写真展

写真展光景

 今年も高校の時の後輩達のおかげで、写真展を開催することが出来た。今回が3回目の写真展で、色々なつながりが生まれた生まれたように思う。

 一昨年、思いつきから始まった写真展。僕の地元である、横浜市都筑区の区庁舎のホールを借りて思い思いの写真を展示してきた。また、一回目は都筑区をテーマに、前回、今回はヨコハマをテーマにし、地元の写真も集めた。
 1回目の一昨年、2回目の昨年よりも、今回はさらに出展者が増えた。うれしいのは、今年高校を卒業したばかりの後輩や、高校時代は写真部ではなかった後輩が参加してくれたことだ。1回目を考えていたときには、実は、写真を多く撮っている2、3人で展示が出来れば良いか、という程度にしか考えていなかったのだ。
 まさか、3回も写真展が出来るとは思わなかった上に、毎年参加者が増えていくとは、思ってもいなかった。僕が想像していた以上に、後輩達が写真や、高校時代の仲間が好きだったのだと思う。たとえ、1枚であっても写真を撮り、その写真を大きくして、展示する。そこには大きな努力と時間がいる。多くの人がそういうことが出来るというのは、僕がいた高校、部活の財産なのかな、と思う。
 また、今回は地元のコミュニティー紙などにも取材していただいた。また、昨年来ていただいた方にも、可能な限り写真展の案内をした。うれしいことに、コミュニティー紙を見て来て下さった方や、案内状をみて来て下さった方も多くいた。地元だから、同じ高校出身だからということで、見に来て下さった方が多かったようだ。そういう方々と、写真や地元の話をするのはとてもうれしい。そして、そういう方の多くがまた見に来たいと言ってくれる。タンスの中に眠っていたかも知れない写真が、多くのつながりを生んでくれている。

 写真展をやっている僕ら自身も、高校を卒業し、進学や就職をし、バラバラの生活をしている。そういう面々が写真展をきっかけにまた集まり、新しいなつながりも生んでいる。そして、さらにそれまでは知らなかった世代の違うOB・OGや地元の方ともつながりを生むことになった。それは、とってもうれしく素敵なことだ。


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