発表

発表の写真
ちょっと違うけど一応「発表」
(舞台発表)

 会議などで様々に発表する機会がある。けれど、うまく発表できた、自分の言いたいことを言えた、と思うことは少ない。相手にうまく伝わった、と言うことになると、ほとんどないと言ってもいいかも知れない。

 僕が、よく発表を行うところは、発表する内容をある程度分かっている人たちの場になる。“内容を分かっている”事が甘えになるのか、甘えていないのにも関わらずか、自分自身で「まあ、合格かな」と、思える発表ができたことがない。
 先週、少し長めの発表をする機会があって、自分の発表がなっていないことを痛感した。こんな発表をしていたのでは、相手に伝わるなんて事はない、と思った。
 自分自身が発表する内容に自信を持っていなかった事が一番大きい。発表内容は自分で調べたことなどをまとめたものになる。その中に不確かな部分があると言うことは、聞いている人たちに、嘘をついているのではないか、と言う負の部分を持つ。また、質問に対応しきれないのではないかという、心配にもつながる。
 僕の場合は、特にこの発表内容に自信がないことで、将棋倒し的に発表が崩れていく。発表においては、相手に何の発表であるかと言うことをアピールすると共に、相手の大きな疑問点をあらかじめ取り除いておく必要がある、と僕は思う。つまり、発表する内容を大前提として、その本質部分を理解するために必要な知識や前提を先に示しておくべきだと思う。
 発表を行うためには、本質部分だけだなくて、基礎もよく理解しておかなくてはならないと思う。基礎からきちんと理解していないことを発表して相手に説明しようとしてもおぼつかないと思う。
 基礎から理解していれば、自分の自信にもなるし、筋道だった説明ができて相手にも伝わっていくのではないかと思う。

 自分に自信を持てるようであれば、会議などの公の場での発表に限らず、自分の言いたいことが相手に伝わりやすいのではないかな、と思う。


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