6/30(木) 中学生の目標となる大会 中学生は、5月5日以来、2ヶ月近く、公式戦がありませんでした。 1部リーグに所属しているチームが、関東大会へ進めないと、こんなに長い期間、空いてしまうのか・・・ということを思い知らされた2ヶ月でした。高校生は、皇后杯があり、そのあと、高校選手権があるので、気持ちを切り替え、次、次、と、モチベーションを上げられますが、中学生は、非常に難しいと思います。 中学年代の登録選手数の落ち込みへの対策の検討 というのは、JFAの改善課題の中に、今年も盛り込まれています。その対策のひとつに、「全国中学校大会の実施」というのがあげられてきましたが、まだまだ実現に向けては、越えなければならないハードルがたくさんあるようです。そんな中、自力で頑張っている、愛知県のウメさんが、今年も名古屋で、中学校大会を開催してくださっています。 尾張なでしこカップ という名称をつけてしまいましたが、きっとJFAから指導を受けるでしょう。 「なでしこ」というのは、大会名では使用してはいけないのです・・・しかし、そんなことはまったく気にせず、組織を嫌い、群れることを嫌がり、常に子供たちを一番に考える、大阪のTeacherXのような先生もいらっしゃいますから、気にせず頑張ってほしいと思います。 ということで、中学生には、全国大会に出場したような気持ちにさせてくれるこの大会は、ありがたい限りです! 今年は山田監督がドイツ遠征で不在のため、私と高校生が面倒を見ることになります。頑張ります!! 尾張なでしこカップ ◆組み合わせ→2016kumiawase.pdf へのリンク ◆スケジュール→2016schedule.pdf へのリンク |
6/26(日) インターハイ抽選会ほか なんだか、いろいろあった一週間でした。 もし、村田にPKで勝っていたら、全然違う一週間だっただろうなあと、しみじみと思いました。 土曜日、日本サッカー協会にて、インターハイの抽選が行われました。 55チームの男子の抽選が先にあり、16チームの女子は、その後・・・ まずは、シードを4つ 近畿第一代表 日ノ本学園 ←昨年の日ノ本の優勝を受けて 近畿第二代表 大阪学芸 ←昨年の大商学園の優勝を受けて 九州第1代表 神村学園 ←昨年の鎮西学園の3位を受けて 関東第一代表 星槎国際 ←昨年の修徳の3位を受けて そして、今年の開催県、広島県代表、広島文教を引き その後・・・・そして、こうなりました。→インターハイ組合せ(2016年女子) 神村、藤枝順心という、選手権の決勝カードが1回戦・・・ このようなことを避けるためには、地域同士が当たらないように、左右の山に振り分けるということをやめるしかありません。そして、2回戦からは、同地域同士の対戦がアリというインターハイになります。 ある男子部の先生からは、「クレームがつかないようにするには、シードだけ決めて、あとはフリー抽選にした方が、良いかもしれないですよ。」と、言われました。夏の会議で、検討したいと思います。 日曜日、高校の説明会・・・高校サッカー部希望、3名それぞれ、期待できそうな選手たちでした!! それぞれ、3人にはドラマがありました。 Aさん 文京学院中学と試合をしたときに、「このチームでやりたい。」と、思ったという選手。 Bさん 中学時代、ラグビーとサッカーの両方をやっていたという選手。 Cさん 少女から4種に移動し、その後は、たった一人の女子選手として、男子チームでやっている選手。 それぞれのドラマの詳細は、個人情報ですので、ここには書けませんが、チャレンジすることで、困難に直面し、それを乗り越えようと努力することで、進路が見えてきた・・・という、しっかりした3人でした。将来の希望も、体育教師、理学療法士、スポーツ関連の仕事(Aさん・Bさん・Cさんの順序とは違います)、と、イメージできているので、こんな早い時期から、文京を訪れてくれるのだと思います。保護者の方も、「結果も大事かもしれませんが、それよりも、3年間を通して、成長してくれるようなチームに娘を預けたいです。」と・・・このホームページを見て、共感してくださり、本校を選択肢に入れてくださった方々なので、あまり説明しなくても、通じ合うものがあり、ありがたい限りでした! 説明会を終え、十文字グランドへ。 久しぶりに、早く帰宅して、ゆっくり寝たい・・・という悪魔のささやきもありましたが、小尾先生、梅原先生が運営をされているのに、行かないわけにはいなかい・・・ 皇后杯東京予選高校ラウンド 修徳 1-1 PK5-4 村田 十文字 5-1 飛鳥 午後4時の段階で、WBGT温度計は、25℃でした。 屋根の無い人工芝ピッチの場合、制限は28℃・・・どうなるでしょうか、今年の夏。 |
6/20(月) 大切なのは負けた後の心の持ち方 勝利せずして、得るものなし。 勝てば、自信が手に入り、そして、ベスト4、さらに代表権獲得へ向けての戦い、そして、新たな世界が広がる。 しかし、負けてしまったら、何も手に入らない。 ほんの一瞬の油断で、人生が変わってしまう・・・ しかし、ずっと勝ち続けられるチームは、1チームしかない。どこかで負ける。 負けたらそこで終わりだが、負けた時の気持ちの持ち方で、成長することができる・・・ 今日の練習で、2年生が成長できることを祈っています。 インターハイ予選の飛鳥戦・・・「文京は、全然怖くなかった」と、言われていると山田コーチから聞き、悔しかったですが、確かにその通りだと思いました。私には言えないでしょうが、山田先生には、言いやすいのでしょう。どうすれば、怖いチームになるか・・・やはり、攻撃に厚みとスピードがあるチームにならないと、怖さが出ないと思いました。そして、有澤選手の抜け出しの速さ、最後まで落ちない走力に、攻撃の起点を移し、権田選手をボランチへコンバートしました。「守備が手薄になるのでは・・・」と、キャプテン清水からは、不安の声もありましたが、私が関東大会で不在だった、メニーナとのトレーニングマッチで、清水は、「有澤をFWでやりたいのですが。」と、山田先生に進言したと・・・そして、山田先生から、「非常に良い内容のゲームでした!」と、報告メールがあり、その時に、「これは行ける!」と、確信しました。そして迎えた村田戦・・・狙い通り、しっかり守備をして、奪ってから素早く攻撃に枚数をかけていくというプラン通りのサッカーがある程度できました。80%が守備でしたが、抜け出すことが何度かできました。 しかし・・・有澤選手は、昨日の試合で内側靭帯損傷・・・しばらく戦線離脱です。 また、試練(ordeal)です。 God never gives us an ordeal that we cannot get over. Oh, My God!!!! 英語の得意な有澤選手に敬意を表し、英語で書いてみました!!
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6/19(日) 皇后杯だけど高校サッカーでした・・・村田にPK負け 皇后杯東京都予選高校ラウンド 準々決勝 VS 村田女子 GK 滝口(文京学院中 3年) DF 渡辺(文京学院中 2年)・千葉(文京学院中 2年)・東(文京学院中 2年)・中村(戸木南ボンバーズ 3年) MF 松村(文京学院中 3年)・清水(文京学院中 3年)・権田(文京学院中 3年)・小野寺(SFIDA世田谷 1年) FW 有澤(フィオーレ武蔵野 3年)・麻尾(つくばFC 2年) 交代なし 得点 1(0,1)-1(0,1) PK 3-5 負け 文京学院得点 有澤 矢代先生が、山田先生に伝えた言葉によれば、村田女子の今日のメンバーは全員が高3だったとのこと。 山田先生が試合中にポツリと漏らした言葉によれば、「私もああやって、高校時代は意味の無い声掛け<そこ頑張ろう!or 声だそう!など 具体的な指示では無い声掛け>とかしてたんですよね。でも、それが高校サッカーなんですよね。」 失点の場面は、クロスに対して、DFも先にさわれず、GKも出れなかったという、新人戦やインターハイ予選の時と同じような失点でした。得点の場面は、清水選手のフリーキックからのこぼれ球を、有澤選手が決めるという展開でした。よく追いつきました・・・そして延長なしのPKへ。 村田のPKは、さすが、と思わせるような貫禄のキックでした。文京の5番手、キャプテン清水が蹴る前に、無情にも試合終了。またしてもベスト4の壁は破れませんでした。 しかし、5月の中間試験明けから、1ヶ月計画で、サッカーヲタクの山田コーチ、フィジカルオタクの西山コーチの協力を得て、チームを強化してきた成果は、私だけではなく、選手たちも感じているはずです。鹿島でのトレーニング、メニーナとのトレーニングマッチ、慶応大とのLiga、一歩一歩成長した選手たち。選手権予選まで、あと2ヶ月。決して越えられない壁ではない。でも、簡単には越えられない壁です。皇后杯の高校ラウンドを実施することで、高校サッカーの真剣勝負の場が、1回増えたということが、何よりうれしいことです。負けても相手をリスペクトできる・・・そして、次にまた頑張ろうと思わせてくれる高校サッカーに感謝します。そして、自チームの活動を犠牲にして、新小岩まで試合球3個、審判費、会場費などを電車で運んでくださった小尾先生には、頭が上がりません。本当にありがとうございました。
皇后杯東京予選 高校ラウンド 準々決勝結果 十文字 7-0 晴海総合 飛鳥 3-2 成立学園 修徳 5-0 東久留米総合 村田 1-1(PK5-3) 文京学院 |
6/18(土) 43200円のグランド 最近の替え歌で、大学関係者にウケた、「2億4千万のグランド♪~エキゾチック 〇〇〇an♪~」 この規模に比べたら、43200円なんて、微々たるもの・・・と、思うほど、大きな人間ではありませんでした。 今年から利用料金が大幅に引き上げられたレッズランド。 昨年まで1時間8640円だった人工芝は、1時間14400円になりました。 今日も2時間で予約をしていましたが、その後の1時間も空いていて、3時間にするか、フットサルコートに移動して、ミニゲームにするか、選択を迫られました。そして、受付のお姉様の笑顔に負けて、3時間、借りました。 このペースで行くと、ヤバい・・・エキゾチック〇〇〇an・・・しかし、そのおかげで、中学生が、たくさんゲームをできました。きっとこの投資が、選手たちの肥やしになると信じて、今後もケチケチせずに、グランドを借りまくります! 夜に、卒業生の徳永さんと、梅田さんから、メールが入っていました。 徳永 恵比寿に来たので、自分の名前のところ(ホルモン徳ちゃん)にきました。お疲れ様です。 梅田 夏妃と穂乃佳と恵比寿で飲んでいて、先生のお宅の前まで行ってみました。車が無かったので、お出かけ中かと。 それぞれ、違う代のキャプテンです。徳永たちの代は、あと一歩というところで、関東に行けなかった・・・梅田たちの代は、文京を初めて関東に導いた・・・ふたりとも、Around 30 ですね。そろそろご結婚でしょうか・・・おそらく、それぞれ違うグループで飲んでいたのでしょうが、偶然にしては、怖すぎます・・・ さて、今は、6月19日の朝、6時10分です。 村田女子の矢代先生から電話があり、今日の試合のユニの確認・・・ そして、「記録は、勝ったチームがやることにしよう!」と。 勝って気分よく記録係をやれるかどうか・・・見ている人が、グッとくるような、名勝負ができるように! よろしくお願いいたします。 |
6/17(金) U16とU18 草津カップの登録に当たり、高校チームを2つに分けました。 A・Bという分け方をすると、Bチームのモチベーションが上がらない・・・ そこで、高2・高3 の U18 と 高1 の U16 というカテゴリーに分け、草津までの1ヶ月、チャレンジしてみたいと思います。ただし、現時点で、高1から2名の選手をU18へ昇格させたため、U18から2名の選手をU16へ派遣。後輩たちをまとめることの難しさを体験しつつ、成長してもらうことをテーマにした選手と、後輩たちに負けないという気持ちで自分の技術、体力を向上させることをテーマにした選手です。 草津が終わった時点で、さらにU16とU18の入れ替えがあるか、無いか、楽しみです。 高3は、いつも書いているように、意識が高い・・・ 慶応戦の後、サッカーノートを出してきたは、高3のみ。 受験で忙しいはずなのに、「最後」と思うと、ペンも動き、皇后杯予選に向けての、自分の想いを書ける・・・ 国体練習会に派遣している清水、松村も、練習会の後に、報告メールを送ってきますが、その文章にも、責任感と自信が感じられるようになってきました。 高1・高2はきっと、皇后杯が終わった後に、出場した選手の何人かがノートを出すのでしょう。負けてしまっていたら、そこからは改善ぜきませんね・・・ 毎年、毎年、この時期にやる気を出せるのは、高3なのです。これは、いつの時代も変わりません。 勉強も一緒ですね。 塾の講師をしていた時代・・・高3生の意識の高さに、自分も刺激を受け、「こいつを絶対に合格させてあげよう!」と、毎晩毎晩、入試問題を研究しました。しかし、高2、高1の生徒は、受験を意識できず、授業を受けても忘れ、また忘れ、塾に来る意味なんて、無いだろうと思いながら、「どうすれば、意識が高くなるのか」と、思い悩んで、授業のやり方を工夫することだけを考えていたような記憶があります。高3になった時、「もっと早くからやっておけば良かった・・・」と、みんな決まり文句のように言うのです。サッカーも同じかもしれません。だから、全員が高3のような意識になれと言っても、無理だとわかっています。しかし、一人か二人くらいは、意識の高い高1・高2に登場して欲しい・・・これは、教師のエゴかもしれませんが、そうなったら、本当にありがたいですね。そして、そうなったら、U16・U18の入れ替えが起こるのでしょう!! |
6/13(月) バレー部も走り勝った!? 勝って当たり前 と 言われるバレー部・・・しかし、今年は怪我人も多く、戦力的にも厳しい。 先日の関東大会も、1回戦負けという結果に終わり、インターハイ予選も、ベスト4に入るのが、かなり厳しいと、吉田監督もめずらしく危機感を感じていました。その相手が、中学時代に結果を出した選手たちが高3になり、3年計画で全国出場を目指してきた、まさに、「今年が勝負」と言われている駿台学園・・・どうなることかと思っていましたが、フルセットの末、最後は体力で上回り、勝利!! 以下のようなメールが吉田監督から発信されました。 昨日、高校総体予選2日目(ベスト4決定まで)が江戸川高校で行なわれました。 結果は以下の通りです。 3回戦 2-0 東大和 4回戦 2-0 城東 準々決勝 2-1 駿台学園 大方の予想を裏切り、ベスト4に残ることができました。来週の19日も試合になってしまいました。 「文京学院の全員バレー」が今年初めて機能した試合でした。 19日の試合について ■ベスト4チーム… 会場:エスフォルタアリーナ八王子(遠い…京王線の高尾駅の手前、挟間駅前らしいです。) 第1試合A - D B - C 10時開始 第2試合A - C B - D 11時頃 第3試合A - B C - D 13時頃 A下北沢成徳 B八王子実践 C共栄学園 D文京学院 やはり、吉田監督は、タダモノではない・・・ さて、昨日、サッカー部のOGで、慶応大学サッカー部主将を務め、現在は大手損保会社に勤務しながらSFIDA世田谷でプレーする原志帆選手のお母様から、会社の会報誌をいただきました。そこには、数多い新入社員の中から原さんがチャッカリ選ばれ、社長と対談している記事がありました! 仕事とスポーツの両立に挑戦している という見出しで 社長「原さんは、慶応大学体育会のサッカー部のキャプテンだったんですね。今でも続けているのですか?」 原「はい、なでしこリーグ2部に所属して、仕事となでしこリーガーの両立に挑戦しています。」 社長「週に何回練習しているのですか?」 原「土日を含めて週5回で、平日は仕事を終えてから練習に出向いています。最近、行けないことも増えていますが、職場の皆さんには応援してもらっています。」 社長「お客様や代理店さんも巻き込めばいいですよね。」 原「そうですね。日焼けしているので、初対面の方からも、「何かやっているの?」と、声を掛けていただくことが多いです。チラシをお渡しして、「応援に来てください。」と、言うこともあります。 社長「素晴らしいですね。ファンを増やして、諦めないで続けてくださいね。応援しています。」 というような 対談が掲載されています。(それ以外にも仕事のことなど・・・) Excellent Company ではなく Good Company を目指す・・・ 文京学院も Excellent Team ではなく Good Team を目指しているので、原さんは、この会社の社風に合っていると感じたのでしょう!! harashihochakkari.pdf へのリンク 今日は雨でしたが・・・そのおかげでテニス部、ラクロス部が校庭を使用せず、思う存分?練習ができました。 |
6/11(土) うれしいお知らせと残念なお知らせ うれしいお知らせ ★今期Liga 初勝利でした。(VS 慶応大学 4-2 勝利 得点 千葉・麻尾・松村・有澤) ウーマンオブマッチは、渡辺ニコ選手でした。 試合中、山田先生から、「ニコハチ!ニコハチ!(ニコは8番をマークしろ!)」と、言われながら奮闘していました。 九九の計算を間違えている大人だと勘違いされたかもしれません。前半、DFの処理ミスと、GKの判断ミスが重なり、いきなり失点。0-1で後半を迎え、そこから、コーナーキック(清水→千葉)で1点とり同点。その後、追加点を許すも、有澤の突破から最後は麻尾が決め、2-2。その後、暑さでバテ気味の選手を交代させると、松村のコースをしっかり狙ったナイスゴールで3-2。さらに、佐藤からのクロスを有澤が決めて、4-2。試合終了・・・久しぶりに、うまく得点が入った・・・というような試合でした。
★高1チーム【佐藤・小野寺を除く】で、東京スポーツレクレーション専門学校が主催するTSRカップに参加しました。土日の開催でしたが、土曜日は、2年生の森本・松本・野田・石井・松井・加藤選手もサポートに入り、飛鳥高校のトップチームと対戦しました。0-4で負け。内容的にも圧倒されました。しかし、良い経験になりました。男子の強豪、東大和高校との試合は、まだ相手が立ち上げたばかりのチームだということもあり、勝たせていただきましたが、顧問の先生は、男子を強化してきた先生なので、近い将来、上位に入る可能性があるチームだと思いました。日曜日、午前中は南稜さんと、野球場でフレンドリーマッチをやらせていただき、途中、教育実習中の野田先生に任せ、私はLigaへ。午後、3位決定戦(VS JEF・千葉 U15)との対戦に勝利し、3位になったという報告がありました。「選手たちは、疲れを知らず、すべての試合を全力で楽しんでいました。牛丼をみんなで仲良く食べていました。1年生チームの団結力を感じられ、とても充実した一日になりました。」(実習生:野田)
残念なお知らせ 慶応大学下田キャンパスから、駅に向かう女子高校生4~5人が、集団で、だらしなく食べ歩き(から揚げ)をしていたという通報がありました。ポロシャツの文字、エナメルバックの文字から、文京学院サッカー部の生徒であることが明確だったと。念のため、部員に確認すると、身に覚えのある者が、名乗り出てきました。残念です。わざわざバスを出しても、帰りにバスに乗るのは8人だけ・・・仕方ないと思っていましたが、こんなことになるとは・・・・キャプテンは責任を感じ、「普段から厳しく言えない高3の責任です。」と、謝罪してきましたが、厳しく言われなくても、自ら考えて、これは正しい行動か、そうでないかを判断できる人間になって欲しい・・・というのは、理想でしかないのでしょうか。うれしい勝利の後だっただけに、なんとも切なくなりました。部活を通して、人間として成長しないのであれば、部活なんて辞めた方が良い。高体連サッカー専門部の女子委員長が管轄する部活が、こんなことでは、もう委員長は辞職しなければなりません。不愉快な思いをさせてしまい、関係者、住民の方々には、多大なるご迷惑をおかけしたこと、この場を借りて、謝罪いたします。今後は、現地帰りの禁止など、対策を考えていきたいと思います。 |
6/8(水) 体育祭を終えて サッカー部の生徒たちにとって、体育祭は、活躍の場・・・芸能人になったような気分で、代々木体育館を疾走できます。国立競技場だったら、もっとテンションが上がるかもしれませんが、体育館の方が、歓声が響き渡り、大型スクリーンに流される映像のクオリティーも高く、気分も高揚するのでしょう。 バレー部の生徒たちにとっては、インターハイ予選直前の大事な時期にある体育祭・・・怪我などしたらアウト・・・ということで、「真剣に走るような競技には出るな!」というのが、暗黙の指令だったようですが、ここ数年、バレー部も「ラントレ」を実施しているので、走ることに貪欲な生徒が増え、真剣に競技に取り組んでいました。 100mの記録は、 1位 バレー部 Oさん 14.04 2位 サッカー部 麻尾さん 14.79 3位 サッカー部 松村さん 14.88 3位 理数キャリア Tさん 14.88 5位 サッカー部 権田さん 14.92 でした。ラントレの成果は、昨年と比較しないとわかりませんが・・・直線ではなく、カーブがあり、しかも体育館ということを考えると、なかなか速い・・・と、体育科の先生に言われました。 クラス対抗リレーは、2杉4名(麻尾さん、東さん、加藤さん、バレー部Oさん)が、権田さん・滝口さんを擁する3年生に2.6秒の差をつけて、優勝しました。うれしそうな2年生、悔しそうな3年生・・・久しぶりに勝った喜びと、負けた悔しさを味わったことでしょう。3年生は最後の体育祭なので、もうリベンジできません。きっと、この悔しさをバネに、サッカーでも同じようなことにならないように、死ぬ気でトレーニングすることでしょう。
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6/6(月) 祝 十文字高校インターハイ出場 残り1枠をかけて行われた、インターハイ総体予選3位決定戦は、2-1で十文字が幕総を破り、2回目のインターハイ出場を決めました。これで、東京は、5大会連続で出場となります。今回は、本当に僅差の試合が多く、他県の「東京には負けない!」という気迫を感じました。関東ナンバーワン、日本一も狙えるといわれてきた十文字が、まさか・・・というプレッシャーがかなりあったと思いますが、死闘を制し、広島への切符を手にした十文字高校・・・お疲れ様でした! そして、朝6時から動き、運営に奔走してくださった千葉県の先生方、補助役員の皆様、本当にありがとうございました。 昨日、私の隣で試合を見ていた、某世代別代表監督は、「北朝鮮の選手だったら、あんなバックパスを出したら死ぬ気でとりにくるよ」と、言っていました。国を背負って戦う選手たちの厳しさを、この年代から知らないと、世界で通用しない・・・と、つぶやいていました。うまいだけではダメ、強いだけでもダメ、でも、緊迫した試合では、うまいけど強くない選手より、うまくないけど強い選手の方が、勝利をもたらす・・・でも、落ち着いた心理状態で戦うと、やはり上手い選手が勝利をもたらす・・・技術は裏切らない・・・そんな感じでしょうかね。 関東第1代表 星槎国際湘南(神奈川) 第2代表 前橋育英高校(群馬) 第3代表 十文字高校(東京) ※ エントリーを早目にお願いします!! 抽選会は6月25日、JFAハウスにて行われます。 第1代表の星槎は、シードになります。(昨年、修徳が3位だったため) 試合会場は福山市です。登録選手以外の宿は、まず、確保できないと思います。控え選手、保護者の方は、おそらく福山市には宿泊を確保できないと言われております。早めに対策を・・・ 7月28日開会式 1回戦 29日 2回戦 30日 準決勝 31日 休養日 1日 決勝 2日 ※決勝は男子と同じ、広島エディオンスタジアムで行われます。休養日に移動になります。 インターハイに、各都県から出場できるようになれば、男子や、他の競技と同じように、関東大会は関東大会で完結し、ここからインターハイ予選がスタートすることになります。そうなれば、もう少しチームが成熟したところから、予選が始められます。しかし、まだまだ女子の加盟は増えません。もし私が全国の委員長ではなく、東京の委員長だったら、インターハイに出場するまでの試合数を考慮に入れ、46の加盟のある東京と、36の加盟がある埼玉は、都県予選からインターハイへ、残り1枠(加盟が増えれば2枠)を、6県で争うプレーオフ制度を提案するかもしれません・・・が、きっとそんなことをしたら、群馬、神奈川から、反対が出るでしょう。しばらくは、現状維持が続くと思われます。みなさん、頑張りましょう!!東京予選は、拮抗した試合が多いので、攻守におけるチームの特長がすぐにわかってしまいます。ビデオで、徹底研究されてしまう東京は、不利!!と、思うのではなく、それを想定して、その上に行かなければ、東京代表の連続出場は、至難の業かもしれません。
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6/5(日) 関東大会 関東大会、決勝進出は 前橋育英と星槎国際 になりました。 東京代表の十文字は、今日の3位決定戦で、残り1枠をかけて、千葉県代表幕張総合高校と戦います。 千葉県開催で、千葉県に大変お世話になったので、頑張れ十文字 とは、言えませんが、 自分たちの力を発揮できるように・・・ 大会期間中なので、コメントはこの程度にして、裏方の先生方を紹介します。 男女共催となったことで、大会規模が10倍以上になりました。 しかし、男子と比べると、女子は観客も少ない、応援団も少ない、運営陣も少ない・・・ だからこそ、みんなで力を合わせていかないと、あっという間に消えてしまう・・・ 予算削減がテーマになっているスポーツ界で、女子サッカーが、こうした大会を維持していくには、まだまだ課題がたくさんあります。ぜひ、先生方全員で、高校女子のみならず、高校生年代のクラブチームの選手も含めて、日本の女子サッカー選手の未来を真剣に考えて欲しい・・・と、思いました。 そして、男子部の運営に携わっている先輩方は、「俺はもし担任と顧問を外されたら、辞表を出すつもりだ。管理職なんかになりたくない。絶対にグランドに立って、教室に立って、定年を迎えたい。」と、力説していました。教師魂のある人たちが、この組織をつくってきたんだということを、あらためて実感しました。
土日の活動は、山田先生に、中高ともに見ていただきました。 土曜日は、レッズランドでトレーニングとゲーム。 日曜日は、ヴェルディーグランドで、メニーナとトレーニングマッチ。 「高校生、とてもよかったです!」と、めずらしく褒めてくれました!! 清水選手からの報告でも、「成長」を感じたものでした。 新しいことにチャレンジしているところなので、今は発展途上ですが、スタートはまずまずのようです。 高校生には関東リーグのチームでやってくださったとのこと。教え子を呼んでくださり、鍛えてくださった寺谷さんには、本当に感謝します!! |
6/2(木) BからAへ レッズランドにて、90分間だけサッカーをやりました。Aチーム VS Bチーム のつもりでしたが、どちらも精彩を欠き、まったりしたゲームになってしまったので、途中でメンバーチェンジ。3名の選手を入れ替えました。すると、Aチームが得点を重ねました。この3人を、BからAに昇格。これでAチームがフィールド19名になりました。 明日から私はインターハイ関東予選の運営で、千葉県の五井に出向きます。 しばらく更新できませんので、ご容赦ください! 「出場できなかった悔しさ」を、選手たちはもう忘れているかもしれませんので、私が代わりに味わってきます! |
6/1(水) 6月になりました 今年も、もう折り返しの月になりました。早いものです。教育実習がスタートしました。 大東文化大学サッカー部の野田先輩が、実習に来ています。 高校時代、ポジションが空く・・・と、思って、いきなりGKに転向。 守護神、いや、守護霊、佐藤みのり先輩の後、初心者のGK・・・これは大変・・・同期の仲間たちが、必死に教えました。大学に入ってからも、GKを継続。これまた先輩GKがいなくなり、試合に出るようになると、自分のミスで敗戦・・・という試合が続いたそうです。高校時代のように、教えてくれる仲間はいない・・・社交的に見えて、意外とシャイな野田先輩は、誰にも相談できず、Webを見て、ひとりでGK練習をしたそうです。7時から始まる練習も、一番早く行き、ひたすら練習したとのこと。それでも、自分が試合に出ると、「あ~ あのGKが出てきちゃった~」と、応援席からため息が聞こえたそうです。それが悔しくて、その後も、必死に頑張ったとのこと。そして昨年、正GKとして挑んだ皇后杯で全国ベスト16、大学リーグの優秀選手にも選ばれました。人を動かすのは、愛か、悔しさか、どちかしかない。今成長できない人は、きっと日常の生活に満足しているのかもしれません。野田先輩のストーリーが、後輩たちに変化をもたらすことを祈っています。
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5/30(月) 山田ゆり香サッカー教室へ是非!! 小学生でサッカーをやっている女子の皆様!! よろしければ、サッカー教室に来ませんか?? しつこく入学を勧誘するとかはしませんよ!! 十文字や修徳に入りたいなら、紹介もしますよ!! この時点で、やや胡散臭いですが、只今、3名のお申込みをいただきました。 こんなページをつくってみました!! →山田ゆり香サッカー教室 |
5/29(日) 年功序列の選考 土曜日は、レッズランドで練習。中高のAチーム 14:00~16:30 中高のBチーム 15:10~18:00 というように分割しました。今日の高校生のAチームは、18名。そして、キーパー2名から1名、フィールド16名から13名を選考すると宣言。上手さは、それほど変わりませんが、強さは、その時の意識によって変わるもの・・・今回は、高2森本選手のパフォーマンスに、伸びシロを感じました。それ以外の選手は、私も山田先生も、「差」を見いだせなかったので、今日の選考は、年功序列にしました。 日曜日、私が国際フォーラムで説明会だったため、山田先生が中高Aチーム合計27名を連れ、鹿島ハイツへ行きました。午前、午後の2部に分け、「判断の質・速度を高める」をテーマに、トレーニングしていただきました。山田先生も、キャプテン清水も、「とても充実していました!」と、報告してくれました。来週末も、関東大会役員で私は不在のため、山田先生にお願いして、引き続き強化プログラムを続けます。中高Bチームは、17時~19時に、学校でトレーニングを行いました。こちらも、「仕掛けるか、FWにパスか、サイドを使うか」を、判断する Game Situation Training を行いました。積極的なプレーが増えてきたので、今後の成長が楽しみです!
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5/27(金) 6月の目標設定 高校生は、どんな状況でも文京らしさを演出できるように、清水・松村のレベルアップを目指しています。国体選考会への参加で刺激を受け、国体コーチの山田先生による松清(マツキヨ)再生プログラムで、ヒントをつかむ・・・そんなプログラムを実践していきます。さらに、フィジカル面での強化を西山トレーナーに依頼し、「強いぞ文京」をアピールできるようにしていきます。私は、Bチームが前向きにサッカーに向き合い、成長できるように考えていきたい・・・そんな6月を目指します!! 中学生は、山さん寺さんの関係で、全国大会に出場しても実現できない、本家メニーナとの勝負をさせてもらうことができるので、それをひとつの起爆剤に、大きく成長できる6月にしていきたい・・・そして、1部リーグで、全勝を目指したい!!かどうかは、わかりませんが、きっとそう思っているでしょう。 |
5/26(木) 高橋さんラストラン サッカー部バスが、文京学園の所有に変わった後、長い間文京バスを運転してくださった高橋さんが、69歳の誕生日を迎え、運転代行会社の社内規定に則り、「ご退職」となりました。「木曜日で、高橋さんが最後になります。」と、選手に伝えると、選手たちのみならず、保護者の方も花束を持って新小岩まで来てくださいました。レッズランドの近くにお住いの高橋さん・・・このあたりの裏道をたくさん教えてくださいました。鹿島はもちろんのこと、妻沼、草津、富士、大阪、仙台、小牧、和倉温泉・・・と、5年間にわたり、選手たちを何度も何度も運んでくださいました。今後ももしかしたら、「今日は予定していた運転士が風邪ひーちまったから、俺が来たよ!」と、登場してくださるかもしれませんが・・・本当にありがとうございました。と、高橋さんへ 感謝の気持ちを表す儀式をしようとしていると、寺本先輩がやってきました。今季からFC VIDAでプレーすることになりました。お母様が先日、試合観戦の際、熱中症になってしまったと、報告してくれました。 |
5/25(水) 練習再開 中間試験も終わり、練習を再開させました。Aチームは西山先生によるラントレ。 高3の意識は高く、引き締まったトレーニングができていました。 高2も、東、松本という、スタメンをかけて必死に闘っている選手たちは、パフォーマンスが良かったです。 高1は、初めてのテストでしたので、トレーニングとの両立は難しかったかもしれません。 Bチームは、加藤選手が練習をコーディネイト。悪戦苦闘していました。それはダメだろう・・・と、口を出しに行きたいところをグッと我慢し、見守りました。
中学生も、久しぶりの練習・・・今日から中1も最後まで練習可能になり(中間テストまでは17時下校)、山田先生の力も入っていました。 |
5/23(月) 関東予選組み合わせ決定 主管の千葉県にて、関東大会の抽選が行われました。2016interhighkantoround.pdf へのリンク なので、更新します!! 忙しかったというのもそうなんですが、やはり、選手たちの力を半分も発揮させてあげられず、インターハイ予選が終わってしまったことを反省し、まずは、何ができるかを考え、調べ、計画することにエネルギーを傾注することを第一としました。清水、松村、権田・・・6年目となるこの3人を、このまま終わらせるわけにはいかない・・・バレー部からサッカー部に転向した滝口、人一倍負けず嫌いで勉強もサッカーも頑張る有澤、中村にも、絶対後悔させたくない・・・最近、縮小されつつある脳みそで、いろいろ考えています!! 中学の方も、山田先生が、いろいろ考えています。 まずは、来年の中1にたくさん来てもらうように、山田ゆり香のサッカー教室を開講します!! 「中学時代は、徹底してサッカーの基礎・基本を教え、高校時代は、自ら考え、共に闘い、自立し、チームを愛せる選手を育てる・・・その方針は、これからもずっと変えずに行きましょう!」と、力強く語ってくれました。 先日も、国際フォーラムの説明会で、キャプテン塩野選手に憧れて・・・という小5が文京ブースに来てくれました。 文京スタイルにご興味のある方、是非、お越しください!!
ご希望の方は、こちらからお申込みください。(「体験を希望する日」に、①・②・・・というように、参加可能な回を記載してください。)→ 体験予約 |
5/8(日) 辻内・相原・岡積・伊藤、引退試合 今年の高3は、10人。入学当初は、一貫生と高入生がフィフティーフィフティーで、決して「仲良し」ではありませんでした。しかし、時間の経過とともに、非常にまとまりのある学年になりました。試合に出ている選手と出ていない選手に、上下関係のような心理が無く、常に対等な人間関係を構築してきた学年でした。キャプテン清水をリスペクトし、指示系統もしっかりとできていたように思います。前日のレッズランドの練習でも、高3全員が練習着を揃えていました。
そして、当日・・・ずっと1-0のまま追加点が取れず、このままでは試合が終わってしまうかもしれない・・・と、まずは相原選手を投入・・・すると、CKから追加点。その後、滝口選手、辻内選手、そしてさらに、岡積選手、伊藤レナ選手を投入し、ピッチは高3、10名+千葉選手になりました。追加点のチャンスはありましたが、なかなか決められず・・・逆に危ないシーンもありましたが、なんとか守り、最後の最後に相原選手へ・・・シュート!!しかし、ゴールマウスはとらえず・・・試合終了となりました。引退となる4人の高3生、お疲れ様でした!!受験では、ゴールマウスを外さないように!!
皇后杯東京予選高校ラウンド、ベスト8に波乱なし。 6月19日(日) ①十文字 × 晴海総合 飛鳥 × 成立学園 ②修徳 × 東久留米 村田 × 文京学院 6月26日(日) ①勝ち同士の対戦 ②勝ち同士の対戦 高校ラウンド勝ち抜け2校の決定 一般ラウンドの勝ちあがりとの対戦は7月17日、24日 インターハイ予選ですが、十文字が飛鳥を3-0で破り、東京で優勝しました。 ため息が出るくらい、上手い十文字の選手たち・・・ そして、修徳、村田の選手も、スキルが高い・・・ 飛鳥には、先日完敗した・・・ 選手権予選では、この4つのいずれかを倒さなければベスト4になれず、 さらに、2つを倒さなければ、関東へ進めない・・・ きついラントレに耐え、「死ぬ気」になれなければ、勝ちは見えません。 私のような甘い指導者では、とても無理なので、山田コーチと西山トレーナーに、全面的に協力していただき、「絶対にやってやる!」と思っている選手と、「まずは自分のスキルアップが第一」という選手に分け、本気度別に強化していくことに決めました!!
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5/6(金) 恩師と教え子に動かされた若き指導者 朝、村田女子の矢代先生から着信がありました。 昨日、飛鳥高校に敗れた・・・その件かと思いましたが、まったく別件でした。 「いつも、朝、掃除をしていると、村田の前を、文京の中学サッカー部の生徒が通るんだよね。今日も通ったから、「山田先生は元気?」と聞いたら、「毎日忙しそうで、大変みたいです。昨日、負けてしまったので、落ち込んでいると思います。」と、選手が言ってたんだよね。だから、山田に電話して、怒っておいたから。「担任業務が忙しくて、グランドに行けないなんて、当たり前のことだ!そんなことを絶対に言い訳にするな。今日は誰よりも明るく、元気に挨拶しろ!」と。いろいろと迷惑をかけると思うけど、これからもよろしくお願いね!」 山田先生が高3のとき、村田は、アミノバイタルで行われた選手権関東予選の湘南戦で、試合終了間際にセンターバックの選手が負傷し、そこから失点し、敗れ、全国に行けなかったことがありました。私は運営責任者として、その試合を鮮明に覚えています。実は、そのとき、矢代先生は、職員室で落ち込んでいたそうです。「どうして、あいつを怪我させてしまったのだろうか・・・俺の責任だ~」と。しかし、それから数年、全国に行けない時代が続いたそうです。だから、自分の教え子に、同じ思いをさせたくない・・・と思ったのでしょう。 そして、過去に何度も中学生を日本一に導いた、文京学院バレー部の名将、吉田監督からは、こんな言葉を・・・ 「自分が見ていなかったから、負けた・・・と、若い時は思うんですよ。でも、もしかしたら、自分が毎日見てたって、大差で負けるかもしれなんです。自分が見ていなくても、選手たちだけで頑張れるようなチームを作れなかったことに問題があると考えなければ先に進めません。まだまだ若いのですから、もっともっと成長して、日本一の指導者になってほしいですね。バレーボールの世界では、実力が上回るチームが負けることはほとんどありません。でも、サッカーは違いますよね。どんなにボールを支配していても、一発のカウンターで負けることもある。逆に、どんなに格上のチームでも、勝てることがある。本当に怖い競技だと思います。だからこそ、選手にも、指導者にも、強いメンタリティーが求められるのでしょう。」 最後に、選手たちからは、「先生を笑顔にできなくて、すみませんでした」という言葉をを次々もらい、「それはこっちの台詞だ!」と、我に返ったのかもしれません。 昨日は、「明日からしばらくオフにします!やっとこの生活から解放される・・・」と、暗い顔をしながら休業宣言をしていた山田先生・・・しかし、今日は、終始元気に振る舞い、そして、「練習行きますよ!」と、大会前よりも早くグランドに下りて行きました。 ということで、本日のタイトルは、「恩師と教え子に動かされた若き指導者」になりました! 中学生ですが、今までで、最もベスト4に近づいたチームであった事に間違いありません。 準々決勝の戦績は 昨年は、青梅に0-3、一昨年は、十文字に0-4、清水たちの代は青梅にPK3-4負け・・・ つまり、今年はPKが8-9ですから、最もベスト4に近かったのです!! だから、史上最強のチームであると断言できます。この1年間、楽しみにしています!! さて、高校生の方は・・・なかなか練習に気迫が出ません。もしかしたら、昨日のオフで、気持ちが切り替わりすぎて、完全オフモードになってしまったのでしょうか・・・自分のプレーにストイックになる清水、練習中でも本番同様、スライディングする千葉、そして、最後の学校練習となった相原、岡積、辻内、伊藤・・・このメンバーたちと同じくらい、危機感を持ってプレーしていかないと、また同じ結果の繰り返しになる・・・そして、「強いチームをつくれなくて、申し訳なかった。」と、また謝罪する・・・そんなことをするようだったら、指導者なんて辞めた方が良い。No more apologies! きっと、そんな選手たちの意識を変えてくれるだろうと、引退を決意した2人のサッカーノートをコピーして、全員に配布しました。 日野の大会、優勝を目指していたが、3位という結果で終わった。しかし、内容はすごく良いものだった。2日目の欅戦、素晴らしい試合ができた。前半の立ち上がり、後半の立ち上がりに、すぐに点を決められたが、その後点を取り返して、逆転勝ちすることができた。前日の新小岩の練習では、「チームになっていない!」と、ダメ出しをされたが、当日は、勝ちたいという気持ちが強く、3-2というスコアで試合が終わった瞬間、チーム全員が嬉しそうであり、私も本当に嬉しかった。準決勝の十文字戦では、攻撃をさせてもらえず、DFは、大きく蹴ることしかできず、文京がボールを支配することは少なかった。しかし、DF陣は、身体を張り、カバーにも入り、無失点で抑えた。(中略)Bチームとはいえ、それぞれ皆良いところを持っている。それが生かされたとき、楽しく試合ができるのだと思う。皆が必死に頑張ることができて、自分にとっては、最高の大会だった。この大会がBチームに刺激を与え、モチベーションを上げることに役立てば、とても嬉しい。<AMさん> 1年の時、自分は本当に本当に今以上にへたくそで、走れなくてとにかく毎日必死に必死に目の前の練習に取り組んでいた。オフの時は、家の近くで鈴木トレーナーのメニューのインターバル走をやり、体幹トレーニングも手を抜かずやり、とにかく遅れを取り戻すことに必死だった。そんな2年前を思い出しつつ、引退を目前にして、思い切りサッカーをやらせていただいていることへの喜びを感じた、日野の大会でした。準決勝の十文字戦では、粘って粘って、十文字の高い技術とパス回しに耐えに耐えた。そしてPK戦になった。順番を決めるとき、1・2年生が、「3年生から蹴ってください!」と、申し出があった。相原・辻内・自分・宇田川・松本の5番まで決めた。正直、今まで試合の中で、ファールからのPK以外は、決めた記憶がなく、自信がなかった。それでも開きなり、思い切り蹴ろうとした。しかし、バーの上に・・・やってしまった。やっぱりメンタル弱いなあ。そして敗戦。次の3位決定戦までは、30分くらいしか時間がない。その時、Aのメンバーが応援に来てくれて、マッサージやストレッチのサポートをしてくれた。こんな体験は、最初で最後だとうと思った。1年前、まだあと1年あると思っていたが、あっという間に過ぎた。これまでの人生の中で、最も濃い2年と1ケ月だった。こんなに下手だけど、サッカーを始めたのは小2で今までなんだかんだと、サッカーやフットサルを続けてきた。それがなくなると思うと、今はとても寂しい。「今日はここでやるのが最後か・・・」と、考えるようになると、切ない。それだけ、文京でのサッカー漬けの日々は、充実していて、色々なことを感じ得た場所だった。残りの時間、楽しんで終わりたい。たくさん話をして、たくさんボールに触って、走って、蹴って、もうお腹一杯だ!と思って、8日、帰宅できるよう、時間を大切に過ごしたい。<OZさん> |
5/5(木) 3年連続、INAC多摩川と関東出場最終決定戦 3年前、東京枠4枠。青梅にPK負けし、関東には行けず。(チーム清水) 2年前、東京枠5枠。十文字に負け、ベルタに勝ち、INACに勝ち、第五代表。(チーム千葉) 1年前、東京枠7枠。青梅に負け、セリアスに負け、INACに勝ち、第七代表。(チーム西辻) そして今年、東京枠8枠・・・だと思いきや、7枠。過去最強のチームと思われたチーム塩野は、修徳にPK負け、ベルタに負け、またしても最後の1枠をかけて、INACさんと対戦しました。今年のINACさんも、過去最強と言われるチーム。そして、3年連続で文京に負けるわけにはいかないという気迫が漂うチームでした。どんなときも、しっかりボールをつなぎ、ポゼッションをしながら隙間をついてくるINACさん。前半、押し込まれるも、何とか耐え続けました。しかし、コーナーキックの流れから、失点。0-1で前半終了。「最後、必ず体力で上回るから・・・チャンスは来る!」と、山田監督の力強い言葉に背中を押され、選手たちは後半へ。しかし、必死のクリアも、すべて成功するわけではなく、モーションが大きすぎて、相手に当ててしまい、そこから追加点を許す・・・その後、すぐに追加点を許してしまいました。そして、点をとろうと、前がかりになったところを、余裕のある相手に拾われ、次々に追加点を奪われ、0-6で敗退してしまいました。 昨年まで、非常勤講師だったため、放課後は余裕があり、毎日毎日グランドに立ち、選手たちに魂を注入し、ずっと走らせていた山田先生。今年から専任になり、クラスの生徒との面談や、はじめての仕事に追われ、なかなかグランドに行けませんでした。皮肉なもので、山田先生を「文京でずっとやっていこう!」と思わせた今の3年生たちが、大事な大会の前に、魂を注入してもらえないという結果になってしまいました。しかし、ここで終わったわけではありません。過去最強のチームらしく、堂々と、リーグ優勝、小牧カップ優勝、U15ガールズ大会優勝、中学校大会優勝を狙って、頑張ってほしいと思います。INACさんは、2年連続で、今日のみなさんと同じ気持ちを味わったのです。いや、昨年はPK負けですから、もっともっとつらかったと思います。だからこそ、今年、こんなに強くなったのだと思います。試練を乗り越え、強くなる・・・今日の負けは、必ず意味があると思える日が来るはずです。 インターハイ予選は、飛鳥が村田に1-0で勝ち、十文字が修徳に4-1で勝ち、飛鳥VS十文字の決勝となりました。インターハイ予選は、ベスト8の中で、1校だけが関東へ行ける・・・だから、行けたチームの喜びは大きい・・・U15選手権予選は、ベスト8の中で、1校だけが関東へ行けない・・・だから、行けなかったチームの悲しみは大きい・・・しかし、泣くのは今日まで。明日から気持ちを切り替えて、頑張ってほしいです!
山田監督コメント 文京の選手たちは、私にとって、ファミリーであり、宝物です。だから、どの代が一番・・・ということはありませんが、今年は創部20周年ということで、全国出場というタイトルを獲りたかったのかもしれません。そして、前向きな選手が多い今年こそ、その最大のチャンスだと思っていました。今年の選手たちには、そのプレッシャーをかけすぎていたのかもしれません。それなのに、最後の最後、大事な時に、部活に出てあげられなかった・・・キャプテンの塩野、副キャプテンの村松は、本当につらかったと思います。彼女たちは、新米教師の私には、生徒というより、親友なのかもしれません。相談に乗ってもらうこともあるし、本音でぶつかることもあるし、お互いムカついて、喧嘩のような状態になることもありました。しかし、そこには、信頼関係があって、嘘偽りなく本音で話すという、「絆」がありました。本当は、修徳にPK戦で負け、ベルタに勝てなかったときに、もうダメだあ・・・と、心が折れました。4月当初、ほとんど部活に出れなかったことを後悔しながら、敗因をそれだけにしようとしていました。でも、選手たちは決してあきらめずに、最後まで一緒に闘ってくれました。そんな選手たちのためにも、ここでクヨクヨせずに、明日から切り替えて、頑張ろうと思います。全国に出場したチームよりも、充実した1年間にしようと思います!先生が最後の集合で選手たちに言ってくださった、「0-6は最後まで点を取りに行ったことの証。勲章だ!」と、という言葉を励みに、常に前向きに勝負できるチームをつくっていきたいと思います。選手はもちろん、保護者の方々からも、多くのメールをいただき、本当に感謝しています。 |
5/4(水) 成立学園TM&日野市サッカー大会 明日の村田戦に向けて、レッズランドを確保・・・したのですが、負けてしまったので、成立学園さんに声をかけると、即OKということで、来ていただきました。実は、抽選会で、最も文京をひいてほしくなかったチームが、成立学園でした。昨年秋からチームを作り、かなり完成度の高い状態だったので、最も手ごわい相手だと予想していました。だからこそ、お願いして、テストマッチをしていただきました。 すると、予想通り、いきなり2失点・・・これには、選手たちも動揺したようです。 後半、なんとか1点返しましたが、すぐあとに追加点を許し、70分の試合は、1-3で負けました。 成立学園は、相手が文京だったら、間違いなくベスト4に入っていたでしょう!! ↑または、マカ先生が文京の監督だったら、間違いなくベスト4になっていたでしょう! あの十文字に0-1と、接戦を演じたのですから、実力は本物。 今日、お手合わせいただき、本当に良かったです。 我々も負けてはいられません!! 下から一歩ずつ、這い上がっていきましょう。 やはり、昨年は、小平が千葉選手のカバーをし、強固で素早い左サイドの稲田が攻守の起点になり、、そして、ストライカーの松山が勝負どころで点を決めた・・・今年も、それに匹敵する選手を1・2年生の中から育てていかなければ、昨年以上の結果を残せないということが明確になるような試合でした。とても刺激になりました!
レッズランドには、Aチームの13人だけを連れて行き、残りはバスで日野に向かいました。トレーニングマッチを終え、全員で日野に向かいました。すると、準決勝で、十文字サードに、PK負けしたとのこと・・・残念ながら、3位決定戦にまわりました。相手は、予選リーグで0-2で敗れた、帝京大学。今日は、3-1で勝利し、3位となりました。優勝は十文字サード。たくさんの保護者の方が応援に来られておりました。ベンチに入っていたのは、稲田先生。十文字さんはスタッフがたくさんいらっしゃって、うらやましいです!!
U15選手権都予選、中学生は、ベルタさんに1-3で敗れてしまい、いよいよ最後の1枚の切符をかけて、明日、7位決定戦に挑みます。3年連続で、最後の1枚を獲得で来たら、伝説のチームになるかも・・・相手は、3年連続で、INACさんです。神様は、どちらに微笑むのでしょうか。 |
5/3(火) モエピー炸裂!もうひとつの闘い 飛鳥戦の翌日は、「鬱」状態・・・授業中、疲れて眠そうにしている生徒を見ると、「きっと何かつらいことがあったんだろうなあ」、と、同情の目で見てしまいました。授業を終え、準決勝に進むことを想定して確保していた新小岩へ、Aチームだけではなく、全員で行こうと、私の車を片付けて、7人乗車できる準備をしましたが・・・バスの運転手さんが、来ない・・・電話してみると、「え?今日でしたっけ?明日は聞いてますが・・・」と。運転代行会社の連絡ミスで、伝わっていませんでした。仕方なく、私の車に乗車する予定だった選手たちを、山田先生にお願いして、中学生の練習に混ぜてもらい、残りの選手を新小岩に運びました。「なんだか、うまくいかないなあ・・・」と、またまた鬱状態に陥りましたが、新小岩に到着し、バスの中で、選手たちが書いたサッカーノートを見て、成長した選手たちに、心打たれ、鬱状態を脱却しました。
翌々日の3日は、インターハイ予選メンバーは休養日。それ以外のメンバーで、日野市女子サッカー大会に出向きました。現地に着くと、帝京大学サッカー部の秦選手が、声をかけてきてくれました。さらに、欅サッカークラブに所属する渡部選手(東京農大)も、挨拶に来てくれました。こうして卒業生がサッカーをしているところを見ると、本当に嬉しい・・・勝った負けたも大事ですが、大事なことはそれだけじゃない・・・と、思わせてくれました。試合の方は、相原萌子選手(通称 モエピー)が、自分の持っている力をすべて出し、チームを1位通過に導きました。彼女はきっと、卒業後はフィオーレ武蔵野に戻り、大人のサッカーで、活躍するような気がします。モエピーに触発され、他の選手たちも、自分の力を存分に発揮していました。欅さんとの試合では、試合開始早々に先制され、このまま一方的にやられるかと思いましたが、前半終了間際に追いつき、後半開始早々、また失点するも、相手のミスを突く、モエピーのヘディングで同点に追いつき、、さらにモエピーの豪快な左足シュートで逆転。応援に来てくださった保護者の方も、大喜びの1位通過となりました。やはり、勝つことによって、人を笑顔にできる!勝つことは大事だと、再認識しました。
では、恒例となりました、敗戦後の選手たちのサッカーノートを、いくつか掲載します。 今日は、ほとんど自分たちらしいサッカーをやらせてもらえず、負けてしまった。2点とも、クロスからクリアしきれずに押し込まれてしまった。マークの受け渡しや、クリアミスなど、基本的なミスが原因だと思う。失点後、みんな下を向いていなかった。こうゆう逆境は、たくさん経験してきた。でも、点を取れなかった。チャンスはほとんどつくれなかった。前半、自分が抜け出したが、決めきれなかった。蹴りこんでくる相手には、DFもボランチも引き気味になって、攻撃のスイッチが入りにくい。そんな時、少ないチャンスをモノにできるだけの力が無いようでは、勝てない。ゴールへの貪欲さが足りないと思った。後半、松村のコーナーキックをダイビングヘッドで押し込んだが、ゴールにはならなかった。この結果は、飛鳥が文京よりも努力してきたということだ。今度は文京がまたチャレンジャーとなった。今日の試合で、完全に決断した。このままでは終われない。選手権では、絶対にリベンジして、全国へ行く。1・2年生の時は、負けると悔しくて、なかなか切り替えられなかった。しかし、今の自分は、もう次が無い。負けを受け止め、もっともっと練習するしかない。開き直るしかない。今日の試合は、高1の小野寺、佐藤、中島も、身体を張ってプレーしていた。1年の早い時期に、こういった経験ができたのは、未来につながると思う。この試合を通して、3人をはじめとする1年生の意識が変わってくれると良いと思う。今日でこのチームは解散。明日から、いや、今日から、もう選手権への闘いは始まっている。全員が切磋琢磨して、向上していきたい。次で本当に最後だ。後悔しないように、残りの期間、最大集中して練習に取り組む。(高3 MF) 今回も、ベスト4決めで飛鳥と戦った。昨年のインハイ予選から、3回目である。どうしてこんなに連続で当たるのか、不思議だ。昨年の秋、過去最強と言われた飛鳥に勝った。だから自信はあった。しかし、飛鳥は、文京を倒すために、今まで必死にやってきたということを、忘れていたかもしれない。試合開始後、飛鳥は速いプレスをかけてきた。立ち上がりは飛鳥の方が良かったと思う。文京にも何度かチャンスがあったが、ラストパスが通らず、相手に蹴られてしまい、押し込まれた。試合中のことは、よく覚えていない。夢先輩や、真帆先輩が、試合後に声をかけてくれたが、自分は相当緊張していたようだった。実際、10番というプレッシャーは感じていたが、ここまで重いとは、思っていなかった。もっと10番らしい、メンタルの強い、多少のプレスでも、しっかりプレーできるスキルのある選手になれるよう、レベルを上げたい。ここで押し込めればというところで、押し込めず、ここで押し込まれてはいけないというところで、押し込まれた。まだ、文京は、ベスト4を維持できる力を持っていないということだ。貪欲に練習を続けなければ、ベスト4に戻ることはできないと思う。皇后杯、選手権、一つ一つの試合で何を得るかが大事になってくる。今日の試合では、今後につながる改善点がたくさん見つかった。3月からやってきたことは、決して無駄ではない。広島インターハイには出場できないが、ここでクヨクヨしている暇はない。時間の無駄だ。自分たちの代で、歴史をつくる。「過去最高のチーム力」と言われるチームをつくり、選手権予選に挑みたい。(高3 FW) 正直、最初から飛鳥の気迫に負けていた。「失うものは無い!」という、チャレンジャーの気迫だった。そこが昨年とは逆だったのだろう。その気迫に、自分たちは慌ててしまった。蹴ってくる飛鳥に対して、自分たちはDFラインを下げてしまった。試合中に、「間延びしているから、ラインを上げよう!」と言ったが、なかなかできなかった。東が怪我で抜けた中、中島は、1年生ながら良く戦ってくれた。前日、東が泣きながら謝ってきた。怪我で離脱というのは、つらかったと思うが、東は強くなったと思う。試合当日は、闘う顔をしながら、みんなをサポートしてくれた。そんな東の想いを背負って戦ったが、失点してしまった。最後まで応援してくれた1・2年生、ベンチから声をかけてくれたメンバーたち、卒業生、保護者のために、全力で戦った。悔しいという気持ちはいつか消えてしまう。でも、自分たちはこの悔しさをバネに、選手権予選で優勝するために、頑張っていきたい。今日の試合を無駄にはできない。(高3 DF) 前半終了間際に失点してしまった。いざという時に、止めることができなかった。あの時、もっと自分が前に出て突っ込めば良かったと、後から思っても、遅かった。「クリア!外」と、声をかければ良かったと、後から思っても遅かった。この100日間、たくさんの方にサポート、指導をしていただいた。結果で感謝を伝えたかった。自分がキーパーをやると決めた1月21日から、たくさん練習して、やれることはやったつもりだが、結果を出せなかったのだから、努力が足りなかったということだ。飛鳥は、自分なんかよりも、もっともっと努力してきたのだ。キーパーをはじめた日から、キックが大事だということはわかっていたのに、いまだにゴールキックも飛ばす、後輩の千葉に負担をかけている自分が情けない。伊藤は、心のどこかでは、「自分が試合に出たい!」と、思っていたはずだ。それなのに、顔にも態度にも出さず、いつもアドバイスをくれた。感謝の気持ちを、勝利で伝えることができなかった。今、何を思っても、負けは負けだ。クヨクヨしていられない。選手権では、ベスト4を奪還し、全国を狙えるように、明日から切り替えて練習する。(高3 GK) 今日の試合を通して、攻守ともに課題が見えた。攻撃に関しては、フィニッシュまで行けない。少ないチャンスをモノにできない。攻撃参加の枚数が少ない。特に、今日のように、松村に対して相手のアプローチが厳しいと、何もできなくなってしまう。文京の攻撃の要は、松村。そこをおさえられてしまうと、リズムをつくれなくなってしまう。ただ、松村に相手が2枚、3枚マークに来るなら、必ずフリーな選手ができる。そこをうまく使えば、チャンスは来る。もっともっとゴールに対して貪欲になっていく必要がある。守備に関しては、相手の9番の抜け出しを気にするあまり、ボランチとDFラインの間が空いてしまった。ここは、DFがラインを押し上げて、コンパクトにしていかなければならない。そして、クロスの対応。ここが一番の課題。クロスを上げさせてしまうこともダメだし、中で先にさわれないのもダメ。前者は、ボールの寄せの甘さ、後者は、意識と勇気の問題。ここを改善していけば、もっとレベルアップできる。インターハイへの道が消えて、悔しい。そして、去年、真帆先輩たちが掴み取ったベスト4の座を守ることができなくて、申し訳ない気持ちでいっぱい。自分はずっと、引退時期を迷っていた。やりきったという気持ちになったら、すぐに決断できた。でも、大会前に3ヶ月もサッカーができなかったことが大きい。もちろん、部活と受験を両立させることは、大変である。文系のクラスにいるのに、理系の道に進もうとしているので、勉強は、人一倍頑張らなければならない。難しいことはわかっている。でも、この悔しさを引きずったまま終われない。気持ちは選手権に向いている。だから引退はしない。これから1分、1秒を大切にして、受験勉強と部活を両立させる。中学の時に味わった、全国出場の喜びを、もう一度、味わいたい。この文京のメンバーと一緒に。まだまだこのチームは成長できる。あと1回、全国に行くチャンスがあるのがら、無駄にはしない。(高3 DF) 立ち上がりから飛鳥のペースで、文京は何もできなかった。蹴ってくる相手に、下がることしかできなくて、中盤のスペースを使われて、展開されてしまった。跳ね返しても、相手の方が人数が多く、拾われてしまった。間延びしているのはわかっていたけど、9番のスピードと4番からのロングボールが怖くて、ラインを上げられなかった。だから、好きなようにやられてしまった。失点のところも、自分が関わっていた。今日は自分のせいで負けた。頭の中で、失点のシーンが、ずっとリピートされる。3年生の方がつらいはずなのに、なかなか立ち直ることができない。飛鳥に2点とられたこと、自分のプレーが出し切れなかったことが情けない。(高2 DF) 負けたら終わりのトーナメントのインハイ予選。ベスト8で終わってしまった。そして、自分は8日を最後に勉強一本に切り替える。3月ごろから一貫生以外の1年生、4人が加わり、めぬまカップにも参加し、チーム作りをした。その時から自分は何も変えることができずに、Bチームのまま、飛鳥戦もベンチで終わった。それは、自分がこれまでの2ヶ月間やってきた結果だと受け止めている。インハイは終わってしまったが、選手権はまだある。引退しない高3と、後輩たちにとって、今回の負けが貴重な経験になったと考えれば、自分に悔いはない。引退する日が近づき、小学生からサッカーをやり続け、日常にサッカーというものがあったのに、それがなくなることが、想像できない。残り少ない時間で、Bチームには日野の大会がある。飛鳥に負けて、何かスイッチが切れたような気持ちになったが、Bチームの頼りないキャプテンとして、日野で結果を残したい。今後、Bチームに3年生がいなくなる。2年生に頑張ってもらい、Aチームを脅かす存在になってほしい。飛鳥戦の後、Aチームの3年生二人が、謝りに来た。Aチームの人たちは、みんなの思いを背に、最後まで頑張ってくれた。そんな試合をやってくれたことに、逆に感謝したい。そして、次は悔し涙を流さないようにしてほしい。そして、ギリギリになって結成された応援団。自分たちの練習を削ってまで応援の練習をしてくれた、加藤、石井の気持ちは、本気だったと思う。チームが一丸となった気がした。(高3 FW) 負けてしまった。またベスト8に戻ってしまった。期待してくれていた、すべての人に、申し訳ない気持ちでいっぱいである。5年かけて、ようやく飛鳥に勝ち、ベスト4になったのに、一瞬にしてそれが終わってしまった。昨年、JKリーグでは同じメンバーで勝てたのに、6ヶ月で、差が埋まり、そして抜かれてしまった。相手は、文京のストロングポイントを徹底的に抑え、松村にボールを入れさせてくれなかった。そして、ロングボールをどんどん蹴られ、セカンドも拾われ、また蹴られるの繰り返しで、攻撃が全くできなかった。ずっと押し込まれ、飛鳥のペースが長く続いた。そうしているうちに、気持ちも焦りはじめ、ボールを奪っても前につなぐことができなかった。完全に飛鳥の方が上手だった。失点してから盛り上げの声が減り、全体的に焦り、松村もイライラし始め、決して良い雰囲気とは言えない状況だった。その中で、千葉は後ろからチームを盛り上げる声をだし続けた。しかし、チーム全体がひとつにまとまっていたようには思えなかった。この日の文京は、いつもの文京らしさが欠けていたように思える。文京らしさとは、何なのか、はっきりと言葉に変えることはできないけど、それを感じることはできなかった。もっともっと、佐藤、小野寺が積極的になり、麻尾、渡辺が余裕を持てるようになり、中島がチームにフィットし、3年生が自覚と責任を持たなければ、また同じことが繰り返される。今は、やらなければならないことはわかっているけれど、どうやってそこまでの過程をプランニングすれば良いのか、わからない。けれど、自分たち3年生には、悩む暇などないくらい、時間が無い。ラストチャンスに、どれだけ人生かけて挑めるのか今はわからないが、すぐにでも切り替えて、準備しないと間に合わない。もう、やるしかない。(高3 MF) 3月上旬から、村田、十文字、修徳を倒すために、練習を続けてきた。隙間をつくらない守備をテーマに、組織で守ることを意識し、攻守の切り替えを素早く、カウンター攻撃の精度を高める練習をしてきた。しかし、3月最初の練習で、千葉選手が負傷。中村選手の怪我も治らず、3月中は「2点は想定内」ということを常々口にするような、脆弱なDFであった。4月に入っても、復帰のめどが立たない千葉選手。そして、4月8日金曜日、インターハイ予選の抽選会で、飛鳥が文京の山をひいた。金澤監督の顔からは、嬉しさがにじみ出ていた。村田、十文字、修徳・・・どう考えても文京が一番弱い。喜ぶのは当然である。そして、翌日のLigaでは、文京の試合をスカウティングする飛鳥の選手たち・・・その試合で中村選手が復帰するも、いきなり突破され、号泣・・・前半だけ見て、これは余裕と思ったか、消えてしまった飛鳥。なかなか勝利がつかめない文京・・・筑波大に5失点・・・その翌週、千葉選手が復帰。千葉選手がDFに入ると、見違えるように守備が安定する。しかし、まだ痛みが出てしまい、痛み止めを飲んでの最終調整となった。飛鳥をなめていたわけではない。しかし、以前であれば、「飛鳥対策」という練習を必ずしていたが、今回はしなかった。それよりも、いかに得点をとるかを考えていた。今思えば、負けるべくして負けたと思う。飛鳥は、チームが一丸となっていた。シンプルがゆえに、戦い方が明確であった。蹴るサッカーは、決して簡単ではない。しっかりと止めて、正確に蹴って、タイミングよく走らなければいけない。実に難しい技術が必要である。それを体現して、勝利した飛鳥の選手たちは、素晴らしい!ちょっとだらしない監督をサポートする、阿部先生と、川崎コーチの力も大きい。次、いつ対戦できるかわからないが、今度はしっかりと対策を立てて挑みたい。チャレンジャーとして。(51歳 ベンチ) |
5/1(日) 高校は完敗 中学は惜敗 高校生は、飛鳥高校との対戦。 先日の東京成徳戦で負傷した東選手に変わり、中島選手(高1・文京学院中)を起用。 GK 滝口(3年 文京学院中学) DF 権田(3年 文京学院中学)・千葉(2年 文京学院中学)・中島(1年 文京学院中学)・中村(3年 戸木南ボンバーズ) MF 松村(3年 文京学院中学) ・清水(3年 文京学院中学)・有澤(3年 フィオーレ武蔵野)・渡辺(2年 文京学院中学) FW 麻尾(2年 つくばFC)・小野寺(1年 SFIDA世田谷) 交代 DF 藤井(1年 文京学院中学)⇒中島 MF 佐藤(1年 SFIDA世田谷)⇒小野寺 慎重派の金澤監督は、きっと松村にガッチリマークをつけてくるだろうと、スタートは松村選手を右ハーフに配置しました。立ち上がり、タマギワが強かったのは、飛鳥の方でした。これは昨秋の逆の展開でした。完全に、飛鳥の方が出足が良い・・・なかなか先にさわらせてもらえず、しかも、正確なロングボールを蹴れる選手が揃っている飛鳥に、終始押され続けました。こんな時、「ビビらないで、ラインを上げよう!間延びしているぞ!」と、声をかけられる選手がいれば良いのですが、どうしても、ワントップの9番を恐れ、無失点のうちは、引き気味になってしまう・・・そして前半終了間際、左サイドのちょっとした油断から、アーリーを放り込まれ、DFがクリアしきれず押し込まれる・・・そしてホイッスル。後半に入り、千葉選手のフリーキックを相手DFがクリアし、エンドラインを割り、初のコーナーキックをゲット。練習の成果を見せるチャンス・・・入った!と思いましたが、ゴールならず。そして、またタマギワの勝負で負けたところからクロスを入れられ、キーパーがはじき出せず、ゴールイン。その後、何回かCKがありましたが、得点には至りませんでした。その他の文京の決定機は、2回だけでした。松村選手がダイレクトで落としたボールが有澤選手へ・・・中島選手のダイレクトパスが、グラウンダーでギャップに通り、小野寺選手へ・・・それに対し、飛鳥は何度もチャンスを作っていました。今日の試合は、完敗であると認めざるを得ません。選手たちには、試合前に、「今日のスタメンは、3月1日に『広島への第1章・・・100日間(東京予選から関東予選まで)』のシナリオをパワーポイントで作成した時に、想定したスタメン・・・だからこそ、1から11で揃っている!これで負けたら監督の責任だから。思い切って戦ってこい!」と、言いました。金澤監督に完敗・・・この悔しさを忘れずに、選手権予選に挑む・・・私だけではなく、選手たち全員がそう思ってくれるなら、次が見えてくるかもしれません。今日の試合は、飛鳥が文京の特長を完全に消した試合でしたので、次は、「名勝負」と言われるようなゲームができるように、頑張ります。 「申し訳ありませんでした」と、言うのは簡単です。本当に申し訳ないと思っているなら、めぬまカップの32000円と、Ligaの9500円と、鹿島セットプレー合宿の8000円、合計49500円を、全額返金すべきだと思っています。でも、自分としては、やるだけのことをやってきました。ここ数日は、忘れ物をしたり、やや老化を感じることが多く、もう監督を交代しないとダメかもしれないと思う時もありますが、私の実力を真摯に受け止め、もっともっと努力していきたいと思っております。強いチームを作れなかった責任は大きいと思いますが、選手権に向けて、ウジウジせずに、頑張りたいと思います。昨年のチーム小平同様、チーム清水も、このまま終わらせるわけにはいかない・・・・ベスト4は、7ケ月で終わってしまいましたが、また一から出直しましょう!チャレンジャーとして、謙虚に、ひたむきに!!次は絶対に負けないと思う人、集合!選手権は、十文字・村田・修徳・飛鳥のいずれかを破らなければ、ベスト4に入れません!!チャレンジャー万歳!!しばらく、また、運営の日々が続きます。神様に認められるように、頑張ります! 試合が終わり、中学生の結果を聞くために山田先生にメールを入れると・・・ 「PK8-9で負けました・・・」と。 PK負けというのは、本当につらいと思います。 しかし、あと2試合のうち、1勝すれば関東ですから・・・ まだまだ闘いは続きます・・・
敗戦ショックで、ボーっとしていたら、ある3年生からメールが届きました。 「また、ベスト8に戻ってしまいました。去年の選手権予選で、飛鳥に勝ってから、ベスト4と言われた間、すごく自信が持て、サッカーがすごく楽しかったです。自分は、その自信、その楽しさを、もう一度取り戻したいです。なので、もう一度、チャレンジさせてください。進路のことなどで、今までと同じようにサッカーだけに重点を置くことは難しいかもしれませんが、部活と勉強をしっかり両立できるように、頑張ります。先生は、自分たちが強くなるための良い環境を、忙しい中、準備してくださいました。それをさらに質の高いものにするのは、自分たちです。今日の負けは、自分の責任です。創部20周年である今年のチームで、必ず結果を残します。今後ともご指導お願いします。」 落ち込んでいる暇はない・・・と、思いました。ベスト4から落ちると、一気にチヤホヤされなくなりますが、その方が、たくましくなる・・・雑草は、雑草らしく、頑張ろうと思いました。 |
4/30(土) 前日練習 中学のスタメン11名と、高校の登録メンバー25名、合計36名で、練習を行いました。 試合翌日、そして、試合前日の調整というのは、難しいものですが、良かったか、悪かったかは、明日の結果次第。
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4/29(金)-2 誤算(試合後) 中高ともに、無事ベスト8に進出しました。これは誤算ではありません。 誤算①日野市の大会にメンバー表が必要であることが発覚。急遽、辻内さんのお母様に転送して、プリントアウトしていただきました。 誤算②強風のため、ゴールが飛ばされ、破損してしまいました。新しいゴールは、軽量アルミだったようで・・・風には弱かったという誤算です。野球場に移設された旧ゴールを移動させ、試合を続行。5月1日も、このゴールを使用します。 誤算③試合前日、新小岩の練習参加が予想以上に少なく、当初組んでいたメンバーを組み直しました。日野市大会出場チームのキャプテンに、スタメン12名で送っていたということが、試合の後に発覚。完全に私のミスでした。 こんな誤算だらけの一日でしたが、選手たちの頑張りで、ベスト8に進出することができました。 中学は、杉並さんとの対戦。速いFWがいるということを、敢えて選手には伝えなかったという山田監督。ビデオを見るも、選手には対策は伝えず・・・結局、そのビデオとはまったく違うポジションで、まったく違う戦術だったとのこと。そんな中、前半1点、後半2点をとり、3-0で勝利。いよいよ、大一番、ベスト4進出をかけた一戦。勝利すれば、新しい歴史を刻みます。(過去、中学は最高5位) 高校は、東京成徳さんとの対戦。グランドの周囲に障害物が無いので、ゴールからゴールへ、風が吹き抜ける新小岩私学総合運動場。立っているだけでもきついのに、よくこんな状況でサッカーができるものだなあ・・・と、思いました。体力の消耗も激しく、いつものようにはできませんでしたが、前半2点、後半3点で、5-1の勝利。次は、昨年のインターハイ予選でPK負けした都立飛鳥。勝利すれば、インターハイ予選がスタートして以来、初のベスト4進出となります。 GK 滝口(3年 文京学院中学) DF 権田(3年 文京学院中学)・千葉(2年 文京学院中学)・東(2年 文京学院中学)・中村(3年 戸木南ボンバーズ) MF 小野寺(1年 SFIDA世田谷)・清水(3年 文京学院中学)・有澤(3年 フィオーレ武蔵野)・佐藤(1年 SFIDA世田谷) FW 松村(3年 文京学院中学)・麻尾(2年 つくばFC) 交代出場 渡辺(2年 文京学院中学)⇒佐藤 相原(3年 フィオーレ武蔵野)⇒小野寺 松本(2年 文京学院中学)⇒相原) ●得点 17分 麻尾(佐藤) 24分 松村 40分 麻尾 42分 松村 55分 渡辺 高校セカンドチームは、日野市の大会で、フィオーレ武蔵野さんに3-1、帝京大学さんに0-2と、1勝1敗でした。2位以上で予選を抜けないと、決勝トーナメントに進出できません。3日は、2勝できるように、頑張りましょう!!
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4/29(金) 誤算(試合前) 今、まだ、試合の前・・・朝です。 これから準備をして新小岩に向かいます。 試合は14時からですが、新小岩の会場責任者なので、8時到着すべく、家を出ます。 今日は、もうひとつ、欅サッカークラブの大野監督から招待された日野市女子サッカー大会に出場します。日野氏ではなく、日野市です。今年は、1年生の人数も多く、少しでも試合経験を積ませよう・・・と、思ってエントリーしました。しかし、先日、ある2年生から、応援団を結成し、木曜日に練習したいという申し出がありました。 1年生は、スプリングキャンプがあったため、火・水とオフ。もし、木曜日もオフになったら、金曜日の試合に出すわけにはいかない・・・だから、1年生を巻き込まずに、2年生だけでやりなさい・・・と、水曜日の練習では指示したのですが、もしかしたら、1年生でも歌いたいという選手がいるかもしれないと思い、念のため連絡網では、「試合出場よりも、歌を歌う方が、チームに貢献できると思う者は、歌練習に参加」と、流したら、なんと、15人の1年生のうち、前日練習に来たのは、5人だけでした。そんに歌が好きだとは・・・誤算でした。日野市の出場メンバーが足りない・・・ということで、急遽、2名を選出。自分を高めようとする意識が高い2人を、選出しました。ひとりは、勉強もサッカーも、真面目に取り組んでいる選手。もうひとりは、試合の後、しつこいくらいにプレーに関してアドバイスを求めてくる選手。きっとこの二人なら、3日間練習していなくても、パフォーマンスを落とさずに、頑張ってくれるでしょう。 選手たちにとっては、「自分が向上したい」という気持ちより、「何かの役に立ちたい」という気持ちの方が、強かった・・・と、ポジティブに考えたいと思います。決して、自分の意思が弱く、流されたわけではない・・・と、信じたいと思います。この誤算が、最終的には良かったと言えると良いのですが・・・ ★お車で本日新小岩に観戦に来られる保護者の方へ 本日は、運動公園内の有料駐車場は、利用できません。近隣のコイン駐車場をご利用ください。私が会場責任者なので、文京学院が違反すると、他校に注意できなくなるので、ご協力よろしくお願いいたします。 |
4/28(木) 悔いなきように 「ここまで来たら、後悔したくありません。お忙しいとは思いますが、水曜日、練習に来てください!」中学3年生のキャプテンは、監督の山田先生に長いメールを送りました。山田先生は、この4月から、高1のクラスの副担任(実質的には担任)になり、4月当初から大忙しの日々。これは予想されていたことなので、「3月中に、やれるだけのことをやらせてください。」と、聖和遠征からスタートして、常葉橘にも行き、東海大翔洋にも行き、チームビルディングも行い、波崎の合宿でチームを仕上げました。4月当初の練習では、高校生のAチームからも連続で得点をあげるなど、高い完成度を見せていました。しかし、自信満々で向えた1回戦。なんとかギリギリ2-1での勝利でしたが、一気に自信喪失となったようです。自分たちの過信に気づくようになり、焦りが見え始めました。鹿島では、高校Aチームに連続失点・・・またまた自信を失いました。そんな中、山田先生は、担任業務に忙殺され、なかなかグランドに行けない日々が続きました。そして、4月26日、27日と、高1スプリングキャンプが行われました。新人の体育教師・・・というのが、どれだけ行事で酷使されるか・・・準備の段階から、当日まで、ほとんど寝る時間もなく、動き回る時間が続き・・・ようやく終わり、通常の先生方は、「お疲れ様!」と、帰宅する・・・「床爪先生に任せて、先生は帰宅して寝た方がいいよ。明日も通常勤務なんだから・・・」と、先輩教師から言われるも、「こんなメールが来たら、行かないわけにはいかないですよね。」と、学校に戻りました。こうして山田監督を動かすキャプテンは、流石だと思いました。「昨年、一昨年と関東に出場していて、今年行けなかった、本当に最悪だよ」と、プレッシャーをかけられているとは思いますが、メールの言葉通り、「後悔しない」をテーマに、最後の最後まで、全力を出し切って欲しいと思います。勝負ですから。どちらかが勝って、どちらかが負けるのです。常に確率は50%です。大切なのは、やり切ったと思えるかどうかです。万が一、負けたとしても、「やり切った」と思えれば、次につながります。ある中3の選手が、発熱して帰宅することになりました。大泣きしながら帰っていったそうです。そこまで本気になれるものがあるということは、幸せなことです。自分たちが幸せだと思うのであれば、負けることを恐れず、チャレンジし続け、すべてを出し切ることができるでしょう。 私もスプリングキャンプから学校に戻り、諸々の仕事を終え、終了1時間前にグランドに顔を出しました。高校生も、「後悔したくない」と、思っている選手がどれだけいるかで、勝負が決まるでしょう。今日見る限りでは、ちょっと心配な選手もいました・・・明日は、インターハイ予選前の最後の練習。昼に、人工知能搭載の英会話ロボット開発に着手している某企業を訪れ、打ち合わせをした後で、グランドに向かいます。今日は遅れないように頑張ります。そのうち、人工知能のサッカーコーチロボットが開発されたら、隣に座らせたいと思います。今はそんなロボットがいないので、私のレトロ知能で、後悔しないように、頑張ります!! |
4/24(日) Liga第4節(大東文化大) 土曜日は、晴海総合に無理にお願いして、トレーニングマッチを組んでいただきました。 15人の新1年が入り、佐藤監督(横浜翠陵出身)のもと、パワフルなチームに仕上がっていました。 調整、ありがとうございました!! 日曜日は、大東文化大学に出向き、Liga。朝、6時21分、キャプテン清水から、「発熱しました・・・」という電話がありました。オフの日も、某大学の練習会に参加するなどして、休みが無く、バスの乗車人数把握(乗れない場合は、私の車かレンタカーを手配するか、電車で行かせて交通費を支給)のために、毎回選手たちからの連絡を受け、私に報告しなければならないので、早く寝たくても眠れない・・・チームもなかなか結果を出せず、焦りも出始め、いろいろなことが気になり、疲れてしまったところに、風邪のウイルスが暴れたのでしょう。キャプテン就任以来、試合には連続出場(学校行事でやむを得ない場合は除く)していただけに、攻守の要、清水選手抜きでは、厳しい・・・という状況でしたが、東選手をボランチに配置し、挑みました。 文京学院OGの、野田先輩(4年・GK)、中川先輩(3年・MF)がスタメンに入り、「後輩たちには負けられない!」というオーラを出していました。そして、その中川選手に、先制弾を決められてしまいました。結果は1-3でしたが、内容的には圧倒されました。もし、圧倒的に押されても、失点を全力で防ぎ、千葉選手があげた、フリーキックの得点を守り切れば、強豪チームを倒すことができる。しかし、失点してしまったら、万事休す。当たり前ですが、大会前にしっかり体感できて良かったです! 平日は7時~8時45分までの朝練のみ。9時10分から1時限目の授業。夕方以降の過ごし方は、各自に任されている・・・それでも、年々レベルアップを続ける大東文化大学。今年も躍進が期待されます。
大東文化大学から学校に戻ったのが14時20分。これで本日の活動は終了・・・ではなく、大東文化に連れて行かなかった高校生8名と、中学2・3年生(1年生は宿泊訓練中)で、レッズランドに出向きました。今日は、35人を3グループに分けました。 大東文化とのLigaメンバー13名、大東文化とのB戦メンバー13名、レッズランドで中学生とトレーニングマッチを行う8名。全員がAチームと同じ意識で戦うためにも、Aチームがもっともっと意識を高くもち、B・Cチームがそれに追随するような仕掛け用意しなければなりません。効果があったか・・・今後わかっていくでしょう! 29日の東京成徳戦へ向けて、課題も山積みですが、光も見えてきました!ラストスパート、頑張ります! 中学生も、29日の杉並FCとの試合へ向けて、良い調整をして行きましょう! ★大会情報 ●インターハイ東京予選 ⇒こちら ●U15女子選手権東京予選 ⇒こちら ●皇后杯東京予選高校ラウンド⇒抽選会は4月29日kougouhai2016tokyohighschoolround.pdf へのリンク ●日野市女子サッカー大会⇒予選 2016hino.pdf へのリンク 決勝 2016hinofinal.pdf へのリンク 今年度より皇后杯東京予選の方式を変えました。 高校チームだけでゴールデンウイーク中から予選をスタートさせ、6月までにトップ2を決め、そのトップ2校が、6月からスタートする一般ラウンドのトップ2と、たすきがけで対戦し、代表を決めるという方式です。【昨年までの日程では、6月中旬からスタートし、期末試験中の日曜日、関東U18トレセンが行われる日曜日、インターハイ直前の日曜日などには特に配慮無く、大会に当てられていました。】 東京の事実上のトップ、日テレ・メニーナ、早稲田大学は、関東リーグ枠、SFIDA世田谷が、なでしこリーグ枠で東京予選免除になっているため、ここ数年は、高校チームが東京代表として、関東に進んでいました。そして、慶応大学が、昨年、関東2部リーグとの日程調整がつかず、不参加。炎天下で行われる大会では、どうしても高校チームが有利になり、実力のあるクラブチームが力を発揮できないまま終わる・・・ということもありました。今年から、ピッチ温度が31度以上の場合、JFAの通達では、試合不可ということになり、7月の日中に公式戦を組むことは難しくなりました。大学生やクラブチームと対戦できなくなるというデメリットを唱える方もいらっしゃいましたが、ならば、なでしこリーグの推薦枠、関東リーグの推薦枠もすべて外して、東京予選を行うべきだと思います。しかし、そんなことをしたら、試合過多になり、また、大差の試合が出てしまうなど、ハチャメチャになるでしょう。今年、皇后杯の関東枠が1減りました。それは、「予選参加チーム数」が、減少したからです。実は、東京の皇后杯予選参加チーム数も、増えることはありませんでした。(昨年27チーム)今回、インターハイ予選と同時申し込みにさせ、5月の連休中から予選をスタートさせるという方式をとることで、高校だけで、26校の参加申し込みがありました。昨年の皇后杯東京予選に参加した高校は12校。2倍以上の増加になりました。この方式が良いか、悪いか、やってみなければわかりません。とりあえず、今年やってみて、検証したいと思います。将来的には、男子の天皇杯のように、高体連チームは、出場できなくなるくらい、女子サッカーの普及が進むことを祈りつつ、今できることに取り組んでいきたいと思います。 |
4/20(水) あと10日になりました インターハイ東京予選まであと10日。 そんななか、ひとり、昼休みにボールを蹴る、滝口選手(高3 GK)。中学時代はバレー部に所属。高校からサッカー部に転部するという、異色の経歴を持つ彼女は、誰よりも練習熱心。中学時代、日本一を目指して、日々厳しい練習に耐えてきた彼女にとっては、練習の強度が個人の意識に任されているサッカー部のスタイルに、当初は戸惑っていました。しかし、彼女の自主練を見て、他の3年生も、翌日の昼休みに集まってくる・・・意識を高めるために、貴重な存在になりました。3年生諸君、悔いなきように、日々を大切に過ごしましょう。その姿を見て、1・2年生は、自分たちのあるべき姿を考えるのですから・・・
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4/17(日) Liga 第3節(神奈川大学) 高校生は、Liga第3節、神奈川大学との試合。0-1で負けでした。 雨と風の厳しいコンディションの中でしたので、相手も100%の力を出せていなかったと思いますが、前半は良い流れをつくることができ、収穫のある試合でした。後半の失点は、こちらが100%の力を出していれば、防げた点だったかもしれないので、そのあたりが勝敗を分けるポイントだと言うことも、選手に体感させられました。 Ligaの後に、30分×4本のB戦をやっていただきました。 「神奈川大学は、夜10時まで試合ができますから!また来てください!」と、ありがたいお言葉をいただきました。 朝、8時30分から10時30分まで鹿島ハイツで練習し、11時に鹿島を出て、13時25分に神奈川大着。 B戦が終わり、神奈川大学を19時7分に出て、学校に20時20分着。今日も長い一日でした。
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4/10(日) Liga 2016関東開幕 中学生がU15選手権初戦(VS さくらガールズ)、2-1で勝利しました。 初戦の難しさを思い知ったと思います。 何はともあれ、負けなくて良かった・・・次は4月29日です!! 高校生は、Liga開幕戦(VS 日本女子体育大学)、1-1の引き分けでした。 翌日の試合(VS 筑波大学)、1-5の完敗でした。 筑波大学のサッカーは、隙がなく、コントロール、パスが正確で、距離をつめてもパスを通される・・・と、選手たちは驚いていました。「ピッチに13人いるんだよ。」と言うと、本気で数えていました。それくらい、圧倒されました。やはり、個のスキルをあげていかないと、頑張るだけでは勝てないですね。
高校生は、勝ち負け以前の問題・・・ 苦悩の連続・・・ と、昨晩は、ここまで書いて、疲れ切って寝てしまいました。 鹿島で卒業生や、卒業生の保護者の方に会うことができました。それがLigaの一番の魅力です!! 「今年で最後の鹿島ハイツになると思うと・・・高1の時から、何度も何度も鹿島に来ました。あの橋を渡ると、「鹿島に来た~」と、思うんですよね。今回は、念願の潮来かんぽの宿に泊まります。夫婦で温泉を楽しみます。」と、挨拶に来てくださった宮田先輩のご両親・・・宮田選手が私のところに挨拶に来ると、その後、モルテンの大浦さんがやってきて、「さっき、今の選手に挨拶されたんですよね。すごく元気な挨拶で、僕なんかに挨拶してくれるなんて、うれしくて。どこの選手だったっけなあと思っていたら、先生のところの卒業生だったと、今思い出しました。左足でゴールキックを蹴っていた4番の選手ですよね。強烈なキックでしたよね。」と。人の心を動かす挨拶、卒業生に学びました。 同じく大学4年の三浦先輩のお母様も、私を見つけて挨拶に来てくださいました。追っかけも今年で最後だと。鹿島に通った7年間・・・締めくくりの年、親子ともども青春を謳歌できますように!! この春卒業した松山先輩は、鹿島に到着するとすぐに、すっ飛んできました。「これ、こんにゃくをつかみやすいんですよ!使ってください!」と、名前が刻印された箸をプレゼントしてくれました。メッセージには、「文京のことが心配で心配で、毎日よく眠れます。」と、相変わらず、ご両親の血をひくようなコメントが書いてありました。 後輩たちにマシンガントークで迫る 内田先輩、試合後、汗びっしょりになり、「私サイドバックになりましたあ・・・」と、報告に来た 後藤先輩。 現在の関東Ligaでは 関東学園大学、慶応大学、東洋大学、順天堂大学、大東文化大学、東京国際大学、に 卒業生が在籍します。 来年は、さらに多くの卒業生と、Ligaで出会えますように・・・ 朝、5時に起きて、6時から朝食、7時30分に鹿島セントラルホテルを出て、9時から試合。試合が終わって帰宅すれば、午後は少し時間がとれる・・・明日からの授業準備もできる・・・しかし、Bチームの選手たちの試合を15時から入れ、わざわざ1時間40分かけて文京バスで運び、十文字さん、横浜翠陵さんと30分×3本。Aチームも、試合の出場時間が少なかった選手を中心に、30分×2本。帰りはしっかり渋滞にはまり、2時間30分。レンタカーの延長料金も発生し、9時に帰宅し、疲れ切って爆睡する・・・このトレーニングマッチは本当に必要だったのか?ただ単に、「Bチームや控え選手のことを考えてあげているんだ」と、言い訳的なTMになってしまったような気もして、自己嫌悪に陥りながら、眠りにつきました。日帰り組からは、費用はとっていないから、それでいいだろう という考えは、正しくないのかもしれません。お金は稼げば取り戻せます。しかし、時間は帰ってきません。鹿島に来なければできなかったこと。それは何だったのか・・・到着してすぐに何をすべきだったのか・・・気が付いた人は、次回に生かしましょう! |
4/8(金) 多忙にて候 先生方、みなさん、新学年のスタートで、死ぬほど忙しいと思います。 私も、春休みにやらなければならなかった仕事がたまっていて、ヒーヒー言っています。 しかし、大会は、容赦なく近づいてきています。 中学は、日曜日、U15選手権都予選の1回戦、VS さくらガールズ。 3月の1ヶ月、遠征を重ね、チームを作り上げてきた・・・期待できるチームに仕上がっていますが、過信は禁物。 初戦はかなり厳しい試合になると思いますが、ここで負けるわけにはいなかいので、頑張りましょう。 高校は、十文字学長杯で、大学勢にコテンパンにやられ、その後、中学生にもやられ・・・ シュートチャンスは作るも、フィニッシュが決まらず、相手のエースにボールが渡ると、軽く抜かれて決められる・・・ DFラインは、バラバラになり、崩壊する・・・負のスパイラルにはまっています。 この状態から抜け出すべく、明日からLigaに行ってきます!! 9日(土) VS 日本女子体育大学 10日(日) VS 筑波大学 都高体連の総会が行われ、インターハイ予選の抽選が終わりました。 文京学院のスケージュールは ①4/29(祝)私学総合運動場 14:00 VS 成城学園・王子総合・東京成徳・共立第二 の勝者 ②5/1(日)私学総合運動場 13:00 VS 飛鳥・日体桜華・青梅総合・江戸川女子・大妻多摩 の勝者 ③5/5(祝)十文字大学 11:00 VS 村田・八王子・松原・芦花・杉並総合・国分寺・戸山・東久留米の勝者 ④5/8(日)十文字大学 決勝 13:00 【修徳・晴海総合・成立学園・十文字+他14校 の勝者】 ※インターハイ関東予選出場決定戦 どこまで勝ち進めるか・・・最後まで勝ち進めるように、最高の準備を。 Topic ※昨年まで東久留米総合で指揮をとっていた梅原先生(東京トレセンU18・U17監督)が、今年度から杉並総合に移動。トレセンスタッフは、今年度も継続して担当していただきます。これからは、杉総グランドも会員になりそうな予感・・・ ※日体桜華女子サッカー部に、関東学園大学女子サッカー部初代CAPの江尻さんが着任。今後が期待されます。 |
4/3(日) 十文字学長杯2日目 今日は、尚美学園大学、大東文化大学と、大学勢と2連戦。それぞれ0-3、1-4と、完敗でした。 尚美戦は、開始2分で裏を突かれ、前半2失点。大東文化戦は、中央突破を許し、前半2失点。 関学カップの関東学園大との試合、めぬまカップの聖カピタとの試合、修徳との練習試合、現状のDF力では、前半2失点は想定内・・・ だからこそ、少ないチャンスをモノにして、得点できるチームにしていかないと、勝機は見えません。 十文字高校は、大学勢に競り勝ち、優勝しました。 誰もが口にする、「十文字は強いね」という言葉。 残り1ヶ月で、この差を埋められるか・・・追いかける方が夢があるので、頑張りたいと思います。 3月からスタートした、インターハイ出場へ向けての100日間計画も、すでに30日が過ぎました。 その最大の山場となる東京都予選まで、あと25日。 学校が始まり、ドタバタとしているうちに、あっという間に、都予選スタート・・・という感じになるでしょう。 自分たちよりも、蹴れる、競れる、粘れるチームに対して、ロングボールを蹴ってしまっては、ピンチになる。そんな簡単に裏を突くことはできない。しかし、まだパスの精度に自信がなく、仲間のコントロールにも信用が無いと、相手DFの準備が万全なところに、むやみに蹴りだしてしまう・・・「自分のせいで失点したくない」・・・という、弱気な自分に負けてしまうのでしょう。今日も、そんなシーンが見られました。(少しずつ減ってはきていますが)残り1ヶ月で、スキルやタフさは、それほど向上しないはずです。「こんなに練習してたんだから、誰にも負けないし、失敗しても悔いはない。」と、思えるような、根拠のある自信のみが、今の自分を変えてくれるかもしれません。70分間の中で、素晴らしい攻撃を見せるシーンも、2回くらいありました。この回数を5回くらいに増やし、そのチャンスを決めていくことができれば、勝機はある。そう信じて、ラスト1ヶ月、悔いなきように頑張りましょう!
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4/2(土) 尚美川越⇒修徳沼南町⇒十文字新座 尚美学園大学フェスタの2日目。Bチームで、湘南学院に挑みましたが、0-5の大敗。しかし、Bチームは、相手のBと戦うことが多いので、こうして強豪相手に真剣勝負をさせていただけたことは、貴重な経験となりました。 翌日、修徳高校にご招待いただき、柏の沼南町グランドに出向きました。普段は男子のトップチームが練習しているという、沼南町グランドで、35分前後半のシミレーションマッチと、30分×3本のB戦をやっていただきました。技術が高く、スピードもあり、フィジカルも強い。まだまだ何もできない70分間でした。頑張らないと・・・B戦では、試合ができる喜びを全身で表して、頑張っている選手が何名かいました。今後が楽しみです。 翌々日、十文字大学学長杯に招待いただき、新座の十文字グランドに出向きました。大学4チーム(関東学園大学、尚美学園大学、大東文化大学、十文字学園大学)、高校4チーム(本庄第一高校、湘南学院高校、文京学院大女子高校、十文字高校)の、合計8チームが招待されました。文京学院は、Aブロック、尚美学園大学、十文字学園大学、本庄第一高校と同ブロックになりました。 初戦、十文字学園大学。攻撃のリズムがかみ合わず、スコアレスのまま後半15分が経過。試合が連戦だったため、休息を入れるために、全員交代させて、Bチームで挑みました。すると、Bチームのキャプテン、相原選手が2得点をあげて、2-0で勝利しました。Bチームに勝利をもらったAチーム・・・仲間に感謝! 第2戦、本庄第一高校。さきほどの試合で活躍したBチームにも出場機会を与える・・・と、試合前にハーフタイムで全員交代を宣言。しかし、今度は、それが裏目に出たか、Bチームは、出場しても躍動感なし。本庄第一の迫力の前に、終始守りに・・・シュートもほとんど打てず、前半なんとか奪えた1点を守れず、2失点。1-2で敗退。 予選リーグ、1勝1敗で、最終節、尚美学園大学と対戦します。 2位までになれば、十文字大学で、順位決定戦。3位以下は、下宿第三まで走って移動。 頑張りましょう!!
中学生ですが、3月26日に十文字ベントスとTM、27日・28日に、村田主催のU15フェスティバル参加、31日にレッズユースの中1・中2とTM、そして、4月1日から波崎で行われているU15フェスティバルに参加しています。 1日目 熊谷プレシオッサ、SFIDA世田谷、十文字中 2日目 YSCC、鹿島LSC、SFIDA、Belta 3日目 Belta、VIDA と、たくさん試合を重ねています。 「こなしているだけ・・・という感じになるときもありますが、充実しています!」と、山田監督。 中学生は、大会開始まであと一週間となりました。最後の調整、悔いなきように!! |
3/30(木) 尚美学園大学フェスティバル めぬまカップの後は、川越の尚美学園大学へ。 埼玉、東京のチームは昨日一度帰宅して、リフレッシュしていますが、大阪桐蔭、山陽女子、湘南学院は、めぬまから6泊7日の遠征になります。(大阪桐蔭は、めぬまカップの前に埼玉入りしているので、8泊になるようです) なぜか、昨日、ヘンな夢を見て夜中の3時に起き、選手たちに配布するプリントなど作成してしまったので、睡魔に襲われ、試合の合間や、バスの助手席では、死んだように寝てしまいました。しかし、試合は、選手たちが元気に走り回り、めぬまでのラントレの成果を見せてくれました。 めぬまでは、ほとんど出場機会が無かった選手たちだったので、ストレス発散のエネルギーもあったのかもしれません。全員が50分以上出場でき、めぬまカップスタメン組は、サポートにまわり、終始良い雰囲気で、2勝することができました。対戦相手の埼玉栄さんも、小樽北照さんも、人数がギリギリで、相当疲労していました。サッカーで勝負したというより、エネルギーで勝負したという感じでした。 GK 伊藤(松井) DF 大輪(石井)・藤井(杉浦)・井出(加藤)・岡積 MF 清家(鈴木)・辻内・大山(野田)・宇田川(西ヶ谷) FW 相原・松本(森本) ※( )は後半 明日もこのメンバーで、湘南学院さんと対戦します!!
昨日に続き、めぬまカップ後のコメント 山田コーチのコメント 試合前のトレーニングをしてて思ったのは、チームとしてボール奪う前に、個人としての正しい判断ができていないと感じました。チームとして、ここ奪い所!って時なのに、ボーっとしていたり、1対1で対応してくれればカバーが出なくて済むのに‥というような局面が何度もありました。厳しいことを言うようだけど、◎◎も××もそうでしたが、中学時代に散々やったはずのことを忘れちゃうというのは、個人技術的に中学の時から変わってないということになりますよね。ある程度、やったことを覚えていたら、あとは練習の中で数をこなして精度をあげるだけなので確実に自分のスキルとして身につくはずです‥・反復練習が足りないのか、単純にどんなことか忘れてしまったのか分かりませんが、◎◎や××ができなくなっているのは、本人たちだけのせいではなく、指導者側からも、ある程度できるようになるまで、細かいことを言い続けないといけないんだと感じました。一貫生ばっかり目についてしまいましたが、昨日のトレーニングでは、SFIDAから入ってきた二人の方が明らかに守備の能力は高かったです。ただ、変な癖があったり、最後まで追わなかったりそういう部分はありましたが、その辺は普段の練習の選手間で厳しい言葉をかけたりすれば、単純に改善できると思いました。パワーとか、フィジカルとかでボールを奪うのは簡単です!ただそれには限界があります。相手が自分より速かったり強かったりする選手にはそれだけでは絶対に勝てません。ボールの奪い方って個人戦術の中でも細かいテクニックかもしれませんが、そういう基本技術さえ身につけてれば、どんな相手がマッチアップでも自信を持ってプレーすることができます!有吉がそうです!外人相手でも自信を持ってチャレンジできるのは、自分の間合いと感覚が身についているからです。局面で、ガツンとボールを奪うことも時には必要だけど、それは最後の砦であってそれ以外は、基本的に余裕を持ってボールを奪いに行かないと次のプレーには、繋がりません。そこで必要になってくるのは予測を立て駆け引きをすることです。ボールウォッチャーにならず、予測を立てること自体がスキルです!たぶん、△△とか◆◆とかはこの能力が欠如しています。千葉は高いです。新人戦後から何回かトレーニングを見てきましたが、結論は、チーム戦術の前にしっかりした個人戦術を身につけることが大切だと思いました。今後は、1対1なんだけど、ただ対面からの1対1ではなくて、スペースを管理したり、人が関わったりする1対1の守備の練習を、攻撃方向のあるポゼッションの練習とかでやっていければいいと思います。守備が強くなれば攻撃の質も必然的にあがってくると思います! めぬま最後は、湘南戦だった。相手は蹴れる選手、上手い選手がいて、なかなか自分たちのペースで試合を進めることができなかった。相手のコーナーのあとに、カウンターを仕掛けることができたのは良かったと思う。数的同数で、ラストパスも通ったけど、シュートは枠外だった。少ない貴重なチャンスで、しっかり決められれば、格上のチームにも勝つことができると思う。だから全体でどんな場所でも、どんな体勢でも、シュートを打てるようにトレーニングしていく必要があると思った。途中、自分のところでボールを奪ったあと、前にいる麻尾に出したけど、麻尾はボールから離れる動きをしていた。自分は麻尾に受けに来てほしかった。そういうところのズレを合わせていけるように、試合中一つ一つ確認したり、何度も試合を重ね、合わせられるようにしたい。今日、試合をやりながら、小野寺から自分に確認しにきてくれたりした。少しずつ、新入生の二人も馴染んできて、嬉しく思った。中島も、最後まで身体を張って、必死に守ってくれた。今回の合宿では、新一年生の活躍が大きかった。もっともっと自分の色を出してやってもらいたい。麻尾に関しては、昨日、一度交代したけど、次の精華戦では、自分でボールを奪って点を決めた。さすがだと思った。しかし、今日の麻尾からは、焦りのようなものを感じた。麻尾への期待が増せば増すほど、いろいろ要求してしまい、考えすぎて、余裕を持てないのかもしれないと思った。もっと自由にやってもらった方が、活躍できる気がする。4泊5日を通して、チームの弱点、選手の特長など、新しい発見があった。新入生との距離も近づいた。自分は、型にはまった、縛られた環境でやるより、自分たちで考えて、自分たちのスタイルでやりたい。だから、細かいことは言いたくない。きっと周りの人も、そう思う人はたくさんいると思う。しかし、返事や挨拶、気配りはできるチームにしたい。自分たちにしかできない、オリジナルのチームを作れるように、自分が率先してチームを良い方向に導いていけるようにしたい。 |
3/29(水) めぬまカップ2016 今年のめぬまカップは、天候に恵まれました。 開会式は寒かったですが・・・今年も司会の大役を命じられました。 十文字の紹介で、「走れ・逃げろ・石山だ!」と、叫んだことで、十文字が優勝。 聖カピタニオの紹介を飛ばしてしまい、「わざとではありません!」と、弁明したことで、聖カピタニオが準優勝。 「私、司会を務めさせていただく、東京の文京の専任教諭 略してTBSの床爪です」は、ヤヤウケに終わったことで、文京は18位。 今回は、すべて東京以外のチームと対戦でき、多くのことを学ぶことができました。 大会実行委員長の日野先生はじめ、実行委員の先生方には、本当にお世話になりました! 予選リーグ 聖カピタニオ 1-2 × 京都橘 3-0 ◎ 鳳凰 2-0 ◎ 高梁日新 0-0 △ 花咲徳栄 1-1 △ ※3位通過 3位トーナメント 横浜翠陵 1-1 PK3-2 ◎ 京都精華 2-0 ◎ 湘南学院 0-1 × 大会を終えた 10番、松村選手のコメント 今回、この大会合宿を通して、色々な面で成長が見れたと思います。ただ、まだまだ十文字や村田や修徳と互角に戦えるとは思えません。もっと一人一人ができることがあるので、意識を高く取り組み、インターハイ予選にピークを持って行けるように、悔いのないよう、この1ヶ月を過ごしたいです。 大会で3日間 ラントレを実施してくださった 西山コーチコメント 十文字、村田、修徳に挑む為には、ラントレとして定められた日以外に毎回の練習のアップでフィジカル強化のメニューを入れて、作って行かないと間に合わないと感じました。
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3/24(木) 年度末 卒部そして明日から めぬま 21日、横浜翠陵の赤つけカップに招待していただきました。 今回の赤つけは、濃厚で、刺激的でした。翠茂樹先生、ありがとうございました。 横浜から戻り、高校のカフェテリアとホールで、卒部式を行いました。 昨年と一昨年は、東京プリンスホテルで行っていましたが、今回は原点に戻り、学校でということになりました。 高2の生徒が、DVDだと思って焼いてきた板は、実はCD-Rだった・・・という惨劇からスタートし、ドタバタでしたが、場つなぎショーなどが入り、なつかしい感じがして、高校生らしい楽しい会になりました。何人かの卒部生から手紙をもらいましたが、「あの時、そんなふうに思っていたんだ。」と、意外なものもあり、勉強になりました。文京学院をベスト4へ導いた、偉大なる卒部生たちを、拍手で見送りました!! 22日、十文字大学グランドめぐりの3月最終回。十文字大学さんと、30分×3本、練習ゲームを行いました。佐藤暖日先輩も、元気そうでした! 夜には、定年退職される美術科の岸先生を送る会を、ふじみ野にある、本校専属の写真屋さん、トナミフォトスタジオで行いました。40年間文京につとめられた岸先生の笑顔がたくさん見れた、良い会でした!これまでも、何度も試合を見に来てくださっている岸先生・・・ぜひ、広島にも招待してくださいとのことでした!!(広島は芸術の宝庫だそうです) 23日、年度末の仕事を片付け、高校生を西山一貴先生に預け、山田先生の代わり(婚活ではなく、研修)に、中学生の引率のため、晴海総合に向かいました。日体大の先輩後輩ということで、山田先生のオファーを快諾してくださった晴海総合佐藤監督。佐藤先生は、横浜翠陵出身・・・晴海総合の勝部先生のご子息は、文京ふじみ野幼稚園に通い(すでに卒園しています)、その副園長が、岸先生の奥様・・・サッカーを通して、いろいろなところでの人と人のつながりが、大きな円になるのだなあと、思いました。 24日、職員室の片付け・・・六義園での中高練習・・・そして、いよいよ明日から 高校生はめぬまカップがスタートします。しばらくは、学校ホームページで、活動を紹介します! ⇒ こちら
晴海総合の勝部先生が、3月20日の日記に関して、「どれが日野先生なのか、みんな重鎮に見えて、わかりません!」と、申しておりました。一番最後の2枚の写真、松山千春風の方が、日野先生です。 |
3/20(日) 日野先生定年退職記念PARTY 60歳を迎えられ、定年退職となられた、女子サッカー界の重鎮、日野聡先生を囲む会が、熊谷市のホテルで行われました。全国から140名が集結して、日野先生にこれまでの感謝の気持ちを伝えました。 日野先生は、これからも本庄第一高校サッカー部の監督を継続されるとのことですので、定年退職といっても、まだまだお世話になると思いますので、まだお別れではありません。 私のテーブルには、右に東京の女子サッカーのパイオニア、昭和24年生まれの元日大櫻丘高校女子サッカー部監督の三津田先生、左に元関東サッカー協会女子委員長で、昭和19年生まれの元日本体育大学女子サッカー部監督の芦原先生、さらに、元埼玉県高体連女子委員長の島田先生、なでしこリーグの参与、本田先生、女子サッカー界の功労者、塚原様、小島様・・・そして、佐々木則夫元代表監督と、先輩ばかりで、緊張するテーブルでした。まだまだ退職するまえに、時間がある自分は、幸せ者だと思いました。 思えば、超弱かった文京学院を妻沼カップに招待してくださった時から、日野先生との縁が始まりました。 48チーム中、かろうじて、47位になった・・・ 「一生懸命、頑張っているから」と、ただそれだけで招待してくださいました。 あの時、招待していただいていなかったら、私はきっと、進学指導に情熱を燃やす英語教師として、定年を迎えることになったでしょう。まったく違う人生の後半が、日野先生との出会いによって描かれました。 まさに運命の先生・・・そう思っている人たちが、140人集結したのかもしれません。 |
3/19(土) 十文字中学恐るべし 今日も愛しの十文字グランドへ・・・ 埼玉県の登録となる、十文字ベントスU15さんと、25分×3本、東京都の登録となる、十文字中学さんと、30分×2本、トレーニングマッチを行いました。 ベントスさんは、しっかりトレーニングされているという感じのチームでした。まだ立ち上げたばかりであるにもかかわらず、埼玉県のU15選手権予選では、上位に進出。2016年度の大会では、ますますの躍進が期待されそうです。十文字中学さんは、スキルだけではなく、身体も強く、いきなり失点を許してしまいました。その後、得点をとれず、60分で0-1の敗戦。怪我人を除くベストメンバーで戦っただけに、ショックは大きかったですが、この現実を受け止めて、頑張らなければなりません。十文字や村田や修徳には、簡単には勝てない・・・上手くて、強くて、速くて、スタミナがある・・・中学1・2年生にも勝てない・・・いったいどうすれば良いのか・・・と、ヘコみましたが、気を取り直して頑張りたいと思います。壁が高ければ高いほど、頑張れるわけですから。
中学生は、千葉のU15チーム、VONDSさんに招待していただき、トレーニングマッチを行いました。 埼玉県の白岡さんも来ていたようで、山田先生の心が折れるほど、やっつけられたと報告がありました。 今日は、高校生も中学生も、打ちのめされました。 また、頑張りましょう! |
3/18(金) 中学生チームビルディング 昨年、オーストラリアのスポーツ研修旅行の実地踏査に行った際に、「チームビルディング」という言葉を何度も耳にしました。日本でも、Team Building Japan という組織があるようで、かねてから山田先生が、チーム作りの良い方法を模索していたので、紹介してみました。すると、すぐに実行に移してくれました!! ※Team Building Japan ホームページより チームビルディングとは、『仲間が思いを一つにして、一つのゴールに向かって進んでゆける組織づくり』のことです。 もう少し言葉を補うと、『仲間が主体的に自分らしさ、多様性を発揮しつつ、相互に関わりながら一丸となって共通のゴールを達成しようとチャレンジする、そうした組織をつくるための取り組み全般』と言えます。 また、そのために開発された手法やプログラム、研修そのものを「チームビルディング」と呼ぶこともあります。 ここ25年ほどの間に、日本でも多くの組織のリーダシップ研修、人材開発の現場で「チームビルディング」が導入されるようになっています。
チームビルディングプログラムを体験すると・・・
このような変化が起きることで、チームが育っていきます。 (Team Building Japan H.P より) 何事も、やってみなければわかりませんから。効果があるようでしたら、今後も継続的に実施したいと思います! 高校生は、17日はレッズランドで中高トレーニング、18日は学校でトレーニングを行いました。気が付けば、めぬまカップまで、あと1週間・・・3月も、あっという間に終わりそうです。
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3/16(水) スポーツサイエンスフェア 高1スポーツ科学コースクラスが、それぞれの研究テーマを発表しました。 栄養、心理、スポーツ医療、海外との比較、アニメの世界の現実性、競技力向上の秘訣・・・などなど、身近な疑問をテーマにした発表(プレゼンテーション4グループ、ポスターセッション16グループ)が行われました。 1年目ということで、生徒も担任も、試行錯誤の中での発表会でした。 来年は、大学のスポーツ科学関係者、企業、保護者を招待して、このようなイベントを実施できるように、さらに進化させていきたいと思っております。 SSHの活動に比べたら、まだまだひよっ子ですが、何もないところから切り開く、パイオニア魂で頑張る生徒たちに、エネルギーを感じました。中学1年生から3年生のスポーツサイエンスコース在籍(予定者を含む)約80名もオブザーバーとして参加しました。「しっかり聞く姿勢が良い!」と、礼儀正しさ、姿勢の良さ、明るさなど、他コースには無い長所が、高く評価されていました。これは社会に出てから、最も必要な要素です!そこを洗練させながら、さらに、知識を身に着けて行けば、社会に必要とされる人材になれるはずです!!頑張りましょう!!! 発表会を終え、愛する十文字大学グランドへ・・・ どのくらいクラブハウスができているかと、まるで建築中の別荘を見に行くような気持ちで向かいました。 行く途中で、後部座席に座るキャプテンの会話が、耳に入ってきてしまい、あまりに面白かったので、終始ニヤニヤしていまいました。周囲の車からは、危険視されたかもしれません。 何はともあれ、十文字の皆様、ありがとうございました。 今日はなかなかハイテンションだったI山先生。今後ともよろしくお願いいたします。 |
3/14(月) 本気になることの難しさ 余命1年と言われたら、何事にも全力で取り組むか、あきらめておとなしく死ぬのを待つか、どちらかでしょう。 高3になると、そんな気持ちになるのかもしれません。 まだまだ死を予感してないと、手を抜いてしまうのも、無理もありません。 しかし、立ち向かうべき敵は、我々の何倍もの技術、スピード、経験値を持っている・・・ そのことを、いつも忘れないで練習に全力で取り組めるのは、やはり高3のスタメンだけかもしれません。 だからこそ、ピッチに3年生がたくさん立っているチームは、強い。 だからこそ、高校サッカーは、「青春最後のドラマ」になり、熱い試合が続く・・・ あらためて、そう思う一日でした。 どれだけの選手を本気にさせることができるか、それが指導者の手腕なのかもしれません。 自分も、山田先生も、まだまだダメでした。 バレー部中学生を何度も全国優勝へ導き、高校生も、全国準優勝という結果を残した、吉田監督いわく、 中学生は、サボろうと思ってサボるから、大人が見ていないと、すぐにサボる。でも、大人が見ていると、しっかりやる。怒られないと、サボるけど、怒られると、やる。怒るのは疲れるけど、扱いやすい。 高校生は、自分ではサボっているという意識が無く、頑張っていると思い込んでしまう者が多い。だから、怒られても自分で納得できず、素直に頑張れない者が多い。「ハイ」と、とりあえず返事をするけど、あまり変わらない。自分のスタイルが出来上がっているので、やる気を出させるのは、意外と難しい。やる気がある者は、放っておいてもやる気があるし、やる気が無い者は、いくら尻を叩いても、変わらない。扱いが楽だけど、向上させるのは難しい。 とのことでした。 高校生は、スイッチが入る出来事が必要かもしれません。日常を変えるスイッチ・・・見つかりますように!
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3/13(日) 高校生は関東学園 中学生は村田女子 高校生は昨日に引き続き、関東学園大学フェスティバルに参加しました。 Aチームは、関東学園大学にて、埼玉の伝統校、本庄第一高校さんと、埼玉栄さんと対戦しました。 Bチームは、太田運動公園にて、前橋育英高校さん、本庄第一高校さん、関東学園付属高校+市立太田 合同チーム と 対戦させていただきました。 会場が2つに分かれるので、向山先輩(2010年、東京で優勝した時の、伝説のボランチ)にご登場いただき、お世話になりました。貴重な休日を後輩たちのために空けてくださり、婚活が心配ですが、ありがたい限りです。めぬまでもお世話になります。 群馬、埼玉の強豪校と対戦して感じたことは、やはり、パワー不足です。キックの威力、ヘディングの高さ、コンタクトの強さ、すべてにおいて、負けている選手がほとんどでした。もっともっとパワーをつけなければ・・・しかし、都会っ子は、あまり負荷をかけるとスポーツ障害になりやすい・・・やはり、基本となる食事が大事だと思いました。 中学生は、村田女子の西船橋グランドにお邪魔しました。中学1・2年生で、東京の新人戦優勝高校と戦うなんて、頭がおかしいと思われるかもしれませんが、それが師弟関係なのでしょう。矢代先生も、トップの選手を出してくださったようで(高2は修学旅行で不在だったそうです)、20分を10本やり、コテンパンにやられ、そのあと、走り込むという、心折れる作戦で、選手を鍛えるドS魂・・・これも、恩師の影響でしょうか。 「かなり自信があったんですけど。でも、何もできませんでした。速くて、上手くて、寄せてもかわされ・・・秒殺でした。」と、山田先生・・・恐るべしです。山田先生も、村田女子も、恐ろしいという意味です。
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3/12(土) 高校生は関東学園 中学生は常葉橘 高校生は毎年恒例の関東学園大学フェスティバルにご招待いただき、群馬の太田運動公園に出向きました! 中学生は初めて常葉橘中学にお邪魔して、全国レベルを体験させていただきました!! 中学生が文京バスを使用したため、高校生はレンタカーのマイクロで行きました。 レンタカーにはテレビがあるので、女子と男子のワールドカップの映像を流しながら、モチベーションアップを狙いましたが、ほぼ爆睡状態。失敗しました。ただ、相原選手だけは、男子のワールドカップの映像を真剣に見ている様子が、バックミラーで確認できました。 今日は、関東学園大、高崎健康福祉大高校、前橋育英高校と、それぞれ50分、群馬三昧でした!! 明日は、関東学園大と太田運動公園の2か所で、A・Bチームに分かれ、試合をさせていただきます。 中学生は、30分を4本やらせていただきました。うまくて、強くて、打ちのめされた・・・と、山田監督。月曜日から走り込みを入れたいと、申し出がありました。最後は走力の勝負ですからね。 明日は山田先生の母校、村田女子高校の胸を借ります!
めぬまカップの組み合わせが公開されました!⇒こちら |
9/11(金) グランドは十文字 会議室は文京 3月10日、11日は 昼は十文字学園大学のグランドで サッカー。(10日 VS 十文字高校 11日 VS 十文字大学) 夜は文京学院高校のBALスタジオで 会議。(10日 高校リーグ会議 11日 Liga 関東会議) お互い、施設を提供しながら、女子サッカーの発展に寄与しております。 よく見ると、文京学院にだけメリットがあるように見えますが、決して、そんなことは・・・ 今後ともよろしくお願い申し上げます。
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3/9(水) 冷たい雨に打たれて 今日は激しい雨・・・中学生は、にいじゅくみらい公園、高校生は、新小岩私学総合運動場にてトレーニングを行いました。あまりの冷たい雨に、心折れそうになりましたが、選手たちは頑張っていました。シビアなコンディションの中でも、正確なプレーができるようになれば、スタンダードなコンディションでのパフォーマンスは向上する・・・と、勝手な思い込みで、トレーニングを続けました。鼻水をすする音が、各所から聞こえてくるのが辛かったですが。 今日もバレー部の吉田監督とお昼を食べましたが、今日はカツカレーではなく、カレーにしました。すると、「どうしてカツ食べないんですか?」と、聞かれたので、「ちょっと体重オーバーだからね。」と、答えると、「運動部の顧問は、デブであることが、良い顧問の証ですよ!練習試合や遠征で、他校の先生方とつきあい良く飲みに行けば、誰だって太りますよ。しかも指導者って、中途半端に動いたり、長い距離を運転したりするから、お腹だけはすくんですよね。だから食欲だけは旺盛になる。結果、デブになる・・・痩せるのは病気か、よほどストイックか、つきあい悪いか、生徒に授業やらせて自分は走っているような体育の先生か、そのくらいでしょ。」と、ご教授いただきました。 ほぼ開き直っているとしか思えないコメントでしたが、なるほどと思いました。 彼はまた、今回のなでしこ敗戦に対しての新聞報道に関しても、苦言を呈していました。日本の新聞は、試合前には絶対に悪いことを書かない・・・でも、試合が終わり、負けると、途端にそれまで集めた情報を使って、書きまくる・・・これではスポーツ界は発展しないですよね・・・と、セルジオ越後さんをリスペクトしいるかのような話をしていました。 以前は、相手にされなかった女子サッカーが、ここまで記事になるだけでもありがたい・・・と、思ってしまう私はまだまだダメだなあ、と思いました。 よく私は、「好き嫌いで仕事をするな!」と、怒られたことがありました。「あいつは嫌いだから、一緒に仕事したくない」というのは、NGだと。しかし、どうしても、嫌いな人とは仕事をしたくありませんでした。これを解決するには、人を嫌いにならないことしかない・・・と、ある日、思いました。それからは、どんなに嫌だと思う人でも、良いところはある・・・そこをうまく使って、仕事をしようと思いました。サッカーも同じだと思います。次世代のなでしこたちに求めるとしたら、そんなところでしょうかね。でも、私にもどうしても許せない人はいますからね。やはり、大切なのは、嫌われないスキルと、嫌わない耐性なのでしょう・・・ |
3/8(火) 卒業式 キャラの濃い、3年生たちが卒業式を迎えました。 「いやだ~ さびしい~」と、最後まで騒いでいたのは松山夢でした。 TBSのツイッター用に・・・と、集合写真を撮ろうとしたら、急に顔を整え出しました。 さて、どの写真が掲載されるでしょうか・・・どれも没かもしれません。 まだ卒部式がありますので(3月21日)、その時までコメントは差し控えておきます。 大学の体育館の音響装置が不調なため、今年は音響セットをシネフォーカスさんにお願いしてセットしてもらいました。今から20年ほど前、赤坂プリンスホテルの敏腕営業課長だったMさんと、「卒業を祝う会」の営業交渉で知り合い、意気投合し、友人になりました。こちらから仕事をお願いするだけではなく、「どなたか、安いギャラで引き受けてくださる司会者はいませんか?」というオファーを受け、知人を紹介したりしていました。その方が転職された先が、シネフォーカスさんです。大きなイベントの音響・映像を手掛けるプロ集団ですが、破格の値段で、本校の卒業式の音響をお手伝いしてくださいました。やはり、持つべきものは友だと。人生、友達の数だけ、豊かになるのだと、今日もあらためて思いました。気づく人は気づいたと思いますが、昨年までとは全く違う、音質でした。私もせっかくの音響セットなので、マイクだけではもったいないと、MacにBGMを仕込み、オペレーターを務めました。BGM効果があってか、例年より、涙の数が多かった気がしました!
中学生、U15大会のトーナメント表がU15部会のホームページにアップされています。 ⇒こちら 月曜日 山田先生が選手たちを教室に集め、男子小学生との試合の映像を見せながら、攻守の切り替えについてレクチャーしていました。これも今までにない、一歩進んだ取り組みです! 高校生は、私が卒業式の準備に奔走する中、西山ラントレと山田クリニックを行いました。 火曜日 高校生は卒業式の後、新小岩でトレーニングを行いました。 相原選手が絶好調でした。人は何かで変わるものだと思いました。 |
3/6(日) 静岡ヤングサッカーフェスティバル チーム静岡の大将、吉岡太平先生からお電話をいただき、例年、男子が行っている静岡・東京の交流戦(高校選手権で、高体連技術委員会が選考したドイツ遠征のチームも絡みます)に、東京の高校女子選抜チームを招待したいというオファーがありました。( 昨年までは、女子の部には、JFAアカデミーが招待されていました。)その後、高校選手権では、藤枝順心が優勝し、藤枝市としては、女子も盛り上げようと、CM(静岡テレビ)もガンガン流してくださったとのこと。有料試合ということもあり、スタジアムは、いつもと違う雰囲気が漂っていました。2年後のインターハイの会場ともなる、藤枝総合運動公園・・・立派なスタジアムでした! 今回は、団長という名の運転手で参加しましたが、ビビらずにプレーする選手たちと、さわやかに指揮をとる梅原先生の姿を見ることができ、良い一日になりました。また、日本選抜の団長としていらしていた横田先生、スタッフとして参加されていた辺見先生にもお会いでき、男子、女子と、同日、同会場という企画を実現してくださった静岡県の先生方に、心から感謝したいと思いました。 来年もまた・・・と、お互い確約することができました!!
帰り道、文京のバスなのに、文京の選手は一人も乗らず、全員現地で帰ってしまったことに驚く梅原先生・・・ 「そうゆう時代なんだよ。バスは、バスでしかないからね。」と、話すと、「なんだか、それって、寂しいですよね。」と、梅原先生が言うのを聞いたら、確かに自分も、バスはバスでしかないと思っているかもしれないと思いました。購入した当初は、私も部員たちも、大事に大事にしていた文京バス・・・帰りもみんなでワイワイ騒いで帰ったものだなあと。あの当時は、現地帰りなんていう発想はなかった・・・みんなで一緒にいることで、チームワークを育んでいました。いつの日か、人数が増え、現地で帰ることをお願いしたりするようになりました。なので、文京は、現地帰りがOKの学校になった・・・私にとっては、当たり前のことでも、梅原先生には、不思議なことに映ったようです。 中学生は、小6の男子チームとトレーニングマッチを行いました。身体は小さいけれど、速くて上手くて、コテンパンにやられたとのこと。明日、今日の試合のビデオを見ながら、攻撃と守備のレクチャーをして、その後トレーニングを行うと、山田監督から報告がありました。U15選手権の組合せも決まり、一層、気合が入る山田監督。U15東京予選まで、あと1ヶ月と少しです! |
3/4(金) The last 100 days インターハイ東京予選準々決勝まで、あと100日。 100日間のプランを、PDFデータにして、選手たちに配信しました。スマホ世代には、ペーパーレスで・・・ そのうち、4日間が過ぎました。 ダンス発表会の準備や、補習や講座で、全員が揃うわけではないので、学校練習でも良かったのですが、少しでも良い環境で・・・と、外に出向いて、トレーニングをしています。 投資の分だけ価値があるかどうかはわかりませんが、後悔したくないので、やれるだけのことはやるつもりです。 初日の練習で、「昨日のなでしこジャパンの試合を見たか?」と、二人の高校生の選手に聞きました。ひとりは、「見ていません」と答え、もう一人は、「ニュースで見ただけです。」と、応えました。私のように、「見たくない」という理由があればまだ良いのですが、女子サッカーのトップの試合に関心を持つようでなければ、ベスト4のチームと対等に戦うことなんてできないかもな・・・と、思いました。Aチームの選手は、きっとビデオに録画して、何度も見た・・・と、信じたいので、敢えて聞きませんでした。思い込みも、幸せになるためには大切ですからね。ちなみに中学生は全員見ていると、山田先生・・・その山田先生は、大阪に弾丸ツアーで観戦に行きました。やはり指導者を見て、選手は育つのかもしれません。私は、JFAの女子大会部会員なので、女子代表戦は、VIP招待券が届くのですが、一度も行ったことがありません。山田先生は、お金を払って、見ているわけですから・・・選手を責めるのではなく、自分を責めるべきでしょう。 なでしこジャパンは、リオオリンピック出場が絶望的になりましたが、4年後の東京オリンピックに向けて、いろいろな課題をどうクリアしていくか、女子サッカーの転機となるはずです。今回は、「きっとダメだよ。」と、思っていた人と、「予選は大丈夫だろう」と思っていた人と、半々だったように思います。もし、危機感があったら、メンバー編成も違っただろうと思ったりもしますが、結果が出てからあーだこーだ言うのはやめて、東京オリンピックに向けて、すぐにでも動き出し、ピンチをチャンスに変えていきましょう。 次が、東京オリンピックだったということが、本当に幸いだったとポジティブにとらえ、関係者一同、他人ごとにせずに、力を合わせて、協力していきましょう!!選手のみなさんも、まだ予選は終わっていないので、しっかり、テレビを見て、未来へつなげていきましょう。 しょう が 多過ぎました。 と、その前に、自チームも頑張りたい。こちらも応援よろしくお願いいたします。 |
2/29(月) 中学生、国井クリニック 昨年もこの時期お世話になりましたが・・・図々しく今年も中1・中2の技術向上のために国井クリニックを・・・と、山田先生が連絡すると、快く受け入れてくださいました。 私も、土曜日の夜に、仙台に行くことをお伝えすると、「男子のテクニシャンを用意してお待ちしています!」、と、ショートメールをいただきました。 今回は、聖和短期大学に宿泊させていただきましたが、短大には体育館があり、「集中トレーニング」には、最適の環境でした。高2の有澤選手だけは、夏にオーストラリアの語学研修に参加したため、この時期修学旅行が無く、もしかしたらもしかして、と、声をかけると、「ぜひ行きたいです!」と、前向きな返事が返ってきました。大部屋合宿で、ひとりで中1・中2の軍団に入るとは、なかなか大したものです。それだけサッカーに飢えていて、「上手くなりたい!」と、強く思っているのでしょう。
ナショナルトレセンは、日本のサッカーを大きく進化させた制度であることは間違いないでしょう。 トレセンとは、トレーニングセンター。勉強に置き換えれば、大学入試センターのようなものでしょう。 チームで個別に好き勝手に教えるのではなく、ひとつの大きな指針のもとで、選手を育てて行く・・・ 大学で個別に入試をするのではなく、共通のテストを課していく・・・ サッカーをやるうえで、トレセンに入ることは、ひとつの大きな目標 勉強をするうえで、センター試験の得点率を上げることは、ひとつの大きな目標 しかし・・・ 全体的な水準は、高くなっていき、それを教えるための指導者のスキルもレベルアップしていく一方で、 セオリーに反する者は、NGとされる指導のもとでは、個性やアイデアが育ちにくいというのも事実でしょう。 相手の意表をつくような選手は、育ちにくい・・・ 京都大学の入試問題を解けるような生徒は、育ちにくい・・ 国井先生や、向笠先生の時代は、トレセンなどという制度は無かった・・・男子は25年前、女子は10年前からスタートした制度であり、それまでは、それぞれの指導者が研究し、選手を育てるしかなかった・・・だからこそ、海外に出向き、自らの目で研究し、最高のものを見つけ出す努力をしたのでしょう。それが正しいのか、間違っているのか、それは結果でしかわからない・・・そんな時代を生き抜き、24回大会となった高校女子選手権に、24年連続で出場させている国井先生は、やはり、ただ者では無いと思いました。 この時代の方々から、私たちは、もっともっと多くを学ばなければならないと、痛感しました。 今回も、「弱くても勝てる方法」を、教えていただきました。 それがそのまま文京に当てはめられるか・・・まずは中学で実践して、上手く行ったら、高校でもやろう!と、盛り上がりました。 「やっぱり、この年代だよ!まだ配線ができていない!配線ができあがった家をつくりかえるのは、金もかかるし、手間もかかる。でも、配線ができる前なら、いくらでも作り変えられる!」と、中学生の指導に力を入れてくださいました。 ⇒学校のホームページに記載しました!
今日の日本女子代表の試合を見て、落胆した方は多いと思います。 原因がわかっている方も、多いと思います。 今回、女子がリオに行けなかった場合、女子サッカーは、間違いなく衰退します。 そのプレッシャーを背負ってプレーすることは、大変なことだと思います。 今日の試合で、女子のチームスポーツで優先すべきものが何か、あらためてよくわかりました。ね。 |
2/25(木) 永作誠一郎先生、謹んでご冥福をお祈りいたします 2010年、文京学院中学校教頭に着任された永作誠一郎先生。(その後、中高一貫部校長になられましたが、ご体調を崩され、ご退職されました。)永作先生は剣道7段・・・長年、公立高校で剣道の指導をされており、高体連剣道専門部の役員もやられていた、高校剣道界では、有名なお方・・・「部活動を通した人間教育」を実践され、文京学院中高でも、スポーツを愛する管理職として、常にサッカー部を応援してくださいました。鹿島ハイツのすぐそばにご実家があり、私に、鹿島ハイツの帽子をプレゼントしてくださったこともありました。 2010年、文京が東京で優勝し、関東大会に、東京第一代表として出場した時、第五代表の修徳に0-1で敗れ、全国出場のチャンスを逃した・・・その時にくださったメールが、以下のメールです。 勝負は魔物です。実力がありながら勝てなかったこと、不十分なコンデションでありながら優勝したこと。勢いや流れも多分に影響すると思います。大事なことは負けた時の心の持ち方・「何くそ、今に見ていろ」という気概を持つことだと私は教えてきました。「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」剣道の教えです。先生、生徒の夢多い未来のために頑張ってください。 破天荒な先生でしたが、情に厚く、いつも部活に奮闘する私を、気にかけてくださいました。先生のような部活の文化に価値を置く方が、背中を押してくださったおかげで、ここまで頑張ってこれました。 昨日、2月24日、永眠されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 これからは、先生の分も、頑張らせていただきます! 通夜 2月28日(日)6時~7時 告別式 29日(月)11時~12時 重秀寺(ちょうしゅうじ)にて (港区白金2ー1ー16 高輪3番出口より) |
2/24(水) Liga 高校選抜 今週末、2月27日(土) 関東Liga高校選抜 VS 関東大学選抜B の試合が、西が丘で11時より行われます。 1 GK 神作 樹那/修徳高校 2 DF 奥田 未帆/幕張総合高校 3 DF 鈴木 彩香/湘南学院高校 4 DF/MF 中山 実優/市立太田高校 5 DF/MF 向井 彩香/高崎健康福祉大学高崎高校 6 MF 大島 彩香/久喜高校 7 MF 横山 雛/本庄第一高校 8 MF 宮井 瑞奈/本庄第一高校 9 MF/FW 山本 雅代/成立学園高校 10 DF/MF/FW 住永 楽夢/十文字高校 11 MF/FW 吉野 里奈/千葉明徳高校 12 GK 池田 里咲/常盤大学高校 13 FW 松山 夢/文京学院大学女子高校 14 MF 佐藤 愛里/本庄第一高校 15 MF 太田 芽依/大和高校 16 DF/MF/FW 出耒村 亜美/飛鳥高校 17 MF 佐々木 葵/花咲徳栄高校 18 MF 吉田 紗季/花咲徳栄高校 団長 日野 聡(本庄第一高校) 監督 末 貴光(花咲徳栄高校) コーチ 片桐 政人(幕張総合高校) 松本 真季(花咲徳栄高校) 沖縄マラソンに参加した、あるサッカー指導者の方から、こんなメールが届きました。誰かは、きっと、わかると思います。完走者リストをすべて見れば、発見できます!まっ、誰が書いたかが重要なのではなく、文京のサッカー部の皆さんへのメッセージだと思って、読んでください!! マラソンで感じたことがあります! やはり、ぶっつけ本番では、体力配分とか、アップダウンとか、関門の時間とか‥何も分からないでただ走ってるから本当に不安でした。 何度も心折れ、何度も妥協し、足が痛いからという理由で、救護室に行こうとさえ思いました。 これは、スタートした時から決まっている事なので、最後の最後まで私の中のモチベーションになりました! |
2/22(月) 敗戦の余韻を味わう暇もなく大会部会 日本サッカー協会にて、女子大会部会が行われました。 私は、高体連代表として、出席しています。 大学の代表は、川本先生(大東文化) ナショナルトレセンコーチの代表は、大野先生 その他は、各地域の女子委員長です。 この会議で、最も神経を使うのは、各大会の地域出場枠。 間違えると大変なことになります。皇后杯、U18ユース大会の関東枠が、思っていた数と違いました。 ここに、詳しく書きたい気持ちは山々ですが、関東女子委員長の神庭先生から、しっかりとした情報連絡筋で伝わるようにしないといけないので、時間が経ってから、まとめて書きます。 U15の全国大会で、暑熱対策がとられるようになりました。 今までのように、炎天下で試合をやることは、ルール違反ということになりそうです。 何か起こってからでは遅い。何か起こる前に、対応するということで、ようやく今年からスタートしました。 これもまた、正式なルートからの発表がありましたら、まとめて書きます。 文京も、U15全国を狙っているので、いち早くその情報を知ってしまい、ズルい気はしますが・・・試合に負けた後に、落ち込む暇もなく、全国のチームのために、3時間にもおよぶ会議に参加しているのですから、そのくらい勘弁してもらえるでしょう。 マーケティング部からは、高校女子選手権のTV視聴率の報告がありました。 今年から全国ネットになった決勝戦の視聴率は 平均4.2% 16:00 が最大で7.2% ちなみに同時間帯のスポーツ番組は・・・ 大学ラグビー選手権決勝は 3.4% 春高バレー男子決勝は 2.9% バスケットボール選手権女子決勝 0.9% ということで、女子のスポーツ番組としては、異例の高視聴率ということが報告されました。 準決勝、決勝の合計入場者数も 1,709(2010)⇒2,340(2011)⇒2,641(2012)⇒4,809(2013)⇒3,806(2014)⇒7,516(2015) と、今年は大幅に伸びました。 が、まだまだ男子の観客数に比べたら・・・と、欲張りすぎてはいけません。 新人戦の試合の問い合わせも増えているという情報もありました。テレビに出ていたチームを見に行こう・・・きっとこれから少しずつ、都道府県レベルの試合でも、保護者以外の観客が増えていくでしょう。 会議の後、東海地域女子委員長の吉岡先生と、3月にある、テレビ静岡主催、第31回ヤングサッカーフェスティバルの話をしました。⇒shizuoka0306.pdf へのリンク 3月6日(日)藤枝総合運動公園サッカー場 10:20 U16静岡選抜 VS U16東京選抜(男子・国体チーム) 12:00 静岡県高校女子選抜 VS 東京都高校女子選抜 14:00 静岡県ユース選抜 VS 日本高校選抜(男子・高校選手権優秀選手/ドイツ遠征チーム) テレビでは、「日本一の藤枝順心の選手も参加!」と、CMが流れているようです。今回、藤枝順心が日本一になったことで、藤枝市が、女子サッカーの強化のために予算組をして、藤枝で行われる2018年のインターハイでも、日本一を狙うというプランができているとのこと。そして、今回、藤枝順心が優勝した裏には、常葉学園橘の援護射撃があったと。優勝候補の常盤木学園を倒し、そして、神村学園との試合でも、PK戦までもつれ込んだ・・・順心の選手たちに、「静岡2位の常葉がPK戦なら、静岡1位の私たちは必ず勝つ!」という気持ちが芽生えたのではという、あくまでも推測ですが、そんなことが根拠になり、「チーム静岡でつかんだ優勝!」ということになったそうです。 そして、そのチーム静岡に挑む、東京選抜チーム。清水、松村、権田、千葉が、そのメンバーに入っています。梅原監督のもと、しっかり学んできてほしいと思います。私も行きますが・・・ さて・・・昨日の試合の写真と動画を、星川さんのお父様からいただきました。 学校のホームページに写真をアップしました。 サッカーノートを一番早く出した有澤選手のコメントも掲載しました。⇒こちら 最後の失点のシーン、何度も見た後に、JFAの大会部会に出ました。 そこで、トレセンコーチの大野先生から、TSGレポートと、2016年度のトレセンテーマを聞きました。 その中で、失点シーンの映像が思い浮かぶ言葉が・・・ 守備の課題 クロスの守備 (ボールウォッチャーをなくす 身体を張るプレー<Be First> ヘディングのテクニック) 攻撃の課題 クロスの質 (状況に応じて、意図的なクロスをあげるテクニック) GKの課題 良い準備をすることの重要性(観る、予測、状況把握、判断、ポジショニング、指示) 修徳のクロスの質は、意図があり、すばらしかった・・・それに対して、文京のクロスの対応は、先に触れず、ボールばかり見てしまい、指示もなかった・・・・負けるべくして、負けた・・・そう思いました。 その他、大野先生のレポートは、とても参考になるものでしたので、今後の練習に生かしていきたいと思います。 サッカーダイジェストの小松崎様から、昨日の写真を送っていただきました。 試合前の集合、試合前、試合後・・・その3枚です。 3月から、また頑張ろうと思わせてくれる、3枚の写真でした。ありがとうございます!
おっと・・・成北オジサンへのお礼を忘れていました。 バモバモバモ文京♪バモバモバモ文京♪ 頭から離れません!!ありがとうごうざいました! 喉の調子が心配でした・・・ |
2/21(日) 新人戦3決 1-2負け(VS修徳) GK 松井 DF 権田・東・千葉・渡辺 MF 松村・清水・有澤・相原 FW 麻尾・松本 交代 森本⇒松本 前半、左サイドの角度の無いところから、豪快なミドルを決められ、先制点を許しました。 後半、得点をとるために、松村をFWに上げ、キック力のある森本選手をハーフにしました。 すると、期待に応え、森本選手からのパスを受け、松村選手が同点ゴール。 チャンスよりもピンチの方が多かったとは思いますが、そのままスコアレス。 アディショナルタイムは 2分。 1分30秒が経過したとき、左サイドからクロスがあがり、修徳らしい得点で、やられました。 そして、試合終了。天を仰ぐ選手たちを見ていたら、まさに、悲劇でしかありませんでした。 実力の差を埋めるべく、全力で頑張った選手たちに、笑顔をもたらすことはできなかった・・・ これが、有賀先生と自分の勝負強さの 差なのだろうと 落ち込み・・・はせず、、 きっとこの差を、山田コーチや西山コーチ、そして、キャプテン清水が必ず埋めてくれるだろうと、さっそく3月の練習を増やしました。こうゆう悲劇的な負け方は、なかなか体験できない・・・これをインターハイ予選で繰り返したら、馬鹿監督と言われる・・・ちょっと強いけど、よい刺激になったと思います。 きっと、有賀先生も、今日の試合内容には満足していないはずです。3年生が活躍して、全国大会3位という結果を残して、新チームを迎えた・・・まだ、チームが完成していない状況で新人戦を迎える・・・そう、文京のバレーボール部と同じ環境です。きっと、メチャクチャ練習して、すごいチームをつくってくるでしょう。そして、久しぶりに雄叫びをあげていた石山先生・・・昨日の表彰式には、新人戦前日だというのに、エースたちが参加してくれましたが、もしかしたら、表彰式で満足させてしまい、今日は村田の闘志の前に、力を出し切れなかったのかもしれません。こちらも、15人上がる全国4位の一貫中3と、高校からのスーパー補強で、またまたすごいチームになるでしょう。そして優勝した村田は、選手権予選で敗退したために、新チームを10月からつくり、すでに5ヶ月目に入っています。チーム全体の迫力を感じる決勝戦でした。もうあとは、最後の仕上げだけ・・・そんな感じになっています。 この3チームを倒さなければ、広島への道は開けない。 それは、普通のことではない。 だからこそ、わくわくすることなのでしょう。 試合終了後、高2と新入生4名(SFIDA2名、セリアス1名、府ロク1名)で、十文字さんと練習試合を行いました。気持ちを切り替えるには、よいきっかけとなりました。そして、さらに、中2に上記新入生4名を加えて、十文字さんと戸山さんと練習試合を行いました。中2の選手たちは、いつも試合に出る機会がなく、うまくチームに融合できない選手に対して、厳しい言葉をかけるのではなく、励ますことばをかけていました。何か、ひとつ、ふたつ、波を超えて、大人になった・・・という感じでした。師匠の山田先生は、今日はある事情でお休み・・・ですが、選手たちは手を抜くことなく、頑張っていました。新小岩に、10時間いましたが、最後に未来を感じながら、学校に戻りました。学校に戻ると、警備員さんが出てきて、「お疲れ様でした!」と、迎えてくれました。 昨日の表彰式から、今日の試合まで・・・警備員さんは、私の苦労をわかってくれていました。
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2/20(土) リーグ表彰式 文京学院のホールで、東京都サッカー協会・女子サッカー連盟のリーグ表彰式 と 東京都高体連女子サッカーリーグ(東京JKリーグ)の表彰式が行われました。 年度当初は、高校は、高校だけで切り離して実施するつもりでしたが、U15や一般と合同でやることで、卒業生にもたくさん会えたし、U15年代の後輩選手たちの前で、表彰される方が、よりうれしいかな・・・と、思いました。 U15リーグ、高校リーグ、一般リーグ、それぞれ5つのカテゴリーに分かれているので、1位~3位の団体表彰だけで、45団体。それに、それぞれのカテゴリーで得点王、最優秀選手がいて、さらに、チームに優秀選手がいるので、とても忙しい表彰式になります。 JKリーグの表彰は、協賛企業からの賞品が並び、豪華に見えました。⇒JK2015commendation.pdf へのリンク 切磋琢磨の環境を維持していくためには、出場チームが、全試合、全力で戦うリーグにしなければなりません。そのために、得点王の賞品を豪華にしたり、MVPは投票制にしたり、「あのリーグに参加したいなあ」と、思わせるような演出が大事になります。パンフレットがあまり売れず、赤字のリーグになりましたが、それでも協賛企業に協力していただき、賞品を揃え、賞状を作成し、JKリーグをPRするために、マックのキーノートで素人なりの映像をつくりました。TBSと電通が演出する高校選手権の表彰式には程遠いですが(曲はパクリました)、第1回としては、良いスタートが切れたと思います。「あのステージで表彰されたい!」そう思う選手が、たくさん出てくれれば、苦労の甲斐もあります!東京の中学生たちが、東京でプレーしたいと思うように、来年もJKリーグをもっと盛り上げていきたいと思います。優秀選手ではなく、ベストイレブンを選出して、オーストラリア遠征・・・ゴールドコーストで、五郎丸と握手!!そんなプレミアムをつければ、選手たちのモチベーションも、グッと上がるでしょう。それには お金 が必要になります。頑張って、スポンサーを集めましょう!! リーグ部会の前田さんを筆頭に女子連盟のスタッフ、リーグ担当の先生方や、いつも率先してお手伝いしてくださる晴海総合の石岡先生、SFIDAの山田コーチが、準備や片づけを手伝ってくださり、「みんなで東京の選手たちを盛り上げている」という、そんな雰囲気を感じ、疲れましたが、充実した一日になりました。やはり、みんが協力して、イベントを行うというのは、良いことですね。 JKリーグの優秀選手は、スキー研修や海外へ行っている選手以外は、全員本物が来てくれました!! 本物が来てくれると、インタビューもできるので、盛り上がります。 ちょっとふざけすぎて、厳粛な表彰式の雰囲気を思い切り壊してしまいましたが、皆さん、寛容に、お許しくださいました。 何年か前に提案したのですが、個人表彰は登壇させず、座席を指定させ、名前を呼ばれて起立、礼。賞状とメダルは、式の最後にもらうという方が、式全体の時間が短縮されて良いと思います。ただ、今回は、L・Sportsさんが全受賞者の写真をとってくださり、データで無償支給ということをやってくださったので、動線としては、良かったかなと。わざわざ視察に来て動線を考えた、前田さん、阿部さん、そして小尾先生のお手柄です!来年は、より、スタイリッシュな式になるように、いろいろと、検討しましょう。 「賞をあげることで、選手たちのモチベーションをアップさせたい」 という考えもわかります。 しかし、その賞をもらうことの難易度が、受賞者の喜びになるのも事実です。 このバランスをうまくとれるような表彰式のあり方を、考えましょう。 プレゼンターは、やはり、山郷さんや有吉選手のような、人間的にもサッカー的にも、中高生の目標となるような人が担当できると良いですね。今年は、お地蔵様(小尾先生)が、握手担当。ご利益があると思います!
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2/19(金) 中2のちょっといい話 中2の体育の持久走。成績は、3回の計測の合計でつけられる・・・1回目、2回目と、1位だった選手が、3回目、先頭にいない・・・その後ろを探しても、どこにもいない・・・すると、クラスで走りが苦手な選手の背中を押して、一緒に走っていたそうです。自分の成績が悪くなっても、人の成績を上げようとする姿に、授業担当者は感動したそうです。その選手は、Bチームのキャプテンを任されたことがある選手。知らないうちに、「自分のことよりも、チームのために」という、自己犠牲を惜しまない精神が、身についたのでしょう。 先日、インフルエンザにかかり、追試を行うことになった中2のある選手・・・欠席の予定でしたが、試験が少し早く終わったらしく、平日は、駅からのシャトルバスが出ていないのに、電車とバスを乗り継いで、レッズランドまでやってきました。到着してから、終了予定まで30分しかないのに・・・大切な試合前にインフルエンザにかかり、チームに迷惑をかけたという自戒の念が、彼女を自然に動かしたのでしょう。将来、間違いなく、責任ある社会人になるでしょうね。 チームスポーツによって、成長する二人の中学生の、ちょっといい話でした。 中学生の純粋さに刺激を受けて、おばさんたち(高2)も若返りました! 今日も、中2 VS 高2 のミニゲームを行いましたが、今日は、ボランチの清水・有澤をフリーマンにして、配球の精度と、受け手の動き出しの質を高めることを意識させました。 |
2/18(木) 高2・中2 再起動 2月下旬に修学旅行が設定されているため、当該学年(中2・高2)は、定期試験が2週間早くなっています。 そのため、この時期は、なかなかチーム揃って練習できません。 ここ5年間は、新人戦でベスト4になれず、1月でチームは一度解散していたので、あまり気になりませんでしたが、 大会が継続していると、このように選手が全員揃わないというのは、結構つらいものです。 試験最終日となった今日。レッズランドまで出向きました。 さすがに1時から利用している人は誰もいませんでした。 中2 VS 高2 で ミニゲームをしながら、コンディションを確認しました。 最初は、かなり動きが悪く、新人戦終息宣言を出しそうになりましたが、徐々に徐々にリズムが良くなりました。 中2も、日ごろのトレーニングの成果が明確に見える選手が増えてきました。 中学生は、春の遠征予定が決まりました。 聖和学園への2泊3日のドリブル強化合宿からスタートし、村田女子、常葉橘中学、東海大翔洋U15、VONDSなどへの日帰り遠征、先輩風を吹かせて、ほぼ強引に練習試合を組んでいただく、晴海総合(山田>石岡・佐藤)、十文字ベントス(山田>富樫)、村田主催のU15フェスティバル、サッカーマガジン主催のフェスティバル、最後の仕上げに、エルフェン、メニーナという恩師めぐり。途中、チームワークを強化するために、チームビルディングのレクレーションを1日入れるなど、負けないチームを作るために、やれるだけのことは何でもやる・・・という、山田監督の意気込みを感じるスケジュールになっています。 高校生も、5月のインターハイ予選東京代表決定戦までのスケジュールが、ほぼ固まりました。関東学園大学、尚美学園大学、十文字学園女子大学のフェスティバル、めぬまカップ、横浜翠陵赤つけカップ、修徳・十文字とのTM、その合間に、西山コーチのラントレと、山田コーチの守備トレ・・・こちらも、これまで以上に早めに計画を立て、準備万端。今年を逃すわけにはいなかいという意気込みで、スケジュールを組んでいます。
余談ですが・・・火曜日に、横浜翠陵のスミス先生と、その同僚3名と、学芸大学の中華料理屋に行きました。 目的は、「今後の私学教育における部活動の存在意義」を、語る・・・ということでした。 とてもおいしい中華料理と、とてもバイタリティーのある先生方と、有意義な時間を過ごせました。 ありがとうございました。 やはり、教育者が、学校をつくりあがていかないと、日本はダメになる・・・間違いありません! |
2/14(日) 晴海総合・SFIDA世田谷U15とTM 今日も晴海総合にお邪魔しました。 昨日とは全く違う、嵐でしたが・・・それでもグランドを使わせていただきました。 フットボールのコンディションとしては、なかなか良いコンディション。 洗濯をする親としては、最悪のコンディション。 いまだに十文字のホームページのトップに貼ってある写真の試合。 湘南学院との、雨の中の決勝。神奈川県での。 そして、今年の選手権予選も、神奈川。あれから8年が過ぎた(関東8都県が持ち回り開催)・・・ あの試合は、本当に壮絶でした。 そして、全国決めで涙をのんだ、成立学園の試合のことも、選手たちに話しました。 雨のグランドでこそ、勝負強さが求められる。 まだまだ中3、高1のチームは、勝負強くありませんでした。 SFIDA世田谷の中学生は、個のスキルが非常に高く、ピッチコンディションの悪さをまったく感じさせないプレーで、得点を重ねていました。バランスが悪くても強いキックが蹴れ、コントロールができる・・・さすがでした。そんな中で、SFIDA出身(まだ在籍中)の2名は、意地を見せていました。 今回、文京学院に入学することになったSFIDA世田谷の2人。 ひとりは、ユースに上がれないという宣告を受け、新しいチームで頑張ろうと思い、意識が変わっていったという選手。今日の得点シーンを見て、「あんなプレー、うちのチームではやりませんよ!」と、SFIDAの楠本コーチが驚いていました。もうひとりは、ユースに上がれると言われたけれど、英語の勉強とサッカーの両方を頑張りたいという考えで、悩んで悩んだ末に、文京学院に決めた選手。中学年代に、挫折を体験したり、将来を考えるということは、非常に重要なことなのでしょう。それぞれに、それぞれのドラマがあり、そして文京学院への入学を決めた・・・一貫生も、小6の頃を思い出し、そして、中学3年間を思い出し、今、何をすべきかを考えるきっかけになったと思います。
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2/13(土) 晴海総合とTM 2月10日、11日と、高校入試が行われました。東京都の一般受験(併願優遇を含む)です。 私も面接官を担当し、何名かのサッカー部希望者と面接をしました。 文京学院に入ってくれたらなあ・・・と、期待をこめて。 高2が定期試験前で活動休止。高1のスポーツサイエンスクラスは、冬休み明けの単語テストの追試。ということで、高1のスポーツサイエンスクラス以外の2名と、中3、14名の 合計16名で晴海総合さんとトレーニングマッチ(30分×4本)に向かいました。高1スポーツサイエンスクラスの8名も、最後の1試合にギリギリ間に合いました。
中学生は、2月11日、FCベルタさんと、U14大会で対戦しました。結果は0-0引き分けでした。怪我人のうち、GKとエースが復帰。しかし、キャプテンは、インフルエンザのため、直前の練習には出れず。そんな中で、負けない試合ができたのは、良かったのかもしれません。そして、勝ちきれなかったことで、課題を深刻に受け止めることができたかもしれません。山田監督から、「U15選手権東京予選までにやりたいこと」というリストを受け取りました。修学旅行から帰京した翌日、2月27日から、4月3日まで、バッチリ強化できるようなプログラムを実施していきます。「私たちが歴史を作ります!」と、力強くノートに書く中2たち。周囲を驚かせるような躍進に期待しています。 この夏、東京都サッカー協会の記念事業として、U14・U16の東京女子選抜ドイツ遠征が行われます。そして、U14の指導を、修徳学園中学の武末先生と文京学院の山田先生、武山コンビが行います。中学年代で、ヨーロッパのサッカー文化を体験できることは、非常に重要・・・男子も、高体連技術部が、高校選手権で優秀選手を選出し、4月にドイツ遠征を行っていますが、その高体連を組織した上野先生(現 東京都サッカー協会会長)が、「女子のユース年代にヨーロッパのサッカー文化体験を」、と、動いてくださりました。3月に2回の選考会を行い、U14東京女子代表ドイツ遠征チームを編成するとのことです。東京が、東京の力で、将来の東京国体選手や、東京のなでしこリーグ(ベレーザやSFIDA)で活躍し、代表に入るような選手や、女性指導者を育てていきたくということは、ある意味、国会に対抗する都議会のような感じでしょうが、東京だからこそできることかなと思います。海外遠征そのものは、他県でもすでに行っているところはありますが、中学年代で、しかも女性指導者で、というところに、東京のオリジナリティーがあるのかなと思います。本当は、全国ベスト4の監督、十文字の大滝監督や、昨年度の覇者、セリアスの望月監督やSFIDAの山田コーチ、ベルタの宮沢監督にも、スタッフに入っていただければ、さらに最強なのでしょうが、男性なので・・・きっと、アドバイザーとして、武山コンビをサポートしてくださるでしょう。そして、きっと、山田先生のことですから、メニーナやベレーザにも協力を仰ぐことでしょう。東京には、有能な人材がたくさんいるのですから・・・力をあわせれば、もっともっと強化されると思います。 |
2/8(月) 選手たちの敗戦コメント 朝一番で、サッカーノートを出してきたのは、高1の松本選手。きっと、今までにない何かを感じた試合だったのでしょう。試合に先発出場して、途中交代させられる・・・そして、コーチから怒られる・・・こんな経験が無いと、意識は変わらないのかもしれません。そのような状況を日常的につくり出し、控え選手のモチベーションを高めていくためには、どうすれば良いか。私にはまだ答えが見つかりません。できるだけ多くの選手に、試合を経験させるしかない・・・しかし、3月からはインターハイ予選に向けて、ある程度メンバーを固定せざるを得ない・・・私にできることは、選手たちのコメントを全員に配ることくらいです。そして気持ちを共有してもらうことです。 今日は、たまたまCALL教室(Computer Assisted Language Learning)で、1杉スポーツサイエンスクラスの総合学習の監督代行が入ったので、サッカーノートをワードで打ちまくり、練習で配布しました。これで、選手たちの意識が少しでも高くなれば・・・ 勝つことができなかった。前半、自分たちはビビらずにプレッシャーをかけつづけた。耐えて、耐えて、耐えて、そしたら絶対にチャンスは来るから、そこで決めるということを全体の目標としてやった。危ない場面は何度もあったけど、松井が必死にゴールを守ってくれた。松井の言葉を信じてよかった。これからもGK3人でお互いを高めあってほしい。自分自身は、メニーナとのTMのときに、山田先生に言われた、サイドハーフ、サイドバックのカバーは、ボランチが出る・・・ということが、少しできるようになった。これは自分の中で、大きな成長だと思う。ドリブルで向かってくる相手に対しても、わずかだけど、ボールを奪うことができた。これからは、カバーの質、速さ、1対1の強さを磨いていきたい。後半のラスト20分くらいに全体的に運動量が落ちた。けれど、ラスト10分、踏ん張れた。これはラントレの成果かもしれない。運動量を落とさないで、そしてラスト10分頑張れるようになれば、そこでまたチャンスを作ることができるはず。約3ケ月後のインターハイ予選では、十文字と再び対戦する。それまでに十文字はさらにレベルアップしてくるかもしれない。けれど、それを上回れるように、日々のトレーニングで鍛えていきたい。 年明けの十文字とのTMから約1ケ月。あのときは、攻撃も守備も、まったく歯が立たなかった。でも、山田先生のトレーニングの効果が出たと思った時が、確かにあった。親には全然ダメだったねと言われた。見ている人からすれば、全然戦えていないと思われたかもしれないけど、自分はちゃんと課題も見つかり、収穫があったので、これからのためになる試合だったと思う。また、今日は1年生が奮闘していた。松井のナイスセーブで、何度も救われたし、渡辺や東も、守備の意識がすごく高くなっていた。次に戦うときは、守備だけでなく、攻撃もレベルアップさせたい。今日の4回のチャンス。決めどころで、しっかり決められるようにする。明日からテスト休みとなってしまうが、これで落ちないように、今日の敗戦をしっかり受け止め、オフのトレーニングを頑張りたい。次の修徳戦でも、しっかり走りきれるようにしたい。自分たちはベスト4に残ったチームの中で、一番技術がない。だからこそ、走りで補うしかない。ミスしても誰かがカバーする。そんな80分間が続くようにしたい。ベスト4で、表彰されるのは3位まで。守って、耐えて、少ないチャンスをモノにする。もっともっとチームの共通理解を明確にしていかなければならない。テスト明けの練習から、気合いを入れて取り組みたい。 交代され、山田先生に言われたこと。 悔しい負けを体験しないと、本気にはなれない・・・負けた悔しさを、昨年感じていたら、きっと1年間無駄には過ごさなかったのでしょう。体験してみないとわからない・・・でも、それでは、試合に出た人しか成長しないのです。どうすればよいのでしょうかね。永遠のテーマですね。 こうしてサッカーノートを出してきた選手は、試合に出場した選手と、GKに転向した滝口です。意識の高さを感じます。負傷欠場の中村選手も、試合前日にノートを出してきました。昨日返却しようと思っていましたが、現地だったので、返すのを忘れてしまいました。このノートをこうして月曜日の練習で配れることに意味がある・・・もし、今日の練習でノートを出しても、火曜日はオフなので配られず、水曜日は入試で忙しいのでそんな暇は無い。それがわかっていたのかどうかはわかりませんが、月曜日のこの段階で、ノートのコピーを配れたことで、清水たちの本気度が、皆に伝わったことに間違いありません! 山田先生の引き出しは、私の体重と同じように、毎年毎年、増え続けています。B級コーチ取得研修で、トップレベルの選手や指導者と出会い、東京国体コーチで、山下先生をはじめとする重鎮から学び、日本代表の友人からは、ワールドカップでフィジカルの勝る相手との戦い方を聞き、恩師の寺谷さん、大須賀さんからは、練習試合に呼んでいただき、多くのことを学んだようです。まだ20代の山田先生ですが、今はスポンジのようになんでも吸収できる時だと思います。その知識や経験は、必ずや文京サッカー部の中学・高校に生かさせると確信しています。清水たちの代は、山田先生にとっては、初代。今のメニーナの寺谷監督と山田先生の関係が、山田先生と清水たちの関係です。この絆が、きっとこれまでにないチームを作ってくれると信じています。そして将来、山田チルドレンが、文京の指導者になってくれれば、私も安心して定年を迎えられます!だから、教えてもらったことを、人に伝えられるように、しっかり吸収してください!! 今日の練習は、高校生は、高1だけで行いました。中学生も、最初は人数が少なく、「テンション下がりますね」と、山田先生。鈴木トレーナーには、怪我人のケアをお願いしましたが、途中で行方不明に・・・しばらくすると、登場しました。「あまりの寒さで、暖かくなる便座があるトイレの個室で、暖をとっていました。」と。私は、10人だけの練習でしたが、古き良き時代を思い出しながら、楽しませていただきました。人数が少ないと、ひとりひとりのできること、できないことがよくわかり、勉強になりました。テニス部も、寒さに耐えられなかったのか、早目に練習を切り上げたので、最後は中高生を混ぜてゲームを行いました。
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2/7(日) 新人戦準決勝 十文字に0-4負け GK 松井 DF 権田・東・千葉・渡辺 MF 松村・清水・有澤・麻尾 FW 相原・松本 交代 森本⇒松本 前半 CKから 失点 文京CKから、フィニッシュを打つもGK正面。GKスローからカウンターで失点 後半 ※国際試合のようなペナ内ハンドでPK 失点 ヘディングクリアミスを拾われて 失点 ※山田コーチの友人のAさんは、ワールドカップで、他国の相手が、突破できないと思うとハンドを狙って蹴ってくるという場面に何度も遭遇したとのこと。だから、腕は後ろに引くようにするとか、ハンドになりそうに見せかけて、蹴った瞬間に手をひくとか、そんな駆け引きをしているとのこと。高校サッカーも、国際試合レベルの駆け引きが必要だと審判の方は思ったのでしょう。 その他にも、たくさんたくさんシュートを打たれました。 文京のチャンスは4回。シュートは2本くらいでしょうか。 しかし、前回の十文字との練習試合(1月9日)の時に比べると、ボールを奪う機会は増えていました。 一週間前のメニーナ戦で課題を見つけ、山田コーチにトレーニングしてもらい、清水、松村、権田という、山田一期生たちが、守備の意識を高めました。有澤選手、渡辺選手も、カバーの意識が高くなりました。引きすぎいて、奪っても縦ばっかりで、見ている人にはつまらない、文京らしくない試合だと思われたかもしれませんが、選手たちは、手ごたえをつかんだようです。今日の失点を2点くらいにとどめ、3点とれるチームになれば、何かを起こせるかもしれないという、希望を持てる試合でした。2週間後の3位決定戦までに、少しでも得点の匂いがするようなチームになれるように、頑張りましょう。2年生は明日から試験前の休みに入りますが・・・体力と筋力だけは落とさないように、日々自主トレしましょう。 今後のメニューを組むために、試合を見に来てくれていた西山ラントレコーチには、抜かれた後の一歩を早くするトレーニングを徹底してもらうようにお願いしました。最後まで走り切る 走力はついてきていますが 一歩のステップが遅いので、それを克服しなければ、十文字レベルには全く対応できないということが、よくわかった・・・ラントレでも課題が見つかりました! 明日の練習から、チームの大黒柱、今日のMVP、キャプテン清水が不在です。清水の魂を受け継ぐのは誰か・・・期待しています。
余談 今日の試合、GK松井が活躍しました。 いろいろあって、本当は、試合に使わないつもりでしたが・・・ 彼女の活躍の後ろには、キャプテン清水と、高2GKの伊藤・滝口の、支えがありました。 大阪で負傷した中村選手。腓骨骨折、全治6週間と診断されましたが、まだギブスが取れず。 新人戦での完全復帰は、難しくなりました。 選出された東京選抜でも、活躍できない可能性が大です。 悲しくて、切ないかもしれませんが、「元気」でいることを心がけてほしい・・・ と、朝のテレビで中井貴一さんが言っていた「健康と元気は違う」という言葉をアレンジして伝えました。 4月下旬~5月上旬 東京予選 6月第1週 関東予選(千葉) 7月末~8月上旬 インターハイ(広島) ここが勝負だ、中村明日香!! |
2/6(土) 入試にて候 2月1日から中学入試がスタート。そして、6日、18時の手続き締切まで、怒涛の一週間が終わりました。 来週は高校入試です・・・ この忙しい時期に、助けてくれたのは、有能なコーチ陣たち。 メニーナ戦での課題を踏まえて、改善トレーニングを実践してくれた山田コーチ、 新人戦のスタメン組に精神論も伝えてくれた西山ラントレコーチ、 ひとりひとりの課題を丁寧に伝えてくれた鈴木トレーナー、 そして、出勤前に学校に立ちより、GKトレーニングをしてくれた中村GKコーチ、
皆さんに助けられ、十文字戦(2/7 10:00 @十文字大学)を無事に迎えることができましたことを、ここにお礼申し上げます。 先日、メニーナと文京学院の試合を見ていたという、ベレーザのある日本代表選手(山田先生の友人)が、「何から教えればいいんだろうね。私たちって、ポジショニングとか教わったことないよね。そんなの感覚的に身についていったものだから・・・。それを教えるっていうのは、大変だよね。」と、山田先生の苦労に同情したそうです。おそらく、自然に英語が話せたり、書けたり、読めるようになった人には、その方法を順序立てて教えることが難しいのと同じことかと。日の丸を背負うような選手は、いわば、Native Football Player なのでしょう。名選手、名監督にあらず・・・というのも、わかる気がします。しかし、こうやって、指導者と競技者という友人関係があるというのは、素晴らしいことだと思います。お互いが、お互いの無いものを補完しあって、それぞれ、指導者、競技者として、トップを目指せるのだと思います。 土曜日、レッズランドで、久しぶりに中学生の試合を見ました。とても良くなっていたのに驚きました。これは、怪我人さえ出なければ、過去最強のチームになりそうです。3月は、東へ西へ、積極的に遠征に出て、例年より早くチームを完成させたいと、山田先生も本気モードでした。 私は、入試業務の合間に、JKリーグの協賛をしていただいているモルテンさんと、写真のL・Sports さんの提供で、JKリーグの表彰用の写真立てを作成していました。アイデアには自信がありますが、超不器用な私が、必死に作成した・・・というものです。第1位~第3位は、集合写真、MVPと得点王は、個人写真で作成しました!
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1/31(日) ヴェルディ と レッズ 中1、中2チームと、高校新人戦チームの11名は、メニーナに招待していただき、ヴェルディグランドへ。山田先生の恩師、寺谷さんがメニーナの監督に復帰したおかげで、またこうして、招待してくださることに、感謝いたします。当初は、メニーナの中1・中2と対戦することになっていましたが、高校生のトップが来ていると知った寺さんは、メニーナの高校生も出しれくれたそうです。おかげで、日本一のレベルを体感できたと、山田先生も、半分、驚嘆、半分、充実という感じで報告してくれました。試合前には、ベレーザが練習していて、やはり、高校サッカーとは、まったくレベルが違うと、あらためてメニーナ&ベレーザの凄さに、驚いていました。ひとり行って抜かれ、2人目も抜かれ、3人目も抜かれ、4人目がいれば、何とかなるけど、いなければ、秒殺。選手たちも、何点とられたかわからないというくらいに、コテンパンにやられたようです。それでも、メニーナの選手に気合を入れ続ける寺谷監督を見て、自分が怒られているような気持ちになったという山田先生。でも、自分の時よりも、かなり優しい・・・と、言っていました。時代ですかね。 本当は、全員でヴェルディグランドに行きたかったのですが、レッズランドは優先予約をキャンセルすると、ペナルティがつき、ペナルティーが累積されると、抽選で当たりにくくなるというシステムなので、中3と、新人戦の控え選手、合計21名がレッズランドに行きました。中3チーム VS 中3・高1・高2混合チーム で 35分を3本やりました。 人工芝では、技術を発揮していた選手も、天然芝になると、バランスが悪くなり、シュートに正確性がなくなる・・・それに対して、人工芝では、中3に負けていた高1が、天然芝になると、パワフルなシュートを打てる・・・技術が劣る分を、フィジカルで補って、今日は高校生が勝利しました。ただ、PKになると、やはり技術の高い中3が勝利。技術も、フィジカルも、両方大切。そして、対話する力が、さらに重要です。試合中、気付いたことを人に伝え、自分の意見を言えるかどうか、ちょっと会話するだけで、試合の流れは全然変わる・・・バスの中でも、常にしゃべっている選手は、コミュニュケーション能力が高い。サッカーの話であれば、より良いのですが、まずはしゃべり続けることで、時間を有効に使って欲しいと思いました。さらに、もっともっと貪欲にゴールを狙って欲しいと思いました。得点のうち、何点かはオフサイドでしたが、笛を鳴らしてないのだから、自分で勝手にプレーを止めて、遠慮するのではなく、ゴールをカッコよく決めてから、「オフサイドだよね」と、言えるような選手でなければ、大物にはなれません。ただ、今日は新入生歓迎試合ですから・・・ようこそ、文京学院サッカー部へ!という思いで、試合を見守りました!! |
1/30(土) 北海道の高崎先生との再会 今から10年前・・・2006年だったと思いますが、関東学園大学フェスティバルで、群馬薮塚温泉近くの青少年センターのような施設に泊まり、指導者10人ほどが、同じ部屋だったことがありました。古き良き時代の大会合宿・・・その部屋のボスが、北海道文教明清の監督、高崎先生でした。国士舘大学サッカー部OBで、草津でお世話になっている酒本先生の先輩。それだけでも、超偉大な人だと、ビビりながらお話しした記憶があります。夜中の1時くらい・・・そろそろ寝るかなと思うと、高崎先生が、「ハーフタイム!」と、叫び、一同、お風呂へ。そしてそのあとまた語る・・・54歳とは思えない、恐るべしエネルギーだったことを覚えています。あれから10年。先生も、もう64歳になられました。今回は、先生がコーチを務めていらっしゃる、小樽北照高校女子サッカー部の皆さんが、明日から埼玉スーパーアリーナで行われるフットサルの全国大会に北海道代表として出場されるということで、西川口にやってこられたそうです。昨日は、本庄第一の日野先生を訪れ、練習ゲームをされたそうで、その時に、日野先生が「明日きっと、文京はレッズランドで練習しているのでは?」と、高崎先生に情報を伝えていただいたおかげで、再会することができました。 高崎先生の紹介記事(毎日新聞) ⇒こちら とてもお元気そうで、そして、スタッフの皆さんが、とても仲良さそうで、北の国の暖かいチームでした。部員が12名しかいないということでしたが、これからきっと、北海道を代表するチームになると思いました。フットサルの大会前日という日に、お相手いただき、本当にありがとうございました! ゲームを見ながら、2月7日の十文字戦のメンバーを考えました。そして、決めました。 また、3月からの新チームのメンバーも考えました。なかなか夢があるチームができそうだと思いました。 キックがすごい スピードがすごい テクニックが抜群 とにかく明るい 声がデカい メンタルが強い・・・ なんでも良いので、誰にも負けない武器を持った選手が、生き残る! 得意を生かし、ピッチへ羽ばたけ! 木曜日、Liga の会議が、文京のBALスタジオで行われました。宮田先輩、中川先輩も、それぞれチームを代表して来校しました。宮田選手は、懇親会にも参加していました!! 金曜日、朝、テツ先輩が来校し、New GK 滝口選手の指導を行いました。 すると、菊池先輩の就職報告のメールが入りました!念願の養豚所です!! ⇒金曜日の記事 水曜日、西山先生のラントレ。他校と同じトレーニングメニューをやっても、絶対に勝ちあがれない。格上のチームを倒すには、格上のチームがやっていないことをやるしかない。それが、ラントレ。バレー部も、同じです。西山先生のラントレを始めてから、全国ベスト4を3回(インターハイ: 3位・準優勝 春高:3位)とっています。試合を決めるのは、相手の予測を上回る初速。そして、ラストにドラマを起こせるスタミナ。守って、粘って、少ないチャンスをモノにする。レッツエンジョイ ランニングトレーニング! 中学生は、ようやく怪我人が戻りつつあります。最後の反抗期を迎える中2・・・ 大人を軽蔑し、乗り越えようとする時期・・・つまり、「甘え」、「依存」から決別しようとする、いちばん「かわいくない時期」です。この反抗期に重要なことは、大人と子供が、ぶつかり合うことだと思います。 生徒「先生!私たちは意識を変えます!だから4時にグランドに来てください!」 山田先生「4時に行ったけど、誰もいなかったよ。意識改革なんて、嘘!」 反抗期の子供に絶対にしてはいけないことは、子供の意見に流されてしまうこと。そうなったら、子供はいつまでも子供のままです。絶対に子供に負けないこと。そして、ぶつかり合うこと。いつの日か、反抗期は終わり、自律し、大人になっていきます。子どもと真正面から向き合い、葛藤を繰り返す・・・その先には、明るい未来が待っていると信じて、我々大人は、めんどくさがらず、「ドンと来い!反抗期!」と、立ち向かうべきなのでしょう。疲れますが・・・中学生諸君も、決して良い子のちびっ子諸君になる必要はありません。しっかりと自分の意見を主張しましょう。言われたことだけやるのではなく、自分で考え、仲間と考え、怒られることを恐れず、大人と闘いましょう。 |
1/25(月) いまどきの子供たち 先週、先々週と、山田先生の友人であるサッカー選手が練習に参加しました。 お二人が共通して言った言葉は、「いまどきの子供たちだね。」と。 ダッシュと言われても、1本目から全力でダッシュしない。 ラスト1本と言われると、全力でダッシュする。 つまり、計算して、自分の力を配分してしまうような子供たちということらしいです。 この「計算する」という習慣がついたのは、やはりスマホの普及からなのかもしれませんね。 目的地を入力すれば、電車の乗継時間を詳細に教えてくれる。 何事も逆算して、最小限のロスに抑える。低燃費。エコ。ハイブリッド。 昔は、練習中に水を飲むことが禁止されていたので、わざとシュートを外して、先生に見つからないようにこっそり水を飲んだり、ランニングコースでズルしたりと、悪知恵を働かせて、いかにサボるかを考えていたと思いますが、今どきの子供たちは、今どきの大人たちと、今どきの学校のシステムの保護下のもと、「限界」というポイントを自分で設定し、調整しているのかもしれません。 このような状況下だからこそ、常に100%の力を出し切れる選手たちにするノウハウが、我々大人たちに求められるのかもしれません。
今日は、12名がラントレに参加しました。 【西山先生報告】 本日はスタンディング(プレー中)でいかに無駄なく出足を速くして速くスピードに乗るかをテーマにやっていきました。5分ジョグ
股関節、お尻をメインに動的ストレッチ
ランニングドリル100m流し
20mダッシュ×10本(フォーム意識)
100m走
100m間ウェーブ走×6本×2セット
100m追いかけ走×8本
600m追いかけ走×2本
今日はゼロの状態からダッシュできるようなトレーニングをしていただきました。
基本動作は頭で理解し、できることが増えてきました。
××は猫背になってしまうので、しっかり体幹で体を支えること、△△と△△は走る時に体を振りすぎないで腕を前に振るようにとアドバイスしていただいていました。
メインメニューは二人一組になって、1人が100m、600mの中で止まったりダッシュしたりを繰り返して、それに振られないようについていくトレーニングをしました。
◎◎と◎◎でペアでしたが、最後の600mでは◎◎はついていけていませんでした。来週までに、少しでも変わってくれることを期待します。
全体的に良い雰囲気でトレーニングをすることができました。
十文字戦まで残り少ないですが、少しでもパワーアップできるようにこれからのトレーニングでも良い雰囲気を持続して取り組んでいけるようにしたいです。 |
1/24(日) ミニゲーム大会 1位 チーム権田 【権田・滝口・辻内・東・宇田川・小野寺】 勝ち点8 得失点差 +4 2位 チーム千葉 【千葉・渡辺・森本・西辻・大輪・大山】 勝ち点8 得失点差 +2 3位 チーム有澤 【有澤・相原・加藤・松本・杉浦・鈴木】 勝ち点4 得失点差 ±0 4位 チーム松村 【松村・岡積・野田・石井・藤井・佐藤】 勝ち点4 得失点差 -1 5位 チーム清水 【清水・麻尾・中島・清家・西ヶ谷・井出】 勝ち点3 得失点差 -5 みな楽しそうで、なによりでした! |
1/22(金) 新たな仲間誕生 高校入試A推薦が行われました。サッカー部を希望する5名は、無事、全員合格となりました! これから3年間、いろいろなことがあると思いますが、人生の礎となる3年間をしっかり築いていきましょう。 今日は、東京選抜組はオーストラリア代表と対戦。松村選手が先制点を挙げ、4-0で勝利とのことでした。 選抜以外の選手は、西山先生にお願いして、ラントレ! 大学入試で実技試験が課せられるため、トレーニングに参加した高3もいました。 センター試験が終わったと思ったら、実技の準備・・・入試でも文武両道を求められる・・・日々の習慣が大切です。 ラントレの終盤・・・「ラスト1本!」と、西山先生が言うと、選手たちの切れ味が、突然変わりました。「こんなにできるのに、力を残していたなんて・・・これじゃあ、強くならないですよね。」と、もう1本、追加しました。最後だと思うと、頑張れる・・・でも、1回1回の練習、1本1本のダッシュを、最後だと思って頑張れる選手がピッチに11人揃わないと、とてもとても東京で優勝することなんてできない・・・相変わらず、おかしなランニングフォームで走る選手。「意識してないんでしょうね。あれじゃあ、いつまでたっても、同じです。でも、本人は走ることに必死だから、フォームを修正するという余裕が無いんですよね。」常に、これが最後の練習だと思って、火事場のクソ力を出して練習に取り組めるような、ストイックな選手がたくさん登場することを待ち望みます! |
1/21(木) 新たなGK誕生 ゴールキーパーは、チームの要・・・なのですが・・・ 「なぜGKを目指すか?」という問いに対して、「あまり動けない」「足元の技術が劣っている」「走力が無い」というのを理由にする傾向は、まだ否めないのが事実。一方で、GKの重要性は、どこでも言われていて、GKのレベルでチームのレベルが決まるというのは、常識にもなっています。フィールドプレーヤーの一員として、攻撃参加できるGK、シュート練習の時に、オーラを出して、次々にシュートを止めるGK、常に声をだし、チームを鼓舞し続けるGK。かつて、文京学院U15から、メニーナに行き、早稲田大で活躍した鈴木望、そして、今日もコーチに来てくれた中村紘子など、文京にも「守護神」という呼称にふさわしいGKがいた時代がありました。※幽霊みたいなので、「守護霊」と言われたGK、佐藤みのりさんも、素晴らしい身体能力を持っていました。 東京予選を勝ち抜いて、関東、全国へと進みたいと本気で思っているのであれば、たいていのシュートは止めることができるGKの存在は不可欠。どうやって育てれば良いのかと、苦悩していると、滝口選手が、「GKをやりたい」と、名乗り出てくれました。滝口選手は、中学時代バレー部に所属。根っからのアスリートです。バレーボールで全国に行くというのは、女子サッカーの6倍難しいこと。その厳しさを知っている彼女であれば、何かを変えてくれるかもしれない・・・そう思いました。瞬発力、跳躍力があり、足元の技術があって、走力があり、声が出せる・・・他の2名のGKも、ライバルの出現で、より意識が高くなるでしょう。 ★先週に引き続き、晴海総合高校にお邪魔しました。ありがとうございました!! |
1/18(月) Challengee から Challenger へ センター試験も終わり、入試シーズン本番に。 サッカー部員たちのセンターの結果をデータで見ながら、神棚に拝みました。 あともうひとふんばり・・・受験が終われば、朝を気にせずゆっくり眠れます!! Challengee : One who receives a challenge. Challenger : One that challenges. 試合前日は、「ベスト4を狙うチャレンジャーの方が、精神的には優位。相手は、必死の思いで我々を倒しに来る。」と、ビビらせました。試合当日は、「死ぬわけじゃないんだから、負けることを恐れるな。今日サッカーができることを幸せに思え。中村は、できないんだから・・・」と、ユルキャラに徹しました。選手たちは、「なんでこのオッサン、日によって言うことが変わるんだろう・・・」と、困惑したことでしょう。 もし、試合に負けていたら、言い訳を探したでしょう。これまで何試合も試合を見てきましたが、あの試合展開は、PK負けのパターンだと思っていました。シュート本数やポゼッションで相手を上回っていても、それは相手(チャレンジャー側)にとっては、想定の範囲内。攻守を素早く切り替え、少ないチャンスをモノにする・・・東久留米が2-2に追いついた時、梅ちゃん先生は、「してやったり!」と、心の中で叫んだでしょう。PKになれば、試合を優位に進めていた方が負けることが多い。その根拠はわかりませんが、「なんで勝ちきれなかったんだろう」という心理と、「このチャンスを逃さないぞ!」という心理の差なのでしょうか。もし、PKになり、負けていたら、Challengee としては、しばらく立ち直れないくらいショックが続いたことでしょう。そう考えると、清水選手のCKから、千葉選手のヘディングという、中学校時代からの名コンビが生み出した決勝点は、値千金のゴールだったと言えるでしょう。 そして、次は、完全なる Challenger に徹することができます!全国大会も、ほぼ1・2年生で戦ってきた十文字。実力的には、誰がどう見ても、No.1です。一方の文京学院は、新人戦でベスト4に進んだのは、2011年以来のことです。この4年間は、ずっとベスト8で終わっていました。つまり、誰がどう見ても、No.4です。しかしながら、あと2試合できるということで、選手のモチベーションも維持できる・・・昨日の勝利を無駄にしないように、あと1ヶ月、本気で、チャレンジしましょう!清水選手のノートには、「みんなの予想を覆すような試合がしたい!」と、心強いコメントが書いてありました!! 新人戦大会 予定 2月7日(日) 準決勝 10:00 十文字×文京学院 11:45 村田 ×修徳 会場 十文字大学 2月21日(日) 3位決定戦 10:00 決勝 12:00 会場 私学総合運動場
今日の練習は、雪のため・・・雪かきからスタートしました。 十文字大学グランドは、大変な状況になっているようです。 水曜日からの国際ユース大会は、19日の22時の時点の状況で、最終日程を決定するという連絡を受けました!
そして、少し時間があったので、過去の結果をまとめてみました。こうゆう記録は、担当者が変わると、どこかに消えていってしまうものなので、しっかりと残しておかなければと思いまして・・・
まずは、バレー部のように、東京都ベスト4を安定させることが重要ですね。 十文字、村田、修徳・・・さすがですね! 2010年の終わりに、文京サッカー部の将来を考えました。「(2008年の)リーマンショックの影響から、なかなか立ち直れず、景気回復が見込めない・・・特待が無ければ、私立の女子校で、サッカー部・・・という選択は、極めて難しい時代になるはず。しかし、中学からであれば、クラブチームの費用と交通費等の総額+塾の費用 VS 私立の学費は、それほど変わらない。競技力だけではなく、人間性を鍛えて欲しいと、部活でサッカーをやらせたいと考える保護者も多いはず。これからは、中学募集で、サッカーを全面にアピールしたい!そのためには、指導者を!!」と、学校にお願いしました。「サッカー部だけで、20名以上の生徒が入学したら、理事会もOKするかなあ。」と、校長に言われ、体験練習会を頻繁に行いました。その結果、中高で21名(中学4<清水・松村・権田・辻内>・ 高校17)の部員を迎えることになり、中学の指導者を探すことが可能になりました。当時、日本体育大学を卒業し、SFIDA世田谷でプレーしていた山田先生に声をかけました。U18東京選抜の選手として、山田選手を見ていたことがあり、その時、メニーナから、高校サッカー(村田女子)に進んだ山田選手と、メニーナに残った島田選手の手紙のやりとりを、鮮明に覚えていたので、「この人しかいない!」と、白羽の矢を立てました。あれから5年・・・ベスト4が遠い時代が続きましたが、中高6年間作戦に、あの時切り替えていたおかげで、ベスト4に返り咲くことができたのかなと思っています。そして、今年は高校からの入学希望者も多くなり、結果ALL RIGHT!だんだんと、バレー部のような感じ(中高一貫がベースでありながら、高校からも優秀な選手が入ってくる)になってきました! 私学で、女子校、特待なし。 こんな学校が、東京でベスト4を維持できるためには、何が必要か。 サッカーの知識では8強の監督さんたちにかないませんが、先見力で勝負したいと思います! |
1/17(日) ベスト4を死守したチーム清水 Starting 11 GK 伊藤(フレンドリー 高2) DF 権田(文京学院中 高2)・東(文京学院中 高1)・千葉(文京学院中 高1)・渡辺(文京学院中 高1) MF 松村(文京学院中 高2)・清水(文京学院中 高2)・辻内(文京学院中 高2)・有澤(フィオーレ武蔵野 高2) FW 麻尾(つくばFC 高1)・相原(フィオーレ武蔵野 高2) 交代 森本(足立LSC 高1)⇒相原 松井(文京学院中 高1)⇒伊藤 加藤(大和シルフィード 高1)⇒森本 野田(文京学院中 高1)⇒辻内 前半は、やや守備的な布陣。シュート本数11本 CK6本 得点1(1分:麻尾<カウンターから抜け出して>) 失点1(20分:ミドルシュート) 後半は、やや攻撃的な布陣。シュート本数12本 CK4本 得点2(46分:清水<有澤アシストのミドル>・73分:千葉<清水のCKから>) 失点1(64分:FKからの混戦を押し込まれる) シュートも、コーナーも、決して決定率が高いわけではありませんが、何しろ、シュート本数を増やすことと、コーナーキックのチャンスを増やすことをテーマに練習してきたので、選手たちは目標を達成できたと言えるでしょう。それにしても、ハラハラさせてくれましたが・・・膝の調子が良くないにもかかわらず、有澤からアシストされたミドルを決め、「明日のアウトスイングのコーナーは、自分が蹴ります!」と、前日に誓いを立て、何度もナイスボールを入れて、最後に、人間とは思えないような千葉選手のスーパーヘディングゴールをアシストした、キャプテン清水の活躍により、ベスト4を何とか維持できました! 昨日のレッズランドでの練習・・・翌日のスタメンで、調整ゲームを行うと、ド緊張する者が・・・前日からこれほど緊張するとは。「スタンドからの悲鳴、ため息、どこからともなく聞こえてくる何気ない会話・・・『なんで××なの?△△が出ればねええ』・・・想像するだけでビビるだろ。今日緊張してしまうくらいのメンタルでは、明日は無理!」と、急遽メンバー変更を告げました。しかし、清水キャプテンから、こんなメールが届きました。「まだ任せきれないという思いと、これからのために、今のうちに試合を経験してもらいたいという思いもあります。●●をハーフにして、××をセンターバックにした方が、今後の文京のためになるような気がします。」そして、後半、清水の提案通りの布陣で挑むと、清水自らが活躍し、チームに勝利をもたらし、××選手に自信をプレゼントしたのでした。 東久留米の監督、梅原先生は、東京トレセンU17の監督をやられています。つまり、清水、松村、権田、千葉の特長をよくわかっています。そして、山田先生と同じ、28歳という若さからこみ上げる情熱の持ち主です。おそらく、ビデオを見て、分析しているはず・・・だからこそ、今日のキーマンは、有澤選手(いままではボランチで起用)と麻尾選手(大阪遠征で突然目覚めたものの、初戦は胃腸炎で欠場)だと思っていました。麻尾選手は、最初のビックチャンスで決めてくれました。有澤選手は、後半、終始、チャンスメイクをして、清水選手へのナイスアシストをやってのけました。そして、最後に、「警戒宣言」が出ていた千葉選手が、その警戒レベル以上の活躍をして、勝利を決めました。そう考えると、今日は、清水を中心に、チーム全員で勝ち取った勝利と言えるでしょう。 そして、今日は、成北オジサンが応援してくださいました。 チームの応援団がいるときは、遠慮されていたのですが、新人戦は全員ベンチに入るので・・・ずっとひとりで応援してくださいました。久しぶりの独援を聞き、感動しました。東久留米の梅原先生は、初めて聞いたようで、驚いていました。開始1分の先制点は、この驚きの中で起こった、アクシデントだったのかもしれません。文京が9人しかいないときに、応援してくださった成北オジサン・・・これからも女子サッカーの応援をよろしくお願いいたします! 試合後、梅原先生と牛丼を食べながら、試合を振り返りました。そして、梅原先生も、清水選手を絶賛していました。 これからU17東京トレセンでお世話になります。よろしくお願いいたします! ベスト4は、変わらず・・・十文字、修徳、村田、文京学院です。 準決勝は、十文字高校との対戦になります。 |
1/16(土) 尚美学園大学10周年記念 藤本亜美先輩がお世話になった尚美学園大学の創部10周年記念パーティーが川越で行われました。レッズランドでの練習の後、川越に向かいましたが、1本道を間違えてしまい、10分遅れで到着。しかし、来賓紹介に、ギリギリ間に合いました。今日も時間の神様に守られた気がしました。A高校のK先生は、今日も「時間よ止まれ♪」と、天真爛漫ぶりを見せていました。集合写真の時、K学園のY先生と、A高校のK先生の会話が聞こえてきました。 Y先生 「僕、本当に先生に会えてうれしいんですよ。今日も、先生がいらしゃるっていう情報を聞いて、ここに来たんです。」 K先生 「よくゆーよ!俺のどこがいいの?」(ちょっと照れて) Y先生 「だって、そこまで馬鹿になれる人って、いないじゃないですか。」 K先生・・・絶句 この二人は、お互い、真逆のタイプですが、それぞれに無い点をリスペクトしているという感じでした。 久しぶりに、藤本先輩にも会うことができました。立派な社会人になっていました!
話は変わりますが、昨日の関東高校女子委員長会議で、来年度のインターハイ関東予選の日程が伝えられましたので、ご連絡します。 2016年6月3日(金) 開会式 4日(土) 1回戦 5日(日) 2回戦 6日(月) 決勝・3決 @開催は千葉県となります。 |
1/15(金) ひかる先輩に学ぶポジティブシンキング 昔、昔、長野から、ほっぺたの真っ赤な少女がやってきました。 彼女の名前は、新井ひかる・・・伝説の全力ガールです。2代目、長野ソウルシスターズです。 もともとスキージャンプでは、なかなかの選手であった新井さんは、サッカーは、仲間から「下手クソ!」と、何度も言われるようなレベルでした。この時の学年(というより、キャプテン)は、本音で言いたいことを言っていましたから・・・それでも、決してくじけずに、前を向いて努力していました。勉強はよくできたのですが、最初は専門学校(映画関係)への進学を希望していました。しかし、少しずつ大学に目が向くようになり、成蹊大学へ進学しました。そして、当時のキャプテン、池田紗弓が、立命館APUで猛勉強し、オーストラリアの名門大学に留学したことに刺激を受けた彼女は、今回、またしても驚くべき頑張りを見せました。彼女の母は、長野で農家と民宿を営む、これまたポジティブシンキングな、芸達者・・・今日は、そんな母のために、学校のホームページに、新井ひかるさんからのメールを掲載しました。英語の勉強に、サッカーに、今でも両立を遂げる彼女は、まさに文京学院サッカー部のロールモデルと言えるでしょう。 ⇒新井ひかるさんからの便り |
1/14(木) テツセンにGK学ぶ 晴海総合高校にお邪魔し、新人戦前のテストマッチを行わせていただきました。メンバーは、今回は、「技術」or「意識」で選びました。スタメンでは無い選手も、昨日までにサッカーノートを出して、志を綴った選手は、起用しようと思いました。「意識」だけでは、なかなか通用しないこともありましたが、まず、意識が無ければ、改善は無いと思うので・・・そして、GK指導のために、テツ先輩に来ていただきました。テツ先輩は、オフの日、自分から、尚美学園(川越)や成立学園鷲宮グランドに行き、元日本代表のGKに指導を受けていました。すると、いろいろな会場で声をかけられ、そのたびに試合のコメントをもらったりして、チャッカリ、無料で、成長していました。「私がこのチームを勝たせなければいけない」という、高い意識があったからこそ、できたことでしょう。 果たして、変わるか、変わらないか・・・テツ効果に期待したいと思います!
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1/13(水) トレセンで学ぶ 「他の英語の教師が、どうやって教えているか、興味は無い・・・生徒が伸びていれば、自分のやり方を変える必要はない・・・」若いころは、そう思っていました。しかし、あることがきっかけで、有名予備校講師と知り合い、彼らの授業、授業に対する準備と検証、ダメなものは切られるという、厳しい世界で生きているという緊張感を目の当たりにして、自分は井の中の蛙であるということを痛感しました。(30代前半だったでしょうか・・・)それでもあまり、研修会に行ったり、ワークショップに参加したりということをせず、日々の仕事に追われ、気が付けば、もう50歳を過ぎていました。 サッカーに関しては、最初から知識や経験などなかった私は、16年前に、運転手として参加したU18東京選抜のスタッフ(石・山・寺)との出会いと、今泉先生のパワーポイントを頂いた(というより、入手した)ことから、すべてがスタートしました。その後も、多くの人に助けられ、おかげさまで、サッカーに関しては、衰退することなく、カメのように、一歩一歩、進んでいるという実感を感じさせてもらっています。 何が言いたいかというと、 ◆多くの仲間や指導者に出会うこと。 ◆様々なアドバイスを聞いて、混乱するのではなく、自分に応用するために、取捨選択する力を身に着けること。 これが、サッカーにも、学業にも、重要であるということです。 昨日は、U17東京トレセンで、5人の選手がお世話になりました。特に、千葉選手は、中野先生にDFを指導していただき、喜んでおりました。 今日は、山田先生の友人が一緒に練習に参加してくれました。 高校生は、新人戦、中学生はU14大会が、それぞれ週末にあります。 高校生は1名、中学生は3名、怪我で主力が欠けるというピンチな状況ですが、多くの人に支えられているということを実感して、覚醒して欲しいです!バレー部のように・・・ |
1/12(火) 春高裏話 準決勝で敗れた高校バレー部監督、吉田岳史先生が、1月8日の日に、こんなメールを送ろうとしていました。しかし、おそらく試合の前日に、こんなメールを送ったら、全校応援の言い訳になると考えたのでしょう。彼がこのメールを配信したのは、試合後でした。自分だったら、試合前に流していたかもなあ・・・と、思い、彼の偉大さを改めて実感しました。以前、成立の中野先生が、紹介して欲しいと言われたので、十条で飲んだことがありました。先日、石山先生が練習を見に来たいと言っていました。他種目の監督からもリスペクトされる吉田先生。決して威張らず、目上の人は常に敬い、勝負には徹底してこだわる。普通のおじさんに見えるのですが、なかなか戦略家のおじさんなのです。彼から学ぶことはとても多い・・・ということで、今日は、彼のメールの一部を紹介します!(教員向けに送られたメールです)彼がもし、ホームページを立ち上げていたら、こんなことを書くのでしょう。 From Takefumi Yoshida 12月の初旬に組み合わせが決定し、弘前聖愛(青森)に勝利して東京都市大塩尻と札幌山の手、川崎橘を破り、ベスト4に万が一でも入れたら…と考えていたところ、12月20日、私学都大会で大型秘密兵器として考えていたO選手(文京最長身の173センチ)が捻挫、23日の同大会準々決勝で、これまた秘密兵器と考えていたK選手が、試合中に捻挫。2つの「魅惑のサウスポー秘密兵器」をいっぺんに失うという、顧問の日頃の行いの悪さが表面化してしまうアクシデントが発生。心をあらたに練習に集中しようと合宿を計画し、決行。(24日~27日) 12月24日わが子とのクリスマスパーティーの約束を反故にし、父親としての尊厳と信用を失いながらも、練習の開始時間となりました。念には念を入れてウォーミングアップをさせ、「怪我人を出すことなく、集中して練習をはじめよう」と檄を飛ばした約20分後、大エース(長内選手)が捻挫。 怪我発生直後、左足首が腫れる異常事態に全員顔面蒼白。「春高は終わってしまった…」と思いましたが、「合宿初日だし、このまま終わっては面白くないなあ」と元気回復(顧問のみ…)。ツーセッターの練習開始となりました。30日・31日と千葉県代表柏井(昨年春高3位の為、今大会の第4シード校)との練習試合を組んでいたためその試合での確認に向けて猛練習。いよいよ柏井との本番を想定しての練習試合の日。何と急造チームで2セット連取!! 「これならいける!!」と全員が「長内をセンターコートへ連れて行こう!!」と絶好調に。 ここで第3セットに、調子に乗ったH選手が、相手と接触し捻挫。「ここまで顧問の日頃の行いが悪いのか・・・」当然そのセットは敗北。柏井を向かえた31日H選手は、「私が頑張ります!!」と強気の発言。この日も3セット戦うも1勝2敗。(1勝は相手がメンバーを控え選手に代えたため)内容的には3連敗。「もうだめだ…」とあきらめかけていた顧問と全選手・・・そこに救世主が出現!! 新年迎えた練習で卒業生の来訪の嵐・・・特にNECレッドロケッツ所属の上野と柳田の訪問、練習を見てもらったことで、多くの人に支えられていることを再確認した選手たちは覚醒!! 本大会へ向かうのでした…。 そして・・・1月9日・・・準決勝・・・・全校応援・・・下北沢成徳に敗れ、3位で終了。 準決勝敗北の後、学校に戻り3年生 VS 1・2年生の新チームで真剣勝負を行なうなど、早速汗を流しました。試合は3年生の圧勝に終わり、未来は不安ですが、来年こそは…と意気込みだけを大切にし、頑張っていきたいと思います。 年末にラーメンを食べすぎ1??キロになって嘆き苦しんだバレー部顧問より |
1/11(月) 新人戦ベスト8は変わらず 1月10日、11日と、新人戦のベスト8決めが行われました。 ⇒結果は東京都高体連サッカー専門部女子ホームページで確認ください 私立 十文字・修徳・村田・成立学園・文京学院 都立 東久留米総合・飛鳥・晴海総合 ベスト4決めの対戦は 1月17日(日)新小岩私学総合運動場 インカレ行けません!ごめんなさい! 10:00 十文字 × 飛鳥 12:00 文京学院 × 東久留米総合 14:00 村田 × 成立学園 16:00 修徳 × 晴海総合 チームによっては、控え選手にチャンスを与えているところもありましたが、文京は、キャプテン清水の意志と私の考えが一致したので、現状のベストで挑みました。前半は、「え?そんなの聞いてないよ!」ということがあり、イライライライライライラ・・・自宅から大井は、車で20分ほどなのに、朝、早起きして学校まで電車で行き、そこから先日、神戸に行く前の時間の無い中で荷物を詰め込んだ自家用車に乗り、高速道路を使って、大井まで来て・・・と、だんだんとネガティブになっていく自分に気づきました。「こんなにお前らのためにやってんのに、お前らは・・・」と、教師が言っても、生徒には伝わらず、ただ嫌われるだけ・・・と、わかっていても、言いたくなる前半でした。ハーフタイム、ただキレるだけ。すると、キャプテン清水は、謝罪をしにきました。話を聞くと、自分勝手な判断ではなく、仕方ない判断だったということがわかり、イライラした自分を反省。ただ、もし相手がベスト8のチームだったら、絶対にないことだと思うので、常に甘えず、危機感を持って、試合に挑んでほしいと思いました。後半は、穏やかに試合を見守りました。今日は、渡辺仁湖選手の活躍が光りました。言われたことを素直に聞いて、何をすべきかを考え、練習に取り組んできたので、結果を出せたのでしょう。ここからが正念場です。どこまで通用するか、チャレンジして欲しいです。
先発 GK 伊藤(高2) DF 権田(高2)・加藤(高1)・千葉(高1)・東(高1) MF 松村(高2)・清水(高2)・辻内(高2)・渡辺(高1) FW 相原(高2)・有澤(高2) 交代 森本(高1)⇒相原 滝口(高2)⇒森本 岡積(高2)⇒加藤 松本(高1)⇒滝口 野田(高1)⇒辻内 得点 渡辺(6)・松村(6)・有澤(4) |
1/10(日) 高校女子選手権初の全国ネット 4年前から、TBSの中継が入るようになった高校女子サッカー選手権大会。昨年までは関東ローカルでの中継だった高校女子サッカー選手権大会の決勝戦。今年から、全国ネットになりました。全国ネットにするには、●億円の費用がかかるそうで、それだけTBSさんも、社運をかけて女子サッカーを応援しているというのは間違いないようです。山手線に乗ると、TVモニターに、決勝戦の告知が流れている・・・「え?高校女子サッカーなんて、あるんだあ・・・」と、結構注目されていました。あれは、JFAマーケティング部の仕掛け。かなりの投資だと思います。今を逃したらダメ・・・一気に費用を投入して、JFAも高校女子サッカーを盛り上げようとしています。今回は、大仁会長も、決勝戦に来られておりました。スポンサーは、まだまだ数社しかついていない現状で、これだけリスクのある仕掛けをして大丈夫なのかと、平凡な教師に過ぎない私は余計な心配をしてしまいますが、鹿児島VS静岡@神戸というシチュエーションにもかかわらず、入場者数6千人ということは、選手にとっても励みになり、テレビを見て、「私もこの場に立ちたい」と思い、サッカーをはじめる少女も、増えていくだろうと思いました。 春高バレーの準決勝は、全校応援・・・選手にも、スタッフにも、かなりのプレッシャーがかかったと思います。結果は、下北沢成徳にストレート負け(下北沢成徳は、決勝戦でも八王子実践はストレートでやぶり、ブッチギリの優勝)でしたが、あれだけ個の能力が違う中で、本当によく頑張った!!と、誰が見ても思う試合をやってくれました。サッカー部の部員たちには、「文京学院VS十文字の試合が全校応援になって、西が丘のピッチに立つ・・・というのを想像してみなさい・・・すごいプレッシャーでしょ!」と、言いました。実は、その日、春高の会場、東京体育館を2セット目の途中で去って、十文字高校さんと練習試合を行いました。バレーボール部に失礼だったと思うような結果でした。(コールドゲームになるくらいの大差)ドリブルのスキルが高い選手には、くいついて行けばやられてしまう・・・でも、ボールに行かないと、パスを回され、好き放題にやられてしまう・・・初めて十文字のトップチームと戦った選手たちはもちろん、久しぶりに戦った選手も、茫然自失という感じでした。松山・稲田のように、自チームにも、速くてテクニックがあり、二人で工夫して攻めることができるような選手がいれば、練習中に守備が強くなりますが、今のチームでは、こうして強豪校と練習試合を重ねることで、強化していくしかありません。そのスタートだったと、ポジティブにとらえました。それにしても今日の十文字は、決定機で着実に得点を重ねていました。これを神戸でできていたら・・・日本一になれたのではないかと思うようなパフォーマンスでした。「神戸から帰って、DFをつけた状態でのシュート練習をたくさんやったんだよ。今更って感じだけどね。でも、今年の経験が必ず来年に生きると思うよ。負けたけど、このグランドがあることが、本当にありがたい!夢が膨らむから・・・」と、石ちゃんも今回は病にならず、元気でした!! 話は高校女子サッカー選手権に戻りますが・・・今回は、TSGに参加する翠先生と一緒に、神戸に向かいました。往路は飛行機、復路は新幹線でした。現地では、井尻先生(星翔)に、送迎していただき、レンタカー代がかかりませんでした。ノエビアスタジアムの近くにある、「洋食赤ちゃん」が、一番のヒットでした!関西には、良い店、良い人が多い・・・今回も、そう思う旅でした。決勝戦の藤枝順心VS神村学園の試合は、お互いの持ち味を生かした試合になりました。テクニックの藤枝 VS パワー(走力・クック力・体幹力・精神力)の神村。応援団も、女子校VS共学 という感じで、両校の個性が出ていました。3-2で藤枝順心の勝利・・・準優勝の神村学園から、メダルを授与しましたが・・・選手の方から握手を求め、しっかりとした言葉で、「ありがとうございました!」と、言われました。素晴らしいチームだと思いました。優勝した藤枝順心の選手たちも、明るい選手たちが多く、金メダルをかけられると、「重い!」と、喜んでいました。藤枝順心の多々良先生も、嬉しそうでした。抽選会のアクシデントから、優勝まで、思い出に残る選手権になりましたね。神村学園の吉永先生とも会うことができました。相変わらず、優しく、素敵な笑顔で、ほっとしました。帰りの新幹線・・・新神戸のホームで販売している「牛めし弁当」を翠先生が購入。つられて私も、「ステーキ弁当」を購入。翠先生は、当たり、私は外れでした。8日の夜、寝不足が原因だったのか、突然発熱して、どうなることかと思いましたが、睡眠により、回復しました。この時期の寝不足は、危ない・・・ということを思い知らされました。皆さん、お気を付け下さい!
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1/7(木) エースがいなくても 春高バレーのTVを見ると、ベスト4に進出した文京学院バレー部は、まったくとりあげられず・・・金襴会、八王子実践、そして、下北沢成徳には、日の丸候補のエースとなる選手がいる・・・昨年は、文京学院にも、田原選手という、注目選手がいましたが、今年は不在。平均身長167cmというチームが、ここまで勝ち上がるには、拾って、拾って、拾いまくる粘り強さと、一瞬で判断して、隙間に落とすという頭脳プレーしかない??と、素人目には思ってしまいます。女子サッカーでも、昨年のようなエースがいなくても、全員の頑張りで3位という勲章を勝ち取った修徳・・・文京学院バレー部を、かぶらせてみて、それぞれの共通点があるような気がしています。 高1のスポーツ科学コースは、クラスメイトを応援しようということで、全員に応援要請がかかり、スポーツ科学コース以外の高1は、どうするかと思いきや、春高の応援希望・・・ということで、高1不在の中、高2+中3で、レッズランドに向かいました。すると、高校サッカーベスト4に進出した東福岡高校男子サッカー部が練習していました。こちらは、20人しかいないので、フットサルコート3面で充分・・・と、思っていたら、レッズレディースの神戸コーチから着信。きっと、東福岡に譲ってほしいという連絡だろうと電話に出ると、「先生、ノエスタにいますか?メンバー表をもらいたいのですが、どこにありますか?」ということでした。なので、「私は今レッズランドです!」と、ショートメールを打つと、「ご利用ありがとうございます!」と、返信がありました。 レッズランドで、決定力チェック・・・を行い、課題を探りました。たくさん練習しないと、得点はとれないですね! 今の高2は、お互いとても仲が良く、チーム愛も強い選手たちです。 しかし、仲が良いと、慣れ合いになってしまい、マッタリした雰囲気を作り出すこともあります。 そこで、最後に、高2(9人) VS 中3(一貫生+A推薦2名 11人) で ゲームを行いました。 すると、予想通り、球際が厳しくなり、声も増えました。 そして、中3が得点をとると、「焦る」という心理状態が生まれ、その中でプレーも乱れてくるという現象も起こりました。常に実践を想定して、「これをミスしたら、負けるんだ」という気持ちでやれるか、やれないか・・・練習の質を上げて行かないと、練習のための練習で終わってしまいます。結局、中3チームが勝利をし、崩れ落ちる高2。練習でも、ミスしたら崩れ落ちるくらいのショックを受けて欲しい・・・と、思いました。 新人戦、後悔しないように。 |
1/6(水) 神戸⇒本郷三丁目⇒深谷⇒妻沼⇒本庄第一 1月3日、高校女子サッカー選手権の1回戦。 神戸へ向かう飛行機は、ガラガラ。上京する飛行機や新幹線は、満席状態。 今回は、神戸空港で、四輪駆動のRAV4を借りて、スタッドレスタイヤという完全冬対策で三木に向かいました。 昨年は、雪の影響でスリップ事故を起こしている車を何台も見たので・・・ しかし、今年は、汗ばむくらいの暖かさでした。 選手権の試合結果は、ここで書く必要もないでしょう。 TBSさんが、インターネットTVで全試合を見れるようにしているので・・・ 中には、それをご存じない先生もいらっしゃったので、一応、ご紹介しておきます。⇒こちら 上位に行ける期待があったチームが、1回戦で敗れるという試合がいくつもありました。 やはり、守備の強いチームは強い。という感じでしょうか。でも、決定力があれば、守備の力不足を補えるわけですから、やはり、チーム力があるチームが勝ったということでしょうか。そのあたりは、全国の評論家の方にお任せして、このへんでやめておきます。 修徳高校が、ベスト4に進出しました!!最後の調整をさせていただいた相手としては、うれしい限りです。インターハイ、高校選手権ともに、ベスト4に入った修徳と大商学園。縁のある2校が、決勝で当たれば、選手たちはより身近な気持ちで決勝戦(全国ネットの生中継!)を見れるでしょう。立場上、どこかのチームを応援することはできませんが・・・ナイキグランドで、有賀先生が言った言葉が、忘れられません。 「本当は、主力選手だけで合宿をやろうと思ったんですけどね。でも、控え選手の子たちが、本当に頑張っているんですよ。だから、一緒にやろうって思ったんです。」監督の心を動かすチーム力。これこそが、今年の修徳のストロングポイントだと確信しました。A・Bと、分けることなく、常にチャンスを与えながら、チーム全員を頑張らせる・・・これは簡単なことではありません。それを可能にさせた、スタッフ、選手のみなさんに敬意を表し、ここに讃えます。
1月4日、本郷三丁目の幾山館にて、サッカー専門部の常任員会・委員長会議・懇親会が行われました。初めて参加させていただいたのが、2010年。最初は、女子サッカーなんて、ほとんど関心を持たれませんでした。しかし、2011年のワールドカップ優勝、2012年にインターハイ開始となり、男子の先生方との関わりが増え、今では、若干の笑いもとれるようになりました。2010年、330校だった加盟校も、今では467校。高校女子の競技人口も10000人を超え、ようやく10位にランクイン。5年後には、ハンドボール、ソフトボールあたりを抜き、5位くらいになりたい。そのためには、男子の先生方の協力は必須です。全国の女子担当の先生方!なにとぞ、男子部とのコミュニュケーションをとっていただき、協力体制を強化してくださるよう、お願いいたします! 夜に深谷に入り、5日・6日と、ニューイヤーカップ(本庄第一高校主催)に顔を出させていただきました。(選手は4日、山田コーチの指導のもと、参加しています。)今回は、昔、妻沼カップで会場になっていた、妻沼運動公園と本庄第一高校が会場でした。「いろんなことがあったな~」と、フラッシュバックしてしまうグランドでした。「ここで、日ノ本とも戦ったな~。上島先生の時代だけどね。」と、言うと、「私は常盤木とここでやりましたよ!」と、山田コーチ。神村学園がここで決勝戦をしていた様子も覚えています。今では天然芝や人工芝が当たり前になってしまいましたが、昔はここが青春の舞台だったんだよな~と、砂埃で茶色くなる黒い靴を見て、古き良き時代を思い出していました。 埼玉栄、成立学園、南陵、太田女子、山村学園、流経柏、熊谷女子、本庄第一 さんと、対戦させていただきました。それぞれ、チームカラーがあり、どのチームも個性的で、その中で、文京学院の特長をどうあらわしていくかということが重要だと思いました。2日目に、山田コーチにトレーニングをしてもらいましたが、「やらされているという練習は意味が無いですよね。」と、1回だけで終わりました。「指導者をやる気にさせるかどうかも、チームの力だ。」と、選手たちに有賀先生をやる気にさせた修徳の話をしました。どうやって選手のやる気を引き出すかというのが、教師のテーマであるのと同時に、どうやって指導者のやる気を引き出すかということを、選手もテーマにしてほしいです。お互いが、お互いに影響しあうようなチームになれば、必ず効果が上がるはずです!!
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1/1(金) 世界に誇る日本の部活動 謹賀新年 先日、東京大学のグローバル教育研究グループが、日本の部活動を他国に紹介し、「教育輸出を行う」という話で、本校を訪れました。そもそも、日本以外の国では、スポーツは学校教育と別に行われています。アメリカやイギリスにも、運動部がある学校がありますが、教育活動というより、週1回~2回程度のレクレーション活動のようなものであり、また、アメリカでは、そもそも全国大会などというものが存在しない(国土が広すぎて無理・・・せいぜい、アメリカンフットボールの州大会があるくらい)。それゆれ、「高体連」などという組織は存在しえない。ヨーロッパでは、地域と学校の両方でスポーツを行っている場合がほとんどですが、その規模は、地域クラブの方が圧倒的に大きく、さかんであるようです。 学校中心型でスポーツをやっている国は、日本、中国、韓国、台湾、フィリピンの5ケ国しかなく、日本以外の国では、地域型のクラブが存在しないため、エリートだけを集めて、小規模な活動に留まっている・・・つまり、青少年のスポーツ活動の中心が学校にあり、その規模が大きいのは、世界でも日本だけということになります。 日本も、欧米のように、地域クラブが中心になり、スポーツを発展させようと考えた政治家もいたようですが、その政策が、かえって部活動を衰退化させ、中学に進学すると、競技を辞めてしまうという結末に導いてしまったとも言われている地方自治体もあります。 女子サッカーという競技には、中体連は存在しません。これまで、クラブチームが主流になって、中学年代は選手の育成を担ってきました。クラブチームの指導者の方の中には、中学校の教師よりも、すぐれた教育力をもっている方もいらっしゃいます。その方は、生活指導だけではなく、学習面のサポートもしています。「部活動」よりも部活らしく、クラブチームで選手を育てている・・・ しかし、高校生年代では、高体連が存在します。普段の学校生活と、スポーツ活動をつなげていくことで、バランスの良い人間をつくりあげていく。これが、日本が世界に誇る「部活動」なのだと思います。最近では、アメリカ中心の教育が流行りになり、「部活動」を軽視する学校も増えてきています。一方で、勝利や生徒募集だけを優先し、教育活動という面が疑問視されるチームも増えてきました。自分のチームの選手だけしか見えず、視野が狭い指導者も以前より増えてきたような気がします。部活動を営むために、我々は何が必要か。競技力向上を第一に掲げる欧米とは違い、人間形成が第一の目的である日本の部活動。こうした日本独自の文化をもう一度見つめ直し、2016年も、健全で明朗な次世代の担い手を育てていきたいと思います。 2016年1月1日 |
12/31(木) 2015年活動総括 <高校> ①インターハイ予選 吉祥女子 8-0 飛鳥 3-3<PK2-4> ベスト8 ②高校選手権予選 東京成徳 4-0 飛鳥 2-1 決勝リーグ進出 決勝リーグ 修徳 1-3 十文字 0-4 村田 2-0 4位 ③東京JKリーグ 晴海総合 5-0 十文字 0-7 飛鳥 3-0 修徳 0-5 野津田 12-2 成立学園 3-2 東久留米 1-1 最終順位3位 <中学> ①U15選手権予選 【東京予選】 ソシオスU15 2-1 La・Luce 4-1 青梅ストロベリー 0-3 メニーナセリアス 1-2 INAC多摩川 1-1 PK 4-3 7位 関東大会出場 【関東予選】 FC ベルタ 0-4 1回戦敗退 ②U15ガールズ大会 十文字グリーン 0-3 1回戦敗退 ③U15リーグ(1部) 東京ベイ 0-0 フィオーレ武蔵野 1-0 修徳 1-0 INAC多摩川 0-2 青梅ストロベリー 2-3 メニーナセリアス 2-0 十文字サックス 1-1 SFIDA世田谷 0-2 FC ベルタ 3-1 最終順位 4位 ④中学校大会 決勝リーグ 十文字ブルー 0-0 十文字 1-1 修徳 1-4 最終順位 4位 来年は、文京学院中学の生徒9名が全員高1に上がります。昨年、一昨年と、そうだったので、我々には違和感が無いのですが、他校の先生方は、驚く方が多い・・・その点(辞める者がいない)は、我々の強みとして、アピールしてきたいと思っています。そして、単願で文京に決めてくれた5名が加わり、現時点で14名の高1となります。今回、単願受験の選手のレベル・意識がとても高く、一貫生の中3には、とても良い刺激になったようです。そのほか、併願受験者はたくさんおりますが、おそらく、第一希望の高校に合格される方が多いと思われるので、併願での入学者は0~3名程度だと予想します。となると、来年の高1は、14~17名程度になると思います。中学は、おそらく5名前後に落ち着くと思われます。そうなると、来年の大阪桐蔭カップは、中1~中3までで出場することになり(他のチームは、中3が出ています)、不甲斐ない結果に終わってしまった今年の悔しさをバネに頑張り、来年こそは、フラミンゴさんに勝利し、優勝するぞ!!と、モチベーションも高まることでしょう。 さあ、2016年は、どのような1年になるでしょうか。 創部20周年となる2016年、歴史を大きく変える進化が、高校、中学ともにあると信じています。 ノロマのカメは、なかなか簡単にはジャンプできませんが、ジワリ、ジワリと、進んでいます。 「サッカーを教えすぎたら、闘う姿勢がなくなってしまいました。」と、大阪で苦悩する山田先生。 「塾に行って、解き方を教わって、わかったつもりになっているだけで、定着させる努力を怠る受験生みたいなもんだね。」と、返答すると、「まさにその通りですね。」と。中学年代は、基礎をしっかり教えることが大切。闘う姿勢は、教えるものではなく、時間をかけて育めば良い。私はそう思います。ちょっと汚い話ですが、やる気とウンコは、同じ。無理に出させようとしたら、切れてしまう・・・中学生のうちは、走ることが嫌で、逃げ出す者もいるでしょう。そんな時は、逃がしておけば良い。でも、そんな選手も、自分が引っ張らなくてはならない立場になれば、意識が変わる・・・その時に、ベースとなるサッカーの技術、戦術がある者が揃っていれば、全国で通用するチームになるはずです!山田監督就任6年目となる2016年。中高一貫の完成年度となる2016年。きっと、山田チルドレンたちが、歴史を変えてくれるでしょう! 新年の活動は1月4日からとなります。 →ニューイヤーカップ予定 私の活動は1月3日からとなります。 →全日本高校女子サッカー選手権大会予定 中学生のU14大会は1月16日からとなります。 →東京都U14ガールズ大会予定 それでは、皆様、良いお年をお迎えください! |
12/30(水) 修徳→大商学園→大阪桐蔭 運命と言えば、運命かもしれません。 24日、修徳が全国大会の調整に・・・と、トップチームで戦ってくださいました。 この時期に、新チームで戦えるのは、本当に貴重な経験です。 そして、翌日から大阪へ。そしてしめくくりは、中学生の大阪桐蔭U15カップ。 この修徳と大阪桐蔭が、1月3日、初戦を戦うことになりました。 「どうですかねえ 大阪桐蔭は」 「どないですかあ 修徳さんは」 と、ビックリするくらい、まったく聞かれませんでした。 お互い、自分のチームの調子を上げることに苦労しているような感じでした。 それに比べると、「どうなの?作陽は?」という言葉と、「十文字は、調子いいんですよねえ」という言葉は、耳にタコができるくらい、聞きました。 大阪桐蔭VS修徳は、お互いのチームの持ち味を出せた方が勝ち。 十文字VS作陽は、相手の良さを消せた方の勝ち。 そんな感じがしました。
そして、大阪へ。高速道路は順調・・・かと思いきや、豊中で事故渋滞。9時間かかってしまいました。それでも、1年生の8人が、私を眠らせないように、明るく元気に同乗してくれました。あまりのおもしろさに、まったく眠くなりませんでした!! 1日目、サイドバックの中村選手が、福井工大との試合で、負傷。そのあと、連続3失点をくらいました。しかし、その後の試合は、中3生の中島、藤井がよく頑張り、強豪相手に健闘を重ねました。初日は、不安に陥っていたキャプテン清水も、徐々にチームを作り上げ、最後は、「チームができあがってきていますね!」と、めったに褒めない山田コーチからも、褒めていただくチームになりました!関西の選手の面白すぎる言葉に戸惑いながらも、いつもと違う自分を出せるようになった選手も多々出現しました。今回も、貴重な異文化体験ができました!! 仙台育英 0-0 福井工大 0-4 大商学園 0-2 ヴィクトリーズ 1-0 星翔 7-1 INACレオンチーナ 0-0 ルネス甲賀 2-1 (3勝2敗2分) B戦も、たくさんやらせていただきました。Bチームのキャプテンは、岡積選手が担当。キャプテンの苦しみを味わいました。世の中に出ても、部長や課長になると、社長と社員の間に挟まれ、苦労が絶えません。言いたいことを言えば、社員たちから嫌われ、社員たちが頑張らなければ、社長から怒られる。中間管理職は、ただ怒るだけではなく、コミュニュケーションをとりながら、やる気にさせていく力量が必要であり、そんな管理職がいる職場は、雰囲気もよく、業績も上がる・・・今回、2日目のB戦の後は、「こんなB戦、意味ない!」と、言われ、解散の危機に立たされましたが、3日目の2試合目に、感動するような試合ができ、再生のチャンスが与えられました。アッパレ、岡ちゃん! ニューイヤーカップでも、チーム シミズン と チーム オカズン で、チーム力を高めていきます!
中学生は、大阪桐蔭カップで、負け続けてしまいました。→結果PDF 怪我人続出が原因か、チームの崩壊が原因か、キャプテン塩野は、目が腫れるくらい、泣いたようです・・・ そんなチームに、大阪桐蔭の安田先生が、声をかけてくださいました。 「なんで、怒られるか、わかるか?」 塩野キャプテンの答えは、完璧だったとのこと。 「ほかのチームは、走らされたり、怒られたりしとらんで、楽しそうに笑ってるけど、そんなもんと比べたらアカンで!今、苦しい思いをしておけば、必ず高校に入ったときに、その経験を活かせるんだよ。」 と、励ましてくれたそうです。 その後、キャプテン塩野は、山田監督に、ある誓いを立てたそうです。その言葉に、山田監督は泣いてしまったと。 負け続けましたが、ドラマチックな大阪遠征だったようです。 ひよっこたちを、かわいがってくれた安田先生は、最終日にチーズケーキを買ってくれたそうです。そして、山田先生にも、先輩指導者として、たくさんのアドバイスをくれたようです。 負け続ける文京とは相反し、U15大会優勝で勢いに乗る修徳の武末監督も、ありがたい言葉をかけてくださったようです。こうして皆さんに支えられた2015年・・・ありがとうございました。 大阪桐蔭は、携帯電話の所有が一切禁止されているそうです。もし見つかったら、即刻解約とのこと。最近の子たちは、SNSに、愚痴を書く・・・そして、グループ化により、仲間外れを作りだす・・・これが、人間関係を希薄にさせていく・・・人間同士の絆を弱めるには、絶好のツール。だからこそ、大阪桐蔭は、全面禁止にしたそうです。監督、コーチは、不便なことが多々あるようですが、それでも、全面禁止には肯定的です。決して義務ではないサッカーノートも、毎日提出する選手がほとんどだそうです。チームが壊れそうになったときは、携帯電話禁止にするのも、もしかしたら、一案かもしれません。 昔は、文句は口で言うものでした。しかし、スマホの普及により、文句は、ツイッターで公開するものになってしまいました。本人は、限られた人たちだけにしか見られていないと思って、なんでも書いてしまいますが、人づてにその情報は伝達され、見たくない人にまで見られることになる・・・そして、人を傷つけ、信頼関係をなくし、結局は自分が損をするという、悲しい結果になってしまうのです。昔のように、みんなで集まって、教師や先輩の悪口を言って、スッキリする方が、何倍も健全です!!
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12/23(水) 東京JKリーグ閉幕&引退試合 第1回東京JKリーグが終了いたしました。 ご協力いただいた皆様に、感謝いたします! 今日も、協賛いただいたスポンサー様にご来場いただきました。 課題もたくさん残りましたが、まずまずの成果があったと言えるでしょう。 来年以降、もっともっと盛り上がる大会にできるよう、皆様、よろしくお願いいたします。 →最終結果はこちらです 引退試合となった、最終節、東久留米総合戦。 5人の高3全員を80分間出すと決めた以上は、やらなければならない・・・ しかし、負けてしまったら、「十文字、修徳に次ぐ、3位」という勲章をもらえない・・・ チームとしては、ほとんど一緒にプレーしたことが無いメンバーで、急造チームを編成。 高3の希望を聞いてポジションを決める・・・4-1-4-1 という、慣れないシステムで挑むことにしました。 すると、ターゲットが見つからず、楽なパスコースばかりを選択し、ボールが前に入らない状況が続きました。そして、バックパスのミスから発生したCKで、失点。0-1で前半を終了しました。後半に入り、いつも通りの4-4-2でプレー開始。すると、松村選手が決めて、1-1に。その後は、お互いチャンスを決めきれず、1-1で試合終了。勝ち点1をゲットして、3位で終了しました。 前日に、前半と後半のメンバーを配布し、「あとは自分たちで楽しめ!」と、選手たちに丸投げしましたが、高3は、最後までやれるだけのことをやり、高2は、いつも以上に踏ん張り、何とか勝ち点をゲットし、笑顔で終わることができました。怪我をしてパフォーマンスが落ちてしまったり、自分のプレースタイルを生かせなかったり、チームのためにポジションを急遽変えたり・・・最高学年となった今年、常にピッチに立って、走力と技術と意識でチームを牽引した、小平・稲田・松山という、3人の影に隠れながら、それでもチームのことを愛し、腐らずに頑張ってきた5人の選手たち・・・このうち、3人は、大学で、一人はクラブチームでサッカーを続けてくれます。今度は、怪我をしないような身体をつくり、自分のプレースタイルを生かせるようなメンタリティーを持って、表舞台に立てるように!!日々努力を続けてください!! 【前半】GK 松井 DF 権田・大輪・千葉・中村 MF 額賀・清水・山本捺・山本美・内田 FW 松村 【後半】GK 松井 DF 権田・大輪・山本捺・中村 MF 額賀・清水・山本美・内田 FW 松村・有澤 赤:高3
普通の教師は、今日から1月7日までお休みなのに・・・なんでこんなに早起きしなきゃいけないの~寒い~!! と、思うこともありますが、最後の試合の運営をしてくれた十文字の選手たちは、6:30~18:30!!12時間!! 今回のJKリーグ実施の影にある、十文字の選手たちの苦労を考えれば、なんのその! そして、大先生のもとで働く、スタッフの皆さんの苦労を考えれば、屁の河童! 佐々木様、柴山様、肥沼様、本当に、ありがとうございました!!!!! 第1回JKリーグ優勝、JCS杯優勝、十文字高校!!!!!おめでとうございます!!!!!! |
12/21(月) 年末十文字詣 12月に入り、平日、3回目の十文字詣。 年末で交通渋滞気味になると、学校からバスで50分かかります。 空いていれば、40分弱なのですが・・・ グランドをつくるのは無理なので、せめて、高速道路の出口を十文字グランドのすぐ近くに新設するくらいは、私の力でできれば・・・なんて、政治家になって、演説している夢を見るくらい熟睡して、グランドへ到着。 高3、5名を入れて、引退試合のテストマッチを行いました。泣いたり笑ったり、気付くと、また泣いたり・・・愉快な動物たちも、最後の試合では、笑顔で終わって欲しい。ただ、そう祈るだけです。2本目は、中3を中心にしたチームで挑みました。すると、中島選手からのスルーパスを受けた、高校から入学予定のO選手(入学前なのでイニシャルにします)が、見事にゴールを決めました。すると、中島選手が全力で走って、ハグ!!一貫生と高入生が、こうして入学前にハグするなんて、素晴らしいと思いました。さすが、昨日の3年生を送る会で、「高校から入ってくる選手たちを、しっかりまとめます!」と、宣言しただけのことはあります。3年後の大事な大会でも、「あっ、このシーン、見たことある!」と、デジャブーを予感しました。 JKリーグの優勝は、十文字または修徳のいずれかになりました。 3位は・・・文京学院になるか、いなか・・・そんな大事な東久留米戦ですが、高3の5人の引退試合ですので、勝ち負けよりも、明るさ、楽しさ、元気良さ、笑顔、気持ち、感謝 を重視して、頑張ってほしいです!それが結果につながると信じて!それでは頑張れないという人は、以下の賞品も意識して! 得点王とMVPの賞品は、3万円相当の ミズノ製スパイクです。 優秀選手10名の賞品は、1万円相当の ペナルティー製ウエアです。 成立学園の中野先生は、「スパイクは27.5cmで、ウエアはXOで!」と、どうやら、自分がもらおうとしています! 昨日の写真の追加です・・・
年末の三保の森フェスティバル(横浜翠陵高校主催)の予定が知りたい!という、記者の方がいらっしゃいましたので、学校のホームページに、掲載しておきました!文京学院中学が25日にお世話になります。 →こちらです! |