5月病

5月の並木
5月の並木

 病気と言うより、ただ単にやる気がなくなるだけという気もする5月病。6月が近づいた今週あたりからどうも5月病のような気がしてきた。

 5月病と言って病気みたいに逃げるのはよくないと思うけれど、どうも、やる気のでない時期というのがある。やる気のなくなる時期は人それぞれによるもの。でも、5月というのは、やる気を失いやすい時機なのかもしれない。
 よく言うのは、新生活への希望に燃えた4月がすぎて、周りが見え始めた後、5月の連休。連休があけてもそのままの気の抜けた雰囲気でいると5月病になるらしい。でも、僕の場合は連休明けにやらなくてはいけないことがあってので連休らしい連休ではなかった。
 その後もやるべき事が次々現れ、時間に追われていた。今もやらなくていけないことを2つくらい抱えている。やることを抱えただすと、なかなかそこから抜け出せない。ちょっと時間があいても、あのことをやるには時間がかかると、やるべき事を先延ばしにしてしまったりする。こういうときはどうしようもない。一つ一つやるべき順番にやるべき事をこなして行くしかない。
 とは思う物の、どうもやる気が出ない。やっぱり病気なのだろうか。
 5月病の原因として、5月になるとやることがたまり出すと言うこともあるのではないか。3月末にはたいていのことが区切れる。4月はどこも新しい人や新しいことが始まる。このときはやるべき事はあっても、締め切りは間近ではなかったりする。5月あたりになると新しいことの締め切りが近づいてきたりして、それを考えると少し憂鬱になったりする。いいわけがましいけれども、こういうこともあると思う。

 5月病を治すためには少しずつでもやるべき事をやっていくことしかないと思う。締め切りはいやでも迫ってくるし、締め切りのない様なことでもくずぐずしてはいられない。締め切りが本当の目前に迫って追い込まれれば5月病なって言ってられなくなる。けれど、僕はそれは好きじゃない。少し先を見てやるべき事をやっておきたい。これから、4月5月の遅れを取り戻していこうと思う。


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