年末

年末恒例餅つき
年末恒例
「餅つき」餅米を蒸かす

 いよいよ、今年もあとわずかになった。新年の華やかな雰囲気もいいけれど、年末のあわただしい雰囲気も何とも言えない。

 12月に入る頃から、何となくあわただしくなる。特に仕事が増えるわけでもなくても、忙しくなる。ここら辺の雰囲気が僕は好きだ。
 何となく、やらなくては行けないことが目前に迫っているような感じ。それと、新しい年を、漠然とでも、待ちかまえる雰囲気。そわそわした感じ。これがいい。
 実際、年賀状や大掃除などやらなくては行けないことは結構おおい。でも、それも新しい年を迎えるための準備だとするなら、どこか気持ちがいい。
 とはいうものの、12月も20日をすぎると本当に忙しくなる。年内に終わらすべき仕事がたまる。実際結構つらいときもある。最近(?)は24日にクリスマスイブという行事もあるので一層複雑だ。
 クリスマスも12月の寒々しい空に暖かい光を入れてくれるのだったら僕はいいと思うようにした。キリスト教の行事だとかもう関係なく楽しんでいいような気がする。
 そして、年末のあわただしい日々に少し区切りをつけるいい日なのではないかと思う。(本当に忙しい人は、クリスマスもゆっく出来ないけれど・・・でも、ゆっくりしたい気分にはなると思う)
 クリスマスが終わると、もう一気に年明け、といいたいところだけれど、もう一仕事くらい残っている。この仕事次第で、いい正月か、どこか喜べないところのある正月かが決まったりする事もある。  すると、もう12月も30日。今年も残すところあと少しです。テレビもお祭りに突入するし、街も新年への買い物で人がごった返す。見事に華やかな年末になる。この華やかさのまま、除夜の鐘をゆっくり聞いて、正月の華やかさを味わう。

 だらだら書いてしまったけれど、僕は正月の華やかさというのは、年末の慌ただしさがあるからだと思っている。正月と共に、年末も楽しもう。


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