伊豆

駿河湾と富士
駿河湾と富士
R136 土肥〜宇久須間

 今年も伊豆の季節がやってきました。同じくらの季節、3年前に伊豆と箱根に行き、昨年は沼津と伊豆に行き。今年はほとんど伊豆のみを楽しんできた。

 3年前に伊豆・箱根に行ったときは大学の研究室で行き、昨年は大学の時の同級生と行き、今年は会社の同期と行った。箱根とか伊豆というのは、東京あたりに暮らす人にとっては、仲間と1泊くらいで遊びに行くのにちょうど良い場所なんだろうな、と思う。もちろん、その分、行った先は大混雑してしまったりするんだけれど。
 さて、3年前に行ったときには、修善寺、天城峠、熱川あたりを巡った。昨年は、伊豆長岡温泉、修善寺あたりを回った。今年は、堂ヶ島〜土肥と西伊豆、南伊豆を回った。
 それぞれ、独特の雰囲気を持っているんだけれど、山がちな伊豆半島はどことなく集落ごとにとっても、まとまっているような印象を受ける。「ふるさと」の雰囲気があるとでもいうべきか。また、逆に言うなら、ちょっと閉鎖的な印象を受ける場所もなくもない。でも、それは、伊豆の地形的な事によるところが大きいと思う。自動車の発達した現代なら山道を行くのは容易なことだが、遠く離れた所まで山を越えて行くのは大事だったのではないだろうかと思う。
 でも、ぎゃくに、地形の開けているところでは、大きな開放感を感じる。海に行けばどこでも、開放的な雰囲気があるのだけど、伊豆の大きな緑と、広い空、綺麗な海の水が伊豆ならではの雰囲気を生んでいると思う。
 伊豆も南の方に行って、場所さえ選べばエメラルドグリーンの海が一面に広がる。東京からたった100kmちょっとしか離れていないのに、沖縄かと思ってしまうような海が広がっている。
 山も緑であふれ、東京とは空気の感じが違う。コンクリートや冷房の廃熱により暖められておらず、木陰にさえはいれば十分な涼がとれる。伊豆は温暖だというけれど、夏は東京のような所よりも涼しいのかもしれない。
 自然があって、春は温暖で温かく、ふるさと感も味わえるし、開放感もある。混雑にも関わらず、多くの人が訪れるのは分かるような気がする。


もどる