写真展

写真展会場

 今月の5日から9日まで高校の部活のOB・OGたちと、50作品ほどの写真展を開いた。昨年、初めておこなって今年は2回目だった。事前の準備は大変だけれど、写真が飾られたボードを見ると「あ、やっぱり、いいな」と思う。

 昨年もこの日記に書いたので、覚えている方もおられると思うが、昨年、僕の発案で1から写真展をやった。一緒にやってくれたメンバーたちにいろいろな迷惑をかけながら、何とか形にする事が出来た。
 今年は、昨年の写真展を受け、是非またやりたいというみんなの熱意で第2回目をやることになった。僕は今年の4月から高校のある地元を離れて生活をしていたので、写真展の細かい運営には携わることが出来なかった。それに、昨年、取り仕切った僕が2年連続でやってしまうと、この先が続かないと言うのがみんなの認識だった。なので、今回は後輩に写真展の運営を任せることになった。
 おかげで僕は、大まかな流れを示すだけで、あとは写真を出展するだけで良いというかなり気楽な立場になった。それに、何をやるべきかは分かっているから、いざというときはアドバイスをすればいいわけで、細かいことにこだわる必要もなかった。
 写真展当日も、昨年は会場にいると、こうすべきなんじゃないか、といろいろなことを考えたり、訪れた人にアンケートを頼んだり、この僕が結構まじめに仕事をした。
 でも、今年は「僕はあまり手出しをするべきではない」と理由を付け、後輩や来てくれてくれた方と談笑に明け暮れた。写真が好きな人と、写真を目の前にしながら話をし出すときりがないのだ。偶然通りかかった人とも30分くらい話してしまうこともあった。写真展を知って来てくれた人たちと話をはじめると1時間くらいかかってしまうことも。それに、同じように会場にいる部活のOB・OGとは一日中、写真の話をしているようなものだ。

 自分や後輩のパネルの前に立ち、写真の話するのはとっても楽しいし、いろいろなことがある日常の中で心が落ち着く。写真展の準備をするのはなかなか大変だけど、写真を前にいろいろな人と話ができる写真展はきっと、またやるのだと思う。


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