研究帖10

 

 

 


作者へのメッセージ
研究課題 タグライターエブリワン

研究課題 タグライターエブリワン

 

ナイス博士「そよ風さん、その後の"みんなのタグライター"の研究はどうかね?」

そよ風さん「いやあ、博士、javaは面白いですね!」

ナイス博士「へえっ、そうかい!難しいって言ってたじゃないか。」

そよ風さん「ええ、すごく難しいですけど、面白いです。これを見て下さい!」

 

 

ナイス博士「うわっ!すごい!ちゃんとしたソフトに見えるじゃないか!」

そよ風さん「いや、まだまだです。まだいろいろ問題があるんです。細かい設定やら、組み合わ せがたくさんあって、エクセルVBAだと簡単に出来た所が、何日もかかるんです。API仕様書も難しいし、 チュートリアルは英語だし、なかなか出来ないんですけど、すごく面白いですよ!」

ナイス博士「そうか、それは良かった。それで、どういうソフトなのかね?」

そよ風さん「用途は前のタグライターと同じで、原本のテキストに後からタグを付けるんですけど、 誰でも使えるように、好きなタグや定型文を登録して、使えるようにしたいんです。タグの変わりに、 登場人物の名前にすれば、漫才やコントや、シナリオを書く時にも使えます。」

ナイス博士「へえっ、どうするんだい?」

そよ風さん「まず、テキストで原本を書きます。たとえば、関西の漫才だと、........

 

 いやあ、どないすればいいんや。困った困った。

 どうしたんや。

 話せば長くなるんや。困ったなあ。

 話さなきゃわからへんがな。早う言うてみなさい。

 

................などと書きます。」

ナイス博士「うん、これがどうなるんだい。」

そよ風さん「これに研究帖スタイルのタグを付けると、

 

  "ナイス博士「いやあ、どないすればいいんや。困った困った。」"

  "そよ風さん「どうしたんや。」"

  "ナイス博士「話せば長くなるんや。困ったなあ。」"

  "そよ風さん「話さなきゃわからへんがな。早う言うてみなさい。」"

 

................という、html文書が出来ます。」

ナイス博士「うん、それは今までどおりだな。それで?」

そよ風さん「これに、新しいタグを登録します。たとえば、鳳啓介「、 」、京唄子「、」を登録して使うと、

 

  "鳳啓介「いやあ、どないすればいいんや。困った困った。」"

  "京唄子「どうしたんや。」"

  "鳳啓介「話せば長くなるんや。困ったなあ。」"

  "京唄子「話さなきゃわからへんがな。早う言うてみなさい。」"

 

................などと、テキスト文書の台本が出来るわけです。(htmlファイルで)」

ナイス博士「ほう、これは便利だ。!どこまで出来たのかい?」

そよ風さん「タグの登録がまだです。それ以外はだいたい出来ました。これがここまで出来た コードです!!」

ここまで出来たコードとアイコン

 

 

ナイス博士「うわあ!長い!1000行近く有るじゃないか。」

そよ風さん「ええ、大変でした。vbaだと2,3行で出来る事が、何日もかかるんです。それに、 GUIはイベントドリブンなので、条件分岐もアクションリスナーから動くので、if文やswitch文をどう書くか苦労しました。」

ナイス博士「ほう、どれどれ。.....................なるほどねえ、モードという抽象クラス を拡張してサブクラスをたくさん作って配列に入れて、モードによって同じ数字の入力でも別な処理をしているわけだね。ポリフォリズムだね!」

そよ風さん「そうです!オブジェクト指向ですから!」

ナイス博士「すごい!ハイテクニックだ!」

そよ風さん「いや、それほどでも!」

ナイス博士「それに、ファイルライトやボーダーダイアログも便利そうだね。」

そよ風さん「ええ、fileWrite(f1,f2)とさえ書けば、テキストファイルをテキストエリアに書き込むのも、 リストモデルに書くのも、その逆も、他にもいろいろ同じ名前のメソッドで出来るんです。オーバーロードですよ!」

ナイス博士「オーバーロードか!....で、ボーダーダイアログは?」

そよ風さん「使いたいコンポーネントを2次元配列に入れてsetComponentメソッドを呼べば、 配列の順で並べてダイアログボックスを作ってくれるんです。」

 

 

 

ナイス博士「ところで、君のアイコンが付いているじゃないか。私のも入れてくれよ。」

そよ風さん「ええ、もちろん、博士のもみんなのも入れるつもりだったんです。が、 ........」

ナイス博士「が、どうしたんだい?」

そよ風さん「それが、この間パソ山さんがこわれて、なおってから、ペイントでGIF画像が作れなくなったんです。」

ナイス博士「なに!そうなのか?」

そよ風さん「ええ、そう言う訳です。」

ナイス博士「うーーーん、それは困った。」

そよ風さん「ええ、困りました。」

ナイス博士「うーーーん、困った。」

そよ風さん「うーーーん、」

ナイス博士「よし!じゃ、私がネットサーフィンしてなにか良い方法を見つけよう!」

そよ風さん「見つかりますか!」

ナイス博士「いや、やって見なければわからないが、待っててくれ。」

そよ風さん「はい!待ってます。」

 

続く。

 

 

 

ナイス博士「そよ風さん、わかったぞ!」

そよ風さん「わかりましたか!」

ナイス博士「うん、ペイントで作った画像をアイファンビューで別の形式に変換出来るんだ!」

そよ風さん「へえっ!そんな方法があるんですか!」

ナイス博士「うん、後はコードの完成を待つだけだ。」

そよ風さん「コードなら出来ました!」

ナイス博士「何っ!もう出来たのかい?」

そよ風さん「ええ。これを見て下さい。!」

 

完成したプロトタイプのコード

ナイス博士「おや?、確か、初期定型文の文字列は、前は別の所にあったんじゃないか?」

そよ風さん「ええ、メインのクラスに入れてたんですが、今の所の方が、呼び出しやすいんです。」

ナイス博士「そうなのか。いったいどんな仕組みになっているんだい?」

そよ風さん「まず、コマンドプロンプトでjava Cont7 と打つと、一番下に書いてあるCont7 クラスのメインメソッドが動き出します。そこでは色の配列から2色選んで、リストフレームのクラスを 呼びます。」

ナイス博士「色は何に使うんだい?」

そよ風さん「フレームの右側に項目を表示するんですが、その色分けに使います。」

ナイス博士「で?リストフレームは?」

そよ風さん「上の画像のウインドウを開きます。が、表示の前にユーザー設定項目を テキスト文書からデフォールトリストモデルにロードします。

ナイス博士「デフォールトリストモデルって何だい?」

そよ風さん「動的配列です!!!」

ナイス博士「なに!!!これが動的配列か!!」

そよ風さん「そうです!!ついに動的配列の使い方を突き止めました!!」

ナイス博士「えらい!!ついにやったな!!........で?」

そよ風さん「次に、各モードを配列に設定します。」

ナイス博士「どんなモードがあるんだい?」

そよ風さん「モード0が、モード選択、モード1が原本にタグや定型文を挿入して編集する モード、モード2が定型文編集、モード3がタグ編集、登録用です。」

ナイス博士「ほうっ、高機能だね。」

そよ風さん「まあ、たいしたことないです。」

ナイス博士「それから?」

そよ風さん「コンポーネントの配置、イベントリスナーの設定、それにフォーカスリスナーとか、 テキスト入出力とか、ボーダーダイアログとか、それに......」

ナイス博士「ちょっと待ってくれ。そんなに沢山有るのかい?」

そよ風さん「ええ、だから大変なんじゃないですか。」

ナイス博士「それはそうだが、もっとわかりやすく説明してくれよ。」

そよ風さん「どうすればいいんですか。」

ナイス博士「そうだなあ。図に書いてもらえるとわかりやすいんだがなあ。..」

そよ風さん「うーーーん。注文が多いなあ。....」

 

BB君「二人で何やってるんですか?」

ナイス博士「やあ、BB君、こういう訳なんだ。」

BB君「ほう、どれどれ。なかなかよくできてるねえ、そよ風さん。」

そよ風さん「まあ、それ程でもないわよ。」

BB君「ところで、すごいソフトを見つけたんだ。JUDEだよ。」

そよ風さん「へえっ、JUDEって何?」

BB君「まあ、見ててくれ。まずこうやってJUDEを開くだろう。次に君のタグライターエブリワンをこれにロード して、それをクラス図にドラッグすると!

 

そよ風さん「うわあ!!何これ!!」

ナイス博士「わああ!!なっ!何なんだこれは!!!」

BB君「ふっふっふっ、そんなに驚かないで下さい。これこそ、タグライターエブリワンのクラス図です!!」

ナイス博士「しっ!しかしっ、何がなんだか訳がわからない図だぞ!」

そよ風さん「いっ、いや、なんとなく分かります。」

ナイス博士「わかるかい、そよ風さん!」

そよ風さん「ええ、自分で作ったクラスですから。それにしてもすごいソフトですね!!」

ナイス博士「BB君!いったいどこでこんなソフトを見つけたんだい?」

そよ風さん「もしかして、マイケルソフトの..........」

BB君「えっ!いや、ちょっと.........クルルル、クルルル、あっ!ポケットベルが 鳴っている! 誰かが私を呼んでいる。すぐ行かなくては!!」

 

BB君が去っていった。

 

 

ナイス博士「そよ風さん、いかし、BB君には驚いたな!」

そよ風さん「ええ、何か底知れない力を感じますね!」

ナイス博士「ますますもって正体不明だな。」

そよ風さん「追求すると、すぐ携帯やポケベルがなるのも怪しいわ。」

 

続く。

 

 

ナイス博士「どうだね、そよ風さん、研究の調子は。」

そよ風さん「博士、ちょっとこれを見て下さい!」

ナイス博士「うわ!きれいだなあ!」

そよ風さん「そうでしょ!JUDEで作ったんです。」

ナイス博士「これなら、タグライターエブリワンのクラスの役割が良く分かるよ!」

そよ風さん「ええ、アイコンも作りました。これです!」

 

********************* アイコン ******************************************************** 

"iw.gif" "iwe.gif" "iwl.gif" "iwul.gif" "pc2.gif" "bb2.gif" "nice2.gif"

"nw.gif" "bw.gif" "pw.gif"

 

************************************************************************************ 

 

ナイス博士「ほう!うまいねえ。あれっ、........!?」

そよ風さん「えっ、どうしたんですか?」

ナイス博士「何か、BB君がおどおどしているように見えるな?」

そよ風さん「そうですかねえ。」

ナイス博士「うん。君、何か彼をおどかすような事してないかね?」

そよ風さん「あっはっはっ、何を言ってるんですか。そんな事するわけないじゃないですか。」

ナイス博士「そうかい。そうならばいいんだけど。で、これからどうする?」

そよ風さん「後は初期定型文やタグの初期設定を、誰でも良く使う一般的な物にかえて、 フリーウエアとして公開したいんです!」

ナイス博士「そうだな!なんと言ってもタグライターエブリワンだからな!」

そよ風さん「そうです!みんなのタグライターですから!」

研究課題に戻る。

 

 」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

 

 ついに、タグライターエブリワンのプロトタイプが出来ました!javaは難しく、GUIはさらに難しく、

さんざん苦労しましたが、うまく行きました。ホームページの更新のたびに使っていますが、順調です。

もし良かったら、ダウンロードしてお使い下さい。ただし、使用に当たっては次の事にご注意下さい。

 

1.このソフトの使用により、たとえどのような問題が起こったとしても、作成者等はいっさい責任を

 持たない。

2.このソフトの著作権は、使われている画像を含め作成者にある。

3.作成者の許可なくソフトを改変する事を禁止する。

4.個人的に使用することは自由に行えるが、作成者の許可なく商業目的で使用、販売することを禁止する。

 

【このソフトの使い方】javaの実行環境が必要です。

*アイコンをダブルクリックするだけで動くと思ったのですが、私の環境ではだめでした。下記方法でも

出来るはずです。

 

1.下のリンク、”TagWriter.jarをダウンロード”をクリックするとTagWriter.jarがダウンロードされる。

2.ダウンロードした直後にホルダーが表示される。

3.コマンドプロンプトを起動し、表示されたホルダーをカレントディレクトリーとする。

4.コマンドプロンプトでjava Cont7 と打ち込んでEnterを打つ。

5.操作項目は右上の一覧に表示されるので、その番号をアイコンの下の窓に打ち込むと、タグを付け たり、いろいろ出来る。

 

 今後、ダブルクリックで動かす方法など、いろいろ研究して改良していく予定です。

 さて、皆さんお気づきかとは思いますが、見学者への注意事項に書いてあるとおり、このホームページ の作成者は、プログラムにさほど詳しくありません。間違いも多々あると思います。もしお気づきの点が あれば、メールで教えていただければ幸いです。バグ報告も歓迎します。その他、改善案などもお寄せ 下さい。(ナイス研究所)

作者へのメッセージ

見学者への注意事項も読んでください。

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