東に行けたのは、まぐれだった・・」と言われないためにも、文京への受験を考えてくれている中学生に「やっぱりやめよう・・・」と、思われないためにも・・・負けて悔しい思いをするなら、つらい思いをしても、勝ちに行く・・・選手たちには、何が何でも勝つという執着心を持つべき試合であることを伝える・・・前半、10人とは思わせない迫力で、終始修徳陣内に攻め込む・・・そして高橋が振り向きならが豪快なシュートを決める・・・1−0で前半終了・・・修徳ベンチで、有賀監督が、大声で怒鳴っている・・・「タラタラやる奴は帰れ!!」みたいな・・・交代要員のいない文京では、「帰れ!」とか、「やめちまえ!」という言葉はタブーである。どんな状況でも、励ましながら、頑張らせるしかない。相手はかなり気合を入れて、後半必死にゴールを狙ってくるかも・・・そんな不安が石川によぎる・・・「後半は蹴ってくるかな・・・」(石川)・・・「蹴ってきたら出所をしっかり押さえて跳ね返せばいいだけだから大丈夫!」と、アドバイスしようと思うが、口がまわらない・・・「相手のパス回し」と言おうとすると、「相手のパス回す」と言ってしまい、選手が吹き出す・・・「もういいや・・・頑張れ」と、ミーティングを終了・・・後半になると、蹴りこんでくる修徳・・・選手たちにはいくつかの簡単な約束事を決めさせ、冷静に対応させる・・・しかし、後半の半分を過ぎると、燃料切れ・・・過呼吸になる選手も・・・修徳は、頻繁に選手交代を行い、フレッシュな選手を投入してくる・・・危ない場面も何度かありましたが、関東大会での悔しい経験が生かされたのか、最後まで集中を切らさずに、失点を許さず・・・貴重な勝ち点を奪いました。本当によく頑張ってくれました。ゾンビは復活しました。
試合後、クールダウンのため、周回コースをジョグする文京テンを見て、「すごいよなあ・・・あれで遠征とか行って、戦ってくるんですよね・・・」と、晴海の大滝先生・・・「ある意味、人数の少ないチームって、うらやまいしですよね・・・」と、修徳の有賀先生・・・絶体絶命のピンチを切り抜けた自信は、文京をまたひとつ成長させてくれました。神様の試練だったのでしょうか・・・
明日から草津です。更新はしばらくできません・・・7月26日の夜中に更新できれば・・・
8月1日(水) ひさしぶりの更新です・・・
全国大会、十文字高校が予選リーグを突破し、見事ベスト8になりました。@常葉橘5-0 A常盤木2-9 B城東15-0  2位の1位で予選突破・・・明日、ベスト4をかけて、常盤木と再度対戦します。頑張れ十文字!!村田は、埼玉平成に関東では圧勝したにもかかわらず、全国大会では0-2で敗退。富岡に1-0で勝利するも、日ノ本に0-3で破れ、予選敗退となりました。矢代先生、携帯に出れずに申し訳ありません・・・富士の本光寺で、一緒に語りましょう。飛鳥高校は、福井工業とどのような戦いをするか、実は非常に注目していましたが、1−3で敗れてしまい、本日の神村戦での敗退により、2敗となり、予選敗退となりました。それでも全国の舞台を踏めたのですから、良い経験になったことでしょう!!お疲れ様でした。
文京も、8月5日からスタートする富士ワイズで、全国大会出場の強豪校と対戦できることを楽しみに、また練習に励みましょう!!
8月2日(木) 十文字がベスト4をかけて常盤木と対戦しました。妻沼ではガッチリ戦って、PK戦までいった相手に手ごたえを感じていたはずですが、0−10という大差で敗れてしまいました。おそらく、守りに入らず、果敢に攻撃した結果、大量得点を奪われたのだと思います。ただ、勉強もサッカーも一生懸命やらなければいけない普通の進学校が、ここまで来れたということは、すごいことだと思います。石山先生と、十文字高校の選手の皆さん!東京では第3代表だった十文字が、全国ベスト8という勲章を手に入れたのですから、胸を張って帰京してください!お疲れ様でした。ベスト4は、鹿児島の神村・鳳凰と宮城の常盤木・聖和・・・昨年優勝の藤枝順心は、聖和に1−4で破れ、関東優勝の湘南学院も鳳凰に1−4で破れ・・・この格差はフィジカル?技術?魂?それとも・・・ベスト4に残った4校は、女子サッカーの伝統校。準決勝は4日、決勝は5日に行われます・・・・・・・・那須の強化合宿後の4日間のオフも今日で終わり・・・明日から練習再開です。梅雨明け後はじめての練習・・・中高ともに暑さに負けないように、頑張りましょう!
8月3日(金) 11時から学校で練習。かなりの蒸し暑さに、ぐったり気味・・・小6の体験入部の子が2人来てくれました。二人とも小学校では名門チームに所属しており、技術も高く、驚きました。中高一貫校でサッカーをやりたい・・・そうなると、東京では意外に少ない・・おかげさまで、文京の知名度も上がってきて、第一希望にしてくれる受験生が増えてきました。文京学院と言えば、バレーボールで何度も中学が日本一になっている・・・だからきっとスポーツがさかんなんだろう・・・そんなイメージしかなかった昔とくらべ、女子サッカーという項目で文京学院にヒットし、受験校として選択してくださる選手や保護者、指導者の方々が増えてきました。高校受験も、いつになく今年は問い合わせが多く、今年度出願希望決定第一号が、サッカー部希望者でもあり・・・これで校長からも「サッカーばっかりやってないで、仕事しなさい!」と、怒られずにすみそうです・・・現在までの文京の主力選手は、ほとんどが、第一希望十文字中学高校でした。私も、サッカーを真剣にやりたいという問い合わせを受けた場合は、十文字中学高校を薦めていました。十文字の選手は、非常に頭がいい。勉強も熱心で、一般受験で早稲田や筑波に入ってしまう・・・それなのにあれだけのタレントが揃う・・・これは、本当にすごいことだと思っています。そんな十文字の人気のおかげで、十文字に希望者が殺到し、あと一歩というところで入れなかった子たちが文京に来てくれる・・・そんな関係があったおかげで、文京もここまで成長できたと感謝しております・・・そんなわけで、体験入部の2名を迎え、中高合同合計23名で練習を行いました。4日間のオフ明けということもあり、声が出るのに時間がかかり、暑さゆえ、集中力が継続しない選手もいて・・・こんなことでは、U18大会で十文字を倒せない・・・と、集中力を喚起させました。午後から、U18の現時点でのスタメン候補組(2名欠・1名ケニア旅行のため早退)13名でジェフ市原ユースと練習ゲームに出かけました。3時キックオフの予定が、諸事情で到着したのが3時35分・・・レナウンの工場をマイクロで逆走し、警備員さんにご迷惑をおかけしたり、氷を買うのを忘れ、ジェフさんに、大量にいただいたり、ユニフォームを忘れる選手がいたり、散々な失態を重ね、1時間遅れでキックオフ。30分×2本、25分×2本、合計4本を連続で13人で戦いました。2点、2点、1点、1点、合計6点も奪われました。DFの梅田・宮下が不在、石川が欠場ということは言い訳になりません。スタートは完全にペースをつかめていたので、アップ不足とも言えません。ボールポゼッションでは7割が文京なのに、1本目、0−2でやられてしまう・・・GKへのバックパス・・・コントロールミス・・・奪われ失点・・・最悪・・・これで調子があがるジェフの攻撃陣・・・絶妙なラストパスを出し、それに対応できない文京のDFとGK・・・2点奪われた後は、攻撃が雑になり、ボール支配率でも優位に立てなくなる・・・・2本目にも1−2で終了。30分ハーフで考えると、1−4で負けたことになります。ここで、ケニアに旅立つ斉藤を駅まで送り、気持を切り替え、リスタート。3本目・4本目で新バリエーションのコーナーキックからの得点がようやく決まるようになり、2点追加・・・ジェット・守田の豪快なシュートで、さらに2点追加、しかし失点も2点・・・4本の合計は5−6(7かもしれません)で負け。得点の取り方では、見習うところがたくさんあり、非常に勉強になりました。ジェフの大須賀監督には、江口が中学2年のときに、東京選抜の監督としてお世話になりました。温厚そうに見えて、妥協を許さない大須賀さん。今回のU15関東大会では、コイントスで敗退したことが決定したにも関わらず、最後の試合を全力で選手たちに戦わせたその手腕が、多くの関係者に感銘を与えました。そんな大須賀監督に、声をかけていただいて、練習ゲームに招待いただいたのに、遅刻してしまい、申し訳ありませんでした。深く反省いたしますので、またよろしくお願いいたします。
 大量の氷をいただきました・・・陳謝
8月4日(土) 杉並総合高校にて、練習ゲームを行いました。高校生は、晴海総合高校と杉並総合高校、中学生は、晴海総合高校と若葉総合高校+日大櫻高校合同チームと練習試合を行いました。各チームともレベルアップしており、特に晴海総合には、コテンパンにやっつけられました。文京も明日からの富士ワイズメンズカップで、U18大会の調整がしっかりできるように、夏最後の遠征、頑張りましょう。富士ワイズメンズクラブの皆様、明日からよろしくお願いいたします!
8月9日(木) 昨日で、今年度の夏の遠征も終わりました。草津、那須、富士と、合計すれば9泊10日になります。今の文京は、人数がギリギリのため、選手にとっては非常に中味の濃い10日間だったと思います。今回富士には、13名の高校生と7名の中学生を連れて行きました。振り返ると、3年前、中学2年だった石川が、初めてゴールを決めたのもこの富士の大会でした。そのときは、3位トーナメントで優勝して、大喜びしました。そして2年前、中学2年だった時田が、決勝の舞台に立った・・・さらに昨年は、北澤が中学1年でこの大会にフル出場し得点を決めた・・・U18のチーム作りを目的としたこの大会では、高校生に混ざり、中学生も活躍します・・・しかし、今年の中学生は、人数が多かったためか、遠慮がちでした。「試合に出たい人?」という質問にも、石島と北澤以外は「・・・・・」仲間というのは、プラスへもマイナスへも導いてしまう・・・もっと中学生と話をすれば良かったかなと、後悔していると、中1のお母様からメールをいただき・・・「富士の大会では、試合に出ることも大切ですが、チームの一員としてするべきことの多さを実感し、経験できて良かったと、話をしてくれました」と、感謝のお言葉をいただきました。何も考えていないようで、ちゃんと考えているんだなと、ちょっと感動しました。つい半年前まで、ランドセルを背負っていた中1たちが、文京・村田の高校生たちとお寺で過ごした4日間の集団生活は、かなり衝撃的だったのかもしれません。十文字戦で粘りに粘った北澤、本庄戦でビビリながらも頑張った石島、全試合でGKの経験を積んだ佐藤・・・それ以外の中学生にも、きっと何か心に響くものがあったと信じています。そして将来の文京を支えるべく、一歩一歩成長して欲しいと思っています。さあ、いよいよU18選手権予選が始まります。この大会で関東に行けるのは、メニーナ以外の2チーム・・・東京は、かつての村田・十文字の2強時代が終息し、飛鳥・晴海そして文京の台頭、さらに修徳・成立も力をつけて、激しい戦国時代に入ったと言われています。選手が分散すればするほど、全国では勝つのが難しくなりますが、それでもお互いが競い合い、切磋琢磨する環境があるというのは、すばらしいことだと思っています。高校選手権では、飛鳥・村田・十文字・文京学院の順になりましたが、U18大会は、果たして・・・
8月10日(金) 関東女子技術委員長会議で、駒場スタジアムへ出向きました。夜に懇親会があるため、車で行って浦和に泊まるか(翌日も越谷で関東女子委員長会議なので)、慣れない電車で行くか、迷いましたが、宿泊代をケチり、電車+バスで、駒場スタジアムに向かいました。浦和駅東口からバスに乗ろうと、駅を出ると、パルコの工事で何だか歩きにくく・・・ようやくバス停を見つけて、バスに乗りました。実は、バスに乗ったのは20年ぶりくらいでしょうか・・・お金を払うのか、券をとるのか、パスモかなんかのセンサーに指をつけたりしながら意味不明な行動をしていると、後ろの子供が、「おじさん、始発だからそのまま乗ればいいんだよ。」と、教えてくれました。駒場運動公園前で下りるときも、どこにお金を入れるのか、ドキドキしましたが、無事に下車完了・・・補助競技場では、明日から行われる国体関東ブロックの調整練習が行われていました。すると、帽子をかぶった長身の男性コーチがGKにボールを蹴りこんでいる・・・石山先生でした。今年度からU18トレセンと国体へと連携をとっていこうという福井技術部会長の計らいで、石山先生がコーチに召集されたのです。福井さんは、今回は総監督という立場で関わっていて、チームのマネージメントを行っています。14時から1時間程度、関東女子技術委員長会議を開催。U18トレセン交流会の件、来年度以降のU15トレセンリーグと地域トレセン、U12トレセンをどう取り込んでいくか、など、議題はたくさんありましたが、何しろお金がない・・・それが女子の現状です。関東技術委員長の根本先生、副委員長の翠先生の営業手腕で、何とか予算をつくっていこうと・・・会議の最後に、千葉県U15女子のドイツ遠征の話を聞きました。ドイツの女子のクラブチームで、芝のグランドを4面持っているようなチームがあり、そこで試合が始まると、街中の人たちや、隣で練習していた男子の選手たちが、みんな集まって応援する・・・下手とか上手いとか関係なく、みんなで盛り上がる・・・企業は、「税金を納めるくらいなら、サッカー場をつくって地域社会のスポーツ普及に貢献したほうが良い」と、設備投資に協力してくれる・・・そんな理想的な構図を聞き、刺激を受けました。(実は妻沼や富士ワイズは、ドイツの人たちと同じような発想なのでしょう・・・)技術委員長会議が15時には終わり、さて、18時からの懇親会まで何をして時間をつぶそうかなと・・・駒場スタジアムで行われている審判の体力測定をボーっと見ていると、「社長!」と声をかける色黒の男性・・・アンブロのポロシャツ・・・胸には「関東学園大学」の文字・・・山口先生でした。群馬の代表として、国体の監督会議に出席するとのこと。私が電車とバスで来たことを告げると、「監督会議一緒に出ない?群馬は俺一人だから席空いてるよ」と言われ、冷房の入った会議室で、群馬の席に着席・・・思わず寝てしまいました。監督会議が終わり、山口先生に北浦和まで送ってもうらことに。すると、メールが入り・・・「6年前にU18東京選抜(全国優勝したとき!)でお世話になった、KサッカークラブのHです。実は毎日文京のホームページ見ています・・・HPを見ていると、高校生のサッカーにかける想いが、すごく伝わってきます。そしてたくさんの人が尽力していることがよくわかりました。女子サッカー界を盛り上げていただき、ありがたいです・・・あの時のチームメイトがたくさん代表に選ばれていますが(岩清水・豊田・宇津木・井関など・・・)、一緒にサッカーしていたことが何だか信じられないです。でもうれしいです・・・あまり高校のサッカーとは交流がないのが残念ですが、それぞれのフィールドで東京の女子サッカーを盛り上げられたらいいですね・・・」当時の東京選抜の監督だった山口先生・・・メールを送ってくれた選手の名前を言うと、「はいはいはいはい、○○○○ね。いたねいたねいたね。良い子だったね・・・」と、鹿児島・宮城を倒し、東京がNo.1になった6年前を思い出し、なつかしく語りました。数日前に、メニーナの寺谷監督(当時U18選抜のコーチ)からも、「メニーナがU18都予選に出ないなんておかしい!って、○○○関係のブログに書かれていました。ブログ社会って怖いですよね。でも文京のホームページは楽しみにしているので、続けてくださいね」と、応援メッセージをもらっていたりして、山口・石山・寺谷の3名の有能なスタッフと、メニーナを中心とした能力の高い選手たちにサッカーを教えてもらったU18東京選抜の5年間を思い出しました。この5年間がなかったら、自分はただのメタボ系顧問で終わっていたかもしれません。今自分が偉そうに選手たちに言っていることのほとんどが、この3人のコーチングの盗用ですから・・・夜の懇親会は、1次会はサッカー談義、2次会は人生色々関西編・・・また勉強させていただきました。
8月12日(土) 11日は、関東サッカー協会女子委員会がしらこばと運動公園で行われました。駐車場で、国体関東予選1回戦を終えた神奈川選抜スタッフの深澤先生に遭遇。結果を聞くと、延長で5−1で勝ったとか・・・冗談のようなスコアに、驚きました。どうも、山梨の選手が見事に先制点を決めたらしく、そこで、「まさか・・・」とあわてた神奈川の選手が、焦りまくり、打てども打てどもシュートは外れ、そしてようやく後半になって1−1に追いついて、延長戦へ・・・延長では、落ち着いてサッカーをした神奈川が4点(延長前半2・後半2)とり、終わってみれば5−1という大差になったという試合だったようです。サッカーは必ずしも強いチームが勝つわけではない・・・と、よく言われますが、女子の場合は特にメンタル面が大きく左右するのだということがよくわかる試合結果でした。それにしてもよくこんな暑い中、選手たちは延長戦を戦っているなあと、つくづく感心すると同時に、オフを過ごしている文京の選手は、果たしてこの暑さに順応できるのかと、ちょっと心配になったりもしました。草津や静岡とは、空気の違う、東京の炎天下で、戦えるのか・・・17日のフィオーレ戦は、12時10分キックオフ・・・明日からの2日間、暑さになれるトレーニングは必須です!
12日・・・U18大会1回戦がスタートしました。クラブチーム VS 高校の試合では、大差で中学生主体のクラブチームが勝利する試合が少なくありませんでした。昨年までは、この大会に出場できる高校チームは、高校選手権予選上位12校という縛りを設けていましたが、今年から、その縛りを無くし、希望すれば大会に出場できるようになりました。大差で敗北した高校生諸君!サッカーを嫌いにならずに、頑張ってほしいです!文京も、1年目、村田のBチームに30分で16点取られたり、草津で大阪選抜に16点取られ、草津失点最高記録を作ったことがありますから!・・・昨年、一昨年とダントツだったメニーナには、東京予選を遠慮してもらい、第一代表の権利を献上。残り2枠を、東京予選で争うスタイルにしました。優勝候補のSFIDAは、U15大会で騒動を起こした責任をとって、参加を棄権・・・選手にはまったく関係がないことだっただけに非常に残念な結果となりました。騒ぎを起こした保護者がしっかり名乗り出て、謝罪をすれば、選手にはまったく影響なかったことなのに・・・保護者が問題を起こしたときに、どう処罰を与えるかは、JFAの規定にはありません。学校の校則にもありません。今までは、そんなことは想定外だったのです。おそらくこれからは、そういったものを作らなくてはならない・・・嫌な時代になりました。自分と同じ世代の親たちだけに、複雑な心境ですが、「騒げば何とかなる」「トップと話をつければ何とかなる」「マスコミを動かせば何とかなる」と、考える保護者が、世の中に増えてきている・・・横行する中傷メール、掲示板への書き込み、ブログでの個人批判、匿名電話・・・学校やスポーツ団体などで、それを規制する罰則が追いついておらず、一番の犠牲者は弱者の子供たちになってしまう・・・犠牲者は、SFIDAの選手たちなのです。文京の選手たちも、「SFIDAに勝って関東へ!」という目標で頑張ってきました。一昨年0−3(準々決勝)で破れ、昨年も、1−2で敗れた(全日本選手権)SFIDAと、どれだけ戦えるのか楽しみにしていた選手もいました。自分には何もできませんが、何とかSFIDAの選手たちが、プライドを持ってSFIDAでサッカーを続けることができるように、応援したいと思っています。
8月15日(水) 選手たちにとっては、富士遠征から6日間のオフ明け練習再開・・・高校生13名、中学生10名、合計23名で埼玉栄高校まで遠征に出向きました。各地で最高気温を記録し、線路も曲がるような猛暑の中、朝8時30分から夕方5時まで、お世話になりました。お盆ということもあり、道路はガラガラ・・・学校からマイクロバスで40分(往復70km)で到着・・・午前中は、久喜高校さん(今年度関東大会出場)を入れた3校で30分(給水あり)を4本ずつやりました。久喜の金沢先生いわく、「公式戦の前は、必ず栄さんにお邪魔するんですよ。このピリッとした雰囲気に選手が刺激されるんです。」まったく同感でした。スポーツの名門校である埼玉栄高校・・高校からサッカーをはじめた選手も、手を抜かず全力で頑張る・・・AチームとBチームにほとんど差がない・・・全国優勝の鳳凰高校に対して、0−3というスコアは、選手全員が死ぬ気で頑張らないとあり得ないスコア・・・自分が監督だったら10点は確実に取られているだろうなあ・・・と、何しろ学ぶことが多い栄さん・・・グランドの準備、シート・テントの設置、テキパキと行動する選手たち・・・文京の選手たちは???寝坊2名、シート忘れ、氷の準備も不十分・・・そして1試合後倒れる選手が3名・・・オフの過ごし方をあれだけ注意したのに・・・と、ガックリ・・・ただ、7割の選手は、この炎天下の中でも、倒れなかったので、U18の大会に全力で挑もうという意識はあるのかなと、やや安心しました。高校選手権は、東京枠「4」、U18選手権は、東京枠「3」・・・そのうち「1」がメニーナのため、実質は「2」・・・つまり、U18で関東に行く難易度は、高校選手権の2倍なのです。このことを選手たちがどれほど理解しているのか・・・2年前、単独チームの大会になり、そこで関東へ進んだのはメニーナとSFIDA・・・昨年、東京3枠になり、メニーナ・SFIDA、そしてようやく高校チームの村田が3着で関東へ進むことができた・・・つまり、この2年間で、関東へ進出できた高校チームは村田だけなのです。それほど厳しいU18予選が、この週末からスタートする・・・意識の違いは、試合の合間に現れる・・・試合の反省と次の試合に向けて話をする者・・・テントの中で試合を見ながら、暑さに耐えている者・・・まったく関係ない話で盛り上がる者・・・バラバラでした・・・午後は、15分1本勝負という短い時間設定で、埼玉栄・文京・栄OG+藤本亜美(尚美学園大学のメンバー)+松島先生+松島先生の教え子で栄のGKコーチ(すみません。お名前を確認していませんでした。)各チーム4試合ずつ試合をやりました。松島先生の絶妙なパスに必死に対応するDF・・・15分でしたが、すべての試合が貴重なトレーニングになりました。中学生チームは、何しろ声がない・・・試合を終えて疲れきっていると、高校2年の宮下選手に、「ちゃんと試合後に話をしておかないと、次の試合で困るよ!もっともっとしゃべっておかなきゃダメだよ!」と言われ、円陣を組み反省会・・・ひとり一人が、しゃべっているのが聞こえてきました。宮下は、昨年の関東選抜のトレーニングで、試合中や試合後に、選手たちがしゃべりまくって確認しているのを目の当たりにして、コミュニケーションの重要性を肌で感じたのでしょう。明後日からスタートするU18関東予選・・・この大会は、思い出作りの大会ではない・・・文京の真価が問われる大会・・・と、最後の集合で話したことが、どれだけ伝わるのか・・・不安ですが、楽しみでもあります。大会まであと2日・・・
試合後にカバーリングの確認をする者・・・意識高い!!
全試合終了後、ようやくしゃべる・・・中学生
松島先生(栄)は、まだまだ現役!!
藤本亜美(尚美)も、まだ現役??
真夏のサッカー・・・練習というよりは、修行!!
8月16日(木) 午前中、都立国際高校の小尾先生のところにお邪魔し、明日の記録用紙・メンバー表一式を受け取りました。実は国際高校は、自宅から4km・・・空いていると車で10分の場所にあります。そこからU18の大会で使う大井陸上競技場に行き、そして午後からの練習試合会場、新小岩へ向かおうと思ったとき、ボトルが1本転がってきました。そのボトルの中を見ると、カビが・・・これは大変だと、東品川のジャスコに行き、洗剤とスポンジ、そしてふきんを購入・・・そして新小岩に向かいました。まだお盆の余波があってか、都内の道路も空いていて、集合時間の1時間前に駐車場に着きました。そこでボトルとドリンクタンクをチェックすると・・・どれも汚い・・・洗い場でゴシゴシし始めました。これがなかなか面白い・・・すると選手たちがやってきて、みんなでボトルをゴシゴシ・・・綿棒で、汚れを完全除去・・・明日から試合なのに・・・と思いながらも、こうゆうことを毎日やらないと、ダメなんだと、チリも積もれば山となる教育?を実践。3年生も率先してボトル洗いをやりました。後輩が、「代わりますよ」と言っても、「いいよ。これ結構楽しいよ」と、カビ落としにはまる上級生たち・・・練習試合は、中学生9名+高校生助っ人2名のチームがフィオーレ武蔵野・十文字高校と、高校生チームが、ベルタと十文字高校と、それぞれ25分2本ずつをこなし、明日からの大会の調整を行いました。7月14日の部活見学に来てくれた中3生2名も、見学に来てくれました。十文字は、15日までオフだったそうで、文京の方が1日早く動き出していました。夕方になると、村田のY代先生登場!村田はオフなし・・・今日も午前中埼玉栄に遠征し、夕方から新小岩でVIDAと練習試合とのこと・・・14時間の活動・・・やっぱり村田は、東京の中でもサッカーを一番やっている学校だなと、あらためて驚きました。「家族サービスはいいんですか?」とY代先生に聞く石山先生・・・するとさびしそうに見せながら実は誇らしげに、「サッカーしかやることないいだもん」と、あいかわらずのY代先生・・・新小岩は暗くなっても盛り上がっていました。明日からU18大会が始まります。初戦の相手はフィオーレ武蔵野。梅田・守田・原武の出身チームです。ノックアウト方式なので、「初戦の恐ろしさ・・・」なんて言ってられません。1回戦で24点も取っている相手だけに、油断は禁物・・・中学生と言っても、技術の高い選手ばかりです・・・決めどころで決める・・・難しいことですが、それができなければ勝利はありません。決めどころをたくさん作って、成功率を上げていく・・・まずは1勝!全力で!

↑大井陸上競技場             ↑主婦業の大切さを痛感

「軽井沢のアウトレットで買いました!」とおちゃらけるジーパン先生(左)
「あいつらオフに走ってないなあ!」と、急に我に返るジーパン先生(右)

どこでも寝ることができるVIDAの福井監督!国体お疲れ様でした!(左)
1日14時間サッカーをやるY代先生・・・明日の対戦相手のチェック?(右)
8月18日(土) 「おめでとうございます!」と、真実か誤報かを確かめるがごとく・・・まずは、メニーナの寺谷監督から祝電話・・・U18の大会に文京がもし出ることになったら、とっても新鮮なんだろうなあと、思うような驚きとお祝いの電話でした。ありがとうございました!そして、そのすぐ後、本庄第一高校、日野聡監督から祝電話・・・「なに?すごいじゃん!やったね!」と・・・「でも、マカ成立も結構やるよん。ここで安心してやられちゃうってことがないようにしないと!」と、ありがたいご忠告も・・・十文字に勝って、関東へグッと近づいたのは事実ですが、成立も、またとないビックチャンスを全力で挑んでくるでしょう。宮内総監督・中野監督・山郷コーチ・・・なんて、ベンチに入られたら、震えてしまうかもしれません。中野先生は、文京が関東で平成と戦うとき、メールをくれました。「成立もいつか関東へ行けるように頑張ります・・・」と・・・そのチャレンジの相手が文京とは、なんとも複雑です。文京の生徒には中野先生ファンが多いですが、「中野先生のためなら、負けても良い」と思うファンは、いないと思います。だから、明日は文京の選手は全力で頑張ってくれるでしょう。平常心・・・5月12日(土)の吉祥戦にかかげた言葉です。しかし、試合が始まると、ガチガチに固まる選手・・・そして小林の負傷・・・絶体絶命のピンチの直後に訪れたコーナーキック・・・そして先制・・・もしかしたら、あの小林の負傷がなかったら、負けていたかもしれない吉祥戦・・・「いつもどおりやれば大丈夫」と、色々な人に言われても、いつもどおりやることは、本当に難しいことでした。あれから3ヶ月・・・関東大会での平成戦を教訓に、文京は成長したと思っています。様々な経験に学び、様々な人に応援していただきながら、ここまで成長できたことをもう一度思い出し、明日、明るく元気に文京らしいサッカーをすることを目指して欲しいと思っています。