5/30(日) 正月以来のオフの日曜日・・・ジムトコ本領発揮!?

家にいても パソコンにずっと向かって 不健康な生活を送っている・・・これなら、部活があった方が、健康的だと言えるでしょう。来週から、試験がスタートすると、採点やら得点集計やら、忙しくなり、試験が終わると、6月5日は関東女子委員長会議、そして6日からは、関東へ向けての調整を急ピッチで行うわけで・・・やれることは今のうちにやっておこうと、U18大会の要項配信を済ませたあと、2011年度に向けた「サッカー部説明会の案内」を考え、トップページに記載しました。そして、募集要項なるものを作ってみました。さらに、サッカー部体験入部申込用のアドレスも開設し・・・そんな事務作業に没頭する一日でした。

昨年は、7月、9月、10月と、3回行いましたが、今年は、7月4日(土)に説明会のみ(中高合同)、8月29日(日)と10月24日(日)に体験(高校受験生のみ)を行うことにしました。目標人数は高校生10名、中学生10名・・・この不況の時代には、私学の生徒募集は非常に難しいですが、逆に考えれば、本当に文京を気に入ってくださり、投資することを覚悟した人たちだけが集まるので、一体感は非常に強いと思います。先日の文京がQUEENシャツも、84枚売れたとか・・・

文京生は、「感謝の気持ちを忘れずに!」と、いつも練習前に言っているので、今投資してもらっている分、必ず将来、何倍にもして返すと思います!そのときを信じて・・・明るく元気に笑顔で投資していただければ・・・

夕方、高1池田選手の出身チームの監督さんから電話がありました。「先生!優勝おめでとうございます!先生みたいなテキトウな人が優勝するなんて、本当に嬉しいですよ!」と、コメントをいただきました。力を入れすぎてもダメ、力を抜きすぎてもダメ、テキトウな加減が大切・・・という意味なのでしょう。実は、私は、高校時代、授業中に当てられると・・・「すみません、今日、教科書忘れてしまいました!」と、ごまかしていました。通常は、怒られ、次から無視され、当てられなくなるのですが・・・しかし、ある英文法の先生だけは、「お前は、本当にテキトウな人間だな!お前みたいないい加減な奴は、教師になるといいよ・・・」と、言ったのです。その先生だけは、私のことを怒りませんでした。当時60歳くらいの先生でしたが、参考書などを書いている著名な先生でした。この言葉が、私を教師にさせたと言っても過言ではありません。当時、画一教育が大嫌いで、教師から嫌われることばかり考えていた自分に、声をかけてくれた唯一の先生でした。(たぶん、その先生は、あまり意味も無く言ったのかもしれませんが・・・)

そんなことを思い出し・・・またしてもパソコンで、日記を書いています。これは、もう、病気です。明日は絶対書きません。5月で最後の日記・・・この1ヶ月・・・ドラマチックでしたね・・・6月もさらに、ドラマチックになることを期待して・・・5月の日記を終えたいと思います。

5/29(土) 東京都女子サッカー連盟委員総会〜会場提供のメリット〜

文京学院を総会の会場に貸し出したのは、今から6年くらい前だったような・・・それまでは、小金井公会堂や武蔵野公会堂などの公共の施設で行われていました。当時は、なかなか文京に選手が集まらず、「文京=バレーボール」というイメージしかなかった・・・サッカーでは無名の文京学院を、いかに多くの人に知ってもらうか・・・そのためには、学校に足を運んでもらい、校庭でサッカーをやっている生徒の姿を見てもらおう!という広報的な戦略が、会場提供のきっかけでした。しかし、生徒が登校する土曜日は、ホールで様々なイベントが行われるので、ホールを使用できるのは、「生徒が試験前で部活動が無い土曜日」という5月末に限定されるようになってしまい、会場提供のメリットは、ほとんど無くなってしまいました。さらに、1年365日のうち、部活が無く、休みがとれる可能性がある貴重な土日(定期試験ごとの4回)がつぶれ・・・

しかしながら・・・今では、別のメリットが浮上してきました。以下の@〜Fをお読みいただければ、会場提供のメリットがジワリジワリと感じられると思います。

今日、ホールで準備をしていると、

@広尾中学校、渋谷アルテスタで指導をしているオサダコーチが、一番乗りで入ってきて、挨拶してくださいました。「渋谷区で女子サッカーをさかんにしたい!」と、4年ほど前に大西さんに相談され・・・その時は、大西代表がホール一番乗りでした。今やJFAのサイトでも紹介されるようになった広尾中学校・・・「大西さん、偉くなっちゃったからね・・・」と、軽く挨拶。

A国士舘大学女子サッカー部2年の宮下選手(文京学院OG・元祖タマネギ娘)がスーツ姿でやってきて、「今日は私が担当なのです!」と、国士舘大の先輩を連れて挨拶してくれました。今年は18人の1年生が入ったとか・・・その宮下選手が高2の頃、よく広尾中に練習に行っていました。そんな話をオサダコーチにすると、オサダ&宮下で会話が弾んでいました。

Bそして、修徳高校有賀先生登場・・・宮下に国士舘大学を薦めてくださったのは、実は有賀先生でした。そこで、今度は有賀先生&宮下の会話が弾みました。

C文京学院U15所属の高村選手のお父様登場・・・「小林さんの代理で・・・」と、挨拶に来てくださいました。九州男児の高村パパさんが、小林パパさんの紹介で、文京の中学の試合を見に来たのが、今から3年前・・・8月・・・杉並総合だったと思います。(違いましたっけ?)ジェットが倒れ、みんなでウチワで仰いでいた・・・あれから3年・・・今年、高村選手は、U15東京選抜候補として、リストアップされました。(文京からは高村さんだけです)早生まれのため、U14のカテゴリーに入り、6月6日の選考会に参加します。ぜひ、アピールして来て欲しいと思います。トレセンの魅力は・・・もちろんスキルアップというのが表向きなのですが、「出会い」だと思います。様々な指導者や、様々な選手と出会い、人間として、幅広くなる・・・サッカーにおけるグローバル化・・・それがトレセンの意義だと私は思っています。他国(他チーム)の文化を知ることで、自国(自チーム)の文化をもっと掘り下げたい・・・そんな気持ちになってくれれば・・・期待しています。

D文京学院U15OGの武内選手のお母様登場・・・自らSFIDA世田谷のママ部でプレーする武内さん・・・2年連続総会の司会を任されておりました。本校英語科教諭、北野先生と、国際基督教大時代にお知り合いだったとか・・・武内ママさんは、戸山高校出身、北野先生は小石川高校出身、当時、都立の両雄からICUに進学するというのは、かなりの個性派だったと思います。そして、現年齢になっても、個性的に生きているお二人・・・

E会が始まる直前、東京都サッカー協会副会長、上野二三一先生が、挨拶に来てくださいました。「いつもどこで練習してるの?結構、強いよね。今回、なんかで優勝したよね。おっ!文京!勝ったんだあ〜って、報告見てたんだよ。」と、お声をかけていただき、優勝の重みを感じ、選手たちに「Thank you for winning first prize!」と、心の中で叫びました。(選手たちの英語力向上のため、あえて英語にしていますが、実際には、日本語で叫びました)ただ・・・上野先生は、「どこかがひとつ、突き抜けてくれないと困るんだよね・・・そうしなければ、東京は宮城、静岡、鹿児島に、勝てないよな・・・」と、都協会としての本音も語られました。なので、横で話を聞いていた有賀先生に矛先を向け、「これからは人工芝のグランド(100m×65m)もできるし、修徳の時代ですよ。あとは、成立学園ですかね・・・」と、言いました。すると、「そうだな・・・修徳、成立だな」と、否定はされませんでした。両校とも、未来の東京のために、頑張ってください!文京学院が、もし、突き抜けるようなことを目指すならば、私は指導していませんので・・・

男子サッカーの両雄である修徳、成立学園には、サッカーという文化が根付いる・・・指導者も、プロフェッショナルが揃っている・・・そういった意味では、サッカーにおける東京のリーダーとして、東京の女子サッカーを牽引していくのは、この2つの学校になる可能性が高い・・・と、思う人は多いでしょう。そして、村田・十文字・文京学院が、女子校として生き残る限り、「女子ならではのサッカーを通した教育」というものを、ひとつの伝統として追求していくのだと思っています。10年後・・・どうなっていますかね・・・

F委員総会は、90分・・・はっきり言って、事業報告や決算、予算をしゃべられても、おもしろくありません。村田の生徒は、眠らずにしっかり聞いていましたが・・・かなり辛かったと思います。「もし私だったら、こうするだろうなあ・・・」と、思うことも多々ありますが、長年の儀式のようなものでしょうから・・・仕方ないのでしょう。

総会の後、高校部会の会議を行いました。U18東京予選、秋の関東高校予選、U18トレセン、高校リーグ・・・と、内容は盛りだくさん・・・この会議を同時に行うようになり、高校部会の委員総会出席率は格段に向上しました。

@〜Fは、文京学院が会場提供することにより、生じたメリットだと確信しています。人と人とが出会う場所・・・サッカーを通して広がるコミュニティーの発信地・・・そんな「つながる起点・こころの起点」を目指し、これからも会場提供をしていこうと思いました。

U18東京予選  8/14〜9/5  エントリー締め切り6/21
  変更点  ・ノックアウト方式 70分 20分延長あり
         ・5人の交代要員から5人の交代

秋の関東高校予選 9/11〜11/1  
  変更点 ・1部(8校総当りリーグ)+2部(ノックアウト上位4校決め)
         1部上位4校 →関東(第1〜第4代表)  
         1部5位〜8位+2部1位〜4位の優勝チーム →関東(第五代表)
       
        ・参加費を無料とする

★高校リーグ
  変更点 ・来年度より4部制を導入する 2010年1位〜10位 3部残留予定
        ・自由交代制度の廃止
        ・飛鳥・晴海総合・十文字・文京学院・成立学園・村田女子・修徳は、
        選手起用の制限制度導入(紳士協定)

片づけをしながら・・・各部会長の挨拶を思い出していました・・・
「うちは、「みんなでやる」がモットーですから・・・」と、あるカテゴリーの部会長さんは話していました。それに比べると、高校部会は、かなり私の独断で物事を進めてきてしまった感が否めません。今日も、U18要項、トーナメント、秋の関東予選の対戦方法と、私が勝手に考え、役員に配信し、意見を集約しました。私は・・・「この人に聞けば、すべてわかる」という人間こそが、長となるべきだと思っています。最終的に責任をとらなければいけないわけですから・・・「オレは知らない。オレは聞いてない。」というのは、許されないと思っています。近い将来、小尾先生(オビ先生)に、その仕事を託すことになるわけですが・・・「高校部会は、「部会長が責任を持って仕切る」」を、モットーにして欲しいと思います。会の後、駒込でお食事会・・・中野・大滝・小尾という、いつものメンバーと、三浦、清水、伊守、松下という3部リーグの運営メンバーで集いました。「これは盛り上がりますよ!」と、3部の先生方からの熱い声が聞こえてくる・・・強いチームだけじゃない・・・頑張っているチームが、すべて報われるような部会にしていかなければ、発展がないと思いました。日大三高と、世田谷総合が新規に加盟し、東京の女子サッカー加盟校は38校になりました。今後もみなさんで協力して、強固な組織を作っていきましょう!


5/28(金) Rule であって Law ではない

昨日の日記を読んだいろいろな方々から、お電話をいただきました。「ルール(rule/regulation)というものに例外を認めると、ルールではなくなってしまう・・・」と、言われたことが印象に残り、英語教師としては、rule(regulatuion)と、lawの違いを、しっかりと認識する必要があるなあ・・・と、思いました。

Law(法律)は権力を裏付けにして上が下を服従させることを意味する。Ruleも同じような意味であるが、根本的違いは「相互に」あるいは「相互間で」というニュアンスを含んでいることである。そのために感覚的にはLawよりも柔らかい。従って、憲法や刑法などはLawが正しい表現であり、Ruleと言うのは正しくない。Rule(又はRegulation)とは、仲間集団、小社会、狭い地域、業界のような限定された社会組織等における秩序を維持し、スムーズに運営するための相互の約束事や取り決めということになる(不良仲間の「掟」などはRuleに当たり、その中では反社会的規範も存在することになる)【ヤブ睨み社会語辞典FROM以久遠氏より引用】

6月の関東大会の要項に 「高体連規定に則る」という一文が入ったのは、2007年の山梨大会から・・・決して、トップダウンで決められたのではなく、各都県の代表者が集まった会議の中で、民主的に決めていったことです。かつてはクラブチーム登録の選手も、高校選手権に出場することを認めていた・・・そんな地域もあった中で、関東地区は、ルールを築き、「強化よりも普及」をキーワードにして、着実に進歩してきました。どこかの学校に一極集中するのではなく、各都県の各学校に選手が分散することで、登録数も増え、急速に盛り上がりを見せてきた・・・めぬまカップを筆頭に、三保の森フェスティバル、ダルマカップ、ニューイヤーカップ、クリスマスカップなど、普及のためのプライベート大会を実施する先生・保護者の会などの努力があって、女子サッカーという仲間集団がスムーズに発展してきたのです。

先日、関東大会の抽選会後の懇親会で、成田北高校の石井監督が、印象深い言葉を述べていました。「最初は、僕は、どうしていいか、わかりませんでした。「生意気な奴」と、誤解され、批判されることも多々ありました。でも、本当に何をして良いのか、わからなかったのです。それでもこんな僕を、支えてくれ、いろいろなことを教えてくださる人たちがいたので、ここまで来れました。中でも、同じ千葉県の神庭先生、峰岡先生が、仲間として、支え続けてくれました。昨年は、千葉で関東大会を実施し、運営する側にまわりました。今年、めぬまにも呼ばれ、貴重な経験をさせていただきました。本当に感謝しています。」

ひとりでは何もできない→人に支えられ成長する→仲間集団が形成される→共存するためのルールが整備される→ルールを守ることで秩序ある集団が維持される  ぜひ、女子カッカーの今後ますますの発展を祈念して欲しいと思いました。

この話題はここまで・・・もう、しません!

5/27(木) 高体連規定に則るという意味

キャプテンのみなさん!サッカーマガジンは購入されましたか?1冊450円です!
ワールドカップの時期に記載されるなんて、思い出に残るでしょう。

「これ、お母さんだよ!」と、将来娘や息子に自慢できるでしょう。

村田のキャプテンは、PENALTYのボールを高くかかげ・・・アピール!!
矢代先生のスポンサーへの気遣いなのでしょう。

さて・・・

昨日、今日と、関係各所から問い合わせが相次ぎました。関東高校女子サッカー専門部が、関東高体連サッカー専門部女子部として認められ・・・インターハイの実現に向けて、着々と準備を進めている・・・

各都県の高校の先生方で、協力して盛り上げてきた関東大会ですが、高体連の主催になることで、参加資格に規制がかかります。関東では、すでにこれを見越して、数年前から以下の参加資格を周知徹底してきたのですが・・・先生方でしっかり認識し、気持ちよく大会を迎えられるように・・・せっかく築いてきた信頼を崩さないようにして欲しいです!なんのために会議を開き、何のために規定をつくり、何のために遵守してきたのか・・・

正直者がバカを見る・・・そんな秩序の無い状態を避けるためには、各都県の責任者がしっかりするしかないのでしょう。

大会の目的は・・・技能の向上とスポーツ精神の高揚を図り、心身ともに健全な生徒を育成するとともに、相互の親睦を図る・・・ことですので・・・

大会参加資格(全種目共通)
(1) 選手は、学校教育法第1条に規定する高等学校に在籍する生徒であること。
(2) 選手は、都道府県高等学校体育連盟に加盟している生徒で、当該競技要項により大会参加の資格を得たものに限る。
(3) 年齢は平成3年4月2日以降に生まれたものとする。ただし、出場は同一競技3回までとし、同一学年での出場は1回限りとする。
(4) チームの編成において全日制課程・定時制課程・通信制課程の生徒による混成は認めない。
(5) 統廃合の対象となる学校については、当該校を含む合同チームによる大会参加を認める。
(6) 転校後6ヶ月未満のものは参加を認めない(外国人留学生もこれに準ずる) ただし、一家転住などやむを得ない場合は、各都道府県高等学校体育連盟会長の許可があればこの限りではない。

5/25(火) 週刊サッカーマガジン発売日5/26に変更!

Liga student特集ページのサッカーマガジン掲載に関するご連絡です。

5/25()発売とご案内しておりましたが、チャンピオンズリーグ決勝と日韓戦の掲載の関係で通常より1日遅れの5/26()発売号にて掲載されます。

と、連絡がありました。雑誌のレイアウトを見ると、さすがだなあ・・・と、関心させられます。全3ページに渡り、特集が組まれています。左記のページの他に、全チームのキャプテンが掲載されたページと、韓国遠征の報告のページがあります。是非、ご購入を!!

今年は関西Liga がスタートし、ますます全国的に発展しそうな勢いを持つLiga Student・・・高大連携というのは、本来は学業で実践されるべきものなのでしょうが、学業の専門家よりも、スポーツの指導者の方が、すんなりいく・・・そんな気がする今日この頃・・・

先日の高校リーグを終えて、1・2年生が次々とノートを提出してきました。いつもは、あまりノートを出さない某選手も、「悔しさ」を訴えてきました。試合に出ることで、ようやく本当の悔しさを味わえた・・・きっとこれから、練習に向かう姿勢が変わるでしょう。

「私たちのために、わざわざ応援に来てくださった3年生の前で、あんなに情けない試合をしてしまった・・・本当に悔しい。東京の優勝チーム・・・だなんて、絶対に、誰も思わないような試合だった。声も出なく、パスもつながらず・・・やっていて、本当に情けなかった。次は、絶対に負けたくない。」

人が激変する原動力になるのは、「愛」か「憎しみ(悔しさ)」・・・

今回のリーグ戦・・・大応援団の前で、完敗したことに、意味があったかもしれないと、ノートを見て思いました。

5/24(月) 厄払いは必要かどうか

体育祭で顔面強打したことが、芝居ではないということがわかり、今日は学校で生徒たちが心配してくれました。顔面強打した直後に、「サッカー部は、何かに呪われている」と、思い込み、ダブルギブスに、「試験終わったら厄除けに行くぞ!」と、声をかけ、厄除けツアーを企画し、予定表に書き込みました。しかし、よく考えてみたら、結果は出ているわけなので、「厄」ではないのかもしれないと、思うようになりました。今回、決勝戦で高3のダブルボランチが負傷したことで、高2の横内、高1の三浦に先発出場の機会が与えられ、その二人が成長できた・・・昨年までは、怪我人が出ると、動揺して負けていましたが、今回は、勝っている・・・怪我で、チームが窮地に立たされたことで、絆が強まり、チームワークが育まれた・・・と、プラスの方向に作用しているので、これは、「厄」ではないのでは・・・

きっと、神様か、仏様が、シナリオを書いているのだ・・・と、思うようになりました。原ワ、向山の怪我が治るかかどうかも、きっと神様のシナリオ次第・・・「今は後輩にまかせておけ!そして、もっともっと筋力をつけて、パワーアップしてからピッチに戻れ!」と、神様が告げたら、きっと関東までには治らないでしょうし、「今はお前が出なければ、ダメなんだ!」と、神様が告げたら、完治するだろうし・・・

と、なんだかんだと考えて、試験終了後の明治神宮参拝は、止めることにしました。

各自が、日々の生活をしっかり送り、誠実に、ひたむきに、努力を続けていれば、必ず神様は味方してくれるはずですから・・・

放課後、4年前の部長、徳永さんが来校しました。「優勝したって聞いたんで・・・うらやましいです・・・」と、ボソリ・・・彼女たちの代は、選手権予選で、東京成徳に破れ、上位に進出できませんでした。そして、悔しい思いをしたまま、5月で、藤本(現尚美学園大4年)以外全員引退・・・卒部のときも、なんともやりきれないという雰囲気でした。しかし、翌年、後輩たちがU18都予選で決勝に進んだとき、メガホンを持って、応援に来てくれました。文京を強化していく過渡期で、いろいろな面で、つらい思いをさせてしまった代のキャプテンだった徳永・・・あの頃があったから、今がある・・・OGたちが残してくれた、数々の思い出を、これからも大切にしていこうと思いました。

5/23(日) 意味ある日であったと言えるように・・・

午前中、村田・晴海のトップチームと、高1・高2でベストメンバーを組んだり、リーグ戦メンバーを組んだり、テツをフィールドで使ったりと、バラエティー豊かなゲームをやらせていただきました。

そして午後1時・・・高校1部リーグ VS 晴海総合高校 

選手権予選の応援団が ピッチに立ち スタメン選手が応援団となる・・・

そんな企画が、チームをプラスの方向に導けるようなチームでありたい・・・

そして、大滝先生にお願いし、リーグ戦を入れていただきました。

今までのサポートに感謝の気持ちをこめて、応援団も力が入りました。




先発: GK 佐藤 DF 玉井・新山・増田・岩井 MF 野田・伊藤・稲葉・榊 FW 中野・渡辺  

交代: 菊池(→稲葉) HALF TIME

得点: 稲葉(7分)  失点: 2分・42分・55分

今年度からの高校リーグは、紳士協定により、7強は2・3年のレギュラー陣は起用できません。つまり、核となる選手は、高1のレギュラー陣となるわけですが・・・今日は、敢えて、高1のレギュラー陣も応援団専属にさせました。

そして、3年生にとっては、3年間の集大成となるように、メモリアルゲーム(60分フル出場)としました。

雨の中、誰一人サボる選手はいませんでした。みんな必死でした。思うように行かず、イライラする場面も多かったと思います。しかし、誰も切れずに、最後まで頑張りました。よくやりました・・・と、私が言ったとしても、本人たちは、納得できないでしょう。プロセスが大事と言われても、勝利という報酬が無ければ、笑顔になれない・・・

今日の試合(試合までの数日間を含めて)で、3年生は、自分自身を見つめなおしたと思います。やれたこと、やれなかったこと・・・なぜできたか、なぜできなかったか・・・

そして・・・試合のときに、必死になるだけではなく、練習のときから必死になっていたら、もしかしたらもう少しできたかもしれない・・・もし、そう思うなら、後輩に同じようなことをさせないように、話してあげてください・・・

3年生で、リーグ戦チームのキャプテンを努める増田選手は、「私は前半、何もできませんでした。でも、後半、頑張るので、見ていてください!」と、ハーフタイムに私に言って、ピッチに向かっていきました。3年間で、「強さ」を身につけたと言えるでしょう。なかなかそんな言葉は言えませんから・・・感動しました。

しかし・・・実際は、試合が始まってしまったら、そこから改善するのは難しい・・・

雨が降っていなかったら、おそらく、大量失点となっていたかもしれません。そのくらい、攻められました。それはDFの責任だけではなく、攻撃につなげることができない、MF、FWの責任でもあります。11人の中でも、試合に出場した経験を持つ選手が中心となり、ボールを動かしていきますが、それだけでは、何にも起こせません。11人全員が連動しなければ・・・

何はともあれ・・・今日の試合は、しっかりと胸に刻んで欲しい・・・

試験勉強の合間を縫って、応援に駆けつけてくれた3年生・・・ありがとう!

記録係り、主審、副審、そして、監督様自らが第4の審判をやってくださった村田女子高校さん・・・ありがとう!

雨の中、会場作り、片付け、そして対戦・・・と、お世話になった晴海総合高校・・・ありがとう!

感謝の気持ちを忘れずに、今日の試合を無駄にしないように・・・


5/22(土) バレーの神様ごめんなさい・・・サッカーの神様ありがとうとう引いた!

5/20(木)・・・東京体育館での体育祭・・・

学年代表は教員競技のアンカー・・・種目はバレーボールをアンダーで運びながら走る・・・「バレーボールの聖地、東京体育館で、バレーができるなんてすごいことですよ。天井のあのへんに、バレーの神様がいるんですよ・・・」と、バレー部の吉田監督に言われ、徐々にモチベーションが上がる・・・・

小刻みにボールを運ぶよりも、大きく前に打ち出しながら運んだ方が、ダイナミックで面白い・・・そう判断した私に、バレーの神様が喝を入れました。前方に流れたボールに向かってフライングレシーブ!と、勢い良く飛んだのですが、顔面から落下・・・星が出ました。その後のことはよく覚えていませんが、松崎先生が撮影した動画を見たら、海岸に打ち上げらたマグロのようでした。しばらく立ち上がれない私・・・フラフラしながらゴールに向かいました。それを見ていた90%の生徒、教員は、「あいつ、またふざけてるよ・・・」と、呆れ、さらに高3の生徒からは、「アンカー最悪!」と、大ブーイング・・・やはり、日ごろの行いは、重要だと思いました。さらに・・・最後の得点発表で、高3が高1に10点差で負けると・・・高3生たちが、こっちを見て抗議の視線を送る・・・顔だけではなく、心も痛みました。1位15点 2位10点 3位 5点 が加点されるこの競技(保護者+管理職は得点対象外)・・・1位の1年は15点、3位の3年は5点だったわけですから・・・もし、3年が1位で、1年が3位だったら、同点だった・・・めずらしく、真面目に取り組んだ2010年体育祭・・・バレーの神様の洗礼を受けました。

そんな中、サッカー部のT本、S水は、心配して氷嚢を持って駆け寄ってきてくれました。そして、翌日、H帆、T帆が、マグロの安否を気遣うメールをしてきてくれました。これが文京サッカー部のやさしさなんだなあ・・・と、感動しました。それにしても情けない・・・後にビデオを分析したバレーボール部総監督のS水先生に、「普通、レシーブというのは、レシーブしてから飛ぶんだよ!あれじゃあ、自爆行為だよ!」と、指摘されました。今後は気をつけます。

5/21(金)・・・関東大会組合せ抽選会・・・

プレーオフ枠の修徳が、文京の山を引く確率は33%・・・有賀先生はとうとう引いてしまいました。思わず、その瞬間、飛び上がってリアクションしてしまいました。文京の初戦は、修徳と八千代松陰の勝者 となります。プレーオフ枠を強く望んだ東京ですから、文句は言えません。今回、東京でたまたま優勝できましたが、関東に出場する東京の5チームに、差はありません。もし、修徳が勝ちあがり、対戦することになったら、東京の代表決定戦だと思って、お互い頑張りましょう!最もやりたくなかった相手ですが、逆に考えれば、そこに向かうプロセスで、お互い成長できることを喜びに感じて・・・
関東大会トーナメント表(ちょっとまだバランスが悪いです)

5/22(土)・・・保護者総会・・・

たくさんの保護者の方が参加してくださいました。昨年、一昨年と、関東に出れず、この時期の総会がつらかった・・・「結果ではなくプロセスが大切!」と、言いたくても、言い訳にしか聞こえないと思って、あまり語らなかった・・・しかし、今年こそ、言えました。「優勝できたこと、結果が出たことは、素晴らしいことです。しかし、そこに至るまでのプロセスにこそ、意味があります。文京学院サッカー部は、結果だけを求める部活ではありません。負けたとしても、意味あるプロセスを踏み、一人ひとりが人間として成長できるような、そんな部活動を理想としています!」と、自分の想いを伝えることができました。

懇親会では、「なぜ文京を選んだか」という話で盛り上がっていました。

「7強の中で、最も監督にオーラが無いから」
<その分、選手が頑張るという意味らしいです>

「信頼しているフリーライターのOさんが薦めてくれたから」
<選手が3年間で伸びる学校として、推薦してくれたそうで・・・大森さん!ありがとう!>

「父は強豪に行くことも選択肢に入れたが、母がアットホームな文京を勧めたから」
<やはり主導権は母にあり!>

そして、一番多かった理由は、体験の時の先輩たちの態度だったそうで・・・
「先生で決めたんじゃなくて、先輩で決めたんですよ!」と、叫ぶお母様・・・
「それで良いんですよ。それで優勝できたってことは、何よりの自信になるでしょ・・・」と、応戦する私・・・賑やかに盛り上がりました。

5/19(水) 思い出づくりでは終わらせたくない・・・高校リーグ開幕!

私が一人で高校チームを面倒見るようになって4年目・・・

1年目の3年生  梅田・守田・成田 3名

2年目の3年生  高橋・江口・石川・宮下・小林 5名+マネージャー平賀

3年目の3年生  時田・坂本・原武・岡田 4名

そして今年の3年生 中村・原わ・原し・向山・田所・寺本・清水・伊藤・中野・芦葉・増田・渡辺 12名

昨年までは、3年生で公式戦を経験したことが無い選手はいませんでした。ましてや、最後の選手権でピッチに立たない3年生など、存在しなかった・・・今年は・・・勝負にこだわり、結果を求めたため、ベンチにも入れない3年生が4名出てしまい、その4名のためにも、3年間の集大成の試合をしようと、5月23日、晴海総合高校と、リーグ戦(1部リーグ)の実施をお願いしました。そして・・・今回の選手権でベンチ外だった3年生をスタメンで起用することを約束し・・・

「思い出作りの試合にしてもいい。自分たちで楽しんで、好き勝手にやればいい。でも、勝負にこだわるのなら、どうすれば勝てるかを考えて、チームの代表である責任をしっかり背負い、真剣に取り組まなければ、1・2年生が納得しないぞ!」と、前回の練習で話しました。すると、該当の3年生がサッカーノートを出してきて、「思い出作りでは終わらせたくないです!勝負にこだわりたい!応援団で団結したことで、試合でも団結できる自信がついた!」と、コメントを記す・・・

しかし・・・リーグ戦前の最後の練習(明日は体育祭、明後日は関東抽選会、土曜日は保護者総会)とわかっているにもかかわらず、あいかわらず、しゃべらず、同じミスを繰り返す・・・

レギュラーメンバーと一緒に組ませ、学習させている時は、レギュラー陣が声もプレーもカバーするので、じゃましないようなプレーをすれば、なんとかなる・・・

しかし、リーグ戦メンバーだけでやるとなると、全く機能しない・・・

昨年までのように、「3年生全員に頑張ってもらわないと、チームが勝てない」という状況では、まわりも必死に喝を入れる・・・戦いに勝つためには、同情は無用・・・しかし、いくらでも選手がいる現状では、「オーケー!それでいいんだよ!ナイスファイト!」と、まったくナイスではないプレーでも、賞賛の声をかけ、とりあえず、頑張らせることだけに終始する・・・「私たちは優勝できた・・・」と、達成感を感じているレギュラー陣は、仲間として優しい気持ちを持つが、同士として、厳しい要求はしない・・・ましてや、明日は体育祭・・・人のことまで気にしていられない・・・

だからこそ、「思い出作りにしたくない」と、考えるのであれば、そう考える人たちが、もっともっと考えて、しゃべって、明るく・楽しく・元気よく を実践しなければならないのに・・・そんなカケラも感じられない攻撃陣に、思わず叫んでしまいました。叫んでも何も変わらないかもしれません。しかし、「勝負にこだわる」と、宣言したわけですから・・・

3月から、毎週末、練習、試合、遠征に打ち込んできたサッカー部・・・5月16日で一段落・・・23日は、久しぶりに何も無い日曜日を過ごせる・・・と、思ったけれど、リーグ戦を入れ、応援してくれた選手たちをピッチに立たせ、応援された選手たちがスタンドに行くというTHANKS GIVING MATCHを 企画した・・・しかし、それが、無駄なことだったとしたら、本当にむなしくなる・・・「感謝の気持ちを忘れずに」と、口では言っていますが、本当に「サッカーができる喜び」というものを感じているか???これが最後のボヤキです。日曜日には、見違えるようなチームになっていることを期待します。

練習が終わり、職員室に戻ると、日野先生から着信・・・

「いや〜メールでは流したけど、あらためて、優勝おめでとうございます!実はちょっと心配していたんだよ。特に、晴海総合には、やられるんじゃないかってね・・・だって、晴海と練習試合やり過ぎでしょ!大滝君は分析屋で、策士だから、徹底的に研究して、つぶしてくるから・・・そこが一番危ないかなと、思ってたんだよ。実はね・・・」

「まさに、ご指摘の通りです!決勝リーグの晴海戦では、まったく、何もできませんでした・・・そして、PK戦になり・・・このPKで、もし負けていたら・・・優勝は無かったと思います。」と、しゃべりながら、金曜日に使用するために購入したサイコロ抽選ボックスを見つめました。1台2役の抽選ボックス・・・6000円・・・2年前に購入したアクリル製の抽選ボックスが、割れてしまったため、頑丈なものを選びました。そして、中に入れるピンポン玉も、本日注文し、金曜の午前着で届くことになりました。

文京学院は、第二シードとなるので、抽選は引きません。どのチームが文京の山に来るか・・・この抽選箱に、運命を託したいと思います。

※左写真の上から2段目・・・
「校庭の練習を見守る姿に哀愁を感じたので、思わず撮影してしまいました。」と、M崎先生が、私に提供してくださいました。

◆高校1部リーグ  晴海総合 VS 文京学院 5/23(日) 13:00 晴海総合

文京学院出場制限選手(2・3年の選手権スタメン選手)
中村・寺本・原志帆・向山・原わ・田所・清水・斉藤・岩崎


5/18(火) 応援団Tシャツデザイン


「保護者で応援Tシャツを作りたい」という話が浮上し、ペナルティーさんに頼んで、デザインしていただきました。今回、東京のQUEENになれたので、このキャッチコピーを使っていただけたのでしょう。22日の保護者総会で、BACK−1か、BACK−2のいずれかを選ぶことになるそうで・・・どちらを選びますかね???

先日、ある1年生が、「文京の保護者って、みんな優しそうな人が多いよね。手を振ってくれるし・・・」と、話していました。明るい選手たちの保護者ですから・・・当然、皆さん、明るいです・・・そして、決して娘に自信を持っているわけではない保護者の方が多く・・・自分の娘がミスするのではないかと、ヒヤヒヤしながら見ているような雰囲気が伝わってきます。自分の娘以外が活躍すると、「やっぱり◎◎ちゃんさすがよね・・・」と、褒めちぎり、自分の娘がミスすると、「ごめんなさい・・・あら・・・まあ・・・ごめんなさい」と、頭を下げる・・・今回は、ヒヤヒヤドキドキしながら関東が決まり、あれよあれよと勝ってしまい、優勝してしまった・・・保護者もビックリ!!という感じでしょうか・・・選手たちが巻き起こした「文京がQUEEN旋風」を記念したTシャツの販売成功を祈念いたします!

5/17(月) 優勝の重みを感じた一日

朝、出勤すると、バレーボール部監督のY先生が、「せっかくバレー部は共栄に勝って準優勝したんだけどなあ・・・サッカー部の優勝でかすんでしまうよなあ・・・」と、ボソリ・・・一方、アーチェリー部は、都総体で団体優勝し、沖縄のインターハイに出場することが決まったとか・・・「サッカー部もインターハイで沖縄?」と、聞かれ・・・「いや、2年後の北信越(サッカーは長野)から・・・その時優勝できればいいなあ」と、ボソリ・・・

他競技種目も一喜一憂する都総体の時期に、「優勝」という言葉が響き渡ることに、かなりの重みがあるのだと、今日一日で感じました。

そして・・・この優勝を、何度も経験したことがある村田や十文字は、やっぱり凄いんだなあ・・・と、思いました。

夢の島で駐車したバスのワイパーに、裏返しして置いてあったメモ・・・


昭和小学校とは、学校の近くにある小学校です。当時、文京はコンクリートの校庭しかなく・・・そんな文京を哀れに思い、「合同練習」を行ってくださったのが、この手紙の筆者です。当時は、この学校と試合をすれば、2桁の得点差が開き・・・あまりのレベルの差に、選手たちは、「行きたくないです・・・」と、訴えていました。それでも、嫌な顔ひとつせずに、練習に呼んでくださいました。文京の歩みを間近で見てきたこの先生・・・去年はこの先生の学校に破れ、関東に出場できませんでした。今年は、この先生の学校を倒し、決勝に進出しました。文京の選手たちは、みなこの先生が大好きです。とても不器用で、よく、ヘマをやらかす、漢字と英語とパソコンが苦手な先生ですが、この先生がいなかったら、今の文京は無かった・・・「オレはあと定年まで10年だよ・・・10年のうちに、王者を奪回することができるのかな・・・」と、ボソッとつぶやいていたこの先生・・・本当にサッカーが大好きな先生に、これからもお世話になると思います。よろしくお願いいたします。

5/16(日) 気持ちを新たに・・・茨城遠征 VS 鹿島LSC・筑波大学

今年からプレーオフの実施が決まり、会場を女子サッカーの第2の聖地(第1はもちろん・・・利根川運動公園(妻沼)でしょう!)鹿島ハイツに設定・・・

プレーオフになる可能性は大・・・と、予想(正しく言うと、「想定の範囲に入れておいた」ですが・・・)していたので、Liga Student第4節、筑波大学との試合をプレーオフ後に入れていました。

しかし、5月5日に関東出場が決まり、プレーオフは回避・・・ちょうどその翌日、鹿島LSCの石附監督から、練習試合のオファーがあり・・・「5月16日は鹿島に行くので、その日の午前なら空いています」ということになりました。

7時30分学校を出発し、石附監督が確保してくださった、鹿島学園高校のグランドに向かいました。9時20分・・・少し迷いながらも、鹿島ハイツのすぐ近くにある、森に囲まれた風光明媚なグランドに到着・・・「どうやって校舎から移動するのかねえ・・・」と、不思議がる選手たち・・・



まず、昨日の試合で30分以上出場した選手以外でメンバーを組み、30分前後半の試合をやらせていただきました。このメンバーは、週末に高校リーグに出場する(今年から、高校選手権のスタメン(2・3年)は高校リーグに出場させないという紳士協定を7強で結んでいます)・・・応援団から、選手団に変わるわけですが、なかなか歯車がかみ合わず・・・声も出ず・・・レギュラー陣を夢見て、必死に頑張る1年生に助けられ、何とか勝利はするものの、チームになることができず・・・それでも、試合後、何人かの選手たちがアドバイスを求めてきて、「何とかしよう!」と、思っている選手もいるということに、一途の希望を感じました。23日、晴海総合とのリーグ戦は、控えの3年生を全員フル出場させると約束しています。しかし、それを、単なる思い出作りの記念試合で終わらせないと思っている3年生、2年生も存在する・・・増田、伊藤、玉井・・・声を震わせながら、「何が悪いですか?アドバイスをください・・・」と、必死に聞いてくる姿を見て、「この子達なりに頑張っている!」と、心打たれました。日曜日には、全員が高い意識で試合に臨めるように・・・祈るばかりです。

その後、25分前後半で、昨日のスタメン選手が戦いました。久しぶりのクレーグランドで、戸惑うところもあり・・・また、村田・十文字と、パワープレーにリアクションすることで必死だった中盤が、小刻みなパスワークでボールを動かしてくる鹿島LSCに、完全に振り回されてしまい・・・「バランスをとることよりも、まずプレス!首を振って確認することも大切だけど、首を振っているうちに、やらてしまったら、なんにもならないぞ!」・・・と、言いましたが、なかなか改善されず・・・中盤は完全に支配されてしまいました。向山・原わのように、運動量があり、的確なポジショニングとコーチングで、プレスをかけ続けるダブルボランチは、そんなに簡単にできるわけではない・・・3月からスタートして2ヶ月かけて作ってきたわけですから・・・その代役を2日〜3日でやれと言われても、「無理!」と叫びたくなるかもしれません。でも、無理と思ったら無理なのですから・・・人と比べるのではなく、自分の成長をしっかり確認できるように、試合に出れる喜びを感じながら、一試合、一試合を無駄にしないで!!悩んでいる時間なんて、もったいないですよ!!

鹿島学園から鹿島ハイツに移動すると、プレーオフの最終戦、成田北 VS 宇都宮中央女子の試合が行われていました。そして、昨日、文京学院を応援してくださった、成北オジサマが目に入り・・・


「あっ!ナリキタオジサンだ!」と、叫ぶ選手・・・
「ナリキタおじさんって、成北の応援をするからナリキタおじさんなんだ・・・文京の保護者に成り切ったオジサンか、成り行きで応援しに来たおじさんか、どちらかだと思っていた」と、ボケたことを言う選手・・・すると・・・「えっ!?違うの?私も、そう思っていたんだけど・・・成田北高校の応援をするから、ナリキタおじさんなんだ〜」と、感動していました。

ナリキタおじさまの、必死の応援の甲斐があり、成田北が2−0で勝利し、関東大会進出を決めました。ひとつ前の試合では、修徳が日立二を8−0で破り、2年連続で関東大会出場を決めました!有賀先生!おめでとうございます!

成北の感動が、まだピッチに残っている中、Liga Student 筑波大との対戦を行いました。筑波大の監督、小林美由紀氏・・・通称オババ・・・仮称教授・・・


筑波大コーチ 高橋氏 市役所勤務を目指し、茨城の女子サッカー普及発展に一生をささげるかも・・・


筑波大コーチ 橘氏 通称 田嶋幸三・・・筑波大サッカー部ではGKとして活躍・・・今日はプレーオフの審判として活躍!


前十字靭帯損傷から4ヶ月・・文京の臨時マネージャー松井・・・背番号は「55」・・・
「それにしても、文京学院=「文京がQUEEN」って、よく去年の保護者の人は考えましたよね?」と、横断幕を見て語る・・・「おい!こら!あれは、私が考えたんだよ!そして、脇田社長の一押しだったので、横断幕に使ったんだよ!」と、思わず自己主張!大人気なし・・・しかし、著作権は主張しておかないと・・・何十年か経った後、「あの横断幕はね、昔の監督が自分で考えたらしいよ・・・ヒマ人だね・・・」と、言われるように・・・


試合の方は、前半は文京が原志帆選手のスピードを生かした攻撃でやや多目のチャンスを作り出しましたが、後半になると、鳳凰高校出身の10番、大和シルフィード出身の9番、戸山高校出身の13番など、スピードのある選手を中心とした猛攻に耐える一方でした。0−0のスコアレスドローでしたが、1本、ペナの中で、DFが遅れてチャージした場面があり、PKをとられて当然の場面がありました。試合後、筑波のスタッフに、「あれはファールだったので、PKやりますか?」と、誠意を見せると、「その後、決定機があって、それを決めていれば・・・という場面で決められなかったので、良いですよ!」と、大人の対応をしてくださりました。さすが・・・です。この試合のWoman of Matchは 大学生をガッチリ跳ね返し、筑波大スタッフに大絶賛された、宮田あずさ選手(高1・SFIDA世田谷出身)でした。

今日も神様、仏様に守られて、負けずに終わりました。19時30分・・・学校に到着・・・「今日も12時間の勤務ご苦労様!」と、自分を自分で褒め、学校を出る・・・途中で携帯をバスの中に置きっぱなしにしたことに気づき、また戻り、ロスタイム30分・・・あ〜あ・・・まっ・・・優勝したからいいかあ・・・と、ポジティブに考えました。

自宅に戻り、風呂に入り、食事をとると、起きていられず、すぐに就寝・・・4時間ほどで起き、パソコンに向かうと、1通のメールが届いていました。他校のコーチからのメールです・・・文京の選手を褒めていただいているので、ちょっと掲載させていただきます。親バカオヤジですが・・・子供たちが褒めらていると、うれしくなりますので・・・

初優勝、本当におめでとうございました!スタンドで、熱い試合堪能させて頂きました。

1
点目のきっかけとなった三浦選手の突破や2点目の田所さんのシュートも見事でしたが、それ以上に、ピッチ上での文京の選手達の集中力、本当に素晴らしかったですね。攻め込まれた後半でも、「私がチームを救うんだ!」という強い意志が、各選手からビンビンに伝わってきました「自分」をしっかり持っている選手の集まりなんだな、と実感しました。
キャプテンの中村選手、あまり話した事はないですが、僕は彼女の大ファンなので、おめでとう、と伝えて下さい。彼女の存在感は、絶大でした!
本当におめでとうございました。関東そして全国、ぜひ頑張って下さい。
そして小尾先生に、マイクの使い方を教えてあげて下さい。

今後とも宜しくお願いいたします。

5/15(土) 皆様のおかげです・・・ありがとうございました。

情けは人の為ならず=人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。

昨年の東京予選で敗退し、放心状態になった私に、ある名門チームの監督さんが送ってくれた言葉(情けは人の為ならず)でした。1年後・・・本当に報いになって、戻ってきました!

創部14年目・・・選手権都予選(兼都総体)初優勝・・・

〜祝勝メールの数々〜 誰からでしょうか???以下の選択肢からご想像ください!

●「優勝おめでとう!関東大会では、決勝まで当たらないようにしましょう。(かわいいデコレーションつきのメールでした)」
●「やりましたね〜!先生の照れくさくされている顔が目に浮かびます!」
●「先生のバスの購入は間違っていなかったことが証明されましたね!」
●「今日は静かに観戦するつもりだったのですが相手に大サポーターを見て、思わず黙っていられませんでした。」
●「とうとうやりましたね!勝負はこれからです。良い準備をして、関東に臨んでください!でも、今日だけは思い切り喜んでくださいね!」
●「優勝おめでとうございます!マイクロバスの成果!・・・ではなく、毎日毎日の成果ですね。うちも文京に追いつけ追い越せで気持ちを切り替え頑張ります!」
●「優勝!本当に感動しました!今日は見に行けて、文京らしい試合が見れて、元気をもらいました。毎日精神的にやられつつありましたが、これから頑張っていこうという気持ちになりました!」
●「監督としてというよりも、教育者としてライバルだと考えている先生の優勝!本当に喜んでいます。実家で母に、「文京が優勝したんだよ。」と、伝えると、「あらぁ〜そぉ〜良かったねぇ〜ところで、アンタは何やってんの?いつもご先祖さんにお祈りしているのに」と、言われました。」
●「優勝して関東大会に入る心地よさ!体感してみてください♪♪」
●「おめでとうございます!校長から連絡が入りました!バスが報われましたね。やはりサッカー部の顧問をお受けすれば良かったですかね(笑)・・・」


〜選択肢群〜
A:飛鳥高校金澤監督  B:晴海総合高校大滝監督  C:卒業生オカツ  D:卒業生美咲パパ  E:バスケ部顧問松崎先生  F:U15クラブ生アミママ  G:日テレメニーナ寺谷監督 H:成北オジサマ   I:スポマネ脇田社長  J:本庄第一日野先生

電話では・・・
関東学園の山口先生、尚美学園の中瀬先生・藤本先輩、修徳高校の有賀先生、SFIDAの川辺監督、ベルタの宮澤監督、U15トレセンの仲野コーチ、そして、十文字の石山先生、村田の矢代先生、成立学園の中野先生・・・と、次々と「おめでとう!」を言っていただきました。

皆様のおかげです!本当にありがとうございました!

木曜日の練習で、原和香菜選手の足首から、「バキッ!」という音が聞こえてきて・・・なんと、文京のダブルボランチは・・・ダブルギブスに・・・

ボランチが2枚抜けるとは・・・しかし、怪我はどこのチームにもある・・・言い訳はしてはいけない・・・

金曜日の練習で、横内・斉藤のダブルボランチを急造・・・選手たちにリサーチしながら、スタメンを考えました。

最後まで集中が切れなかった理由は、もしかしたら、2枚の中盤の「核」が抜け、「安心」「油断」という要素がピッチから無くなったからなのかもしれません。

GK中村、DF岩崎・寺本・宮田・清水は、高い守備の意識を持ち、十文字の猛攻に耐えました。攻撃では、FWの池田(6分)・田所(21分)が得点をあげ、キッチリ仕事をしました。原志帆のスピード、斉藤のボールを奪う意識、三浦の足技、横内のヘディング・・・MFも、今日は及第点を上回る、すばらしい出来でした。選手たちの頑張りに、感動しました。人間、ピンチになると、クソ力を出すものだと・・・

帰宅後、成立学園監督、U18東京選抜監督の中野先生からお電話をいただき・・・
「スタンドから見てましたけど、文京のDF、完璧でしたね!ものすごくバランスが良かったですよ!それをちゃんと伝えたくて・・・」と、お褒めの言葉をいただきました。これは決して、お嬢様が文京学院に通っているからではないと、信じたいと思います。

集合の時、説教をしなくてはならないことがあり・・・

朝、1年生が調理室の製氷機の中に、ビニール袋に入れた氷を入れ(本来は、製氷機から出した氷をビニールに入れて、隣にある冷蔵庫の冷凍庫に入れ、部活が始まる前に持っていくというのがルールなのですが・・・)さらに、調理室の鍵を、返さずにいて、家庭科の先生から、厳重注意を受けていました。伝えていない2年生の責任・・・ということで、勝利の喜びは半減される・・・と思いきや・・・3年生たちが、私の話が終わった途端、「先生!ありがとうございます!胴上げは重くてできませんので、歌って乾杯しましょう!」と、栄光の架け橋を歌い始める・・・そして、乾杯・・・

ジワジワと、優勝の実感が沸いてきました。そして、みなさんに、「ありがとう!」と、心から思いました。

応援に来てくださった保護者の皆様、卒業生の皆様、校長先生、カルガモ隊と隊長・・・ありがとうございました!

観戦に来てくださった女子サッカーファンの皆様・・・ありがとうございました!

運営してくださった国際高校小尾先生、八王子高校赤間先生・・・ありがとうございました!

ベンチに入れなくてもふてくされず 歌を考え 一生懸命応援してくれたサポート部隊・・・ありがとう!

そして・・・出場選手のみんな・・・信じてくれて・・・信じさせてくれて・・・ありがとう!

感謝の気持ちと、至福の喜びを感じた 〜2010年5月15日 夢の島〜

決勝戦(VS十文字) 14時 夢の島陸上競技場  2−1 勝利

GK 中村  DF 岩崎・寺本・宮田・清水  MF 原志・横内・斉藤・三浦  FW 池田・田所 交代 菊池→三浦(50分) 伊藤→菊池(61分)

得点:池田(9分 三浦のアシストから)・田所(21分 GKの頭上へミドル)
失点:13分 

シュート本数:前半9本(十文字2本)・後半2本(十文字7本) ※公式記録参照


明日からまた気持ちを切りかえて・・・
明日は Liga Student VS 筑波大学 15:00 鹿島ハイツ第五ピッチです。
午前中は 鹿島LSCさんと練習ゲームを行います!


5/14(金) 事務局からファイナリストへ・・・11年目の奇跡!?

平成11年、東京都高体連サッカー専門部に女子部が立ち上がってから11年が経ちました。十文字の石山先生と二人で、男子の総会会場の暁星高校に出向き、30代半ばの若僧が挨拶をした・・・その時、成立の中野先生は、男子の委員として、話を聞いていたそうで・・・

気がつけば、数年後、十文字は村田と肩を並べる強豪に成長していました。総体の決勝戦・・・夢の島やアミノバイタルで実施するようになり、私が運営、生徒は補助役員と、毎年毎年、決勝戦の裏方として頑張ってきました。昨年は、調子に乗って、マイクでしゃべりまくりました。「十文字高校 監督 石山隆之 趣味はサーフィン! 村田女子高校 監督 矢代浩平 趣味は牛丼!」なんて、決勝戦でふざけられるのは、両校を長年に渡りサポートしてきたという自負があるからでしょう。

十文字高校サッカー部の10周年記念誌には、私の写真が石山監督よりも大きく掲載されました。東京主管の関東大会、西が丘サッカー場での決勝戦、その時の対戦カードは、湘南学院VS十文字・・・なでしこリーグの前座試合として設定し、かなりの観客を動員し、マイクパフォーマンスで、会場を盛り上げた・・・もちろん、担架、ボールガールは文京学院の選手!
当時の十文字サッカー部保護者の会の方々の、「事務局文京、ありがとう!」という、感謝の気持ちが、記念誌の紙面占領の理由だったのでしょう。

野口・大脇のダブルボランチの時代・・・圧倒的な強さで、関東大会の決勝まで上り詰めた十文字・・・その後も躍進は止まらず、2年連続全国ベスト4(3位)・・・残すは、全国大会のファイナリストとなることのみ・・・まさに10年で急成長を遂げた十文字。

そして・・・「王者十文字を倒すために、私は敢えて弱小チームの文京に行こう!」という流れが起こった・・・そんなチャレンジャーが集まりはじめたのが、今から3年前のことでした。それよりも前は、「十文字に入りたいけど、入れない・・・」という選手の受け皿(俗称:コバンザメ)だった文京に、「文京でやりたい!」という選手が来てくれるようになったのです。江口、石川、宮下、高橋、小林という怪獣たちと、時田、坂本、原武、岡田という昆虫軍団で結成された「文京ナイン」の魅力に惹かれ、特に千葉方面からたくさんの選手がやってきた・・・そして、3年間で、文京を大きく躍進させてくれたのです。

文京学院は・・・2007年、U18大会で、2009年、全日本選手権で、決勝まで進んだことはありますが、高校チームが最も力を入れる高校選手権大会 兼 総体予選での決勝進出は、初!!

事務局オジサンを、ファイナルの監督に変えてくれた選手たちに、心から感謝したいと思います。いつも大きな声を張り上げ、圧倒的な存在感をピッチで表現するキャプテンテツ・・・今大会、晴海戦のPKセーブをはじめ、村田戦でもファインセーブを連発・・・そんなテツに触発され、3年、2年、1年と、試合を重ねるごとに絆が強まり、いよいよ、ファイナルを迎えることになりました。

決勝戦で、自分のチームが主役だなんて、不思議な感じですが・・・自分でマイクパフォーマンスするわけにもいかないので、小尾先生に期待したいと思います。

今日の決勝戦・・・今、こうしてファイナルに立てる喜びを満喫しながら、敬意と感謝の気持ちを持って、戦いたいと思います。よろしくお願いいたします。

※サッカーマガジン掲載の Liga Student の記事に関して 
  
◆ワッキーからのメッセージ!

開会式にてお伝えしました、週刊サッカーマガジンでのLiga student特集ページは1ページ追加に伴い5/18発売分ではなく5/25発売分にて掲載されます。
是非ご覧下さいお楽しみに!!

5/12(水) プレーオフ出場校決まる・・

山梨県の予選が終わり(平日ナイター実施)、週末に行われるプレーオフ大会の出場校が決まりました。

15日(土) 鹿島ハイツ第五ピッチ

11:00   東京第五 修徳  VS 埼玉第五 浦和西  →勝ちチーム2回戦進出
13:00   茨城第二 日立二 VS 山梨第二 甲府商業 →勝ちチーム関東大会進出 / 負けチーム2回戦進出

16日(日) 鹿島ハイツ第五ピッチ

11:00  修徳・浦和西の勝者 VS 日立二・甲府商業の敗者  →勝ちチーム関東大会進出 
13:00  千葉第三 成田北  VS 栃木第三 宇都宮中央女子 →勝ちチーム関東大会進出

昨日の日記を読んだ方から、メッセージをいただきました。

Aさん(某スポーツマネジメント会社 社長)  基本的に7校総当りに賛成します!

Bさん(某クラブチーム 監督) 「クジ」も大会の重要な要素です。文京学院の決勝進出は、素晴らしい事実です。胸を張ってください!高校生活の中で、様々なことがある中での大会です。チームによって、様々な事情があるはずです。公平性を保つ努力は大切ですが、公平になることはあり得ません。決して今年の方法で勝ち上がったことに、文句を言われる筋合いはありませんよ!文京がクイーンです!そして、また関東大会という違う大会が始まります・・・全国に出場するためには、くじ運も大いにあるでしょう。だからサッカーは楽しいのです!頑張ってください!


こうして大会運営を考える者が 決勝戦まで進んでしまうと 「策略」とか、「陰謀」とか、疑われることは仕方ないこと・・・それでもたくさんの方々から応援メッセージをいただけることに感謝しています。

選手たちは、そのようなことは気にせずに、今日も元気に練習に励んでいました。平成24年度から、この大会がインターハイ予選になれば、関東に出場できるのは1校のみ・・・となれば、土曜日の決勝戦が、「関東大会出場決定戦」ということになるわけです。その時まで、7強時代が続いたら、やはり総当りなのかな・・・

5/11(火) 関東出場校が決まり・・・これで良かったか?悪かったか?東京予選システムの再考・・・

自チームの関東への申込、技術部会の会計処理、プレーオフの準備、高校リーグのスタート準備・・・まだまだ落ち着きませんが、忘れないうちに、今年の予選システムを検証してみたいと思います。

私が最初に提案したのは、「7校総当りリーグ」でした。その提案に、かなり強く賛同していたのは、晴海総合、十文字、そして文京学院でした。東京は、現在、7強と8番手の差が激しい。もちろん、8番手も頑張っているのですが、安定して8番手になる学校はまだ台頭していない・・・そんな状況下で、2ブロックを形成すると、明らかに、「厳しいブロック」と、「7強に1つ勝てば2位が見える」という、「楽なブロック」になってしまう・・・しかし、プレーオフが認められ、東京の5番手も関東に行けるということになり、「厳しいブロックの4位にも可能性がある」ということになり、昨年までと同様の8チーム2ブロックという方式で予選が行われました。

今回、もし、7校の総当りだったら・・・文京学院は、70分間で考えると、晴海(PK勝ち)・十文字(PK負け)・村田(延長勝ち)の3校に、すべて引き分け・・・PK戦を実施していなければ、勝ち点は、「3」となり、かなり厳しかったと思います。

一方の晴海は・・・2節の成城学園戦・・・その後の十文字・文京学院が引き分けになると予想していなかったであろう晴海総合は、途中からメンバーを落とし、翌日の十文字戦に向けて、温存???・・・7−0で終了・・・しかし、十文字と引き分けた文京学院にとっては、このおかげで、「8点取れば関東が決まる!」という自力決定のハードルが下がり、8点取って関東を決めた・・・一方の、晴海総合は、「引き分けPK勝ちでもOK」という状況から、「勝たなければ決まらない」という状況に変わり、プレッシャーがかかったことでしょう。先制点を取るも、1−4で十文字に敗退・・・

そして、5位決定戦・・・前日、飛鳥と激闘を繰り広げ、PK勝ちした晴海と、翌日の決戦を前に、主力を温存し、「1点でも良いから、勝てばよい」という状況下で、成城学園を1−0で破った修徳では、疲労の度合いが違ったかもしれません。一方、修徳も、今大会、7強に2勝1分1敗と、勝ち点7をあげているわけですから・・・総当りだったら、文京よりも上位になって、関東大会でシード権をとれたかもしれません。

レッズランドで、トイレに行くとき・・・「やっぱりくじ運だよな・・・」と、嘆いていた保護者の方がいらっしゃいました。

選手のコンディションを考えたら、総当りは厳しいということは、十分に理解できますが、「くじ運」で左右される予選であってはならないと、今でも思っています。来年は、どうすべきか、またみなさんで検討しましょう。忘れないうちに・・・

5/9(日) 鹿島からの帰り道・・・今年は笑って帰れました!

5/8(土) レッズランドにて 5位決定戦の1回戦の運営補助・・・「厳しい試合を見ることで、自分たちのモチベーションを上げよう!」と、無理やり理由をつけましたが・・・自分が責任者であるがゆえに、選手たちには運営をやらせることになってしまい・・・しかし、人の為に仕事をするということは、必ず将来役に立つことだと、確信するようになってから、あまり罪悪感を感じないようになりました。しかも、今年は、自分たちは関東に決まっていて、まだ決まっていないチームのために、サポートするのですから・・・昨年までとは違い、私も含め、ジェラシーはなく、素直にお手伝いできたようです。



試合の方は、都立晴海総合 VS 都立飛鳥・・・緊張感が伝わる、激しい試合でした。スコアレスドローでPK戦となり・・・まるでPKを狙っていたかのような大滝監督(学芸大学GK出身)が、飛鳥のGKの癖を見抜き、「動いてから蹴る」を徹底させ、次々に決めていく・・・PK策士の大滝監督が、都立対決を制し、勝ちあがりました。PKを外してしまった飛鳥の選手の泣き声がグランドに響き・・・そして、金澤監督が、買い物カゴを持って挨拶に来る・・・なんと声をかけてよいかわからない・・・昨年の鹿島ハイツで敗退し、放心状態になっていた文京や私は、こんな感じだったのかな・・・と、思いました。



2戦目の 修徳 VS 成城学園・・・前半終了時は、0−0・・・この時点で、運営責任者を小尾先生、赤間先生に任せ、記録係りを晴海総合に任せ、鹿島に向かいました。鹿島ハイツのサッカー場に空きが無かったため、スポマネ脇田社長がグランドを確保してくださり、2時間の練習を行うことができました。



成立学園と、半分ずつで、練習を行いました。2時間の前日練習・・・順調にメニューをこなしていったその時、「先生!コーナーの守備の練習をしたいんですけど・・・」と、申し出る某選手・・・「いいよ」と、軽く返事をしたのですが、どうやら、守備の配置を変えるかどうかを、確認したいような雰囲気・・・「試合の前日に、しかも、あと、数分しか時間がとれないというときに、こんなことやったら、選手たちが不安になるだろ!人数もフィールドが14人しかいないんだから、確認なんてできないぞ!」と、言うと、「不安だからやってるんじゃないですか!」と、主張する某選手・・・何とか配置換えを阻止し、自分の考えを強い口調で伝えました。GKテツだけは、私の異変に気づいたようでした。練習時間を30分オーバーし、ダウンもしっかりできず・・・あまり良いパフォーマンスではない選手もいて、練習は早く切り上げて、ホテルに行こうと思っていたのに・・・「こんなことでは、明日は勝てない・・・」と、徐々にネガティブになっていく自分がいました。

夜のミーティングも急遽中止・・・つくばエクスプレス物語のVTR上映会も中止・・・マカ先生と、ヤケ食いし、とっとと寝ることにしました。夜中に目が覚め・・・サッカーノートにコメントを書き、もう一度、つくばエクスプレス物語を見て、気持ちを冷静に戻しました。このままでは後悔する・・・そう思い、ホテルの出発時間を早め、鹿島ハイツに向かいました。ハイツに着くと、従業員さんたちが、「社長さん!お待ちしておりました!」とばかりに、満面の笑顔で迎えてくださり・・・心が徐々に晴れていきました。めずらしく、テレビつきの会議室なんて、柄にも無い場所で、キッチリミーティング・・・

「自分の不安を解消するための練習を、チーム全部を巻き込んで、試合前日にするなんて、チーム全体のことを考えているとは思えない!もし、先発じゃなかったら、どうするつもりなんだ!チームの勝利のためにと、一生懸命になるのはわかるけど、チームで動いているということを忘れるな!不安があるなら、サッカーノートに書いたり、金曜日の練習で取り入れるように頼んだりするのが「チームへの思いやり」じゃないのか!・・・こんな話を試合前にするなんて、良くないことだ!朝っぱらからこんな話をしたら、調子は落ちる!でも、村田はいつもそうやって、何かに追い込まれている状態で戦っているんだ!チームで団結して、このマイナスを払拭するくらい、強くなれるかどうか・・・3年生!やってみろ!」と、話をしました。

10時30分・・・試合開始・・・選手たちは、スタートから集中して、約束ごとをしっかり実践していました。連携した守備で、圧力とスピードのある村田のFW陣を押し返すことができました。一進一退の攻防の末、スコアレスで延長戦に突入・・・このところ、「シュートが決まらない」と、落ち込んでいた原志帆選手がスピード突破・・・シュートは打てませんでしたが、CKをゲット・・・そして、寺本選手のキックを宮田選手が決め、延長前半6分で先制・・・「ここで喜んじゃダメなんだよ・・・ガッツポーズ封印!」と、向山臨時コーチに話しかけると・・・ピッチの選手たちも、あまり喜んでいない・・・「ここで集中だぞ!同じことを繰り返すなよ!」と、気合を入れる寺本選手・・・先日の十文字戦の反省が、しっかり生かされていました。そして、9分・・・またしても原志帆選手が抜け出し、今度はシュートを放ち、ゴールイン!!しかし、まだ10分・・・ここでは、ほんの少し喜び、延長後半になりました。「蹴るなよ!つなげ!」と、声をかけあう選手たち・・・またまた試合の反省が生かされている・・・「大した奴らだ・・・監督は不要だな・・・」と、感動しました。

創部以来初の決勝進出・・・総体の賞状、メダルを、平成11年からずっと取りに行く役目をしていましたが、一度も文京はもらったことがありませんでした。(総体の最高位は4位です)今年はまだもらいに行っておらず・・・だから良かったのですかね・・・これで、関東大会のシード権をゲット!試合は6月13日(日)からになりました!

決勝は、再び十文字と・・・文京区 VS 豊島区の戦い・・・お互い、伸び伸びと思い切り戦うことができると良いですね・・・十文字×文京学院・・・夢の島決戦・・・校長先生も「また応援に行くから!」と、張り切っておりました。

鹿島での試合を終え、5位決定戦が行われているレッズランドへ急行・・・記録係りとボールガールをやってくれる選手たち8名を乗せ・・・バスの中で、お茶をコップに入れて、一人ひとりに配るテツ・・・「それでは、みなさん、乾杯しましょう!乾杯!」と、テツの音頭で乾杯する選手たち・・・「いや〜試合の後のお茶はウマイ!」と、美味しそうにお茶を飲む姿を見て・・・

去年の鹿島の帰り道・・・バスの中は無言だった・・・今年は笑って帰れる!1年間、長かった・・・でも、苦労の甲斐があった!・・・「情けは人の為ならず」・・・これからも、過信せず、されど自信を持ち、前進していこうという気持ちになりました。

鹿島から浦和まで・・・Jリーグのサポーターのような移動も、勝利の後では、苦にならず・・・15時キックオフに間に合い、ピッチに向かうと、高橋紗樹選手のお父様、お母様に遭遇・・・「あれ〜???」と、お互いビックリしましたが、関東学園大 VS レッズU18の試合(関東リーグ)を見に来たそうで・・・人工芝では、関東女子リーグ、天然芝では、高校選手権都予選5位決定戦と、女子サッカーの4チームが、レッズランドを盛り上げていました。




レッズランドの天然芝で、公式戦を実施する際は、「芝を保護するために、副審が前半後半で対角線で入れ替わる」というルールがあるのですが、それを知らない観客からは、「試合を止めろ!副審が逆だ!」と、叫び声があがったそうで・・・副審が事情を説明しながら、試合を続行させたそうですが・・・そんなことを間違えて試合をやるわけないのですから・・・まあ、負けたら終わりという、熱い試合なので、気持ちもわからなくはないですが・・・事前に説明しておくべきたっだですかね・・・マイクがあれば良いのですがね・・・

試合の方は、CKから得点をとった修徳が勢いに乗り、追加点を重ねました。「流れをつかんだ方が勝ち」・・・試合後、両監督とも話しましたが、東京の7校は、どこも僅差であり、「試合の流れ」をどうつかむかで、勝負が決まるということが、ここでも検証されました。敗れた晴海総合の大滝監督・・・「あの文京とのPK敗戦から、すべてが崩れたような気がします」・・・と、コメント・・・確かにあの試合、文京は晴海の術中にはまり、何もできませんでした。そして、PKになり、PKに絶対の自信がある晴海にとっては、万事休すだったのでしょう。しかし、8−7というシビレるスコアで、勝負の女神は文京に微笑んだ・・・本当に紙一重、いや神一重の差だと思います。

勝利した修徳は、15日・16日に、プレーオフに出場します。埼玉第5代表の浦和西と対戦し、勝利した場合は、茨城第二代表(日立二高)と、山梨第二代表の敗者と、プレーオフ枠をかけて戦います。(鹿島ハイツ第5ピッチ)ぜひ、東京が5校行けるように、頑張ってください!

今大会、昨年までと大きく違うことは、運営に協力してくださる先生が増えたことです。私の後継者(年齢的には先輩ですが)として、東京の女子サッカーを牽引していただく小尾先生(都立国際)をトップに、赤間先生(八王子)、三浦先生(若葉総合)、清水先生(中村)など、若い先生方にお手伝いいただけるようになりました。

ありがとうございました!

5/7(金) あれから・・・1年・・・今年も鹿島ハイツ第二ピッチで文京区大会!

勝った方が、文京区No.1に!

勝った方が、東京都の決勝に!

今年は、「選手」と、「マネージャー」と、「応援団」にわけ、この大会に挑みました。応援団となったある3年生のノートには、

「今までは、ネガティブになることが多かったけれど、応援という役割を与えられたことで、自分なりに力になれた実感を得た。とても充実感を感じた。」というコメントが書いてありました。

今までは、「常に全員で」というモットーでしたが、それによる甘えが生じていたことに、遠征ごとに危機感を感じていました。「試合に出れなくても、遠征には行ける・・・」今回は、思い切って、断ち切りました。たとえ3年生であっても、スタメンの11名と交代要員の5名に入らなければ、公欠をとって、授業や進路ガイダンスの代替とすることを許しませんでした。怪我をした選手に関しては、マネージャーとして、志願した松井選手と、戦術を伝え、チームに魂を注入するために必要な向山選手のみ、帯同することにしました。合計18名で、鹿島ラウンドに挑みます。

5月15日・・・決勝戦に進めば、公欠をとらなくても、応援に来れる・・・そのためには、何としても勝たなくてはならない・・・仲間のためにも、必ず勝利を目指してくれるでしょう。

全国大会は夏休みですから・・・公欠なんて、関係ありません!なので、「全員での遠征」を3年生の最後に実現させるためにも、ピッチに立つ選手たちは、責任を持って、やりきらなければならないのです。一戦、一戦、気持ちをこめて・・・

5/6(木) もしも・・・あの時・・・

関東出場が決まり 学校でも 「おめでとう!」と、校長先生他、多くの先生方から声をかけていただき、また、廊下で通りすがる生徒たちからも、「先生!おめでとう!」と、まるで子供が生まれたかのような一日でした。

多くの先生方、業者の方、他校の保護者の方までメッセージをいただけたりする自分は、幸せだと思っております。ありがとうございます。

昨年、一昨年と、「先生を必ず全国に連れて行きます!」と、試合前に気合メールを入れ、試合のときは、闘志が溢れすぎて、なかなかうまくでくず、悔しい思いをたくさんしてきた燃える女、坂本選手(関東学園大学1年)からも、メールが届きました。

お久しぶりです!関東大会出場おめでとうございます!やってくれましたね!群馬でホームページ見た瞬間、すごくうれしくて、声を出して喜んでしまいました。高校時代のサッカーは、私の人生の宝物です。みんなには、あまり焦らず、一戦、一戦、後悔の無いように戦って欲しいと思います。私はというと・・・みんな上手すぎで、そして、関学のサッカーは頭を使うサッカーなので、大変です!今はまだCチームです!でも、絶対いつか、Aチームに上がって見せますよ!文京時代に養った、雑草パワーで、誰にも負けないくらい、うまくなります!期待して待っていてくださいね。群馬で坂本も戦っていますから!先生もいろいと大変だと思いますが、お互い頑張りましょう!

坂本の先輩であり、同じように、3年前に初めて関東を決めたときのヘディング女、石川選手(VIDAレディース所属)からも、メールが届きました。

関東大会出場おめでとうございます!今年は楓と一緒じゃないので、喜びを分かち合えませんが・・・全国、全国と、欲張らずに、関東でも文京らしく、明るく楽しくプレーしてくれることを期待しています。いや〜でも、本当におめでとうございます!関東、応援に行けたら行きますから!!私は、千葉国体頑張ります!

しかし、まだあまり、関東出場の「喜び」が、沸いてきません・・・それは、選手も同じだと思います。7強である晴海、十文字とは、引き分け・・もし、私が最初に提案した、「7校総当りリーグ」であったとしたら、今は2戦2分ということになるわけで・・・次の2試合が終わらないと、「関東に行くべきチームであるかどうか」が、わかりません。もし、晴海との試合が、60分ゲームだったら・・・とか、もし、十文字のエースが負傷していなかったら・・・とか、もし、あの時、あの一瞬・・・と、考えると、まだまだ勝ちきれた気持ちになれないのでしょう。

勝負は次の2試合・・・ここで文京学院の真価が問われる・・・文京の10番、向山選手の負傷は、非常に痛いですが、どこのチームも怪我人を抱えているわけで・・・それを言い訳にはできません。勝てば「随分強学院」と評価され、負ければ「運強学院」と、卑下される・・・そんなプレッシャーを楽しみながら、週末に向かいたいと思います。

※昨日の記載に関して、一部得点者が間違っていたり、コーナーキックからは、6点だったという指摘をある選手から受けました。(非常に申し訳なさそうな、丁重な指摘です・・・その選手は、「次からは、誰が見ても自分の得点だと思われるように、積極的にからみます!」と、申しております。)公式記録を基にして、記載しているのですが・・・今後はしっかりと確認するようにしたいと思います。この場をかりて、お詫びいたします!今日の練習で確認して、修正します!

5/5(水) 神様?仏様?お寺(本)様?お宮(田)様?三度目の正直をありがとう!

決勝リーグ第三節・・・「8点取れば関東が決まる」という試合で、キッチリ8点取った選手たちの偉業に、拍手を送りたいと思います。試合終了後、なにやらコソコソ相談している寺本選手、斉藤選手を見て、「今は騒ぐな!」と、思わず反射的に警報を出してしまいました・・・次の試合を迎える成立、飛鳥に、動揺を与えたくない・・・というのは、ウソ・・・本当は、騒がれて、感動して、涙が出たら、困るから逃げました。

試合後、他校の監督が握手を求めてやってくる・・・「おめでとうございます!」と、声をかけられ、ジワリ、ジワリと、安堵の気持ちが沸いてくる・・・応援に来てくれた時田、原武、そして、電話やメールをくれた宮下、石川・・・悔しい思いをしてきたOGたちが、一緒に喜んでくれたことで、一気に張り詰めていたものが解けていきました。

昨年は、めぬまに参加した東京の学校で、関東に進めなかったのは文京学院だけ・・・さらに、Liga Studentに参加している東京の学校で、全国に進めなかったのは、文京学院だけ・・・ネガティブにはならない!と、決めていましたが、重圧はかなりありました。おかげで白髪も体重も増えましたから・・・日野先生に、関東出場を報告することができ、そして脇田社長に合宿のおかげと、お礼を言うことができ・・・思わず役員室で笑いが止まりませんでした。

3年前、12人の部員・・・代表決定戦でGKが負傷し、11人の選手登録で関東に出場した・・・その試合を見て、先輩たちの明るさと人柄に惚れて、文京を選んでくれたのが、今の3年生たち・・・そして、30人の部員になり、関東出場一番乗りをキッチリ実現してくれました。いや〜良かった・・・良かった・・・昨日負傷した向山選手も、人一倍うれしそうでした。

3日に、アミノバイタルで撮影した映像を、先日購入したMACのノートパソコン(Liga韓国遠征のビデオを編集するために購入しました!)に落とし込み、成城学園のDFとGKに関して、解析しました。その分析は、あまり役に立ちませんでしたが、「やるだけのことはやった!」と、自分に言い聞かせ、試合に挑むことができました。

コーナーキックから7点・・・流れから1点・・・合計8点・・・すべて、今日のテーマであった、「サイドからの得点」でした。仕事キッチリの文京娘たち・・・

先発: GK 中村  DF 菊池・寺本・宮田・清水 
     MF 原志帆・原和香菜・田所・斉藤  FW 三浦・池田

途中交代:岩崎→菊池(20)・横内→清水(48)・伊藤→田所(58)・稲葉→池田(65)・野田→三浦(67)

得点: 田所(7分・9分・28分)・宮田(34分・51分)・斉藤(48分)・岩崎(53分)・池田(60分)


コーナーから直接6本!

「コーナーキック、いいボールだけを考えろ!ニアでも、センターでも、ファーでも、いいボールが入ればOKだから!」と言うと、ベンチに向かって敬礼する寺本選手・・・そして、ナイスボールをあげ、アシストを重ねる・・・1年の時は、「私のせいで負けた」と、落ち込み、2年のときは、スタメンになれなかった寺本選手・・・そして3年になり、チームを関東に連れて行った・・・THANK YOU!

シュート:20本 得点:8点


しかし、昨年までのルールであれば、1位抜けの十文字と村田が決定!2位×3位でたすき・・・となるわけですから・・・まだまだ先輩たちの上を行ったと思えない・・・もしこれが、去年だったら、文京学院×修徳、成立×晴海総合で、代表を争っていた・・・そう考えると、ここで喜ぶわけにはいなかいと思うでしょう。選手たちも、週末の決戦に向けて、気を引き締めてくれると信じています。

文京の選手たちは、非常に素直な選手たちが多い・・・第1節の前日、「明日はPKかもしれない」と、言って、PK練習をすると、本当にPKになるし、第2節の試合前、「2点とられても大丈夫」と、言ったら、本当に2点とられるし、そして今日も、「相手はガッチリ引いて、ゴール前を固めるかもしれない。全部コーナーの点かもしれない。」と、言ったら、本当にコーナーから6点もとるし・・・「8点取れば関東決まり」と言うと、8点取るし・・・何と言うか、怖いくらいに人の話を聞いてくれる・・・しかし、これからは、素直なだけでは勝てない相手です。いかに、自分の色を出すか・・・自己主張するか・・・予想外のことをやれるか・・・そこが勝負の分かれ目となるでしょう。ピッチの上で、一瞬でアイデアを浮かべ、チャレンジしてみる・・・そんな選手になれるように!素直さを大切にしつつも、自己主張できるプレーヤーに!!

第4試合が終わり、バスで学校まで戻る・・・選手は誰も乗りませんでした。駐車料金は5000円・・・ドラえもんが微笑んでくれるおかげで、車線変更もスムーズに行き、山手トンネルのカーブで、脇腹の肉をねじりながら、喜びをかみしめました。

5月9日は、村田女子と対戦・・・昨年は、負けたら終わりという状況で戦い、0−1で敗れました。その後、矢代先生から、そして、村田の保護者の方々から、感動メッセージをいただきました。あれから1年・・・今度はお互い、関東が決まった状況で、伸び伸びと戦うことができますね!あの鹿島ハイツ第2ピッチで・・・名勝負を展開できるように、頑張りますので、よろしくお願いします。



関東出場決定校  十文字・村田・成立学園・文京学院 →2010選手権都予選

準決勝 5/9(日) 鹿島ハイツ 第二ピッチ
10:30  村田女子 VS 文京学院
12:30  十文字   VS 成立学園

決勝・3決 5/15(土) 夢の島陸上競技場
12:00  3決  14:00 決勝

晴海総合、修徳、飛鳥、成城学園で、プレーオフ出場枠(1)を争い、戦います。
 

5/4(火) 計算間違い・・・ぬか喜び・・・明日決まるか神のみぞ知る

決勝リーグ第2節 VS 十文字高校

まず・・・駒沢第二に到着してビックリ・・・人工芝の張替えで、ピッチの芝が立っている・・・ボールが跳ねると、チップも跳ねる・・・そして、ゴムの臭い・・・

「天然芝の合宿が生きてくるぞ!」と、喜ぶ一方、「予期せぬことが起きるかも」という不安がよぎりました。

アミノバイタルで、十文字×成城学園の試合を自らビデオに納め、それなりに分析しました。まあ、私の分析のポイントなんて、まったくデタラメなので、あてにならないのでしょうが、自分で撮影して、自分で見て、自分で考えるという、そんな一連の流れに自己満足しながらも、「オッサンも頑張っているから、私たちも頑張らなきゃ」と、選手たちに思ってもらうためのパフォーマンス効果を期待しました。

「2点はとられるかもしれない。しかし、絶対に2点までに抑えろ!文京は必ず点を取れるから、心配するな!負けることを怖がらず、点を取りに行け!」何の根拠も無い言葉を選手にかけて、ピッチに送り出しました。

試合開始直後に、原志帆が抜け出し、クロスを入れる・・・斉藤がフリー・・・ダイレクトで放ったシュートは、当たりそこね・・・まあ、スタートなので思い切りよく打ってよかった・・・ダブルボランチ、原わ&向山のプレッシングは、99点!一度だけフリーでドリブルされて、スルーパスを出されましたが、それ以外は、完璧に中盤で優位に立っていました。昨日、時田先輩に、「仮想十文字」の中盤を実践してもらったおかげでしょう!

しかし・・・25分・・・向山選手がシュートブロックの際に、足首をひねり、負傷退場・・・「想定外の事件」は、ここ数年慣れていましたが、この試合のネックであったボランチの1枚が欠けることは、大きな痛手となりました。向山選手は絶好調だっただけに・・・

前半何とか0点に押さえ、0−0で終了・・・
記録用紙によると、十文字のシュートは3本、文京のシュートは、オープニングの斉藤ひかりのシュート1本のみ・・・

ハーフタイム・・・選手はかなり疲労していました。新しい芝と、高い気温・・・非常に厳しい状況だったと思います。後半になると、十文字がガンガンロングボールを入れてきました。勝負にこだわる姿勢・・・絶対に負けたくない!という強い気持ちの表れでしょう。パワープレーになると、必然的に、フリーキックが増える・・・44分・・・寺本選手の40mフリーキックを斎藤選手が抜け出して受け、今度は落ち着いて決めてくれました。思わず激しいガッツポーズ・・・「まずい、ここで喜んだら、絶対に追いつかれる」と、わかっていても、喜んでしまいました。すると、1分後、案の定、やられました。すぐに1−1になりました。その3分後、ペナの中でボールを受けた池田選手に対して、バックチャージがあったとの判定で、PKをゲット・・・神様のプレゼント???・・・寺本選手が豪快に決めて、2−1でリード・・・今回は喜びを抑えました。「このまま逃げ切れってくれ」と、守りに入ってはダメだと、百も承知なのですが、東京で常に他のチームを牽引し、躍動感のあるポゼッションサッカーで、私の中では、「あこがれのチーム」である王者十文字に優位に立つと、「早く終わって!」と、思ってしまう私の気持ちもわかってください・・・そこで、リスクをかけずに放り込むのではなく、落ち着いてつないで、ボールをキープできる自信をつけないとダメなのでしょう。54分、セットプレーから、同点に追いつかれ・・・そして2−2で試合終了・・・

後半 十文字のシュートは4本 文京のシュートは6本

先発: GK 中村  DF 岩崎・寺本・宮田・清水 
     MF 原志帆・向山・原和香菜・斉藤  FW 田所・池田

途中交代:三浦→向山(25)・横内→田所(40)

得点: 斉藤(44分)・寺本(48分)



しかし、勝ち点「1」を取れたことで、明日成城学園に勝てば関東出場!
「お前ら、リラックスしてやってこい!今日は勝ち点を取れれば、それでいいんだから!」

この私の言葉が、PK戦敗戦の理由です。

そして、もし、明日、晴海VS十文字がPK戦に突入し、晴海がPK勝ちすると、3チームが勝ち点で並ぶということが、PK戦終了後に判明・・・つまり、成城学園に8点差以上で勝たなければ、第1試合終了時には、関東出場が決まらないということがわかりました。中学生までは数学が得意で、中2の実力テストで、東京都で上位になって、クラスのヒーローになったときをピークに、私の数学力は落ちる一方・・・高1のとき、ベクトルがまったく理解できず、数学は赤点・・・そして文系へ・・・そんな私の計算ミスと、PKのキッカーを気持ちより技術を優先して選択したことで、関東への距離を、少し遠くしてしまいました。
(今日、PK勝ちしていれば、明日、成城に勝った段階で、関東が決まるという状況でした。)

PKを外した選手は、晴海戦で勝ち点2をくれた、ヒロインたちですから・・・外したことをクヨクヨせずに、良い経験にして欲しい・・・きっと、明日は、またヒロインになれると信じて!強い気持ちを持って、トライしよう!

明日の成城戦・・・相手も、プライドを持って、必死に勝ちを狙ってくるでしょう。まずは、しっかり勝ち点「4」を取ること・・・1点差でも良いので、しっかり勝ちきることを優先して、平常心で戦いましょう。あとは、神様、仏様が差配してくれるはずです。

「もっと試合をしてから、関東に行った方がいいよ」と、神様、仏様が思えば、きっと3位になって、関東に行くまでに、4回(東京予選2回、プレーオフ2回)勝たなくてはならないという試練を我々に与えるでしょう。

「君たちは良く頑張った!だから関東に行かせてあげよう!」と、神様、仏様が思えば、きっと2位以上になり、5月5日の子供の日に、3度目の正直を味わえるでしょう!

何があってもポジティブに!人生を楽しく!明るく元気に笑顔を絶やさず!
たくさんの保護者の方の応援、中学生の応援、卒業生の応援、同級生に応援、そしてベンチに入れないメンバーたちの必死の応援に、感謝の気持ちを忘れずに!
Let's Enjoy Bunkyo Style・・・明日も貫こう!

5/3(月) いよいよ明日・・・平常心で戦いましょう!

明日、明後日の集合時間に合わせて、7時30分に学校集合・・・今日もレッズランドの人工芝で2時間の調整練習を行いました。4月から武蔵丘短大サッカー部に入部し、さっそく先日の関東リーグにスタメン出場した時田先輩が、練習に参加してくれました。今日は田所選手、斉藤選手の調子が良く、シュートが決まっていました。明日もこの二人が活躍してくれれば・・・

明日も天気は良い・・・平常心で晴れ舞台に立つのは、難しいと思いますが、大勢の観客の中で、サッカーができる喜びを感じつつも、びびらず、堂々と、戦って欲しいと思います。明日は、王者十文字ですから・・・負けることを恐れずに、チャレンジし続けて欲しいと思います。

日本人がアメリカ人に勝つ事だって、あるのだから・・・


午前中で練習を終え、U15大会の応援に出向きました。今日の相手は修徳中学・・・3年目を向かえ、実力的にもかなり充実してきたチームです。スタートから10分くらいは、必死に守っていましたが、点が入ってしまうと、相手も落ち着いてしまい・・・2点・・・3点・・・4点・・・何点はいるかわからない・・・「ボコボコにやられた・・・」という感じでしたが、あの戦力で、よく頑張った!と、思える場面もたくさんありました。GK横須賀選手、DFの高村選手は、視察に来ていたトレセンコーチからも、高い評価を受けています。自信を持って、頑張って欲しい!

人数もギリギリで、苦しいですが、強豪相手に、スタンドつきのグランドで、大勢の観客の前で、ボロボロになりながら、頑張った思い出は、必ず無駄にはならないと思います。

まだ中学生なんだから・・・これから、いくらでも逆転できますよ!この悔しさをバネに、日々の練習に取り組んで欲しいと思います。それにしても、今日の修徳中といい、昨日の十文字中といい、このまま高校選手権都予選に出てきても、ベスト8に入れそうな感じです・・・




5/2(日) 決勝リーグ第1節・・・去年とは違った・・・

VS 晴海総合 会場:アミノバイタルフィールド

スタートから お互いの長所をつぶし合うような 激しい展開でした。いつものサッカーができない・・・想定はしていましたが、選手はお互いに、かなり慌てていました。

14分・・・右サイドを抜け出した原志帆がクロスを入れ、斉藤がシュート・・・ポストに当たったところを池田がつめて先制・・・勢いに乗るかと思いましたが、晴海のパワープレーに対し、弱気のプレーが続き、徐々に押し込まれ、前半の終了間際は、防戦一方のサッカーになってしまいました。

前半1−0で折り返す (前半シュート数 文京4本 晴海2本)

ハーフタイム・・・校長先生登場・・・

後半の開始直後は、校長効果か、文京が押し込んでいました。しかし、晴海の堅い守備陣を崩すことができず・・・48分、カウンターからの速攻・・・逆サイドに展開された見事なロングパスを受けた、晴海総合長井選手がアウトサイドにかけてファーサイドにファインゴール・・・敵ながら圧巻でした。まさに、堅守速攻を見せつけられ、RESPECT・・・

1−1になると、お互い激しさを増し、負けたくない思いからか、リスクをかけたがらず、蹴り合いになっていきました・・・蹴り合いになると、ヘディングの強さ、コンタクトスキルの上手さで、文京は劣勢になる・・・わかっていても、蹴ってしまう・・・そして60分・・・文京のミスをきっかけに、追加点を許し1−2に・・・ もし、昨年と同じ、60分のゲームであったら、ここで負けていました。「まだ10分ある」・・・FWに三浦梢を投入し、「何か」を期待しました。しかし、まだまだ当たりが弱く、ボールをさわれない・・・「まだ無理かな・・・」と、交代用紙を書いて、次の選手に紙を渡したとき、三浦梢が横にドリブルしながら時間を稼ぎ、そこに池田紗弓が動き出し、オフサイドギリギリのパス・・・見事に通り、そして、池田選手が確実に決めて、65分、同点に追いつく・・・1年生コンビが、絶体絶命のピンチを救ってくれました。5分で交代になった三浦選手・・・まさに、スーパーサブとして活躍しました。

そして70分間のタイムアウト・・・2−2 (後半シュート数 文京4本 晴海5本)

PK戦に突入・・・昨日、レッズランドでPK練習をして、キックの状態を見ていたので、迷わずに順番を決めることができました。お互い、外すことなく8人目まで行きました。そして、晴海の8番手のキックをGKテツの右手が弾き、初めて×印がつく・・・ここで後攻の文京が決めたら勝ち・・・キッカーは岩崎選手・・・「ど〜しよう・・・」と、頭を抱えなが、PKマークに進む・・・これは相手を油断させるパフォーマンスだったのでしょうか???見事なキックで8点目を決め、8−7で勝利することができました。たくましくなった選手たち・・・めぬまカップの3位決定戦・・・PK0−1という前代未聞のスコアで、日ノ本に敗れてから、PKを真剣に練習するようになった・・・おかげさまで、勝ち点「2」をとることができました。

先発: GK 中村  DF 菊池・寺本・宮田・清水 
     MF 原志帆・向山・原和香菜・斉藤  FW 田所・池田

途中交代:岩崎→清水(HT)・三浦→田所(60) ・伊藤→三浦(64)

得点: 池田(14分・65分)

第二試合 成立学園 VS 修徳 は スコアレスドローで、PK戦に・・・こちらは5−4で成立学園が勝利しました。

第三試合 村田 VS 飛鳥 は 2−0で村田が勝利しました。

第四試合 十文字 VS 成城学園 は 11−0 で十文字が勝利しました。

試合終了後、中学生の人工芝調整を予定していましたが、カルガモ隊が急遽戸山高校に練習試合に行くことになり、高校生のサブ組を最後まで残し、十文字中学と25分×4本のゲームを行いました。十文字の中学生の上手さと強さに圧倒され、1本目は、ボコボコにやられてしまいました。

「何のためにこんな遅くまで残っていたの?サッカーができれば、それでいいの?レギュラーに這い上がりたいから、残ってるんじゃないの?明日も朝7時30分集合なんだから・・・なんとなくこなすだけの試合なら、やらないほうがいいよ・・・特に3年生は、受験生なんだぞ!受験勉強をやらないで、サッカーやるんだったら、もっと真剣に取り組め!」と、厳しい言葉をかけました。

すると、3本目、4本目は、気迫溢れるプレーが見れるようになり、野田・稲葉のスピードを生かした攻撃を演出できるような共通意識を、チーム全体が持てるようになり、得点することができました。「やればできるじゃないか・・・だったら、最初から、やろうよ!」と、言いながら、遅くまで残って、練習ゲームをやって良かったと、満足感を得ることができました。「撤収しま〜す!」とアジスタに電話をすると・・・「すみませんがゴールを片付けてください」と、言われ、最後に一仕事・・・学校に戻ったのは9時でした。

7時30分〜21時まで・・・13時間30分の生徒引率でしたが、勝ち点「2」をゲットできたことで、疲れも感じず、幸せな気分で帰宅できました。PKを止めたテツ、PKを決めた選手たちに、感謝・・・去年とは違った、「勝利の喜び」を感じることができた決勝リーグ
初日でした。

しかし、まだ安心はできません。残る2試合、今日のように慌ててしまわないように、しっかりと調整したいと思います。十文字は、言わずと知れた、優勝候補・・・今日も成城学園から11点を奪う猛攻を見せました。一方の成城学園は、GKの飛び出しがすごい・・・PK2連勝でベスト8に勝ち進んできた理由が、よくわかりました。そう簡単に、得点できる相手では無さそうです。気を引き締めて、練習!練習!関東まであと一歩・・・

十文字・成城学園の試合観戦中・・・私が後ろにいるとは知らず・・・「甘ったれ」と、「しっかり者」の区別をしていました。試合を見ながら、何かをつかもうとする者・・・「練習試合までは、まだまだ長いなあ〜」と、マッタリしている者・・・キャプテンテツは、思わず、「もっと荷物をまとめて・・・」と、注意して帰っていきました。「勝って兜の緒を締めよ!」・・・全員が戦う集団にならなければ・・・

※今日の2コマ

ベンチでやや荒れてしまい 収容されました。

でも・・・それだけ、選手の頑張りを見てきたから、熱くなるのですよね・・・
でも・・・お嬢様のご学友もいるので、あまり熱くならないようにお願いしますね。

最後に・・・3月に卒業した、時田さん、原武さんが、応援に来てくれました。原武さんが、「写真とってください」と言ったので、私と記念写真を撮るのかと思ったら、ホームページに掲載する写真をピンで撮ってほしいという意味でした。二人とも元気そうで、何よりでした。また応援に来てください!

5/1(土) Third time’s a charm!Or What happens twice will happen thrice !

昨年、一昨年と、高校選手権都予選にて敗退しました。
2008年は 代表決定戦で 晴海総合に敗退
2009年は 決勝リーグで、修徳・村田に破れ、成立に分け、ブロック最下位で敗退

そして2010年・・・今年はどんなドラマが待っているのでしょうか???




明日からの人工芝決戦に備え、レッズランドで2時間のトレーニングを行いました。明日の試合会場はアミノバイタルフィールド・・・ここ2年は、補助役員としての参加でした。明日は、試合ができるだけでも、うれしいと思って、元気いっぱい、大歓声の中でプレーできる喜びを感じて欲しいと思います。

明日からの決勝リーグ・・・日野先生からご指摘をいただき、急遽、要項を変更しました。要項では、勝利の場合、「勝ち点3」、引き分けPK勝ちの場合、「勝ち点2」、引き分けPK負けの場合、「勝ち点1」となっていましたが、これでは、2分(2PK勝ち)1敗のチームが、1勝2敗のチームを上回ってしまうので、適正ではないとのこと・・・埼玉では、PK戦ありのリーグ戦の場合、勝利の勝ち点を「4」にしている・・・というわけで、ベスト8のチームに連絡し、変更の主旨を説明しました。みなさん、快諾してくださいました。

要項の途中変更は、確かに良くないことですが、今年から新規にPKを取り入れることになった過渡期のミスということで、ご理解いただけました。

明日からの決戦・・・盛り上げていきましょう!東京劇場・・・いよいよスタート!

第1幕 5/2  アミノバイタルフィールド

10:00  晴海総合 VS 文京学院
12:00  修徳    VS 成立学園
14:00  村田女子 VS 飛鳥
16:00  十文字   VS 成城学園

70分ゲーム 同点の場合 延長戦なし PKあり