作品展

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ごめんなさい。かなり苦し紛れの写真です

 先々週から先週にかけて、僕の写真が展示される機会があった。個展でも何でもないし、ほんの数枚、小さいサイズで、大勢人の作品のなかに展示されるだけだった。僕はそれでもうれしい。けれど、あまり大々的に言うことでもないかなと、ホームページでの告知、案内はしませんでした(ごめんなさい)。

 この作品展は、僕の地元の鉄道会社が主催している。地元(鉄道会社が開発した沿線)をテーマにした写真コンクールの応募作品を集めたものだった。今年で3回目になる。僕は昨年から応募し始めた。テーマが地元だったのが応募したきっかけだ。
 応募したときは、作品展まであることは知らなかった。後日、電車のポスターで見てか、主催者から審査の結果と一緒に通知されてか、知った。
 大勢の写真の中に、僕の写真も5枚応募したうちの1枚が小さく、飾られていた(僕が小さいサイズで応募したのだけれど)。何人の人が僕の写真に気を留めてくれたかは分からない。けれど、多くの人が少しでも見てくれたと思う。僕はそれだけでしあわせである。
 今年は、半分は作品展目当てに写真を応募した。もちろん、コンクールなのだから審査員に認めてもらいたいという思いもある。
 今年は、応募したすべての作品が展示されていて、その空間は僕の世界が広がっている感じがした。高校の文化祭でも何枚も写真を展示していたけれど、忙しさが先に立ってしまって、自分たちの作品を、作品展としてゆっくり鑑賞していなかったような気がする。
 今回のような、壁の一角に別の世界、僕の世界があるような感覚は今まで味わったことがなかった。前に、高校の写真部の先輩方のグループ展を見に行ったときに、「面を見せるって言うかなぁ」と言っておられた言葉がよく分かったような気がする。

 写真展は今年は、見に来た人参加による、人気賞というのがあって、より多くの人が各々の写真を見てくださったと思う。テーマも気に入っているし、展示されることがうれしいこの写真展にはこれからも応募すると思う。地元を歩くときは、自分の気に入った世界は何かをさがしておきたいと思う。


昨年の応募作品は ここ
今年の応募作品は 12月の更新の時に展示する予定です


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