渋滞

クルマの列
クルマの列
 

 先週、気分転換に、と車を運転していた。クルマで一時間ほどの県立公園に行ってフィルム2本ほど写真を撮った。そこから帰ってこようと思ったら渋滞にあってしまった。

 行きの道はすいていて快適だった。帰り道もそのままの雰囲気で帰ってこれるのではないか、と思っていた。けれど、3連休の最後の夕方だったこともあってか、道はどこも混雑していた。
 幸い、地図を持っていたので、すいていそうな道を選びつつ帰ってきた。それでも、行き1時間かからなかった所に、帰りは1時間30分以上もかかってしまった。
 どうしても、渋滞に捕まってしまうといらいらしてしまう。その後に特に用事がなくても、渋滞によってよけいな時間をとられると言うのは悔しい。仕事などで動いている人はなおさらだと思う。
 でも、だからといって無謀運転が許されるかと言ったらそうでもない。抜け道を探すのがいいところである。ところが、その抜け道も細い道で、それも昔の道が多かったりする。昔の道は歩道が狭く、車道の目の前まで家が迫っていて、運転に圧迫感を感じる。と、ともに、急な飛び出しがないかと、運転にも気を使ってしまう。そんな狭い抜け道だと、渋滞をしていても幹線道路を使うのとどっちが早いのだ? と思う。
 結局、”抜け道”はないのかなと感じる。
 こういうときは、もう、あきらめるのが勝ちなのかもしれない。ラジオをつけて、音楽や話に耳を傾ける。渋滞なのでクルマもゆっくりだからラジオをよく聞ける。抜け道で細いところを冷や冷やしながら走るよりはこっちの方がいい。

 先週の帰り道は、ちょっとしたラジオドラマをやっていた。FMなので、音楽の合間にちょっとしたドラマだった。音楽メインだったので、なかなかドラマが進まず家に帰ってくる1時間30分でちょうど、ドラマが終わった(始まりは往路だったけど)。最後に僕のお気に入りの曲が流れた。もう、家の車庫に帰ってきていたけれど、エンジンを止めて曲の最後まで聞いてしまった。


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