研究帖15

 

 

 


作者へのメッセージ
研究課題 グランドも動かせ!

研究課題 グランドも動かせ!

   

 

ナイス博士「BB君、しばらく来なかったじゃないか。どうしたんだ?」

BB君「いやあ、自宅での研究が忙しくて、ご無沙汰しました。」

そよ風さん「急に来たんでびっくりしたわ。ところで、急にタバコが吸いたくなったわ。 持ってない?」

BB君「あれっ、そよ風さんはタバコは吸わないんじゃないのかい?」

そよ風さん「最近吸うようになったのよ。一本ちょうだい。」

BB君「ああいいとも。ちょっと待ってくれ。

 ゴソゴソッ、これは財布、

 ゴソゴソッ、これは携帯、

 ゴソゴソッ、これはポケベル、

 ゴソゴソッ、これはライター、

 ゴソゴソッ、あった!タバコだ。」

そよ風さん「どうも有り難う。シュパッ、スウーー、ゴホッ、ゴホッ、

BB君「だっ、だいじょうぶかい?慣れてないようだな?」

そよ風さん「いっ、いやっ、そんなことないわよ!ゴホッ、ゴホッ、

 

 

ナイス博士「ちょっと、BB君!こっちに来てくれ!君に見せたいものがあるんだ!!」

BB君「何ですか、博士。そんなに引っ張らないで下さいよ!」

ナイス博士「ほら、そよ風さんが素晴らしいゲームを作ったんだ。」

BB君「ほう、なかなかがんばったようですね。でも、この程度ですか。」

そよ風さんゴホゴホッ、なっ、何よ!ゴホッ、あなたのゲームじゃ、ボールと キーパーしか動かなかったじゃないの。あれじゃ、サッカーとは言えないわ!

BB君「ふっふっふっ、はっはっはっ!!うわっはっはっはっはっ!!!

ナイス博士「なっ、なんだ!どうしたんだね!」

BB君「そよ風さんは、まだまだ甘いですね。」

そよ風さん「なっ、何が甘いのよ!ゴホっ!」

BB君「他にもっと動かすものがあるだろう!」

そよ風さん「何よ!」

BB君「グランドだよ!」

そよ風さん、ナイス博士グッ、グッ、グランドッ!!!!!

 

   

ナイス博士「グッ、グッ、グランドが動くのかね!」

そよ風さん「なっ、なっ、何を、ゴホッ、ゴホッ、わっ、訳の分らない事を言ってるのよ! グランドが動く訳ないじゃない!!」

BB君「ふっふっふっ、まあ、二人とも、ちょっと落ち着いて、とにかくこれを見て下さい! 」

 

 パス、シュート、パンチングゲーム(アプレット)

ナイス博士「うわああ!」

そよ風さん「グッグッグランドがうっ、動いた!!」

ナイス博士「すごい!!こういう事か!!」

BB君「そういうわけですよ!」

そよ風さん「すごいわ!」

BB君「分ったかい、そよ風さん?」

そよ風さん「なっ何よこれくらい、大した事無いわ!それに、これには、重大な欠陥があるわ! 」

BB君「なっ、何の事だ!」

そよ風さん「モード2になってから急にスピードが速くなるじゃない!おかしいわ!」

BB君「あっ、いやっ、それは!」

そよ風さん「ふふっ、それだけじゃないわ。...実は、私たちは、あなたの正体がわかって いるのよ!」

BB君「なっ、何を言っているんだね。」

そよ風さん「あなたは、あの、マイケルソフトの.............」

BB君「なっ、何の事だ!ちょっ、ちょっと待て。おやっ、あっ、けっ携帯が!!!」

そよ風さん「ふっふっふっ、はっはっはっ、うわっはっはっはっはっはっ!!! あなたの携帯はここにあるわ!!」

BB君「しっしまった!!」

そよ風さん「あなたはタバコを出す時、ポケットの中身を全部出すくせが有るわね!それを利用したのよ!!」

BB君「それでわざとタバコを!!」

そよ風さん「そうよ!それに、あなたの携帯は、hモード社の携帯よね!」

BB君「そっ、それがどうした!」

そよ風さん「hモード社の携帯には自己着信音機能があるわね、これを使えば、たとえ着信して 無くても、ボタンを押して着信音を鳴らし、着信したと思わせる事が出来る訳よね!あなたは、いつもこれ を使って電話があったと思わせていたんでしょう?それに、」

BB君「それにっ、何だ?」

そよ風さん「あなたは、あのマイケルソフトの関係者でしょう!分ってるのよ!!」

BB君「ちっ、違う!何を言っているんだ!!」

そよ風さん「私は、あなたがマイケルソフトの会長と一緒だった所を見ているのよ!」

BB君「なっ、何だって!そうだったのか!それでそう思ったのか!!」

そよ風さん「さあ、全部洗いざらい話なさい!!」

BB君「そう言う事だったのか。これで全部分ったぞ!....でも、僕の職業が何だろうと、 プライベートだから君たちに関係ないじゃないか!」

そよ風さん「えっ、いやっ、でもっ、」

BB君「こんな罠にかけるようなやり方で、個人的な事に踏み込んでいいと思っているのか!」

そよ風さん「ええっ、いやっ、」

BB君「博士までグルだったんですか!!」

ナイス博士「えっ、いやっ、そのっ」

BB君「わかった!!もういい!!こんな人達とは思わなかった!もう二度と来ないぞ!!」

ナイス博士「あっ!ちょっ、ちょっと待ちなさい!!」

そよ風さん「ちょっ、ちょっと待ってよ!bb君!」

BB君さようなら!

(bb君が去っていった。)

 

  

ナイス博士「しっ、しまった!行っちゃったぞ!!」

そよ風さん「しまったわ!まずかったかしら!」

ナイス博士「ちょっとやりすぎじゃなかったかい?もう来ないって言ってたぞ。」

そよ風さん「ふっ、大丈夫ですよ。どうせしばらくしたら、また来ますよ。」

ナイス博士「そうかなあ?」

そよ風さん「ええ、第一、ポケットの中身を全部置いたままですよ。 きっと取りに来ます。」

ナイス博士「そうならいいんだけど.............」

続く

 

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ゲームの遊び方

キーパーを動かしてシュートを阻止します。左ボタンを押した瞬間に反応します。

ゲームの解説

 グランドを動かすため、JVewPortを使っています。JVewPortは軽量コンポーネントにしか設定出来ない のでJPanelを継承してGroundクラスを作りました。JPanelでもグラフィックコンテキストを得られるのが分りま した。

 動作を早くするためにグラウンドのコンストラクタでグランドのイメージを作っておいてリペイント の時はそれをコピーするようにして、選手とボールのイメージも同じような方法でコピーする事にしました が、本当に効果があるかどうかはテストしていません。いつかやって見ようと思っています。

コード 

簡単なクラス図 

詳しいクラス図 

今後の課題

モード2になってから、なぜか速度が上がります。あがらない時も有ります。もし解決法をご存知の方が いらしたら、メールで教えていただけたら幸いです。

 本当は、パンチングの後フォワードがドリブルしてシュートするモードを作るつもりでした。途中まで しか出来てません。今後、挑戦します。 (bb)

 

作者へのメッセージ

 

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