雷の写真は撮りたいと思う。撮り方もちょっと聞いたので何とかならないことはないと思う。
 でも、やっぱり難しい。雷の鳴っているところでカメラがなかったり、まだ空が明るかったり(空が明るいと雷は難しい)

今日は写真は無し

 今年はまだ梅雨が明ける前から雷が何度もなったり、台風が来たり、すでに夏真っ盛りという感じだ。僕は小学校の頃から、雷が鳴って突然雨がざーっと降るのを楽しみにしているので、実はうれしかったりする。

 昼間は、これでもか、と言うくらい晴れていたのに、突然空が暗くなる。遠くからは雷鳴が聞こえ、次第に稲光も見えるようになってくる。雷が近づいたかな、と思う突然雨が降る。30分も降ると何事もなかったかのようにきれいな夕焼けが見られる。夕立があった日の夕焼けの方が、不思議な色をしているような気さえする。こういう、夏の夕方がとっても好きだ。
 昨年、雷の本場とでも言うべき秩父の方に行って、猛烈な夕立を味わってきた。別に雷を味わいに行ったのではなくて、友人と旅行に行ったら、夕立がひどいときだった。車で行っていたこともあるけれど、密かに土砂降りの雨と雷を楽しんでいた。
 そのあと、宿が停電してちょっとばかり困ったと言うこともあるのだが、すぐに復旧したので問題なかった。
 また、一昨年くらいに、知り合いの田舎に雷が落ちた。家ではなかったらしい。けれど、すぐ近くにあった大木に落ちて、家にも雷が伝わり、家の中の電化製品がみんなだめになってしまったという。
 こういう話を聞くと、雷で、はしゃぐのは良くないなぁと思う。自然災害の怖さというのは、土砂崩れとか直接的な物もあるけれど、電気・ガス・水道などが止まるという被害も多いように感じる。鉄道が止まって、駅で立ち往生もある。僕も、電車が止まってしまって駅で2時間くらい待った事もある。これは台風の時だったと思う。
 こうやって、実害がでることを考えると、雷や夕立は素直に喜ぶことはできない。でも、やっぱり、遠くの方でゴロゴロと雷が鳴り出して、空が真っ暗になってきたら何となく、うきうきしてしまう。雷を異常に怖がる人も多いし、やっぱり、雷や夕立には何かあるんじゃないかな、と考えてしまう。


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