沖縄I 最南端の島

波照間島の集落
波照間島の集落
(飛行機より)

 8月22日から26日まで沖縄に行って来た。前半は最南端の有人島である波照間島に滞在。後半は石垣島と沖縄本島を簡単に回った。

 波照間島には石垣からフェリーか小さい飛行機で行く。僕らは飛行機を選択した。石垣空港を飛び立つとエメラルドグリーンが一面に広がる。薄い青から、濃い青、海の深さや珊瑚礁によって色が変わる。石垣島の近くに点々とする島々もきれいに見えた。飛行機も選択して良かったな、と思う。
 波照間島は周囲約15km、人口約570人の小さな島だ。人は島の北側に寄り添うように集まっている。石垣島との交通手段も1日1往復の飛行機、1日3往復の高速船、週3往復のフェリーに限られる。新聞と郵便物は朝9時30分の飛行機で届き、とある民宿が空港と新聞屋・郵便局の間を結んでいる。とってものんびりとした島だ。  そして、陽ざしが厳しい。僕らは朝10時頃に宿に着き、さっそく自転車とシュノーケルセットを借りて海に繰り出した。近くにいた女性が「ハワイよりもきれい!」と歓声を上げる海に早速飛び込んだ。ちょうど満潮の時間で、岸から少し進むと足が立つか立たないかの深さになる。でも、その深さが続くので結構遠くまでいける。途中に、岩場があると、亜熱帯を思わせる魚たちが泳いでいるのを間近で見られる。
 泳ぎ疲れて岸に上がり休憩。太陽が真上から降り注ぐ。
 昼食を摂り島を一週。島の主要産業のさとうきび畑の中を自転車で進む。気が付くと、日が当たっているところが赤く焼けている。日本最南端の碑を巡り、集落へもどる。
 道沿いにあった、よろず屋で飲み物を買って宿へ。まだ、4時頃だったと思うが、泳ぎ、自転車で走り疲れたので、ごろんとなる。足のももが畳にすれて痛い。背中もこすれると痛い。どうやら、やけすぎたらしい。

 夜には満天の星空が広がる。しばらく上を見上げていると無数の星が降ってくる。
 波照間の風は涼しい。昼間、陽の当たるところにいると痛いほど暑いけれど、夜や昼間でも木陰に入って風にあたっていると、とても心地よい。


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