ラジオ

 僕はラジオを良く聴く。仕事も基本的には単純作業なので、よくラジオを聴きながら行っている。家にいても、自分の持っているCDも聞くけれど、ラジオも良くかける。

 ラジオをよく聴くようになったのは、中学の頃からだ。あまりCDも持っていなかったので(あまり買えないし)音楽の楽しみと言えば、ラジオ、特にFMからきこえてくる音楽だった。僕が、中学の頃は「音楽番組冬の時代」とか言われていて、あまりテレビの音楽番組がなかった事も良くFMを聞くきっかけになったのかも知れない。
 それよりも、ラジオは聞きながら何かをできることがうれしい。テレビは見てしまうと何もできなくなってしまう。好きなテレビをボーっとしながら、リラックスしながら見るのもすきだ。でも、こうしてパソコンに向かいながらホームページを作ったりする時にはテレビは見られない。単純作業をしたり、車の運転をしながらもラジオは聴くことができる。それは、とてもうれしいことだ。
 ラジオの司会者の話しに少し耳を傾けていると、番組を聞いている人からのメッセージが紹介される。番組によってメッセージの雰囲気が違ったり、常連の人がいたりなかなか面白い。パソコンや携帯電話からメールを送るとすぐにメッセージが紹介される。僕が中学の頃はFAXが主流だったと思う。何を使うにしても、司会者の話に対して、聞いている人がすぐに感想をおくって、司会者が読む。そこからまた聞き手が何かを感じる。とっても、アットホームな雰囲気があると思う。歌手のユーミンこと松任谷由美さんも、ラジオのコミュニケーション性がとても好きだと言っていた。
 こういう一対一に近いコミュニケーションはテレビではなかなか実現するのは難しいと思う。それは、テレビを見ている人と、ラジオを聴いている人の数の差に依っている所が多いと思う。

 いま、テレビでは次世代双方向テレビという事が言われているけれど、ラジオにはもう既に次世代よりももっと密なコミュニケーションがあると思う。僕はこれからも、ラジオも楽しみ聞いていたいと思う。


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